JPH10132945A - 電離箱 - Google Patents

電離箱

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JPH10132945A
JPH10132945A JP9292419A JP29241997A JPH10132945A JP H10132945 A JPH10132945 A JP H10132945A JP 9292419 A JP9292419 A JP 9292419A JP 29241997 A JP29241997 A JP 29241997A JP H10132945 A JPH10132945 A JP H10132945A
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JP
Japan
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ionization
chamber
electrodes
housing
primary
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Withdrawn
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JP9292419A
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English (en)
Inventor
Jonathan Yi Yao
イィ ヤウ ジョナサン
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Siemens Medical Solutions USA Inc
Original Assignee
Siemens Medical Systems Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/185Measuring radiation intensity with ionisation chamber arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J47/00Tubes for determining the presence, intensity, density or energy of radiation or particles
    • H01J47/02Ionisation chambers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Molecular Biology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 線形加速器から放射される放射線のビーム特
性を確実にかつコストのかからない方法で監視する電離
箱。 【解決手段】1次ビーム通過路86、2次ビームセル8
8および90を有するハウジング36を備えた放射線ビ
ームを監視するための測定用電離箱であって、ハウジン
グ内で1次ビーム通過路に沿って配設され、放射線ビー
ムの第1の部分56のエネルギーに相応する出力を有す
る第1のビーム測定電極54,60,62,64および
66を備え、2次ビームセル内に配設され、第2の部分
76,78,80および82のエネルギーに相応する出
力を有する第2のビーム測定電極68,70,72およ
び74を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に放射線ビーム
の監視に、かつもっと特定すれば線形加速器から放射さ
れる放射線のビーム特性を監視するための電離箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高エネルギー放射線ビームを放射するた
めの装置は公知でありかつ放射線治療を行うような用途
に使用されている。例えば、線形加速器は、電子ビーム
または光子(X線)ビームであってよい円錐形状の放射
線を放射する。放射線治療を行うために使用されると
き、放射されたビームはそれから病巣の形状に実質的に
整合するように整形される。この目的は、隣接する健康
な組織に対する不都合な効果を最小限にすることであ
る。線形加速器は、患者が支持されている移動可能な台
に対して相対的に回転するガントリーに配設することが
できる。
【0003】放射線治療において、放射される円錐形状
の放射線は円錐の横断面全体にわたって均質な線量率お
よび強度を有しているべきである。この均質性を実現す
るためにしばしば、1次コリメータ内にフラットニング
フィルタが使用される。にも拘わらず、ビームが円錐形
であるかまたは円筒形であるか、ビームの均質性を解析
するために電離箱を使用するのが普通である。本発明の
譲渡人に指定されている Menor et al の米国特許第4
627089号明細書には、フラットニングフィルタお
よび円錐形状の放射線の特性を監視するための線量チャ
ンバを有している線形加速器装置が記載されている。数
多くの用途において、この装置は2つの電離箱を含んで
おり、電子ビームが監視されるとき第1のチャンバが使
用されかつ装置がx線ビームを適用するために使用され
るとき、第2のチャンバが第1のチャンバの位置に移動
させられる。典型的には、1つまたは複数の電離箱は、
必要とあらば、ビーム調整を行うために補正回路に接続
されるようになっている。
【0004】米国特許第4131799号明細書(Stie
ber)には、粒子加速器からの放射ビームにおける不均
質性を解析するための電離箱が記載されている。この電
離箱は、スペーサリングによって間隔を措いて配設され
ている3つの相互に平行な壁によって形成されている2
つの測定チャンバを含んでいる。3つの平行な壁のうち
2つは壁の表面に形成されている単一電極を有し、一方
第3の壁は、1つの中央の円形な電極と該中央電極の周
りを取り囲むように配置されている電極セグメント群と
を含んでいる数個の相互に絶縁された電極を有してい
る。ビームの放射線強度における不均質性は、中央電極
における電流を周辺の電極セグメントに対して比較する
かまたは電極セグメント相互間の電流を比較することに
よって検出される。
【0005】米国特許第5326967号明細書(Kiku
chi)には、絶縁材料から成るフレームを使用したイオ
ン化スペースを形成する電離箱が記載されている。高電
圧電極および収集電極が、イオン化スペースの反対側に
配設されていて、放射線ビームがフレームに照射される
とき電離電流を引き起こすようにしている。イオン化ス
ペースは放射線の通路全体を通して等しい直径を有して
いるので、ボイル・シャルルの法則はこのイオン化スペ
ースに適用される。電離箱は気密性である。シールされ
た電離箱はこの分野では普通である。
【0006】ビーム補正を行うための別の電離箱および
回路は、米国特許第5072123号明細書(johnse
n)、同第4751393号明細書(Corey,Jr.et al
)、同第4206355号明細書(Boux)および同第
3852610号明細書(Mclntyre)から公知である。
その他の3つの特許が高周波治療装置に使用されるのに
対し、Corey,Jr.et al には、放射線ビームが連続的に
スキャンされる、半導体ウェファ製造に使用されるよう
な、イオンインプランテーション用装置が記載されてい
る。このスキャニングの実例において、ビーム検出開口
は、スキャニングイオンビームの、ターゲット面への通
路の開口に隣接して配設されている。多数のビーム検出
開口があるが、単一のビーム電流信号が発生され、その
場合ビーム検出開口の個別信号を分離するためにデマル
チプレクサ法が使用される。デマルチプレクサ法は、ス
キャニング信号を使用して単一の信号の個別ビーム電流
成分を識別するする。 Corey,Jr.et al の特徴の多く
は、先に引用した特許の固定のビーム実例には使用可能
ではない。
【0007】ビーム均質性を監視することに加えて、電
離箱はビーム位置および方向を監視する。適正な患者治
療には、病巣に対する放射線ビームの精確な適用が要求
される。電離箱内に含まれている種々の電極からの信号
の比較により装置はビーム位置および方向性を決定する
ことが可能になる。
【0008】従来の電離箱およびビーム監視装置はこの
ように設定された目的に対して申し分なく動作するが、
電離箱はしばしばコストの点で不都合である。例えば、
電子ビームおよびx線ビームの監視に対して別個の電離
箱が必要とされるとき、部品はだぶって使用しなければ
ならないことになる。更に、電離箱はしばしばシールさ
れているので、気密のチャンバは、気圧および/または
温度の変化の影響に対して殆ど不感である。気密シール
にすることで、製造コストが高くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】必要とされることは、
電子ビームエネルギーおよび光子ビームエネルギー両方
の監視に適している単一の電離箱を有する、放射線ビー
ム特性および位置を信頼できしかもコストの面で有利な
手法で監視する電離箱である。
【0010】
【課題を解決するための手段】放射線ビームを監視する
ための電離箱は、1次ビーム通過路を有しておりかつ該
1次ビーム通過路に隣接している2次ビームセルのアレ
イを有しているハウジングを含んでいる。ビーム測定電
極の第1のアレイがハウジング内に含まれておりかつ1
次ビーム通過路に沿って配設されている。これらの第1
のビーム測定電極は、1次ビーム通過路を通るように指
向されている放射線ビームの当該部分のエネルギーの検
出に応じている出力を有している。第2のビーム測定電
極は2次ビームセル内に配設されておりかつ放射線ビー
ムの第2の部分のエネルギーに相応する出力を有してい
る。
【0011】
【発明の実施の態様】有利な実施例において、1次ビー
ム通過路内に配設されておりかつ第1のビーム測定電極
の面積の和を上回る面積を有している大面積のビーム測
定電極もある。高電圧電極が、放射線特性、方向および
位置を検出するために使用される電離電流を引き起こす
ためにビーム測定電極に対して配設されている。
【0012】別の実施例において、第2のビーム測定電
極は大面積のビーム測定電極に並列に配設されておりか
つ1次ビーム通過路の軸線の周りに直接、対称的に配設
されている。軸線における第2のビーム測定電極のこの
配設により、ビーム傾倒およびミスアライメントに対す
る電離箱の感度が高められる。電離箱は、電子放射線か
または光子放射線を測定するために使用することができ
かつ、1つの実施例において、周囲の環境に対して影響
を受けにくい。温度センサをシールされていない電離箱
に接続することができるので、温度の変動による監視デ
ータの変化をオフセットするために処理回路を使用する
ことができる。
【0013】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
【0014】図1を参照するに、医用用途に対する放射
線装置が従来の線形加速器10を含むものとして示され
ている。線形加速器は公知のエネルギー変換技術を使用
して加速される電子ビーム12を発生する。ガイドマグ
ネット14は、電子ビームを近似的に270°だけ曲げ
る。それから電子ビームは、ビーム対して透過である
が、線形加速器およびガイドマグネット内の真空状態を
保持するウィンドウ16を通って出射する。ウィンドウ
はチタニウムから形成されていてよいが、このことは必
須ではない。
【0015】光子線は、放射された電子ビームがターゲ
ット18に衝突されることによって生成される。択一的
に、電子線が所望されるのであれば、散乱フィルムを使
用することができる。光子線を発生するためにターゲッ
トが使用されるかまたは光子線を発生するために散乱フ
ィルムが使用されるかに拘わらず、円錐形ビームが形成
される。
【0016】図1の放射線装置の例は、ビームストッパ
20を含んでいるものとして示されている。ビームスト
ッパは従来より周知であるが、本発明にとって重要では
ない。円錐形放射線ビームは、階段状の内室24を有し
ている1次コリメータ22に入る。1次コリメータは、
円錐形の放射線ビームの伸長に対して初期の制限を加え
る。
【0017】1次コリメータの階段状の内室24内にス
テンレススチール性のフラットニングフィルタ26があ
る。フラットニングフィルタは、円錐形のx線ビームの
エネルギースペクトルを「平坦化」する。フラットニン
グフィルタは、所望のビーム特性、例えばビーム均質性
を実現するために輪郭付けられている円錐形の形状を有
している。フラットニングフィルタ26は低エネルギー
タイプで、例えば6MVである。放射線装置が高エネル
ギーモード、例えば10MVであるとき、1次コリメー
タ22は、第2の階段状の内室28がガイドマグネット
14の出射ウィンドウ16と整列配置されるようにシフ
トされる。第2の階段状の内室には、高エネルギーフラ
ットニングフィルタ30がある。10MVの吸収体32
が第2の階段状の内室28の入り口にあり、一方補償体
34が出口に配設されている。吸収体および補償体の機
能はよく知られた従来技術である。
【0018】ビーム特性、アライメントおよび指向性を
監視するために、電離箱36が設けられている。電離箱
の構成および動作についてはずっと後で説明する。
【0019】ミラー38は放射線装置のセットアッププ
ロシージャにおいて使用される。放射線ビームを患者に
適用する前に、患者に光領域を投影するために光源がミ
ラーに配向される。光領域が所望の放射領域に整合して
いなければ、ビームを定義するストラクチャが、光領域
と放射領域との一致が実現されるまで調整される。図1
において、ビームを定義するストラクチャはY軸線上の
ジョーおよびX軸線上のジョーを有している2次コリメ
ータである。X軸線上のジョーは放射線減衰材料から形
成されている2つのブロック40および42を含んでい
るものとして示されている。同様に、 Y軸線上のジョ
ーも2つのブロックを含んでいるが、図1にはブロック
の1つ44だけしか図示されていない。これらブロック
はそれぞれに対して相対的に移動可能であって、ビーム
が2次コリメータを通って補整されかつ整形されること
が可能になる。一層複雑なビーム構成は、マルチ・リー
フ形のコリメータを使用して可能である。
【0020】図1には、ウェジトレイ46およびウェジ
フィルタ48も図示されている。ウェジフィルタは放射
線材料の傾斜を付けられたブロックである。これは、患
者50の治療領域の部分またはすべてを通る線量が徐々
に低下するようにするために使用される。
【0021】電離箱36を除いて、図1のストラクチャ
のいずれも本発明にとって重要でない。電離箱の側方断
面図が図2に示されている。電離箱は、電子放射線ビー
ムかまたは光子放射線ビームを監視するために使用され
る。即ち、エネルギーの2つの形に対して別個のチャン
バを有しているよりむしろ、唯一のチャンバが両方の可
能性において動作する。これにより、放射線装置全体の
製造コストが低減される。
【0022】電離箱は周囲の環境を透過させるタイプの
ものである。結果的に、従来のシールされたチャンバに
比べて、電離箱の形成に、一層廉価な材料を使用しかつ
一層廉価な製造過程で間に合う。ビーム監視の期間中の
温度の変化を補償するために、温度センサ52が含まれ
ている。温度センサは、データ処理回路に接続されてい
るサーミスタであってよい。電離箱の温度が変化する
と、センサはこの変化を検出する。処理回路は温度変化
によるビーム測定の影響の記憶されたメモリ(例えばル
ック・アップ・テーブル)を有していることができる。
これにより処理回路はこの種の効果をオフセットするこ
とができるようになる。有利な実施例において、複数の
温度センサがある。
【0023】図2の電離箱36と放射線ビーム監視のた
めの従来の電離箱との最も重要な差異は、ビーム測定電
極の配置に関する。この配置は図3に概念的に示されて
いる。9つのビーム測定電極全部が使用されるが、この
数は本発明にとって重要ではない。電極は、放射線ビー
ムが適正に整列されているとき放射線ビームと同軸であ
る大面積のビーム測定電極54を含んでいる。ビーム軸
線56は図3に示されている。大面積の電極54に加え
て、小面積のビーム測定電極60,62,64および6
6のアレイ58は放射線ビームと同軸である。有利な実
施例において、小面積の電極はに、パターン化された導
電層の電気的に絶縁されたセグメントであり、それぞれ
のセグメントは大面積の電極54によって形成される軸
線に直接隣接している。
【0024】単軸ビーム測定電極54,60,62,6
4および66に加えて、4つの、軸線から外れたビーム
測定電極68,70,72および74がある。後で説明
するように、軸線から外れた電極は、図2の電離箱を通
るビーム通過路から離れている。軸線から外れた電極に
はビーム部分76,78,80および82が衝突し、こ
れらは、このビーム部分がイオン化ビームを出射しない
ので、患者の治療に貢献しない。結果として、軸線から
外れた電極の使用は治療ビームを汚染しない。それ故
に、軸線から外れた電極の大きさは、匹敵する目的のた
めに使用される従来通りに位置決めされてビーム測定電
極より大きくすることができる。
【0025】図3に概念的に示されている電極配置は、
種々様々な信号処理具体例に利用することができる。有
利な実施例において、大面積のビーム測定電極54は、
デュアル・チャネル能力を実現するために、小面積の電
極60,62,64および66のアレイ58と接続され
て使用される。安全基準は時々、放射線ビームが電離箱
を通って伝搬されるかどうかを検出するための冗長チャ
ネルを要求する。大面積ビーム測定電極54は有利に
は、一般に電離箱36を通る1次ビーム通過路の直径に
等しい直径を有している。結果的に、伝搬する放射線ビ
ームに対する電極のいずれの効果も均一となる。電極6
0,62,64および66のアレイ58は実質的に、電
極54の領域より小さい全体の領域を有している。アレ
イ58の寸法は図3には正確に図示されていない。有利
な実施例において、アレイ58は全体で、軸線からはず
れた電極68,70,72および74の1つの面積より
ほんの僅かに大きい面積を有している。小さなアレイに
より、ビームに対する最小の効果を有する要求されるビ
ーム監視データが提供される。
【0026】軸線上に配設された小面積の電極60,6
2,64および66は、ビーム傾きおよびミスアライメ
ントを検出するために非常に適している。アレイの電極
のそれぞれは所望のビーム軸線56に対して接近してい
るので、ビーム扁平性および対称性の変動に対するアレ
イの感度が高められる。
【0027】既述したように、軸線から外れたビーム測
定電極68,70,72および74は「ビーム通過路か
ら外れている」。即ち、これらの電極は、電離箱36を
通る1次ビーム通過路の外側にある。電極の大きさは治
療ビームに対して不都合に影響を及ぼさないので、電極
は、従来のように位置決めされた電極より著しく大きく
てよくかつ結果的に、平面および断面情報の両方に関す
る高いSN比(SNR)を提供する。この種の情報は特
に、ビーム操縦の目的のために使用可能である。
【0028】1つの実施例において、電離箱36を通る
1次ビーム通過路の直径は6.4cmであり、かつ後で
説明する金属リングから隔離されているように、6.4
cmよりほんの僅かだけ短い。アレイ58の直径は2.
05cmであってよく、かつ軸線から外れたビーム測定
電極68,70,72および74のそれぞれの直径は
1.6cmとすることができる。しかし、これらの寸法
は本発明にとって重要ではない。
【0029】図2の電離箱36は6つのリングの形から
形成されており、リングのうち5つはリングに固着され
ているフィルムを有している。重要ではないけれど、フ
ィルムは有利には、合衆国登録商標KAPTONでDu
Pont社から販売されている絶縁材料から形成されて
いる。頂部カバーリング84は、電離箱を通る1次ビー
ム通過路86の第1の部分を形成する軸線方向の開口を
含んでいる環状の部材である。更に、頂部カバーリング
84は、4つの2次ビームセル88および90の第1の
部分を形成する4つの対称的に配設された開口を含んで
いるが、図2にはこれらのうち2つしか図示されていな
い。頂部カバーリング84に固着されている絶縁フィル
ム92は、0.3cmの厚さを有していることができ
る。
【0030】頂部カバーリング84の直接下方に、実質
的に頂部カバーリングと同一に構成されてる頂部リング
94がある。従って、4つの2次ビームセル88および
90はこの頂部リングを介して延在している。頂部リン
グに固着されているフィリム96は近似的に0.15c
mの厚さを有していることができる。導電材料のパター
ン化された層は、フィルム96の下面に形成されてい
る。例えば、金を50nmの厚さに蒸着するかおよび/
または200nmの厚さに電着することができる。その
場合、 KAPTONフィルム96の表面から金層の一
部を除去するために、従来のエッチング技術を使用する
ことができる。生じたパターン化されたフィルムは、図
3の大面積のビーム測定電極54および4つの、軸線か
ら外れたビーム測定電極68,70,72および74に
残る。
【0031】真ん中のリング98は、2次ビームセル8
8および90が延在する最後のリングである。近似的に
0.15cmのKAPTONフィルム100は反対の主
面のそれぞれにパターン化された真ん中の層を有してい
る。上側の主面において、近似的に200nmの厚さの
電着金層が、実質的にフィルム96上のビーム測定電極
に整合している高電圧電極102,104および106
の配置を可能にするようにパターン化されている。図2
には軸線から外れたビーム測定電極68,70,72お
よび74の2つの高電圧電極104および106しか図
示されていないが、有利な実施例において、図3の軸線
から外れた高電圧電極および軸線から外れたビーム測定
電極の1対1の対応がある。種々の電極に対する電気的
な接続は、公知の技術のいずれかを使用して実現するこ
とができる。例えば、電気的な接続は、温度センサ52
によって示されているように、電離箱36の底面から行
うことができる。真ん中のリングフィルム100の上面
における中央の高電圧電極102は、大面積のビーム測
定電極54と動作的に関連付けられている。高電圧電極
のすべてを600Vの電源に接続することができるが、
この電圧は本発明にとって重要ではない。
【0032】真ん中のリングフィルム100の下面に、
パターン化された金層から形成されているパターン化さ
れた高電圧電極108がある。適当な層は、近似的に2
00nmの厚さを有する電着された金層である。重要で
はないが、高電圧電極108は、小面積電極60,6
2,64および66のアレイ58の直径に近似的に等し
い直径を有していることができる。
【0033】真ん中のリング98の下方に環状のスペー
サ110がある。スペーサは、フィルムが固着されてい
ない、電離箱36のリング構成要素にすぎない。これと
は反対に、下側のリング112は固着されているフィル
ム114を有しており、それは、高電圧電極108の直
接下方に小面積のビーム測定電極のアレイ58を支持し
ている。フィルム114の平面図は図4に示されてい
る。電着された金層は、4つの小面積の60,62,6
4および66を形成しかつ信号を電極から外部回路に導
出するためのリード116,118,120および12
2を形成するようにパターン化されている。フィルムの
電極は、絶縁性の領域124によって間隔をおいて配置
されている。図示されていないが、有利な実施例は外側
の領域126に金属化部を含んでいる。この金属化され
た外側の領域は動作期間中電気的にアースされている。
従って、電極およびリードはアースされている外部の領
域から絶縁されていなければならない。
【0034】図2の電離箱36の底面には、下側のカバ
ーリング128およびフィルム130がある。フィルム
の厚さは0.3cmとすることができるが、この厚さは
本発明にとって重要ではない。カバーリング84および
128に固着されているフィルム92および130は金
属化部のない2つのフィルムにすぎない。リング84,
94,98,110,112および128のそれぞれは
アルミニウムから形成することができる。図示されてい
ないが、アッセンブリを位置固定するために、締め付け
部材がリングのそれぞれを通っている。図4のフィルム
114には貫通孔132が図示されている。締め付け部
材はこれらの孔132および図2のその他の構成要素の
整列配置された孔を通っている。
【0035】動作中、ビーム測定の物理学は当該分野で
よく知られている。放射線ビームが1次ビーム通過路8
6および同時に2次ビームセル88および90に伝搬さ
れるとき、電離箱36内のガス中にイオンが生成され
る。例えば、大面積のビーム測定電極54と高電圧電極
102との間に、イオンが発生される測定チャンバがあ
る。高電圧電極と大面積のビーム測定電極との間の電位
差および極性配向のために、電離電流が発生される。こ
の電流は、測定チャンバにおける放射線強度に直接して
いる。ビーム測定電極54からの信号は電離電流に相応
しているはずである。第2の測定チャンバ136がアレ
イ58と高電圧電極108との間に形成されている。第
2の測定チャンバ136は、図3および図4に示されて
いるように、アレイが4つのビーム測定電極60,6
2,64および66を有しているので、セグメント化さ
れたチャンバである。第1の測定チャンバ134の場合
のように、ビーム測定電極からの信号は、個々の電極
の、高電圧電極に対する電位差および極性配向の結果と
して発生された電離電流を表すものである。しかし、セ
グメント化された第2の測定チャンバ136にとって、
電極からの個々の信号は、ビーム対称性および均質性を
監視するために使用することができる。理想的には、ビ
ームはその横断面において均質な強度を有しておりかつ
電離箱36と同軸である。この理想的な状況において、
4つの小面積ビーム測定電極からの信号は同一のものに
なるはずである。
【0036】測定チャンバは2次ビームセル88および
90内にも形成されている。2次ビームセル内の高電圧
電極104および106は、電離電流が軸線から外れた
電極68,70,72および74からのビーム測定信号
を発生するように仕向ける。既述したように、これらの
信号は、放射線ビームに関する情報を得るための多数の
具体例に使用することができる。軸線から外れた電極は
有利には、アレイ58の個々のビーム測定電極60,6
2,64および66より著しく大きいので、信号は大き
くなる傾向がある。軸線から外れた電極は実際には、放
射線ビームを適正に操縦するために使用される平面およ
び断面情報を収集するために利用可能である。
【0037】本発明を、4つの軸線から外れた電極およ
び4つの小面積ビーム電極を有するものとして説明しか
つ図示もされていたが、このことは重要ではない。実際
に、いくつかの実施例において、2次ビームセル88お
よび90を省略し、一方小面積ビーム電極のアレイ58
に関連付けられた大面積のビーム測定電極を有する利点
を利用することを維持するようにしても有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電離箱を有している放射線装置を側方
から見た概略図である。
【図2】図1の電離箱の側方断面図である。
【図3】図2のビーム測定電極の配置および動作を説明
する概略図である。
【図4】ビーム測定電極のアレイを形成している導電層
を備えた、図2の下側のリングフィルムの平面図であ
る。
【符号の説明】
10 線形加速器、 36 ハウジング、 54,6
0,62,64,66第1のビーム測定電極、 68,
70,72,74 第2のビーム測定電極、76,7
8,80,82 第2のエネルギー部分、 86 ビー
ム軸線ないし第1のビーム部分、 88,90 2次ビ
ームセル、 102,104,106,108 高電圧
電極

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線ビームを監視するための測定用電
    離箱であって、ハウジング(36)を備え、該ハウジン
    グは該ハウジングを通る1次ビーム通過路(86)を有
    しかつ該1次ビーム通過路に隣接した複数の2次ビーム
    セル(88および90)を有しており、前記ハウジング
    内であってかつ前記1次ビーム通過路に沿って配設され
    ている複数の第1のビーム測定電極(54,60,6
    2,64および66)を備え、該第1のビーム測定電極
    は前記1次ビーム通過路を通って指向された前記放射線
    ビームの第1の部分(56)のエネルギーに相応する出
    力を有しており、かつ前記2次ビームセル内に配設され
    ている複数の第2のビーム測定電極(68,70,72
    および74)を備え、該第2のビーム測定電極は前記放
    射線ビームの第2の部分(76,78,80および8
    2)のエネルギーに相応する出力を有していることを特
    徴とするイオン化ビームチャンバ。
  2. 【請求項2】 更に、前記第1および第2のビーム測定
    電極に並列に複数の高電圧電極(102,104,10
    6および108)を有している請求項1記載のイオン化
    ビームチャンバ。
  3. 【請求項3】 前記複数の第1のビーム測定電極は導電
    性材料の層のセグメント(60,62,64および6
    6)を含んでおり、該セグメントは前記ハウジング(3
    6)を通る前記1次ビーム通過路(86)の軸線に関し
    て直接対称形に配設されている請求項1または2に記載
    のイオン化ビームチャンバ。
  4. 【請求項4】 更に、前記セグメント(60,62,6
    4および66)の面積の合計より大きい面積を有してい
    る大面積のビーム測定電極(54)を有している請求項
    3記載のイオン化ビームチャンバ。
  5. 【請求項5】 前記2次ビームセル(88および90)
    は、前記ハウジング(36)に部分的に延在する2次ビ
    ーム通過路である請求項1から4までのいずれか1項記
    載のイオン化ビームチャンバ。
  6. 【請求項6】 前記2次ビーム通過路(88および9
    0)は、前記1次ビーム通過路(86)の周囲に対称的
    に配設されている請求項5記載のイオン化ビームチャン
    バ。
  7. 【請求項7】 前記第2のビーム測定電極(68,7
    0,72および74)は、前記1次ビーム通過路(8
    6)に対して垂直である1平面に沿っておりかつ前記1
    次ビーム通過路内に配設されている少なくとも1つの電
    極(54)と同一面内にある請求項1から6までのいず
    れか1項記載のイオン化ビームチャンバ。
  8. 【請求項8】 前記1次ビーム通過路(86)は、周囲
    の環境に対して透過性であり、当該電離箱は更に、前記
    ハウジング(36)の温度を検出するために該ハウジン
    グに熱接触している少なくとも1つの温度センサ(5
    2)を有している請求項1から7までのいずれか1項記
    載のイオン化ビームチャンバ。
  9. 【請求項9】 前記ハウジング(36)は、前記1次ビ
    ーム通過路(86)の範囲を決める内径を有している複
    数の環状部材(84,94,98,110,112およ
    び128)を含んでおり、前記第1および第2のビーム
    測定電極(54,60,62,64,66,68,7
    0,72および74)は、前記環状部材に接続されてい
    るフィルム(90,96,100,114および13
    0)上の導電性部材である請求項1から8までのいずれ
    か1項記載のイオン化ビームチャンバ。
  10. 【請求項10】 前記ハウジング(36)は、線形加速
    器(10)に隣接して位置決めされている請求項1から
    8までのいずれか1項記載のイオン化ビームチャンバ。
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