JPH101209A - 移動式コンベヤへの給電方法 - Google Patents
移動式コンベヤへの給電方法Info
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- JPH101209A JPH101209A JP15588196A JP15588196A JPH101209A JP H101209 A JPH101209 A JP H101209A JP 15588196 A JP15588196 A JP 15588196A JP 15588196 A JP15588196 A JP 15588196A JP H101209 A JPH101209 A JP H101209A
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- power
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉱物の粗砕に掛かるコストを低減し、かつ保
守点検を簡素化することが可能で、電源ケーブルの取り
扱いが容易な移動式コンベヤへの給電方法を提供する。 【解決手段】 鉱物の粗砕の進行に応じて移動すると共
に低電圧駆動される鉱物粗砕手段と、該鉱物粗砕手段か
ら離間した鉱物の後処理設備に該鉱物を搬送する固定式
コンベヤとの間に介在される低電圧駆動型の移動式コン
ベヤへの給電方法において、鉱物粗砕手段から移動式コ
ンベヤに給電する。
守点検を簡素化することが可能で、電源ケーブルの取り
扱いが容易な移動式コンベヤへの給電方法を提供する。 【解決手段】 鉱物の粗砕の進行に応じて移動すると共
に低電圧駆動される鉱物粗砕手段と、該鉱物粗砕手段か
ら離間した鉱物の後処理設備に該鉱物を搬送する固定式
コンベヤとの間に介在される低電圧駆動型の移動式コン
ベヤへの給電方法において、鉱物粗砕手段から移動式コ
ンベヤに給電する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動式コンベヤへ
の給電方法に係わり、特に鉱物の粗砕現場の移動式コン
ベヤに用いて好適な技術に関する。
の給電方法に係わり、特に鉱物の粗砕現場の移動式コン
ベヤに用いて好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】セメントを生産する場合、山腹等に配置
された移動式粗砕機を用いて石灰石が粗砕され、該石灰
石は、移動式粗砕機の粗砕位置に応じて配設される移動
式コンベヤと該移動式コンベヤと、セメント製造プラン
トとの間に固定的に数km(キロメートル)に亘って配
される固定コンベヤを介してセメント製造プラントまで
搬送される。上記移動式コンベヤを駆動する駆動モータ
は、低電圧駆動されるものであり、セメント製造プラン
トから高電圧で供給された電力を粗砕現場に設けられた
変電設備において低電圧に変圧し、さらにジャンクショ
ンボックスを介して電力が供給される。あるいは、大サ
イズの電源ケーブルを用いて低電圧でセメント製造プラ
ント4から移動式コンベヤに電力が供給されていた。
された移動式粗砕機を用いて石灰石が粗砕され、該石灰
石は、移動式粗砕機の粗砕位置に応じて配設される移動
式コンベヤと該移動式コンベヤと、セメント製造プラン
トとの間に固定的に数km(キロメートル)に亘って配
される固定コンベヤを介してセメント製造プラントまで
搬送される。上記移動式コンベヤを駆動する駆動モータ
は、低電圧駆動されるものであり、セメント製造プラン
トから高電圧で供給された電力を粗砕現場に設けられた
変電設備において低電圧に変圧し、さらにジャンクショ
ンボックスを介して電力が供給される。あるいは、大サ
イズの電源ケーブルを用いて低電圧でセメント製造プラ
ント4から移動式コンベヤに電力が供給されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した前者
の給電方法では、移動式コンベヤ用に変電設備を設ける
必要があるためコストが掛かると共に、変電設備の保守
点検が必要になるという問題点があった。また、後者の
給電方法では、電圧降下を抑制する必要から、大きなサ
イズの電源ケーブルが必要となるために、該電源ケーブ
ルの取り扱いが困難であるという問題点があった。
の給電方法では、移動式コンベヤ用に変電設備を設ける
必要があるためコストが掛かると共に、変電設備の保守
点検が必要になるという問題点があった。また、後者の
給電方法では、電圧降下を抑制する必要から、大きなサ
イズの電源ケーブルが必要となるために、該電源ケーブ
ルの取り扱いが困難であるという問題点があった。
【0004】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、以下の点を目的とするものである。 (1)鉱物の粗砕に掛かるコストを低減することが可能
な移動式コンベヤへの給電方法を提供する。 (2)保守点検を簡素化することが可能な移動式コンベ
ヤへの給電方法を提供する。 (3)電源ケーブルの取り扱いを容易とすることが可能
な移動式コンベヤへの給電方法を提供する。
たもので、以下の点を目的とするものである。 (1)鉱物の粗砕に掛かるコストを低減することが可能
な移動式コンベヤへの給電方法を提供する。 (2)保守点検を簡素化することが可能な移動式コンベ
ヤへの給電方法を提供する。 (3)電源ケーブルの取り扱いを容易とすることが可能
な移動式コンベヤへの給電方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の手段として、鉱物の粗砕の進行に応じて移動
すると共に低電圧駆動される機器を含む鉱物粗砕手段
と、該鉱物粗砕手段から離間した鉱物の後処理設備に該
鉱物を搬送する固定式コンベヤとの間に介在される低電
圧駆動型の移動式コンベヤへの給電方法において、鉱物
粗砕手段から移動式コンベヤに給電するという手段が採
用される。
に、第1の手段として、鉱物の粗砕の進行に応じて移動
すると共に低電圧駆動される機器を含む鉱物粗砕手段
と、該鉱物粗砕手段から離間した鉱物の後処理設備に該
鉱物を搬送する固定式コンベヤとの間に介在される低電
圧駆動型の移動式コンベヤへの給電方法において、鉱物
粗砕手段から移動式コンベヤに給電するという手段が採
用される。
【0006】第2の手段として、上記第1の手段におい
て、鉱物粗砕手段の移動位置に応じて移動式コンベヤを
複数連設して鉱物を搬送する場合に、各々の移動式コン
ベヤの長さに略等しい電源ケーブルを、プラグとソケッ
トとを介して相互に接続して各々の移動式コンベヤに給
電するという手段が採用される。
て、鉱物粗砕手段の移動位置に応じて移動式コンベヤを
複数連設して鉱物を搬送する場合に、各々の移動式コン
ベヤの長さに略等しい電源ケーブルを、プラグとソケッ
トとを介して相互に接続して各々の移動式コンベヤに給
電するという手段が採用される。
【0007】第3の手段として、上記第2の手段におい
て、色彩の異なるプラグ及びソケットを備えた電源ケー
ブルを予め複数用意し、同一色彩のプラグ及びソケット
の電源ケーブルを相互に接続して各々の移動式コンベヤ
に給電するという手段が採用される。
て、色彩の異なるプラグ及びソケットを備えた電源ケー
ブルを予め複数用意し、同一色彩のプラグ及びソケット
の電源ケーブルを相互に接続して各々の移動式コンベヤ
に給電するという手段が採用される。
【0008】第4の手段として、上記第1または第2の
手段において、鉱物は石灰石であり、後処理設備は石灰
石からセメントを生成するセメント製造プラントである
という手段が採用される。
手段において、鉱物は石灰石であり、後処理設備は石灰
石からセメントを生成するセメント製造プラントである
という手段が採用される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図3を参照し、
本発明に係わる移動式コンベヤへの給電方法の一実施形
態について説明する。
本発明に係わる移動式コンベヤへの給電方法の一実施形
態について説明する。
【0010】 〔第1の実施形態〕該実施形態は、1台
の移動式コンベヤが移動式粗砕機と長距離コンベヤとの
間に配される場合についてのものであり、その特徴は、
移動式粗砕機が低電圧駆動される機器が含まれている点
に着目し、移動式粗砕機から低電圧駆動される移動式コ
ンベヤに電源を供給する点である。
の移動式コンベヤが移動式粗砕機と長距離コンベヤとの
間に配される場合についてのものであり、その特徴は、
移動式粗砕機が低電圧駆動される機器が含まれている点
に着目し、移動式粗砕機から低電圧駆動される移動式コ
ンベヤに電源を供給する点である。
【0011】図1は、当該第1の実施形態を示す説明図
である。この図において、符号1は低電圧駆動される機
器を含む移動式粗砕機(鉱物粗砕手段)であり、山腹等
の粗砕現場において粗砕の進行に応じて移動しながら石
灰石(鉱物)を粗砕し、モータ駆動される付属コンベヤ
1aを介して移動式コンベヤ2に石灰石Aを供給する。
である。この図において、符号1は低電圧駆動される機
器を含む移動式粗砕機(鉱物粗砕手段)であり、山腹等
の粗砕現場において粗砕の進行に応じて移動しながら石
灰石(鉱物)を粗砕し、モータ駆動される付属コンベヤ
1aを介して移動式コンベヤ2に石灰石Aを供給する。
【0012】移動式コンベヤ2は、粗砕現場において付
属コンベヤ1aから払い出された石灰石Aを長距離コン
ベヤ3まで搬送するものであり、約20メートルの長さ
を有し、移動式粗砕機1の粗砕位置に応じて配置され
る。長距離コンベヤ(固定式コンベヤ)3は、粗砕現場
からセメント製造プラント(後処理設備)4までの間に
固定配置されるコンベヤであり、移動式コンベヤ2から
払い出された石灰石Aを数キロメートル離れたセメント
製造プラント4まで搬送する。
属コンベヤ1aから払い出された石灰石Aを長距離コン
ベヤ3まで搬送するものであり、約20メートルの長さ
を有し、移動式粗砕機1の粗砕位置に応じて配置され
る。長距離コンベヤ(固定式コンベヤ)3は、粗砕現場
からセメント製造プラント(後処理設備)4までの間に
固定配置されるコンベヤであり、移動式コンベヤ2から
払い出された石灰石Aを数キロメートル離れたセメント
製造プラント4まで搬送する。
【0013】上記移動式コンベヤ2の駆動モータ2a
は、出力40〜50kW(キロワット)で低電圧駆動さ
れるものであり、電力供給を受けるためのプラグ2bが
配される。一方、移動式粗砕機1には電源供給用のソケ
ット1bが設けられ、移動式コンベヤ2には、該プラグ
1bとソケット2bとに嵌合するソケット5aとプラグ
5bとが両端に設けられた電源ケーブル5によってソケ
ット1bから電力が供給される。
は、出力40〜50kW(キロワット)で低電圧駆動さ
れるものであり、電力供給を受けるためのプラグ2bが
配される。一方、移動式粗砕機1には電源供給用のソケ
ット1bが設けられ、移動式コンベヤ2には、該プラグ
1bとソケット2bとに嵌合するソケット5aとプラグ
5bとが両端に設けられた電源ケーブル5によってソケ
ット1bから電力が供給される。
【0014】〔第2の実施形態〕図2は、第2の実施形
態を示す説明図である。該実施形態は、2台の移動式コ
ンベヤ2,2Aを連設して移動式粗砕機1と長距離コン
ベヤ3との間に設ける場合に適用される。石灰石Aの掘
削の進行に応じて移動式粗砕機1は、矢印X方向に順次
移動するが、このとき、これまで配置されていた移動式
コンベヤ2と移動式粗砕機1との間には2台目の移動式
コンベヤ2Aが介挿される。
態を示す説明図である。該実施形態は、2台の移動式コ
ンベヤ2,2Aを連設して移動式粗砕機1と長距離コン
ベヤ3との間に設ける場合に適用される。石灰石Aの掘
削の進行に応じて移動式粗砕機1は、矢印X方向に順次
移動するが、このとき、これまで配置されていた移動式
コンベヤ2と移動式粗砕機1との間には2台目の移動式
コンベヤ2Aが介挿される。
【0015】この場合、移動式コンベヤ2には、上述し
たように電源ケーブル5を介して移動式粗砕機1から電
源が供給されるので、移動式粗砕機1の移動に伴って電
源ケーブル5には同様に形成された電源ケーブル5Aが
新たに接続されて移動式コンベヤ2に電源が供給され
る。そして、移動式コンベヤ2Aには、上記電源ケーブ
ル5,5Aと同様に形成された電源ケーブル5Bによっ
て電力が供給される。なお、この場合、移動式粗砕機1
には、電源供給用のソケット1bが複数設けられる。
たように電源ケーブル5を介して移動式粗砕機1から電
源が供給されるので、移動式粗砕機1の移動に伴って電
源ケーブル5には同様に形成された電源ケーブル5Aが
新たに接続されて移動式コンベヤ2に電源が供給され
る。そして、移動式コンベヤ2Aには、上記電源ケーブ
ル5,5Aと同様に形成された電源ケーブル5Bによっ
て電力が供給される。なお、この場合、移動式粗砕機1
には、電源供給用のソケット1bが複数設けられる。
【0016】〔第3の実施形態〕図3は、第3の実施形
態を示す説明図である。該実施形態は、3台の移動式コ
ンベヤ2,2A,2Bを連設して移動式粗砕機1と長距
離コンベヤ3との間に設ける場合に適用される。上記第
2の実施形態で示した2台の移動式コンベヤ2,2Aを
接続した状態に対し、移動式粗砕機1が移動されること
により、さらに移動式コンベヤ2Bが移動式粗砕機1と
移動式コンベヤ2Aとの間に追加された状態である。
態を示す説明図である。該実施形態は、3台の移動式コ
ンベヤ2,2A,2Bを連設して移動式粗砕機1と長距
離コンベヤ3との間に設ける場合に適用される。上記第
2の実施形態で示した2台の移動式コンベヤ2,2Aを
接続した状態に対し、移動式粗砕機1が移動されること
により、さらに移動式コンベヤ2Bが移動式粗砕機1と
移動式コンベヤ2Aとの間に追加された状態である。
【0017】この場合、電源ケーブル5Aと移動式粗砕
機1との間には電源ケーブル5Cが追加接続され、電源
ケーブル5Bと移動式粗砕機1との間には電源ケーブル
5Dが追加接続され、移動式コンベヤ2Bと移動式粗砕
機1との間には電源ケーブル5Eがそれぞれ追加接続さ
れる。
機1との間には電源ケーブル5Cが追加接続され、電源
ケーブル5Bと移動式粗砕機1との間には電源ケーブル
5Dが追加接続され、移動式コンベヤ2Bと移動式粗砕
機1との間には電源ケーブル5Eがそれぞれ追加接続さ
れる。
【0018】ここで、移動式コンベヤ2に電源を供給す
る電源ケーブル5,5A,5Cは、各プラグが例えば赤
色に彩色され、移動式コンベヤ2Aに電源を供給する電
源ケーブル5B,5Dは各プラグが例えば黄色に彩色さ
れ、移動式コンベヤ2Bに電源を供給する電源ケーブル
5Eは各プラグが例えば青色に予め彩色されたもの使用
する。
る電源ケーブル5,5A,5Cは、各プラグが例えば赤
色に彩色され、移動式コンベヤ2Aに電源を供給する電
源ケーブル5B,5Dは各プラグが例えば黄色に彩色さ
れ、移動式コンベヤ2Bに電源を供給する電源ケーブル
5Eは各プラグが例えば青色に予め彩色されたもの使用
する。
【0019】移動式コンベヤ2,2A,2Bの増設に伴
って、電源ケーブル5には電源ケーブル5Aと電源ケー
ブル5Cとが順次接続される。また、該実施形態におい
て石灰石Aを的確に搬送するために、各機器の運転順序
は、移動式コンベヤ2→移動式コンベヤ2A→移動式コ
ンベヤ2B→移動式粗砕機1という順番が取られる。こ
のような場合、上述の如く予め色分けされた電源ケーブ
ル5〜5Eをを接続することにより、移動式コンベヤ
2,2A,2Bと移動式粗砕機1との接続関係を明確に
することが可能であり、よって確実に上記運転順序に従
って移動式コンベヤ2,2A,2B及び移動式粗砕機1
に通電し運転させることができる。
って、電源ケーブル5には電源ケーブル5Aと電源ケー
ブル5Cとが順次接続される。また、該実施形態におい
て石灰石Aを的確に搬送するために、各機器の運転順序
は、移動式コンベヤ2→移動式コンベヤ2A→移動式コ
ンベヤ2B→移動式粗砕機1という順番が取られる。こ
のような場合、上述の如く予め色分けされた電源ケーブ
ル5〜5Eをを接続することにより、移動式コンベヤ
2,2A,2Bと移動式粗砕機1との接続関係を明確に
することが可能であり、よって確実に上記運転順序に従
って移動式コンベヤ2,2A,2B及び移動式粗砕機1
に通電し運転させることができる。
【0020】また、各電源ケーブル5〜5Eの彩色に合
わせて、移動式コンベヤ2〜2Bの各ソケット2b,2
Ab,2Bbと移動式粗砕機1の各ソケット1bをも彩色
することにより、移動式コンベヤ2,2A,2Bと移動
式粗砕機1の各ソケット1bとの接続関係をより明確に
して接続作業を作業性を向上させることができる。な
お、このような電源ケーブル5〜5Eの彩色は、上記第
1、第2の実施形態にも応用することも可能である。
わせて、移動式コンベヤ2〜2Bの各ソケット2b,2
Ab,2Bbと移動式粗砕機1の各ソケット1bをも彩色
することにより、移動式コンベヤ2,2A,2Bと移動
式粗砕機1の各ソケット1bとの接続関係をより明確に
して接続作業を作業性を向上させることができる。な
お、このような電源ケーブル5〜5Eの彩色は、上記第
1、第2の実施形態にも応用することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる移
動式コンベヤへの給電方法によれば以下のような効果を
奏する。 (1)鉱物の粗砕の進行に応じて移動する鉱物粗砕手段
と該鉱物粗砕手段から離間した鉱物の後処理設備に該鉱
物を搬送する固定式コンベヤとの間に介在される移動式
コンベヤへの給電方法において、鉱物粗砕手段から移動
式コンベヤに給電するようにしたので、高電圧で移動式
コンベヤに給電する場合に比較して、変電設備を必要と
しないためコストの低減を図ることができる。 (2)また、上記のように変電設備を必要としないた
め、粗砕現場における保守点検を簡素化することができ
る。 (3)低容量で比較的短い電源ケーブルを用いて給電す
ることができるので、電源ケーブルの取り扱いが容易で
ある。 (4)鉱物粗砕手段の移動位置に応じて移動式コンベヤ
を複数連設して鉱物を搬送する場合に、各々の移動式コ
ンベヤの長さに略等しい電源ケーブルをプラグとソケッ
トとを介して相互に接続して各々の移動式コンベヤに給
電するので、移動式コンベヤを増設に応じて電源ケーブ
ルを増設することにより、速やかに移動式コンベヤに給
電することができる。 (5)色彩の異なるプラグ及びソケットを備えた電源ケ
ーブルを予め複数用意し、同一色彩のプラグ及びソケッ
トの電源ケーブルを相互に接続して各々の移動式コンベ
ヤに給電するので、鉱物粗砕手段と移動式コンベヤとの
接続関係を明確にすることが可能であり、よって鉱物粗
砕手段と各々の移動式コンベヤを所定の順序で確実に運
転することができる。
動式コンベヤへの給電方法によれば以下のような効果を
奏する。 (1)鉱物の粗砕の進行に応じて移動する鉱物粗砕手段
と該鉱物粗砕手段から離間した鉱物の後処理設備に該鉱
物を搬送する固定式コンベヤとの間に介在される移動式
コンベヤへの給電方法において、鉱物粗砕手段から移動
式コンベヤに給電するようにしたので、高電圧で移動式
コンベヤに給電する場合に比較して、変電設備を必要と
しないためコストの低減を図ることができる。 (2)また、上記のように変電設備を必要としないた
め、粗砕現場における保守点検を簡素化することができ
る。 (3)低容量で比較的短い電源ケーブルを用いて給電す
ることができるので、電源ケーブルの取り扱いが容易で
ある。 (4)鉱物粗砕手段の移動位置に応じて移動式コンベヤ
を複数連設して鉱物を搬送する場合に、各々の移動式コ
ンベヤの長さに略等しい電源ケーブルをプラグとソケッ
トとを介して相互に接続して各々の移動式コンベヤに給
電するので、移動式コンベヤを増設に応じて電源ケーブ
ルを増設することにより、速やかに移動式コンベヤに給
電することができる。 (5)色彩の異なるプラグ及びソケットを備えた電源ケ
ーブルを予め複数用意し、同一色彩のプラグ及びソケッ
トの電源ケーブルを相互に接続して各々の移動式コンベ
ヤに給電するので、鉱物粗砕手段と移動式コンベヤとの
接続関係を明確にすることが可能であり、よって鉱物粗
砕手段と各々の移動式コンベヤを所定の順序で確実に運
転することができる。
【図1】本発明に係わる移動式コンベヤへの給電方法の
第1の実施形態を示す説明図である。
第1の実施形態を示す説明図である。
【図2】本発明に係わる移動式コンベヤへの給電方法の
第2の実施形態を示す説明図である。
第2の実施形態を示す説明図である。
【図3】本発明に係わる移動式コンベヤへの給電方法の
第3の実施形態を示す説明図である。
第3の実施形態を示す説明図である。
1 移動式粗砕機 1a 付属コンベヤ 2,2A,2B 移動式コンベヤ 2a 駆動モータ 2b,5b プラグ 3 長距離コンベヤ 4 セメント製造プラント 5,5A〜5E 電源ケーブル 5a ソケット A 石灰石
Claims (4)
- 【請求項1】 鉱物の粗砕の進行に応じて移動すると共
に低電圧駆動される機器を含む鉱物粗砕手段と、該鉱物
粗砕手段から離間した鉱物の後処理設備に該鉱物を搬送
する固定式コンベヤとの間に介在される低電圧駆動型の
移動式コンベヤへの給電方法であって、 鉱物粗砕手段から給電することを特徴とする移動式コン
ベヤへの給電方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の移動式コンベヤへの給電
方法において、鉱物粗砕手段の移動位置に応じて移動式
コンベヤを複数連設して鉱物を搬送する場合、各々の移
動式コンベヤの長さに略等しい電源ケーブルを、プラグ
とソケットとを介して相互に接続して各々の移動式コン
ベヤに給電することを特徴とする移動式コンベヤへの給
電方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の移動式コンベヤへの給電
方法において、色彩の異なるプラグ及びソケットを備え
た電源ケーブルを予め複数用意し、同一色彩のプラグ及
びソケットの電源ケーブルを相互に接続して各々の移動
式コンベヤに給電することを特徴とする移動式コンベヤ
への給電方法。 - 【請求項4】 請求項1または2記載の移動式コンベヤ
への給電方法において、鉱物は石灰石であり、後処理設
備は石灰石からセメントを生成するセメント製造プラン
トであることを特徴とする移動式コンベヤへの給電方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15588196A JPH101209A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 移動式コンベヤへの給電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15588196A JPH101209A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 移動式コンベヤへの給電方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH101209A true JPH101209A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15615554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15588196A Pending JPH101209A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 移動式コンベヤへの給電方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH101209A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015083991A (ja) * | 2009-02-25 | 2015-04-30 | シーエックスアール リミテッド | X線スキャナ |
US9618648B2 (en) | 2003-04-25 | 2017-04-11 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray scanners |
US9675306B2 (en) | 2003-04-25 | 2017-06-13 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray scanning system |
US10295483B2 (en) | 2005-12-16 | 2019-05-21 | Rapiscan Systems, Inc. | Data collection, processing and storage systems for X-ray tomographic images |
US10591424B2 (en) | 2003-04-25 | 2020-03-17 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray tomographic inspection systems for the identification of specific target items |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP15588196A patent/JPH101209A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9675306B2 (en) | 2003-04-25 | 2017-06-13 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray scanning system |
US10175381B2 (en) | 2003-04-25 | 2019-01-08 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray scanners having source points with less than a predefined variation in brightness |
US10591424B2 (en) | 2003-04-25 | 2020-03-17 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray tomographic inspection systems for the identification of specific target items |
US10901112B2 (en) | 2003-04-25 | 2021-01-26 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray scanning system with stationary x-ray sources |
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