JPH10123980A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH10123980A
JPH10123980A JP8297909A JP29790996A JPH10123980A JP H10123980 A JPH10123980 A JP H10123980A JP 8297909 A JP8297909 A JP 8297909A JP 29790996 A JP29790996 A JP 29790996A JP H10123980 A JPH10123980 A JP H10123980A
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JP
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light
address
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light emitting
display device
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JP8297909A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kurosawa
比呂史 黒沢
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレス光素子からの信号光が確実に光電変
換層へ入射して良質な表示が行える表示装置を提供す
る。 【解決手段】 有機EL膜でなるアドレス用発光層18
を、列電極15と行電極19とで挟んでなるアドレス光
素子12における行電極19上の、アドレス用発光層1
8の各ドット部分に対応する位置に、微細な集光レンズ
20を配列させて設ける。この集光レンズ20により、
有機EL表示素子13側の光電変換層28へ信号光を集
光して入射させることができる。このため、アドレス用
発光層18の所定ドット部分で発生した信号光を、これ
に対応する光電変換層28のドット部分へ確実に入射さ
せて、クロストークの発生を抑制することができる。ま
た、微弱な信号光であっても、集光することにより的確
に表示情報を伝達させることが可能となり、表示品質の
良質な表示装置を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来フラットパネルディスプレイとして
自発光表示のキャリア注入型の有機EL素子が研究され
ている。この有機EL素子は、一対の電極間に、キャリ
アを注入して電子と正孔との再結合の副次的作用により
発光する発光層を介在させた構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな有機EL素子を高時分割駆動を行うとクロストーク
を発生してしまい、表示特性が著しく低いという問題が
あった。この発明が解決しようとする課題は、クロスト
ークを抑制し、選択すべき画素のみが良好にアドレスで
きるには、どのような手段を講じれば良いかという点に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各々所定電圧が印加されることにより所定波長域のアド
レス信号光を発生させる発光領域が複数形成されたアド
レス光素子と、前記アドレス光素子の発光領域からのア
ドレス信号光を受光した領域が電荷を発生する光電変換
層を有し、かつ前記光電変換層の電荷が発生された領域
に対応する画素が駆動表示される表示素子と、前記発光
領域で発光したアドレス信号光が前記光電変換層へ向か
うように進行方向を制御する光方向制御手段と、が設け
られたことを特徴としている。
【0005】請求項1記載の発明においては、アドレス
光素子の発光領域で発生したアドレス信号光が発散光と
して広がりをもって放射されても、光方向制御手段によ
ってアドレス信号光の進行方向を制御することにより、
アドレス光素子からのアドレス信号光の広がりを抑え、
表示素子の光電変換層の所望箇所にアドレス信号光を確
実に照射させることができ、これにより表示素子におい
て高精細な画像表示が可能になる。また、光方向制御手
段によりアドレス信号光が対応する箇所の光電変換層に
確実に入射されるため、アドレス光素子の発光部分から
表示素子の光電変換層までの距離の設定において自由度
が増し、表示装置の作成を容易にすることが可能とな
る。
【0006】請求項2記載の発明は、前記光方向制御手
段は、前記発光領域で発光したアドレス信号光を前記表
示素子の各画素に対応する前記光電変換層に集光させる
微小レンズを配列形成してなることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、前記光方向制御手段は、前記ア
ドレス光素子の各発光領域に対応して前記アドレス光素
子に一体に形成されていることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明においては、光方向制
御手段が、発光領域で発光したアドレス信号光を表示素
子の各画素に対応する光電変換層に集光させる微小レン
ズを配列形成した構造であるため、アドレス光素子から
のアドレス信号光を表示素子の光電変換層の所望箇所に
確実に集光させることができ、より一層、高精細な表示
画像を得ることができる。しかも、請求項3記載の発明
のように、光方向制御手段が、アドレス光素子の各発光
領域に対応してアドレス光素子に一体に形成されていれ
ば、装置全体の薄型化を図ることができる。
【0008】請求項5記載の発明は、前記アドレス光素
子の前記発光領域から、可視光の波長域を除く所定波長
域の光からなるアドレス信号光を発光し、かつ前記光電
変換層は前記所定波長域の光の入射によって電荷を発生
することを特徴としている。請求項5記載の発明におい
ては、アドレス信号光が可視光の波長域を除く所定波長
域の光からなるため、可視光波長域にある表示素子の表
示用光に用いられる光によって、光電変換層が励起され
ることが防止でき、表示素子の誤動作が発生するのを防
ぐことができ鮮明な表示画像を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る表示装置の
詳細を図面に示す各実施形態に基づいて説明する。 (実施形態1)図1はこの発明に係る表示装置の概略を
示す断面説明図である。この実施形態は、アドレス信号
光を発生させるアドレス光素子と、表示用光をEL発光
する表示素子とを備えた表示装置に本発明を適用したも
のである。図中11は表示装置であり、この表示装置1
1は、アドレス光素子12と、表示素子としての有機E
L表示素子13と、を接合して大略構成されている。
【0010】本実施形態の表示装置11の構成をアドレ
ス光素子12側と有機EL表示素子13側とに別けて説
明する。まず、アドレス光素子12は、図1に示すよう
に、ガラスあるいは高分子フィルムでなるアドレス基板
14の上面に、複数の列電極15が、列方向に沿って、
互いに平行をなし、かつ等間隔に配列するように形成さ
れている。この列電極15は、約250Å〜1000Å
の膜厚でカソードとして機能するものであり、後記する
アノードとしての行電極19に対して仕事関数が低い物
性を有し、例えばMgIn、AlLi、MgIn−Al
などの合金材料や、n型アモルファスシリコン(a−S
i)、n型シリコンカーバイドなどを用いることができ
る。そして、これら列電極15およびアドレス基板14
の上には、トリス(8−キノリレート)アルミニウム錯
体(以下、Alq3という)からなる電子輸送性の第1
有機膜16が約500Åの膜厚で形成され、この第1有
機膜16の上に、ポリビニルカルバール(以下、PVC
zという)と、2,5−ビス(1−ナフチル)−オキサジ
アゾール(以下、BNDという)とを混合してなる正孔
輸送性の第2有機膜17が約1000Åの膜厚に形成さ
れている。これら第1有機膜16と第2有機膜17とで
アドレス用発光層18が構成されている。このアドレス
用発光層18は、電界が印加されることにより、アドレ
ス信号光として紫外光を発生させる。次に、第2有機膜
17の上には、アノード電極としての複数の行電極19
が、行方向に沿って、互いに平行をなし、かつ等間隔に
配列するように形成されている。すなわち、これら行電
極19は、アドレス用発光層18を介して上記した列電
極15と直交するように配置・形成されている。
【0011】ここで、本実施形態の特徴である、光方向
制御手段としての微小な集光レンズについて説明する。
行電極19の上には、行電極19と列電極15とがアド
レス用発光層18を介して重なる個々の発光領域(ドッ
ト部分)のそれぞれに対応するように、光方向制御手段
としての集光レンズ20が形成されている。この集光レ
ンズ20は、アドレス用発光層18の所定ドット部分で
発生したアドレス信号光を、この所定ドット部分に対応
する、後記する光電変換層のドット部分へ、集光して入
射させるようなレンズ径と焦点距離とに設定されてい
る。この集光レンズ20は、透明性を有する無機系絶縁
膜や、透明性および耐熱性を有する合成樹脂材料などを
用いて形成することができる。
【0012】なお、アドレス光素子12の他の構成は、
列電極15の引き出し部15Aの表面に、酸化されにく
い材料でメッキ層21が形成され、このメッキ層21を
含む列電極15の端部および行電極19の端部(図示省
略する)が露出するように全体に保護膜22が形成され
ている。
【0013】次に、有機EL表示素子13の構成を以下
に説明する。有機EL表示素子13は、ガラスあるいは
高分子フィルムでなる表示基板23の下面の表示領域全
面に亙って表示用面電極24が形成されている。なお、
この表示用面電極24は、透明性を有し、アノードとし
ての機能を有するものであり、例えばITOなどの材料
を用いて形成することができる。これら表示用面電極2
4の下面には、表示領域全体に亙って第3有機膜25が
形成されている。この第3有機膜25は、PVCzとB
NDと白色発光材料とが混合されたものであり、正孔輸
送性を有する。この第3有機膜25の下面には、Alq
3でなる電子輸送性の第4有機膜26が形成されてい
る。これら第3有機膜25と第4有機膜26は、表示用
発光層27を構成している。そして、この第4有機膜2
6の下面には、全面に亙って光電変換層28が形成され
ている。この光電変換層28は、アドレス光素子12側
から出射される紫外光を受けた部分のみに電荷を発生さ
せるものであり、例えば酸化亜鉛(ZnO)を用いて形
成する。この光電変換層28の下面には、アドレス信号
光を透過し得る程度に薄い膜厚のカソード材料でなる表
示用行電極29が形成されている。この表示用行電極2
9は、行方向に沿って、かつ互いに平行をなすように等
間隔に形成されており、上記したアドレス光素子12側
の行電極19と対向するように行電極19と同数だけ形
成されている。さらに、表示用面電極24と表示用行電
極29の端部を除いて、表示基板23の下面に形成され
た構造が、保護膜30で覆われている。
【0014】本実施形態の表示装置11は、上記したア
ドレス光素子12と有機EL表示素子13とを、図1に
示すように、互いの保護膜22、30を一体的に接合す
ることにより構成されている。
【0015】ここで、本実施形態の表示装置11の作用
・動作について説明する。まず、アドレス光素子12に
おいて、線順次走査により選択された列電極15と行電
極19との間に電圧が印加されると、所定の発光領域の
アドレス用発光層18から信号光としての紫外光が発生
する。アドレス用発光層18で発生した信号光は、行電
極19、集光レンズ20、保護膜22、30および表示
用行電極29を通過して光電変換層28に入射する。ア
ドレス用発光層から出射された信号光は、集光レンズ2
0を通過することにより集光されて光電変換層28に入
射するため、駆動されたアドレス用発光層18のドット
部分に対応する光電変換層28のドット部分に電荷を確
実に発生させることができる。また、アドレス用発光層
18の所定のドット部分から出射された信号光が対応す
るドット部分の光電変換層28のみに入射させることが
できるため、クロストークが発生するのを防止すること
ができる。
【0016】そして、信号光が入射した所定ドット部分
の光電変換層28は、電荷が発生するため、表示用行電
極29と導通可能となる。これによって、表示用面電極
24と表示用行電極29との間に印加されていた電位
は、第3有機膜25と第4有機膜26とでなる表示用発
光層27の所定のドット部分に印加されることとなる。
なお、駆動電極間には、直流駆動電圧、パルス電圧、交
流電圧などを用いることができる。この結果、有機EL
表示素子13の所定ドット部分で表示用光としての可視
光が発生する。上記したように、光電変換層28は紫外
領域の所定波長域の光のみによって励起されるものであ
るため、可視光が入射することにより誤動作を起こすこ
とを防止することができる。なお、有機EL表示素子1
3の階調表示は、表示用行電極29に印加する電圧を制
御することや、信号光の出力を制御することなどにより
行うことができる。
【0017】本実施形態においては、アドレス光素子1
2の各ドット部分ごとに集光レンズ20を行電極19に
一体的に設けた構成であるため、信号光が隣接するドッ
ト部分の光電変換層28へ入射するのを抑制することが
できる。このため、クロストークの発生を抑えて確実な
表示駆動を行うことができ、表示品質の良好な表示装置
11とすることができる。また、アドレス光素子12に
おける発光量が小さくても、集光レンズ20が光を収束
させるため、光電変換層28を十分に励起させることが
できる。このため、表示装置11全体の消費電力を低減
させることが可能となる。
【0018】(実施形態2)図2は、本発明に係る表示
装置の実施形態2を示す断面説明図である。本実施形態
独特の構成は、アドレス光素子12の行電極19の直上
に集光レンズ20を設けずに、光方向制御手段として保
護膜22をレンズ形状に加工したものを用いる構成であ
る。すなわち、図2に示すように、アドレス光素子12
側の保護膜22と有機EL表示素子13の保護膜30と
の界面における、アドレス光素子12の各ドット部分に
対応する部分が有機EL表示素子13側に膨出し、保護
膜22の対応部分が凸レンズ状の集光レンズ部22Aと
なるように形成されている。ここで、保護膜22の屈折
率は、保護膜30の屈折率より高くなるように設定され
ており、アドレス用発光層18から集光レンズ部22A
へ入射した信号光を有機EL表示素子13側で集光させ
る機能を果たしている。なお、本実施形態における他の
構成は、上記した実施形態1と同様であるため説明を省
略する。
【0019】本実施形態においては、保護膜22を凸レ
ンズ状に加工するだけでよいため、別途成膜工程やエッ
チング工程を要しない点で製造が容易となり、光の透過
性を向上することができる。
【0020】(実施形態3)図3は、本発明に係る表示
装置の実施形態3を示す断面説明図である。本実施形態
の特徴は、光方向制御手段としての集光レンズを行電極
が兼ねる構成を有することである。すなわち、図3に示
すように、本実施形態においては、アドレス光素子12
の行電極として、信号光を透過するITOで断面略半円
状となるように形成された集光行電極19Aが設けれて
いる。なお、本実施形態においては、アドレス用発光層
18の各ドット部分に対応する個々のレンズを形成する
のではなく、行方向に沿って断面が同一形状となるよう
に形成している。本実施形態における他の構成は、上記
した実施形態1と同様であるため説明を省略する。
【0021】本実施形態においては、集光行電極19A
が集光レンズを兼ねる構成であるため、アドレス光素子
12に一体的に形成できるとともに、アドレス光素子1
2を薄型化することができる。
【0022】(実施形態4)図4は、本発明に係る表示
装置の実施形態4を示す断面説明図である。本実施形態
の構成を同図を用いて説明する。同図に示すように、本
実施形態の表示装置11は、1枚の基板31の上に形成
されている。まず、基板31上には、複数の列電極32
が、列方向に沿って、互いに平行をなし、かつ等間隔に
配列するように形成されている。この列電極32は、ア
ノード電極として機能するものであり、後記するカソー
ド電極としての行電極に対して仕事関数が高い物性を有
するITOを用いることができる。そして、これら列電
極32および基板31の上には、PVCzと、BNDと
を混合してなる正孔輸送性の第1有機膜33が約100
0Åの膜厚に形成されている。この第1有機膜33の上
には、Alq3でなる電子輸送性の第2有機膜34が約
500Åの膜厚で形成され、これら第1有機膜33と第
2有機膜34とでアドレス用発光層35が構成されてい
る。このアドレス用発光層35は、電界が印加されるこ
とにより、アドレス信号光として紫外光を発生させる。
次に、第2有機膜34の上には、カソード電極としての
複数の行電極36が、行方向に沿って、互いに平行をな
し、かつ等間隔に配列するように形成されている。すな
わち、これら行電極36は、アドレス用発光層35を介
して上記した列電極32と直交するように配置・形成さ
れている。そして、これらの上には、透明な保護膜37
が形成されている。この保護膜37の上面には、アドレ
ス用発光層35のドット部分に対応するそれぞれの位置
に断面略半円状の凹部37Aが形成されている。そし
て、この保護膜37の上には、保護膜37より光屈折率
の大きい透明絶縁膜38が平坦になるように形成されて
いる。ここで、透明絶縁膜38は光屈折率が保護膜37
より大きいため、保護膜37の凹部37Aを埋め込んだ
部分は凸レンズとしての機能を有し、集光レンズ部38
Aとなる。このようにして、アドレス光素子12が構成
されている。
【0023】次に、アドレス光素子12の上に一体的に
設けられる有機EL表示素子13の構成を説明する。ま
ず、透明絶縁膜38の上に表示用行電極39が、上記し
たアドレス光素子12側の行電極36と対向して平行を
なすように、行電極36と同じ本数だけ形成されてい
る。この表示用行電極39は、ITOで形成され、アノ
ードとして機能する。この表示用電極39および透明絶
縁膜38の上を覆うように、光電変換層40が形成され
ている。この光電変換層40の材料としては、紫外光に
よって励起される例えばZnOを用いることができる。
そして、光電変換層40の上には、PVCzとBNDと
白色発光材料とを混合してなる第3有機膜41が形成さ
れている。また、第3有機膜41の上には、Alq3で
なる第4有機膜42が形成されている。これら第3有機
膜41と第4有機膜42とで、表示用発光層43が構成
されている。さらに、第4有機膜42の上には、全面に
カソードとしての表示用面電極44が形成されている。
この表示用面電極44は、可視光に対して透明性を有す
るカソード材料で形成され、この表示用電極44の端縁
の一部から基板31の端縁に向けて引き出し電極44A
が形成されている。さらに、この引き出し電極44Aの
端部は、表面に酸化されにくい材料でメッキ層45が形
成されている。そして、最後に、表面に保護膜46が形
成されて、有機EL表示素子13が構成されている。な
お、メッキ層45は、この保護膜46から露出するよう
になっている。
【0024】以上、アドレス光素子12の上に、有機E
L表示素子13が一体的に設けられてなる表示装置11
の構成を説明した。次に、この表示装置11の作用・動
作について説明する。まず、アドレス光素子12におい
て、線順次走査により選択された列電極32と行電極3
6との間に電圧が印加されると、アドレス用発光層35
から信号光としての紫外光が発生する。アドレス用発光
層35で発生した信号光は、行電極36、保護膜37、
集光レンズ部38A、透明絶縁膜38、および表示用行
電極39を通過して光電変換層40に入射する。アドレ
ス用発光層35から出射された信号光は、集光レンズ部
38Aを通過することにより集光されて光電変換層40
に入射するため、駆動されたアドレス用発光層35のド
ット部分に対応する光電変換層40のドット部分に電荷
を確実に発生させることができる。また、アドレス用発
光層35の所定のドット部分から出射された信号光が、
これに対応するドット部分の光電変換層40のみに入射
させることができるため、クロストークが発生するのを
防止することができる。
【0025】そして、信号光が入射した所定ドット部分
の光電変換層40は、電荷が発生するため、表示用行電
極39と導通可能となる。これによって、表示用面電極
44と表示用行電極39との間に印加されていた電位
は、第3有機膜41と第4有機膜42とでなる表示用発
光層43の所定のドット部分に印加されることとなる。
なお、本実施形態においても駆動電極間には、直流駆動
電圧、パルス電圧、交流電圧などを用いることができ
る。この結果、有機EL表示素子13の所定ドット部分
で表示用光としての可視光(白色光)が発生する。上記
したように、光電変換層40は紫外領域の所定波長域の
光のみによって励起されるものであるため、可視光が入
射することにより誤動作を起こすことを防止することが
できる。なお、有機EL表示素子13の階調表示は、表
示用行電極39に印加する電圧を制御することや、信号
光の出力を制御することなどにより行うことができる。
【0026】本実施形態においては、アドレス光素子1
2の各ドット部分ごとに対応する集光レンズ部38Aが
一体的に設けられた構成であるため、信号光が隣接する
ドット部分の光電変換層40へ入射するのを抑制するこ
とができる。このため、クロストークの発生を抑えて確
実な表示駆動を行うことができ、表示品質の良好な表示
装置11とすることができる。
【0027】(実施形態5)図5は、本発明に係る表示
装置の実施形態5を示す断面説明図である。本実施形態
は、アドレス光素子と液晶表示素子とを一体的に設けて
なる表示装置に本発明を適用したものである。同図に示
すように、本実施形態の表示装置11は、透明なガラス
でなる後基板51に、アドレス光素子12と、液晶表示
素子52の一部を一体的に形成したことを特徴としてい
る。まず、後基板51の上面(前面)の表示領域に、複
数の列電極53が、列方向に沿って、互いに平行をな
し、かつ等間隔に配列するように形成されている。この
列電極53は、約250Å〜1000Åの膜厚でカソー
ドとして機能するものであり、後記するアノードとして
の行電極に対して仕事関数が低い物性を有し、例えばM
gIn、AlLi、MgIn−Alなどの合金材料や、
n型アモルファスシリコン(a−Si)、n型シリコン
カーバイドなどを用いることができる。なお、この列電
極53は、後記するバックライトシステム75からの光
を透過し得るように、約250Å〜1000Åの薄い膜
厚に設定されている。そして、これら列電極53および
後基板51の上(前面)には、Alq3でなる電子輸送
性の第1有機膜54が約500Åの膜厚で形成され、こ
の第1有機膜54の上(前面)に、PVCzとBNDと
を混合してなる正孔輸送性の第2有機膜55が約100
0Åの膜厚に形成されている。これら第1有機膜54と
第2有機膜55とでアドレス用発光層56が構成されて
いる。このアドレス用発光層56は、電界が印加される
ことにより、アドレス信号光として紫外光を発生させ
る。また、第2有機膜55の上(前面)には、アノード
としての複数の行電極57が、行方向に沿って、互いに
平行をなし、かつ等間隔に配列するように形成されてい
る。すなわち、これら行電極57は、アドレス用発光層
56を介して上記した列電極53と直交するように配置
・形成されている。さらに、行電極57およびアドレス
用発光層56を覆うように透明な保護膜58が形成され
ている。この保護膜58は、例えば有機絶縁材料をスピ
ンコーティングして、その上面(前面)が平坦になるよ
うに形成されている。このようにしてアドレス光素子1
2が形成されている。
【0028】さらに、保護膜58の上面(前面)には、
アドレス用発光層56のそれぞれのドット部分に対応す
る位置に断面略半円状の集光レンズ59が配列するよう
に形成されている。集光レンズ59および保護膜58の
上には、透明絶縁膜60が成膜されている。
【0029】そして、透明絶縁膜60の上には、表示領
域全面に亙って1枚の後駆動電極61が、透明なITO
で形成されている。また、後駆動電極61の上には、表
示領域全面に亙って1枚の光電変換層62がZnOで形
成されている。さらに、これらの構造の上には、後配向
膜63が形成されている。一方、後基板51の下面に
は、後偏光板64、紫外光吸収フィルタ65が配置され
ている。以上に説明した構造は、液晶表示素子52の構
成の一部を含む後基板51側の構成である。
【0030】次に、図5に示す透明な前基板66側に設
けられた構成について説明する。同図に示すように、前
基板66の下面の表示領域には、カラーフィルタ67が
設けられている。また、カラーフィルタ67の下面およ
び側面は、保護膜68で覆われている。さらに、保護膜
68および前基板66の下面を覆うように、透明なIT
Oでなる1枚の前駆動電極69が形成されている。前駆
動電極69の下面には、前配向膜70が形成されてい
る。
【0031】また、後基板51側と前基板66側とは、
後配向膜63と前配向膜70とが対向するように配置さ
れ、両配向膜間に図示しないスペーサを介在するととも
に、両配向膜の周縁に周回して設けられたシール材71
で、後基板51と前基板66との間に間隙が形成されて
いる。そして、これら両基板間の間隙に例えばツイスト
ネマティック(TN)型の液晶72が封止されている。
一方、前基板66の上面(前面)の表示領域には、順
次、前偏光板73、紫外光吸収フィルタ74が積層され
ている。
【0032】そして、後基板51の下方(後方)には、
バックライトシステム75が配置されている。このバッ
クライトシステム75は、光源75Aと導光板75Bと
を備えた構成である。このようにして、本実施形態の表
示装置11は、構成されている。
【0033】次に、本実施形態の表示装置11における
作用・動作について説明する。アドレス光素子12にお
いて、線順次走査により選択された列電極53と行電極
57との間に電圧が印加されると、アドレス用発光層5
6から信号光としての紫外光が発生する。アドレス用発
光層56で発生した信号光は、行電極57、保護膜5
8、集光レンズ59、透明絶縁膜60後駆動電極61を
通過して光電変換層62に入射する。アドレス用発光層
56から出射された信号光は、集光レンズ59を通過す
ることにより集光されて光電変換層62に入射するた
め、駆動されたアドレス用発光層56のドット部分に対
応する光電変換層62のドット部分に電荷を確実に発生
させることができる。また、アドレス用発光層56の所
定のドット部分から出射された信号光が対応するドット
部分の光電変換層62のみに入射させることができるた
め、クロストークが発生するのを防止することができ
る。
【0034】本実施形態においては、アドレス光素子1
2のアドレス用発光層56の所定ドット部分で発生した
信号光を集光レンズ59で集光させるため、光電変換層
62へ信号光を確実に入射させることができる。このた
め、液晶表示素子52の表示駆動に際して、クロストー
クが発生するのを抑制することができる。また、アドレ
ス光素子12における発光量が小さくても、集光レンズ
59が光を収束させるため、光電変換層62を十分に励
起させることができる。このため、表示装置11全体の
消費電力を低減させることが可能となる。さらに、光電
変換層62の所定ドット部分に信号光が入射して電荷が
発生すると、その部分の光電変換層62は後駆動電極6
1の影響によりインピーダンスが変化して前駆動電極6
9との間の液晶72を所定の配向状態に駆動して表示状
態または非表示状態にする。この状態でバックライトシ
ステム75から光が照射されると、液晶の状態に応じた
表示を行うことができる。なお、本実施形態の表示装置
11では、バックライトシステム75からの光に紫外光
成分が含まれている場合でも紫外光吸収フィルタ65が
配置されているため、光電変換層62にバックライトシ
ステム75側から紫外光が入射して誤動作を引き起こす
ことを防止できる。加えて、前基板66の前面にも紫外
光吸収フィルタ74が配置されているため、外光の紫外
光成分を遮断して光電変換層62の誤動作を防止するこ
とができる。
【0035】(実施形態6)図6は、本発明に係る表示
装置の実施形態6を示す断面説明図である。本実施形態
の表示装置11は、アドレス光素子12と液晶表示素子
52を別々に作成した後に一体化したものである。以下
に、本実施形態の表示素子11の構成を説明する。最初
に、アドレス光素子12の構成を説明する。ガラスある
いは高分子フィルムでなるアドレス基板14の上面に、
複数の列電極15が、列方向に沿って、互いに平行をな
し、かつ等間隔に配列するように形成されている。この
列電極15は、カソードとして機能するものであり、後
記するアノードとしての行電極に対して仕事関数が低い
物性を有し、例えばMgIn、AlLi、MgIn−A
lなどの合金材料や、n型アモルファスシリコン(a−
Si)、n型シリコンカーバイドなどを用いることがで
きる。なお、この列電極15は、後記するバックライト
システム75からの光を透過し得る程度の膜厚、例えば
約250Å〜1000Å程度に設定されている。そし
て、これら列電極15およびアドレス基板14の上に
は、Alq3でなる電子輸送性の第1有機膜16が約5
00Åの膜厚で形成され、この第1有機膜16の上に、
PVCzとBNDとを混合してなる正孔輸送性の第2有
機膜17が約1000Åの膜厚に形成されている。これ
ら第1有機膜16と第2有機膜17とでアドレス用発光
層18が構成されている。このアドレス用発光層18
は、電界が印加されることにより、アドレス信号光とし
て紫外光を発生させる。次に、第2有機膜17の上に
は、アノードとしての、ITOでなる、複数の行電極1
9が、行方向に沿って、互いに平行をなし、かつ等間隔
に配列するように形成されている。すなわち、これら行
電極19は、アドレス用発光層18を介して上記した列
電極15と直交するように配置・形成されている。
【0036】ここで、本実施形態の特徴である、光方向
制御手段としての微小な集光レンズ20について説明す
る。行電極19の上には、行電極19と列電極15とが
アドレス用発光層18を介して重なる部分(ドット部
分)のそれぞれに対応するように、集光レンズ20が形
成されている。この集光レンズ20は、アドレス用発光
層18の所定ドット部分で発生したアドレス信号光を、
この所定ドット部分に対応する、後記する光電変換層の
ドット部分へ、集光させてかつ入射させるようなレンズ
径と焦点距離とに設定されている。この集光レンズ20
は、透明性を有する陽極酸化膜などの無機系絶縁膜や、
透明性および耐熱性を有する合成樹脂材料などを用いて
形成することができる。なお、アドレス光素子12の他
の構成は、列電極15の引き出し部15Aの表面に、酸
化されにくい材料でメッキ層21が形成され、このメッ
キ層21を含む列電極15の端部および行電極19の端
部(図示省略する)が露出するように全体に保護膜22
が形成されている。
【0037】また、アドレス基板14の下面には、液晶
表示素子52の一部である後偏光板64が配置されてい
る。さらに、この後偏光板64の下面には、紫外光フィ
ルタ65が配置されている。
【0038】次に、液晶表示素子52の構成について説
明する。図6に示すように、液晶表示素子52は、後基
板51と前基板66との間に例えばTN型の液晶72を
封止して大略構成されている。まず、液晶表示素子52
の後基板51側の構成は、後基板51上面の表示領域全
面に亙って1枚の後駆動電極61が、透明なITOで形
成されている。また、後駆動電極61の上には、表示領
域全面に亙って1枚の光電変換層62がZnOで形成さ
れている。さらに、これらの構造の上には、後配向膜6
3が形成されている。以上に説明した構造は、液晶表示
素子52の後基板51側の構成である。
【0039】次に、液晶表示素子52の前基板66側の
構成について説明する。図6に示すように、前基板66
の下面の表示領域には、カラーフィルタ67が設けられ
ている。また、カラーフィルタ67の下面および側面
は、保護膜68で覆われている。さらに、保護膜68お
よび前基板66の下面を覆うように、透明なITOでな
る1枚の前駆動電極69が形成されている。そして、前
駆動電極69の下面には、前配向膜70が形成されてい
る。一方、前基板66の上面(前面)の表示領域には、
順次、前偏光板73、紫外光吸収フィルタ74が積層し
て配置されている。
【0040】このような構成の後基板51側と前基板6
6側とは、後配向膜63と前配向膜70とが対向するよ
うに配置され、両配向膜間に図示しないスペーサを介在
するとともに、両配向膜の周縁に周回して設けられたシ
ール材71で、後基板51と前基板66との間に間隙が
形成されている。そして、これら両基板間の間隙に液晶
72が封止されている。このような構成の液晶表示素子
52の後基板51と、上記したアドレス光素子12の保
護膜22と、は透明な接着剤で張り付けられて一体的に
設けられている。さらに、アドレス基板14の下方(後
方)には、バックライトシステム75が配置されてい
る。このバックライトシステム75は、光源75Aと導
光板75Bとを備えた構成である。このようにして、本
実施形態の表示装置11は、構成されている。
【0041】本実施形態の表示装置11においても、行
電極19上の、アドレス用発光層18のそれぞれのドッ
ト部分に対応する位置に集光レンズ20が配置されてい
るため、上記実施形態5と同様にそれぞれのドット部分
で発生した信号光を集光して光電変換層62へ導くこと
ができる。このため、クロストークの発生を抑制して品
質の高い表示を行うことができる。
【0042】以上、実施形態1〜6について説明した
が、本発明はこれらに限定されることなく各種の設計変
更が可能である。例えば、上記各実施形態においては、
光方向制御手段として集光レンズを用いたが、導光性を
有する光ファイバなどを用いて光の方向を制御しても勿
論よい。
【0043】上記実施形態1〜4においては、正孔輸送
性の有機膜と電子輸送性の有機膜とを接合した構成とし
たが、電界発光を起こす材料であれば、これに限定され
るものではない。
【0044】上記各実施形態においては、アドレス信号
光として紫外光を用いたが、表示光と峻別できる波長域
の光であればこれに限定されるものではない。
【0045】上記した実施形態5および実施形態6にお
いては、液晶表示素子のモードとしてTN液晶モードを
用いたが、強誘電性液晶(FCL)モード、反強誘電性
液晶(AFCL)モード、高分子分散型液晶(PDL
C)モード、相転移(PC)モードなどあらゆる液晶モ
ードを適用することができる。また、これらの液晶モー
ドに応じて、偏光板、位相差板、配向膜などを適宜設定
すればよい。例えばPDLC液晶モードでは、偏光板や
配向膜を必要としない。
【0046】上記した実施形態5および実施形態6にお
いては、透過型の液晶表示素子としたが、反射型の液晶
表示素子としても勿論よい。この場合、バックライトシ
ステムが不要となる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、アドレス光素子からのアドレス信号光の広
がりを抑えて、表示素子の光電変換層へ確実に入射させ
ることによって、高精細な画像を表示できる表示装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置の実施形態1を示す断面
説明図。
【図2】本発明に係る表示装置の実施形態2を示す断面
説明図。
【図3】本発明に係る表示装置の実施形態3を示す断面
説明図。
【図4】本発明に係る表示装置の実施形態4を示す断面
説明図。
【図5】本発明に係る表示装置の実施形態5を示す断面
説明図。
【図6】本発明に係る表示装置の実施形態6を示す断面
説明図。
【符号の説明】
11 表示装置 12 アドレス光素子 13 有機EL表示素子 15 列電極 16 第1有機膜 17 第2有機膜 18 アドレス用発光層 19 行電極 19A 集光行電極 20 集光レンズ 22A 集光レンズ部 24 表示用面電極 25 第3有機膜 26 第4有機膜 27 表示用発光層 28 光電変換層 29 表示用行電極 38A 集光レンズ部 59 集光レンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々所定電圧が印加されることにより所
    定波長域のアドレス信号光を発生させる発光領域が複数
    形成されたアドレス光素子と、 前記アドレス光素子の発光領域からのアドレス信号光を
    受光した領域が電荷を発生する光電変換層を有し、かつ
    前記光電変換層の電荷が発生された領域に対応する画素
    が駆動表示される表示素子と、 前記発光領域で発光したアドレス信号光が前記光電変換
    層へ向かうように進行方向を制御する光方向制御手段
    と、 が設けられたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記光方向制御手段は、前記発光領域で
    発光したアドレス信号光を前記表示素子の各画素に対応
    する前記光電変換層に集光させる微小レンズを配列形成
    してなることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記光方向制御手段は、前記アドレス光
    素子の各発光領域に対応して前記アドレス光素子に一体
    に形成されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示素子は、対向する電極間に電子
    や正孔の移動または再結合によって発光する発光層を有
    する有機エレクトロルミネッセンス表示素子であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記アドレス光素子の前記発光領域は、
    可視光の波長域を除く所定波長域の光からなるアドレス
    信号光を発光し、かつ前記光電変換層は前記所定波長域
    の光の入射により電荷を発生すること特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023012578A1 (ja) * 2021-08-05 2023-02-09 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置、および電子機器

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