JPH10119505A - ドライブシャフト - Google Patents

ドライブシャフト

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Publication number
JPH10119505A
JPH10119505A JP8293393A JP29339396A JPH10119505A JP H10119505 A JPH10119505 A JP H10119505A JP 8293393 A JP8293393 A JP 8293393A JP 29339396 A JP29339396 A JP 29339396A JP H10119505 A JPH10119505 A JP H10119505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
jig
drive shaft
connecting shaft
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP8293393A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Kurono
尚幸 黒野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8293393A priority Critical patent/JPH10119505A/ja
Publication of JPH10119505A publication Critical patent/JPH10119505A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 治具と連結軸との軸線方向の相対移動を規制
でき、かつ、連結軸の半径方向の寸法を軸線方向にほぼ
均一化することのできるドライブシャフトを提供する。 【解決手段】 トランスアクスル2のギヤ26にスプラ
イン嵌合される軸部5と、軸部5に一体的に設けられ、
軸部5に軸線A方向の荷重を与える治具29が取り付け
られるアウターレース6とを備えたドライブシャフトに
おいて、アウターレース6の外周の圧入面9に、治具2
9を装着するリング12が圧入され、リング12に、治
具29が係合されて治具29とアウターレース6とが軸
線A方向に相対移動することを抑制する鍔13が形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の動力伝達
経路に取り付けられるドライブシャフトに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用のエンジンから出力され
た動力は、変速機、最終減速機を介して車輪に伝達され
る。ところで、駆動輪側に独立懸架装置が採用された車
両においては、最終減速機と車輪とがドライブシャフト
により連結されている。ここで用いられるドライブシャ
フトは複数の軸をジョイントにより連結して構成されて
いる。ドライブシャフトを構成する部品には、トルク伝
達中の高負荷、高面圧に対して十分な信頼性を保証でき
る材料が用いられているとともに、その製造過程で焼き
入れなどの熱処理が施され、耐熱性や耐摩耗性の向上が
図られている。
【0003】上記ドライブシャフトでは、その連結軸と
動力伝達装置とが、通常スプライン嵌合により連結され
る構成になっているため、連結軸を動力伝達装置に着脱
する作業は、動力伝達装置と連結軸との嵌合抵抗を超え
る挿入荷重または抜き取り荷重を連結軸に与え、連結軸
を軸線方向に移動させることで達成される。
【0004】上記のようなドライブシャフトの一例がト
ヨタ公開技術集・発行番号6100[1996年4月2
6日 トヨタ自動車株式会社発行]に記載されている。
この刊行物に記載されたドライブシャフトは、動力伝達
装置に着脱される連結軸と、連結軸に一体成形された筒
状のアウタレースと、アウタレースに対して連結された
中間軸とを備えている。そして、アウタレースの外周に
は治具装着溝が形成されている。
【0005】このドライブシャフトを動力伝達装置に着
脱する際には、まず、治具装着溝に治具が装着され、ア
ウターレースと治具との係合力により治具と連結軸との
軸線方向の移動が規制される。そして、治具に連結され
たエクステンションバーを介してアウターレースに軸線
方向の挿入荷重や抜き取り荷重が与えられ、この荷重に
より連結軸が動力伝達装置に着脱される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記刊行物に
記載されたドライブシャフトは、治具装着溝によってア
ウターレースの厚さが軸線方向に不均一になり、かつ、
段差が形成されるため、ドライブシャフトの製造過程で
アウターレースに焼き入れ処理を施す際に粗材に歪みが
生じる可能性があった。その結果、ドライブシャフトの
耐久性や動力伝達機能に影響を及ぼすことがあった。
【0007】また、粗材を切削加工して治具装着溝が形
成されているため、粗材の無駄が生じるうえ、治具装着
溝の両側が厚肉化されるため、粗材の重量化やドライブ
シャフトの製造コストアップを招く可能性があった。
【0008】この発明は上記事情を背景としてなされた
もので、治具と連結軸との軸線方向の相対移動を規制で
き、かつ、連結軸の半径方向の寸法を軸線方向にほぼ均
一化することのできるドライブシャフトを提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
を達成するためこの発明は、動力伝達装置に着脱する際
に軸線方向に移動され、かつ、前記軸線方向の荷重を与
える治具が装着される連結軸を備えたドライブシャフト
において、前記連結軸に、この連結軸とは別個に成形さ
れ、かつ、前記治具を装着可能な治具装着具が固定され
ていることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、治具により与えられる
軸線方向の荷重が治具装着具を介して連結軸に伝達さ
れ、連結軸が軸線方向に移動して動力伝達装置に着脱さ
れる。ここで、治具装着具が連結軸とは別個に成形さ
れ、かつ、治具装着具により治具と連結軸との軸線方向
の相対移動が抑制されるため、連結軸には治具と連結軸
との相対移動を抑制する半径方向の凹凸を形成する必要
がなく、連結軸の半径方向の寸法を軸線方向にほぼ均一
化することが可能になる。
【0011】したがって、ドライブシャフトの製造過程
で連結軸に焼き入れ処理を施す際に歪みが生じにくく、
ドライブシャフトの耐久性や動力伝達機能を良好に維持
することができる。また、連結軸に切削加工を施す必要
がなく、粗材の省資源化を図ることができるうえ、ドラ
イブシャフトの軽量化、製造コストの抑制が可能にな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の一実施例を添
付図面に基づいて説明する。図1は、この発明を前輪駆
動車の動力伝達経路に適用した場合を示す正面断面図、
図2は図1のI−I線における側面断面図である。ドラ
イブシャフト1は、トランスアクスル2と図示しない車
輪とを連結するためのもので、ドライブシャフト1は、
トランスアクスル2側に連結される連結軸3と、連結軸
3に対して軸線A方向の相対移動および連結角度の変更
が可能な状態に連結された中間軸4とを備えている。
【0013】連結軸3は、先端の外周に外歯が形成され
た軸部5と、軸部5の端部に一体的に設けられた筒状の
アウターレース6とを備えている。連結軸3は、炭素
鋼、クロム鋼などの粗材を鍛造加工して一体成形したも
のであり、高周波焼き入れ、浸炭焼き入れなどの表面硬
化処理が施されている。
【0014】アウターレース6は図2に示すように外周
側に向けて突出した3つの突出部7を備えており、各突
出部7は円周方向にほぼ等間隔で形成されている。そし
て、各突出部7の内側には溝8がそれぞれ形成されてい
る。また、各突出部7の半径方向の厚さは、連結軸3の
軸線A方向にほぼ均一化されている。
【0015】一方、各突出部7の円弧状の外表面には、
軸部5側の端部から各突出部7の軸線A方向のほぼ中途
部位に亘り、軸線Aとほぼ平行な圧入面9が形成されて
いる。また、突出部7の円弧状の外表面には、圧入面9
の終端からアウターレース6の開口端に亘り、軸線Aと
ほぼ平行に大径面10が形成されている。そして、大径
面10の半径が圧入面9の半径よりも大きく設定され、
大径面10と圧入面9との境界に、0.5mmないし1mm
程度の段差によるストッパ11が形成されている。
【0016】そして、圧入面9の外周には金属製のリン
グ12が圧入固定され、リング12の軸線A方向の端部
がストッパ11に当接されている。リング12は連結軸
3とは別個に成形されたもので、リング12は手動プレ
スまたは油圧プレスにより軸部5側からアウターレース
6に対して圧入されている。圧入面9に対するリング1
2の圧入力は、リング12の内径および圧入面9の外径
により調整され、所定の圧入締め代が確保される。
【0017】なお、この実施例では、圧入面9に対する
リング12の圧入力が、連結軸3をトランスアクスル2
に装着する際に必要な圧入荷重である230kg以上にな
るように設定されている。
【0018】また、リング12の軸線A方向の両端には
外周側に向けて突出した環状の鍔13が形成され、リン
グ12の半径方向の断面形状がほぼコ字形に成形されて
いる。このようにして、リング12の鍔13同士の間に
環状の装着溝12Aが形成されている。この実施例で
は、リング12として、連結軸3をトランスアクスル2
から抜き取る際に必要な1,100kg以上の荷重に耐え
られるような剛性の材料、厚さ、形状が選択されてい
る。この条件を満たすためにリング12に用いられる金
属材料としては、ステンレス鋼、機械構造用炭素鋼、冷
間圧延鋼板、熱間圧延鋼板などを例示できる。なお、大
径面10のアウターレース6の開口端側には円周方向に
凹凸部14が形成されている。
【0019】一方、アウターレース6の内部には中間軸
4の端部側が挿入されており、中間軸4の端部外周に
は、円筒状のトリポート15がスプライン嵌合されてい
る。トリポート15の外周には、図2に示すように半径
方向に突出した3つのトラニオン16が形成されてい
る。
【0020】各トラニオン16は円周方向にほぼ等間隔
で形成され、各トラニオン16が溝8内に挿入されてい
る。各トラニオン16は円柱形状に成形され、各トラニ
オン16の外周には、ベアリング17を介してローラ1
8がそれぞれ回転可能に取り付けられている。各ローラ
18の外周面は溝8の形成面に対して転動可能に当接さ
れている。
【0021】上記構成のアウターレース6、トリポート
15、トラニオン16、ベアリング17、ローラ18に
より、等速ジョイント、言い換えればインボードジョイ
ントが構成されている。なお、トリポート15、トラニ
オン16、ベアリング17、ローラ18などの部品はク
ロム鋼、軸受鋼などの材料により構成され、連結軸3と
同様に表面硬化処理が施されている。
【0022】前記中間軸4のアウターレース6の外部に
位置する箇所の外周面には、環状の凹凸部19が形成さ
れている。そして、中間軸4は蛇腹形状のブーツ20の
内部に挿入されている。ブーツ20はクロロプレンゴ
ム、シリコンゴム、熱可塑性樹脂、ウレタンゴムなどの
弾性変形可能な材料により一体成形されている。ブーツ
20の軸線A方向の一端側はアウターレース6の凹凸部
14の外周に装着され、金属製のクランプ21により締
め付け固定されている。ブーツ20の軸線A方向の他端
側は中間軸4の凹凸部19の外周に装着され、金属製の
クランプ22により締め付け固定されている。
【0023】一方、前記トランスアクスル2の内部に
は、図示しない変速機と、最終減速機23とが組み込ま
れている。最終減速機23は、軸受24により回転可能
に保持されたケーシング25と、ケーシング25の内部
に配置されたギヤ26とを備えている。また、ケーシン
グ25には軸部5が挿入される軸孔27が形成され、ギ
ヤ26には軸孔28が形成されている。軸孔28には内
歯が形成され、軸部5が軸孔28にスプライン嵌合され
るように構成されている。
【0024】ここで、実施例の構成と請求項1との対応
関係を説明すれば、最終減速機23を含むトランスアク
スル2が請求項1の動力伝達装置に相当し、リング12
が請求項1の治具装着具に相当する。
【0025】つぎに、上記構成のドライブシャフト1の
連結軸3をトランスアクスル2に着脱する作業を説明す
る。まず、治具29をリング12の装着溝12Aに装着
してドライブシャフト1を保持するとともに、治具29
を軸線A方向、具体的には図1中左側に移動させる荷重
を与える。
【0026】ここで、治具29と鍔13との係合力によ
り、治具29とリング12とが軸線A方向に相対移動す
ることが抑制される。また、リング12と圧入面9との
圧入力により、リング12とアウターレース6とが軸線
A方向に相対移動することが規制される。
【0027】そのため、治具29からリング12に対し
て与えられた軸線A方向の荷重がアウターレース6に伝
達され、この荷重により治具29と連結軸3とが軸線A
方向に一体的に移動する。その結果、軸部5がケーシン
グ25の軸孔27に挿入され、ついで軸部5がギヤ26
の軸孔28に対してスプライン嵌合される。
【0028】ここで、軸部5をギヤ26の軸孔28に対
してスプライン嵌合する際、嵌合抵抗を超える圧入荷重
が治具29からアウターレース6に与えられる。この実
施例では230kg程度の圧入荷重がアウターレース6に
与えられる。そして、前述したように、圧入面9に対す
るリング12の圧入力が230kg以上に設定されている
ため、治具29からリング12に圧入荷重が与えられた
際に、治具29とアウターレース6との軸線A方向の相
対移動が防止される。
【0029】したがって、治具29からリング12に作
用する荷重が効率的にアウターレース6を介して軸部5
に伝達され、トランスアクスル2に対するドライブシャ
フト1の装着作業を迅速、かつ確実に行うことができ
る。上記作業の完了後、治具29がリング12から取り
外される。なお、中間軸4の他端側は図示しない車輪側
に連結される。
【0030】ドライブシャフト1の装着が完了すると、
図示しない変速機から最終減速機23に伝達されたトル
クが、ギヤ26および軸部5を介してアウターレース6
に伝達される。アウターレース6に伝達されたトルク
は、ローラ18、トラニオン16、トリポート15を介
して中間軸4に伝達され、中間軸4のトルクが車輪に伝
達されて車両が走行する。車両の走行中は、ローラ18
が溝8内を転動することにより、連結軸3と中間軸4と
の長さ方向の相対位置、および連結軸3と中間軸4との
連結角度が変動可能になっている。
【0031】また、ドライブシャフト1の連結軸3をト
ランスアクスル2から取り外す場合は、治具29をリン
グ12の装着溝12Aに装着した後、治具29を軸線A
方向に図1中右側に移動させ、抜き取り荷重をリング1
2に与える。すると、この荷重が圧入面9と大径面10
との境界に形成されたストッパ11により受け止めら
れ、この荷重により連結軸3が軸線A方向に図1中右側
に移動して軸部5がギヤ26の軸孔28から抜き取られ
る。
【0032】このように、軸部5をギヤ26の軸孔28
から抜き取る場合には、軸部5をギヤ26の軸孔28に
嵌合する場合よりも大きな荷重が必要になる。その理由
は、トルク伝達によりギヤ26と軸部5とのスプライン
嵌合部に塑性変形が生じたり、嵌合部分に摩耗粉や異物
が詰まったりして、ギヤ26と軸部5との嵌合力が増大
されているからである。
【0033】この実施例では、ドライブシャフト1をト
ランスアクスル2から取り外す際に、ギヤ26と軸部5
との嵌合抵抗を超える1,100kg以上の抜き取り荷重
が治具29からリング12に与えられる。そして、前述
のようにリング12の材料、形状、厚さが上記抜き取り
荷重に耐えられるように選択されているため、ドライブ
シャフト1をトランスアクスル2から取り外す際に、リ
ング12が変形または破損することを抑制できる。した
がって、治具29からリング12に与えられる抜き取り
荷重が効率的にアウターレース6を介して軸部5に伝達
され、トランスアクスル2からドライブシャフト1を取
り外す作業を迅速、かつ確実に行うことができる。
【0034】以上のように、上記構成のドライブシャフ
ト1によれば、連結軸3とは別個に成形されたリング1
2により、治具29と連結軸3とが軸線A方向に相対移
動することを抑制しているため、連結軸3の外周面に、
治具29と連結軸3との軸線A方向の相対移動を抑制す
るための機構、例えば半径方向の凹凸を形成する必要が
なく、アウターレース6の突出部7の半径方向の厚さを
軸線A方向にほぼ均一化することができる。
【0035】したがって、ドライブシャフト1の製造過
程で連結軸3の粗材に焼き入れ処理を施す際に歪みが生
じにくく、製品化されたドライブシャフト1の耐久性や
動力伝達機能を良好に維持することができる。また、連
結軸3を構成する粗材に切削加工を施す必要がなく粗材
の省資源化を図ることができるうえ、アウターレース6
を可及的に薄肉化することが可能であり、ドライブシャ
フト1の軽量化および製造コストの抑制を実現できる。
【0036】なお、この実施例は後輪駆動車に適用する
ことも可能であり、また、連結軸を車輪側に着脱する構
成のドライブシャフトにも適用可能である。さらに、上
記リングとアウターレースとを固定する方法として、溶
接による固定や接着剤による固定を採用することも可能
である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
治具により与えられる軸線方向の荷重が治具装着具を介
して連結軸に伝達され、連結軸が軸線方向に移動して動
力伝達装置に着脱される。ここで、治具装着具が連結軸
とは別個に成形され、かつ、治具装着具により治具と連
結軸との軸線方向の相対移動が抑制されるため、連結軸
には治具と連結軸との相対移動を抑制する半径方向の凹
凸を形成する必要がなく、連結軸の半径方向の寸法を軸
線方向にほぼ均一化することが可能になる。
【0038】したがって、ドライブシャフトの製造過程
で連結軸に焼き入れ処理を施す際に歪みが生じにくく、
ドライブシャフトの耐久性や動力伝達機能を良好に維持
することができる。また、連結軸に切削加工を施す必要
がなく、粗材の省資源化を図ることができるうえ、ドラ
イブシャフトの軽量化、製造コストの抑制が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のドライブシャフトを前輪
駆動車の動力伝達経路に配置した場合の正面断面図であ
る。
【図2】図1のI−I線における側面断面図である。
【符号の説明】
1 ドライブシャフト 2 トランスアクスル 3 連結軸 12 リング 13 鍔 29 治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達装置に着脱する際に軸線方向に
    移動され、かつ、前記軸線方向の荷重を与える治具が装
    着される連結軸を備えたドライブシャフトにおいて、 前記連結軸に、この連結軸とは別個に成形され、かつ、
    前記治具を装着可能な治具装着具が固定されていること
    を特徴とするドライブシャフト。
JP8293393A 1996-10-15 1996-10-15 ドライブシャフト Pending JPH10119505A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8293393A JPH10119505A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 ドライブシャフト

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JP8293393A JPH10119505A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 ドライブシャフト

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ID=17794192

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JP8293393A Pending JPH10119505A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 ドライブシャフト

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101037742B1 (ko) * 1998-11-11 2011-05-27 엔티엔 가부시키가이샤 자동차의 휠베어링 조립체를 제조하는 방법
CN104369096A (zh) * 2014-11-12 2015-02-25 西南交通大学 钟形壳内沟道磨削夹具

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KR101037742B1 (ko) * 1998-11-11 2011-05-27 엔티엔 가부시키가이샤 자동차의 휠베어링 조립체를 제조하는 방법
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