JPH10132944A - 携帯用メモリ形放射線警報装置 - Google Patents

携帯用メモリ形放射線警報装置

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JPH10132944A
JPH10132944A JP29617797A JP29617797A JPH10132944A JP H10132944 A JPH10132944 A JP H10132944A JP 29617797 A JP29617797 A JP 29617797A JP 29617797 A JP29617797 A JP 29617797A JP H10132944 A JPH10132944 A JP H10132944A
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radiation
alarm
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dose
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JP29617797A
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English (en)
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Son Myun-Jae
ミュン−ジャエ・ソン
Maen San-Jun
サン−ジュン・マエン
Choi Kiruuoun
キル−オウン・チョイ
Park Hae-Uon
ハエ−ウォン・パーク
Park Jeon-Seo
ジェオン−セオ・パーク
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Korea Electric Power Corp
Original Assignee
Korea Electric Power Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、放射線警報装置は、携帯が不便で、放
射線の測定データを管理することができず、警報発生上
の問題点があった。 【解決手段】 どのような作業環境においても携帯でき
るように直流電源を用いて電源を供給し、警報用ランプ
とブザーを同時に動作させるが、警報解除時、状況によ
ってランプとブザーを別々に動作させ、さらに、測定さ
れる放射線データをマイクロプロセッサの制御下でEE
PROMに貯蔵してデータの損失を防止し、併せて、そ
の貯蔵された放射線データをデータ伝送部を用いて外部
のコンピュータへ伝送して、グラフ、要約、リスト等を
作業従事者に提供することによって、作業従事者を過多
な放射線の被曝から保護することができ、放射線作業管
理および再発防止対策など、放射線安全管理に効率的な
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用メモリ形放
射線警報装置に関し、特に、原子力発電所、医療機関、
非破壊検査専門業界などで、放射線作業の従事者がどの
ような作業環境においても、携帯しながら放射線を測定
してそのデータを記憶し、その放射線の変化資料を外部
のコンピュータに伝送することによって、放射線による
作業従事者の安全事故を前もって防止するための放射線
警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、放射線は、疾病の診断、治療、
事業工程の開発、建設機械などの安全性検査、農産物の
品種開発および長期保存など、さまざまな分野で用いら
れている。特に、原子力発電所、医療機関、非破壊検査
の専門業界などでその使用範囲が拡散されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに有用な放射線は、使用者の不注意により身体的な障
害を誘発する恐れがある。
【0004】このため、放射線による事故を防ぐために
原子力法には、作業の前後はもちろん、作業中において
も必ず放射線を測定および記録するように明示されてい
る。
【0005】本発明は、放射線作業時の放射線準位を測
定することができるだけでなく、作業者の保護のため
に、放射線の準位が設定した値を超過したとき、警報音
および警光燈を動作させることによって、過被曝による
放射線障害の防止はもちろん、原子力法で規定した個人
の放射線制限値の超過を防ぐことができるようにしたも
のである。
【0006】特に本発明は、予想しなかった放射線被曝
による障害防止の他、マイクロプロセッサとEEPRO
Mを用いて警報発生前後の放射線線量(率)の変化をコ
ンピュータを用いて、グラフィックで見るとか、データ
で出力して急激な放射線変化の原因追跡および過被曝の
再発防止に活用できようにしたのものである。これに対
する根拠資料として原子力法第97条および第98条に
よれば、原子力関係事業者は放射線障害発生時、再発防
止対策など必要な安全措置をとることを求めている。
【0007】ところで、従来の放射線警報装置は、測定
放射線量を記憶する装置がなく、線量率(dose rate )
および累積線量に対する設定値以上で警報のみを動作さ
せていたため、放射線量率(累積線量)に関する推移分
析は、ストリップチャートレコード(Strip Chart Reco
rd)に依存しなければならなかった。
【0008】したがって、従来の放射線警報装置は、正
確な放射線量率(累積線量)の変化推移および警報発生
時間等に対する情報が得られず、放射線作業管理および
再発防止対策など、放射線安全管理活動を忠実に遂行す
ることに適合でなかった。このような観点からみると、
放射線利用機関および原子力発電所の放射線安全管理で
放射線警報装置が必要である。
【0009】本発明は、前記の問題点を解決するため
に、マイクロプロセッサを用いて、時間、線量率、累積
線量率および累積線量値を一定時間間隔でメモリに貯蔵
した後、必要のとき外部のコンピュータに出力させ、放
射線被曝に対する追跡ができるようにすることによっ
て、過多な放射線被曝から作業者を予め保護するための
放射線警報装置を提供することにその目的がある。
【0010】かつ、本発明の他の目的は、従来の放射線
警報装置(Area Monitor)では、交流電源を用いている
ため使用場所が制限されており、作業者がある位置にお
ける放射線の状況を正確に測定することができず、放射
線の防御目的に符合しないという問題点を解決するた
め、直流電源を用いてどのような作業環境でも携帯がで
きるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような本発明は、ガ
イガ(Geiger)検出器を用いた携帯用放射線測定および
警報装置であって、放射線の作業従事者がどのような作
業環境においても、放射線作業場で携帯できるようにし
た装置である。そして、作業中一定以上の放射線が感知
される場合、警報を発生するだけでなく、警報発生時点
を基準として作業場の放射線現況を記録し、後でコンピ
ュータで出力することができるようにしたことを特徴と
する。
【0012】本発明の機能上の特徴としては、 1) ガイガ(Geiger)放射線検出器に高入力インピー
ダンスを有したフリーアンプを製作して信号パルスを最
大20mまで伝送、 2) 広い放射線測定範囲(10mR/h〜100R/
h)、 3) 放射線量率に対する警報設定(10.00mR/
h〜99.99R/h)、 4) 累積線量に対する警報設定(10mR〜9.99
R) 5) 放射線量率および累積線量に対する放射線測定デ
ータ貯蔵およびコンピュータで出力、 6) 放射線量率、あるいは累積線量による警報動作
時、警報動作前後の2時間分量のデータ記憶、 7) 最大放射線量率記憶および指示、 のような特徴を有する本放射線の警報装置は、容易に携
帯できるように乾電池を用いるため、どのような場所に
おいても設置、測定が可能であり、放射線の検出部を着
脱式にしたため、本体と20m程度離れた距離であって
も動作するように設計した。
【0013】放射線の測定範囲は、10mR/h〜10
0R/hであって、低放射線場から高放射線場における
使用を可能にし、測定の正確度を高めるために矯正関数
を直線領域と曲線領域とで区分して組合せた。
【0014】測定された放射線量に関するデータは、記
憶装置に入力するようにし、作業後コンピュータに連結
すれば、内装されたプログラムによってこれをグラフお
よびデータで出力することができるようにした。この装
置に付着された警報装置は、原子力発電所等、放射線管
理区域のどのような作業環境においても認識できるよう
にし、騒音レベルおよび照度がそれぞれ90dBおよび
3000lux以上となるように考案したので、放射線
作業従事者の過被曝を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、添付した図面に
基づいて詳細に説明すれば次のようである。
【0016】図1は、本発明に従う放射線警報装置の概
略的な外形図であって、大きく放射線感知用プローブ、
放射線警報機、作動モード選択スイッチ、各種のスイッ
チおよびボタン、ディジタル表示器、通信ポートなどで
構成され、この各構成要素を説明すれば次のようであ
る。
【0017】前記放射線感知用プローブである放射線検
出器12は、20m程度の距離においても着脱式で本体
と連結され、10mR/h〜100R/hの放射線測定
範囲(すなわち、低放射線場から高放射線場まで)で放
射線を感知する。
【0018】それから、放射線警報機は、警報用ランプ
19とブザー(buzzer)は、原子力発電所等の発電所管
理区域のどのような作業環境においても認識することが
できるように騒音レベルおよび照度がそれぞれ90dB
および3000lux以上となるようにすることによっ
て、放射線作業従事者の過被曝を防ぐことができるもの
である。
【0019】かつ、作業モード選択スイッチ1は、電源
遮断モード、準備モード、および運転モードを選択する
スイッチである。
【0020】各種のスイッチおよびボタンは、警報設定
用ボタン2と、警報用累積線量と線量率を設定した後、
前記警報設定用ボタン2により運転モードから設定され
た値より線量率と累積線量が大きければ、前記警報用ラ
ンプ19と警報用ブザー20が駆動するようにするた
め、前記警報用累積線量と線量率をそれぞれ設定する第
1および第2サム・ホイール(thumwheel )スイッチ
(THSW1、THSW2)3、4と、前記警報用ラン
プ19とブザーの動作状態を把握するための警報試験ボ
タン5と、矯正ボタン6と、線量率、累積線量、警報設
定値、警報動作に関する情報およびデータが記憶された
メモリのアドレスおよび時刻に関連した情報等を消去す
るメモリ消去ボタン7と、このメモリ消去ボタン7と同
時に押して、メモリのデータを消去したり、警報解除を
する警報解除、あるいは消去ボタン8と、時間の設定モ
ードを選択するための時間設定モードスイッチ9と、こ
の時間設定モードスイッチ9の選択とともに時間を増加
および減少する時間増加スイッチ10、および時間減少
スイッチ11と、累積線量警報値と線量率警報値を見る
ために押す警報値ボタン16と、現在までの最大線量率
を見るために押す最大線量ボタン17とで構成される。
【0021】それから、直流電源の低電圧状態を示す低
電圧発光ダイオード14、本装置が正常に作動している
ことを表記する作動発光ダイオード15とを備えてい
る。
【0022】なお、前記ディジタル表示器は、LED
(発光ダイオード)表示器L13は、矯正ボタンを選択
した場合以外は線量率を示しており、矯正ボタンを選択
した場合は、放射線により入力されるパルス数の10秒
間累積した値の平均値を1秒ごとに示している。
【0023】それから、LED(液晶ディスプレイ)表
示器18は、準備モードにおいて他のスイッチを操作し
ていなければ、累積線量(acculated dose)と現在時刻
(曜日、年、月、日、時、分、秒)を表示し、警報値ボ
タン16を押した場合、累積線量警報値と線量率警報値
とを表示し、最大線量ボタン17を押した場合、現在ま
での最大線量率を表示する。
【0024】通信モード21は、外部コンピュータへ放
射線測定データを伝送するために必要なものである。
【0025】このような前記図1の構成を参照して、本
発明の内部のブロック構成、およびその回路構成をより
詳細に説明すれば次のようである。
【0026】まず、図2は、本発明の全体の内部ブロッ
ク構成図である。その構成は運転モード、電源遮断モー
ド、および準備モードを選択する作動モード選択部1
と、累積線量と、線量率を設定および表示する警報値設
定部3、4と、放射線を検出する放射線検出部40と、
時間、警報設定、警報試験、矯正、メモリ消去、警報解
除、警報値、および最大線量に関連した動作および状態
を操作するための放射線警報装置状態操作部(9、1
0、11;2;5;6;7;8;16;17)と、放射
線警報装置の携帯を可能とするように前記作動モード選
択部1の選択によって直流電源を供給する電源供給部3
0と、前記電源供給部30から供給された電圧を各部に
必要な電圧に変換して供給する直流電圧変換部50と、
前記作動モード選択部1により選択された運転モード
時、前記放射線検出部40から検出された放射線が、前
記警報値設定部3、4から設定された基準累積線量と線
量率を超過した状態を視聴覚的に知らせる警報状態表示
部19、20と、前記警報値設定部3、4と放射線警報
装置状態操作部(9、10、11:2:5:6:7:
8:16:17)から操作された信号を入出力する信号
入出力部110と、放射線警報装置の動作状態を知らせ
る動作状態表示器15と、前記電源供給部30の低電圧
状態を知らせる低電圧状態表示器14と、システム運営
プログラムが内装されているROM120と、演算処理
に必要なデータを臨時貯蔵するRAM130と、前記放
射線検出部40から検出された放射線関連データ(放射
線量率、累積線量、線量率、警報設定値、警報作動時間
等)を貯蔵する放射線データ貯蔵部140と、前記放射
線データ貯蔵部140に貯蔵された放射線データを伝送
するためのデータ伝送駆動部150と、前記データ伝送
駆動部150を通じてデータを外部のコンピュータへ伝
送するためのデータ通信ポート21と、前記放射線デー
タ貯蔵部140に貯蔵された前記線量率と、前記放射線
検出部40から検出された放射線によって所定時間入力
される累積パルス数の平均値を表示するLED表示部1
3と、前記準備モード時の累積線量と現在時刻、前記運
転モード時の累積線量警報値と線量率警報値、および現
在までの累積線量と最大線量率を表示するLCD表示部
18と、時間情報の変化を知らせる実時間クロック発生
部160と、前記実時間クロック発生部160から発生
された時間情報によって前記放射線データ貯蔵部140
に貯蔵されたデータを前記データ通信ポート21を通じ
て外部コンピュータへ伝送制御し、前記の各部等に対す
る入出力信号を制御するマイクロプロセッサ170で構
成される。
【0027】それから、前記放射線検出部40から出力
されたパルス信号をバッファリングして、マイクロプロ
セッサ170へ伝送する第1バッファ部181と、前記
作動モード選択部1の選択が運転モード時に電源供給部
30から供給される電源状態信号をバッファリングし
て、マイクロプロセッサ170と電源状態表示器14へ
伝達する第2、第3バッファ部182、183と、前記
マイクロプロセッサ170の制御によって前記警報用ラ
ンプ19と前記ブザー20とを動作させる警報用ランプ
/ブザー駆動部184、185、および前記マイクロプ
ロセッサの動作状態を前記動作状態表示器によって知ら
せるための駆動信号を出力する動作状態表示器駆動部1
86とを含めて構成される。
【0028】図面符号100は、本発明におけるメーン
ボードに該当する部分である。一方、前記放射線検出部
40の内部の回路構成を、図3を参照して説明すれば次
のようである。
【0029】前記運転モード時電源供給部30から供給
された直流電圧(12V)を高電圧(DC400〜60
0V、ここでは530Vで設定)へ供給する高電圧供給
部41と、放射線を感知する放射線感知部(GM Tube )
42と、前記放射線感知器42から出力された感知信号
の伝送および増幅を可能とするように、インピーダンス
をマッチングさせる前置増幅部43と、および前記前置
増幅部43から出力された信号をパルス信号に変換する
パルス変換部44とで構成される。
【0030】前記高電圧供給部41は、放射線が放射線
感知器(GM Tube )42へ入射され、GM Tube の内部へ
封入された気体が電離される際に発生したイオンをGM T
ubeのコレクタで収集するために、GM Tube に印加する
直流高電圧を作りだす。
【0031】それから前記の前置増幅部43は、前記放
射線感知器42のインピーダンスが非常に大きいので、
入力される放射線に該する微小信号を歪曲なく前記パル
ス変換部44に伝送するために、CMOS FET(Q
1)を使用し、Q1のゲートのバイアス電圧(V2)を
3V(=6V*(R5/(R5+R6))となるように
し、増幅度が良好でノイズが発生しないようにし、結合
コンデンサ(C1)と抵抗(R3)によって、出力信号
を上乗時間が50ns、最小のパルス幅が2μsとなる
ようにする。
【0032】これによって、パルス変換部44は、前置
増幅部43から出力された電圧と抵抗R9とR10とに
よって分圧された基準電圧を電圧比較器(U1)により
比較して入力信号のノイズを除き、このとき、電圧比較
器(U1)は高速応答形であって、オープンコレクタを
用いて消費電流を極小化することによって、乾電池の使
用寿命を最大限延びるようにしたものである。このよう
なパルス変換部44の各部分に該当する電圧(V1、V
2、V0)波形を図4に示した。
【0033】上述の図1〜図4と、これらの図面に対す
る詳細な回路構成を示した図5を参照して、本発明の作
用をより詳しく説明すれば次のようである。
【0034】まず、本放射線警報装置を使用しないとき
には作動モード選択スイッチ1を電源遮断モードとし、
使用するときには選択スイッチ1を回転させて準備モー
ドを選択する。
【0035】前記準備モードにおいて、使用者は、時間
設定、警報試験、メモリ消去、矯正、警報値、および最
大線量率確認(運転および準備モードでも可能)をする
ことができる。これを順序的に説明すれば次のようであ
る。
【0036】まず、本放射線警報装置の時間を設定する
ために、使用者が時間設定モードスイッチ9を押すと、
信号入出力部110を通じてマイクロプロセッサ17
0、実時間クロック発生部160、LCD表示器18に
伝達され、LCD表示器に表示されていた累積線量と
月、日、時、分、秒とが消えながら、年−月−日(曜
日)、時、分、秒、年度が表われるが、この際、使用者
は、時間増加スイッチ10と、時間減少スイッチ11と
を押して時間を再調整する。
【0037】この再調整された信号は、信号入出力部1
10を通じてマイクロプロセッサ170に伝送され、実
時間クロック発生部160を再設定してLCD表示器1
8に表示されるものである。
【0038】なお、実時間クロック発生部160の内部
に電源装置があって、外部電源を遮断しても常に現在時
間を計算している。
【0039】そして、警報設定をするために、使用者が
警報設定用ボタン2を押すと、警報用累積線量警報値と
線量率警報値は、第1サム・ホイールスイッチ3と、第
2サム・ホイールスイッチ4とによって設定され、信号
入出力部110を通じてマイクロプロセッサ170に伝
達され、これをLCD表示器18に表示する。この設定
された警報値に依拠して、運転モードでは測定された線
量率と累積線量がこの値より大きければ、マイクロプロ
セッサ170の制御によって警報を発生させる。
【0040】そして、警報試験をするために、使用者が
警報試験ボタン5を押している間にマイクロプロセッサ
170は、信号入出力部110を通じてこの警報試験ボ
タン5の信号を受け、警報用ランプ/ブザー駆動部18
4、185であるトランジスタTR2、TR1(図5参
照)を動作させて1秒に1度ずつ点滅させる。
【0041】それから、矯正のために使用者が矯正ボタ
ン6を押すと、信号入出力部110と伝送データ臨時貯
蔵部150を通じてその信号が伝達され、マイクロプロ
セッサはLED表示器13に最近10秒間前記放射線検
出部40から検出された放射線によるパルスの累積した
値の平均値を1秒に1回ずつ表記する。
【0042】ここで放射線検出部40によって検出され
る放射線の強さによって、パルスのカウント値を線量率
で変化させることに必要な常数の入力は、前記第1、2
サム・ホイールスイッチ3、4と、警報設定用ボタン2
によりなされる。
【0043】この際、国際規格に依拠した線量率(0〜
100mR/Hr、100〜1000mR/Hr、10
00mR/Hr)による累積時間は10秒、3秒、2秒
である。
【0044】さらに、メモリ消去するために、すなわ
ち、放射線に関連した線量率、累積線量、警報設定値、
最大線量率、警報動作に関する情報、データが記録され
たメモリアドレスおよび時刻に関連した情報が貯蔵され
ている放射線データ貯蔵部(例:EEPROM)140
の内容を消去するために、メモリ消去ボタン7と、警報
解除および消去ボタンを同時に押す。このように押すこ
とによって、信号入出力部110を通じてマイクロプロ
セッサに伝達され、マイクロプロセッサ170は、EE
PROM140の内容を消去する。
【0045】一方、運転モードにおいて本装置は、放射
線の計測と放射線が警報設定値より多く発生すれば、警
報が動作して作業者が放射線に対して適切に対備するよ
うにしたものであって、放射線の測定と放射線データ管
理、放射線警報機能等がある。
【0046】放射線を測定するために、使用者が放射線
検出器12を上述の距離で自由に移動して放射線を測定
する。
【0047】これを図3を参照してより具体的に説明す
れば、高電圧供給部41は直流電源(12V)を供給す
る電源供給部30から直流電源を入力に受け、放射線感
知器(GM-Tube )42に直流高電圧を供給して感知され
た放射線を出力する。
【0048】このように出力された放射線は微小信号で
あるため、前置増幅部43ではこれを増幅させ、この際
インピーダンスをマッチングさせることによって、ノイ
ズなしに微小信号を十分に増幅させる。
【0049】これによってパルス変換部44は、前記増
幅された信号をパルス信号と変換して、図5に示した第
1バッファ部181を通じてマイクロプロセッサ170
へ伝送する。そうすれば、マイクロプロセッサ170
は、このパルス信号を放射線量率に変換して毎秒間隔で
放射線データ貯蔵部140へ貯蔵する。
【0050】それからマイクロプロセッサ170は、前
記貯蔵された放射線の累積線量と線量率が前記基準警報
値設定部3、4で設定された基準累積線量と、基準線量
率を超過する場合、警報用ランプ駆動部184と、ブザ
ー駆動部185とを同時に駆動させ、警報用ランプ19
とブザー20とを動作させる。
【0051】この際、マイクロプロセッサ170は、測
定された放射線量率の変動を減らすため、入射された放
射線の強さによって応答時間を2秒、3秒、10秒と自
動に調節するようにし、線量率においては、累積時間が
長くなって線量率の変動幅が小さくなるようにした。
【0052】そして、前記放射線検出部40から測定さ
れた放射線の線量率は、LED表示器13に表示され、
累積線量と時間情報とはLCD表示器18に表示され
る。
【0053】放射線データ貯蔵部(非揮発性メモリであ
るEEPROM、140)に貯蔵されたデータ管理にお
いて、この放射線関連データは、EEPROMのアドレ
ス(8000H〜EFFFH)に貯蔵される。
【0054】この際、データを貯蔵する作用は、前記作
動モード選択スイッチ1を準備モードから運転モードで
選択すれば、このときからデータが貯蔵し始め、その貯
蔵される形式は線量率値を記録する位置(=EEPRO
Mの8000H〜EFFFHまで28KBytes)
と、その他のデータ管理情報がブロック形式(=1ブロ
ック当り48byte)に貯蔵される位置(=EEPR
OM F100H〜FFFFHまで48byte)に区
分されて貯蔵される。
【0055】このように分離して貯蔵する理由は、本装
備を運転モードで使用してから、しばらく装置の電源を
オフして、再び使用する場合があり、またこのような場
合が繰返し発生することもある。これに関する情報をブ
ロックに区分して貯蔵すれば、メモリ空間を最大に利用
することができるためである。
【0056】このように貯蔵される線量率の値は、運転
モードを選択すれば、1秒ごとに1個のデータを4by
teずつ前記アドレス領域に記録される。
【0057】このように線量率の値が記録される時期は
警報の発生有無によって違うが、これは、警報が発生し
ない場合には、運転モードが選択されれば無条件に線量
率の値を貯蔵し、警報が発生した場合には、運転モード
が選択された状態で警報前90分、警報後最大30分ま
でである。
【0058】それから、データ管理情報値の貯蔵は、上
述のF100H〜FFFFHアドレス領域に1区間(運
転モード選択始点から終点まで)の線量率値に対する、
管理に必要ないろいろな情報をブロック単位で記録す
る。このように記録される1つのブロックに貯蔵された
メモリ関連情報の内容は、図6に示した1番目のブロッ
クメモリのマップと同様である。
【0059】警報動作に関するものであって、上述と同
様に警報用ランプ19とブザー20は、警報が発生すれ
ば同時に動作するが、警報解除ボタン8を押すと、その
信号が信号入出力部110を通じてマイクロプロセッサ
170へ伝送され、マイクロプロセッサは警報用ランプ
19とブザー20を状況によって異なってオフさせる。
【0060】すなわち、警報用ランプ19の動作状態
は、下記の表1、表2のようである。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】 そしてブザー20の動作状態は次の表3、表4と同様で
ある。
【0063】
【表3】
【0064】
【表4】 通信試験は、準備モードで可能であり、運転モード中に
発生した放射線の突発状態や変化状態を把握することが
できるように、線量率とか累積線量、時間、警報値等の
データを非揮発性メモリである放射線データ貯蔵部14
0にあるデータを、データ伝送駆動部150を通じて外
部コンピュータへ伝送し、そのデータを分析できるよう
にしたものである。
【0065】このような外部コンピュータへのデータ伝
送は、RS232Cコネクタを用いたデータ通信ポート
21によって伝送される。
【0066】このように、外部コンピュータへ伝送され
たデータは、外部コンピュータからソース・ファイルで
作成されてから、データファイルに変換して、画面上に
要約書、リスト、あるいはグラフの選択により表示さ
れ、これをプリンタで出力することもできるものであ
る。
【0067】図7は、マイクロプロセッサを用いた放射
線警報装置の全体の動作処理フロー図である。
【0068】まず、マイクロプロセッサ170、ディス
プレイ装置を初期化する(S1)。作動モード選択スイ
ッチ1が電源遮断モードで選択されたのかを判断して
(S2)、電源遮断モードを選択した場合、電源を遮断
させる(S3)。
【0069】その後、運転モードであるかを判断して
(S4)、運転モードである場合、放射線を測定する運
転をする(S5)。そして時間モード表示を選択したの
かを判断して(S6)、選択された場合時間モードを表
示する(S7)。時間モードが選択されずに矯正モード
表示を選択した場合(S7)、矯正モードを表示する
(S8)。
【0070】この際、矯正モード表示でない場合、時間
をLCD表示器に表示する(S10)。
【0071】それから、放射線関連データを外部コンピ
ュータ(PC)へ伝送するかどうかを判断して(S1
1)、伝送しようとする場合、通信ポート21を通じて
PCへ放射線関連データを伝送する(S12)。上記の
ような過程を繰返す。
【0072】図8は、マイクロプロセッサを用いた本発
明の各種スイッチおよびボタンの操作に従う処理フロー
図であって、これは、マイクロプロセッサ170へ入力
されるインターラプト、すなわち、スイッチおよび各種
ボタンの操作に従うインターラプトを処理するフロー図
である。
【0073】時間設定モードスイッチ9を選択したのか
を判断して(S21)、時間モードを選択し(S2
2)、選択していなかった場合、時間を時間増加スイッ
チ10を押した場合(S23)、選択された時間を1ず
つ増加させる(S24)。
【0074】そして、時間減少スイッチ11を押した場
合(S25)、選択された時間を1ずつ減少させる(S
26)。
【0075】その後、時間減少スイッチを押さなかった
場合、第1、第2サム・ホイールスイッチ3、4により
設定された累積線量値と線量率値を読出すと(S2
7)、矯正モード印加(S28)を判断して、矯正モー
ドである場合、矯正内容を読込んでメモリに貯蔵し、こ
れを各表示器に表示する(S29)。矯正モードでない
場合には、警報設定値を読出して貯蔵し、表示する(S
30)。
【0076】前記設定された累積線量値と線量率値を読
めなかった場合、警報試験ボタン5を押しているかを判
断して(S31)、警報用ランプ(19)とブザー20
をオン(ON)させる(S32)。そのうちに警報解除
ボタン8を押した場合、ランプとブザーをオフ(OF
F)させる(S33、S34)。
【0077】警報試験ボタン5が押されなかった場合
(S31)、カウンタバッファとバックアップデータを
削除したのかを判断して、削除された場合(S35)、
これに対して削除して“0”と表示する(S36)。
【0078】前記カウンタバッファとバックアップデー
タを削除しなかった場合、警報がオフされたら(S3
7)警報用ランプ19とブザー20をオフさせる(S3
8)。
【0079】警報がオフされなかった場合、最大(Pea
k)線量率を見るため、最大線量ボタン17を押した場
合(S39)、最大線量率を表示(S40)した後、こ
の最大線量率表示を解除したのかを繰返して判断する
(S41)。
【0080】前記最大線量ボタン17を押さないで、警
報値ボタン16を押した場合(S42)、警報設定値を
表示(S43)した後、この警報設定値表示を解除した
のかを繰返して判断する(S44)。上述のような過程
を繰返す。
【0081】図9は、本発明の放射線測定による警報処
理過程を示したフロー図であって、マイクロプロセッサ
に入力されるインターラプトにより処理されるフロー図
である。
【0082】インターラプトが0であれば、カウンタデ
ータを読出した(S50)後、そのカウンタを初期化さ
せ(S51)、準備および矯正モードであるかを(S5
2)判断する。もし、準備および矯正モードでない場
合、開始時間情報を貯蔵して現在の累積値を貯蔵する
(S53)。
【0083】その後、線量率値と累積値を算出した(S
54)後、その累積値を表示する(S55)。
【0084】そして、線量率最大値を変更するかどうか
を判断(S56)して、線量率最大値を変更する場合、
線量率最大値を変更する(S57)。
【0085】続いて、前記線量率値と累積値とが設定さ
れた基準警報設定値より大きいか同じである場合(S5
8)、初めの警報発生であるかを判断して(S59)、
警報用ランプ19とブザー20をオン(ON)させ、こ
の際の警報時間、累積値をEEPROM140へ貯蔵す
る(S60)。
【0086】前記警報発生が初めてのものでない場合、
警報発生後15分が経過したかどうかを判断して(S6
1)、経過した場合、警報用ランプとブザーをオフさせ
る(S62)。それから警報発生後15分が経過しなか
った場合、線量率値に該当した警報が再発生であるかを
判断して(S63)、再発生である場合、警報用ランプ
をオンさせる(S64)。
【0087】再発生でない場合、警報発生後30分が経
過したかを判断して(S65)、経過した場合、終了時
間、累積値を貯蔵(S66)し、そうでない場合、線量
率を貯蔵(S67)した後、次の直流電源状態点検段階
(S68)を行なう。
【0088】一方、段階S60、S62、S64をそれ
ぞれ行なった後、前記警報発生後30分が経過したのか
を判断する(S65)。
【0089】その後、直流電源の状態が低電圧状態であ
るかを判断して(S68)、低電圧状態の場合、低電圧
発光ダイオード14を動作させる(S69)。
【0090】直流電源の状態が良好で、前記判断(S5
2)によって準備および矯正モードであると判明された
場合には、カウンタデータを表示し、測定モードのとき
には線量率を表示する(S70)。このような過程を繰
返す。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明は次のような効果を
有する。
【0092】どのような作業環境においても携帯が簡便
であり、放射線が一定の基準値を超える場合、視聴覚的
に作業従事者に知らせることによって、放射線の過度な
被曝から作業従事者を前もって保護することができ、放
射線関連データをメモリに記録してデータ損失の危険性
を除き、警報が発生すれば警報前1時間30分、警報
後、最大30分間のデータの貯蔵が可能であり、メモリ
に貯蔵されたデータを外部コンピュータへ伝送して、グ
ラフ、要約、リスト等のような形式で外部コンピュータ
の使用者が作成して、一定の作業場の放射線データの推
移を分析することができ、放射線の安全管理に効率的で
ある。
【0093】これに付加して説明すれば、本発明を用い
て作業中の放射線の準位変化とか警報作動時間、被曝線
量等に対する情報を保健物理員に提供することによっ
て、予想しなかった放射線の条件変化時、原因分析およ
び再発防止措置など諸般放射線安全管理活動を円滑に遂
行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯用メモリ形放射線警報装置の外形
図である。
【図2】本発明に従う回路のブロック構成図である。
【図3】図2の放射線検出部の内部回路構成図である。
【図4】パルス変換部44の各部分に該当する電圧波形
である。
【図5】図2に対する詳細な回路構成図である。
【図6】1番目のブロックのメモリマップである。
【図7】本発明のモード選択に従う概略的な処理フロー
図である。
【図8】本発明における各種のスイッチおよびボタンの
操作に従う処理フロー図である。
【図9】放射線測定による情報処理フロー図である。
【符号の説明】
1 作動モード選択スイッチ 2 警報設定用のボタン 3、4 第1、第2サム・ホイールスイッチ(THSW
1 THSW2) 5 警報試験ボタン 6 矯正ボタン 7 メモリ消去ボタン 8 警報解除、あるいは消去ボタン 9 時間設定モードスイッチ 10 時間増加スイッチ 11 時間減少スイッチ 12、40 放射線検出器 13 LED表示器 14 低電圧発光ダイオード 15 作動発光ダイオード 16 警報値ボタン 17 最大線量ボタン 18 LCD表示器 19 警報用ランプ 20 ブザー 21 通信ポート 30 電源供給部 41 高電圧供給部 42 放射線感知器 43 前置増幅部 44 パルス変換部 50 直流電圧変換部 100 メーンボード 110 信号入出力部 120 ROM 130 RAM 140 放射線データ貯蔵部 150 データ伝送駆動部 160 実時間クロック発生部 170 マイクロプロセッサ 181〜183 第1〜第3バッファ 184 警報用ランプ駆動部 185 ブザー駆動部 186 動作状態表示器の駆動部
フロントページの続き (72)発明者 サン−ジュン・マエン 大韓民国、タエジェオン、ユソン−ク、ジ ュンミン−ドン、サムスング・プレウン・ アパートメント・108−1505(番地なし) (72)発明者 キル−オウン・チョイ 大韓民国、タエジェオン、ユソン−ク、ド リョン−ドン、コンドン・クウァンリ・ア パートメント・6−202(番地なし) (72)発明者 ハエ−ウォン・パーク 大韓民国、タエジェオン、ユソン−ク、ド リョン−ドン、コンドン・クウァンリ・ア パートメント・6−502(番地なし) (72)発明者 ジェオン−セオ・パーク 大韓民国、タエジェオン、ユソン−ク、エ オエウン−ドン、99、ハンビット・アパー トメント・127−1207

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転モード、電源遮断モード、および準
    備モードを選択する作動モード選択部(1)と、 累積線量と線量率を設定および表示する警報値設定部
    (3、4)と、 放射線を検出する放射線検出部(40)と、 時間、警報設定、警報試験、矯正、メモリ消去、警報解
    除、警報値および最大線量に関連した動作および状態を
    操作するための放射線警報装置状態操作部(9、10、
    11;2;5;6;7;8;16;17)と、 放射線警報装置の携帯を可能とするように、前記作動モ
    ード選択部(1)の選択によって直流電源を供給する電
    源供給部(30)と、 前記電源供給部(30)から供給された電圧を各部で必
    要な電圧に変換して供給する直流電圧変換部(50)
    と、 前記作動モード選択部(1)により選択された運転モー
    ド時、前記放射線検出部(40)から検出された放射線
    が前記警報値設定部(3、4)から設定された基準累積
    線量と線量率を超過した状態を、視聴覚的に知らせる警
    報状態表示部(19、20)と、 前記警報値設定部(3、4)と、放射線の警報装置状態
    操作部から操作された信号を入出力する信号入出力部
    (110)と、 放射線警報装置の動作状態を知らせる動作状態表示器
    (15)と、 前記電源供給部(30)の低電圧状態を知らせる低電圧
    状態表示器(14)と、 システム運営プログラムが内装されたROM(120)
    と、 演算処理で必要なデータを臨時貯蔵するRAM(13
    0)と、 前記放射線検出部(40)から検出された放射線関連デ
    ータを貯蔵する放射線データ貯蔵部(140)と、 前記放射線データ貯蔵部(140)に貯蔵された放射線
    データを伝送するデータ伝送駆動部(150)と、 前記データ伝送駆動部(150)に貯蔵されたデータを
    外部コンピュータへ伝送するためのデータ通信ポート
    (21)と、 前記放射線データ貯蔵部(140)に貯蔵された前記線
    量率と、前記放射線検出部(40)から検出された放射
    線により所定時間入力される累積パルス数の平均値を表
    示するLED表示部(13)と、 前記準備モード時の累積線量と現在時刻、前記運転モー
    ド時の累積線量警報値と線量率警報値、および現在まで
    の累積線量と最大線量率を表示するLCD表示部(1
    8)と、 時間情報の変化を知らせる実時間クロック発生部(16
    0)と、 前記実時間クロック発生部(160)から発生した時間
    情報によって、前記放射線データ貯蔵部(140)に貯
    蔵されたデータを前記データ通信ポート(21)を通じ
    て外部コンピュータへ伝送制御し、前記各部等に対する
    入出力信号を制御するマイクロプロセッサとで構成され
    たことを特徴とする携帯用メモリ形放射線警報装置。
  2. 【請求項2】 前記放射線検出部(40)は、 前記運転あるいは準備モード時、電源供給部(30)か
    ら供給された直流電圧を高電圧に変換して供給する高電
    圧供給部(41)と、 前記供給された電圧により放射線を感知する放射線感知
    器(GM Tube )(42)と、 前記放射線感知器(42)から出力された感知信号を、
    伝送および増幅を可能とするようにインピーダンスをマ
    ッチングさせる前置増幅部(43)と、 前記の前置増幅部(43)から出力された信号をパルス
    信号に変換するパルス変換部(44)とで構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯用メモリ形放射線警
    報装置。
  3. 【請求項3】 前記の前置増幅部(43)は、 CMOS電界効果トランジスタ(FET)を使用するこ
    とを特徴とする請求項2記載の携帯用メモリ形放射線警
    報装置。
  4. 【請求項4】 前記警報状態表示部(3、4)は、 警報用ランプとブザーを使用したことを特徴とする請求
    項1記載の携帯用メモリ形放射線警報装置。
  5. 【請求項5】 前記警報用ランプは、 警報解除時に、前記マイクロプロセッサにおける線量率
    値と累積線量値との比較結果による制御信号によってオ
    ンあるいはオフすることを特徴とする請求項1または請
    求項4記載の携帯用メモリ形放射線警報装置。
  6. 【請求項6】 前記ブザーは、 警報解除時に、前記マイクロプロセッサの線量率値と累
    積線量値との比較結果による制御信号によってオンある
    いはオフすることを特徴とする請求項1または請求項4
    記載の携帯用メモリ形放射線警報装置。
  7. 【請求項7】 前記放射線データ貯蔵部(140)は、 非揮発性EEPROMを用いることを特徴とする請求項
    1記載の携帯用メモリ形放射線警報装置。
  8. 【請求項8】 前記放射線データ貯蔵部(140)に
    は、 運転モードが始まるとき、線量率の値が一定時間ごとに
    貯蔵され、 データの管理情報がブロック単位で一定時間ごとに貯蔵
    されることを特徴とする請求項1記載の携帯用メモリ形
    放射線警報装置。
  9. 【請求項9】 前記マイクロプロセッサは、 測定された放射線量率の変動を減らすために、入射され
    た放射線の強さに依拠して応答時間を自動的に調節する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯用メモリ形放射線
    警報装置。
JP29617797A 1996-10-10 1997-10-13 携帯用メモリ形放射線警報装置 Pending JPH10132944A (ja)

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