JPH10120193A - 連続アンローダの荷役能力算出方法及び装置 - Google Patents

連続アンローダの荷役能力算出方法及び装置

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JPH10120193A
JPH10120193A JP27618996A JP27618996A JPH10120193A JP H10120193 A JPH10120193 A JP H10120193A JP 27618996 A JP27618996 A JP 27618996A JP 27618996 A JP27618996 A JP 27618996A JP H10120193 A JPH10120193 A JP H10120193A
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bucket
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JP27618996A
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Kazuhiro Kobayashi
和宏 小林
Yoshiaki Okita
義明 大北
Hideto Ono
秀人 小野
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続アンローダにおける掘削部の荷役能力の
予測を正確に行うことが可能な荷役能力算出方法を提供
すること。 【解決手段】 バケットチェーンに作用する駆動力FM
から正面掘削抵抗FD とバケットチェーンの駆動損失F
R を引いて掘削物の重量FL を求め、これにバケットチ
ェーンの速度vcを乗じ、揚程Hで割ることにより、荷
役能力Wを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バケットエレベー
タ式連続アンローダの荷役能力算出方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】バケットエレベータ式連続アンローダ
は、主に、船舶の船倉内に収納された扱い物、すなわち
鉱石、石炭、あるいは穀物等のバラ物を陸揚げするため
に用いられている。簡単に言えば、岸壁上を走行するフ
レームにブームを介してバケットエレベータが装着さ
れ、このバケットエレベータを船倉内に挿入し、バケッ
トエレベータ下端の掘削部によりバラ物を掘削して掻取
り、バケットエレベータにより船倉外に搬送して陸揚げ
する。
【0003】このようなバケットエレベータ式連続アン
ローダにおいては、後方の搬送経路に過大な負荷が加わ
ることを防止し、設備の最適化を実施するため、アンロ
ーダには、単位時間当たり一定量の扱い物を払い出す、
いわゆる、定量荷役が求められている。この定量荷役
は、アンローダの荷役能力を予測し、掘削深さ、機械の
移動速度などの運転条件や、機内コンベアの速度を調整
することにより実現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような目的のため
に、最も重要なアンローダの荷役能力を求める必要があ
るが、この方法として、従来、次の2つの方法が行われ
ていた。
【0005】第1の方法は、掘削深さ、アンローダ掘削
装置の移動経路と速度から、かき取る扱い物の体積を計
算し、扱い物の密度とバケットチェーンの移動速度から
荷役能力を求めるものである。しかしながら、この方法
は、バケットが扱い物をかき取るとき、扱い物がこぼれ
落ちるため、計算から求めた値と実際の値が一致しない
場合がある。
【0006】第2の方法は、バケットチェーンの駆動力
からアンローダの荷役能力を予測するものである。図7
にこの方法で荷役能力を予測した結果を示す。同図の実
線で示した曲線WO が予測した荷役能力を示し、破線で
示したWHIN は実際の荷役能力である。同図から明らか
なように、予測の荷役能力WO は実際の荷役能力WHIN
とは一致せず、前者は後者に対して、20%程度大きく
なっている。この理由は、掘削抵抗が加算されているた
めである。
【0007】このように、従来の方法では正確な荷役能
力の予測が出来ない。したがって、本発明の課題は荷役
能力の予測を正確に行うことが可能な算出方法を提供す
ることにある。
【0008】本発明の他の課題は上記算出方法に適した
荷役能力算出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、バケットチェ
ーンに作用する駆動力FM は、バケットがすくい取って
いる掘削物の重量FLと、正面掘削力FD と、空運転時
のバケットチェーン駆動力FR からなっているので、駆
動力FM から正面掘削力FD とバケットチェーンの駆動
損失FR を引けば、掘削物の重量FL が求められること
に着目してなされたものである。すなわち、掘削物の重
量FL が求められれば、それにバケットチェーンの速度
vcを乗じ、揚程Hで割れば、荷役能力Wが求められ
る。
【0010】より具体的には、本発明による連続アンロ
ーダの荷役能力算出方法は、ブームの先端に垂下された
垂直搬送部と、この垂直搬送部の下端に設けられた掘削
部と、この掘削部によりかき取られた扱い物を前記垂直
搬送部上端に搬送するバケットチェーンとを備えた連続
アンローダにおいて、このバケットチェーンを駆動する
モータと、このモータのトルクを測定するトルク計と、
前記モータの回転数を測定する回転計と、前記垂直搬送
部の異なる高さ位置に固定された曲げモ−メント測定器
とを備え、これらの曲げモ−メント値に対する回帰直線
の傾きから前記掘削部に作用する掘削力FD を算出し、
前記トルク計の測定結果を用いて前記バケットチェーン
作用する駆動力FM を算出し、前記回転計の測定結果を
用いて前記バケットチェーンの速度vcを算出し、これ
らの算出結果を用いてアンローダの荷役能力を算出する
ことを特徴とする。
【0011】また、本発明による連続アンローダの荷役
能力算出装置は、ブームの先端に垂下された垂直搬送部
と、この垂直搬送部の下端に設けられた掘削部と、この
掘削部によりかき取られた扱い物を前記垂直搬送部上端
に搬送するバケットチェーンと、このバケットチェーン
を駆動するモータと、このモータのトルクを測定するト
ルク計と、前記モータの回転数を測定する回転計と、前
記垂直搬送部の異なる高さ位置に固定された曲げモ−メ
ント測定器と、これらの曲げモ−メント値に対する回帰
直線の傾きから前記掘削部に作用する掘削力を算出する
第1の演算器と、前記トルク計の測定結果を用いて前記
バケットチェーンの駆動力を算出する第2の演算器と、
前記回転計の測定結果を用いて前記バケットチェーンの
速度を算出する第3の演算器と、これら第1乃至第3の
演算器の算出結果を用いてアンローダの荷役能力算出す
る第4の演算器とを備えたことを特徴とする。
【0012】なお、前記各モ−メント測定器と前記第1
の演算器との間に、ノイズ除去用のローパスフィルタを
設けることが好ましい。
【0013】また、それぞれの高さ位置における前記曲
げモ−メント測定器は、同じ高さ位置に配置された2つ
の検出器を含み、この2つの検出器を前記垂直搬送部の
前後に設けることにより、正面掘削力を算出する。
【0014】前記検出器としては、歪みゲージを用いる
ことが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明のバケットエレベータ式
連続アンローダの全体構成を示す図である。このバケッ
トエレベータ式連続アンローダは、船舶11が接岸する
岸壁12に敷設したレール13上を走行する走行フレー
ム14と、この走行フレーム14に設置され、水平面内
で旋回し得る旋回フレーム15と、この旋回フレーム1
5に起伏自在に枢支されたブーム16と、このブーム1
6の先端に回転自在に支持され、かつ、垂直方向に垂下
されたバケットエレベータ(垂直搬送部)17と、この
バケットエレベータ17の下端に設けられた掘削部18
とを備えている。
【0016】更に、バケットエレベータ17には、これ
を蓋被するエレベータケーシング19及びこのエレベー
タケーシング19の下端と掘削部18との間にスイング
フレーム20が設けられ、このスイングフレーム20内
に組み込まれた第1の油圧シリンダ機構21により、掘
削部18はバケット24の走行方向(前後方向)に傾動
可能になっている。なお、ここでは、バケットエレベー
タ(垂直搬送部)17の前後方向を掘削部18のバケッ
ト24の走行方向とし、左右方向をバケット24の走行
方向の直角方向とする。
【0017】掘削部18、スイングフレーム20を含む
構造物は、傾動部構造物と呼ばれる。掘削部18は船倉
22内に収納されたバラ物23を掘削、掻取るために、
バケットチェーン31に設けられたバケット24が長手
方向に移動するようになっている。バラ物23を掘削、
掻取る際には、掘削部18は船倉22内で移動するが、
この移動は、走行フレーム14の走行、旋回フレーム1
5の旋回、ブーム16の起伏及びバケットエレベータ1
7の回転、すなわちバケットエレベータ17の中心軸を
中心とする回転により行われる。
【0018】他方、ブーム16は第2の油圧シリンダ機
構25により起伏可能に旋回フレーム15に枢支されて
いる。ブーム16にはブームコンベヤ26が設けられて
おり、バケットエレベータ17からのバラ物を旋回フレ
ーム15側に搬送する。旋回フレーム15からブーム1
6と反対側方向にはアーム27が延び、このアーム27
の先端にはバランスウェイト28が設けられている。こ
れによって、ブーム16とアーム27とは旋回フレーム
15の上部を支点として、いわゆるシーソー運動を行う
ことができるようになっている。
【0019】船倉22内に収納されたバラ物23は、前
述したように、掘削部18により掘削、掻取られたの
ち、バケットエレベータ17により上方に搬送され、ブ
ームコンベヤ26により、船倉22外に搬送される。
【0020】図2は図1のバケットエレベータ17、掘
削部18を拡大して示す図である。バケットエレベータ
17の上端部にはバケットチェーン31を駆動するスプ
ロケット32が設けられ、このスプロケット32の回転
軸にはバケットチェーン駆動モータ33の出力軸が減速
機を介して連結されている。また、このバケットチェー
ン駆動モータ33には軸トルク測定用のトルク計34お
よびモータ回転数測定用の回転計35が設けられてい
る。
【0021】他方、バケットエレベータ17を構成する
構造物のうち、垂直部分の異なる高さ位置P1、P2に
は、歪みゲージから成る曲げモーメント測定器36−1
a、36−1b、36−2a、36−2bが装着されて
いる。これらの曲げモーメント測定器36−1a、36
−1b、36−2a、36−2bは、これらの差である
測定値M1、M2から、掘削部18に作用する正面掘削
力(バケットの走行方向に働くバラ物の掘削力)FD を
求めるためのものである。曲げモーメント測定器36−
1aと36−1b、36−2aと36−2bはそれぞ
れ、バケットエレベータ17の前後方向に配列される。
【0022】正面掘削力FD は次のようにして求めるこ
とができる。バケットエレベータ17の垂直部分の異な
る高さ位置P1、P2に作用する曲げモ−メントM1、
M2は、図2に示されるように、掘削部18、スイング
フレーム20を含む傾動部構造物に作用する力のうち、
傾動部構造物に作用する重力、傾動部構造物に付着した
バラ物に作用する重力、突き上げ力は、異なる高さ位置
P1、P2に対して同一のモーメントMERとなる。
【0023】これに対し、掘削部18に作用する正面掘
削力FD による曲げモーメントMD1、MD2は、掘削力F
D の作用点から各高さ位置P1、P2までの長さに比例
する。したがって、曲げモーメント測定器36−1a、
36−1b、36−2a、36−2bにより各高さ位置
の曲げモ−メントM1、M2を測定し、これらの値を用
いて図3のように回帰直線41を求めると、回帰直線4
1の横軸に対する傾きが正面掘削力FD となる。すなわ
ち、正面掘削力FD は次式により与えられる。
【0024】 FD =(1/L)(M1−M2) (1) ここで、図3は、横軸に各測定器36−1a、36−1
b、36−2a、36−2bの高さ位置、縦軸が曲げモ
ーメント値を取り、各測定器の計測値をプロットしたグ
ラフである。図3の横軸上の距離Lは、図2における測
定器36−1a及び36−1bと36−2a及び36−
2b間の距離を表している。
【0025】バケットチェーン駆動力FM は、バケット
チェーン駆動モータ33の軸トルク測定用のトルク計3
4の測定結果である軸トルクTM を用いて、次式により
得られる。
【0026】 FM =(1/rs)GR ・TM (2) ここで、rsはバケットチェーン31を駆動するスプロ
ケット32の半径、GR は減速機の減速比である。
【0027】また、バケットチェーンの速度vcは、バ
ケットチェーン駆動モータ33の回転数測定用の回転計
35の出力結果であるNを用いて、次式により得られ
る。
【0028】 vc=(2π/GR )rs・N (3) 前述したように、駆動力FM から正面掘削抵抗FD とバ
ケットチェーンの駆動損失FR を引けば、掘削物の重量
FL が求められるから次式が成立する。
【0029】 FL =FM −FD −FR (4) ここで、FL は持ち上げ力で、すくい取った掘削物重量
に相当する。駆動損失FR は、空運転時のバケットチェ
ーン駆動力で求めたり、バケットチェーンとスプロケッ
トの摩擦抵抗、チェーン連結部の曲げ抵抗、減速機の抵
抗等を算出して求めることができる。
【0030】掘削物の重量FL が求められれば、それに
バケットチェーンの速度vcを乗じ、揚程Hで割れば、
荷役能力Wが求められることから、荷役能力Wは次式で
与えられる。
【0031】 W=(1/H)FL ・vc (5) 図4は、以上説明した原理を利用して荷役能力を算出す
る装置のブロック図である。曲げモーメント測定器36
−1a及び36−1bの差と36−2a及び36−2b
の差の出力信号はそれぞれ、雑音等、高周波成分を取り
除くロ−パスフィルタ37−1、37−2により雑音を
取り除かれ、曲げモーメント値を示す出力信号が掘削抵
抗演算器38に供給される。掘削抵抗演算器38では、
それぞれの曲げモーメント値を示す出力信号に対して回
帰分析を行い、回帰直線の傾きから正面掘削力FD を求
める。
【0032】トルク計34の測定結果である軸トルクT
M はバケットチェーン駆動力演算器39に与えられ、上
記(2)式に従ってバケットチェーン駆動力FM を算出
する。回転計35の出力結果であるバケットチェーン駆
動モータ33の回転数Nはチェーン速度演算器40に与
えられ、上記(3)式に従ってバケットチェーンの速度
vcを算出する。これらの各演算結果FD 、FM 、vc
は荷役能力演算器41に与えられ、上記(4)、(5)
式に従って荷役能力Wを算出する。
【0033】図5に上記のように算出した荷役能力Wを
実機のホッパで測定した実際の荷役能力WHIN を比較例
として示した。図中、横軸は時間(分)、縦軸が荷役能
力で、実線が算出した荷役能力W、破線が実際の荷役能
力WHIN である。実際の荷役能力WHIN の測定はブーム
コンベヤ26の下流で行っているので、算出した荷役能
力Wと約80秒程波形がずれている。
【0034】図6にこの波形のずれを補正した結果を示
す。両者はほぼ一致することが分かる。
【0035】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、バケット
エレベータから払い出される位置における荷役能力を少
ない測定ポイントと少ない演算量により算出できるた
め、ほぼリアルタイムで荷役能力を求めることができ
る。このようにして求めた掘削物の重量FL に応じて、
バケットチェーンの速度vc、掘削部の移動経路、速度
を調整することにより、定量荷役が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるバケットエレベータ式連続
アンローダの全体構成を示す図である。
【図2】図1に示すバケットエレベータ及び掘削部を拡
大して示すとともに、垂直部の異なる高さ位置に作用す
る曲げモーメントの大きさを示す説明図である。
【図3】本発明に用いられる掘削力検出方法を説明する
ための曲げモーメントの回帰直線を示すグラフである。
【図4】本発明の荷役能力算出装置のブロック図であ
る。
【図5】本発明により得られた算出した荷役能力Wを、
実際の荷役能力WHIN と比較して示すグラフである。
【図6】図5のグラフにおける算出した荷役能力Wと、
実際の荷役能力WHIN との時間的なずれを補正したグラ
フである。
【図7】従来の方法により得られた予測した荷役能力W
を、実際の荷役能力WHIN と比較して示すグラフであ
る。
【符号の説明】
11 船舶 12 岸壁 13 レール 14 走行フレーム 15 旋回フレーム 16 ブーム 17 バケットエレベータ 18 掘削部 19 エレベータケーシング 20 スイングフレーム 21 第1の油圧シリンダ機構 22 船倉 23 バラ物 24 バケット 25 第2の油圧シリンダ機構 26 ブームコンベヤ 27 アーム 31 バケットチェーン 32 スプロケット 33 バケットチェーン駆動モータ 34 トルク計 35 回転計 36−1a、36−1b、36−2a、36−2b
曲げモーメント測定器 37−1、37−2 ロ−パスフィルタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームの先端に垂下された垂直搬送部
    と、この垂直搬送部の下端に設けられた掘削部と、この
    掘削部によりかき取られた扱い物を前記垂直搬送部上端
    に搬送するバケットチェーンとを備えた連続アンローダ
    において、バケットチェーンに作用する駆動力FM から
    正面掘削力FD とバケットチェーンの駆動損失FR とを
    減算して掘削物の重量FL を求め、これにバケットチェ
    ーンの速度vcを乗じ、前記垂直搬送部の揚程Hで割る
    ことにより、アンローダの荷役能力を算出することを特
    徴とする連続アンローダの荷役能力算出方法。
  2. 【請求項2】 ブームの先端に垂下された垂直搬送部
    と、この垂直搬送部の下端に設けられた掘削部と、この
    掘削部によりかき取られた扱い物を前記垂直搬送部上端
    に搬送するバケットチェーンとを備えた連続アンローダ
    において、 バケットチェーンを駆動するモータと、 このモータのトルクを測定するトルク計と、 前記モータの回転数を測定する回転計と、 前記垂直搬送部の異なる高さ位置に固定された曲げモ−
    メント測定器とを備え、 これらの曲げモ−メント値に対する回帰直線の傾きから
    前記掘削部に作用する掘削力FD を算出し、前記トルク
    計の測定結果を用いて前記バケットチェーンに作用する
    駆動力FM を算出し、前記回転計の測定結果を用いて前
    記バケットチェーンの速度vcを算出し、バケットチェ
    ーンの駆動損失FR をあらかじめ測定しておき、これら
    の算出結果を用いてアンローダの荷役能力を算出するこ
    とを特徴とする連続アンローダの荷役能力算出方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の荷役能力算出方法におい
    て、それぞれの高さ位置における前記曲げモ−メントは
    同じ高さ位置の2箇所で測定され、これらの測定を前記
    垂直搬送部の前後で行うことにより、正面掘削力を算出
    することを特徴とする連続アンローダの荷役能力算出方
    法。
  4. 【請求項4】 ブームの先端に垂下された垂直搬送部
    と、この垂直搬送部の下端に設けられた掘削部と、この
    掘削部によりかき取られた扱い物を前記垂直搬送部上端
    に搬送するバケットチェーンとを備えた連続アンローダ
    において、 前記バケットチェーンを駆動するモータと、 このモータのトルクを測定するトルク計と、 前記モータの回転数を測定する回転計と、 前記垂直搬送部の異なる高さ位置に固定された曲げモ−
    メント測定器と、 これらの曲げモ−メント値に対する回帰直線の傾きから
    前記掘削部に作用する掘削力を算出する第1の演算器
    と、 前記トルク計の測定結果を用いて前記バケットチェーン
    の駆動力を算出する第2の演算器と、 前記回転計の測定結果を用いて前記バケットチェーンの
    速度を算出する第3の演算器と、 これら第1乃至第3の演算器の算出結果を用いてアンロ
    ーダの荷役能力を算出する第4の演算器とを備えたこと
    を特徴とする連続アンローダの荷役能力算出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の荷役能力算出装置におい
    て、前記各モ−メント測定器と前記第1の演算器との間
    に、ノイズ除去用のローパスフィルタを設けたことを特
    徴とする連続アンローダの荷役能力算出装置。
  6. 【請求項6】 請求項4あるいは5記載の荷役能力算出
    装置において、それぞれの高さ位置における前記曲げモ
    −メント測定器は、同じ高さ位置に配置された2つの検
    出器を含み、この2つの検出器を前記垂直搬送部の前後
    に設けることにより、正面掘削力を算出することを特徴
    とする連続アンローダの荷役能力算出装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の荷役能力算出装置におい
    て、前記検出器として歪みゲージを用いることを特徴と
    する連続アンローダの荷役能力算出装置。
JP27618996A 1996-10-18 1996-10-18 連続アンローダの荷役能力算出方法及び装置 Withdrawn JPH10120193A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021134058A (ja) * 2020-02-27 2021-09-13 株式会社Ihi 荷揚げ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021134058A (ja) * 2020-02-27 2021-09-13 株式会社Ihi 荷揚げ装置

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