JPH10126870A - タイムスロット割当システム - Google Patents

タイムスロット割当システム

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JPH10126870A
JPH10126870A JP8272770A JP27277096A JPH10126870A JP H10126870 A JPH10126870 A JP H10126870A JP 8272770 A JP8272770 A JP 8272770A JP 27277096 A JP27277096 A JP 27277096A JP H10126870 A JPH10126870 A JP H10126870A
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JP
Japan
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time slot
data transmission
time
transmission
voice transmission
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JP8272770A
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Inventor
Norio Ito
典雄 伊藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイムスロットの利用効率を向上する。 【解決手段】 転送要求がある毎に、タイムスロットト
ラフィック計数部401,402で音声伝送用及びデー
タ伝送用の両タイムスロットの使用数を夫々算出し、こ
の使用数に応じてタイムスロット記憶部301及び30
2の記憶内容を書替える。これにより、音声伝送用及び
データ伝送用の両タイムスロットの割当比率を更新す
る。また、タイマ部500に予め設定された時刻に両タ
イムスロットの割当比率を更新しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイムスロット割当
システムに関し、特に時分割多方向多重通信(TDM
A;Time Division Multiple
Access)における無線タイムスロット割当システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、時分割多方向多重通信は、図7
に示されているように、単一の親局Bを介して複数の子
局T1,T2,T3…の相互間で無線通信を行う場合に
用いられる。そして、通信回線を複数のタイムスロット
に分割し、これらタイムスロットを各子局に割当てて通
信を行うのである。
【0003】例えば、タイムスロット数を10とする
と、図8に示されているように、10個のタイムスロッ
トに夫々番号TS1〜TS10が付与されている。そし
て、このTS1〜TS10が付与されているタイムスロ
ットがいずれかの子局に割当てられる。
【0004】また、同図にはタイムスロットの一周期分
が示されており、TS10の次は再び制御用タイムスロ
ットTSCになるものとする。なお、制御用タイムスロ
ットTSCは親局と子局との間の制御のために用いられ
る。
【0005】従来、タイムスロットを割当てる方式に
は、プリアサイン方式とデマンドアサイン方式とがあ
る。プリアサイン方式は、予め固定的にタイムスロット
を割当てておく方式である。一方、デマンドアサイン方
式は、伝送要求があったときにタイムスロットを割当る
方式である。
【0006】また、特開平2―10926号公報や特開
昭62―104232号公報に示されているように、プ
リアサイン方式とデマンドアサイン方式とを併用する方
式も知られている。この併用方式では、プリアサイン方
式とデマンドアサイン方式との長所をいかし、構成が簡
単で回線利用効率を向上させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のタイム
スロット割当システムでは、プリアサインのタイムスロ
ットは固定的に割当てられる。したがって、タイムスロ
ットのトラフィックが時間的に変化する場合には利用効
率が下がってしまうという欠点がある。
【0008】また、データ量の大きいデータを伝送する
ためには複数連続するタイムスロットを使用する必要が
ある。しかし、デマンドアサインでタイムスロットを割
当てると、タイムスロットの空きが連続しない場合もあ
り、かかる場合には複数連続するタイムスロットを確保
できず、データを伝送できないという欠点もある。
【0009】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的はタイムスロッ
トの利用効率を向上し、かつ、複数連続するタイムスロ
ットを確保することもできるタイムスロット割当システ
ムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるタイムスロ
ット割当システムは、伝送要求に応答して音声伝送のた
めに割当てられた音声伝送用タイムスロット及びデータ
伝送のために割当てられたデータ伝送用タイムスロット
のいずれか一方の使用を許可するタイムスロット割当て
システムであって、前記伝送要求に応答して前記音声伝
送用タイムスロットの使用率とデータ伝送用タイムスロ
ットの使用率とを算出する算出手段と、この算出結果に
応じて前記音声伝送用タイムスロットと前記データ伝送
用タイムスロットとの割当比率を更新する割当比率更新
手段とを含むことを特徴とする。
【0011】本発明による他のタイムスロット割当シス
テムは、伝送要求に応答して音声伝送のために割当てら
れた音声伝送用タイムスロット及びデータ伝送のために
割当てられたデータ伝送用タイムスロットのいずれか一
方の使用を許可するタイムスロット割当てシステムであ
って、予め設定された時刻に前記音声伝送用タイムスロ
ットと前記データ伝送用タイムスロットとの割当比率を
更新する割当比率更新手段を含むことを特徴とする。
【0012】要するに本システムでは、転送要求がある
毎に、音声伝送用及びデータ伝送用の両タイムスロット
の使用数を夫々算出し、この使用数に応じて音声伝送用
及びデータ伝送用の両タイムスロットの割当比率を更新
する。また、予め設定された時刻に両タイムスロットの
割当比率を更新しても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明によるタイムスロット割当シ
ステムの実施の形態を示すブロック図である。図におい
て、本システムは、タイムスロット割当要求10の種別
を判定するタイムスロット判定部100と、音声伝送用
タイムスロットの番号を記憶する音声伝送用タイムスロ
ット記憶部301と、データ伝送用タイムスロットの番
号を記憶するデータ伝送用タイムスロット記憶部302
と、タイムスロット割当要求21に応答して音声伝送用
タイムスロット記憶部301から音声伝送用タイムスロ
ット31を選択する音声伝送用タイムスロット選択部2
01と、タイムスロット割当要求22に応答してデータ
伝送用タイムスロット記憶部302からデータ伝送用タ
イムスロット32を選択するデータ伝送用タイムスロッ
ト選択部202とを含んで構成されている。
【0015】また本システムは、音声伝送用タイムスロ
ット選択部201あるいはデータ伝送用タイムスロット
選択部202にて選択したタイムスロットを要求した子
局に通知するタイムスロット割当部700と、音声伝送
用タイムスロットが選択される毎に、使用されている音
声伝送用タイムスロットの数を算出する音声伝送用タイ
ムスロットトラフィック計数部401と、データ伝送用
タイムスロットが選択される毎に、使用されているデー
タ伝送用タイムスロットの数を算出するデータ伝送用タ
イムスロットトラフィック計数部402と、音声伝送用
タイムスロットの使用数51とデータ伝送用タイムスロ
ットの使用数52とを参照し、音声伝送用タイムスロッ
ト記憶部301に対する音声伝送用タイムスロット数と
データ伝送用タイムスロット記憶部302に対するデー
タ伝送用タイムスロット数とを更新するタイムスロット
割当比率更新部500とを含んで構成されている。
【0016】かかる構成において、子局からタイムスロ
ット割当要求10が入力されると、タイムスロット判定
部100は、その要求10が音声伝送用タイムスロット
を要求するものか、データ伝送用タイムスロットを要求
するものか、その種別を判定する。この場合、音声伝送
要求かデータ伝送要求かを示す識別情報を要求10に付
加しておき、この識別情報の内容を確認することによっ
て種別を判定する。
【0017】また、音声伝送用タイムスロット記憶部3
01は音声伝送用タイムスロットの番号を、データ伝送
用タイムスロット記憶部302はデータ伝送用タイムス
ロットの番号を、夫々記憶する。ここで、これら記憶部
301及び302の記憶内容について図2を参照して説
明する。
【0018】まず同図(a)には音声伝送用タイムスロ
ット記憶部301の初期設定時における記憶内容が示さ
れている。本例ではタイムスロット数が10であり、初
期設定時においてはタイムスロットTS1〜TS7が音
声伝送用として設定されるものとする。このため、「使
用可」の欄は、TS1〜TS7の値が使用可能状態であ
ることを示す「1」であり、TS8〜TS10の値が使
用不可能状態であることを示す「0」である。
【0019】また、同図(b)にはデータ伝送用タイム
スロット記憶部302の初期設定時における記憶内容が
示されている。初期設定時においてはタイムスロットT
S8〜TS10がデータ伝送用として設定される。この
ため、「使用可」の欄は、TS8〜TS10の値が使用
可能状態であることを示す「1」であり、TS1〜TS
7の値が使用不可能状態であることを示す「0」であ
る。
【0020】要するに、初期設定時においては、タイム
スロットTS1〜TS7が音声伝送用タイムスロットと
して割当てられ、タイムスロットTS8〜TS10がデ
ータ伝送用タイムスロットとして割当てられることにな
る。つまり、この初期設定時における音声伝送用タイム
スロットとデータ伝送用タイムスロットとの割当比率
は、7:3である。そして、連続するタイムスロットT
S8〜TS10をデータ伝送用タイムスロットとして割
当てているので、データ量の大きいデータを伝送するこ
ともできるのである。
【0021】図1に戻り、音声伝送用タイムスロット選
択部201は、タイムスロット割当要求21に応答して
音声伝送用タイムスロット記憶部301から音声伝送用
タイムスロット31を選択する。具体的には、上述した
図2(a)において、使用するタイムスロットに対応す
る「使用中」の欄を「1」にすることによって、そのタ
イムスロットが選択されることになる。例えば、タイム
スロットTS1を選択する場合には、図2(c)に示さ
れているように、TS1の「使用中」の欄を書替え、
「1」に変更する。
【0022】また、データ伝送用タイムスロット選択部
202は、タイムスロット割当要求22に応答してデー
タ伝送用タイムスロット記憶部302からデータ伝送用
タイムスロット32を選択する。具体的には、上述した
図2(b)において、使用するタイムスロットに対応す
る「使用中」の欄を「1」にすることによって、そのタ
イムスロットが選択されることになる。例えば、タイム
スロットTS8を選択する場合には、図2(d)に示さ
れているように、TS8の「使用中」の欄を書替え、
「1」に変更する。
【0023】タイムスロット割当部700は、タイムス
ロットが選択され、そのタイムスロット番号41又は4
2が出力されると、応答80を送出する。こうすること
によって、音声伝送用タイムスロット選択部201ある
いはデータ伝送用タイムスロット選択部202において
選択したタイムスロットの番号を、その要求をした子局
に通知する。この応答80は、制御用タイムスロットを
用いて伝送される。
【0024】音声伝送用タイムスロットトラフィック計
数部401は、音声伝送用タイムスロットが選択される
毎に、使用されている音声伝送用タイムスロットを計数
し、データ伝送用タイムスロットトラフィック計数部4
02は、データ伝送用タイムスロットが選択される毎
に、使用されているデータ伝送用タイムスロットを計数
する。
【0025】タイムスロット割当比率更新部500は、
音声伝送用タイムスロットの使用数51とデータ伝送用
タイムスロットの使用数52とを参照し、音声伝送用タ
イムスロット記憶部301に対する音声伝送用タイムス
ロット数とデータ伝送用タイムスロット記憶部302に
対するデータ伝送用タイムスロット数とを更新する。具
体的には、音声伝送用タイムスロット記憶部301及び
データ伝送用タイムスロット記憶部302の両記憶内容
を書替えることによって、割当比率を更新する。
【0026】例えば、データ伝送用タイムスロットの使
用数が割当数上限の「3」で、音声伝送用タイムスロッ
トの使用数が「5」以下の場合に、音声伝送用タイムス
ロット記憶部301のTS1〜TS5の「使用可」の欄
を「1」とし、データ伝送用タイムスロット記憶部30
2のTS6〜TS10の「使用可」の欄を「1」とす
る。この書替え後における両記憶部の記憶内容が図3に
示されている。
【0027】まず同図(a)には音声伝送用タイムスロ
ット記憶部301の割当比率更新後における記憶内容が
示されている。同図に示されているように、TS1〜T
S5の「使用可」の欄が「1」であり、TS6及びTS
7の内容が「1」から「0」に書替えられている。
【0028】また、同図(b)にはデータ伝送用タイム
スロット記憶部302の割当比率更新後における記憶内
容が示されている。同図に示されているように、TS6
〜TS10の「使用可」の欄が「1」であり、TS6及
びTS7の内容が「0」から「1」に書替えられてい
る。
【0029】要するに、初期設定時における音声伝送用
タイムスロットとデータ伝送用タイムスロットとの割当
比率は7:3であったが、割当比率更新後における割当
比率は、5:5である。このように、両記憶部301及
び302の記憶内容を書替えることにより、音声伝送用
タイムスロット数とデータ伝送用タイムスロット数との
比率、すなわち割当比率を更新するのである。
【0030】このように、音声かデータか、すなわち伝
送対象の種別に応じてタイムスロットの割当比率を更新
することにより、タイムスロットの利用効率を向上し、
かつ、複数連続するタイムスロットを確保することもで
きるのである。
【0031】なお以上の説明では、データ伝送用タイム
スロットの使用数が割当数上限の「3」で、音声伝送用
タイムスロットの使用数が「5」以下の場合に、割当比
率を更新することにしたが、更新の条件はこの場合に限
定されるものではなく、タイムスロットの数や子局の数
等に応じて自由に定めておくことができる。
【0032】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。図4は、本システムの他の実施形態を示すブロ
ック図であり、図1と同等部分は同一符号により示され
ている。図において、本システムが図1のものと異なる
点は、タイムスロットトラフィックの計数を行わずに、
タイマ部600による時刻制御によって割当比率を更新
する点である。
【0033】すなわち、タイマ部600は計時を行い、
予め設定されている時刻に、制御出力60を送出する。
この制御出力60に応答して割当比率更新部500は、
音声伝送用タイムスロット記憶部301に対する音声伝
送用タイムスロット数とデータ伝送用タイムスロット記
憶部302に対するデータ伝送用タイムスロット数とを
更新する。このように、両記憶部301及び302の記
憶内容を書替えることにより、時刻に応じて音声伝送用
タイムスロット数とデータ伝送用タイムスロット数との
比率、すなわち割当比率を更新するのである。
【0034】ここで、パーソナルコンピュータの使用が
頻繁に行われる時間帯や曜日は、データ伝送用タイムス
ロット数の比率を増やすという運用が考えられる。例え
ば、午前6時から午前零時までの間は音声伝送用タイム
スロット数とデータ伝送用タイムスロット数との比率を
7:3にし、午前零時から午前6時までの間は音声伝送
用タイムスロット数とデータ伝送用タイムスロット数と
の比率を3:7にすれば良い。
【0035】図3(c)には音声伝送用タイムスロット
記憶部301の午前零時から午前6時までの間における
記憶内容が示されている。同図に示されているように、
TS1〜TS3の「使用可」の欄が「1」である。
【0036】また、同図(d)にはデータ伝送用タイム
スロット記憶部302の午前零時から午前6時までの間
における記憶内容が示されている。同図に示されている
ように、TS4〜TS10の「使用可」の欄が「1」で
ある。
【0037】要するに、音声伝送用タイムスロットとデ
ータ伝送用タイムスロットとの割当比率は、午前6時か
ら午前零時までの間は初期設定時と同様に7:3であっ
たが、午前零時から午前6時までの間は3:7となる。
このように、両記憶部301及び302の記憶内容を書
替えることにより、音声伝送用タイムスロット数とデー
タ伝送用タイムスロット数との比率、すなわち割当比率
を更新するのである。
【0038】このように、時刻に応じて割当比率を更新
すれば、タイムスロットトラフィックの計数を行う必要
がないので構成がより簡単となり、かつ回線利用効率を
向上させることができるのである。
【0039】さらに、図5に示されているように、タイ
ムスロットトラフィックの計数を行って割当比率を更新
すると共に、時刻に応じて割当比率を更新するシステム
も考えられる。かかる場合には、計数部401及び40
2における両計数結果及び時刻の少なくとも一方に応じ
て割当比率を更新することができるのである。
【0040】この図5に示されているタイムスロット割
当システムの動作について図6のフローチャートを参照
して説明する。
【0041】図において、まず最初に、音声伝送用タイ
ムスロット記憶部301にタイムスロットの初期設定を
行い(ステップA11)、またデータ伝送用タイムスロ
ット記憶部302にタイムスロットの初期設定を行う
(ステップA12)。この初期設定が完了すると、タイ
ムスロット割当要求10が入力されるまではアイドル状
態となる(ステップA20)。
【0042】ここで、子局からタイムスロット割当要求
10が入力されると、タイムスロット種別判定部100
において割当要求があったタイムスロットの種別が判定
される(ステップA30)。判定の結果、このタイムス
ロットの種別が音声伝送用であった場合には、音声伝送
用タイムスロットを割当てる(ステップA30→A4
1)。すなわち、音声伝送用タイムスロット選択部20
1にて音声伝送用タイムスロット記憶部301に記憶さ
れたタイムスロットの番号から任意のタイムスロットが
選択され、この選択された番号がタイムスロット割当部
700から応答80として子局に送出される。また、こ
のとき音声伝送用タイムスロットトラフィック計数部4
01では、音声伝送用タイムスロットの使用数が計数さ
れる(ステップA51)。
【0043】一方、判定の結果、タイムスロットの種別
がデータ伝送用であった場合には、データ伝送用タイム
スロットを割当てる(ステップA30→A42)。すな
わち、データ伝送用タイムスロット選択部202にてデ
ータ伝送用タイムスロット記憶部302に記憶されたタ
イムスロットの番号から任意のタイムスロットが選択さ
れ、この選択された番号がタイムスロット割当部700
から応答80として子局に送出される。また、このとき
データ伝送用タイムスロットトラフィック計数部402
では、データ伝送用タイムスロットの使用数が計数され
る(ステップA52)。
【0044】次に、音声伝送用又はデータ伝送用のタイ
ムスロットが割当てられた場合には、タイムスロット割
当比率更新部500において音声伝送用タイムスロット
の使用数とデータ伝送用タイムスロットの使用数が比較
され(ステップA60)、タイムスロットの割当比率の
変更が必要かどうかが判断される(ステップA70)。
タイムスロットの割当比率の変更が必要でない場合に
は、そのままアイドル状態となる(ステップA70→A
20)。一方、タイムスロットの割当比率の変更が必要
である場合、タイムスロット割当比率更新部500は音
声伝送用タイムスロット記憶部301及びデータ伝送用
タイムスロット記憶部302の記憶内容を書替え、これ
によってタイムスロットの割当比率が変更される(ステ
ップA70→A100)。この割当比率の変更後、アイ
ドル状態となる(ステップA100→A20)。
【0045】ところで、以上の一連の動作とは別に、タ
イマ部600は時刻をチェックする(ステップA8
0)。そして、予め設定されている時刻になると、タイ
マ部600から制御出力60が送出される。すると、タ
イムスロットの割当比率の変更が必要であり、タイムス
ロット割当比率更新部500は音声伝送用タイムスロッ
ト記憶部301及びデータ伝送用タイムスロット記憶部
302の記憶内容を書替える(ステップA80→A90
→A100)。これによってタイムスロットの割当比率
が変更される。この割当比率の変更後、アイドル状態と
なる(ステップA100→A20)。
【0046】なお、タイマ部600から制御出力60が
送出されない場合には、タイムスロットの割当比率の変
更は不要であり、そのままアイドル状態となる(ステッ
プA80→A90→A20)。
【0047】要するに本システムでは、転送要求がある
毎に、音声伝送用及びデータ伝送用の両タイムスロット
の使用数を夫々算出し、この使用率に応じて音声伝送用
及びデータ伝送用の両タイムスロットの割当比率を更新
するか、予め設定された時刻に両タイムスロットの割当
比率を更新しているので、タイムスロットの利用効率を
向上し、複数連続するタイムスロットを確保することも
できるのである。
【0048】なお以上は、伝送対象が音声かデータか、
すなわち伝送対象の種類に夫々対応する記憶部を設ける
場合について説明したが、伝送時間、すなわち伝送すべ
き速度に夫々対応する記憶部を設けても良いことは明ら
かである。例えば、同じデータでも、静止画データと動
画データとでは伝送速度が異なるので、それらに夫々対
応する記憶部を設ければ良い。
【0049】請求項の記載に関連して本発明は更に次の
態様をとりうる。
【0050】(1)音声伝送用に割当られたタイムスロ
ットの番号及びこの割当られたタイムスロットのうち現
在使用中のタイムスロットの番号を示す情報を記憶する
音声伝送用タイムスロット記憶手段と、データ伝送用に
割当られたタイムスロットの番号及びこの割当られたタ
イムスロットのうち現在使用中のタイムスロットの番号
を示す情報を記憶するデータ伝送用タイムスロット記憶
手段とを更に含み、前記割当比率更新手段は前記算出結
果に応じてこれら記憶手段の記憶内容を書替えることを
特徴とする請求項1又は2記載のタイムスロット割当シ
ステム。
【0051】(2)音声伝送用に割当られたタイムスロ
ットの番号及びこの割当られたタイムスロットのうち現
在使用中のタイムスロットの番号を示す情報を記憶する
音声伝送用タイムスロット記憶手段と、データ伝送用に
割当られたタイムスロットの番号及びこの割当られたタ
イムスロットのうち現在使用中のタイムスロットの番号
を示す情報を記憶するデータ伝送用タイムスロット記憶
手段とを更に含み、前記割当比率更新手段は前記設定さ
れた時刻にこれら記憶手段の記憶内容を書替えることを
特徴とする請求項3記載のタイムスロット割当システ
ム。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、転送要求
がある毎に、音声伝送用及びデータ伝送用の両タイムス
ロットの使用率を夫々算出し、この使用率に応じて音声
伝送用及びデータ伝送用の両タイムスロットの割当比率
を更新するか、予め設定された時刻に両タイムスロット
の割当比率を更新することにより、タイムスロットの利
用効率を向上し、かつ、複数連続するタイムスロットを
確保することもできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるタイムスロット割当
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は初期設定時における音声伝送用タイム
スロット記憶部の記憶内容を示す図、(b)は初期設定
時におけるデータ伝送用タイムスロット記憶部の記憶内
容を示す図、(c)はタイムスロットTS1使用中にお
ける音声伝送用タイムスロット記憶部の記憶内容を示す
図、(d)はタイムスロットTS8使用中におけるデー
タ伝送用タイムスロット記憶部の記憶内容を示す図であ
る。
【図3】(a)は割当比率更新後における音声伝送用タ
イムスロット記憶部の記憶内容を示す図、(b)は割当
比率更新後におけるデータ伝送用タイムスロット記憶部
の記憶内容を示す図、(c)は時刻に応じて割当比率を
更新した場合における音声伝送用タイムスロット記憶部
の記憶内容を示す図、(d)は時刻に応じて割当比率を
更新した場合におけるデータ伝送用タイムスロット記憶
部の記憶内容を示す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態によるタイムスロット
割当システムの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施の形態によるタイムスロット
割当システムの構成を示すブロック図である。
【図6】図5のタイムスロット割当システムの動作を示
すフローチャートである。
【図7】一般的な無線通信システムの構成を示す図であ
る。
【図8】タイムスロットの構成例を示す図である。
【符号の説明】
100 タイムスロット種別判定部 201 音声伝送用タイムスロット選択部 202 データ伝送用タイムスロット選択部 301 音声伝送用タイムスロット記憶部 302 データ伝送用タイムスロット記憶部 401 音声伝送用タイムスロットトラフィック計数部 402 データ伝送用タイムスロットトラフィック計数
部 500 タイムスロット割当比率更新部 600 タイマ部 700 タイムスロット割当部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送要求に応答して音声伝送のために割
    当てられた音声伝送用タイムスロット及びデータ伝送の
    ために割当てられたデータ伝送用タイムスロットのいず
    れか一方の使用を許可するタイムスロット割当てシステ
    ムであって、前記伝送要求に応答して前記音声伝送用タ
    イムスロットの使用率とデータ伝送用タイムスロットの
    使用率とを算出する算出手段と、この算出結果に応じて
    前記音声伝送用タイムスロットと前記データ伝送用タイ
    ムスロットとの割当比率を更新する割当比率更新手段と
    を含むことを特徴とするタイムスロット割当システム。
  2. 【請求項2】 前記算出手段は、前記伝送要求に応答し
    て音声伝送用タイムスロットの使用数を計数する第1の
    カウント手段と、前記伝送要求に応答してデータ伝送用
    タイムスロットの使用数を計数する第2のカウント手段
    とを含み、前記割当比率更新手段は、第1及び第2のカ
    ウント手段の両カウント値に応じて前記割当比率を更新
    することを特徴とする請求項1記載のタイムスロット割
    当システム。
  3. 【請求項3】 伝送要求に応答して音声伝送のために割
    当てられた音声伝送用タイムスロット及びデータ伝送の
    ために割当てられたデータ伝送用タイムスロットのいず
    れか一方の使用を許可するタイムスロット割当てシステ
    ムであって、予め設定された時刻に前記音声伝送用タイ
    ムスロットと前記データ伝送用タイムスロットとの割当
    比率を更新する割当比率更新手段を含むことを特徴とす
    るタイムスロット割当システム。
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