JPH1012203A - 異種乾電池収納ケース - Google Patents
異種乾電池収納ケースInfo
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- JPH1012203A JPH1012203A JP8165433A JP16543396A JPH1012203A JP H1012203 A JPH1012203 A JP H1012203A JP 8165433 A JP8165433 A JP 8165433A JP 16543396 A JP16543396 A JP 16543396A JP H1012203 A JPH1012203 A JP H1012203A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乾電池の種類別に専用の実装補助部材を必要
とせず、かつ異種乾電池の実装及び取り外しが容易な構
造を得て、安価で簡易な異種乾電池収納ケースを提供す
ることを目的とする。 【構成】 一方の面に第１の種類の乾電池の負極端子側
が嵌合装着する凹部を有し、他方の面に前記第１の種類
と異なる種類の乾電池の負極端子側を嵌合装着する凹部
を有し、これらに負極端子の接点となる負極側受けスプ
リングを有する負極側アダプタ５と、一方の面に第１の
形の乾電池の正極端子側を嵌合装着する凹部を有し、他
方の面に前記第１の形と異なる形の乾電池の正極端子側
を嵌合装着する凹部を有し、これらに正極端子の接点と
なる正極側受端子を有する正極側アダプタ６と、これら
を装着する収納ケース本体４により構成し、負極側アダ
プタ５と正極側アダプタ６は収納ケース本体４に対し着
脱自在であるとともに、装着時は電気的に接続する。
とせず、かつ異種乾電池の実装及び取り外しが容易な構
造を得て、安価で簡易な異種乾電池収納ケースを提供す
ることを目的とする。 【構成】 一方の面に第１の種類の乾電池の負極端子側
が嵌合装着する凹部を有し、他方の面に前記第１の種類
と異なる種類の乾電池の負極端子側を嵌合装着する凹部
を有し、これらに負極端子の接点となる負極側受けスプ
リングを有する負極側アダプタ５と、一方の面に第１の
形の乾電池の正極端子側を嵌合装着する凹部を有し、他
方の面に前記第１の形と異なる形の乾電池の正極端子側
を嵌合装着する凹部を有し、これらに正極端子の接点と
なる正極側受端子を有する正極側アダプタ６と、これら
を装着する収納ケース本体４により構成し、負極側アダ
プタ５と正極側アダプタ６は収納ケース本体４に対し着
脱自在であるとともに、装着時は電気的に接続する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型電気機器等の
本体に設けられる乾電池収納ケース、特に異種形状の乾
電池が複数使用できる構造を持つ異種乾電池収納ケース
に関する。
本体に設けられる乾電池収納ケース、特に異種形状の乾
電池が複数使用できる構造を持つ異種乾電池収納ケース
に関する。
【０００２】
【従来の技術】異種形状の乾電池とは、公称電圧が同一
であるが形状（寸法）のみが異なる乾電池（例：単１
形、単２形、単３形、単４形及び単５形乾電池）を指
し、以下異種乾電池と称して説明する。図１５はこの種
の異種乾電池収納ケースの第１の従来例を示す断面図で
ある。
であるが形状（寸法）のみが異なる乾電池（例：単１
形、単２形、単３形、単４形及び単５形乾電池）を指
し、以下異種乾電池と称して説明する。図１５はこの種
の異種乾電池収納ケースの第１の従来例を示す断面図で
ある。
【０００３】第１の従来例では、乾電池形ケース１の下
部より、異種乾電池に長さと幅を調整した弾力材２を巻
き付けた上で装着することにより、異種乾電池の使用を
可能にするものであった。図１６はこの種の異種乾電池
収納ケースの第２の従来例を示す断面図である。第２の
従来例では、乾電池形ケース３の内部を異種乾電池が装
着可能な様に内径を収容可能な乾電池と同じ寸法にする
ことにより異種乾電池の使用を可能にするものであっ
た。
部より、異種乾電池に長さと幅を調整した弾力材２を巻
き付けた上で装着することにより、異種乾電池の使用を
可能にするものであった。図１６はこの種の異種乾電池
収納ケースの第２の従来例を示す断面図である。第２の
従来例では、乾電池形ケース３の内部を異種乾電池が装
着可能な様に内径を収容可能な乾電池と同じ寸法にする
ことにより異種乾電池の使用を可能にするものであっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成の第１の従来技術では、乾電池の大きさに応じて
その都度弾力材を用意し、弾力材の長さ及び寸法を調整
しなければならないという問題があった。また、上述し
た構成の第２の従来技術では、異種乾電池を乾電池形円
筒ケースに装着すればそのまま使用できるが、装着でき
る異種乾電池は１種類に限定されるため、使用する乾電
池専用の乾電池形円筒ケースを用意しなければならない
という問題があった。
た構成の第１の従来技術では、乾電池の大きさに応じて
その都度弾力材を用意し、弾力材の長さ及び寸法を調整
しなければならないという問題があった。また、上述し
た構成の第２の従来技術では、異種乾電池を乾電池形円
筒ケースに装着すればそのまま使用できるが、装着でき
る異種乾電池は１種類に限定されるため、使用する乾電
池専用の乾電池形円筒ケースを用意しなければならない
という問題があった。
【０００５】本発明は、以上の問題点に鑑み、乾電池の
種類別に専用の実装補助部材を必要とせず、かつ異種乾
電池の実装及び取り外しが容易な構造を得て、安価で簡
易な異種乾電池収納ケースを提供することを目的とす
る。
種類別に専用の実装補助部材を必要とせず、かつ異種乾
電池の実装及び取り外しが容易な構造を得て、安価で簡
易な異種乾電池収納ケースを提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、１対のアダプタにより複数種の乾電池の
極接続およびその接続状態の保持を行うようにする。す
なわち、本発明は、小型電気機器等の本体に設けられる
異種乾電池収納ケースにおいて、収納ケース本体と、該
収納ケース本体より着脱自在な負極側アダプタおよび正
極側アダプタとより構成し、前記負極側アダプタは、一
方の面に第１の種類の乾電池の負極端子側が嵌合装着す
る凹部を有し、他方の面に前記第１の種類と異なる第２
の種類の乾電池の負極端子側を嵌合装着する凹部を有
し、これら凹部に負極端子の接点となる負極側受けスプ
リングを設け、前記正極側アダプタは、一方の面に第１
の形の乾電池の正極端子側を嵌合装着する凹部を有し、
他方の面に前記第１の形と異なる第２の形の乾電池の正
極端子側を嵌合装着する凹部を有し、これら凹部に正極
端子の接点となる正極側受端子を設け、前記収納ケース
本体は、前記負極側アダプタを設置する負極側アダプタ
設置部と、正極側アダプタを設置する正極側アダプタ設
置部を有し、該負極側アダプタ設置部と正極側アダプタ
設置部において、前記負極側アダプタならびに正極側ア
ダプタが取り外し自在に嵌合固定する固定手段を設け、
さらに、前記負極側アダプタは外部に負極側アダプタ端
子を有し、前記正極側アダプタは外部に正極側アダプタ
端子を有し、前記収納ケース本体の負極側アダプタ設置
部は前記負極側アダプタの設置時、前記負極側アダプタ
端子が接続する負極側ケース受端子を有し、前記正極側
アダプタ設置部は前記正極側アダプタの設置時、前記正
極側アダプタ端子が接続する正極側ケース受端子を有す
ることを特徴とする。
め、本発明は、１対のアダプタにより複数種の乾電池の
極接続およびその接続状態の保持を行うようにする。す
なわち、本発明は、小型電気機器等の本体に設けられる
異種乾電池収納ケースにおいて、収納ケース本体と、該
収納ケース本体より着脱自在な負極側アダプタおよび正
極側アダプタとより構成し、前記負極側アダプタは、一
方の面に第１の種類の乾電池の負極端子側が嵌合装着す
る凹部を有し、他方の面に前記第１の種類と異なる第２
の種類の乾電池の負極端子側を嵌合装着する凹部を有
し、これら凹部に負極端子の接点となる負極側受けスプ
リングを設け、前記正極側アダプタは、一方の面に第１
の形の乾電池の正極端子側を嵌合装着する凹部を有し、
他方の面に前記第１の形と異なる第２の形の乾電池の正
極端子側を嵌合装着する凹部を有し、これら凹部に正極
端子の接点となる正極側受端子を設け、前記収納ケース
本体は、前記負極側アダプタを設置する負極側アダプタ
設置部と、正極側アダプタを設置する正極側アダプタ設
置部を有し、該負極側アダプタ設置部と正極側アダプタ
設置部において、前記負極側アダプタならびに正極側ア
ダプタが取り外し自在に嵌合固定する固定手段を設け、
さらに、前記負極側アダプタは外部に負極側アダプタ端
子を有し、前記正極側アダプタは外部に正極側アダプタ
端子を有し、前記収納ケース本体の負極側アダプタ設置
部は前記負極側アダプタの設置時、前記負極側アダプタ
端子が接続する負極側ケース受端子を有し、前記正極側
アダプタ設置部は前記正極側アダプタの設置時、前記正
極側アダプタ端子が接続する正極側ケース受端子を有す
ることを特徴とする。
【０００７】このとき、前記固定手段として、負極側ア
ダプタならびに正極側アダプタの外周と収納ケース本体
の内壁がお互いに相対した凹凸の関係で緩やかな円弧を
描くようにすると、簡易な構造で確実な固定および着脱
が自在な固定が得られる。また、負極側アダプタの一つ
の面に複数の異種の乾電池の負極端子側を嵌合装着する
異なる形の複数の凹部を設け、これら複数の凹部にそれ
ぞれ負極端子の接点となる負極側受スプリングを設け、
これに対応して正極側アダプタにも同様の複数の異種の
乾電池の正極端子側を嵌合装着する異なる形の複数の凹
部を設け、これら複数の凹部にそれぞれ正極端子の接点
となる正極側受端子を設ければ、３種以上の異種乾電池
に対応できる。
ダプタならびに正極側アダプタの外周と収納ケース本体
の内壁がお互いに相対した凹凸の関係で緩やかな円弧を
描くようにすると、簡易な構造で確実な固定および着脱
が自在な固定が得られる。また、負極側アダプタの一つ
の面に複数の異種の乾電池の負極端子側を嵌合装着する
異なる形の複数の凹部を設け、これら複数の凹部にそれ
ぞれ負極端子の接点となる負極側受スプリングを設け、
これに対応して正極側アダプタにも同様の複数の異種の
乾電池の正極端子側を嵌合装着する異なる形の複数の凹
部を設け、これら複数の凹部にそれぞれ正極端子の接点
となる正極側受端子を設ければ、３種以上の異種乾電池
に対応できる。
【０００８】この場合、前記複数の異なる形の凹部が互
いに中心をずらして重なりあうようにすれば、複数の凹
部の合計面積が小さくでき、アダプタを小さくできる。
また、取り出しひも両端部を前述の収納ケース本体に接
続すれば、乾電池の取り出しを円滑に行うことができ
る。さらに、正極側アダプタの凹部の正極側受端子の部
位を、乾電池の正極端子の凸形状に相対する凹形状とす
れば、誤って乾電池へのアダプタの装着を逆さに行って
収納ケース本体へ装着しても導通の恐れがない。
いに中心をずらして重なりあうようにすれば、複数の凹
部の合計面積が小さくでき、アダプタを小さくできる。
また、取り出しひも両端部を前述の収納ケース本体に接
続すれば、乾電池の取り出しを円滑に行うことができ
る。さらに、正極側アダプタの凹部の正極側受端子の部
位を、乾電池の正極端子の凸形状に相対する凹形状とす
れば、誤って乾電池へのアダプタの装着を逆さに行って
収納ケース本体へ装着しても導通の恐れがない。
【０００９】さらに、負極側アダプタに取り付けられた
負極側アダプタ端子の２個の電極間の間隔と正極側アダ
プタに取り付けられた正極側アダプタ端子の２個の電極
間の距離を異間隔にすれば、収納ケース本体に対するア
ダプタの逆接が防止できる。
負極側アダプタ端子の２個の電極間の間隔と正極側アダ
プタに取り付けられた正極側アダプタ端子の２個の電極
間の距離を異間隔にすれば、収納ケース本体に対するア
ダプタの逆接が防止できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下図面に従って、本発明の実施
の形態を説明する。図１は本発明の一実施の形態を示す
斜視図である。図において、４は収納ケース本体、５は
該収納ケース本体４より着脱自在な負極側アダプタ、６
は同様に収納ケース本体４より着脱自在な正極側アダプ
タである。前記収納ケース本体４は、前記負極側アダプ
タ５を設置する負極側アダプタ設置部７と、正極側アダ
プタ６を設置する正極側アダプタ設置部８を有してい
る。
の形態を説明する。図１は本発明の一実施の形態を示す
斜視図である。図において、４は収納ケース本体、５は
該収納ケース本体４より着脱自在な負極側アダプタ、６
は同様に収納ケース本体４より着脱自在な正極側アダプ
タである。前記収納ケース本体４は、前記負極側アダプ
タ５を設置する負極側アダプタ設置部７と、正極側アダ
プタ６を設置する正極側アダプタ設置部８を有してい
る。
【００１１】該負極側アダプタ設置部７と正極側アダプ
タ設置部８は、前記負極側アダプタ５ならびに正極側ア
ダプタ６が取り外し自在に嵌合固定する固定手段を具備
しており、該固定手段として本実施の形態では以下の構
成を有する。すなわち、本実施の形態では、負極側アダ
プタ５の外壁と収納ケース本体４の負極側アダプタ設置
部７の内壁が、お互いに相対した凹凸の関係で緩やかな
円弧を描くことにより、前述の負極側アダプタ５が前述
の収納ケース本体４に対し固定される。
タ設置部８は、前記負極側アダプタ５ならびに正極側ア
ダプタ６が取り外し自在に嵌合固定する固定手段を具備
しており、該固定手段として本実施の形態では以下の構
成を有する。すなわち、本実施の形態では、負極側アダ
プタ５の外壁と収納ケース本体４の負極側アダプタ設置
部７の内壁が、お互いに相対した凹凸の関係で緩やかな
円弧を描くことにより、前述の負極側アダプタ５が前述
の収納ケース本体４に対し固定される。
【００１２】また、正極側アダプタ６においても負極側
アダプタ５と同様、収納ケース本体４の正極側アダプタ
設置部８の内壁と正極側アダプタ６の外壁が、お互いに
相対した凹凸の関係で緩やかな円弧を描くことにより、
前述の正極側アダプタ６が前述の収納ケース本体４に対
し固定される。なお、固定手段は上記構造に限るもので
はなく、取り外し自在に嵌合固定する構造であれば良
い。
アダプタ５と同様、収納ケース本体４の正極側アダプタ
設置部８の内壁と正極側アダプタ６の外壁が、お互いに
相対した凹凸の関係で緩やかな円弧を描くことにより、
前述の正極側アダプタ６が前述の収納ケース本体４に対
し固定される。なお、固定手段は上記構造に限るもので
はなく、取り外し自在に嵌合固定する構造であれば良
い。
【００１３】また、乾電池の取り出しを円滑に行うため
に、適宜長さの取り出しひも９の両端部が前述の収納ケ
ース本体４に接続されている。負極側アダプタ５を収納
ケース本体６に装着した時には前述の負極側アダプタ５
に取り付けられた雌状の負極側アダプタ端子１０が、前
述の収納ケース本体４に取り付けられた雄状の負極側ケ
ース受端子１１に接続される構造となっている。
に、適宜長さの取り出しひも９の両端部が前述の収納ケ
ース本体４に接続されている。負極側アダプタ５を収納
ケース本体６に装着した時には前述の負極側アダプタ５
に取り付けられた雌状の負極側アダプタ端子１０が、前
述の収納ケース本体４に取り付けられた雄状の負極側ケ
ース受端子１１に接続される構造となっている。
【００１４】また、正極側アダプタ６を収納ケース本体
４に装着した時には前述の正極側アダプタ６に取り付け
られた雌状の正極側アダプタ端子１２が、前述の収納ケ
ース本体４に取り付けられた雄状の正極側ケース受端子
１３に接続される構造となっている。なお、本実施例で
は負極側アダプタ端子１０と負極側ケース受端子１１、
正極側アダプタ端子１２と正極側ケース受端子１３は雄
雌タイプの端子構造となっているが、これに限るもので
はなく、接触タイプの端子構造等でも良い。また端子の
設置位置は底面に限るものではない。
４に装着した時には前述の正極側アダプタ６に取り付け
られた雌状の正極側アダプタ端子１２が、前述の収納ケ
ース本体４に取り付けられた雄状の正極側ケース受端子
１３に接続される構造となっている。なお、本実施例で
は負極側アダプタ端子１０と負極側ケース受端子１１、
正極側アダプタ端子１２と正極側ケース受端子１３は雄
雌タイプの端子構造となっているが、これに限るもので
はなく、接触タイプの端子構造等でも良い。また端子の
設置位置は底面に限るものではない。
【００１５】図２は上記負極側アダプタ５の面Ａを示す
正面図、図３は同負極側アダプタ５の面Ｂを示す正面
図、図４は同負極側アダプタ５の側面断面図である。負
極側アダプタ５は、面Ａに単１形乾電池の負極端子側が
嵌合装着する凹部Ｉ１４を有し、面Ｂに単２形乾電池の
負極端子側が嵌合装着する凹部II１５と単３形乾電池の
負極端子側が嵌合装着する凹部III １６とを有し、これ
ら凹部Ｉ１４，凹部II１５，凹部III １６のそれぞれに
乾電池の負極端子の接点となる負極側受スプリングＩ１
７，負極側受スプリングII１８，負極側受スプリングII
I １９が設けてある。負極側受スプリングＩ１７，負極
側受スプリングII１８，負極側受スプリングIII １９及
び前記負極側アダプタ端子１０は、図４に示す如く、互
いに電気的に接続されている構造となっている。
正面図、図３は同負極側アダプタ５の面Ｂを示す正面
図、図４は同負極側アダプタ５の側面断面図である。負
極側アダプタ５は、面Ａに単１形乾電池の負極端子側が
嵌合装着する凹部Ｉ１４を有し、面Ｂに単２形乾電池の
負極端子側が嵌合装着する凹部II１５と単３形乾電池の
負極端子側が嵌合装着する凹部III １６とを有し、これ
ら凹部Ｉ１４，凹部II１５，凹部III １６のそれぞれに
乾電池の負極端子の接点となる負極側受スプリングＩ１
７，負極側受スプリングII１８，負極側受スプリングII
I １９が設けてある。負極側受スプリングＩ１７，負極
側受スプリングII１８，負極側受スプリングIII １９及
び前記負極側アダプタ端子１０は、図４に示す如く、互
いに電気的に接続されている構造となっている。
【００１６】また、本実施の形態では面Ｂの凹部II１５
と凹部III １６は互いに中心をずらして重なりあってい
る。こうすることにより、凹部II１５と凹部III １６の
合計面積が小さくなり、アダプタを小さくすることがで
きる。図５は上記正極側アダプタ６の面Ｃを示す正面
図、図６は同正極側アダプタ６の面Ｄを示す正面図、図
７は同正極側アダプタ６の側面断面図である。
と凹部III １６は互いに中心をずらして重なりあってい
る。こうすることにより、凹部II１５と凹部III １６の
合計面積が小さくなり、アダプタを小さくすることがで
きる。図５は上記正極側アダプタ６の面Ｃを示す正面
図、図６は同正極側アダプタ６の面Ｄを示す正面図、図
７は同正極側アダプタ６の側面断面図である。
【００１７】正極側アダプタ６は、面Ｃに単１形乾電池
の正極端子側が嵌合装着する凹部IV２０を有し、面Ｄに
単２形乾電池の正極端子側が嵌合装着する凹部Ｖ２１と
単３形乾電池の正極端子側が嵌合装着する凹部VI２２と
を有し、これら凹部IV２０，凹部Ｖ２１，凹部VI２２の
それぞれに乾電池の正極端子の接点となる正極側受端子
Ｉ２３，正極側受端子II２４，正極側受端子III ２５が
設けてある。正極側受端子Ｉ２３，正極側受端子II２
４，正極側受端子III ２５及び前記正極側アダプタ端子
１２は互いに電気的に接続されている構造となってい
る。
の正極端子側が嵌合装着する凹部IV２０を有し、面Ｄに
単２形乾電池の正極端子側が嵌合装着する凹部Ｖ２１と
単３形乾電池の正極端子側が嵌合装着する凹部VI２２と
を有し、これら凹部IV２０，凹部Ｖ２１，凹部VI２２の
それぞれに乾電池の正極端子の接点となる正極側受端子
Ｉ２３，正極側受端子II２４，正極側受端子III ２５が
設けてある。正極側受端子Ｉ２３，正極側受端子II２
４，正極側受端子III ２５及び前記正極側アダプタ端子
１２は互いに電気的に接続されている構造となってい
る。
【００１８】図８に正極側アダプタ６の面Ｃに単１形乾
電池２６の正極端子側を挿入したときの要部側面断面図
を示す。同図に示す如く、本実施の形態においては正極
側受端子Ｉ２３，正極側受端子II２４，正極側受端子II
I ２５の部位ｘ，ｙ，ｚは、乾電池の正極端子の凸形状
に相対する凹形状となっている。こうすることにより、
誤って乾電池の負極端子側を正極側アダプタ６および前
述の乾電池の正極端子側を負極側アダプタ５に挿入した
状態で、収納ケース本体４へ装着しても導通しない。
電池２６の正極端子側を挿入したときの要部側面断面図
を示す。同図に示す如く、本実施の形態においては正極
側受端子Ｉ２３，正極側受端子II２４，正極側受端子II
I ２５の部位ｘ，ｙ，ｚは、乾電池の正極端子の凸形状
に相対する凹形状となっている。こうすることにより、
誤って乾電池の負極端子側を正極側アダプタ６および前
述の乾電池の正極端子側を負極側アダプタ５に挿入した
状態で、収納ケース本体４へ装着しても導通しない。
【００１９】また、図２，３及び図５，６に示すよう
に、負極側アダプタ端子１０の電極間の間隔Ｌ1 と正極
側アダプタ端子１２の電極間の間隔Ｌ2 を異間隔（Ｌ1
≠Ｌ2）にすることにより、負極側アダプタ５と正極側
アダプタ６が収納ケース本体４に対して逆接できない構
造となっている。上記構成の本実施の形態の作用を以下
に説明する。 ＜単１形乾電池の収納＞図９は本実施の形態において単
１形乾電池を収納した状態の側面断面図、図１０は同要
部正面断面図である。
に、負極側アダプタ端子１０の電極間の間隔Ｌ1 と正極
側アダプタ端子１２の電極間の間隔Ｌ2 を異間隔（Ｌ1
≠Ｌ2）にすることにより、負極側アダプタ５と正極側
アダプタ６が収納ケース本体４に対して逆接できない構
造となっている。上記構成の本実施の形態の作用を以下
に説明する。 ＜単１形乾電池の収納＞図９は本実施の形態において単
１形乾電池を収納した状態の側面断面図、図１０は同要
部正面断面図である。
【００２０】まず、収納ケース本体４より負極側アダプ
タ５と正極側アダプタ６を取り出す。次に、単１形乾電
池２６の負極端子側を負極側アダプタ５の面Ａの凹部Ｉ
１４に嵌合装着する。これにより、単１形乾電池２６の
負極端子が負極側受スプリング１７に接触する。
タ５と正極側アダプタ６を取り出す。次に、単１形乾電
池２６の負極端子側を負極側アダプタ５の面Ａの凹部Ｉ
１４に嵌合装着する。これにより、単１形乾電池２６の
負極端子が負極側受スプリング１７に接触する。
【００２１】続いて、単１形乾電池２６の正極端子側を
正極側アダプタ６の面Ｃの凹部IV２０に嵌合装着する。
これにより、単１形乾電池２６の正極端子が正極側受端
子２３に接触する。このようにして負極側アダプタ５と
正極側アダプタ６を装着した単１形乾電池２６を収納ケ
ース本体４に挿入する。負極側アダプタ５及び正極側ア
ダプタ６の外壁と収納ケース本体４の負極側アダプタ設
置部７と正極側アダプタ設置部８の内壁は、前述した如
くお互いに相対した凹凸の関係で緩やかな円弧を描く構
成であるので、これら負極側アダプタ５及び正極側アダ
プタ６が収納ケース本体４のそれぞれの設置位置に対し
固定される。同時に、負極側アダプタ５の負極側アダプ
タ端子１０と収納ケース本体４の負極側ケース受端子１
１が接続し、正極側アダプタ６の正極側アダプタ端子１
２と収納ケース本体４の正極側ケース受端子１３が接続
して導通する。 ＜単２形乾電池の収納＞図１１は本実施の形態において
単２形乾電池を収納した状態の側面断面図、図１２は同
要部正面断面図である。
正極側アダプタ６の面Ｃの凹部IV２０に嵌合装着する。
これにより、単１形乾電池２６の正極端子が正極側受端
子２３に接触する。このようにして負極側アダプタ５と
正極側アダプタ６を装着した単１形乾電池２６を収納ケ
ース本体４に挿入する。負極側アダプタ５及び正極側ア
ダプタ６の外壁と収納ケース本体４の負極側アダプタ設
置部７と正極側アダプタ設置部８の内壁は、前述した如
くお互いに相対した凹凸の関係で緩やかな円弧を描く構
成であるので、これら負極側アダプタ５及び正極側アダ
プタ６が収納ケース本体４のそれぞれの設置位置に対し
固定される。同時に、負極側アダプタ５の負極側アダプ
タ端子１０と収納ケース本体４の負極側ケース受端子１
１が接続し、正極側アダプタ６の正極側アダプタ端子１
２と収納ケース本体４の正極側ケース受端子１３が接続
して導通する。 ＜単２形乾電池の収納＞図１１は本実施の形態において
単２形乾電池を収納した状態の側面断面図、図１２は同
要部正面断面図である。
【００２２】まず、収納ケース本体４より負極側アダプ
タ５と正極側アダプタ６を取り出す。次に、単２形乾電
池２７の負極端子側を負極側アダプタ５の面Ｂの単２形
乾電池接続用の凹部II１５に嵌合装着する。これによ
り、単２形乾電池２７の負極端子が負極側受スプリング
１８に接触する。
タ５と正極側アダプタ６を取り出す。次に、単２形乾電
池２７の負極端子側を負極側アダプタ５の面Ｂの単２形
乾電池接続用の凹部II１５に嵌合装着する。これによ
り、単２形乾電池２７の負極端子が負極側受スプリング
１８に接触する。
【００２３】続いて、単２形乾電池２７の正極端子側を
正極側アダプタ６の面Ｄの単２形乾電池接続用の凹部Ｖ
２１に嵌合装着する。これにより、単２形乾電池２７の
正極端子が正極側受端子II２４に接触する。このように
して負極側アダプタ５と正極側アダプタ６を装着した単
２形乾電池２７を収納ケース本体４に挿入すると、上記
単１形乾電池の収納時と同様に、負極側アダプタ５及び
正極側アダプタ６が収納ケース本体４のそれぞれの設置
位置に対し固定され、電気的に導通する。 ＜単３形乾電池の収納＞図１３は本実施の形態において
単３形乾電池を収納した状態の側面断面図、図１４は同
要部正面断面図である。
正極側アダプタ６の面Ｄの単２形乾電池接続用の凹部Ｖ
２１に嵌合装着する。これにより、単２形乾電池２７の
正極端子が正極側受端子II２４に接触する。このように
して負極側アダプタ５と正極側アダプタ６を装着した単
２形乾電池２７を収納ケース本体４に挿入すると、上記
単１形乾電池の収納時と同様に、負極側アダプタ５及び
正極側アダプタ６が収納ケース本体４のそれぞれの設置
位置に対し固定され、電気的に導通する。 ＜単３形乾電池の収納＞図１３は本実施の形態において
単３形乾電池を収納した状態の側面断面図、図１４は同
要部正面断面図である。
【００２４】まず、収納ケース本体４より負極側アダプ
タ５と正極側アダプタ６を取り出す。次に、単３形乾電
池２８の負極端子側を負極側アダプタ５の面Ｂの単３形
乾電池接続用の凹部III １６に嵌合装着する。これによ
り、単３形乾電池２８の負極端子が負極側受スプリング
１９に接触する。
タ５と正極側アダプタ６を取り出す。次に、単３形乾電
池２８の負極端子側を負極側アダプタ５の面Ｂの単３形
乾電池接続用の凹部III １６に嵌合装着する。これによ
り、単３形乾電池２８の負極端子が負極側受スプリング
１９に接触する。
【００２５】続いて、単３形乾電池２８の正極端子側を
正極側アダプタ６の面Ｄの単３形乾電池接続用の凹部VI
２２に嵌合装着する。これにより、単３形乾電池２８の
正極端子が正極側受端子III ２５に接触する。このよう
にして負極側アダプタ５と正極側アダプタ６を装着した
単３形乾電池２８を収納ケース本体４に挿入すると、上
記単１形乾電池の収納時と同様に、負極側アダプタ５及
び正極側アダプタ６が収納ケース本体４のそれぞれの設
置位置に対し固定され、電気的に導通する。
正極側アダプタ６の面Ｄの単３形乾電池接続用の凹部VI
２２に嵌合装着する。これにより、単３形乾電池２８の
正極端子が正極側受端子III ２５に接触する。このよう
にして負極側アダプタ５と正極側アダプタ６を装着した
単３形乾電池２８を収納ケース本体４に挿入すると、上
記単１形乾電池の収納時と同様に、負極側アダプタ５及
び正極側アダプタ６が収納ケース本体４のそれぞれの設
置位置に対し固定され、電気的に導通する。
【００２６】以上のようにして、異種乾電池を使用する
際でも、使用する乾電池の形状に応じて、負極側アダプ
タ５と正極側アダプタ６のついた乾電池を取り外し、新
たに装着するだけで使用可能となる。収納された乾電池
を取り外すときは、取り出しひも９を引っ張って、乾電
池を負極側アダプタ５と正極側アダプタ６ごと収納ケー
ス本体４より取り出す。
際でも、使用する乾電池の形状に応じて、負極側アダプ
タ５と正極側アダプタ６のついた乾電池を取り外し、新
たに装着するだけで使用可能となる。収納された乾電池
を取り外すときは、取り出しひも９を引っ張って、乾電
池を負極側アダプタ５と正極側アダプタ６ごと収納ケー
ス本体４より取り出す。
【００２７】なお、本実施の形態は単１形，単２形，単
３形乾電池が使用できる異種乾電池ケースを発明した
が、用途並びに要望する乾電池の寸法に合わせた負極側
アダプタ及び正極側アダプタを設計することにより、単
１形，単２形，単３形乾電池以外の寸法の乾電池にも応
用可能である。また、使用できる乾電池を３種類として
説明したが、これに限るものではなく、２種類または４
種類以上にも適用できる。
３形乾電池が使用できる異種乾電池ケースを発明した
が、用途並びに要望する乾電池の寸法に合わせた負極側
アダプタ及び正極側アダプタを設計することにより、単
１形，単２形，単３形乾電池以外の寸法の乾電池にも応
用可能である。また、使用できる乾電池を３種類として
説明したが、これに限るものではなく、２種類または４
種類以上にも適用できる。
【００２８】本発明の異種乾電池収納ケースを並列また
は直列に接続することにより、要望する電源電圧を出力
する乾電池収納ケースにも応用可能である。また、この
場合、収納できる異種乾電池は１種類に限定されないの
で、異種乾電池の混在でも装着可能となる。
は直列に接続することにより、要望する電源電圧を出力
する乾電池収納ケースにも応用可能である。また、この
場合、収納できる異種乾電池は１種類に限定されないの
で、異種乾電池の混在でも装着可能となる。
【００２９】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明によれ
ば、小型電気機器等の本体に設けられる異種乾電池収納
ケースにおいて、収納ケース本体と、該収納ケース本体
より着脱自在な負極側アダプタおよび正極側アダプタと
より構成し、前記負極側アダプタは、一方の面に第１の
種類の乾電池の負極端子側が嵌合装着する凹部を有し、
他方の面に前記第１の種類と異なる第２の種類の乾電池
の負極端子側を嵌合装着する凹部を有し、これら凹部に
負極端子の接点となる負極側受けスプリングを設け、前
記正極側アダプタは、一方の面に第１の形の乾電池の正
極端子側を嵌合装着する凹部を有し、他方の面に前記第
１の形と異なる第２の形の乾電池の正極端子側を嵌合装
着する凹部を有し、これら凹部に正極端子の接点となる
正極側受端子を設け、前記収納ケース本体は、前記負極
側アダプタを設置する負極側アダプタ設置部と、正極側
アダプタを設置する正極側アダプタ設置部を有し、該負
極側アダプタ設置部と正極側アダプタ設置部において、
前記負極側アダプタならびに正極側アダプタが取り外し
自在に嵌合固定する固定手段を設け、さらに、前記負極
側アダプタは外部に負極側アダプタ端子を有し、前記正
極側アダプタは外部に正極側アダプタ端子を有し、前記
収納ケース本体の負極側アダプタ設置部は前記負極側ア
ダプタの設置時、前記負極側アダプタ端子が接続する負
極側ケース受端子を有し、前記正極側アダプタ設置部は
前記正極側アダプタの設置時、前記正極側アダプタ端子
が接続する正極側ケース受端子を有するので、１対のア
ダプタにより複数種の乾電池の極接続およびその接続状
態の保持を行うことができる。
ば、小型電気機器等の本体に設けられる異種乾電池収納
ケースにおいて、収納ケース本体と、該収納ケース本体
より着脱自在な負極側アダプタおよび正極側アダプタと
より構成し、前記負極側アダプタは、一方の面に第１の
種類の乾電池の負極端子側が嵌合装着する凹部を有し、
他方の面に前記第１の種類と異なる第２の種類の乾電池
の負極端子側を嵌合装着する凹部を有し、これら凹部に
負極端子の接点となる負極側受けスプリングを設け、前
記正極側アダプタは、一方の面に第１の形の乾電池の正
極端子側を嵌合装着する凹部を有し、他方の面に前記第
１の形と異なる第２の形の乾電池の正極端子側を嵌合装
着する凹部を有し、これら凹部に正極端子の接点となる
正極側受端子を設け、前記収納ケース本体は、前記負極
側アダプタを設置する負極側アダプタ設置部と、正極側
アダプタを設置する正極側アダプタ設置部を有し、該負
極側アダプタ設置部と正極側アダプタ設置部において、
前記負極側アダプタならびに正極側アダプタが取り外し
自在に嵌合固定する固定手段を設け、さらに、前記負極
側アダプタは外部に負極側アダプタ端子を有し、前記正
極側アダプタは外部に正極側アダプタ端子を有し、前記
収納ケース本体の負極側アダプタ設置部は前記負極側ア
ダプタの設置時、前記負極側アダプタ端子が接続する負
極側ケース受端子を有し、前記正極側アダプタ設置部は
前記正極側アダプタの設置時、前記正極側アダプタ端子
が接続する正極側ケース受端子を有するので、１対のア
ダプタにより複数種の乾電池の極接続およびその接続状
態の保持を行うことができる。
【００３０】これにより、乾電池の種類別に専用の実装
補助部材を必要とせず、かつ異種乾電池の実装及び取り
外しが容易となり、安価で簡易な異種乾電池収納ケース
を提供するという効果がある。本発明を適用すれば、例
えば、非常時または緊急時に使用される電子機器におい
て、指定されている乾電池が手元に無い場合でも、手元
に異種形状の乾電池があれば、代替使用が可能となる。
補助部材を必要とせず、かつ異種乾電池の実装及び取り
外しが容易となり、安価で簡易な異種乾電池収納ケース
を提供するという効果がある。本発明を適用すれば、例
えば、非常時または緊急時に使用される電子機器におい
て、指定されている乾電池が手元に無い場合でも、手元
に異種形状の乾電池があれば、代替使用が可能となる。
【００３１】さらに、上記構成の固定手段として、負極
側アダプタならびに正極側アダプタの外周と収納ケース
本体の内壁がお互いに相対した凹凸の関係で緩やかな円
弧を描くようにすると、簡易な構造で確実な固定および
着脱が自在な固定が得られるので、安価で使いやすい異
種乾電池収納ケースを提供するという効果がある。ま
た、負極側アダプタの一つの面に複数の異種の乾電池の
負極端子側を嵌合装着する異なる形の複数の凹部を設
け、これら複数の凹部にそれぞれ負極端子の接点となる
負極側受スプリングを設け、これに対応して正極側アダ
プタにも同様の複数の異種の乾電池の正極端子側を嵌合
装着する異なる形の複数の凹部を設け、これら複数の凹
部にそれぞれ正極端子の接点となる正極側受端子を設け
れば、３種以上の異種乾電池に対応でき、応用範囲が広
がるという効果がある。
側アダプタならびに正極側アダプタの外周と収納ケース
本体の内壁がお互いに相対した凹凸の関係で緩やかな円
弧を描くようにすると、簡易な構造で確実な固定および
着脱が自在な固定が得られるので、安価で使いやすい異
種乾電池収納ケースを提供するという効果がある。ま
た、負極側アダプタの一つの面に複数の異種の乾電池の
負極端子側を嵌合装着する異なる形の複数の凹部を設
け、これら複数の凹部にそれぞれ負極端子の接点となる
負極側受スプリングを設け、これに対応して正極側アダ
プタにも同様の複数の異種の乾電池の正極端子側を嵌合
装着する異なる形の複数の凹部を設け、これら複数の凹
部にそれぞれ正極端子の接点となる正極側受端子を設け
れば、３種以上の異種乾電池に対応でき、応用範囲が広
がるという効果がある。
【００３２】この場合、前記複数の異なる形の凹部が互
いに中心をずらして重なりあうようにすれば、複数の凹
部の合計面積が小さくでき、アダプタを小さくでき、異
種乾電池収納ケースの小型化を実現するという効果があ
る。また、乾電池を取り出す取り出しひもの両端部を前
述の収納ケース本体に接続すれば、乾電池の取り出しを
円滑に行うことができ、使いやすさを向上させるという
効果がある。
いに中心をずらして重なりあうようにすれば、複数の凹
部の合計面積が小さくでき、アダプタを小さくでき、異
種乾電池収納ケースの小型化を実現するという効果があ
る。また、乾電池を取り出す取り出しひもの両端部を前
述の収納ケース本体に接続すれば、乾電池の取り出しを
円滑に行うことができ、使いやすさを向上させるという
効果がある。
【００３３】さらに、正極側アダプタの凹部の正極側受
端子の部位を、乾電池の正極端子の凸形状に相対する凹
形状とすれば、誤って乾電池へのアダプタの装着を逆さ
に行って収納ケース本体へ装着しても導通の恐れがな
く、作動信頼性を向上させるという効果がある。さら
に、負極側アダプタに取り付けられた負極側アダプタ端
子の２個の電極間の間隔と正極側アダプタに取り付けら
れた正極側アダプタ端子の２個の電極間の距離を異間隔
にすれば、収納ケース本体に対するアダプタの逆接が防
止でき、作動信頼性を向上させるという効果がある。
端子の部位を、乾電池の正極端子の凸形状に相対する凹
形状とすれば、誤って乾電池へのアダプタの装着を逆さ
に行って収納ケース本体へ装着しても導通の恐れがな
く、作動信頼性を向上させるという効果がある。さら
に、負極側アダプタに取り付けられた負極側アダプタ端
子の２個の電極間の間隔と正極側アダプタに取り付けら
れた正極側アダプタ端子の２個の電極間の距離を異間隔
にすれば、収納ケース本体に対するアダプタの逆接が防
止でき、作動信頼性を向上させるという効果がある。
【図１】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図２】本発明の一実施の形態の負極側アダプタの面Ａ
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図３】本発明の一実施の形態の負極側アダプタの面Ｂ
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図４】本発明の一実施の形態の負極側アダプタの側面
断面図である。
断面図である。
【図５】本発明の一実施の形態の正極側アダプタの面Ｃ
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図６】本発明の一実施の形態の正極側アダプタの面Ｄ
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図７】本発明の一実施の形態の正極側アダプタの側面
断面図である。
断面図である。
【図８】本発明の一実施の形態の要部側断面図である。
【図９】本実施の形態において単１形乾電池を収納した
状態の側面断面図である。
状態の側面断面図である。
【図１０】本実施の形態において単１形乾電池を収納し
た状態の要部正面断面図である。
た状態の要部正面断面図である。
【図１１】本実施の形態において単２形乾電池を収納し
た状態の側面断面図である。
た状態の側面断面図である。
【図１２】本実施の形態において単２形乾電池を収納し
た状態の要部正面断面図である。
た状態の要部正面断面図である。
【図１３】本実施の形態において単３形乾電池を収納し
た状態の側面断面図である。
た状態の側面断面図である。
【図１４】本実施の形態において単３形乾電池を収納し
た状態の要部正面断面図である。
た状態の要部正面断面図である。
【図１５】第１の従来例を示す側面断面図である。
【図１６】第２の従来例を示す側面断面図である。
【符号の説明】 ４ 収納ケース本体 ５ 負極側アダプタ ６ 正極側アダプタ ７ 負極側アダプタ設置部 ８ 正極側アダプタ設置部 ９ 取り出しひも １０ 負極側アダプタ端子 １１ 負極側ケース受端子 １２ 正極側アダプタ端子 １３ 正極側ケース受端子 １４ 凹部Ｉ １５ 凹部II １６ 凹部III １７ 負極側受スプリングＩ １８ 負極側受スプリングII １９ 負極側受スプリングIII ２０ 凹部IV ２１ 凹部Ｖ ２２ 凹部VI ２３ 正極側受端子Ｉ ２４ 正極側受端子II ２５ 正極側受端子III
Claims (7)
- 【請求項１】 小型電気機器等の本体に設けられる異種
乾電池収納ケースにおいて、 収納ケース本体と、該収納ケース本体より着脱自在な負
極側アダプタおよび正極側アダプタとより構成し、 前記負極側アダプタは、一方の面に第１の種類の乾電池
の負極端子側が嵌合装着する凹部を有し、他方の面に前
記第１の種類と異なる第２の種類の乾電池の負極端子側
を嵌合装着する凹部を有し、これら凹部に負極端子の接
点となる負極側受けスプリングを設け、 前記正極側アダプタは、一方の面に第１の形の乾電池の
正極端子側を嵌合装着する凹部を有し、他方の面に前記
第１の形と異なる第２の形の乾電池の正極端子側を嵌合
装着する凹部を有し、これら凹部に正極端子の接点とな
る正極側受端子を設け、 前記収納ケース本体は、前記負極側アダプタを設置する
負極側アダプタ設置部と、正極側アダプタを設置する正
極側アダプタ設置部を有し、該負極側アダプタ設置部と
正極側アダプタ設置部において、前記負極側アダプタな
らびに正極側アダプタが取り外し自在に嵌合固定する固
定手段を設け、 さらに、前記負極側アダプタは外部に負極側アダプタ端
子を有し、前記正極側アダプタは外部に正極側アダプタ
端子を有し、 前記収納ケース本体の負極側アダプタ設置部は前記負極
側アダプタの設置時、前記負極側アダプタ端子が接続す
る負極側ケース受端子を有し、 前記正極側アダプタ設置部は前記正極側アダプタの設置
時、前記正極側アダプタ端子が接続する正極側ケース受
端子を有することを特徴とする異種乾電池収納ケース。 - 【請求項２】 前記固定手段として、負極側アダプタな
らびに正極側アダプタの外周と収納ケース本体の内壁が
お互いに相対した凹凸の関係で緩やかな円弧を描くこと
を特徴とする請求項１記載の異種乾電池収納ケース。 - 【請求項３】 負極側アダプタの一つの面に複数の異種
の乾電池の負極端子側を嵌合装着する異なる形の複数の
凹部を設け、これら複数の凹部にそれぞれ負極端子の接
点となる負極側受スプリングを設け、 これに対応して正極側アダプタにも同様の複数の異種の
乾電池の正極端子側を嵌合装着する異なる形の複数の凹
部を設け、これら複数の凹部にそれぞれ正極端子の接点
となる正極側受端子を設けたことを特徴とする異種乾電
池収納ケース。 - 【請求項４】 前記複数の異なる形の凹部が互いに中心
をずらして重なりあっていることを特徴とする請求項３
項記載の異種乾電池収納ケース。 - 【請求項５】 乾電池を取り出す取り出しひもの両端部
が前述の収納ケース本体に接続されていることを特徴と
する請求項１記載の異種乾電池収納ケース。 - 【請求項６】 正極側アダプタの凹部の正極側受端子の
部位が、乾電池の正極端子の凸形状に相対する凹形状と
なっていることを特徴とする請求項１記載の異種乾電池
収納ケース。 - 【請求項７】 負極側アダプタに取り付けられた負極側
アダプタ端子の２個の電極間の間隔と正極側アダプタに
取り付けられた正極側アダプタ端子の２個の電極間の距
離を異間隔にしたことを特徴とする請求項１記載の異種
乾電池収納ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165433A JPH1012203A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 異種乾電池収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165433A JPH1012203A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 異種乾電池収納ケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1012203A true JPH1012203A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15812344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8165433A Pending JPH1012203A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 異種乾電池収納ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1012203A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100376303B1 (ko) * | 2001-04-25 | 2003-03-26 | (주)이오시스템 | 군용 휴대 장비의 건전지 케이스 |
| JP2019212555A (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | 古河ユニック株式会社 | 電池収容装置 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP8165433A patent/JPH1012203A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100376303B1 (ko) * | 2001-04-25 | 2003-03-26 | (주)이오시스템 | 군용 휴대 장비의 건전지 케이스 |
| JP2019212555A (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | 古河ユニック株式会社 | 電池収容装置 |
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