JPH10127734A - 哺乳瓶及びそれに使用されるバルブ部材 - Google Patents
哺乳瓶及びそれに使用されるバルブ部材Info
- Publication number
- JPH10127734A JPH10127734A JP9194515A JP19451597A JPH10127734A JP H10127734 A JPH10127734 A JP H10127734A JP 9194515 A JP9194515 A JP 9194515A JP 19451597 A JP19451597 A JP 19451597A JP H10127734 A JPH10127734 A JP H10127734A
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- JP
- Japan
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- baby bottle
- opening
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- slit
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61J—CONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
- A61J9/00—Feeding-bottles in general
- A61J9/04—Feeding-bottles in general with means for supplying air
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 哺乳瓶に関し、授乳時に哺乳瓶内の圧力を大
気圧にすることができ、且つ哺乳瓶内の圧力が大気圧よ
りも高いときに哺乳瓶の内容物がにじみでないようにす
ることを目的とする。 【解決手段】 哺乳瓶のボディ11の乳首12とは反対
側に空気入口バルブ14が取り付けられる。空気入口バ
ルブ14はバルブ部材19と保持部材15とからなる。
バルブ部材19は開口22及び突出部25を有する弾性
変形可能なシートからなり、突出部25の端部壁にはス
リット27が設けられる。哺乳瓶内の圧力が大気圧より
も高いときにはバルブ部材19は保持部材15に押圧さ
れ、スリット27が閉じる。哺乳瓶内の圧力が大気圧よ
りも低いときにはバルブ部材19はボディ11側へ変形
し、スリット27が開いて空気を導入することができ
る。
気圧にすることができ、且つ哺乳瓶内の圧力が大気圧よ
りも高いときに哺乳瓶の内容物がにじみでないようにす
ることを目的とする。 【解決手段】 哺乳瓶のボディ11の乳首12とは反対
側に空気入口バルブ14が取り付けられる。空気入口バ
ルブ14はバルブ部材19と保持部材15とからなる。
バルブ部材19は開口22及び突出部25を有する弾性
変形可能なシートからなり、突出部25の端部壁にはス
リット27が設けられる。哺乳瓶内の圧力が大気圧より
も高いときにはバルブ部材19は保持部材15に押圧さ
れ、スリット27が閉じる。哺乳瓶内の圧力が大気圧よ
りも低いときにはバルブ部材19はボディ11側へ変形
し、スリット27が開いて空気を導入することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は哺乳瓶及びそれに使
用されるバルブ部材に関する。
用されるバルブ部材に関する。
【0002】
【従来の技術】公知の哺乳瓶においては、乳児は乳首を
通してミルク又は他の液体を吸う。乳児が吸うにつれ
て、哺乳瓶内の圧力が大気圧以下のレベルへ低下し、乳
児がそれ以上哺乳瓶から液体を吸い続けることができな
くなる。よって、授乳を続けることができるようにする
ためには、乳児の授乳を周期的に中断して哺乳瓶内の圧
力を大気圧に戻すことが必要である。
通してミルク又は他の液体を吸う。乳児が吸うにつれ
て、哺乳瓶内の圧力が大気圧以下のレベルへ低下し、乳
児がそれ以上哺乳瓶から液体を吸い続けることができな
くなる。よって、授乳を続けることができるようにする
ためには、乳児の授乳を周期的に中断して哺乳瓶内の圧
力を大気圧に戻すことが必要である。
【0003】英国特許第2238729号は、哺乳瓶の
乳首から遠い方の端部が空気入口バルブを備えた哺乳瓶
を開示している。空気入口バルブはスリットを形成され
た弾性変形可能なバルブシート部材を備え、このスリッ
トはバルブが閉鎖位置にあるときにシート部材が概ねフ
ラットになってスリットが閉じられ、且つバルブが開放
位置にあるときにはシート部材が内向きに湾曲してスリ
ットを開かせるようになっている。
乳首から遠い方の端部が空気入口バルブを備えた哺乳瓶
を開示している。空気入口バルブはスリットを形成され
た弾性変形可能なバルブシート部材を備え、このスリッ
トはバルブが閉鎖位置にあるときにシート部材が概ねフ
ラットになってスリットが閉じられ、且つバルブが開放
位置にあるときにはシート部材が内向きに湾曲してスリ
ットを開かせるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この哺乳瓶には、哺乳
瓶内の圧力が大気圧よりも大きいときに、例えばミルク
を温めるためにミルクの入った哺乳瓶が熱い水に入れら
れているときに、哺乳瓶内の圧力が哺乳瓶の内容物を空
気入口バルブを介してにじみ出させるという問題があっ
た。
瓶内の圧力が大気圧よりも大きいときに、例えばミルク
を温めるためにミルクの入った哺乳瓶が熱い水に入れら
れているときに、哺乳瓶内の圧力が哺乳瓶の内容物を空
気入口バルブを介してにじみ出させるという問題があっ
た。
【0005】本発明はこのような問題点を解決すること
を目的とするものである。
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による哺乳瓶のた
めのバルブ部材は、哺乳瓶のためのバルブ部材であっ
て、第1の側から第2の側へ貫通する少なくとも一つの
開口を有する弾性変形可能なシートと、該開口又は各開
口を取り囲み、該シートの第1の側に配置されたそれぞ
れの突出部とを備え、該突出部又は各突出部はスリット
を備え、該スリットは、該第1の側から該第2の側へ作
用する圧力差が該スリット又は各スリットを閉鎖させよ
うとし且つ該第2の側から該第1の側へ作用する圧力差
が該スリット又は各スリットを開放させようとし、使用
時に該開口又は各開口を通して一方向の空気の流れを許
容するように形成されていることを特徴とする。
めのバルブ部材は、哺乳瓶のためのバルブ部材であっ
て、第1の側から第2の側へ貫通する少なくとも一つの
開口を有する弾性変形可能なシートと、該開口又は各開
口を取り囲み、該シートの第1の側に配置されたそれぞ
れの突出部とを備え、該突出部又は各突出部はスリット
を備え、該スリットは、該第1の側から該第2の側へ作
用する圧力差が該スリット又は各スリットを閉鎖させよ
うとし且つ該第2の側から該第1の側へ作用する圧力差
が該スリット又は各スリットを開放させようとし、使用
時に該開口又は各開口を通して一方向の空気の流れを許
容するように形成されていることを特徴とする。
【0007】バルブ部材の一側に配置された一つ又は複
数の突出部を設けることによって、使用時の哺乳瓶の内
部の圧力低下をできるだけ小さくし、同時に、哺乳瓶内
の液体が哺乳瓶から排出するのをできるだけ小さくでき
る効果がある。好ましくは、前記シート及び前記突出部
の少なくとも一方は実質的にゴムで作られる。
数の突出部を設けることによって、使用時の哺乳瓶の内
部の圧力低下をできるだけ小さくし、同時に、哺乳瓶内
の液体が哺乳瓶から排出するのをできるだけ小さくでき
る効果がある。好ましくは、前記シート及び前記突出部
の少なくとも一方は実質的にゴムで作られる。
【0008】好ましくは、前記突出部又は各突出部は中
空の内部を有し、対応する前記スリットは該シートから
遠い方の該突出部の端部に配置される。好ましくは、前
記突出部又は各突出部は対応する前記スリットに向かう
方向に狭くなる側壁を有する。これによって、バルブ部
材が、スリットを閉じるように作用する圧力が突出部の
内部を圧縮してスリットを閉じる効果を高めるように構
成されることができるようになる。
空の内部を有し、対応する前記スリットは該シートから
遠い方の該突出部の端部に配置される。好ましくは、前
記突出部又は各突出部は対応する前記スリットに向かう
方向に狭くなる側壁を有する。これによって、バルブ部
材が、スリットを閉じるように作用する圧力が突出部の
内部を圧縮してスリットを閉じる効果を高めるように構
成されることができるようになる。
【0009】前記少なくとも一つの開口は前記シートの
ほぼ中央に配置された単一の開口である。バルブ部材の
中央に配置された単一の開口とすることによって、使用
されるべきシートの可撓性を最大にすることができる。
本発明のもう一つの特徴によれば、乳首を受けるのに適
した第1の端部と該第1の端部から遠い第2の端部とを
有する中空のボディと、使用時に該第2の端部に配置さ
れる空気入口バルブとを備え、該空気入口バルブは、前
記突出部が該ボディの内部に向き且つ使用時に前記バル
ブ部材の開口と協働する開口を有するように上記に記載
されたバルブ部材を収容するための剛性のある保持部材
を備えることを特徴とする。
ほぼ中央に配置された単一の開口である。バルブ部材の
中央に配置された単一の開口とすることによって、使用
されるべきシートの可撓性を最大にすることができる。
本発明のもう一つの特徴によれば、乳首を受けるのに適
した第1の端部と該第1の端部から遠い第2の端部とを
有する中空のボディと、使用時に該第2の端部に配置さ
れる空気入口バルブとを備え、該空気入口バルブは、前
記突出部が該ボディの内部に向き且つ使用時に前記バル
ブ部材の開口と協働する開口を有するように上記に記載
されたバルブ部材を収容するための剛性のある保持部材
を備えることを特徴とする。
【0010】前記保持部材は使用時に前記ボディの第2
の端部のねじと協働するねじを備える。好ましい態様に
よると、前記保持部材は該開口を部分的に覆うプレート
部材を備える。該開口又は各開口を部分的に覆うことに
よって、ゴミ等の異物の大きな粒子の進入が最小にな
る。
の端部のねじと協働するねじを備える。好ましい態様に
よると、前記保持部材は該開口を部分的に覆うプレート
部材を備える。該開口又は各開口を部分的に覆うことに
よって、ゴミ等の異物の大きな粒子の進入が最小にな
る。
【0011】前記保持部材及び前記バルブ部材の少なく
とも一方を保護するための保護手段をさらに備える。好
ましくは、前記保護手段は前記保持部材に摺動可能に嵌
合するのに適した実質的に円筒状の部材からなる。哺乳
瓶は、液体がこぼれないようにしつつ哺乳瓶が片手で置
かれることができるように、乳首から遠い方の端部を下
にして立てて置くことがてきるようにしばしば構成さ
れ、これによって、湿気等の環境の成分が進入するのを
最小にしながら哺乳瓶をこのようにして構成することが
できる利点がある。
とも一方を保護するための保護手段をさらに備える。好
ましくは、前記保護手段は前記保持部材に摺動可能に嵌
合するのに適した実質的に円筒状の部材からなる。哺乳
瓶は、液体がこぼれないようにしつつ哺乳瓶が片手で置
かれることができるように、乳首から遠い方の端部を下
にして立てて置くことがてきるようにしばしば構成さ
れ、これによって、湿気等の環境の成分が進入するのを
最小にしながら哺乳瓶をこのようにして構成することが
できる利点がある。
【0012】好ましくは、前記保持部材は前記保護手段
と当接するのに適した突出部分からなる。好ましい態様
によると、前記第1の端部の軸線は前記第2の端部の軸
線に対してある角度をなして延びる。これは、哺乳瓶が
特に人間工学的な構造をもつことができる利点を奏す
る。
と当接するのに適した突出部分からなる。好ましい態様
によると、前記第1の端部の軸線は前記第2の端部の軸
線に対してある角度をなして延びる。これは、哺乳瓶が
特に人間工学的な構造をもつことができる利点を奏す
る。
【0013】以下本発明の理解の助けとして、例として
のみの、従って限定的ではない、図面を参照して実施例
について説明する。
のみの、従って限定的ではない、図面を参照して実施例
について説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1を詳細に参照すると、哺乳瓶
10はガラスやプラスチック等で作られ且つその一端部
に乳首12を受けるのに適したボディ11を有する。ボ
ディ11は、図1で上端部における長手軸線が下端部に
おける長手軸線に対してある角度をなして延びるような
形状に形成される。これによって、乳児に授乳する人
は、乳首12を乳児の口にくわえさせ、同時に、哺乳瓶
10をもった手を乳児のボディに近づけて維持し、よっ
て不快感を減少させることができるようになっている。
乳首12は、乳首12をボディ11とボディ11のねじ
と協働するねじつきのキャップ13との間にクランプす
ることによって哺乳瓶10に従来のようにして取り付け
られる。空気入口バルブ14はボディ11の乳首12か
ら遠い側の他端部に設けられる。
10はガラスやプラスチック等で作られ且つその一端部
に乳首12を受けるのに適したボディ11を有する。ボ
ディ11は、図1で上端部における長手軸線が下端部に
おける長手軸線に対してある角度をなして延びるような
形状に形成される。これによって、乳児に授乳する人
は、乳首12を乳児の口にくわえさせ、同時に、哺乳瓶
10をもった手を乳児のボディに近づけて維持し、よっ
て不快感を減少させることができるようになっている。
乳首12は、乳首12をボディ11とボディ11のねじ
と協働するねじつきのキャップ13との間にクランプす
ることによって哺乳瓶10に従来のようにして取り付け
られる。空気入口バルブ14はボディ11の乳首12か
ら遠い側の他端部に設けられる。
【0015】空気入口バルブ14は図2から図5に詳細
に示され、これはプラスチック材料のキャップの形体の
ねじ16を有する剛性のある保持部材15を備え、ねじ
16はボディ11の端部のねじ17と協働する。保持部
材15はゴム等の適切な材料の弾性変形可能なバルブ部
材19を受けるためのリセス18を備え、バルブ部材1
9のほぼ円形のディスク20がその一側が保持部材15
の端面21と同一面となるように配置されるようになっ
ている。
に示され、これはプラスチック材料のキャップの形体の
ねじ16を有する剛性のある保持部材15を備え、ねじ
16はボディ11の端部のねじ17と協働する。保持部
材15はゴム等の適切な材料の弾性変形可能なバルブ部
材19を受けるためのリセス18を備え、バルブ部材1
9のほぼ円形のディスク20がその一側が保持部材15
の端面21と同一面となるように配置されるようになっ
ている。
【0016】保持部材15及びバルブ部材19は各々ほ
ぼその中央に設けられた開口を有する。保持部材15の
開口22は直径が約4mmの概ね円形をしており、中央
ディスク部材23を含んでいて、よって開口22は2つ
の円弧部分からなるようになっている。ディスク部材2
3は哺乳瓶10内へのゴミの進入を最小にする作用を行
うとともに、バルブ部材19が保持部材15と同一面と
なるときにバルブ部材19の剛性を維持する。
ぼその中央に設けられた開口を有する。保持部材15の
開口22は直径が約4mmの概ね円形をしており、中央
ディスク部材23を含んでいて、よって開口22は2つ
の円弧部分からなるようになっている。ディスク部材2
3は哺乳瓶10内へのゴミの進入を最小にする作用を行
うとともに、バルブ部材19が保持部材15と同一面と
なるときにバルブ部材19の剛性を維持する。
【0017】バルブ部材19の開口24はディスク20
に形成され、中央に配置された突出部25が開口14か
らバルブ部材19の保持部材15とは反対側(すなわ
ち、ボディ11の内部に向かう側)に延びる。バルブ部
材19の開口24はほぼ矩形状の形状をしており、突出
部25はほぼ矩形状の中空内部26を形成する壁を有
し、断面はディスク20から遠ざかる方向に減少する。
に形成され、中央に配置された突出部25が開口14か
らバルブ部材19の保持部材15とは反対側(すなわ
ち、ボディ11の内部に向かう側)に延びる。バルブ部
材19の開口24はほぼ矩形状の形状をしており、突出
部25はほぼ矩形状の中空内部26を形成する壁を有
し、断面はディスク20から遠ざかる方向に減少する。
【0018】突出部25はさらにスリット27を有する
端部壁を有し、ボディ11の内側から外側へ向かって作
用する圧力差がディスク20を保持部材15の表面に対
してフラットに押圧し、且つ突出部25の側壁を圧縮し
てスリット27を閉じさせる。他方、ボディ11の外側
から内側へ向かって作用する圧力差が保持部材15の開
口22を通して空気を引き、ディスク20をボディ11
の内部に向かって撓ませ、さらに、端部壁のスリット2
7を開かせようとし、よって空気がバルブ部材19の開
口24を通って哺乳瓶10に入る。
端部壁を有し、ボディ11の内側から外側へ向かって作
用する圧力差がディスク20を保持部材15の表面に対
してフラットに押圧し、且つ突出部25の側壁を圧縮し
てスリット27を閉じさせる。他方、ボディ11の外側
から内側へ向かって作用する圧力差が保持部材15の開
口22を通して空気を引き、ディスク20をボディ11
の内部に向かって撓ませ、さらに、端部壁のスリット2
7を開かせようとし、よって空気がバルブ部材19の開
口24を通って哺乳瓶10に入る。
【0019】保持部材15はまた直径の増加する部分2
8を有し、図6に示す中空の保護スリーブ29が保持部
材15上に摺動して嵌合されるようになっている。これ
によって、哺乳瓶10が保護スリーブ29上で直立位置
で貯蔵されることができ、ゴミや液体等の望ましくない
物が保持部材15の開口22から進入するのを防止する
ことができる。
8を有し、図6に示す中空の保護スリーブ29が保持部
材15上に摺動して嵌合されるようになっている。これ
によって、哺乳瓶10が保護スリーブ29上で直立位置
で貯蔵されることができ、ゴミや液体等の望ましくない
物が保持部材15の開口22から進入するのを防止する
ことができる。
【0020】哺乳瓶10の作用について説明する。哺乳
瓶10がミルク等の液体を含んでいるときには、それは
通常電子レンジや高温の水に入れることによって最初に
加熱される。そのような加熱によって生じる哺乳瓶10
の内部の圧力の上昇により液体をバルブ部材19の開口
24を通して押し出そうとする傾向は、突出部25の壁
を圧縮し且つバルブ部材19のディスク20を保持部材
15の表面21に押圧する圧力と釣り合わせさせ、よっ
てスリット27を閉じさせる。
瓶10がミルク等の液体を含んでいるときには、それは
通常電子レンジや高温の水に入れることによって最初に
加熱される。そのような加熱によって生じる哺乳瓶10
の内部の圧力の上昇により液体をバルブ部材19の開口
24を通して押し出そうとする傾向は、突出部25の壁
を圧縮し且つバルブ部材19のディスク20を保持部材
15の表面21に押圧する圧力と釣り合わせさせ、よっ
てスリット27を閉じさせる。
【0021】乳児が乳首12を吸うことにより授乳しは
じめるとき、哺乳瓶10内の圧力は減少し、それによっ
て空気が保持部材15の開口22を通して引かれ、バル
ブ部材19のディスク20をその中央領域において哺乳
瓶10の内部に向かって保持部材15の表面21から離
れるように撓ませる。これによって、スリット27が開
き、空気がスリット27を介して哺乳瓶10に入り、哺
乳瓶10の内外の圧力が等しくなり、乳児が哺乳を続け
ることができる。
じめるとき、哺乳瓶10内の圧力は減少し、それによっ
て空気が保持部材15の開口22を通して引かれ、バル
ブ部材19のディスク20をその中央領域において哺乳
瓶10の内部に向かって保持部材15の表面21から離
れるように撓ませる。これによって、スリット27が開
き、空気がスリット27を介して哺乳瓶10に入り、哺
乳瓶10の内外の圧力が等しくなり、乳児が哺乳を続け
ることができる。
【0022】当業者にとって理解されるべきは、上記実
施例は例としてのみ示されたものであって、限定する意
味はなく、請求の範囲に記載された本発明の範囲から離
れることなく種々の修正や変形がなされ得る。
施例は例としてのみ示されたものであって、限定する意
味はなく、請求の範囲に記載された本発明の範囲から離
れることなく種々の修正や変形がなされ得る。
【図1】本発明の実施例による哺乳瓶の断面図である。
【図2】図1の哺乳瓶の入口バルブの保持部材の平面図
である。
である。
【図3】図2の保持部材の断面図である。
【図4】図1の哺乳瓶の入口バルブのバルブ部材の底面
図である。
図である。
【図5】図4のバルブ部材のの断面図である。
【図6】図1の哺乳瓶とともに使用される保護手段を示
す略図である。
す略図である。
10…哺乳瓶 11…ボディ 12…乳首 13…キャップ 14…空気入口バルブ 15…保持部材 16…ねじ 17…ねじ 18…リセス 19…バルブ部材 20…ディスク 21…端面 22…開口 23…ディスク部材 24…開口 25…突出部 26…中空内部 27…スリット 28…直径の増加する部分 29…保護スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アラン シディ イギリス国,エルエス9 9イーエヌ,リ ーズ,イースト エンド パーク,アップ ルトン グローブ 4 (72)発明者 ジェニー イー デンビー−シディ イギリス国,エルエス17 5エービー,リ ーズ,カー マナー ロード 129
Claims (13)
- 【請求項1】 哺乳瓶のためのバルブ部材であって、 第1の側から第2の側へ貫通する少なくとも一つの開口
を有する弾性変形可能なシートと、 該開口又は各開口を取り囲み、該シートの第1の側に配
置されたそれぞれの突出部とを備え、 該突出部又は各突出部はスリットを備え、該スリット
は、該第1の側から該第2の側へ作用する圧力差が該ス
リット又は各スリットを閉鎖させようとし且つ該第2の
側から該第1の側へ作用する圧力差が該スリット又は各
スリットを開放させようとし、使用時に該開口又は各開
口を通して一方向の空気の流れを許容するように形成さ
れていることを特徴とする哺乳瓶のためのバルブ部材。 - 【請求項2】 前記シート及び前記突出部の少なくとも
一方は実質的にゴムで作られることを特徴とする請求項
1に記載の哺乳瓶のためのバルブ部材。 - 【請求項3】 前記突出部又は各突出部は中空の内部を
有し、対応する前記スリットは該シートから遠い方の該
突出部の端部に配置されることを特徴とする請求項1又
は2に記載の哺乳瓶のためのバルブ部材。 - 【請求項4】 前記突出部又は各突出部は対応する前記
スリットに向かう方向に狭くなる側壁を有することを特
徴とする請求項3に記載の哺乳瓶のためのバルブ部材。 - 【請求項5】 前記少なくとも一つの開口は前記シート
のほぼ中央に配置された単一の開口であることを特徴と
する請求項1から4のいずれか1項に記載の哺乳瓶のた
めのバルブ部材。 - 【請求項6】 乳首を受けるのに適した第1の端部と該
第1の端部から遠い第2の端部とを有する中空のボディ
と、 使用時に該第2の端部に配置される空気入口バルブとを
備え、 該空気入口バルブは、前記突出部又は各突出部が該ボデ
ィの内部に向き且つ使用時に前記バルブ部材の該開口又
は各開口と協働するそれぞれの開口を有するように前記
請求項1から5のいずれか1項に記載のバルブ部材を収
容するための剛性のある保持部材を備えることを特徴と
する哺乳瓶。 - 【請求項7】 前記保持部材はほぼ中央に配置された単
一の開口を有することを特徴とする請求項6に記載の哺
乳瓶。 - 【請求項8】 前記保持部材は使用時に前記ボディの第
2の端部のねじと協働するねじを備えることを特徴とす
る請求項6又は7に記載の哺乳瓶。 - 【請求項9】 前記保持部材は該開口又は各開口を部分
的に覆うプレート部材を備えることを特徴とする請求項
6から8のいずれか1項に記載の哺乳瓶。 - 【請求項10】 前記保持部材及び前記バルブ部材の少
なくとも一方を保護するための保護手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載
の哺乳瓶。 - 【請求項11】 前記保護手段は前記保持部材に摺動可
能に嵌合するのに適した実質的に円筒状の部材からなる
ことを特徴とする請求項10に記載の哺乳瓶。 - 【請求項12】 前記保持部材は前記保護手段と当接す
るのに適した突出部分からなることを特徴とする請求項
10又は11に記載の哺乳瓶。 - 【請求項13】 前記第1の端部の軸線は前記第2の端
部の軸線に対してある角度をなして延びることを特徴と
する請求項請求項6から12のいずれか1項に記載の哺
乳瓶。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9622255A GB2318573A (en) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | Feeding bottle and valve member for use therein |
GB9622255:9 | 1996-10-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10127734A true JPH10127734A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=10801955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9194515A Pending JPH10127734A (ja) | 1996-10-25 | 1997-07-18 | 哺乳瓶及びそれに使用されるバルブ部材 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0934052A1 (ja) |
JP (1) | JPH10127734A (ja) |
AU (1) | AU4710297A (ja) |
CA (1) | CA2219398A1 (ja) |
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