JPH10132562A - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

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JPH10132562A
JPH10132562A JP8290034A JP29003496A JPH10132562A JP H10132562 A JPH10132562 A JP H10132562A JP 8290034 A JP8290034 A JP 8290034A JP 29003496 A JP29003496 A JP 29003496A JP H10132562 A JPH10132562 A JP H10132562A
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distance
point
measurement
data
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JP8290034A
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Masahiro Tsuji
将弘 辻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定対象物を表示画面上で随時に且つ任意に
選ぶことができるとともに、測定対象物の任意の点を表
示画面上で選んでその点を目標点とした正確な距離測定
ができるようにする。 【解決手段】 画像・情報表示装置22の画面上で測定
対象物15の画像の任意の一点をデータ入力装置28の
ポインティング手段で指定する。一対の光学系16・1
7で撮像された同一の測定対象物についての2つの画像
に対し、指定された一点に対応する点を基準とした同じ
面積の画素データを電気的に比較し、それらの差分が最
小のときの2つの同一面積画像間のシフト量をマイクロ
コンピュータ21で求める。このシフト量に基づき三角
測量の原理で測定対象物までの距離をマイクロコンピュ
ータ21で演算し、その距離データを、撮像された測定
対象物の画像及びその周辺の画像と共に画像・情報表示
装置22に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定対象物を撮像
し、画像処理手法を用いて距離を測定する距離測定装置
に関し、特に、測定対象物を周辺の状況も含めて測定し
た距離と共にビジュアルに画面表示できると共に、更に
測定対象物の方位や高さも同時に画面表示でき、屋外で
使用する測量機としては勿論のこと、携帯電話基地局や
塔などのサーベイ装置としても好適な距離測定装置に係
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、イメージセンサを用いた一対の光
学系で測定対象物を撮像し、画像処理手法を用いて距離
を測定する距離測定装置として、例えば特開平3−19
5916号公報及び特開平3−269211号公報に開
示されているものがある。図8にそれを示す。この距離
測定装置は、イメージセンサ1・2を用いた一対の光学
系3・4を備え、これらイメージセンサ1・2で撮像し
た移動する同じ対象物(自動車)Cの画像をそれぞれ記
憶装置5・6に記憶する。また、この画像は表示装置7
にも送られ表示されるとともに、記憶装置5から別の記
憶装置5aにも転送され、画像処理装置8により画像処
理される。更に、ウィンドウ設定装置9によりウィンド
ウの位置及び大きさを指定すると、これをマイクロコン
ピュータ10が読み取り、表示装置7上に表示するとと
もに、記憶装置5・6及び5aの対応するアドレスを指
定する。
【0003】記憶装置6と記憶装置5aとの関係を見る
と、記憶装置6に現時点の画像が記憶されるのに対し、
記憶装置5aにはそれより短時間前の画像が記憶され
る。そこで、この従来の距離測定装置では、ある時刻の
ウィンドウ内の画像とそれから短時間後の画像とを比較
し、先の時刻のウィンドウ内画像と最も近似した画像を
後の時刻の画像から探し出して仮のウィンドウを設定し
た後、ウィンドウの中心線に対して対称位置にある左右
の画素毎に重みをつけて比較することにより、ウィンド
ウ内の画像の対称性を判定しながら左右に若干量ウィン
ドウをシフトし、最も対称性の高い画像をウィンドウの
中心に位置させることにより、移動する対象物Cを確実
に捕らえて距離測定を行う追尾方式の構成としている。
この場合、距離測定は、左右の画像が最も良く一致した
時のシフト量aから三角測量の原理により、対象物4ま
での距離Rを次式から求めている。
【0004】R=(f・L)/a ここで、fは光学系3・4のレンズ焦点距離、Lは基線
間距離である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の距離測定装置では次のような問題点がある。 移動体を測定対象物とした追尾方式であるため、測
定対象物を表示画面上で随時に且つ任意に選べない。 移動体を測定対象物とした追尾方式であるため、測
定対象物の任意の点を表示画面上で選んでその点を目標
点とした正確な距離測定ができない。 光学系のレンズ中心線の延長上の距離を測定してお
り、測定対象物と距離測定装置間の距離測定は、必ずし
も直線距離を測定しているとは言えない。 測定対象物と距離測定装置との間を相対的にしか測
定していないため、測定地点の絶対座標(地球上の位置
や緯度・経度)が解らず、例えばある街のどこに測定地
点が位置しているのか知ることができない。 測定対象物への方位や測定対象物の高さを測定でき
ない。 移動している測定対象物との間の距離を追尾式に測
定し、測定データ及び画像が常に変化することから、測
定データ及び測定対象物を含む周辺の状況を画像として
記録することはしておらず、事後に測定結果及び周囲状
況を見直すことができない。
【0006】本発明の目的は、上記のような問題点に鑑
み、第1には、測定対象物を表示画面上で随時に且つ任
意に選ぶことができるとともに、測定対象物の任意の点
を表示画面上で選んでその点を目標点とした正確な距離
測定ができるようにすることにある。第2には、測定地
点の絶対座標、つまり地球上の位置や緯度・経度を正確
に測定及び表示できるようにすること、第3には、測定
対象物への方位を測定及び表示できるようにすること、
第4には、測定対象物の高さを測定及び表示できるよう
にすること、第5には、測定データ及び測定対象物を含
む周辺の状況を画像として記録して、随時再生できるよ
うにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の第1の
目的を達成するため、イメージセンサを用いた一対の光
学系と、該一対の光学系で撮像した同一の測定対象物の
画像を表示することができる画像表示装置とを備えた距
離測定装置において、画像表示装置の画面上で測定対象
物の画像の任意の一点を指定するポインティング手段
と、一対の光学系で撮像された同一の測定対象物につい
ての2つの画像に対し、ポインティング手段で指定され
た一点に対応する点を基準とした同じ面積の画素データ
を電気的に比較し、それらの差分が最小のときの2つの
同一面積画像間のシフト量を求めるシフト量演算手段
と、このシフト量に基づき三角測量の原理で測定対象物
までの距離を演算する距離演算手段と、算出された距離
データを、撮像された測定対象物の画像及びその周辺の
画像と共に画像表示装置に表示させる表示制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0008】シフト量演算手段は、一対の光学系の画像
の同じ面積の画素子につき、一方を基準に他方を一画素
子ずつ順次シフトしながら、各画素子毎のデータの差の
絶対値の総和を演算し、それが最小となるときのシフト
画素数をもってシフト量とする。
【0009】シフト量を画素数にしてn画素、画素子ピ
ッチをp、一対の光学系の基線間距離をL、各光学系の
レンズ焦点距離をf、測定対象物までの距離をdとした
とき、距離演算手段は、距離dをd=(f・L)/(n
・p)により求める。
【0010】一対の光学系の画像に対してそれぞれ電気
的なズーム処理を施すズーム手段を備えると、ポインテ
ィング手段による目標点の設定が容易になる。
【0011】第2の目的を達成するため、GPS(全地
球測位システム)受信機と、該GPS受信機の受信デー
タに基づき測定地点の位置情報を求めて画像表示装置に
表示させる位置情報演算手段とを更に備える。
【0012】第3の目的を達成するため、地磁気センサ
と、該地磁気センサの検出データに基づき測定地点から
測定対象物までの方位を求めて画像表示装置に表示させ
る方位演算手段とを備える。方位演算手段は、一対の光
学系による映像の特定の点を指定し、その点と光軸中心
までの水平方向の距離を画素数から求め、この距離と光
学系のレンズ焦点距離とから三角関数を用いて方位を演
算する。
【0013】第4の目的を達成するため、ジャイロを備
え、その測定データを画像表示装置に表示させる。この
場合、一対の光学系による画像の特定の点をポインティ
ング手段で指定し、その点と光軸中心までの垂直方向の
距離を画素数から求め、この距離と光学系のレンズ焦点
距離とジャイロからの検出データとから三角関数を用い
て測定対象物の特定の点の高さを演算する。
【0014】第5の目的を達成するため、画像表示装置
に表示される画像及びデータを記録して画像表示装置に
再生できる記録装置を備える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1に本発明の距離測定装置のシステム構
成例を示す。この距離測定装置は、それぞれ光学レンズ
11・12を介してCCDによる二次元イメージセンサ
13・14で同じ測定対象物15及びその周辺状況を撮
像するための左右一対の光学系16・17と、イメージ
センサ13・14の画像をそれぞれ記憶する画像メモリ
18・19と、これら画像メモリ18・19の画像デー
タを比較するための画像比較用メモリ20と、各種処理
を行うマイクロコンピュータ21と、CRT等の画像・
情報表示装置22と、測定対象物15及びその周辺の画
像に各種データを合成して画像・情報表示装置22に視
覚的に表示させる表示制御手段である画像処理装置23
と、GPSアンテナ24を通じて測位衛星からの電波を
受信するGPS受信機25と、水平・垂直基準を求める
ジャイロ26と、方位測定するための地磁気センサ27
と、画像・情報表示装置22の画面上において測定対象
物をマウスやキー等のポインティング手段で選択した
り、その目標点をポインティング手段で指定したり、目
標点を中心として比較すべき領域をポインティング手段
で指定したり、各種測定条件等をマイクロコンピュータ
21へ入力するための制御用データ入力装置28と、マ
イクロコンピュータ21で処理された画像情報及び測定
された各種データを記録できるとともに、随時読み出し
て画像・情報表示装置22に再生表示できる情報記録装
置29とで構成される。
【0017】マイクロコンピュータ21は、ソフトウェ
アと共に、次のような手段としての機能を併せ持ってい
る。一対の光学系16・17で撮像されて画像メモリ1
8・19にそれぞれ記憶された同一の測定対象物につい
ての2つの画像に対し、ポインティング手段で指定され
た一点に対応する点を基準とした同じ面積の画素データ
を画像比較用メモリ20を用いて電気的に比較し、それ
らの差分が最小のときの2つの同一面積画像間のシフト
量を求めるシフト量演算手段。算出されたシフト量に基
づき三角測量の原理で測定対象物15までの距離を演算
する距離演算手段。一対の光学系16・17の画像に対
してそれぞれ電気的なズーム処理を施すズーム手段。G
PS受信機25の受信データに基づき測定地点の位置情
報を求める位置情報演算手段。地磁気センサ27の検出
データに基づき測定地点から測定対象物15までの方位
を求める方位演算手段。ジャイロ26からの検出データ
を利用して測定対象物15の特定の点の高さを演算する
高さ演算手段。
【0018】次に、動作について、正面方向に対する距
離測定、斜め方向に対する距離測定、高さ測定、方位測
定、位置測定、画像・情報表示及び記録の各動作に分け
て説明する。
【0019】<正面方向に対する距離測定>図1に示す
ように、測定対象物15及びその周囲の風景は、一対の
光学系16・17のそれぞれにおいて光学レンズ11・
12を通りイメージセンサ13・14に映し出され、光
学的情報からイメージセンサ13・14の画素数分の電
気的情報に変換され、画像メモリ18・19に記憶され
る。これを画像処理装置22を介してそのまま画像・情
報表示装置22に視覚的に表示すると、図2のような画
面30となる。この画面30において31と32は縦横
の中心線である。一対の光学系16・17による画像
は、切り替えて表示することもできるし、ウィンドウで
分割して同時に表示することもできる。
【0020】本装置では、測定対象物15の距離測定に
当たりそれ以外の背景画像を取り除いて正確に且つ処理
に要する時間を最小限に止めるために、図3に示すよう
に、画面30上において測定対象物15の目標点33を
ポインティング手段で任意に指定し、この目標点33を
中心として一定の面積範囲34だけ又はポインティング
手段で任意に指定した領域だけを処理対象の画像として
マイクロコンピュータ21により画像メモリ18・19
から抽出し、画像比較用メモリ20に記憶する。この操
作は、左右一対の光学系16・17の画像のそれぞれに
ついて行うことにより、画像比較用メモリ20内で左右
の画像が、比較するのに最適な同じ条件(倍率も含む)
で揃うことになる。目標点33の指定や左右画像の比較
処理に当たり電気的なズーム機能(ズーム手段)を利用
することができる。
【0021】マイクロコンピュータ21は、画像比較用
メモリ20に記憶された同一面積の左右の画像データの
うち、例えば左側の画像データを基準として右側の画像
データを一画素子ずつ順次シフトしながら、シフト毎
に、指定された範囲同士の各画素子毎の画素データの差
の絶対値の総和を演算し、その総和が最小になるときの
シフト画素数をもってシフト量とする(シフト量演算手
段)。
【0022】次に、マイクロコンピュータ21は、求め
たシフト量を用いて次のように測定対象物15までの距
離を演算する(距離演算手段)。左右の画像データの差
分の絶対値総和が最小となったときのシフト量を画素数
にしてn画素、画素子ピッチをp、図4に示すように一
対の光学系16・17の光学レンズ11・12の基線間
距離をL、各光学レンズの焦点距離をf、測定対象物1
5までの距離をdとすると、距離dは次式により求めら
れる。
【0023】d=(f・L)/(n・p)
【0024】<斜め方向に対する距離測定>上記の正面
方向に対する距離測定は、図5に拡大して示すように、
測定対象物15に対する正面方向の距離dであり、測定
点から測定対象物15までの直線距離Rとは異なる。
【0025】本装置では、測定対象物15の任意の一点
を目標点33として指定するので、例えば左側の光学系
16を基準とすると、図6に示すように目標点33が、
左側のイメージセンサ13上において、光軸中心に対応
した素子35より水平方向に離れた素子36に対応する
とした場合、素子35と素子36との間の素子数をn、
画素子ピッチをpとすれば、光軸中心からの素子間距離
mは次式により求められる。
【0026】m=n・p
【0027】また、光学レンズ11の焦点距離fと上記
で計算された素子間距離mとから、三角関数を用いるこ
とで角度θ1及びθ2が求められる。次に、図5に示すよ
うに、正面方向の距離dと角度θ1及びθ2により、測定
点から測定対象物15までの斜め方向の直線距離Rを、
三角関数を用いて求めることができる(距離演算手
段)。
【0028】なお、光軸中心の素子35と本装置の傾き
(水平方向/垂直方向)とを関係付けるため、ジャイロ
26から傾きデータを取り込んで、マイクロコンピュー
タ21の演算処理により補正をかける。
【0029】<高さ測定>測定対象物15の目標点33
の高さHは、上記斜め方向に対する距離測定における水
平方向の測定を垂直方向の測定に換えることにより、同
様にして求めることができる(高さ演算手段)。すなわ
ち、目標点33が、イメージセンサ13上において、光
軸中心に対応した素子35より垂直方向に離れた素子3
6に対応するとした場合、素子35と素子36との間の
素子数をn、画素子ピッチをpとすれば、光軸中心から
の素子間垂直距離mは次式により求められる。
【0030】m=n・p
【0031】また、光学レンズ11の焦点距離fと上記
で計算された素子間垂直距離mとから、三角関数を用い
ることで垂直方向角度θ1及び垂直方向角度θ2が求めら
れる。次に、正面方向の距離dと垂直方向角度θ1及び
θ2により、測定点から測定対象物15の目標点33ま
での高さHを、三角関数を用いて求めることができる。
この場合も、ジャイロ26から傾きデータを取り込ん
で、マイクロコンピュータ21の演算処理により補正を
かけることができる。
【0032】<方位測定>地磁気センサ27により地磁
気を検出してマイクロコンピュータ21にて演算処理す
ると、本装置の光軸正面方向の方位を求めることができ
る。この値を基準として、上記斜め方向の距離測定で得
られた角度θ1に更にマイクロコンピュータ21で演算
処理を施すことにより、測定点から測定対象物15の目
標点33へ向かう方位を求めることができる(方位演算
手段)。
【0033】<位置測定>GPS受信機25の受信デー
タをマイクロコンピュータ21で演算処理することによ
り、測定地点の絶対座標(地球上の位置情報)が得られ
るとともに、本装置が設置された海抜高も得られる(位
置情報演算手段)。
【0034】<画像・情報表示及び記録>上述のように
求められた各種の測定データは、画像処理装置23で処
理された測定対象物15の画像及びその周辺画像(風
景)と共に、図7の表示例のように画像・情報表示装置
22の画面に同時に表示される。表示させたい測定デー
タ及び光学系16・17で撮像された画像は、制御用デ
ータ入力装置28を操作することによりマイクロコンピ
ュータ21及び画像処理装置23で処理して任意に選ぶ
ことができる。また、測定結果及び表示画像は、データ
ベース形式で独立した個別情報として情報記録装置29
に記録できるとともに、随時読み出して合成したり分離
して画像・情報表示装置22上に再生表示できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば次の
ような効果がある。請求項1ないし3に係る発明によれ
ば、測定対象物を周辺の状況と共に画像表示装置上にビ
ジュアルに表示しながら、画面上で随時に且つ任意に選
ぶことができるとともに、測定対象物の任意の点を表示
画面上で選んでその点を目標点とした正確な距離測定が
できる。
【0036】請求項4に係る発明によれば、画面上にお
いて画像の大きさを変えて、目標点の指定や画像の比較
処理のための操作を容易に行える。請求項5に係る発明
によれば、測定地点の絶対座標、つまり地球上の位置や
緯度・経度を正確に測定及び表示できる。請求項6及び
7に係る発明によれば、測定対象物への方位を測定及び
表示できる。請求項8に係る発明によれば、測定装置の
傾きによる誤差を補正して測定データの精度を向上させ
ることができる。請求項9に係る発明によれば、測定対
象物の高さを測定及び表示できる。請求項10に係る発
明によれば、測定データ及び測定対象物を含む周辺の状
況を画像として記録して、随時再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の距離測定装置のシステム構成例を示す
ブロック図である。
【図2】光学系で撮像されて画像・情報表示装置の画面
に表示された画像表示例である。
【図3】画面上において測定対象物の目標点の指定操作
を示す図である。
【図4】一対の光学系による距離測定原理の解説図であ
る。
【図5】測定対象物に対する直線距離の測定原理の解説
図である。
【図6】測定対象物の目標点に対する光学系のイメージ
センサの素子関係を示す説明図である。
【図7】画像・情報表示装置の画面に表示される測定デ
ータと画像の表示例である。
【図8】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
11・12 光学レンズ 13・14 イメージセンサ 15 測定対象物 16・17 光学系 18・19 画像メモリ 20 画像比較用メモリ 21 マイクロコンピュータ 22 画像・情報表示装置 23 画像処理装置 24 GPSアンテナ 25 GPS受信機 26 ジャイロ 27 地磁気センサ 28 制御用データ入力装置 29 情報記録装置 33 目標点 34 一定の面積範囲

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサを用いた一対の光学系
    と、該一対の光学系で撮像した同一の測定対象物の画像
    を表示することができる画像表示装置とを備えた距離測
    定装置において、前記画像表示装置の画面上で測定対象
    物の画像の任意の一点を指定するポインティング手段
    と、前記一対の光学系で撮像された同一の測定対象物に
    ついての2つの画像に対し、前記ポインティング手段で
    指定された一点に対応する点を基準とした同じ面積の画
    素データを電気的に比較し、それらの差分が最小のとき
    の2つの同一面積画像間のシフト量を求めるシフト量演
    算手段と、このシフト量に基づき三角測量の原理で測定
    対象物までの距離を演算する距離演算手段と、算出され
    た距離データを、撮像された測定対象物の画像及びその
    周辺の画像と共に前記画像表示装置に表示させる表示制
    御手段とを備えたことを特徴とする距離測定装置。
  2. 【請求項2】 シフト量演算手段は、一対の光学系の画
    像の同じ面積の画素子につき、一方を基準に他方を一画
    素子ずつ順次シフトしながら、各画素子毎のデータの差
    の絶対値の総和を演算し、それが最小となるときのシフ
    ト画素数をもってシフト量とすることを特徴とする請求
    項1に記載の距離測定装置。
  3. 【請求項3】 シフト量を画素数にしてn画素、画素子
    ピッチをp、一対の光学系の基線間距離をL、各光学系
    のレンズ焦点距離をf、測定対象物までの距離をdとし
    たとき、距離演算手段は、距離dをd=(f・L)/
    (n・p)により求めることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の距離測定装置。
  4. 【請求項4】 一対の光学系の画像に対してそれぞれ電
    気的なズーム処理を施すズーム手段を備えたことを特徴
    とする請求項1、2又は3に記載の距離測定装置。
  5. 【請求項5】 GPS受信機と、該GPS受信機の受信
    データに基づき測定地点の位置情報を求めて画像表示装
    置に表示させる位置情報演算手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1、2、3、又は4に記載の距離測定装
    置。
  6. 【請求項6】 地磁気センサと、該地磁気センサの検出
    データに基づき測定地点から測定対象物までの方位を求
    めて画像表示装置に表示させる方位演算手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5に記載
    の距離測定装置。
  7. 【請求項7】 方位演算手段は、一対の光学系による映
    像の特定の点を指定し、その点と光軸中心までの水平方
    向の距離を画素数から求め、この距離と光学系のレンズ
    焦点距離とから三角関数を用いて方位を演算することを
    特徴とする請求項6に記載の距離測定装置。
  8. 【請求項8】 ジャイロを備え、その測定データを画像
    表示装置に表示させることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、又は7に記載の距離測定装置。
  9. 【請求項9】 一対の光学系による画像の特定の点をポ
    インティング手段で指定し、その点と光軸中心までの垂
    直方向の距離を画素数から求め、この距離と光学系のレ
    ンズ焦点距離とジャイロからの検出データとから三角関
    数を用いて測定対象物の特定の点の高さを演算する高さ
    演算手段を備えたことを特徴とする請求項8に記載の距
    離測定装置。
  10. 【請求項10】 画像表示装置に表示される画像及びデ
    ータを記録して画像表示装置に再生できる記録装置を備
    えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8又は9に記載の距離測定装置。
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