JPH10126386A - デジタルオーディオ放送受信方法 - Google Patents

デジタルオーディオ放送受信方法

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JPH10126386A
JPH10126386A JP27043196A JP27043196A JPH10126386A JP H10126386 A JPH10126386 A JP H10126386A JP 27043196 A JP27043196 A JP 27043196A JP 27043196 A JP27043196 A JP 27043196A JP H10126386 A JPH10126386 A JP H10126386A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信状態が悪くなっても良好な音声を出力す
る。 【解決手段】 アロケーション/スケールファクタ付替
部15fは、選択符号化部15bにおける誤り検出の回
数THをカウントし、該THが第1の設定値TH1以下
の受信状態が良好なとき、MPEGオーディオ・ビット
ストリームに含まれるアロケーションデータ及びスケー
ルファクタを記憶し、誤り検出回数THが第1の設定値
TH1以上になって受信状態悪くなった時、記憶してあ
るアロケーション、スケールファクタを用いてMPEG
オーディオ・ビットストリームのそれらを付け替え、M
PEGオーディオ復号化部16は付け替えられたMPE
Gオーディオ・ビットストリームをPCMオーディオ信
号に復号する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルオーディオ
放送受信方法に係わり、特にデジタルオーディオ放送信
号を受信し、受信信号よりMPEGオーディオ・ビット
・ストリームを復調し、該MPEGオーディオ・ビット
ストリームに含まれるアロケーションデータ、スケール
ファクタを用いてオーディオサンプリングデータをオー
ディオ信号に復号するデジタルオーディオ放送受信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、デジタル・オーディオはその優れ
た特性と使いやすさが一般に認められ、急速に普及して
きている。このような背景から、オーディオ放送のデジ
タル化の動きが活発になってきており、デジタルオーデ
ィオ放送DAB(DigitalAudio Broadcasting)が欧州で
実現化されつつある。デジタルオーディオ放送DAB
は、所定の番組の音声信号データを周波数多重で挿入し
た複数のデータフィールドと、番組とデータフィールド
の対応を示す番組配列データが挿入される情報フィール
ドとを含む周波数多重放送信号を直交変調して放送局よ
り送信し、周波数多重放送受信機で該周波数多重放送信
号を受信し、別途ユーザにより指定された番組に応じた
データフィールドに挿入された周波数多重信号を復調
し、オーディオ信号に変換して出力するものである。
【0003】図4はDABシステムにおいて採用される
モードIIのフレーム構造であり、1フレーム長は24ms
であり、2シンボルの同期部SYNCと、3シンボルの
高速情報チャネル部FIC(Fast Information Channe
l)と、72シンボルのデータフィールド部DFLで構成
されている。同期部SYNCは、フレームの開始点を認
識するために使用するヌルシンボルと同期情報シンボル
を含んでいる。高速情報チャネル部FICには、時間/
日付データ、番組の配列データ、サービス(番組)の名
称(ラベル)、番組識別コードSId(Service Identi
fication Code)等の情報が挿入されて、末尾に誤り訂正
用のCRCが付加されている。データフィールド部DF
Lは72個のデータフィールドに区分され、それぞれの
データフィールドに所定の番組の放送信号が周波数分割
多重で挿入されており、1つの放送局から同時に6乃至
8番組を送信できるようになっている。どのデータフィ
ールドにどの番組が対応するかは、高速情報チャネル部
FICに含まれる番組の配列データで指定される。図4
では1.5GHz帯を使用する衛星放送用のモードIIのフレー
ム構成を示したが、地上放送用の50MHz〜250MHzの周波
数帯を使うモードIのフレーム構造もほぼ同様の構成を
備え、1フレーム長は96msになっている。
【0004】図5はDAB送信機の構成図であり、1a
〜1mはアナログオーディオ信号(各番組の音声信号)
をMPEGにより高能率符号化(データ圧縮)するデー
タ圧縮部である。2a〜2mは伝送路符号化部であり、
誤り/検出訂正符号を付加するもの、3は多重化部であ
り、番組配列データに従って各伝送路符号化部2a〜2
mの出力データを所定のデータフィールド(シンボル)
にマッピングして時分割多重するものである。4はイン
ターリーブ/OFDM変調部であり、変調は直交周波数
分割多重OFDM(Orthogonal Frequency Division M
utiplex)により行われ、又、インターリーブは、所定の
形式に従ってシンボル内の多重信号の順番を再配置する
ことによって行われる。5はインターリーブ/OFDM
変調部より出力されるI(In-phase),Q(Quadrature)
信号にそれぞれ基準搬送波及び基準搬送波を900移相
した信号を乗算して直交変換する直交変調部、6は直交
変調により得られた送信搬送波を50〜250MHz帯(モードI
の場合)の高周波数に変換する周波数変換部、7は送信
電力増幅器である。
【0005】MPEGオーディオ圧縮方式は、高品質、
高能率のステレオオーディオ符号化のISO/IEC標
準方式であり、圧縮に32ビット・サブバンド・コーデ
ィング(帯域分割符号化)を使用し、聴感心理的な特性
を利用して高能率の圧縮を実現する。人間の耳はあるレ
ベル以下の音を聞き取ることができず、このレベルを各
帯域毎にプロットしてできる特性曲線は最小マスキング
しきい値曲線(最小可聴限界曲線)MTCと呼ばれてい
る(図6参照)。マスキング効果は周囲の音の状況によ
り変化し、最小マスキングしきい値曲線MTC以上のレ
ベルを有する音であっても小さな音は大きな音により聞
こえなくなってしまう。これは、大きな音によりマスキ
ングしきい値曲線が図6のMTC′のように変化し、該
曲線以下の音成分はマスキングされて人間の耳に聞こえ
なくなるからである。以上を考慮して、マスキングしき
い値レベルMTC′以下の音は量子化せず、マスキング
しきい値レベル以上の音を量子化する。又、量子化する
場合には各サブバンドにおけるオーディオレベルとマス
キングしきい値レベルの差の大きさに応じて量子化ビッ
ト数を割り当てて量子化し、量子化データ(サンプリン
グオーディオデータ)と割り当てビット数等を出力す
る。
【0006】具体的には、オーディオ信号を32の帯域
に細分化し、32バンドのサブバンド符号化を行う。す
なわち、全帯域を32の等間隔の周波数幅に分割し、そ
れぞれの信号を元のサンプリング周期の1/32でサン
プリングして符号化を行う。MPEGオーディオでは、
384(=12×32)サンプルを1フレームとし各サ
ブバンド12サンプル、32バンドに変換して符号化を
行う。1つのバンド内の12サンプルのデータは、Lチ
ャンネル(0チャンネル)波形、Rチャンネル(1チャ
ンネル)波形に分けられ、それぞれにスケールファクタ
が決められる。すなわち、12個のそれぞれの波形の最
大値が1.0になるように正規化し、その正規化倍率が
スケールファクタとして符号化される。この符号化によ
り、量子化ノイズの発生を制限することができ、聴感心
理の効果が働き、ノイズが検知されにくくなる。
【0007】又、各サブバンドの各チャンネルの量子化
ビット数を決定し、アロケーションデータとする。マス
キングレベルぎりぎりまでの量子化精度(量子化ビット
数)を指定することにより、マスキング効果を最も効果
的に利用できる。マスキングの結果、聴感系に認識され
ないレベルの信号しか含まれないバンドについては、完
全に情報をなくすことができ、かかる場合はサンプルデ
ータとしてビットを割り当てない(サンプリングデータ
なし)。各サブバンドにおける各チャンネル(0チャン
ネル、1チャンネル)のサンプルデータの量子化ビット
数を示すものがアロケーションデータであり、量子化ビ
ット数=0の場合にはサンプリングデータは存在しな
い。
【0008】図7はMPEGオーディオ・ビット・スト
リームの1フレームの構造説明図であり、AAU(Audi
o Access Unit)と称されるものである。AAUは1つ1
つでオーディオ信号に復号できる最小単位で、常に一定
のサンプル数=384サンプルのデータを含んでいる。
AAUは32ビットのヘッダ部1と、エラーチェックコ
ード(オプション)2と、オーディオデータ部3で構成
され、オーディオデータ部3はアロケーションデータ3
a、スケールファクタ3b、サンプルデータ3cを備え
ている。ヘッダ部1には、12ビットのオール”1”の
同期ワード1a、常に”1”のID1b、その他レイヤ
1c、ビットレートインデックス、サンプリング周波
数、モード等の情報が含まれている。
【0009】オーディオデータ部3は図8に示すような
構造を有している。すなわち、アロケーションデータ3
aは、各サブバンドsb(0〜31)の各チャンネルch
(0チャンネル、1チャンネル)における12個のサンプ
リングデータの量子化ビット数を示し、スケールファク
タ3bはアロケーションビット数が0以外のそれぞれの
正規化倍率を示す。アロケーションビット数が0でない
サブバンドSb、チャンネルchの各サンプリングデー
タは対応するスケールファクタSijを乗算され、アロケ
ーションビット数で量子化されてサンプルデータ3cと
なる。
【0010】図9はDAB受信機(周波数多重放送受信
機)の構成図である。11はアンテナ、12はフロント
エンド、13はフロントエンドより出力される中間周波
信号に基準搬送波及び基準搬送波を900移相した信号
をそれぞれ乗算して直交検波する直交復調器、14は直
交復調器から出力されるベースバンドの周波数多重信号
を所定のサンプリング周波数でAD変換するADコンバ
ータ、15はFFT復調処理、デインターリーブ、復号
処理等を行ってMPEGオーディオ・ビットストリーム
STMを復元/出力する伝送路復号化回路、16はMP
EGオーディオ・ビットストリームSTMを元のPCM
オーディオデータに復号するMPEGオーディオ復号化
部、17はPCMオーディオデータをアナログオーディ
オ信号に変換するDAコンバータである。
【0011】伝送路復号化回路15はFFT差動復調部
15a、選択復号化部15b、デインターリーブ部15
c、制御用マイコン15d、同期用プロセッサ15eを
備えている。FFT差動復調部15aはADコンバータ
14から出力されるデジタルデータにFFT処理を施
し、各シンボルの周波数多重信号に含まれる周波数を識
別し、識別した周波数に基づいてインターリーブされた
送信データを復調する。デインターリーブ15cはFF
T差動復調部の出力データからインターリーブを解いて
元のデータ列に戻し、選択復号化部15bはデインター
リーブされたデータに誤り検出訂正処理を施して制御用
マイコン15dに入力する。制御用マイコン15dは高
速情報チャネル部FICに含まれる番組配列データに基
づいてユーザが指定した番組のシンボル位置(データフ
ィールド)を検出し、選択復号化部15bに通知する。
【0012】選択復号化部15bは通知されたシンボル
(データフィールド)の復号データ(MPEGオーディ
オ・ビットストリームSTM)をMPEGオーディオ復
号化部16に出力する。MPEGオーディオ復号化部1
6は入力されたMPEGオーディオ・ビットストリーム
STMを元のPCMオーディオデータに変換して出力す
る。すなわち、MPEGオーディオ復号化部16は、ア
ロケーションビット数、スケールファクタ、サンプルデ
ータを用いてPCMオーディオデータに復号し、該PC
MオーディオデータをDA変換器17に入力する。又、
MPEGオーディオ復号化部16はオーディオデータに
含まれる番組内容に関連したデータ列PAD(Program
associated data)、例えば、アーティストの名前、音楽
の曲名、歌詞などの情報を制御用マイコン15dに送
る。制御用マイコン15dは入力された情報をユーザイ
ンタフェースを介して操作部の表示部に表示する。又、
制御用マイコン15dは高速情報チャネルFICに含ま
れるラベル(番組名)をユーザの要求に応じて適宜、操
作部に送って表示する。さらに、制御用マイコン15d
はDAB局の選局制御も行う。
【0013】同期プロセッサ15eは、ヌルシンボル検
出後に同期シンボルのFFT処理を行い、入力信号の周
波数オフセットを計算し、AFC信号を直交復調器13
に送り、基準周波数を調整する。又、同期プロセッサ1
5eは同期シンボルのFFT結果と、オリジナルな同期
シンボルとの相関(ずれ量)を求め、その結果を逆FF
T処理し、伝送路のインパルス応答CIR(channel Imp
ulse Response)を出力する。フロントエンド12はCI
R信号に基づいて受信機の基準クロック発生器、すなわ
ち、電圧制御水晶発振器の発振周波数を送信器の送信周
波数に同期させる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】搬送信号とそれに含ま
れる雑音信号の比であるCN比(Carrier toNoise比)が
劣化すると、すなわち、受信状態が悪化すると、MPE
Gオーディオ・ビットストリーム中の同期ワードを検出
できなくなったり、アロケーションビット数やスケール
ファクタの検出誤りを生じる。同期ワードを検出できな
ければ、オーディオ信号を正しく復号することができな
くなり、雑音が発生する。又、スケールファクタの検出
ミスが発生すると、小さい音が大きな音に復号されて雑
音が発生し、更に、アロケーションビット数の検出ミス
が発生すると量子化ノイズが発生する。以上から、本発
明の目的は受信状態(C/N比)が悪くなっても良好な
音声出力ができるデジタルオーディオ放送受信方法を提
供することである。本発明の別の目的は、受信状態が更
に悪化した時、オーディオミュートし、あるいは、別の
DAB局を受信して出力するデジタルオーディオ放送受
信方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、誤り検出訂正符号を付加されたデジタルオーディオ
放送信号を受信し、受信信号より誤り検出訂正処理を施
してMPEGオーディオ・ビット・ストリームを復調
し、該MPEGオーディオ・ビットストリームに含まれ
るアロケーションデータ、スケールファクタを用いてオ
ーディオサンプリングデータをオーディオ信号に復号す
るデジタルオーディオ放送受信方法において、誤り検出
回数をカウントする手段、誤り検出回数が第1の設定値
以下の受信状態が良好なときのMPEGオーディオ・ビ
ットストリームに含まれるアロケーションデータ及びス
ケールファクタを記憶する手段、誤り検出回数が第1の
設定値以上になって受信状態が悪くなった時、記憶して
あるアロケーション、スケールファクタを用いてMPE
Gオーディオ・ビットストリームをオーディオ信号に復
号する手段により達成される。又、上記課題は本発明に
よれば、受信状態が更に悪化して誤り検出回数が第2の
設定値以上になったとき、オーディオ出力をミュートす
る手段あるいは、別のデジタル放送局の受信に切り換え
る手段により達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】
(a)全体の構成 図1は本発明の車載用のデジタル放送受信機の構成図で
あり、図9の従来のデジタル放送受信機と同一部分には
同一符号を付している。図中、11はアンテナ、12は
フロントエンド、13はフロントエンドより出力される
中間周波信号に基準搬送波及び基準搬送波を900移相
した信号をそれぞれ乗算して直交検波する直交復調器、
14は直交復調器から出力されるベースバンドの周波数
多重信号を所定のサンプリング周波数でAD変換するA
Dコンバータ、15はFFT復調処理、デインターリー
ブ、復号処理等を行ってMPEGオーディオ・ビットス
トリームSTMを復元/出力する伝送路復号化回路、1
6はMPEGオーディオ・ビットストリームSTMを元
のPCMオーディオデータに復号するMPEGオーディ
オ復号化部、17はPCMオーディオデータをアナログ
オーディオ信号に変換するDAコンバータ、18はミュ
ート指令MUTに基づいてオーディオ出力をゼロにして
オーディオミュートをかけるミュート回路である。
【0017】伝送路復号化回路15はFFT差動復調部
15a、選択復号化部15b、デインターリーブ部15
c、制御用マイコン15d、同期用プロセッサ15e、
アロケーション/スケールファクタ付替部15fを備え
ている。FFT差動復調部15aはADコンバータ14
から出力されるデジタルデータにFFT処理を施し、各
シンボルの周波数多重信号に含まれる周波数を識別し、
識別した周波数に基づいてインターリーブされた送信デ
ータを復調する。デインターリーブ15cはFFT差動
復調部の出力データからインターリーブを解いて元のデ
ータ列に戻し、選択復号化部15bはデインターリーブ
されたデータに誤り検出訂正処理を施し、高速情報チャ
ネル部FICを制御用マイコン15dに入力し、ユーザ
が指定した番組のシンボル位置(データフィールド)の
復号データ(MPEGオーディオ・ビットストリームS
TM)を次段のアロケーション/スケールファクタ付替
部15fに入力する。又、選択復号化部15bは誤り検
出訂正処理により誤りを検出する毎に1個の誤り検出信
号EDSをアロケーション/スケールファクタ付替部1
5fに入力する。
【0018】制御用マイコン15dは高速情報チャネル
部FICに含まれる番組配列データに基づいてユーザが
指定した番組のシンボル位置(データフィールド)を検
出して選択復号化部15bに通知すると共に、ユーザが
指定したデジタル放送局(DAB局)を選局するための
選局制御を行う。尚、選択復号化部15bは制御マイコ
ン15dから通知されたシンボル(データフィールド)
の復号データ(MPEGオーディオ・ビットストリーム
STM)をアロケーション/スケールファクタ付替部1
5fに入力する。
【0019】アロケーション/スケールファクタ付替部
15fは、誤り検出信号EDSをカウントし、所定時間
当りの誤り検出回数が第1の設定値以下の受信状態(C
/N比)が良好な時、MPEGオーディオ・ビットスト
リームSTMをそのままMPEGオーディオ復号化部1
6に出力し、かつ、該MPEGオーディオ・ビットスト
リームSTMに含まれるアロケーションデータ及びスケ
ールファクタを記憶/保存する。又、アロケーション/
スケールファクタ付替部15fは、所定時間当りの誤り
検出回数が第1の設定値以上になって受信状態が悪くな
った時、記憶してあるアロケーション、スケールファク
タで受信したMPEGオーディオ・ビットストリームに
含まれるアロケーションデータ及びスケールファクタを
付け替えて、MPEGオーディオ復号化部16に出力す
る。さらに、アロケーション/スケールファクタ付替部
15fは、受信状態が更に悪化して所定時間当りの誤り
検出回数が第2の設定値以上になったとき、オーディオ
出力をミュートするミュート指令MUTを出力し、ある
いは、別のデジタル放送局の受信に切り換えるためのD
AB局切り換え指令STSを出力する。
【0020】すなわち、アロケーション/スケールファ
クタ付替部15fは、図2に示すように所定時間当りの
誤り検出回数THが第1の設定値TH1以下の良好な受
信状態RC1のとき、MPEGオーディオ・ビットスト
リームSTMに含まれるアロケーションデータ及びスケ
ールファクタを記憶/保存する。又、受信状態が悪化し
て所定時間当りの誤り検出回数THが第1の設定値TH
1以上になった時(受信状態RC2)、記憶してあるア
ロケーション、スケールファクタで受信したMPEGオ
ーディオ・ビットストリームに含まれるアロケーション
データ及びスケールファクタを付け替えて出力する。更
に、受信状態が悪化して所定時間当りの誤り検出回数T
Hが第2の設定値TH2以上になった時(受信状態RC
3)、オーディオ出力をミュートするミュート指令MU
Tを出力し、あるいは、別のデジタル放送局の受信に切
り換えるためのDAB局切り換え指令STSを出力す
る。ここで注目すべきは、受信状態が相当悪化して誤り
検出回数THがTH2′以上になってもミュートをかけ
ず、アロケーション、スケールファクタの付け替えを継
続することである。これは、DAB放送においては地上
の放送局を想定しているため、車両の走行により受信状
態が悪化してもすぐに受信状態が回復する可能性が高い
からであり、又、音声をミュートして完全に音を切るよ
りは、聴感上問題とならない程度のノイズでは該ノイズ
を出力している方が有効であるからである。尚、TH>
TH2′となってもアロケーション、スケールファクタ
の付け替えを行っているため、ノイズは低減し、聴感上
問題にならない。
【0021】MPEGオーディオ復号化部16は入力さ
れたMPEGオーディオ・ビットストリームSTMを元
のPCMオーディオデータに変換して出力する。すなわ
ち、MPEGオーディオ復号化部16は、アロケーショ
ンビット数、スケールファクタ、サンプルデータを用い
てPCMオーディオデータに復号し、該PCMオーディ
オデータをDA変換器17に入力する。又、MPEGオ
ーディオ復号化部16はオーディオデータに含まれる番
組内容に関連したアーティストの名前、音楽の曲名、歌
詞などの情報を制御用マイコン15dに送る。制御用マ
イコン15dは入力された情報をユーザインタフェース
を介して操作部の表示部に表示する。
【0022】同期プロセッサ15eは、ヌルシンボル検
出後に同期シンボルのFFT処理を行い、入力信号の周
波数オフセットを計算し、AFC信号を直交復調器13
に送り、基準周波数を調整する。又、同期プロセッサ1
5eは同期シンボルのFFT結果と、オリジナルな同期
シンボルとの相関(ずれ量)を求め、その結果を逆FF
T処理し、伝送路のインパルス応答CIR(channel Imp
ulse Response)を出力する。フロントエンド12はCI
R信号に基づいて受信機の基準クロック発生器、すなわ
ち、電圧制御水晶発振器の発振周波数を送信器の送信周
波数に同期させる。
【0023】(b)アロケーション/スケールファクタ
付替部 (b-1) 構成 図3はアロケーション/スケールファクタ付替部15f
の構成図であり、61はMPEGオーディオ・ビットス
トリームSTMより同期ワードを検出する同期検出部、
62はカウンタを内蔵するフレーム内ビット位置出力部
である。カウンタは1フレームのAAUビット数と同一
の容量を有し、同期ワード検出により所定値(例えば
0)にセットされ、又、ビットクロックBCLを計数
し、計数値に基づいてフレーム内ビット位置を監視、出
力する。63はビットストリームSTMよりヘッダ(同
期ワード/CDは除く)を検出して記憶するヘッダ検出
/記憶部、64はアロケーションデータを検出して記憶
するアロケーション検出/記憶部、65はスケールファ
クタを検出して記憶するスケールファクタ検出/記憶
部、66は12ビットのオール”1”の同期ワードと1
ビットの”1”のIDを発生する同期ワード/ID発生
部である。
【0024】67はマイコン構成の制御部、68は切替
回路、69は選択符号化部15bから出力される誤り検
出信号EDSを計数するカウンタ、70は所定時間当り
の誤り検出回数THと設定値TH1,TH2(図2参
照)の大小を比較するコンパレータである。制御部67
は受信状態(C/N比)が悪化して所定時間当りの誤り
検出回数THが第1の設定値TH1以上になると、切替
回路68を制御して同期ワード/ID、ヘッダ、アロケ
ーションデータ、スケールファクタの付け替えを制御す
る。すなわち、制御部67は受信状態が良好の場合、M
PEGオーディオ・ビットストリームSTMの選択を切
替回路68に指示する。しかし、受信状態が悪化してT
H>TH1になると、制御部67はフレーム内ビット位
置出力部62から出力されるビット位置に基づいて、各
部63〜66に記憶されている同期ワード/ID、ヘッ
ダ、アロケーションデータ、スケールファクタの付け替
えタイミング信号を順次切替回路68に入力する。又、
受信状態が更に悪化してTH>TH2になると、ミュー
ト指令MUTを出力してミュート回路18により音声ミ
ュートをかける。尚、TH>TH1になったとき、ミュ
ートをかける代わりにDAB局切替指令STSを出力
し、予めユーザが操作部より制御用マイコン15d(図
1)に設定してあるDAB局に同調/受信するように構
成することもできる。
【0025】切替回路68は、受信状態が良好でビット
ストリームSTMの選択が指示されている場合は、該ビ
ットストリームSTMをそのままMPEGオーディオ復
号部69に入力する。しかし、受信状態が悪化してTH
>TH1になり、各データの付け替えタイミング信号が
制御部67から入力されると、切替回路68は受信状態
が良好なときに検出、記憶されている最新の対応するデ
ータを選択して出力する。すなわち、切替回路68は、
同期ワード/IDの付け替えタイミング信号が制御部
67より入力されると、同期ワード/ID発生部66か
ら出力される同期ワード/IDでビットストリーム中の
同期ワード/IDを付け替える。又、切替回路68は、
ヘッダ付け替えタイミング信号が制御部67より入力
されると、ヘッダ検出/記憶部63に記憶されているヘ
ッダ(同期ワード/IDは除く)でビットストリーム中
のヘッダを付け替え、アロケーション付け替えタイミ
ング信号が制御部67より入力されると、アロケーショ
ン検出/記憶部64に記憶されているアロケーションデ
ータでビットストリーム中のアロケーションデータを付
け替え、スケールファクタ付け替えタイミング信号が
制御部67より入力されるとスケールファクタ検出/記
憶部65に記憶されているスケールファクタでビットス
トリームのスケールファクタを付け替える。尚、ビット
ストリームSTM中のサンプルデータはそのままMPE
Gオーディオ復号部16に入力する。
【0026】MPEGオーディオ復号部16は、同期ワ
ードの検出により同期をとり、しかる後、ビットストリ
ームよりアロケーションデータ(アロケーションビット
数)、スケールファクタ、サンプルデータ等を抽出し、
これらよりPCMオーディオデータを復元し、DA変換
部17は該PCMオーディオデータをDA変換して出力
する。
【0027】(b-2)動作 受信状態が良好の場合、MPEGオーディオ復号化部1
6は選択符号化部15b(図1)から出力されるMPE
Gオーディオ・ビットストリームSTMより正しく同期
ワード/ID、ヘッダ、アロケーションデータ、スケー
ルファクタ、サンプルデータを検出でき、これらを用い
てPCMオーディオデータを復号して出力する。しか
し、受信状態が悪化すると同期ワード/ID、ヘッダ、
アロケーションデータ、スケールファクタを正しく検出
できなくなり、大きな雑音を発生する。
【0028】そこで、アロケーション/スケールファク
タ付替部15fは受信状態の良好時に各検出/記憶部6
3〜65でこれらデータを検出して記憶しておく。そし
て、受信状態が悪化してTH>TH1になった時、ビッ
トストリームSTM中の同期ワード/ID、ヘッダ、ア
ロケーションデータ、スケールファクタを、それぞれ固
定の同期ワード/IDおよび受信良好時において検出し
て記憶してあるヘッダ、アロケーションデータ、スケー
ルファクタで付け替える。MPEGオーディオ復号化部
16は、受信状態の悪化時、これら付け替えた同期ワー
ド/ID、アロケーションデータ(アロケーションビッ
ト数)、スケールファクタ、並びにサンプルデータをビ
ートストリームより検出し、これらを用いてPCMオー
ディオデータを復号し、DA変換部17は該PCMオー
ディオデータをアナログオーディオ信号に変換して出力
する。
【0029】以上のようにすれば、受信状態が悪化して
も、MPEGオーディオ復号化部16は確実に同期ワー
ド/IDを検出でき、又、アロケーションデータ(アロ
ケーションビット数)、スケールファクタとして受信状
態が良好な直前の値を用いてPCMオーディオデータを
復元でき、雑音を低減できる。又、受信状態が更に悪化
してTH>TH2になるれば、制御部67はミュート信
号MUTを出力して音声ミュートし、あるいは、現在受
信中のDAB局とは別の予め制御マイコン15dに設定
してあるDAB局の放送を受信して出力する。尚、DA
B放送は地上の放送局を想定しているため、現在の受信
局が受信不能でも他の受信局の放送を受信できる確率が
衛星を用いた場合より非常に高い。以上、本発明を実施
例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本
発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこ
れらを排除するものではない。
【0030】
【発明の効果】以上本発明によれば、誤り検出回数をカ
ウントし、誤り検出回数が第1の設定値以下の受信状態
が良好なときのMPEGオーディオ・ビットストリーム
に含まれるアロケーションデータ及びスケールファクタ
を記憶し、誤り検出回数が第1の設定値以上になって受
信状態悪くなった時、記憶してあるアロケーション、ス
ケールファクタを用いてMPEGオーディオ・ビットス
トリームをオーディオ信号に復号するように構成したか
ら、低C/N比であってもノイズを押さえた良好な音声
出力が可能になる。又、本発明によれば、C/N比が更
に悪化して誤り検出回数が第2の設定値以上になったと
き、オーディオ出力をミュートし、あるいは、別のデジ
タル放送局の受信に切り換えるようにしたから、ノイズ
の発生を防止でき、あるいは、別の良好なDAB局の放
送を受信して出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル放送受信機の構成図である。
【図2】アロケーション/スケールファクタ付替部の動
作説明図である。
【図3】アロケーション/スケールファクタ付替部の構
成図である。
【図4】DAB信号フレームの構造説明図である。
【図5】DAB送信機の構成図である。
【図6】マスキングしきい値特性図である。
【図7】AAUの構造説明図である。
【図8】AAUにおけるオーディオデータ部の構成図で
ある。
【図9】従来のDAB受信機の構成図である。
【符号の説明】
15・・伝送路復号化部 15b・・選択符号化部 15d・・制御マイコン 15f・・アロケーション/スケールファクタ付替部 16・・MPEGオーディオ復号化部 18・・ミュート回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤り検出訂正符号を付加されたデジタル
    オーディオ放送信号を受信し、受信信号より誤り検出訂
    正処理を施してMPEGオーディオ・ビット・ストリー
    ムを復調し、該MPEGオーディオ・ビットストリーム
    に含まれるアロケーションデータ、スケールファクタを
    用いてオーディオサンプリングデータをオーディオ信号
    に復号するデジタルオーディオ放送受信方法において、 誤り検出回数をカウントし、 誤り検出回数が第1の設定値以下の受信状態が良好なと
    きのMPEGオーディオ・ビットストリームに含まれる
    アロケーションデータ及びスケールファクタを記憶し、 誤り検出回数が第1の設定値以上になって受信状態悪く
    なった時、記憶してあるアロケーション、スケールファ
    クタを用いてMPEGオーディオ・ビットストリームを
    オーディオ信号に復号することを特徴とするデジタルオ
    ーディオ放送受信方法。
  2. 【請求項2】 誤り検出回数が第2の設定値以上になっ
    たとき、オーディオ出力をミュートし、あるいは、別の
    デジタル放送局の受信に切り換えることを特徴とする請
    求項1記載のデジタルオーディオ放送受信方法。
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