JPH10126368A - 警報転送方式 - Google Patents
警報転送方式Info
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- JPH10126368A JPH10126368A JP8297296A JP29729696A JPH10126368A JP H10126368 A JPH10126368 A JP H10126368A JP 8297296 A JP8297296 A JP 8297296A JP 29729696 A JP29729696 A JP 29729696A JP H10126368 A JPH10126368 A JP H10126368A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】N個の中々局を含めた両端局間の回線警報を、
警報を収集する端局に対してそれぞれ片側の回線のみを
用いて転送、収集することを可能とする転送方式の提
供。 【解決手段】回線警報検出部5が回線301の警報302を検
出し回線警報検出部6が回線101の警報102を検出し、補
助信号多重部7が回線警報102,302を回線A10の補助信号
に多重し、補助信号多重部4が回線警報102,302を回線B0
1の補助信号に多重する。回線警報検出部2が回線201の
警報202を検出し、補助信号多重部1が回線警報202を回
線B01の補助信号に多重し、回線警報検出部9が回線401
の警報402を検出し、補助信号多重部10が回線警報402を
回線A01の補助信号に多重する。端局Aの警報収集部3が
回線警報202回線A01の補助信号に多重された回線警報10
2,302,402を収集し、端局Bの警報収集部8が、回線警報4
02及び回線A01の補助信号に多重されてきた回線警報10
2,202,302を収集する。
警報を収集する端局に対してそれぞれ片側の回線のみを
用いて転送、収集することを可能とする転送方式の提
供。 【解決手段】回線警報検出部5が回線301の警報302を検
出し回線警報検出部6が回線101の警報102を検出し、補
助信号多重部7が回線警報102,302を回線A10の補助信号
に多重し、補助信号多重部4が回線警報102,302を回線B0
1の補助信号に多重する。回線警報検出部2が回線201の
警報202を検出し、補助信号多重部1が回線警報202を回
線B01の補助信号に多重し、回線警報検出部9が回線401
の警報402を検出し、補助信号多重部10が回線警報402を
回線A01の補助信号に多重する。端局Aの警報収集部3が
回線警報202回線A01の補助信号に多重された回線警報10
2,302,402を収集し、端局Bの警報収集部8が、回線警報4
02及び回線A01の補助信号に多重されてきた回線警報10
2,202,302を収集する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、警報転送方式に関
し、特に、両端局とN個の中々局からなる通信システム
において、各回線の警報を転送する方式に関する。
し、特に、両端局とN個の中々局からなる通信システム
において、各回線の警報を転送する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】両端局とN個の中々局からなる通信シス
テムにおける回線警報の従来の転送方式としては、各回
線の警報を補助信号に多重して伝送し、警報を収集する
端局を基準として、局間の伝送方向をそれぞれ上り、下
りとし、各伝送方向における警報を転送、収集する、も
のがある。
テムにおける回線警報の従来の転送方式としては、各回
線の警報を補助信号に多重して伝送し、警報を収集する
端局を基準として、局間の伝送方向をそれぞれ上り、下
りとし、各伝送方向における警報を転送、収集する、も
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の回線警報転送方式は、下記記載の問題点を有し
ている。
た従来の回線警報転送方式は、下記記載の問題点を有し
ている。
【0004】第1の問題点は、回線警報を転送する際
に、多くの伝送容量を必要とする、ということである。
に、多くの伝送容量を必要とする、ということである。
【0005】その理由は、従来の方式においては、両端
局で警報収集を行う際に、警報を収集する端局を基準と
して、局間の伝送方向をそれぞれ上り、下りと区別する
ため、補助信号のフレーム上に用意されるビット構成
を、それぞれの基準局に対して上り、下りと分ける必要
がある、ことによる。
局で警報収集を行う際に、警報を収集する端局を基準と
して、局間の伝送方向をそれぞれ上り、下りと区別する
ため、補助信号のフレーム上に用意されるビット構成
を、それぞれの基準局に対して上り、下りと分ける必要
がある、ことによる。
【0006】(2)第2の問題点は、従来の方式おい
て、回線警報を転送する際に、両側の回線を用いる必要
がある、ということである。
て、回線警報を転送する際に、両側の回線を用いる必要
がある、ということである。
【0007】その理由は、従来方式においては、下り方
向の回線警報を、そのまま、下り回線の補助信号に多重
し、対向局で折り返して、上り回線の補助信号に多重
し、自局に転送する、ように構成されている、ためであ
る。
向の回線警報を、そのまま、下り回線の補助信号に多重
し、対向局で折り返して、上り回線の補助信号に多重
し、自局に転送する、ように構成されている、ためであ
る。
【0008】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、両端局とN個の
中々局からなる通信システムにおいて、各局間の回線警
報転送の伝送効率を向上させる回線警報転送方式を提供
することにある。
てなされたものであって、その目的は、両端局とN個の
中々局からなる通信システムにおいて、各局間の回線警
報転送の伝送効率を向上させる回線警報転送方式を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の警報転送方式は、片側の回線のみを用いて
警報を転送することにより、伝送効率の向上を実現する
ものである。
め、本発明の警報転送方式は、片側の回線のみを用いて
警報を転送することにより、伝送効率の向上を実現する
ものである。
【0010】より詳細には、本発明の警報転送方式は、
第1端局、第2端局、1又は複数の中々局を含む通信シ
ステムにおいて、一の端局側から他の端局側への回線に
おいて中々局が上流局と自局との間の回線で検出された
回線警報を、端局で折り返すことなく警報収集局側の端
局へ転送するように、前記第1端局と前記第2端局間の
回線に補助信号として多重する、ことを特徴としたもの
である。
第1端局、第2端局、1又は複数の中々局を含む通信シ
ステムにおいて、一の端局側から他の端局側への回線に
おいて中々局が上流局と自局との間の回線で検出された
回線警報を、端局で折り返すことなく警報収集局側の端
局へ転送するように、前記第1端局と前記第2端局間の
回線に補助信号として多重する、ことを特徴としたもの
である。
【0011】また、本発明においては、前記中々局が、
前記第1端局から第2端局への回線において前段局と自
局の間の回線警報を検出する第1の手段と、前記第2の
端局から前記第1の端局への回線において前段局と自局
間の回線警報を検出する第2の手段と、前記第1、及び
第2の手段で検出された回線警報を、前記第1の端局か
ら前記第2の端局への回線における後段側の回線に補助
信号として多重する第3の手段と、前記第1、第2の手
段で検出された回線警報を、前記第2の端局から前記第
1の端局への回線における後段局への回線に補助信号と
して多重する第4の手段と、を備えることを特徴とす
る。
前記第1端局から第2端局への回線において前段局と自
局の間の回線警報を検出する第1の手段と、前記第2の
端局から前記第1の端局への回線において前段局と自局
間の回線警報を検出する第2の手段と、前記第1、及び
第2の手段で検出された回線警報を、前記第1の端局か
ら前記第2の端局への回線における後段側の回線に補助
信号として多重する第3の手段と、前記第1、第2の手
段で検出された回線警報を、前記第2の端局から前記第
1の端局への回線における後段局への回線に補助信号と
して多重する第4の手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明においては、前記第1端局
が、前記第2端局、及び前記中々局において第2端局か
ら第1端局への回線に補助信号として多重された複数個
の回線警報と、前記第1端局内で検出される前段の中々
局と前記第1端局間の回線の回線警報と、を収集し、前
記第2端局が、前記第1端局、及び前記中々局において
前記第1端局から前記第2端局への回線に補助信号とし
て多重された回線警報と、前記第2端局内で検出される
前段の中々局と前記第2端局間の回線の回線警報と、を
収集する、ことを特徴とする。
が、前記第2端局、及び前記中々局において第2端局か
ら第1端局への回線に補助信号として多重された複数個
の回線警報と、前記第1端局内で検出される前段の中々
局と前記第1端局間の回線の回線警報と、を収集し、前
記第2端局が、前記第1端局、及び前記中々局において
前記第1端局から前記第2端局への回線に補助信号とし
て多重された回線警報と、前記第2端局内で検出される
前段の中々局と前記第2端局間の回線の回線警報と、を
収集する、ことを特徴とする。
【0013】本発明は、好ましくは、端局A、端局B、
及びN個の中々局からなる通信システムにおいて、N個
の中々局を介した端局Aから端局B及び端局Bから端局
A間の(2N+2)個の回線警報を検出する(2N+
2)個の回線警報検出部と、端局A、端局B、及びN個
の中々局の、各回線警報検出部において検出された回線
警報を、端局Aから端局Bへの回線、及び端局Bから端
局Aへの回線の信号に補助信号として多重する(2N+
2)個の補助信号多重部と、端局Bの補助信号多重部、
及び、N個の中々局の、端局Bから端局Aへの回線の信
号に補助信号を多重するN個の補助信号多重部により多
重された(2N+1)個の回線警報と、端局A内で検出
される中々局1から端局A間の回線警報と、を収集する
端局Aの警報収集部と、端局Aの補助信号多重部、及
び、N個の中々局の、端局Aから端局Bへの回線の信号
に補助信号を多重するN個の補助信号多重部により多重
された(2N+1)個の回線警報と、端局B内で検出さ
れる中々局Nから端局B間の回線警報と、を収集する端
局Bの警報収集部と、を備えたことを特徴とする。
及びN個の中々局からなる通信システムにおいて、N個
の中々局を介した端局Aから端局B及び端局Bから端局
A間の(2N+2)個の回線警報を検出する(2N+
2)個の回線警報検出部と、端局A、端局B、及びN個
の中々局の、各回線警報検出部において検出された回線
警報を、端局Aから端局Bへの回線、及び端局Bから端
局Aへの回線の信号に補助信号として多重する(2N+
2)個の補助信号多重部と、端局Bの補助信号多重部、
及び、N個の中々局の、端局Bから端局Aへの回線の信
号に補助信号を多重するN個の補助信号多重部により多
重された(2N+1)個の回線警報と、端局A内で検出
される中々局1から端局A間の回線警報と、を収集する
端局Aの警報収集部と、端局Aの補助信号多重部、及
び、N個の中々局の、端局Aから端局Bへの回線の信号
に補助信号を多重するN個の補助信号多重部により多重
された(2N+1)個の回線警報と、端局B内で検出さ
れる中々局Nから端局B間の回線警報と、を収集する端
局Bの警報収集部と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明の警報転送方式は、一側の回線のみ
を用いて警報を転送することにより、伝送効率の向上を
図るようにしたものであり、図2を参照すると、中々局
は、回線301の警報(回線警報302)を検出する回
線警報検出部5と、回線101の警報(回線警報10
2)を検出する回線警報検出部6と、回線警報102、
302を回線A01の補助信号に多重する補助信号多重
部7と、回線警報102、302を回線B01の補助信
号に多重する補助信号多重部4と、を備え、端局Aは、
回線201の警報(回線警報202)を検出する回線警
報検出部2と、回線警報202を回線B01の補助信号
に多重する補助信号多重部1と、回線警報202及び回
線A01の補助信号に多重されてきた回線警報102、
302、402を収集する警報収集部3と、を備え、端
局Bは、回線401の警報(回線警報402)を検出す
る回線警報検出部9と、回線警報402を回線A01の
補助信号に多重する補助信号多重部10と、回線警報4
02及び回線A01の補助信号に多重されてきた回線警
報102、202、302を収集する警報収集部8と、
を備えている。
に説明する。本発明の警報転送方式は、一側の回線のみ
を用いて警報を転送することにより、伝送効率の向上を
図るようにしたものであり、図2を参照すると、中々局
は、回線301の警報(回線警報302)を検出する回
線警報検出部5と、回線101の警報(回線警報10
2)を検出する回線警報検出部6と、回線警報102、
302を回線A01の補助信号に多重する補助信号多重
部7と、回線警報102、302を回線B01の補助信
号に多重する補助信号多重部4と、を備え、端局Aは、
回線201の警報(回線警報202)を検出する回線警
報検出部2と、回線警報202を回線B01の補助信号
に多重する補助信号多重部1と、回線警報202及び回
線A01の補助信号に多重されてきた回線警報102、
302、402を収集する警報収集部3と、を備え、端
局Bは、回線401の警報(回線警報402)を検出す
る回線警報検出部9と、回線警報402を回線A01の
補助信号に多重する補助信号多重部10と、回線警報4
02及び回線A01の補助信号に多重されてきた回線警
報102、202、302を収集する警報収集部8と、
を備えている。
【0015】本発明の実施の形態に係る警報転送方式
は、中々局において検出された回線301(回線10
1)の警報を、そのまま回線B01(回線A01)の補
助信号に多重し対向局で折り返して自局に転送するので
はなく、折り返さずに、直接、回線A01(回線B0
1)の補助信号に多重し、警報収集局に転送するように
したものである。
は、中々局において検出された回線301(回線10
1)の警報を、そのまま回線B01(回線A01)の補
助信号に多重し対向局で折り返して自局に転送するので
はなく、折り返さずに、直接、回線A01(回線B0
1)の補助信号に多重し、警報収集局に転送するように
したものである。
【0016】図1は、本発明の実施の形態として中々局
をN個とした場合の構成を示している。中々局1は、図
2に示した構成と同様に、回線(N+2)01の警報
(回線警報(N+2)02)を検出する回線警報検出部
1−5と、回線N01の警報(回線警報N02)を検出
する回線警報検出部1−6と、回線警報N02、(N+
2)02を回線A01の補助信号に多重する補助信号多
重部1−7と、回線警報N02、(N+2)02を回線
B01の補助信号に多重する補助信号多重部1−4と、
を備え、端局Aは、回線(N+1)01の警報(回線警
報(N+1)02)を検出する回線警報検出部2と、回
線警報(N+1)02を回線B01の補助信号に多重す
る補助信号多重部1と、回線警報(N+1)02及び回
線A01の補助信号に多重されてきた回線警報N02、
(N+1)02、(N+2)02、…、(2N+2)0
2をを収集する警報収集部3と、を備え、端局Bは、回
線(2N+2)01の警報(回線警報(2N+2)0
2)を検出する回線警報検出部9と、回線警報(2N+
2)02を回線A01の補助信号に多重する補助信号多
重部10と、回線警報(2N+2)02及び回線A01
の補助信号に多重されてきた回線警報N02、(N+
1)02、(N+2)02、…、(2N+2)02を収
集する警報収集部8と、を備えている。なお、中々局2
〜Nは中々局1と同様の構成とされる。この実施の形態
に係る警報転送方式においても、中々局1〜Nにおいて
検出された回線警報を、直接、回線A01(回線B0
1)の補助信号に多重し、警報収集局に転送するように
したものである。
をN個とした場合の構成を示している。中々局1は、図
2に示した構成と同様に、回線(N+2)01の警報
(回線警報(N+2)02)を検出する回線警報検出部
1−5と、回線N01の警報(回線警報N02)を検出
する回線警報検出部1−6と、回線警報N02、(N+
2)02を回線A01の補助信号に多重する補助信号多
重部1−7と、回線警報N02、(N+2)02を回線
B01の補助信号に多重する補助信号多重部1−4と、
を備え、端局Aは、回線(N+1)01の警報(回線警
報(N+1)02)を検出する回線警報検出部2と、回
線警報(N+1)02を回線B01の補助信号に多重す
る補助信号多重部1と、回線警報(N+1)02及び回
線A01の補助信号に多重されてきた回線警報N02、
(N+1)02、(N+2)02、…、(2N+2)0
2をを収集する警報収集部3と、を備え、端局Bは、回
線(2N+2)01の警報(回線警報(2N+2)0
2)を検出する回線警報検出部9と、回線警報(2N+
2)02を回線A01の補助信号に多重する補助信号多
重部10と、回線警報(2N+2)02及び回線A01
の補助信号に多重されてきた回線警報N02、(N+
1)02、(N+2)02、…、(2N+2)02を収
集する警報収集部8と、を備えている。なお、中々局2
〜Nは中々局1と同様の構成とされる。この実施の形態
に係る警報転送方式においても、中々局1〜Nにおいて
検出された回線警報を、直接、回線A01(回線B0
1)の補助信号に多重し、警報収集局に転送するように
したものである。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について、中々局が1
個の場合の図面(図2参照)を参照して詳細に説明す
る。
個の場合の図面(図2参照)を参照して詳細に説明す
る。
【0018】図2において、中々局は回線301の警報
(回線302)を検出する回線警報検出部5と、回線1
01の警報(回線警報102)を検出する回線警報検出
部6と、回線警報102、302を回線A01の補助信
号に多重する補助信号多重部7と、回線警報102、3
02を回線B01の補助信号に多重する補助信号多重部
4とで構成され、端局Aが回線201の警報(回線警報
202)を検出する回線警報検出部2と、回線警報20
2を回線B01の補助信号に多重する補助信号多重部1
と、回線警報202及び回線A01の補助信号に多重さ
れてきた回線警報102、302、402を収集する警
報収集部3とで構成され、端局Bが回線401の警報
(回線警報402)を検出する回線警報検出部9と、回
線警報402を回線A01の補助信号に多重する補助信
号多重部10と、回線警報402及び回線A01の補助
信号に多重されてきた回線警報102、202、302
を収集する警報収集部8とで構成される。
(回線302)を検出する回線警報検出部5と、回線1
01の警報(回線警報102)を検出する回線警報検出
部6と、回線警報102、302を回線A01の補助信
号に多重する補助信号多重部7と、回線警報102、3
02を回線B01の補助信号に多重する補助信号多重部
4とで構成され、端局Aが回線201の警報(回線警報
202)を検出する回線警報検出部2と、回線警報20
2を回線B01の補助信号に多重する補助信号多重部1
と、回線警報202及び回線A01の補助信号に多重さ
れてきた回線警報102、302、402を収集する警
報収集部3とで構成され、端局Bが回線401の警報
(回線警報402)を検出する回線警報検出部9と、回
線警報402を回線A01の補助信号に多重する補助信
号多重部10と、回線警報402及び回線A01の補助
信号に多重されてきた回線警報102、202、302
を収集する警報収集部8とで構成される。
【0019】本発明の実施例の動作について、中々局が
1個の場合を図2を参照して以下に説明する。
1個の場合を図2を参照して以下に説明する。
【0020】まず端局Aが警報収集を行う場合について
説明する。中々局の回線警報検出部5において検出され
た、回線301の警報(回線警報302)は、回線警報
検出部6において検出された、回線101の警報(回線
警報102)と共に、補助信号多重部7によって、回線
A01の補助信号に多重され、また、端局Bの回線警報
検出部9で検出された、回線401の警報(回線警報4
02)は、補助信号多重部10によって、回線A01の
補助信号に多重され、これら3種の警報は、端局Aの回
線警報検出部2において検出された回線201の警報
(回線警報202)と共に、端局Aの警報収集部3にお
いて収集される。
説明する。中々局の回線警報検出部5において検出され
た、回線301の警報(回線警報302)は、回線警報
検出部6において検出された、回線101の警報(回線
警報102)と共に、補助信号多重部7によって、回線
A01の補助信号に多重され、また、端局Bの回線警報
検出部9で検出された、回線401の警報(回線警報4
02)は、補助信号多重部10によって、回線A01の
補助信号に多重され、これら3種の警報は、端局Aの回
線警報検出部2において検出された回線201の警報
(回線警報202)と共に、端局Aの警報収集部3にお
いて収集される。
【0021】次に、端局Bが警報収集を行う場合につい
て説明する。中々局の回線警報検出部6において検出さ
れた、回線101の警報(回線警報102)は、回線警
報検出部5において検出された、回線301の警報(回
線警報302)と共に、補助信号多重部4によって、回
線B01の補助信号に多重され、また、端局Aの回線警
報検出部2で検出された、回線201の警報(回線警報
202)は、補助信号多重部1によって、回線B01の
補助信号に多重され、これら3種の警報は、端局Bの回
線警報検出部9において検出された回線401の警報
(回線警報402)と共に、端局Bの警報収集部8にお
いて収集される。
て説明する。中々局の回線警報検出部6において検出さ
れた、回線101の警報(回線警報102)は、回線警
報検出部5において検出された、回線301の警報(回
線警報302)と共に、補助信号多重部4によって、回
線B01の補助信号に多重され、また、端局Aの回線警
報検出部2で検出された、回線201の警報(回線警報
202)は、補助信号多重部1によって、回線B01の
補助信号に多重され、これら3種の警報は、端局Bの回
線警報検出部9において検出された回線401の警報
(回線警報402)と共に、端局Bの警報収集部8にお
いて収集される。
【0022】ここで、特に、端局Aにて回線301の警
報(回線警報302)を収集する場合について考える。
報(回線警報302)を収集する場合について考える。
【0023】図3に、従来方式の補助信号フレームと、
本発明の一実施例における補助信号フレームを示す。
本発明の一実施例における補助信号フレームを示す。
【0024】従来方式の場合、回線警報302を端局A
へ伝達するためには、下り回線警報(端局A基準)の部
分へ多重し、回線B01の信号に多重して端局Bまで転
送した後、回線A01の信号に多重して端局Aへ転送す
る。このため、端局Aへ転送する警報と、端局Bへ転送
する警報のそれぞれに対して、上り用、下り用のビット
情報を用意する必要がある。
へ伝達するためには、下り回線警報(端局A基準)の部
分へ多重し、回線B01の信号に多重して端局Bまで転
送した後、回線A01の信号に多重して端局Aへ転送す
る。このため、端局Aへ転送する警報と、端局Bへ転送
する警報のそれぞれに対して、上り用、下り用のビット
情報を用意する必要がある。
【0025】これに対し、本発明の実施例においては、
回線警報302は、中々局にて直接A01回線警報の部
分へ多重し、端局Aへ転送されるので、警報を収集する
端局を基準とした、上り下りの区別を設ける必要がな
く、回線A01、回線B01の区別のみでビット構成が
とれる。
回線警報302は、中々局にて直接A01回線警報の部
分へ多重し、端局Aへ転送されるので、警報を収集する
端局を基準とした、上り下りの区別を設ける必要がな
く、回線A01、回線B01の区別のみでビット構成が
とれる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
下記記載の効果を奏する。
【0027】(1)本発明の第1の効果は、従来の警報
転送方式と比べて、半分の伝送容量で警報転送が可能と
なる、ということである。その理由は下記記載の通りで
ある。
転送方式と比べて、半分の伝送容量で警報転送が可能と
なる、ということである。その理由は下記記載の通りで
ある。
【0028】すなわち従来の方式においては、両局で警
報収集を行う際には、警報を収集する端局を基準として
局間の伝送方向をそれぞれ上り、下りと区別するため、
補助信号のフレーム上に用意されるビット構成を、一の
端局(A)へ警報を転送する場合と他の端局(B)へ警
報を転送する場合とで分ける必要があったが、本発明に
おいては、警報を収集する端局を基準とした上り下りの
区別を設ける必要がなく、回線(A01)、回線(B0
1)の区別のみのビット構成とする、ことができるため
である。
報収集を行う際には、警報を収集する端局を基準として
局間の伝送方向をそれぞれ上り、下りと区別するため、
補助信号のフレーム上に用意されるビット構成を、一の
端局(A)へ警報を転送する場合と他の端局(B)へ警
報を転送する場合とで分ける必要があったが、本発明に
おいては、警報を収集する端局を基準とした上り下りの
区別を設ける必要がなく、回線(A01)、回線(B0
1)の区別のみのビット構成とする、ことができるため
である。
【0029】(2)本発明の第2の効果は、片側の端局
のみで警報収集を行う場合には、他方の回線を別の用途
に用いることが可能である、ということである。
のみで警報収集を行う場合には、他方の回線を別の用途
に用いることが可能である、ということである。
【0030】その理由は、本発明においては、両方向の
回線(回線A01、回線B01)の警報が片方向の回線
のみを用いて転送、収集できるので、両回線、端局でそ
れぞれ独立に警報転送、収集を行える、ことによる。
回線(回線A01、回線B01)の警報が片方向の回線
のみを用いて転送、収集できるので、両回線、端局でそ
れぞれ独立に警報転送、収集を行える、ことによる。
【図1】本発明の警報転送方式の実施の形態の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明の警報転送方式の実施の形態の構成例
(中々局が一個)を示すブロック図である。
(中々局が一個)を示すブロック図である。
【図3】従来の警報転送方式と、本発明の実施例の方式
の、補助信号のフレーム上に用意されるビット構成を示
す図である。
の、補助信号のフレーム上に用意されるビット構成を示
す図である。
1 補助信号多重部 2 回線警報検出部 3 警報収集部 4 補助信号多重部 5 回線警報検出部 6 回線警報検出部 7 補助信号多重部 8 警報収集部 9 回線警報検出部 10 補助信号多重部 A 端局 A01 端局Bから端局Aへの回線 B 端局 B01 端局Aから端局Bへの回線 101〜(2N+2)01 回線 101〜(2N+2)02 回線101〜回線(2N+
2)01の回線警報
2)01の回線警報
Claims (4)
- 【請求項1】第1端局、第2端局、1又は複数の中々局
を含む通信システムにおいて、 一の端局側から他の端局側への回線において中々局が上
流局と自局との間の回線で検出された回線警報を、端局
で折り返すことなく、警報収集局側の端局へ転送するよ
うに、前記第1端局と前記第2端局間の回線に補助信号
として多重することを特徴とする警報転送方式。 - 【請求項2】前記中々局が、前記第1端局から第2端局
への回線において前段局と自局の間の回線警報を検出す
る第1の手段と、 前記第2の端局から前記第1の端局への回線において前
段局と自局間の回線警報を検出する第2の手段と、 前記第1、及び第2の手段で検出された回線警報を、前
記第1の端局から前記第2の端局への回線における後段
側の回線に補助信号として多重する第3の手段と、 前記第1、第2の手段で検出された回線警報を、前記第
2の端局から前記第1の端局への回線における後段局へ
の回線に補助信号として多重する第4の手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の警報転送方
式。 - 【請求項3】前記第1端局が、前記第2端局、及び前記
中々局において第2端局から第1端局への回線に補助信
号として多重された複数個の回線警報と、前記第1端局
内で検出される前段の中々局と前記第1端局間の回線の
回線警報と、を収集し、 前記第2端局が、前記第1端局、及び前記中々局におい
て前記第1端局から前記第2端局への回線に補助信号と
して多重された回線警報と、前記第2端局内で検出され
る前段の中々局と前記第2端局間の回線の回線警報と、
を収集する、ことを特徴とする請求項1記載の警報転送
方式。 - 【請求項4】端局A、端局B、及びN個の中々局からな
る通信システムにおいて、 N個の中々局を介した端局Aから端局B及び端局Bから
端局A間の(2N+2)個の回線警報を検出する(2N
+2)個の回線警報検出部と、 端局A、端局B、及びN個の中々局の、各回線警報検出
部において検出された回線警報を、端局Aから端局Bへ
の回線、及び端局Bから端局Aへの回線の信号に補助信
号として多重する(2N+2)個の補助信号多重部と、 端局Bの補助信号多重部、及び、N個の中々局の、端局
Bから端局Aへの回線の信号に補助信号を多重するN個
の補助信号多重部により多重された(2N+1)個の回
線警報と、端局A内で検出される中々局1から端局A間
の回線警報と、を収集する端局Aの警報収集部と、 端局Aの補助信号多重部、及び、N個の中々局の、端局
Aから端局Bへの回線の信号に補助信号を多重するN個
の補助信号多重部により多重された(2N+1)個の回
線警報と、端局B内で検出される中々局Nから端局B間
の回線警報と、を収集する端局Bの警報収集部と、 を備えたことを特徴とする警報転送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8297296A JPH10126368A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 警報転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8297296A JPH10126368A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 警報転送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10126368A true JPH10126368A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17844681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8297296A Pending JPH10126368A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 警報転送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10126368A (ja) |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP8297296A patent/JPH10126368A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991221 |