JPH1013270A - ラジオ受信機及びその充電装置 - Google Patents

ラジオ受信機及びその充電装置

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JPH1013270A
JPH1013270A JP8167716A JP16771696A JPH1013270A JP H1013270 A JPH1013270 A JP H1013270A JP 8167716 A JP8167716 A JP 8167716A JP 16771696 A JP16771696 A JP 16771696A JP H1013270 A JPH1013270 A JP H1013270A
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radio receiver
charging
circuit
magnetic core
charging device
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JP8167716A
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Shizuo Adachi
静雄 足立
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次電池の充電回路を具備した小型のラジオ
受信機及びその2次電池を充電する充電装置を得るこ
と。 【解決手段】 本発明のラジオ受信機1Aは内蔵してい
るバーアンテナ10を2次側充電回路30Aの2次側磁
気回路の磁気コアーとして兼用し、本発明の充電装置5
0Aの磁気コアー33からなる1次側磁気回路に電磁誘
導結合させて、充電回路30を形成し、ラジオ受信機1
Aの電源である2次電池Bを充電するように構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ受信機の充
電回路の電極と充電装置の電極とを機械的に接触させる
ことなく、非接触の電磁誘導結合でラジオ受信機に内蔵
されている2次電池を充電できる充電装置、特にラジオ
受信機のバーアンテナを電磁誘導結合の2次側磁気回路
の磁気コアーとして兼用して充電回路を構成したラジオ
受信機及びその充電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2次電池を収納したパックは2次電池の
陽極と陰極とに接続され、パックの外端面に露出してい
る一対の電極がバネ状の接触片で構成されており、この
ような構造のパック内の2次電池を充電するための現在
の充電装置も、その一対の電極がバネ状の接触片で構成
されていて、2次電池を充電するに当たっては、パック
の一対の電極と充電装置の一対の電極とを機械的に接続
して充電する構造が採られている。
【0003】このような機械的な接触型の充電装置は接
触不良を起こし易く、また、クリップ等の金属片が落下
して露出している一対の電極に跨がった場合には両電極
を短絡し、充電回路を傷めてしまう等の問題があった。
【0004】本出願人はこれらの問題点を解消するため
に、充電装置に1次コイルを設け、パック側には2次コ
イルを設けて、電磁誘導作用によってパック側の2次電
池を非接触状態で充電するように構成した充電装置を先
に提案したが、この場合の1次コイルと2次コイルとの
間にプラスチック製のパックケースを介して相互誘導結
合させていたために効率が悪く、50%程度の能率しか
得られないだけでなく、数10°Cの発熱(温度上昇)
を伴う問題があり、充電に大電流を必要とする携帯用電
話機の充電装置としては実用に供し得ない問題があっ
た。
【0005】本発明者はまたこの問題点を解決するた
め、図16にその原理的な構成を示したように、充電装
置のケース内に1次側コイル110を卷回したC型磁気
コアー111を配設し、そのC型磁気コアー111の両
端面111A、111Bをケース表面に臨ませ、一方、
2次電池を収納したパック側のケース内には2次側コイ
ル120を卷回したC型磁気コアー121を配設し、そ
のC型磁気コアー121の両端面121A、121Bを
パックケース表面に臨ませ、パック内の2次電池を充電
する場合に、そのパックを充電装置に装着し、そのパッ
ク内のC型磁気コアー121の両端面121A、121
Bと前記充電装置内のC型磁気コアー110の両端面1
11A、111Bとを合体させ、電磁誘導により非接触
充電を行わせる構成を採った発明をし、本出願人が平成
8年3月4日に特許出願した(特願平8−4621
7)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成の非接触型充電装置、或いは前記パックを内蔵した携
帯用電話機などの電子機器にはC型磁気コアーを内蔵さ
せなければならないため、大型化し、また、重量が増大
するという問題がある。特にポケットに納めて持ち歩き
ながら受信するような小型のラジオ受信機及びラジオ受
信機を内蔵した電子機器においては、このような大型化
及び重量の増大は大きな問題になる。
【0007】図17に、現在市販されている多くのPL
Lシンセサイザー型の小型ラジオ受信機1の一例とし
て、ソニー(株)製のSRF−SX250RVを例示し
た。このラジオ受信機1の構成を概略説明すると、この
ラジオ受信機1は、プラスチック製のケース2内にラジ
オ受信回路IC(不図示)と、電源釦3、バンド切替え
釦4、音量調節摘み5、複数のプリセット選局釦6、受
信エリア切替え釦7、選局/時刻合わせ釦8などの制御
の下に前記ラジオ受信回路を制御するマイコン(不図
示)と、アンテナコイル9が卷回されたバーアンテナ1
0と、その他の電子部品11などがプリント基板12に
半田付けなどで実装された状態で内蔵されている。
【0008】符号13は液晶表示装置(LCD)であっ
て、非受信状態の時には時刻を表示し、電源釦3を押圧
して電源が入った受信状態の時にはプリセット選局釦6
が押圧された受信周波数を表示する他に、受信エリア切
替え釦7の押圧により「東京」、「大阪」など受信エリ
アも表示し、午前、午後なども表示する。
【0009】この種のラジオ受信機1は、通常、ケース
2の中央部よりやや上方に表示面を露出するようにして
LCD13が配設されており、そのLCD13の背面内
部に前記マイコンが配設されている。そして、プリセッ
ト選局釦6はLCD13の上方のラジオ受信機1のケー
ス2の上端部に、そして前記マイコンから放射する電波
の悪影響を受けないように、バーアンテナ10はケース
2の下端部に配設されていて、全体がコンパクトに構成
されているものである。
【0010】このような構成のラジオ受信機1に前記非
接触による充電回路を組み込もうとすると、2次側磁気
回路を構成する2次側コイルやC型磁気コアーを収容す
るスペースが無く、たとえ2次側コイルやC型磁気コア
ーを収容できたとしても、重量が増し、ポケット型のラ
ジオ受信機としては不適である。
【0011】本発明はこのような問題点を解決しようと
するものであって、前記2次側のC型磁気コアーを特別
に設ける必要がない2次電池内蔵のラジオ受信機を得る
ことを主目的とし、また、その2次電池をラジオ受信機
に内蔵のまま充電することができる充電装置を得ること
を主目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】従って、本発明のラジオ
受信機は、バーアンテナを備えたラジオ受信機のそのバ
ーアンテナを、そのラジオ受信機の電源である2次電池
の充電回路の一構成部品として兼用する構成を採って、
前記課題を解決した。また、本発明の充電装置は、充電
回路の1次側磁気回路を構成する磁気コアーを前記ラジ
オ受信機の前記バーアンテナの側面または端面に電磁誘
導で結合させる構成を採って、前記課題を解決した。
【0013】従って、本発明のラジオ受信機は現用の小
型ラジオ受信機の大きさと重量とに殆ど変わらない大き
さと重量とで構成することができ、またそれだけコスト
を抑えることができる。更に本発明のラジオ受信機にお
いては、充電回路の2次側磁気回路のバーアンテナから
漏洩する磁束の電源周波数を検出して、前記受信エリア
を自動的に切替えることができ、そしてこの切替えをL
CDに表示させることができる。更にまた、本発明の充
電装置側の充電回路はその1次側コイルとC型磁気コア
ーとからなる1次側磁気回路のみで構成することができ
るので、軽量に構成でき、また、コストを抑えることが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図15を参照しな
がら、本発明のラジオ受信機及びその充電装置を説明す
る。先ず、図1乃至図8を用いて、本発明の第1実施例
であるラジオ受信機及びその充電装置を説明する。図1
は本発明の第1実施例のラジオ受信機を本発明の第1実
施例の充電装置に装着した状態で、それらの要部を切り
欠いて示した正面図であり、図2は図1に示したラジオ
受信機と充電装置との側面図であり、図3は図1に示し
た本発明のラジオ受信機及びその充電装置の充電回路の
原理図であり、図4は図1及び図2に示した本発明のラ
ジオ受信機及びその充電装置の回路ブロック図であり、
図5は図1、図2及び図4に示したラジオ受信機中のリ
ードスイッチの構造、動作を説明するための略線図であ
り、図6は図1、図2及び図4に示したラジオ受信機に
内蔵されている2次電池の充電を行う充電回路を制御す
るマイコンの動作を説明するためのフローチャートであ
り、図7は図4に示した充電回路の動作に応じて変わる
充電状態等のLCDの表示画面であり、そして図8は図
4に示した回路ブロックの受信エリアの切替えを自動的
に行うマイコンの動作を説明するためのフローチャート
である。なお、図16及び図17に示した現用のラジオ
受信機1と同一の構成部分には同一の符号を付して説明
する。
【0015】図1において、符号1Aは本発明の第1実
施例のラジオ受信機を指し、符号50Aは本発明の第1
実施例の充電装置を指す。先ず、本発明のラジオ受信機
1Aであるが、このラジオ受信機1Aもプラスチック製
のケース2内にラジオ受信回路20(図4)と、電源釦
3、バンド切替え釦4、音量調節摘み5、複数のプリセ
ット選局釦6、受信エリア切替え釦7、選局/時刻合わ
せ釦8などの制御の下に前記ラジオ受信回路を制御する
マイコン21(図4)と、バーアンテナ10と、その他
の電子部品11などがプリント基板12に半田付けなど
で実装された状態で内蔵されている。
【0016】ラジオ受信機1Aにも、そのケース2の中
央部よりやや上方に表示面を露出するようにしてLCD
13が配設されておて、非受信状態の時には時刻を表示
し、電源釦3を押圧して電源が入った受信状態の時には
プリセット選局釦6が押圧された受信周波数を表示する
他に、受信エリア切替え釦7の押圧により「東京」、
「大阪」などの受信エリアを表示し、また午前、午後な
どの時刻も表示する。
【0017】このLCD13の背面内部に前記マイコン
21が配設されている。そして、プリセット選局釦6は
LCD13の上方のラジオ受信機1Aのケース2の上端
部に、そして前記マイコン21から放射する電波の悪影
響を受けないように、バーアンテナ10はケース2の下
端部に配設されていて、全体がコンパクトに構成されて
いる。
【0018】更にラジオ受信機1Aの下方側面部には図
4を用いて後記する充電回路30Bの構成部品としてリ
ードスイッチ22が、そして電源回路の構成部品として
リードスイッチ23が連動する構成で実装されている。
更にまた、ケース2の下面両端部には、後記するC型の
1次側磁気コアーの両端部が挿入できる一対の孔201
が開けられている。
【0019】一方、本発明の充電装置50Aは、ケース
51の中央部にラジオ受信機1Aのバーアンテナ10を
含む下方部分を嵌め込み、装着することができる大きさ
の開口と深さの装着部52が形成されており、ケース5
1の内部には充電装置50A側の充電回路(以下、「1
次側充電回路」と記す)30Aを構成するAC/ACコ
ンバータ31(図4)とこのAC/ACコンバータ31
の出力側に接続された1次側コイル32が卷回されてい
るC型の1次側磁気コアー33などが収納されている。
符号34は電源コードを指していて、前記AC/ACコ
ンバータ31の入力側に接続されており、その先端部の
プラグ(不図示)は、例えば、AC100Vの商用電源
Psに接続される。なお、直流電源を電源として使用す
る充電装置として構成する場合には、前記AC/ACコ
ンバータ31をDC/ACコンバータで構成することは
言うまでもない。
【0020】また、前記装着部52の周りの一側壁53
に、装着部52側に面して、そして前記リードスイッチ
22、23の側面に面して、磁石35が埋設されている
(図1)。更にまた、充電装置50Aの前面側壁54に
は電源を入れた場合に点灯する発光ダイオードなどのパ
イロットランプ36、導光板36aが装着されている
(図2)。
【0021】1次側充電回路30Aの構成は既に記した
が、この1次側充電回路30Aに対するラジオ受信機1
A側の充電回路(以下、「2次側充電回路」と記す)3
0Bは、図4に示したように、2次側磁気コアーである
バーアンテナ10が1次側磁気コアー33に電磁誘導結
合し、2次側コイルであるアンテナコイル9の一端には
前記リードスイッチ22の一方の端子22bが接続され
ており、他方の一端子22cはラジオ受信回路20の入
力に接続されている。また、リードスイッチ22の前記
他方の他の端子22dはダイオードで構成した整流回路
37を含む充電回路38の入力側に、そして電源周波数
漏洩成分検出回路(以下、単に「漏洩検出回路」と略記
する)39の入力側とに接続されている。なお、この整
流回路37を全波整流回路で構成することにより充電効
率を上げることができる。
【0022】充電回路38の出力側は逆流防止用ダイオ
ード40を介して2次電池Bの陽極とシステム制御用の
前記マイコン21の一入力端子とに接続されている。2
次電池Bの陰極側は接地されている。2次電池Bの陽極
側はラジオ受信回路20の電源回路(不図示)に前記リ
ードスイッチ23を介して接続されており、また、マイ
コン21の電源回路に接続されている。ラジオ受信回路
20の接地端子にはアンテナコイル9の他端が接続され
ている。符号24はバリコン、バリキャップなどの同調
用コンデンサーである。前記1次側磁気回路と前記ラジ
オ受信機1Aのバーアンテナ10を含む2次側磁気回路
との構成を原理的に表すと、図3に示したように表現す
ることができる。
【0023】前記ラジオ受信回路20、2次側充電回路
30B、漏洩検出回路39の動作はマイコン21により
制御される。ラジオ受信回路20は電源釦3が押圧され
ると電源が入り、バンド切替え釦4を押圧すると、押圧
する毎にマイコン21の制御の下に、例えば、TVから
AM或いはFMのバンドに順次切り換えられ、それぞれ
のプリセット選局釦6をを押圧することにより、マイコ
ン21の制御の下に、例えば、所望の放送局を選局する
ことができ、受信エリア切替え釦7を押圧すると、押圧
する毎にマイコン21の制御の下に、例えば、「東京」
から「大阪」などの放送地域に切り換えられ、そして選
局/時刻合わせ釦8を押圧することにより、マイコン2
1の制御の下に、現在時刻及びアラーム時刻の調整が、
そして選局/時刻合わせ釦8を押圧することにより、マ
イコン21の制御の下に、受信放送局の受信周波数を微
調整することができる。
【0024】充電回路38は、その出力の充電電流及び
充電時間がマイコン21により制御され、その充電開始
から充電中、充電完了までの経過をLCD13に表示す
る。図7にそれらの表示画面13A、13B、13Cで
示した。表示画面13Aは充電開始直後の「充電中」を
表す表示であり、表示画面13Bは正に充電開始からほ
ぼ中間の時間が経過した「充電中」を表す表示であり、
そして表示画面13Cは充電が完了した「充電完了」の
表示である。
【0025】また、漏洩検出回路39は、充電中、バー
アンテナ10から漏洩する電源周波数が50Hzである
か60Hzであるかを検出し、その検出信号に応じてマ
イコン21を制御し、ラジオ受信回路20を「東京」か
「大阪」かに自動的に切替え、LCD13に表示する。
例えば、東京でNHK第1放送(AM594KHz)を
最後に聞いて、大阪で充電した場合、LCD13の表示
画面が「東京」(図7の表示画面13A)から「大阪」
(図7の表示画面13B、13C)に代わり、そして充
電後に放送を受信するために電源釦3を押圧して電源を
入れると、自動的に大阪のNHK第1放送(AM666
KHz)に切り替わり、LCD13の表示画面に「大
阪」と「AM666KHz」とが表示される。即ち、漏
洩検出回路39の検出信号は受信エリア切替え釦7の代
役を果たす。
【0026】前記漏洩検出回路39は50Hzを濾波す
るフィルターと60Hzを濾波するフィルターとで構成
し、電源周波が50Hzの場合には、その50Hz用フ
ィルターの出力に(+)の電圧を発生させ、電源周波が
60Hzの場合には、その60Hz用フィルターの出力
に(−)の電圧を発生させて、それの電圧でマイコン2
1を構成するCPUを制御するようにしてもよく、また
は電源周波数50Hzを基準にして60Hzの交流電流
が入力された場合にフィルターの出力に制御電圧が発生
する構成を採り、CPUを制御するようにしてもよい。
【0027】前記リードスイッチ22は、図5に示した
ように、リード22aがラジオ受信回路20側の端子2
2cに常時接触しており(図5Aの状態)、充電のため
にラジオ受信機1Aを充電装置50Aの装着部52に装
着した場合に、側壁53に埋め込まれている磁石35の
作用によって、リード22aが端子22cから端子22
d側に切り替わり(図5B)、ラジオ受信回路20は遮
断され、リード22aは端子22dに接触して充電回路
30Bが形成され、作動し始める。
【0028】前記ラジオ受信回路20の電源回路に挿入
されている前記リードスイッチ23も、図5に示したリ
ードスイッチ22と同様の構造で構成されていて、リー
ド22aがラジオ受信回路20側の端子23cに常時接
触しており(図5Aの状態)、充電のためにラジオ受信
機1Aを充電装置50Aの装着部52に装着した場合
に、磁石35の作用によって、リードスイッチ22のリ
ード22aと同時に、リード23aが端子23cから端
子23d側に切り替わり、ラジオ受信回路20が遮断さ
れる。
【0029】このラジオ受信回路20の遮断は前記のよ
うにリードスイッチ23を設けて直接ハード的に行って
もよいが、充電回路30が形成されると、これを前記漏
洩検出回路39などの検出出力でマイコン21を作動さ
せ、ラジオ受信回路20を遮断させるような動作をソフ
トウエアで行わせるようにしてもよい。
【0030】次に、図1及び図4に示した本発明の前記
第1実施例のラジオ受信機1A及びその充電装置50A
の動作を図6に示したフローチャートを参照しながら説
明する。2次電池Bが放電してしまった場合に、先ず、
充電装置50Aを商用電源Psに接続する。接続すると
パイロットランプ36が点灯する。次に、2次電池Bを
内蔵しているラジオ受信機1Aを、その下部を充電装置
50Aの装着部52に差し込み、装着する(ステップS
T1)。装着したラジオ受信機1Aの下部側面に配設さ
れているリードスイッチ22、23は充電装置50Aの
側壁53に埋設されている磁石35の作用で切り換えら
れ、前記のようにラジオ受信機1Aの電源回路とラジオ
受信回路20の信号入力回路は遮断され、二次側充電回
路30Bが形成される。そしてマイコン21により2次
電池Bの電圧が検出され(ステップST2)、充電が必
要であるか否かを判別する(ステップST3)。充電の
必要がないと判別された場合には、ステップST7に進
み、充電装置50Aは満充電表示を行う。そして充電が
必要であると判別すると、充電を開始する(ステップS
T4)。
【0031】前記のように二次側充電回路30Bが形成
されると、1次側充電回路30Aと相まって全充電回路
30が完成し、充電装置50Aに内蔵されているAC/
ACコンバータ31により、例えば、27KHzの高周
波電流に変換され、1次側コイル32と1次側磁気コア
ー33とで構成された1次側磁気回路が2次側磁気回路
であるアンテナコイル9とバーアンテナ10に電磁誘導
結合し、アンテナコイル9に前記高周波電流が電磁誘導
される。電磁誘導された高周波電流は整流回路37で整
流され、その整流された直流電流で2次電池Bの充電が
開始される。
【0032】充電回路38は、その出力の充電電流及び
充電時間がマイコン21により制御され、2次電池Bの
充電状態がマイコン21で時々刻々検出される(ステッ
プST5)。そしてその充電電流に応じて、充電開始か
ら充電中、充電完了までの経過をLCD13に表示す
る。その充電状態の表示画面の数例を図7に表示画面1
3A、13B、13Cとして示した。表示画面13Aは
充電開始直後の「充電中」を表す表示であり、表示画面
13Bは正に充電開始からほぼ中間の時間が経過した
「充電中」を表す表示であり、そして表示画面13Cは
充電が完了した「充電完了」の表示であって、マイコン
21が2次電池Bの満充電状態を検出(ステップST
6)した時の表示である(ステップST7)。2次電池
Bの満充電状態を検出すると、マイコン21は整流回路
37の出力を自動的に遮断し、2次電池Bの充電が完了
し(ステップST8)、LCD13に前記表示画面13
Cを表示する。
【0033】同時に2次電池Bの充電が開始すると(図
8、ステップST1)、充電中に、漏洩検出回路39は
充電電源である商用電源Psの電源周波数を検出し、そ
の検出信号はマイコン21のCPUに印加され、電源周
波数が50Hzか60Hzかを判別する(ステップST
2)。その検出信号が50Hzの電源周波数に依存して
いる場合には、次に、充電以前のラジオ受信機1Aの受
信エリアが「東京」以外であったか否かを判別し(ステ
ップST3)、その充電中のラジオ受信機1Aの受信エ
リアが「東京」以外の状態にある場合には、マイコン2
1がラジオ受信回路20を自動的に切り替えて「東京」
に設定する(ステップST4)。そして同時にLCD1
3は「東京」と「AM594KHz」を表示する。充電
以前のラジオ受信機1Aの受信エリアが「東京」であっ
た場合には、ラジオ受信回路20はその「東京」に設定
された状態のままとなり、LCD13は「東京」と「A
M594KHz」を表示する。
【0034】また、漏洩検出回路39で検出された商用
電源Psの電源周波数がCPUで判別されて(ステップ
ST2)、その検出信号が60Hzの電源周波数に依存
している(ステップST2A)場合、CPUは更に充電
以前のラジオ受信機1Aの受信エリアが「大阪」以外で
あったか否かを判別し(ステップST3A)、その充電
中のラジオ受信機1Aの受信エリアが「大阪」以外の状
態にある場合には、マイコン21がラジオ受信回路20
を自動的に切り替えて「大阪」に設定し(ステップST
4A)、そして同時にLCD13は「大阪」と「AM6
66KHz」を表示する。充電以前のラジオ受信機1A
の受信エリアが「大阪」であった場合には、ラジオ受信
回路20はその「大阪」に設定された状態のままとな
り、LCD13は「大阪」と「AM666KHz」を表
示する。
【0035】従って、例えば、東京でNHK(登録商
標)第1放「AM594KHz」を最後に聞いて、大阪
で充電した場合、LCD13の表示画面が「東京」(図
7の表示画面13A)から自動的に「大阪」(図7の表
示画面13B、13C)に代わり、更に充電後に放送を
受信するために電源を入れると、既にラジオ受信回路2
0が自動的に大阪のNHK第1放送(666KHz)に
切り替わっているため、ラジオ受信機1Aは大阪のNH
K第1放送を受信し、LCD13の表示画面に「大阪」
と「AM666KHz」が表示される。以上の説明から
明らかなように、漏洩検出回路39の検出信号はラジオ
受信機1Aに具備している受信エリア切替え釦7の代役
を果たしている。
【0036】以上説明したように、本実施例のラジオ受
信機1Aは、特別の磁気コアーを設けることなく、その
具備するバーアンテナ10を、そのラジオ受信機の電源
である2次電池Bの2次側充電回路30Bの一構成部品
として兼用させ、充電する構成を採っているため、現用
のラジオ受信機の重量と殆ど変わらない重量で構成する
ことができ、またそれだけコストを抑えることができ
る。また、本実施例の充電装置50Aは、その1次側充
電回路30Aを1次側コイルとC型磁気コアーとからな
る1次側磁気回路のみで構成することができるので、軽
量に構成でき、また、コストを抑えることができる。そ
して、本実施例のラジオ受信機1Aにおいては、2次側
充電回路30Bのバーアンテナ10から漏洩する磁束の
電源周波数を検出して、受信エリアを自動的に切替え、
LCD13に表示すると共に、ラジオ受信機1Aの受信
状態をも自動的に、その受信エリアに切替え、設定する
ことができる。
【0037】次に、図9を参照しながら、本発明の第2
実施例であるラジオ受信機1B及び本発明の第2実施例
の充電装置50Bを説明する。図9は本発明の第2実施
例のラジオ受信機1Bを本発明の第2実施例の充電装置
50Bに装着した状態で、それらの要部を切り欠いて示
していて、同図Aはその正面図、同図Bはその側面図で
ある。なお、第1実施例のラジオ受信機1A及び第1実
施例の充電装置50Aと同一の構成部分には同一の符号
を付し、それらラジオ受信機1A及び充電装置50Aと
異なる構成部分のみを説明する。以下、その他の実施例
の場合も同様であることを付言しておく。
【0038】この実施例においては、前記電磁誘導結合
回路が、1次側磁気コアー33Aの両端部を延長して曲
げ、それらの端面33aをそれぞれバーアンテナ10の
両端面10a、10bに対向させた構造で構成されてい
る例である。図1及び図2に示したラジオ受信機1Aの
ケース2の底面に1次側磁気コアー33の両端部が挿入
できる一対の孔201を開けられているが、この第2実
施例のラジオ受信機1Bでは、内蔵されているバーアン
テナ10の両端面10a側方のケース2の下部両側面に
孔202が開けられ、この孔202を介して1次側磁気
コアー33Aの両端面33aが対向する。
【0039】図10には本発明の第3実施例である充電
装置50Cを示した。この図10は本発明の第2実施例
のラジオ受信機1Bを本発明の第3実施例の充電装置5
0Cに装着した状態で、それらの要部を切り欠いて示し
ていて、同図Aはその正面図、同図Bはその側面図であ
る。この実施例においては、1次側磁気コアーを棒状コ
アー33Bと2個のコの字型コアー33Cに3分割し、
棒状コアー33Bに1次側コイル32を卷回し、その棒
状コアー33Bの両端面33bとケース51の両側壁5
3内にコの字型コアー33Cを埋設し、それら各コの字
型コアー33Cの背面を両側壁53内に埋設した板バネ
41で押圧し、バーアンテナ10の両端面10aと棒状
コアー33Bの両端面33bに各コの字型コアー33C
の両端面33aと33cをそれぞれ押圧するように構成
する。そして更に両コの字型コアー33Cの端面33a
に複数個の磁性の小鋼球42が回転自在に装着されてい
る。
【0040】以上、説明した構造の充電装置50Cにラ
ジオ受信機1Bを挿入すると、前記鋼球42を介し、板
バネ41の押圧に抗して両コの字型コアー33Cを押し
やりながらラジオ受信機1Bの挿入が鋼球42の存在に
より円滑に行うことができる。この機械的な利点もさる
ことながら、鋼球42の存在によりバーアンテナ10と
コの字型コアー33Cを含む1次側磁気コアー33との
電磁結合を密に行わせることができる。
【0041】次に、図11を用いて、本発明の他の実施
例のラジオ受信機と充電装置とを説明する。図11は本
発明の第3実施例のラジオ受信機を本発明の第4実施例
の充電装置に装着した状態で、それらの要部を切り欠い
て示していて、同図Aはその正面図、同図Bはその側面
図である。この第3実施例のラジオ受信機1Cに内蔵さ
れているバーアンテナ10Aは、その両端面10bが雄
型テーパー面に形成されている。一方、本発明の第4実
施例の充電装置50Cは、そのC型の1次側磁気コアー
33Dの両端面33dが、前記バーアンテナ10Aの両
端面10bの前記雄型テーパー面と合致する雌型テーパ
ー面に形成されている。このよう形状にバーアンテナ1
0A及び1次側磁気コアー33Dを形成することによ
り、ラジオ受信機1Cを充電装置50Dの装着部52に
装着した場合に、前記1次側磁気コアー33Dの両端面
33dの雌型テーパー面にバーアンテナ10Aの両端面
10dの雄型テーパー面が受け止められる状態で納ま
り、電磁誘導結合をより良好に行わせることができる。
【0042】しかし、バーアンテナ10A及び1次側磁
気コアー33Dがフェライトなどの磁性粉を焼結して形
成されると、前記両テーパー面の傾斜の寸法上の精度を
出し難く、図12Aに示したように、バーアンテナ10
Aが浮き上がった状態とか、図12Bに示したように、
バーアンテナ10Aが沈んだ状態の不完全な装着状態と
なることがあり、このような装着状態では良好な電磁誘
導結合が行われ難くなる。
【0043】焼結によりバーアンテナ10A及び1次側
磁気コアー33Dを形成する場合には、前記のような多
少の精度の不揃い(誤差)の生じることは止むを得な
い。そのため、図13及び図14に示したように、本発
明の第5実施例の充電装置50Eは、そのC型の1次側
磁気コアーをJ型の磁気コアー33Eと短いコの字型コ
アー33Fとで構成し、前記J型の磁気コアー33Eの
一端面を凹形円弧面33eに、他端面は雌型テーパー面
33dに形成し、前記コの字型コアー33Fの端部の一
端面を前記凹形円弧面33eに合致する凸形円弧面33
fに、そして他端面は雌型テーパー面33dに形成し
て、前記凹形円弧面33eに前記凸形円弧面33fを嵌
め込み、ヒンジ機構に構成した。そして、このコの字型
コアー33Fの背面に板バネ41を装着し、常時、板バ
ネ41でコの字型コアー33FをJ型の磁気コアー33
E側に押し付けるように構成している。
【0044】このような構造で誤差吸収機構を構成する
と、バーアンテナ10A及び1次側磁気コアー33に精
度の狂いが生じても、図13A及び図14Aの不完全装
着状態から更にラジオ受信機1Cを押し込めば、バーア
ンテナ10Aの一方の端面10bの雄型テーパー面は、
常時板バネ41により内方にバイアスされているコの字
型コアー33Fの端面33dの雌型テーパー面を押し退
けるようにして進入し、コの字型コアー33Fはその凸
形円弧面33fがJ型の磁気コアー33Eの凹形円弧面
33eを中心にして時計方向に若干回動し、図13B及
び図14Bに示したように、バーアンテナ10Aと1次
側磁気コアー33E、33Fとは完全な装着状態にな
り、多少の誤差は吸収でき、良好な電磁誘導結合を行わ
せることができる。なお、前記実施例では、1次側磁気
コアーを二分割した例を挙げたが、この1次側磁気コア
ーの両端部に前記誤差吸収機構を設けてもよいことが言
うまでもない。
【0045】これまでに挙げた実施例のラジオ受信機は
いずれもラジオ受信機単体で示したが、本発明はそのラ
ジオ受信機単体のみに止まるものではなく、図15に示
したように、本発明のラジオ受信機を携帯電話機と組み
合わせた複合電子機器にも適用することができる。図1
5は本発明のラジオ受信機を組み込んだ携帯電話機を本
発明の充電装置に装着した状態で、それらの要部を切り
欠いて示した側面図である。
【0046】図15において、符号60は全体として本
発明の携帯電話機を指す。この携帯電話機60はそのケ
ース61の内部上方部に通信用RF部62が、下方部に
ラジオ受信部63が、そしてほぼ中央部に2次電池Bが
位置するように配設されて構成されている。そして、ラ
ジオ受信部63に内蔵されているアンテナコイル630
1が卷回されたバーアンテナ6302はケース61の底
部に位置するように組み込まれている。この他ケース6
1の上方表面部には表示窓64Aが、その内部にLCD
64が、そして下方表面部には数字ボタン65が実装さ
れている。
【0047】ラジオ受信部63は前記第1実施例のラジ
オ受信機1Aに内蔵されているバーアンテナ10と同一
の構造でよい。従って、充電装置としては、図1に示し
た本発明の第1実施例の充電装置50Aを用いて、その
1次側磁気コアー33とバーアンテナ6302とを電磁
誘導結合させ、図4に示したような充電回路30を構成
して前記2次電池Bを充電できるように構成されてい
る。
【0048】なお、前記LCD64は電話番号などの表
示、ラジオ受信周波数などの表示、充電状態の表示を行
い、前記数字ボタン65は携帯電話機60のダイヤルボ
タンにも、ラジオ受信部63のプリセット選局ボタンに
も用いられるように構成されている。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のラジオ
受信機は現用のラジオ受信機の重量と殆ど変わらない重
量で構成することができ、またそれだけコストを抑える
ことができる。
【0050】そして本発明のラジオ受信機においては、
2次側充電回路を構成する2次側磁気回路のバーアンテ
ナから漏洩する磁束の電源周波数を検出して、その周波
数の商用電源が供給されている地域の受信周波数に信号
受信回路を自動的に切替え、この切替え表示をLCDに
表示させることができる。例えば、東京でNHK第1
(AM594kHz)を最後に聞いた場合に、大阪で充
電後、そのラジオ受信機の電源を入れると、自動的に大
阪のNHK第1(AM666kHz)に切り替わり、東
京−大阪間を頻繁に往復する人にとっては便利である。
【0051】また、電圧をも検出するので、海外の商用
電源が供給されている地域の受信周波数や受信周波数ス
テップ(中波のAMは日本では9kHz、海外では通常
10kHz)を自動的に切り替えられるため、日本と海
外を頻繁に往来する人にとっては、日本におけると同様
に便利である。更にまた、本発明の充電装置側の充電回
路はその1次側コイルとC型磁気コアーとで構成するこ
とができるため、軽量に構成することができ、またコス
トを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のラジオ受信機を本発明
の第1実施例の充電装置に装着した状態で、それらの要
部を切り欠いて示した正面図である。
【図2】 図1に示したラジオ受信機と充電装置との側
面図である。
【図3】 図1に示した本発明のラジオ受信機及びその
充電装置の充電回路の原理図である。
【図4】 図1に示した本発明のラジオ受信機及びその
充電装置の回路ブロック図である。
【図5】 図1、図2及び図4に示したラジオ受信機中
のリードスイッチの構造、動作を説明するための略線図
である。
【図6】 図1に示したラジオ受信機の充電状態を表示
する図4に示した回路ブロック中のマイコン及び充電回
路の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】 図4に示した回路ブロック中のLCDに表示
される充電状態等の表示画面である。
【図8】 図1及び図4に示したラジオ受信回路の受信
エリアの切替えを自動的に行うマイコンの動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】 本発明の第2実施例のラジオ受信機を本発明
の第2実施例の充電装置に装着した状態で、それらの要
部を切り欠いて示していて、同図Aはその正面図、同図
Bはその側面図である。
【図10】 本発明の第2実施例のラジオ受信機を本発
明の第3実施例の充電装置に装着した状態で、それらの
要部を切り欠いて示していて、同図Aはその正面図、同
図Bはその側面図である。
【図11】 本発明の第3実施例のラジオ受信機を本発
明の第4実施例の充電装置に装着した状態で、それらの
要部を切り欠いて示していて、同図Aはその正面図、同
図Bはその側面図である。
【図12】 本発明の非接触型充電回路を構成するバー
アンテナとC型磁気コアーとの不都合な結合状態を説明
するための結合状態にあるバーアンテナとC型磁気コア
ーとの正面図である。
【図13】 本発明の第5実施例の充電装置に内蔵した
C型磁気コアーの構造とバーアンテナとの結合状態を示
していて、同図Aはそれらが結合する直前の状態を示す
正面図、同図Bはそれらが結合した状態を示す正面図で
ある。
【図14】 図13に示したC型磁気コアーを内蔵した
第5実施例の充電装置に本発明の第3実施例のラジオ受
信機を装着した状態で、それらの要部を切り欠いて示し
ていて、同図Aはその正面図、同図Bはその側面図であ
る。
【図15】 本発明のラジオ受信機を組み込んだ携帯電
話機を本発明の充電装置に装着した状態を、それらの要
部を切り欠いて示した側面図である。
【図16】 従来技術の充電装置の原理図である。
【図17】 現用のラジオ受信機のバーアンテナが内蔵
されている部分を切り欠いて示した正面図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C…本発明のラジオ受信機、2…ケー
ス、3…電源釦、4…バンド切替え釦、5…音量調節摘
み、6…プリセット選局釦、7…受信エリア切替え釦、
8…選局/時刻合わせ釦、9…アンテナコイル、10…
バーアンテナ、11…電子部品、12…プリント基板、
13…LCD、20…ラジオ受信回路、21…マイコ
ン、22,23…リードスイッチ、24…同調用コンデ
ンサー、30A…1次側充電回路、30B…2次側充電
回路、31…AC/ACコンバータ、32…1次側コイ
ル、33…1次側磁気コアー、35…磁石、36…表示
素子、36a…導光板、37…整流回路、38…充電回
路、39…電源周波数漏洩成分検出回路(漏洩検出回
路)、40…逆流防止用ダイオード、50A,50B,
50C,50D,50E,50F…本発明の充電装置、
51…ケース、52…装着部、53…側壁、54…前面
側壁、60…携帯電話機(複合電子機器)、61…ケー
ス、62…通信用RF部、63…ラジオ受信部、630
1…バーアンテナ、6302…アンテナコイル、64…
LCD、64A…表示窓、65…数字ボタンB…2次電
池、Ps…商用電源

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーアンテナを備えたラジオ受信機の該
    バーアンテナを、該ラジオ受信機の電源である2次電池
    の充電回路の一構成部品として兼用したことを特徴とす
    るラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 充電回路の1次側磁気回路を構成する磁
    気コアーが請求項1に記載のラジオ受信機の前記バーア
    ンテナの側面に電磁誘導結合で結合していることを特徴
    とするラジオ受信機の充電装置。
  3. 【請求項3】 充電回路の1次側磁気回路を構成する磁
    気コアーが請求項1に記載のラジオ受信機の前記バーア
    ンテナの両端面に電磁誘導結合で結合してることを特徴
    とするラジオ受信機の充電装置。
  4. 【請求項4】 充電回路の1次側磁気回路を構成する磁
    気コアーがC型コアーで構成されていることを特徴とす
    るラジオ受信機の充電装置。
  5. 【請求項5】 前記C型磁気コアーは中央部と両端部と
    に分割されていることを特徴とする請求項4に記載のラ
    ジオ受信機の充電装置。
  6. 【請求項6】 前記C型磁気コアーが少なくとも二分割
    されており、少なくとも一方の磁気コアーの一端面が凹
    形円弧面に形成されており、前記他方の磁気コアーの端
    部の一端面が前記一方の磁気コアーの一端面の凹形円弧
    面に合致する凸形円弧面で形成されていることを特徴と
    する請求項4に記載のラジオ受信機の充電装置。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至請求項6に記載の磁気コア
    ーとラジオ受信機のバーアンテナとが鋼球を介して電磁
    誘導結合していることを特徴とするラジオ受信機の充電
    装置。
  8. 【請求項8】 前記バーアンテナの両端面が雄型テーパ
    ー面に、該バーアンテナの両端面に対向する磁気コアー
    の両端面が前記雄型テーパー面と合致する雌型テーパー
    面に形成されていることを特徴とする請求項3乃至請求
    項7に記載のラジオ受信機の充電装置。
  9. 【請求項9】 前記C型磁気コアーの両端部がバネによ
    り互いに内方に向かって押圧されていることを特徴とす
    る請求項4乃至請求項8に記載のラジオ受信機の充電装
    置。
  10. 【請求項10】 充電時の商用電源周波数を検出して、
    その周波数の商用電源が供給されている地域のラジオ放
    送局の放送電波周波数を受信できる状態に信号受信回路
    を自動的に切替えられるように構成したことを特徴とす
    るラジオ受信機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178545A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Olympus Corp 無線給電システム、カプセル内視鏡、及びカプセル内視鏡システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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