JPH10133930A - データベースシステム - Google Patents

データベースシステム

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JPH10133930A
JPH10133930A JP8292665A JP29266596A JPH10133930A JP H10133930 A JPH10133930 A JP H10133930A JP 8292665 A JP8292665 A JP 8292665A JP 29266596 A JP29266596 A JP 29266596A JP H10133930 A JPH10133930 A JP H10133930A
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JP
Japan
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database
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storage unit
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Application number
JP8292665A
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English (en)
Inventor
Naomichi Chiyoda
尚道 千代田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たなフィールド上のデータをもとのデータ
ベースを再構築することなく登録することができ、ま
た、複数の使用者それぞれに対して必要なフィールドを
動的に変更して使用者個々に対応しこれにより保守を容
易にできる。 【解決手段】 データベースシステムにおいて、初期設
定時の項目情報を保存する初期項目記憶部と、データベ
ース各々の現在の項目情報を保存する項目情報記憶部
と、データベースを更新する際に、各記憶部に保存され
た項目情報に基づき、今回更新されるデータベースにお
いて新たに追加された項目情報を抽出し、項目情報記憶
部に追加する項目情報抽出手段と、あるデータベースの
情報を抽出する際、各記憶部に保存された項目情報に基
づき、当該データベースの情報の順序を項目情報におけ
る項目名に対応する並びに変換し、出力する情報抽出手
段とを備え、動的に項目情報の更新制御を実行可能とし
たデータベースシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデータベースシス
テム、更に詳しくは表計算プログラム等の使用時におけ
る項目の付加の部分に特徴のあるデータベースシステム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばプラントのシステムの設計を行う
場合に、設計対象の各要素に対して表形式等で情報を登
録管理するデータベースシステムが用いられている。従
来この種のデータベースシステムでは、データベースの
レコードの候補キーの設定と属性との関連を決定するた
め、管理者が予めもとのデータベースを構築し、各使用
者は構築されたデータベースに対して情報を登録、抽
出、更新している。
【0003】図6は従来のデータベースシステムの概要
を示すブロック図である。同図に示すように、ホスト計
算機81内にデータベースシステム82が設けられ、上
記したように管理者がその目的に応じて種々のデータベ
ース83を作成する。
【0004】例えば使用者がデータベース83の内容を
用いて表計算ソフト84を使用する場合、その表計算に
おけるフィールド(すなわち、項目)面はデータベース
83の属性として定義されている項目をホスト計算機8
1に収められたデータベース83から取り出しクライア
ント端末85にて使用する。
【0005】そして、表計算ソフト84の使用結果をデ
ータベース83に対して更新する場合に、従来のシステ
ムではその表計算上のフィールド内の情報のみを抽出し
てデータベースを更新するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のデータベースシステムにおいては、新たに項目
等の属性を追加しようとしても、もとのデータベースに
おけるフィールド等の構築状態が固定であるため、その
ような追加は不可能である。このようなフィールド(項
目)追加をしたい場合には、管理者が一旦データベース
のデータを吸い上げて、新たにデータベースを再構築
し、吸い上げたデータを再度新たなデータベースにイン
ストールするようにしている。
【0007】図7は従来のデータベースで設けられる項
目について示す図である。同図(a)は、管理者がもと
もと作成したフィールド(項目)について示している。
このような場合、表計算ソフト84上で使用者が同図
(b)に示すような新たなフィールドを設けたとする。
【0008】しかしながら、表計算ソフト84上で使用
者各人が作成したフィールドをデータベース83に追加
しようとしても、上記したようにデータベース自体への
登録はできない。したがって、データベース83で取り
扱い可能なフィールドについてのデータのみをデータベ
ース83に保存登録し、新たに追加するフィールド内の
データは表計算ソフト84上で個人的に分離管理するよ
うにしている。
【0009】したがって、このような場合に使用者は、
再度データベース83からデータを抽出したとき必要に
応じ、その分離管理したフィールド内のデータをデータ
ベース83から抽出したデータとの整合性を見ながら付
加しなければならない。
【0010】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、使用者が新たに必要としたフィールド上の
データをもとのデータベースを再構築することなく登録
することができ、また、複数の使用者それぞれに対して
必要なフィールドを動的に変更して使用者個々に対応し
これにより保守を容易にできるデータベースシステムを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、情報を少なくとも1つ
の項目を有する表形式で管理しデータベースとして登録
し、この登録されたデータベースの情報を抽出、更新可
能なデータベースシステムにおいて、データベース各々
の初期設定時に設けられた項目情報を保存する初期項目
記憶部と、登録されたデータベース各々の現在の項目情
報を保存する項目情報記憶部と、データベースから情報
を抽出後、更新をする際に、初期項目記憶部及び項目情
報記憶部に保存された項目情報に基づき、今回更新され
るデータベースにおいて新たに追加された項目情報を抽
出し、項目情報記憶部に追加する項目情報抽出手段と、
あるデータベースの情報を抽出する要求があったとき、
初期項目記憶部及び項目情報記憶部に保存された項目情
報に基づき、当該データベースの情報の順序を項目情報
における項目名に対応する並びに変換し、出力する情報
抽出手段とを備え、動的に項目情報の更新制御を実行可
能としたデータベースシステムである。
【0012】このような構成を設けたことにより、請求
項1に対応する発明においては、データベース更新時に
は新たに追加される項目情報(フィールド情報)が抽出
保存され、項目情報記憶部に記憶される。
【0013】一方、データベースの情報が抽出される時
には、新たに追加された項目情報も含めた全項目情報に
ついての情報が、その項目情報における項目名順に対応
する並びとなって出力されることとなる。
【0014】したがって、使用者が新たに追加した項目
上のデータをもとのデータベースを再構築することなく
登録することができ、また、項目を動的に変更してデー
タベースの情報を提供することができる。
【0015】次に、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、抽出されたデータベースの
情報を取り扱う少なくとも1つの端末と、端末個々に対
応して若しくは端末の使用者単位に対応して設けられた
個別項目情報管理手段とを備え、個別項目情報管理手段
は、データベース各々の利用初期時に設定された項目情
報を保存する個別初期項目記憶部と、端末から更新する
データベース各々の情報についての現在の項目情報を保
存する端末もしくは使用者単位の個別項目情報記憶部
と、端末からデータベースの更新を行う際に、個別初期
項目記憶部及び個別項目情報記憶部に保存された項目情
報に基づき、今回更新されるデータベースにおいて新た
に追加された項目情報を抽出し、個別項目情報記憶部に
追加する個別項目情報抽出手段と、あるデータベースの
情報を抽出する要求に基づき、情報抽出手段から変換さ
れたデータベースの情報を受け取ると、個別初期項目記
憶部及び個別項目情報記憶部に保存された項目情報に基
づき、端末で使用する情報のみを抽出し当該端末に出力
する個別情報抽出手段とからなり、使用者単位で動的に
項目情報の更新制御を実行可能としたデータベースシス
テムである。
【0016】このような構成を設けたことにより、請求
項2に対応する発明においては、請求項1に対応する発
明と同様に作用する他、複数の使用者単位で個々に設定
初期の項目情報及び使用により追加された項目情報が管
理され、使用者単位で設定された項目情報に対応するデ
ータベースの情報のみを端末に出力することができる。
【0017】また、このように作用する個別項目情報管
理手段が請求項1に対応するデータベースシステムに設
けられたことにより、項目情報抽出手段は複数の使用者
からのデータベース更新要求に応じて項目情報を抽出す
ることとなる。したがって、項目情報記憶部には、デー
タベース毎に、使用者全員が付加した項目情報が統合さ
れた形で保存されることとなる。
【0018】また、項目情報抽出手段もこの使用者全員
の統合された項目情報を用いて、複数使用者に対応する
データベースの情報を出力し、個別項目情報抽出手段に
よって、使用者個々に対応するデータベースの情報が抽
出される。
【0019】したがって、使用者が新たに必要としたフ
ィールド上のデータをもとのデータベースを再構築する
ことなく登録することができ、また、複数の使用者それ
ぞれに対して必要なフィールドを動的に変更して使用者
個々に対応しこれにより保守を容易にすることができ
る。
【0020】また、請求項3に対応する発明は、請求項
2に対応する発明において、個別項目情報管理手段は、
個別初期項目記憶部及び個別項目情報記憶部のみが端末
単位毎若しくは使用者単位毎に設けられ、個別項目情報
抽出手段及び個別情報抽出手段は、端末若しくは使用者
で共通して設けられるデータベースシステムである。
【0021】このような構成を設けたことにより、請求
項3に対応する発明においては、請求項2に対応する発
明と同様に作用する。さらに、請求項4に対応する発明
は、請求項1〜3に対応する発明において、データベー
スを登録する登録部の登録形式が、初期設定時に設けら
れた項目情報にのみ対応して更新可能な形式であると
き、初期設定時の項目情報以外の追加された項目情報に
対応するデータベースの情報は、1データに合成して登
録するとともに、データベースの情報の抽出時には、1
データに合成された情報を追加された項目情報に対応す
る形式の情報に変換し情報抽出手段に引き渡すアクセス
手段を備えたデータベースシステムである。
【0022】このような構成を設けたことにより、請求
項4に対応する発明においては、請求項1〜3に対応す
る発明と同様に作用する他、従来技術で説明したデータ
ベースシステムのように、データベースを登録する登録
部の登録形式が初期設定時に設けられた項目情報にのみ
対応して更新可能な形式であっても、使用者単位で動的
に項目情報の更新制御を実行可能とすることができる。
つまり、従来のデータベースシステムに上記各構成を付
加することで、上記作用効果を奏するデータベースシス
テムへと変更することが容易にできる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (発明の第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施
の形態に係るデータベースシステムの一例を示す構成図
であり、図6に示す従来装置と同一部分には同一符号を
付して詳細説明を省略する。
【0024】このデータベースシステムは、大型計算機
やワークステーション等からなるホスト計算機21に収
められたデータベースシステム本体22,データベース
フィールド情報管理部23及びクライアントフィールド
情報管理部24と、ホスト計算機21に直接又はLAN
等のネットワークで接続されたワークステーションやパ
ソコン等からなるクライアント端末25とによって構成
されている。
【0025】データベースシステム本体22は、従来技
術で説明した図6のデータベースシステム82と同様な
ものであり、管理者により予めもとのデータベースが作
成されて、当該データベースのレコードの候補キーの設
定と属性との関連が決定されデータベースフィールド情
報管理部23からのアクセスにより情報が登録、抽出、
更新されるようになっている。
【0026】データベースフィールド情報管理部23
は、クライアント端末25からの抽出要求に応じデータ
ベースシステム本体22から、後に付加されたフィール
ド情報に関する情報を含め、指定されたデータベースに
対応する情報を取り出し、後述する必要な変換を施して
クライアントフィールド情報管理部24に入力する。ま
た、クライアントフィールド情報管理部24から入力さ
れ、抽出要求のあったクライアント端末5に対応した独
自の付加フィールド情報を含む登録データ情報のうち、
付加されるフィールド情報を自己に保存し、付加された
フィールド情報に関する情報を含め、変更情報をデータ
ベースシステム本体22に保存する。
【0027】言い換えると、データベースフィールド情
報管理部23は、クライアント端末25独自のフィール
ド情報を管理しており、情報保存時にこのフィールド情
報に対応するように従来技術のデータベースに対して必
要な変換を施して保存し、また、情報抽出時には保存に
対応した変換を抽出情報に施すことで、クライアント端
末5独自のフィールド情報に対応する登録、抽出、更新
を従来技術のデータベースシステム本体22においても
可能とするものである。
【0028】クライアントフィールド情報管理部24
は、データベースフィールド情報管理部23から受け取
った情報にそのデータベース本来のフィールド情報及び
独自の付加フィールド情報を当てはめ対応する情報のみ
をクライアント端末25に出力する。また、クライアン
ト端末25で新たに付加されたフィールド情報を含む登
録データ情報のうち、付加されるフィールド情報を自己
に保存するとともに、そのフィールド情報を含む登録デ
ータ情報についての情報をデータベースフィールド情報
管理部23に出力する。つまり、図1では1台の端末し
か示されていないが、クライアントフィールド情報管理
部24は、各端末毎に若しくは使用者毎にクライアント
端末25独自のフィールド情報を管理し、対応する処理
を実現するものである。
【0029】クライアント端末25は、データベースフ
ィールド情報管理部23に抽出要求を通知し、データベ
ースシステム本体22から抽出したデータを用いて、使
用者が例えば表計算ソフト等でデータの編集等を行うよ
うになっている。
【0030】次に、上記各構成について図2を用いてよ
り具体的に説明する。図2は本実施の形態のデータベー
スシステムの具体的な構成例を示すブロック図である。
【0031】同図に示すように、データベースフィール
ド情報管理部23は、データベースシステムアクセス部
2と、データベースフィールド情報記憶部3と、データ
ベースフィールド登録情報記憶部4と、データベース情
報抽出部7と、データベースフィールド情報抽出部8と
によって構成されている。
【0032】一方、クライアントフィールド情報管理部
24は、個別フィールド登録情報記憶部5と、アクセス
登録情報記憶部6と、フィールド情報抽出部9と、デー
タフィールド情報抽出部10とによって構成されてい
る。
【0033】これらの各構成のうち、まず、フィールド
情報について記憶する各記憶部3,4,5,6について
説明する。データベースフィールド情報記憶部3は、各
クライアント端末5によって、データベース構築当初の
ものに追加されたフィールド情報を記憶している。な
お、本記憶部3は、多数のクライアント端末5がある場
合でも各端末5すべての付加フィールド情報を端末毎に
記憶している。
【0034】データベースフィールド登録情報記憶部4
は、データベースシステム本体に管理者等が構築したデ
ータベースにおけるデータベース構築当初のフィールド
情報を記憶している。
【0035】個別フィールド登録情報記憶部5は、対応
するクライアント端末5によって、データベースに対
し、個人用に作成された表形式当初のものに、後に追加
されたフィールド情報を記憶している。
【0036】アクセス登録情報記憶部6は、クライアン
ト端末25の使用者がデータベースに対する表形式の構
築当初のフィールド情報を記憶する。データベースフィ
ールド登録情報記憶部4と異なり、予め個人用に表形式
に変換するために必要なフィールド情報を記憶する。し
たがって、その内容はデータベースフィールド登録情報
記憶部4と同じか、もしくは、個人用に特にフィールド
情報が付加されたものとなっている。
【0037】次に、これらの各記憶部の情報を利用する
処理部である各部2,7,8,9,10についてクライ
アント端末25から順を追って説明する。データフィー
ルド情報抽出10は、使用者がデータベースを更新登録
するためにクライアント端末25から送信した表形式の
登録データ情報fのフィールド情報と、アクセス登録情
報記憶部6に予め記憶していた使用者が使用するフィー
ルド情報とを比較し、新規に追加されたフィールドを個
別フィールド登録情報記憶部iに記憶すると共に、アク
セス登録情報jと個別フィールド登録情報iの並びに変
換した変換登録データ情報lをデータベースフィールド
情報抽出部8に送信する。
【0038】データベースフィールド情報抽出手段8
は、予めデータベースフィールド登録情報記憶部4に記
憶されたデータベースシステムの属性hとは別に、使用
者がそのデータベースを使用する場合に表形式として見
る場合のフィールド情報と変換登録データ情報lにより
新規に追加されたフィールドを含んだ最新のフィールド
情報gをデータベースフィールド情報記憶部3に記憶す
ると共に、最新のデータベースフィールドの並びに変換
されたデータベース更新情報cをデータベースシステム
アクセス部2に送信する。
【0039】データベースシステムアクセス部2は、デ
ータベース更新情報cの内容をデータベースフィールド
情報gによりデータベースシステム本体2で予め定義さ
れた属性の並びに変換し保存する。
【0040】また、データベースシステムアクセス部2
は、クライアント端末25からデータベースの情報の要
求を受けると、データベースシステム本体22にアクセ
スするとともに、複数存在する現状使用者の全員のそれ
ぞれが使用する表形式を統合した情報である,データベ
ースフィールド情報gをデータベースフィールド情報記
憶部3から呼び出す。さらに、データベースシステム本
体22から抽出したアクセス情報bを、データベースシ
ステム本体22で定義された属性及びデータベースフィ
ールド情報gに対応したフィールドに変換し、データベ
ース情報抽出部7に変換データベース情報dとして送信
する。
【0041】データベース情報抽出部7は、変換データ
ベース情報dをデータベースフィールド情報gとデータ
ベースフィールド登録情報hに基づき、複数の使用者が
表形式にそのデータを見るためのフィールドの並びに変
換した整列データベース情報kとしてフィールド情報抽
出部9に送信する。
【0042】フィールド情報抽出部9は、各使用者毎に
対応する情報である個別フィールド登録情報iとアクセ
ス登録情報jとに基づき、整列データベース情報kを、
要求した使用者の個別表形式に変換し、アクセス選択抽
出情報eとしてクライアント端末に提供する。
【0043】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係るデータベースシステムの動作について説
明する。図2において、データベース使用者がクライア
ント端末25上にデータベースの内容を抽出する場合、
まずクライアント端末25から必要とするデータベース
を要求する抽出要求信号aがデータベースシステムアク
セス部2に送信される。
【0044】次に、データベースシステム本体22より
指定されたデータベースの内容がアクセス情報bとして
抽出される。また、データベースシステム本体22で定
義された属性を複数のクライアント端末25が見るため
の表形式のフィールドに変換するための内容を含むデー
タベースフィールド情報gがデータベースフィールド情
報記憶部3から呼び出される。そしてデータベースフィ
ールド情報gを使用することで上記変換をされた変換デ
ータベース情報dがデータベース情報抽出部7に送信さ
れる。
【0045】次に、データベース情報抽出部7によっ
て、変換データベース情報dは、データベースフィール
ド情報記憶部3に記憶されたデータベースフィールド情
報g及び予め複数のクライアントが表形式として必要な
フィールド情報を記憶したデータベースフィールド登録
情報記憶部4のデータベースフィールド登録情報hに基
づき、複数のクライアント端末25にて表形式で見るた
めのデータの並びに変換され、整列データベース情報k
としてフィールド情報抽出部9に送信される。
【0046】さらに、複数のクライアント端末25用に
統合された整列データベース情報kは、フィールド情報
抽出部9によって、予め個人用に表形式に変換するため
に必要なフィールド情報を記憶したアクセス登録情報記
憶部6のアクセス登録情報j及びデータベースを更新す
る際に新規に追加したフィールド情報を記憶する個別フ
ィールド登録情報記憶部5の個別フィールド登録情報i
に基づき、当該クライアント端末25で必要な表形式の
情報に選択抽出され、アクセス選択抽出情報eとしてク
ライアント端末25に送信される。
【0047】クライアント11では、送信されたアクセ
ス選択抽出情報eが表計算ソフト等によって展開され、
使用者によってデータ内容が変更される。クライアント
11が修正した表計算ソフトの表をデータベースの内容
に更新する場合には、まず、先に抽出され、表計算ソフ
トにより変更された登録データ情報fがデータフィール
ド情報抽出部10に送信される。
【0048】次に、データフィールド情報抽出部10に
よって、アクセス登録情報jと個人の動的に追加したフ
ィールド情報を記憶した個別フィールド登録情報5の個
別フィールド登録情報iとの内容に基づき、登録データ
情報fの内容に新規のフィールドが存在するか否かが確
認される。ここで、新規のフィールドが存在した場合に
は、新たな個別フィールド登録情報iが個別フィールド
登録情報記憶部5に記憶される。
【0049】また、データフィールド情報抽出部10に
より、登録データ情報fのデータの並びがアクセス登録
情報jと個別フィールド登録情報iの並び情報により変
換され、変換登録データ情報lとしてデータベースフィ
ールド情報抽出部8に送信される。
【0050】データベースフィールド情報抽出部8によ
り、データベースフィールド情報g及びデータベースフ
ィールド登録情報hに基づき、変換登録データ情報lに
新規のフィールドが存在するか否か確認され、存在する
場合は新たなデータベースフィールド情報gがデータベ
ースフィールド情報記憶部3に記憶される。
【0051】またデータベースフィールド情報抽出部8
によって、個別単位にデータの並びが変換された変換登
録データ情報lは、データベースフィールド情報記憶部
3に記憶されているデータベースフィールド情報gに基
づき、複数のクライアントが表形式で見るためのデータ
の並びに変換されたデータベース更新情報cとしてデー
タベースシステムアクセス部2に送信される。
【0052】複数のクライアントが表形式で見るための
データの並びに変換された,データベース更新情報cを
受信したデータベースシステムアクセス部2によって、
データベース更新情報cがアクセス情報bとしてデータ
ベースシステム本体22に変換保存される。
【0053】このとき、具体的にはデータベースシステ
ムアクセス部2により次のような処理がなされる。すな
わち、データベースシステム本体22で定義された属性
と複数のクライアントが見るための表形式のフィールド
の変換内容を含むデータベースフィールド情報gが使用
され、属性と一致するフィールドはその属性に変換さ
れ、属性に定義していないフィールドは予めデータベー
スシステム本体22の属性として可変長扱いのデータと
される。そして、属性に定義されていないフィールド全
てが一つのデータとして合成され、フィールド情報と共
に変換され、データベースシステム本体22に対してア
クセス情報bが送信される。
【0054】上述したように、本発明の実施の形態に係
るデータベースシステムによれば、データベースシステ
ム本体22でで予め定義するデータベースの属性とは別
に使用者が使用する表計算ソフト等からのフィールド情
報を管理するようにしたので、使用者が新たに必要とし
たフィールド上のデータを同一のデータベース上に登録
するためにいちいちデータベースの再構築を行わずとも
フィールド単位に動的に追加することができる。
【0055】また、本実施形態によれば、複数の使用者
に対して必要とするフィールド選択を使用者別に管理す
るようにしたので、その使用者が必要としないデータを
省くことができ、データベースを再構築せずに新たなフ
ィールドを容易に追加できるとともに、保安性の高いデ
ータベースシステムとすることができる。
【0056】さらに、本実施形態によれば、データベー
スシステムアクセス部2により、初期設定時以外の追加
されたフィールドに対応する情報を1データに合成して
登録し、その情報抽出時には、1データに合成された情
報を追加されたフィールドに対応する形式の情報に変換
するようにしたので、従来技術を用いたフィールドを動
的に付加変更できない形式の概存データベースシステム
を動的にフィールド情報を変更できる柔軟なデータベー
スシステムに容易に作り変えることができる。 (第1の実施形態の変形例1)第1の実施形態では、ク
ライアント端末25が1つ接続された形態を図1及び図
2に示している。しかし、上述したように、本実施形態
のデータベースシステムは多数のクライアント端末25
が接続された場合、もしくは多数の利用者が利用者単位
でデータベースシステムを利用する場合を考慮してい
る。
【0057】図3は本実施の形態のデータベースシステ
ムにおいて、クライアント端末が複数接続される場合の
一形態を例示する図である。同図においては、図1、図
2と同一部分には同一部分を付して説明を省略する。
【0058】すなわちクライアントフィールド情報管理
部24aには、複数のクライアント用管理部24bが設
けられ、各クライアント用管理部24bはそれぞれクラ
イアント端末25もしくは利用者の単位に対応する。な
お、個々のクライアント用管理部24bは、図1及び図
2のクライアントフィールド情報管理部24と同様に構
成され動作する。
【0059】なお、この場合において、各クライアント
用管理部24bには個別フィールド登録情報記憶部5及
びアクセス登録情報記憶部6のみを設け、フィールド情
報抽出部9及びデータフィールド情報抽出部10はクラ
イアントフィールド情報管理部24a全体で共通させる
ようにしてもよい。 (第1の実施形態の変形例2)本変形例は、第1の実施
形態において多数のクライアント端末が複数接続される
場合、もしくは多数の利用者が利用者単位でデータベー
スシステムを利用する場合の他の形態について説明す
る。
【0060】図4は本実施の形態のデータベースシステ
ムにおいて、クライアント端末が複数接続される場合の
他の形態を例示する図であり、図1、図2と同一部分に
は同一部分を付して説明を省略する。
【0061】同図に示す形態においては、複数のクライ
アント端末25に対応する各クライアントフィールド情
報管理部24は、対応するクライアント端末25に設け
られている。また、各クライアント端末25はデータ伝
送路26を介して接続され、ホスト計算機21を含めて
ネットワークシステムを構築している。
【0062】本変形例では、図1、図2と同様なクライ
アントフィールド情報管理部24がクライアント端末の
ハードウエア資源により動作し、データ伝送路26を介
してデータベースフィールド情報管理部23と通信す
る。 (発明の第2の実施の形態)図5は本発明の第2の実施
の形態に係るデータベースシステムの一例を示す構成図
であり、図2と同一部分には同一符号を付して説明を省
略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0063】このデータベースシステムにおいては、第
1の実施形態におけるデータベースシステム本体に代え
て記憶装置としてのファイルシステム22bを使用して
いる。また、この変更に伴いデータベースシステムアク
セス部2に代えてアクセス部2bを用いている。その他
の構成・動作は第1の実施形態と同様である。
【0064】ファイルシステム22bは、単なる記憶装
置であり、データベースの更新保存に際し、新たなフィ
ールドを自由に付加して保存することができる。また、
アクセス部2bは、データベース構築後に付加されたフ
ィールドであっても、データベース構築当初に設けられ
たフィールドと同様に保存することができ、したがっ
て、第1の実施形態で説明したようなデータの変換が実
行されない他は、第1の実施形態におけるデータベース
システムアクセス部2と同様に構成されている。
【0065】つまり、本実施形態のデータベースシステ
ムにおいては、データベースフィールド情報管理部23
とクライアントフィールド情報管理部24とが、データ
ベースシステムにおける情報の取出し、変更、登録手段
として動作するとともに、フィールド情報の管理手段を
も兼ねており、これにより、データベースシステムとし
ての動作が確保される。
【0066】上述したように、本発明の実施の形態に係
るデータベースシステムによれば、既存のデータベース
システム本体にアクセスするためのデータベースシステ
ムアクセス部2を除く他、第1の実施形態と同様な構成
を設けたので、上記発明の実施の形態に係るデータベー
スシステムと同様の効果を奏することができる。
【0067】また、本実施形態のデータベースシステム
は、第1の実施の形態における各変形例の場合に対して
も、適用することができる。なお、本発明は、上記各実
施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。
【0068】また、実施形態に記載した手法は、コンピ
ュータに実行させることができるプログラムとして、磁
気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の記憶媒体に格納し、EWS、ワークステーシ
ョンやパソコンに使用するアプリケーションのパッケー
ジソフトウエアとして頒布することもできる。
【0069】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、使
用者が新たに必要としたフィールド上のデータをもとの
データベースを再構築することなく登録することがで
き、また、複数の使用者それぞれに対して必要なフィー
ルドを動的に変更して使用者個々に対応しこれにより保
守を容易にできるデータベースシステムを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデータベース
システムの一例を示す構成図。
【図2】同実施の形態のデータベースシステムの具体的
な構成例を示すブロック図。
【図3】同実施の形態のデータベースシステムにおい
て、クライアント端末が複数接続される場合の一形態を
例示する図。
【図4】同実施の形態のデータベースシステムにおい
て、クライアント端末が複数接続される場合の他の形態
を例示する図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るデータベース
システムの一例を示す構成図。
【図6】従来のデータベースシステムの概要を示すブロ
ック図。
【図7】従来のデータベースで設けられる項目について
示す図。
【符号の説明】
2…データベースシステムアクセス部 3…データベースフィールド情報記憶部 4…データベースフィールド登録情報記憶部 5…個別フィールド登録情報記憶部 6…アクセス登録情報記憶部 7…データベース情報抽出部 8…データベースフィールド情報抽出部 9…フィールド情報抽出部 10…データフィールド情報抽出部 21…ホスト計算機 22…データベースシステム本体 23…データベースフィールド情報管理部 24…クライアントフィールド情報管理部 25…クライアント端末

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を少なくとも1つの項目を有する表
    形式で管理しデータベースとして登録し、この登録され
    たデータベースの情報を抽出、更新可能なデータベース
    システムにおいて、 前記データベース各々の初期設定時に設けられた項目情
    報を保存する初期項目記憶部と、 前記登録されたデータベース各々の現在の項目情報を保
    存する項目情報記憶部と、 前記データベースから情報を抽出後、更新をする際に、
    前記初期項目記憶部及び前記項目情報記憶部に保存され
    た項目情報に基づき、今回更新されるデータベースにお
    いて新たに追加された項目情報を抽出し、前記項目情報
    記憶部に追加する項目情報抽出手段と、 あるデータベースの情報を抽出する要求があったとき、
    前記初期項目記憶部及び前記項目情報記憶部に保存され
    た項目情報に基づき、当該データベースの情報の順序を
    項目情報における項目名に対応する並びに変換し、出力
    する情報抽出手段とを備え、動的に項目情報の更新制御
    を実行可能としたことを特徴とするデータベースシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 抽出された前記データベースの情報を取
    り扱う少なくとも1つの端末と、前記端末個々に対応し
    て若しくは前記端末の使用者単位に対応して設けられた
    個別項目情報管理手段とを備え、 前記個別項目情報管理手段は、 前記データベース各々の利用初期時に設定された項目情
    報を保存する個別初期項目記憶部と、 前記端末から更新するデータベース各々の情報について
    の現在の項目情報を保存する前記端末もしくは前記使用
    者単位の個別項目情報記憶部と、 前記端末から前記データベースの更新を行う際に、前記
    個別初期項目記憶部及び前記個別項目情報記憶部に保存
    された項目情報に基づき、今回更新されるデータベース
    において新たに追加された項目情報を抽出し、前記個別
    項目情報記憶部に追加する個別項目情報抽出手段と、 前記あるデータベースの情報を抽出する要求に基づき、
    前記情報抽出手段から変換されたデータベースの情報を
    受け取ると、前記個別初期項目記憶部及び前記個別項目
    情報記憶部に保存された項目情報に基づき、前記端末で
    使用する情報のみを抽出し当該端末に出力する個別情報
    抽出手段とからなり、使用者単位で動的に項目情報の更
    新制御を実行可能としたことを特徴とする請求項1記載
    のデータベースシステム。
  3. 【請求項3】 前記個別項目情報管理手段は、前記個別
    初期項目記憶部及び前記個別項目情報記憶部のみが前記
    端末単位毎若しくは前記使用者単位毎に設けられ、前記
    個別項目情報抽出手段及び前記個別情報抽出手段は、前
    記端末若しくは前記使用者で共通して設けられることを
    特徴とする請求項2記載のデータベースシステム。
  4. 【請求項4】 前記データベースを登録する登録部の登
    録形式が、初期設定時に設けられた項目情報にのみ対応
    して更新可能な形式であるとき、前記初期設定時の項目
    情報以外の追加された項目情報に対応するデータベース
    の情報は、1データに合成して登録するとともに、前記
    データベースの情報の抽出時には、1データに合成され
    た情報を前記追加された項目情報に対応する形式の情報
    に変換し前記情報抽出手段に引き渡すアクセス手段を備
    えたことを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか1項
    記載のデータベースシステム。
JP8292665A 1996-11-05 1996-11-05 データベースシステム Pending JPH10133930A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052542A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Mitsubishi Electric Corp データベース管理システム
JP2015022575A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 富士通株式会社 データ管理プログラム、データ管理装置およびデータ管理方法

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