JPH10124437A - インタフェース制御装置 - Google Patents

インタフェース制御装置

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JPH10124437A
JPH10124437A JP28226396A JP28226396A JPH10124437A JP H10124437 A JPH10124437 A JP H10124437A JP 28226396 A JP28226396 A JP 28226396A JP 28226396 A JP28226396 A JP 28226396A JP H10124437 A JPH10124437 A JP H10124437A
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JP
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interface
control device
data
controlled
interface control
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JP28226396A
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Toru Inoue
井上  徹
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IIGURUZU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータと被制御機器に介在し、コンピュ
ータのOSに可能な限り依存せずに、あるいは被制御機
器の接続のためのドライバ・ソフトを必要とせずに、容
易に被制御機器を制御可能とするためのインタフェース
制御装置を提供する。 【解決手段】ホスト・コンピュータと接続可能な第1の
インタフェースと、被制御機器と接続可能な第2のイン
タフェースと、前記ホスト・コンピュータが前記第1の
インターフェースを介して前記被制御機器を所定の形式
の記憶装置として仮想的に認識してデータを記憶部に書
き込み及び記憶部から読み込み、該データに基づき前記
第2のインタフェースを介して被制御機器を制御する論
理手段とを有するインタフェース制御装置。前記論理手
段は、前記第1のインタフェース上に送受信されるデー
タをディスク管理システムのファイル論理構造で記憶す
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、コンピュータと
被制御機器との間に設けられるインターフェース制御装
置に関する。特に、本発明は、コンピュータからのSC
SIインタフェースと被制御機器からのシリアル・イン
タフェースとを接続するインタフェース制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータから制御される被制御機器
は、RS422やRS232などのシリアル・インタフ
ェースで一般に接続される。しかし、このようなシリア
ル・インタフェースは、制御するコンピュータのオペレ
ーティング・システム(以下OSという)毎にデバイス
・ドライバが異なっている。このため、一つのOS上で
動作する制御用アプリケーションが、他のOS上で動作
するとは限らない。従って、様々なOS上で汎用的に動
作するアプリケーションを開発し、あるいは、他のOS
用にアプリケーションを移植したりする場合には、その
デバイス・ドライバに沿ったインタフェース・プログラ
ムの部分を個別に開発したり、あるいは、アプリケーシ
ョンの作り直しや、ドライバ・ソフトを別途作成付加す
る必要があった。従って、そのための開発費用の負担
や、開発期間の遅延化をきたす他、柔軟で拡張性のある
アプリケーションの開発の妨げともなっていた。
【0003】従って、OSの制約からなるべく解かれ、
制御用アプリケーション・ソフトウエアの汎用化と柔軟
化が図れる手段が求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コンピュー
タと被制御機器に介在し、コンピュータのOSに可能な
限り依存せずに、容易に被制御機器を制御可能とするた
めのインタフェース制御装置を提供することを目的とす
る。
【0005】また、本発明は被制御機器の接続のための
ドライバ・ソフトを必要とせずに被制御機器を制御可能
なインタフェース制御装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本発明による
と、ホスト・コンピュータと接続可能な第1のインタフ
ェースと、被制御機器と接続可能な第2のインタフェー
スと、データを記憶する記憶部と、前記ホスト・コンピ
ュータが前記第1のインターフェースを介して前記被制
御機器を所定の形式の記憶装置として仮想的に扱って前
記記憶部に対するデータの書き込み及び読み出しを行
い、該データに基づき前記第2のインタフェースを介し
て被制御機器を制御する論理手段とを有するインタフェ
ース制御装置を提供する。
【0007】更に、前記論理手段が、前記第1のインタ
フェース上に送受信されるデータをディスク管理システ
ムのディスク論理構造に沿って前記記憶部に対してのデ
ータの書き込み及び読み出しを行うことによって、ホス
ト・コンピュータが所定の記憶装置として仮想的に扱う
ようにする。ここで、前記ディスク管理システムとして
MS−DOSを使用することによって、様々なコンピュ
ータ上で被制御機器を制御することが可能となる。
【0008】より容易に被制御機器を制御するために、
前記インタフェース制御装置内の前記記憶部に対して書
き込み及び読み出されるデータは、少なくとも二つのフ
ァイルからなり、該ファイルはそれぞれ前記記憶部内に
おいて固有の先頭アドレスを有するように構成される。
更に、ランダムな書き込みや読み込みを行うディスク管
理システムに対応するために、該二つのファイルが前記
記憶部に書き込まれた後に、残りの記憶領域をダミーデ
ータによるダミーファイルで埋めるようにする。
【0009】前記第1のインターフェースはホスト・コ
ンピュータが提供するバス・インタフェースであり、例
えばSCSIインタフェースであってよい。また、前記
第2のインタフェースは被制御機器が提供するシリアル
・インタフェースとすることで複数の被制御機器を制御
し接続可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】図8は、従来の被制御機器3とホ
スト・コンピュータ2間の接続を示したブロック図であ
る。被制御機器3が有している通信のためのシリアルバ
ス、例えばRS422等と接続するために、ホスト・コ
ンピュータ2側でその接続のためのハードウェアを有す
る他、RS422等の個別のドライバ・ソフト4を必要
とする。
【0011】図1は、本発明に基づき構成されたインタ
フェース制御装置1により、ホストとなるコンピュータ
2が被制御機器3と接続された場合のブロック図であ
る。被制御機器3は、インタフェース制御装置1を介し
てホスト・コンピュータ2と接続されている。図8との
相違は、インタフェース制御装置1を介在したことによ
り、ホスト・コンピュータ2において、RS422等の
シリアルバス・インタフェースのためのドライバ・ソフ
トが不要なことであり、従って、そのコンピュータ2上
で動作するアプリケショーンはドライバ・ソフトに影響
されずに開発可能となる。
【0012】ホストとなるべきコンピュータ2とインタ
フェース制御装置3との間の接続は、一般のパーソナル
・コンピュータ等になるべく標準で用意されている汎用
のバスインタフェース5(例えば、SCSI、IDEバ
スインタフェース、P1394あるいはファイバーチャ
ネル等でもよく、更には将来出現する新たなバス・イン
タフェースでも良い)を使用する。これによって、ホス
ト・コンピュータ側に新たな負担を強いることなくその
接続が容易となる。一方、インタフェース制御装置1の
方も、標準的なインタフェースをコンピュータ側に提供
できるため、他のコンピュータとの接続も容易に図れる
メリットが生じる。一方、被制御機器3はインタフェー
ス制御装置1とRS422等のシリアル・バス6で接続
されている。
【0013】ここで、インタフェース制御装置1の特徴
的な点は、このインタフェース制御装置1を介在したこ
とにより、ホスト・コンピュータ2から被制御機器3を
見ると、あたかもSCSI、あるいはIDE等のバス上
に接続された仮想的なディスクとしてとらえることがで
きるようにした点である。そして、ホスト・コンピュー
タ2は、ディスクに対して行なうのと同等の手順で、デ
ィスクとして仮想された被制御機器3のコマンド・デー
タあるいは他のデータの書き込み、読み込みを行うこと
ができる。
【0014】被制御機器3を仮想ディスクとして扱える
ようにするために、例えば、MS−DOSにような標準
的なディスク管理システムを使用する。そして、その標
準的なディスク管理システムのFAT(ファイル・アロ
ケーション・テーブル)形式という論理ファイル構造に
基づいて、ホスト・コンピュータ2とインタフェース制
御装置1との間で設定データ、コマンド・データやステ
ータ・スデータ等の送受信をおこなう。
【0015】図2は、上記MS−DOSのFAT形式を
使用してホスト・コンピュータ2と本インタフェース制
御装置1とが汎用バスインタフェース5としてSCSI
バス・インタフェースを介して送受信を行うための、イ
ンタフェース制御装置1内のメモリの構造とアドレス
を、ホスト・コンピュータ2側から見たものと、本イン
タフェース制御装置1側から見たものとの相関を示した
論理ブロック図である。図1のホスト・コンピュータ2
を、別に用意された起動用ディスク装置からMS−DO
S等のOSにより立ち上げると、SCSIバス上に接続
された本インタフェース制御装置1をホスト・コンピュ
ータ2のOSが認識する。次に、FDISK、あるいは
FORMATといった命令によって、MS−DOSから
本インタフェース制御装置1に対して初期化を行うと、
図2に示すように、ブートレコード、FAT、ディレク
トリエントリ、及びデータ領域からなる論理構造が本イ
ンタフェース装置1のメモリに自動的に生成される。こ
の論理構造は、ここではMS−DOSのファイル論理構
造である。
【0016】ブートレコードは、システム領域を除き、
本インタフェース内のメモリ(例えばRAM)のアドレ
スの先頭に位置しており、初期化のパラメータを指定す
ることによってトラック数やセクタ数が決定される。ホ
スト・コンピュータ2は、かかるブートレコード内の情
報を基にメモリをアクセスする。尚、ブートレコードに
はホスト・コンピュータ2を立ち上げるためのプログラ
ムも一般に書かれているが、本インタフェース制御装置
1には、かかるホスト・コンピュータ2を起動する機能
はサポートしていない。
【0017】FATは、論理セクタ1から始まる。この
FATによって、データ領域の使用状況がクラスタ単位
で管理される。FATでは、クラスタチェインと呼ばれ
る方法によって一般に特定のクラスタの次に参照すべき
クラスタはどこかという情報を保持している。FATに
よってクラスタのつながりとそのクラスタがどこで終了
しているかを管理しており、クラスタチェインの始点と
そのクラスタチェインがどのファイルと対応しているか
についてはディレクトリエントリで管理している。
【0018】ディレクトリエントリは、FATの次の論
理セクタから始まり、ルートディレクトリの情報を保持
する。ここでファイル名と開始クラスタ番号の対応がな
されている。
【0019】データ領域は、ディレクトリエントリの次
の論理セクタからディスクの終わりまでの領域をいい、
各種ファイルの内容がクラスタ単位で記憶される。
【0020】尚、本インタフェース制御装置1のメモリ
は図3で示すようにバッテリでバックアップされている
ため、電源が遮断されても、そのメモリ上に形成された
ディスク論理構造が消失することはない。
【0021】以上の論理構造が、本インタフェース装置
1のメモリ上に形成された後、図2に示すようにINT
L.DAT、CMDSTS.DAT、DUMMY.DU
Mファイルをホスト・コンピュータから本インタフェー
ス装置に順番に書き込む命令を実行する。ここで、IN
ITL.DATファイルには、本インタフェース制御装
置1に接続された被制御機器3を設定するための設定デ
ータが記述されている。CMDSTS.DATは、その
被制御機器3とのコマンド及びステータスデータが記述
されている。そしてDUMMY.DUMファイルは、ダ
ミー用のファイルである。
【0022】上記各ファイルを書き込む具体的な手順は
次の通りである。上述したように、すでにフォーマット
により、ディスク構造が本インタフェース制御装置1の
メモリ上に形成されている。その後、例えば、ホスト・
コンピュータ2をリセット等することによる再度の立ち
上がり過程で、上記ディスクの論理構造を認識する。続
いて、予め用意してあるINTL.DAT、CMDST
S.DAT、DUMMY.DUMファイルをホスト・コ
ンピュータ2から本インタフェース制御装置1に対して
次のように順番に記録する。
【0023】まず、上述したFAT形式のディスクアク
セスによって、まず、INTL.DAT名がディレトリ
エントリ中に登録され、開始クラスタ番号が決定され
る。続いて、ホスト・コンピュータ2からINTL.D
ATファイルの内容であるデータが、OSが管理するク
ラスタチェインに従って、データ領域に書き込まれる。
この場合、論理フォーマット直後でのファイル書き込み
であるので、クラスタチェインは、2番目から順序よく
割り当てられることになる。
【0024】データ領域の中でINTL.DATが占め
る領域は以下に記述するように固定長であり、装置動作
時においてメモリ上のアドレスも決定されており、この
例ではホスト側から見たSCSI上の論理ブロック・ア
ドレス(LBA)は43Hである。そしてそのアドレス
に対応して、本インタフェース装置側からアクセスする
アドレスが設計時に一意に決められており、ここでは1
000Hである。
【0025】本インタフェース制御装置1内のMPU
は、有効なINTL.DATデータがINTL.DAT
ファイルのデータ領域に書き込まれたときに、本インタ
フェース装置の接続機器の情報が書き込まれたものと認
識できる。
【0026】次に、CMDSTS.DATが本インタフ
ェース装置に書き込まれるが、その手順は上記したと同
様である。INITL.DATの書き込みの直後であ
り、且つINITL.DATは固定長であるので、CM
DSTS.DATのデータ領域のアドレスは固定され、
SCSIのLBAは4BH、そして本インタフェース装
置側からのメモリアドレスは2000Hである。このC
MDSTS.DATも固定長である。
【0027】最後に、DUMMY.DUMが同様の手順
で書き込まれる。このDUMMY.DUMは、INIT
L.DATとCMDSTS.DATが書き込まれたデー
タ領域の残りの全てを埋めるように書き込みが行われ
る。
【0028】以上の設定により、被制御機器3を制御
し、被制御機器3とのデータやコマンドの送受信を行う
ためのホスト・コンピュータ2側に用意されるアプリケ
ーションは、そのディスク管理システム(例えば、MS
−DOS)が提供する入出力命令を使用し、上記INI
TL.DATやCMDSTS.DATファイルの内容を
介して、本インタフェース制御装置1との、あるいは本
インタフェース制御装置1からそのデータやコマンドの
送受信を行えばよい。
【0029】このように、被制御機器3との受け渡すべ
きコマンドやデータをファイルとして扱い、FAT形式
でのディスクへの書き込み/読み出しと同様な方法でホ
スト・コンピュータ2がインタフェース制御装置1に対
して行うようにしたことにより、そのアプリケーション
は何らデバイス・ドライバを必要とせず、その標準的な
ディスク制御システムを管理するOSにデータを受け渡
すだけでよい。
【0030】ディスク制御システムとして、ここではM
S−DOSのFAT方式によるディスク管理システムを
使用してインタフェース制御装置1を扱うようにしたの
は、MSーDOSのFAT形式はディスク管理方式とし
て最も一般的であり、Windows、Windows
−NT、O/Sー2,あるいはUNIXなどでも広くサ
ポートされているからである。従って、この入出力ルー
チンをこのFAT形式に沿って作成してあれば、他のO
Sにアプリケーションを移植しても、容易にアプリケー
ションを稼働させることができるのである。そして、そ
のアプリケーションは、ディスク管理システムが管理す
る方法でファイルの書き込み、読み込み命令を行うこと
で、インタフェース制御装置1を介して被制御機器3を
仮想的にディスクとして認識できるようになり、その送
受信されたファイルの内容が被制御機器3の、あるいは
被制御機器3からのデータやコマンドとなるのである。
【0031】従って、以上の目的を達成できるものであ
るならば、当然予測可能なように、他のディスク管理シ
ステム(例えばUNIX等)を使用してもよく、本イン
ターフェース制御装置1内のメモリ構造とファイルは、
かかるディスク管理システムのファイル論理構造に対応
して形成され、そのファイルアクセスもその管理システ
ムに応じて行われることとなる。
【0032】図3は、インタフェース制御装置1のブロ
ック図を示したものである。インタフェース制御装置1
は、マイクロプロセッサ(MPU)10、ランダム・ア
クセス・メモリー(RAM)12、主電源が途切れた際
のRAMの内容の消失を防ぐためのバッテリー・バック
アップ回路24、リードオンリー・メモリー(ROM)
14、SCSIインターフェースの為のSCSI回路1
6、RS422等のシリアル通信のためのインタフェー
スを提供するシリアル通信回路18とドライバ19、内
部バスとの接続を可能とするバッファ20、該バッファ
に本インタフェース制御装置1が複数接続された場合の
各通信を並列に処理するための並列動作通信制御回路2
2、からなっており、バッテリ・バックアップ回路24
を除き、各回路は内部バス26で接続されている。
【0033】この図3を使用して、図1で示したホスト
・コンピュータ2と被制御機器3とのインタフェース動
作を説明する。被制御機器3を制御するホスト・コンピ
ュータ2とインタフェース制御装置1とは、ここではS
CSIバスによりSCSI回路を介して接続されてい
る。また被制御機器3とインタフェース制御装置1と
は、RS422のシリアル・バスによりシリアル通信回
路を介して接続されている。
【0034】ホスト・コンピュータ2がSCSIバス5
上に送るOS管理下の命令コマンド(例えばファイルの
書き込み命令)によりそのインタフェース制御装置1に
書き込み命令が実行されると、ホスト・コンピュータ2
のOSによってそのホスト・コンピュータに搭載されて
いる図示しないSCSIドライバを駆動し、SCSIバ
ス5上にコマンド・データを転送する。一方、データの
書き込み命令がされたインタフェース制御装置1は、図
3のそのSCSI回路内の図示しないSCSI制御チッ
プによってコマンドの解読がなされる。MPU10から
はSCSIチップ上のレジスタを介してSCSIバス5
上のコマンド・データを制御できる。ここでは、外部の
ホスト・コンピュータ2に対して、本インタフェース制
御装置1のRAM12を、図2に示したブートレコー
ド、FAT、ディレクトリエントリ、そしてデータ領域
からなるSCSIのファイルとして開放している。従っ
て、このコマンド・データはインタフェース制御装置1
のSCSIチップによってデコードされ、RAM12へ
のファイルの書き込み命令として認識され、通常のディ
スクと同様に上記したFAT形式でファイルが書き込ま
れる。
【0035】図2で示したINITL.DAT、CMD
STS.DAT及びDUMMY.DUMは上記方法で書
き込まれものであり、そのファイルの読み込みも同様
に、MPU及びSCSIチップの制御により行われて、
MS−DOSのファイル読み込み命令によってホスト・
コンピュータから読み取ることができる。
【0036】図1及び図2を使用して説明したインタフ
ェース被制御機器1の制御は、ホスト・コンピュータと
インタフェース制御装置1が、DOSによるファイル形
式の送受信を行い、そのインタフェース制御装置1の内
部には、ファイル形式で書き込み、読み出しが行われる
ようにしたものであり、機能的には、上記した2つのフ
ァイルに限定されずにメモりをディスクエリアとして使
用して書き込み、読み込みが可能である。従って、その
ような場合は、本インタフェース制御装置1がそれらの
ファイルを管理するには、インタフェース制御装置1自
体にも、ファイル管理をするためのDOSと同様な機能
を有するRAM制御システムを作成すればよい。しか
し、一般に使用する被制御機器3は、そのコマンドやデ
ータ数が限られており、そのやりとりにおいても、無数
のファイルや膨大なサイズの容量を必要としない。従っ
て、インタフェース制御装置1は、単一の、あるいは数
限られたファイルの送受信を行うことができれば十分で
あり、ここでは、使用するファイルとして、被制御機器
3の初期設定状態を決めるための初期設定ファイル(In
itial file)であるINITL.DATと、被制御機器
3とのコマンド/ステータスのやりとりを行うためのコ
マンド/ステータス(commamd/status)ファイルである
CMDSTS.DAT及びダミー用のDUMMY.DU
Mファイルの3つのファイルのみに限定する。そして、
INITL.DATとCMDSTS.DATは固定長の
ファイルであるため、本インタフェース制御装置1にお
けるINITL.DAT、CMDSTS.DAT及びD
UMMY.DUMの記憶領域の先頭番地は絶えず同じと
なる。これによって、本インタフェース制御装置1が使
用するINITL.DATとCMDSTS.DATの管
理が非常に容易となり、非常に膨大で面倒なディスク管
理システムを作成する必要がなくなる。図2及び図3で
示したメモリの容量は、ここではRAMを1Mビット、
ROMを2Mビットとしている。
【0037】上記したように、インタフェース制御装置
1に書き込むべき初期設定ファイルINITL.DAT
とコマンド/ステータスファイルCMDSTS.DAT
の内容は特定の論理ブロック・アドレスと一意に対応す
る。ここで、論理ブロック・アドレスとは、SCSIイ
ンタフェースでのコマンド・フェーズにおけるコマンド
・ディスクリプター・ブロック(CDB)形式の一要素
でのコマンド・コードに引き続くアドレスと対応するデ
ータ内容であり、この技術分野においては周知である。
ここで重要なのは、そのコマンド/ステータス・ファイ
ルとイニシャル・ファイルはそれぞれ一意の論理ブロッ
ク・アドレスを有するように設定されていることであ
る。従って、RAMのアドレスとSCSIの論理ブロッ
ク・アドレスが一意に対応するため、ホスト・コンピュ
ータ2が特定のファイルに書き込んだデータは特定のR
AMアドレスに書き込まれることになる。
【0038】記憶されたファイルのデータの内容はアド
レス順に順序よく並んでおり、論理ブロック・アドレス
に一意に対応するRAMアドレスからファイル・データ
を読み込むようにROM内部で論理設定されていること
から、FAT形式によるそのファイル名とそのファイル
の先頭アドレスからの位置を指定すると一意に本インタ
フェース制御装置1のRAM内に記録されたファイルの
アドレスがわかり、所定のファイルを読み込むことが可
能となる。例えば、図2では、ホスト・コンピュータ2
からSCSIブロックアドレス4BHでCMDSTS.
DATが書き込まれる。従って、ホストのOSは、ディ
レクトリエントリを見て、FATで示されるクラスタチ
ェインをたどるとLBA=4BHにCMDSTS.DA
Tのデータ領域の先頭が来る。一方、本インタフェース
制御装置1のMPU10は、予め決められた2000H
のメモリを読み込み、その内容をデコードすればよい。
【0039】SCSI接続されたハードディスク上でD
OSのFAT形式でデータをやりとりする場合、通常は
同じファイル名を指定しても毎回同じ論理ブロック・ア
ドレスが指定されるとはかぎらない。これはハードディ
スクがランダムアクセスを行う記憶装置であるために、
データの消去や書き込みを繰り返すうちにハードディス
クの未使用領域が分断され、空いている場所にデータの
書き込みがなされるため、ファイルが毎回同じ論理ブロ
ック・アドレスに書き込まれるとは限らないためであ
る。
【0040】本インタフェース制御装置1では特定ファ
イルが毎回同じ論理ブロック・アドレスに書き込まれる
必要があるため、初期設定ファイルとコマンド/ステー
タ・ファイルを書き込んだ後、余った領域に対して図2
のDUMMY.DUMファイルのようなダミーのファイ
ルによってダミーデータを書き込み、ホスト・コンピュ
ータ2からみた場合に空き領域がない状態にする。また
ファイルの書き込みは毎回同じサイズで書き込みを行な
う。このことにより特定のファイルの中のデータは特定
の論理ブロック・アドレスと一意に対応することにな
る。
【0041】これにより、本インタフェース制御装置1
が動作する間中は頻繁にCMDSTS.DATが上書き
されることになるが、毎回同じクラスタ順番でクラスタ
チェインが並ぶこととなり、INTL.DATやCMD
STS.DATの本インタフェース装置1上のメモリア
ドレスも固定となる。従って、インタフェース制御装置
1は、2つのファイルの決まった論理ブロック・アドレ
ス、すなわち決まったRAM上のアドレスを管理すれば
よく、汎用的なDOSのFAT管理プログラムをインタ
フェース制御装置1内に設ける必要が無く、そのプログ
ラムも簡易とすることが可能となるとともに、被制御機
器3への送受信のファイルの取り扱いも容易且つ簡易と
することができるのである。
【0042】次に、本インタフェース制御装置1を介し
た被制御機器3の動作について説明する。図1で示した
ように、本インタフェース制御装置1と被制御機器3と
は、シリアルバス6、ここではRS422インタフェー
スを介して接続される。ここで、被制御機器3とは、例
えば、産業用の測定機器やビデオ関連装置などである。
そして、本インタフェース制御装置1は、INITL.
DATによってその被制御機器3の初期設定を行うこと
を可能とし、CMDSTS.DATによって被制御機器
3を制御するコマンドや被制御機器3からのステータス
・データの送受信を行う。
【0043】具体的に本インターフェース制御装置1を
使用して被制御機器3を動作させる手順について説明す
る。本インターフェース制御装置1は、被制御機器3の
初期化実行の際に、ホスト・コンピュータ2からINI
TL.DATデータファイルの内容を確認する。ホスト
コンピュータ2によりINITL.DATデータが書き
込まれ、被制御機器3が初期化を必要とするものである
ならば、その初期化設定を被制御機器3に対して行う。
この場合、INITL.DATは固定長であり、一意の
先頭アドレスを有しているため、容易にそのデータを読
み取ることができる。この初期化データは、被制御機器
の違いによって夫々に固有であり、その被制御機器用に
予め定められた設定フォーマットに従い、本インターフ
ェース制御装置1のファームウェアが被制御機器3の初
期設定を行う。図3で示した本インターフェース制御装
置1内のROM14には、シリアル通信回線で制御する
被制御機器のプロトコル・プログラムが格納されてお
り、MPU10は、初期設定ファイルINITL.DA
Tを参照し、制御すべき接続されている被制御機器3を
判断し、そのROM14の内容から装置に見合った通信
プロトコル方法によってそれ以降のデータの送受信を行
う。被制御機器3が初期設定を必要としないものである
ならば、かかる初期化設定は実行されない。
【0044】初期化が完了し、あるいは必要としない場
合は、本インターフェース制御装置1はホスト・コンピ
ュータ2からCMDSTS.DATデータが与えられる
のを待つ。記憶されるべきCMDSTS.DATファイ
ルの大きさは固定であり、先頭アドレスは一意であるた
め、CMDSTS.DATが与えられると、本インター
フェース制御装置1のファームウェアは容易にそのファ
イル構造に従い、内容を解読することができる。そし
て、CMDSTS.DATの中に記述してあるシーケン
スの順番どおりに被制御機器3との通信回線を介してコ
マンドを送出する。コマンドにはチェックサムなどが付
加されており、通信エラー等が発生した場合にその発生
を検知することができる。
【0045】被制御機器3は、このコマンドに対するス
テータス(例えば、正常にデータを受け取ったか、通信
データに異常があったか、被制御機器3自身が機能不良
を起こしているか、といったものの他、コマンドに対し
ての返信データ)を通信回線を介して本インターフェー
ス制御装置1に返答する。このステータス・データもチ
ェックサムが付加されており、通信エラーの発生等を検
知することができる。本インタフェース装置1はその通
信エラーの検知を行い、その結果とステータスデータを
本インタフェース装置1内のCMDSTS.DAT中の
ステータス領域に書き込む。
【0046】図4は、かかるCMDSTS.DATファ
イルの一例を示したものである。当然ながら、被制御機
器3の仕様によって異なる。図3の先頭アドレス200
0ー2001Hが最上部に記載したコマンド実行フラグ
に該当し、0x0001が実行を示し、0x0000が
実行を停止する。それ以降のアドレス2002Hから2
00FHはリザーブであり、2010Hから2013H
までが実行開始タイミングを示す。実行開始タイミング
は、0からFFFFまでの値をとり、10ms単位で動
作コマンドの発行するタイミングを設定できる。アドレ
ス2014Hから2015Hは、ポート番号を示し、本
インターフェース制御装置1がマスタースレーブ構成に
より複数の被制御機器3と接続された場合のそれぞれの
被制御機器3に関連するポートを示すものである。ここ
で示されたポートに2016Hからのコマンドが通信回
線を介してその該当する被制御機器3に伝送される。ス
テータス領域として2030Hから204FHまでが確
保され、該当するポートの被制御機器3からのステータ
スが書き込まれる。従って、ホスト・コンピュータ2
は、ディレクトリの中でCMDSTS.DATの名前か
らクラスタチェインの頭が決定され、そのクラスタチェ
インに従って、CMDSTS.DATの全体を読み出す
とともに、所定の位置にあるステータス・データから接
続機器から得たステータス、及び通信エラーの有無等を
得ることができる。
【0047】2040Hからそれ以降は、上記2010
Hから203FHまでの構造が繰り返され、複数の異な
ったポート番号を設定することにより、複数の被制御機
器3を制御することが可能となる。
【0048】図5は、かかる複数ポートによって複数の
被制御機器3を制御するためのマスタースレーブ方式の
ブロック図を示したものである。マスターのインタフェ
ース制御装置1(以下マスター制御装置:MASTER
という)は、図3で示された回路構成と同じであり、ホ
ストコンピュータ2とSCSIインタフェース5で接続
される。その内部バスのバッファ20は、複数のデュア
ルポートRAM30を介して複数の本インタフェース制
御装置1(以下スレーブ制御装置:SLV1〜Nとい
う)と接続される。このスレーブ用制御装置1も基本的
には、図3で示した本インタフェース制御装置1と構成
がほぼ同じであるが、異なるのはマスターで使用するS
CSIインタフェースが必要ないことである。従って、
費用節減のため、スレーブ制御装置SLVにはSCSI
チップを装着する必要はない。
【0049】スレーブ制御装置SLVの内部バッファ2
0は、デュアルポートRAM30と接続され、図3のシ
リアル通信回路18内のドライバ19を介して被制御機
器3と接続される。
【0050】動作においては、マスター制御装置(MA
STER)のMPU10は、CMDSTS.DATのテ
ーブルを図4で示した順に読み込みデコードする。コマ
ンド実行フラグが立っていることを確認し、テーブルの
上位から順番に動作を開始する。
【0051】ファームウェアは、CMDSTS.DAT
が書き込まれたタイミングを起点として内部クロックを
カウントする。実行開始タイミングに等しくなった時点
で、バッファを介して制御したい被制御機器3が接続さ
れているスレーブ制御装置SLVに対応するデュアルポ
ートRAM30に、そのコマンドデータと通信プロトコ
ルに関するパラメータを与える。
【0052】スレーブ制御装置SLVは、そのコマンド
データと通信プロトコルをそのデュアルポートRAM3
0を介して読み取り、これらのコマンドをその通信プロ
トコルのパラメータで指定される方式でそのスレーブ制
御装置SLVと接続される被制御機器3にコマンドを発
行送信する。
【0053】コマンドを受け取った被制御機器3は、そ
のコマンドに沿った実行結果、又は通信の良否のステー
タスをスレーブ制御装置SLVに返送する。
【0054】スレーブ制御装置SLVは、バッファ20
を介して先のデュアルポートRAM30に送信する。一
方マスター制御装置MASTERは、ポーリング動作に
より各デュアルポートRAM30を監視し、ステータス
を受け取った先のデュアルポートRAM30から、その
ステータスをそのコマンドに対応するCMDSTS.D
ATのステータス領域に記憶する。
【0055】ホスト・コンピュータ2は、適宜マスタ制
御装置MASTERのメモリ上のCMDSTS.DAT
を上述した方法で読み込むことでコマンドの実行結果を
知ることができる。
【0056】ここで、被制御機器3のプロトコルは一般
にその装置毎に異なっている。例えば、被制御機器3が
放送機器用VTRの場合では送受信するデータ数はデー
タ中のバイトカウント領域に存在する。このように複数
の異なる通信プロトコルに対応できるように通信プロト
コル・プログラムがマスタ制御装置1のROM(図3の
ROM14)内に格納されている。そして、初期設定フ
ァイル内のデータに基づいて、夫々の被制御機器3の通
信プロトコルを確認し、そのパラメータをスレーブ制御
装置SLVに送信することにより、被制御機器3とスレ
ーブ制御装置SLVとの通信が確保される。従って、上
記放送機器用VTRを被制御機器とする場合、そのデー
タ中のバイトカウント値に着目することでデータ全体の
チェックサムを計算し、送受信されたデータの正当性を
確認することができる。またVTRからの返信データを
確認することによってもマスター制御装置(MASTE
R)と放送機器用VTRの間での通信エラーやその他の
エラー情報、ステータス情報を検出することが可能であ
る。
【0057】図6は、更に、図5で示したマスタースレ
ーブからなるインタフェース制御装置101が、SCS
Iバス上に複数接続されたブロック図である。SCSI
バスは、ID=0からID=6までのIDを有してお
り、上記マスター/スレーブとして構成されたインタフ
ェース制御システム101は、それぞれの異なったID
のSCSIバスとデイジーチェイン接続されるように構
成することができる。従って、一つのインタフェース制
御装置101に複数の被制御機器3、例えばVTR、ロ
ボット、カメラ等の他、さらに別のインタフェース制御
装置101により、他のあるいは同じ被制御機器を接続
させることにより、一つのホスト・コンピュータ2から
複数のシリアルインタフェースを有する制御装置を複数
同一のアプリケーションで制御することが可能となる。
【0058】図7は、本インタフェース制御装置1内の
MPUの実行を管理するファームウェア(F/W)の構
成を示すブロック図である。リアルタイムモニタは、タ
スク実行を効率よく並列動作させる専用のOSである。
図5及び図6で示したように、インタフェース制御装置
1がマスターとして動作する場合は、下位のスレーブ制
御装置のマイクロコントローラ(MPU10)の状態を
監視する機能をもつ。また上位マスター制御装置(MA
STER)からのコマンドの中に組み込まれた時間情報
を元に下位スレーブ制御装置のマイクロコントローラ
(MPU10)として動作する場合は、被制御器機3と
の通信や通信状態の監視をおこなう。
【0059】SCSI制御タスクは、ホストコンピュー
タとSCSI−3の規定に従い通信をして、命令データ
の転送をおこなう。
【0060】FAT機能は、DOSのFATの形式で本
インタフェース制御装置1のメモリ上に上位ホスト・コ
ンピュータ2からの命令・データを受け取りデコードを
行う。結果をリアルタイムモニタに送り、リアルタイム
モニタがデコードされたデータをもとに動作を開始す
る。このFAT機能ではDOSのFAT形式をサポート
しているが、種々のOSにあわせてファイル形式を変更
することができる。
【0061】CONFIGタスクは、装置の起動、初期
設定を行う。装置の仕様(被制御機器の仕様...シリ
アル通信仕様の管理、プロトコルの管理等)をおこな
う。
【0062】通信制御タスクは、データ送信タスクに
て、設定されたデータの送信をおこなう。
【0063】データログ・タスクにて、被制御機器3か
らの返信データを受け取り、SCSIタスクのFAT機
能にデータを渡し、上位ホスト・コンピュータ2から被
制御機器3に与えたコマンドや被制御機器3からの返信
データをDOSフォーマットのFAT形式にて記録す
る。
【0064】工ラー監視タスクは、被制御機器3との通
信でトラブルが発生した場合通信エラーが生じたことを
検出する。
【0065】並列動作タスクは、マスターとして動作し
ている場合、上位ホスト・コンピュータ2から与えられ
る時間・コマンドデータに従い、手の空いている下位の
スレーブ制御装置に対してコマンドの割り当てをおこな
う。スレーブとしてとして動作している場合、マスター
から与えられるコマンドをマスターから指定された時間
に実行する。実行した結果をマスターに渡す。
【0066】以上、標準的なバス・インタフェースとし
てSCSIバス・インタフェースを使用し、汎用的なデ
ィスク管理システムとしてMS−DOSを使用して説明
したが、その使用する分野や範疇、アプリケーションの
汎用化の要求の程度等に応じて、他のバス・インタフェ
ースやディスク管理システムを適宜変更して使用しても
よい。
【0067】
【発明の効果】以上から、ビデオ・コントローラ等の被
制御機器が、仮想的な記憶装置として認識されるため、
ディスクへの書き込み、読み出しの入出力ルーチンを設
けるだけで、容易に被制御機器を制御するためのアプリ
ケーションを開発することができる。更に、一般的なデ
ィスク管理システムであるDOSにより、上記入出力を
達成することができ、そのようなDOSをサポートして
いるOS上に移植する場合、その部分を変更する必要性
がないか、あるとしても、わずかな変更で済ませること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例によるインタフェース制御装置
がホスト・コンピュータ及び被制御機器とで接続された
ブロック図を示す。
【図2】ホスト・コンピュータ側から見た場合と、イン
タフェース制御装置側から見た場合のインタフェース制
御装置内のメモリ構造を示す。
【図3】図1のインタフェース制御装置の内部ブロック
図を示す。
【図4】図2で示したメモリ中のCMDSTS.DAT
ファイル内のファイルテーブルを示す。
【図5】図1のインタフェース制御装置をマスター/ス
レーブ接続したブロック図を示す。
【図6】図5のマスター/スレーブ構成されたインタフ
ェース制御装置を複数SCSIバスにデイジーチェイン
接続したブロック図を示す。
【図7】本発明の具体例によるインタフェース制御装置
のファームウェア・ブロック図を示す。
【図8】従来の被制御機器とホスト・コンピュータの接
続を示すブロック図を示す。
【符号の説明】
1...インタフェース制御装置 2...ホスト・コンピュータ 3...被制御機器 4...ドライバ・ソフト 5...汎用バス 6...シリアルバス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト・コンピュータと接続可能な第1の
    インタフェースと、 被制御機器と接続可能な第2のインタフェースと、 データを記憶する記憶部と、 前記ホスト・コンピュータが前記第1のインターフェー
    スを介して前記被制御機器を所定の形式の記憶装置とし
    て仮想的に扱って前記記憶部に対するデータの書き込み
    及び読み出しを行い、該データに基づき前記第2のイン
    タフェースを介して被制御機器を制御する論理手段と、
    を有するインタフェース制御装置。
  2. 【請求項2】前記論理手段が、前記第1のインタフェー
    ス上に送受信されるデータをディスク管理システムのフ
    ァイル論理構造に沿って前記記憶部に対してのデータの
    書き込み及び読み出しを行うようにした請求項1記載の
    インタフェース制御装置。
  3. 【請求項3】前記ディスク管理システムがMS−DOS
    である請求項2記載のインタフェース制御装置。
  4. 【請求項4】前記インタフェース制御装置内の前記記憶
    部に書き込み及び前記記憶部から読み出されるデータ
    が、少なくとも二つのファイルからなり、 該ファイルはそれぞれ前記記憶部内において固有の先頭
    アドレスを有するように構成された請求項1乃至3のい
    ずれかに記載のインタフェース制御装置。
  5. 【請求項5】更に、該二つのファイルが前記記憶部に書
    き込まれた後に、残りの記憶領域をダミーデータによる
    ダミーファイルで埋めるようにした、請求項4記載のイ
    ンタフェース制御装置。
  6. 【請求項6】前記第1のインターフェースがホスト・コ
    ンピュータが提供するバス・インタフェースである請求
    項1乃至5のいずれかに記載のインタフェース制御装
    置。
  7. 【請求項7】前記第1のインターフェースがSCSIイ
    ンタフェースである請求項1乃至5のいずれかに記載の
    インタフェース制御装置。
  8. 【請求項8】前記第2のインタフェースが被制御機器が
    提供するインタフェースである請求項1乃至7のいずれ
    かに記載のインタフェース制御装置。
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