JPH10117190A - バースト信号再生回路 - Google Patents

バースト信号再生回路

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JPH10117190A
JPH10117190A JP8267276A JP26727696A JPH10117190A JP H10117190 A JPH10117190 A JP H10117190A JP 8267276 A JP8267276 A JP 8267276A JP 26727696 A JP26727696 A JP 26727696A JP H10117190 A JPH10117190 A JP H10117190A
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JP
Japan
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circuit
burst signal
signal
clock
burst
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8267276A
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English (en)
Inventor
聡 ▲吉▼田
Satoshi Yoshida
Shinsuke Yamaoka
信介 山岡
Takashi Taya
隆士 太矢
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バースト信号が無信号状態での光加入者装置
における消費電力を低減できるバースト信号再生回路を
提供する。 【解決手段】 光加入者装置で受信した入力信号から、
プリアンブルパタン検出回路2によりプリアンブルパタ
ンを検出して、所定の論理回路10でバースト信号を再
生するバースト信号再生回路である。入力信号のプリア
ンブルパタン検出を契機にしてAND回路9からクロッ
クが抽出され、論理回路10に供給される。カウンタ回
路5は、このAND回路9を入力信号に固有のフレーム
長に応じて閉成するものであって、入力信号が1フレー
ム分入力されると、カウンタ回路5は計数を終了しAN
D回路9にLOWレベルを出力するため、AND回路9
では、抽出クロックの出力を阻止し、後段の論理回路1
0が動作しなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光加入者装置で
受信したバースト信号から時分割伝送信号を再生するた
めのバースト信号再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】1本の光伝送路で局(OCU)と加入者
(DSU)とを結び、時分割で局から加入者、加入者か
ら局へのディジタル信号の伝送を交互にバースト的に行
なう時分割方向制御伝送方式が知られており、このよう
な時分割方向制御伝送方式の加入者側の装置を光加入者
装置という。
【0003】従来、この種の光加入者装置では、一般に
アナログPLL回路などによるビット位相同期回路を用
いて、受信したバースト信号のプリアンブルパタンから
クロックを再生し、このクロックに基づいて時分割伝送
信号の送信データを読み取るバースト信号再生回路が不
可欠である。ここで、バースト信号を正確に受信する必
要から、上記ビット位相同期回路において、例えば特開
平5−83240号公報に開示されているもののよう
に、バースト信号の始まりと終わりのそれぞれの時点で
位相同期を確立するようにしたクロック再生回路が採用
されている。
【0004】上記文献に開示されたクロック再生回路に
よれば、電源電圧変動や電圧制御発振器の経時変化が生
じても、入力したバースト信号に対して位相が変動せ
ず、かつ無信号状態でも位相変動を最小限に押さえるこ
とができる。したがって、バースト信号再生回路におい
て、安定なクロックを再生して、データの読み取りエラ
ーを減少させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のバースト信
号再生回路では、間欠的に伝送された局側からの送信デ
ータの時間間隔だけで、受信したバースト信号からデー
タを再生すれば足りるにもかかわらず、その光加入者装
置にとっては無信号の受信状態のときも、クロックが再
生され、それが後段の論理回路に出力されるように構成
されていた。
【0006】したがって、後段の論理回路においては無
信号期間でもバースト信号とクロックとに基づいて一定
の電力が消費されるから、このような光加入者装置では
無駄な電力が消費されるという欠点があった。
【0007】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、バースト信号が無信号状態での
光加入者装置における消費電力を低減できるバースト信
号再生回路を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るバースト信号再生回路は、光加入者装置で受信したバ
ースト信号に含まれるプリアンブルパタンから抽出され
たクロック信号を所定の論理回路に供給して、時分割伝
送信号を再生するバースト信号再生回路において、前記
論理回路の前段でクロック信号をゲートするゲート手段
と、前記バースト信号に固有のフレーム期間が経過した
後に前記ゲート手段を閉成するためのゲート信号を生成
するゲート信号生成手段とを具備したものである。
【0009】また、この発明のバースト信号再生回路
は、ゲート信号生成手段が、前記バースト信号のフレー
ム長を計数するカウンタ回路であってもよい。
【0010】さらに、この発明のバースト信号再生回路
は、論理回路の前段で前記バースト信号をラッチするラ
ッチ回路に対して、前記ゲート手段から出力されるクロ
ック信号を供給するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明の実施の形態を説明する。
【0012】図1は、バースト信号再生回路の一例を示
すブロック図である。図において、受信されたバースト
信号は、入力バッファ回路1に供給される。入力バッフ
ァ回路1の出力側にはプリアンブルパタン検出回路2が
接続されると共に、エッジ検出回路3に接続され、更に
Dフリップフロップからなるラッチ回路4の入力端子に
接続される。
【0013】通常、バースト信号を受信して、そこから
データを再生する光加入者システムでは、転送されるバ
ースト信号の1単位長の大きさを規定する固有のフレー
ム期間として所定の長さ、例えば2.5[ms](1フレ
ーム長、1セル長)に規定されている。また、各単位バ
ースト信号の先頭の数ビット分には、「1」,「0」の
連続するパタン信号がプリアンブルパタンとして割り当
てられている。つまり、特定のプリアンブルパターンが
特定の加入者に対応して転送され、それが受信したバー
スト信号の中に含まれているかどうかによって、バース
ト信号がその個別の光加入者装置にとって有効な信号で
あるか、或いは無信号状態であるかの識別を可能にして
いる。
【0014】上記プリアンブルパタン検出回路2では、
受信したバースト信号に含まれているプリアンブルパタ
ンを検出しており、その出力端子はカウンタ回路5の入
力端子と接続されている。
【0015】またエッジ検出回路3は、受信されたバー
スト信号のエッジを検出するものであって、位相比較回
路6、積分回路7、電圧制御発振回路8とともに、局側
の基準信号に同期したクロックを再生するためのアナロ
グPLL回路を構成している。すなわち、エッジ検出回
路3は位相比較回路6の第1の入力端子と接続され、こ
の位相比較回路6の出力端子は積分回路7の入力端子に
接続され、積分回路7の出力端子は電圧制御発振回路8
の入力端子に接続され、電圧制御発振回路8の出力端子
はAND回路9の第1の入力端子に接続されると共に、
前記位相比較回路6の第2の入力端子に接続され、電圧
制御発振回路8では、受信したバースト信号に同期した
クロックを出力することができる。
【0016】上記カウンタ回路5は、バースト信号の1
単位長に相当する時間が設定されたものであって、プリ
アンブルパタン検出回路2で検出されたプリアンブルパ
タンを基準にして計数を開始して、伝送されたバースト
信号の1フレーム時間だけHIGHレベルの信号を出力
する機能を有している。このカウンタ回路5はΑND回
路9の第2の入力端子に接続され、AND回路9の出力
端子は上記ラッチ回路4のクロック入力端子に接続され
る。
【0017】また、論理回路10は再生されたクロック
に基づいてバースト信号から時分割伝送信号を再生する
ためのものであって、AND回路9及びラッチ回路4の
出力端子と接続されている。
【0018】次に、上記構成のバースト信号再生回路の
動作について説明する。
【0019】まず、入力したバースト信号は初段の入力
バッファ回路1によって波形整形され、論理レベルが十
分識別可能な信号に整形される。
【0020】つぎに、波形整形されたバースト信号から
はプリアンブルパタン検出回路2によってプリアンブル
パタンが検出される。
【0021】さらに、プリアンブルパタンが検出される
と、プリアンブルパタン検出回路2から後段のカウンタ
回路5に対してカウント開始が通知される。
【0022】カウンタ回路5では入力信号の1フレーム
分(1セル分)の時間が計数され、計数動作中はその出
力として論理レベルのΗIGΗをAND回路9に出力す
る。カウンタ回路5がHIGHレベルのゲート信号を出
力している間は、後段のAND回路9では、電圧制御発
振回路8から出力されたクロックをラッチ回路4及び論
理回路10に出力することができる。
【0023】その後、バースト信号が1フレーム分入力
され終わると、上記カウンタ回路5の計数が終了するか
ら、AND回路9にはLOWレベルのゲート信号が出力
される。AND回路9では、LOWレベルのゲート信号
が入力されている間は、アナログPLL回路で抽出した
クロックを後段の論理回路10へ出力しないために、論
理回路10によるバースト信号の再生動作は停止され
る。
【0024】このように構成され、動作するバースト信
号再生回路では、無信号期間に論理回路10へのクロッ
ク供給が停止されるので、光加入者装置における電力消
費に無駄がなくなる。
【0025】上述した実施の形態では、ラッチ回路4の
クロック入力端子にAND回路9からクロックを供給し
て、バースト信号をクロックに同期させて論理回路10
に出力している。このため、無信号期間にはラッチ回路
4にもAND回路9からクロックが供給されなくなっ
て、バースト信号が論理回路10に出力されない構成と
なっている。
【0026】さらに、論理回路10での再生動作を停止
するためには、少なくとも論理回路10へのクロックの
供給が停止されていれば足りるから、ラッチ回路4には
電圧制御発振回路8からのクロックを直接に供給するよ
うに構成しても、同様の効果を奏することができる。
【0027】以上詳細に説明したように、この実施の形
態のバースト信号再生回路によれば、プリアンブルパタ
ンの検出を契機に、電圧制御発振回路8のクロック出力
を後段の論理回路10に供給し、一定時間計数後には、
電圧制御発振回路8から論理回路10へのクロックの供
給を停止するように構成したので、無信号期間では論理
回路10の動作が停止され、低消費電力化が図れる。
【0028】なお、本実施の形態ではビット位相同期回
路としてアナログPLL回路を用いたものを説明した
が、デジタルPLL回路など、その他のビット位相同期
回路であっても同様に適用することができる。
【0029】また、ゲート信号生成手段として一定時間
を計数するカウンタ回路5を用いたが、入力信号の始ま
りと終わりを識別する手段であればこれに限らず、例え
ば外部からリセット信号を供給するなどの手段であって
もよい。
【0030】更に、本実施の形態では後段の論理回路1
0の動作を全て停止させる構成として説明したが、例え
ば特に電力消費量の大きな一部の論理回路のみにクロッ
クを供給しないようにして、必要最低限の回路だけを動
作させないような構成であってもよい。
【0031】
【発明の効果】この発明のバースト信号再生回路は、以
上に説明したように構成されているので、バースト信号
が無信号状態での光加入者装置における消費電力を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態のバースト信号再生回路
を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 入力バッファ回路、 2 プリアンブルパタン検出
回路、 3 エッジ検出回路、 4 ラッチ回路、 5
カウンタ回路、 6 位相比較回路、 7積分回路、
8 電圧制御発振回路、 9 AND回路、 10
論理回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/04 10/06 H04L 7/033

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光加入者装置で受信したバースト信号に含
    まれるプリアンブルパタンから抽出されたクロック信号
    を所定の論理回路に供給して、時分割伝送信号を再生す
    るバースト信号再生回路において、 前記論理回路の前段でクロック信号をゲートするゲート
    手段と、 前記バースト信号に固有のフレーム期間が経過した後に
    前記ゲート手段を閉成するためのゲート信号を生成する
    ゲート信号生成手段とを具備したことを特徴とするバー
    スト信号再生回路。
  2. 【請求項2】前記ゲート信号生成手段は、前記バースト
    信号のフレーム長を計数するカウンタ回路であることを
    特徴とする請求項1に記載のバースト信号再生回路。
  3. 【請求項3】前記論理回路の前段で前記バースト信号を
    ラッチするラッチ回路に対して、前記ゲート手段から出
    力されるクロック信号を供給するようにしたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のバースト信号再生回路。
JP8267276A 1996-10-08 1996-10-08 バースト信号再生回路 Withdrawn JPH10117190A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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