JPH10117181A - ビット誤り率劣化の検出方法及び装置 - Google Patents
ビット誤り率劣化の検出方法及び装置Info
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- JPH10117181A JPH10117181A JP27014296A JP27014296A JPH10117181A JP H10117181 A JPH10117181 A JP H10117181A JP 27014296 A JP27014296 A JP 27014296A JP 27014296 A JP27014296 A JP 27014296A JP H10117181 A JPH10117181 A JP H10117181A
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Abstract
く伝送路ビット誤り率劣化監視において、実際の伝送路
誤り率に応じた速度での劣化検出を可能とする。 【解決手段】 監視フレーム区間の開始で各カウンタ
2,3,6を0にリセットし、BIP照合部1で検出さ
れたビット誤りをビット誤りカウンタ2で積算してその
積算値Lpを出力する。また、フレームカウンタ3はフ
レームパルスBをカウントしてフレーム数積算値Npを
出力する。条件判定部5では、フレーム数積算値Npが
予め設定された最大フレーム数Nmaxに達する前にビッ
ト誤り積算値Lpが予め設定された閾値L以上となる
と、この監視フレーム区間で劣化検出条件が成立したと
して、また、ビット誤り積算値Lpが閾値L未満でフレ
ーム数積算値Npが予め設定された最大フレーム数 Nm
axに達したとき、劣化検出条件が未成立として、夫々次
の新たな監視フレーム区間に移行する。
Description
ous Digital Hierarchy)で代表されるデジタル同期通
信方式における伝送路ビット誤り率の監視方法とそれを
基にした受信装置に関する。
方式であるSONET(Synchronous Optical Networ
k)方式に対しても適用可能であり、以下の説明では、
SDH方式の規格に基ずいたものについてであるが、こ
れはSONET方式に対しても有効であり、SONET
方式に対しては、「SDH方式」を「SONET方式」
に読み換えるだけで同様のことである。
の監視を目的として、BIP(Bit Interleaved Parit
y)照合による不一致数を基にビット誤り率の劣化検出
が行なわれる。ITU−T(International Telecommun
ication Union)勧告G707によると、中継セクショ
ンレイヤでは、B1バイトに基づくBIP照合(以下、
B1照合という)により、また、多重セクションレイヤ
では、B2バイトに基づくBIP照合(以下、B2照合
という)により、さらに、パスレイヤでは、B3バイト
に基づくBIP照合(以下、B3照合という)により、
夫々ビット誤り数が計数される。
信装置の機能の概略を示すものであって、B1照合,B
2照合及びB3照合は夫々、R−SOH終端部12内
の,M−SOH終端部13内,HCS部15内で行なわ
れる。
り率として評価する方法としては、例えば、NTT, R&D,
vol.41, No.1, 1992, PP.65-76に詳細に記載されてお
り、その概要は、伝送路ビット誤り率の設定閾値をεth
とし、順次のフレームをNs個毎に区分して夫々の区分
を監視フレーム区間として、監視フレーム区間中にL個
以上のビット誤り数が検出される事象がM回連続したと
き、伝送路ビット誤り率が設定閾値εthを越えたと判定
するものである。
子を示したものであって、横軸が時間経過によるフレー
ム数を、縦軸が伝送路ビット誤り数を夫々表わしてい
る。
閾値εthを越えたことの判定は、常に、Nsフレームか
らなる監視フレーム区間毎に行なわれる。ここで、B1
照合とB2照合とによる誤り率劣化検出での監視フレー
ム区間でのフレーム数Ns,監視フレーム区間でのビッ
ト誤り数の閾値L及び上記事象の連続回数の閾値(以
下、保護段数という)Mは、伝送路ビット誤り率の設定
閾値εth及びデータ伝送速度STM-1,STM-4,STM-16,ST
M-64に依存するパラメータである。一方、B3照合によ
る誤り率劣化検出でのこれらNs,L,Mは、上記設定
閾値εth及びヴァーチャル・コンテナ・サイズVC3,VC
4,VC4-4c,VC4-16cに依存するパラメータである。
な規定である Bellcore GR-253-CORE Issue1では、B2
照合に基づく劣化検出SD,SFの規定として、実際の
伝送路ビット誤り率εに応じた劣化検出時間が図15に
示すように定められている。ここで、図15では、横軸
が実際の伝送路ビット誤り率εを、縦軸がスイッチ・イ
ニシエーション・タイムを夫々表わしており、後者は劣
化検出時間によって決定される。
OC-1,OC-3,OC-12,OC-48は夫々、SDH方式での伝送
速度レベルSTM-0,STM-1,STM-4,STM-16 に対応する。
ず、実際の伝送路誤り率εが大きい程短い時間で劣化を
検出すべきことを示している。これは、伝送路品質の劣
化を素早く検知し、伝送路の切換えを速やかに行なうこ
とにより、伝送路品質の劣化を極力避けるためである。
タ伝送速度及びヴァーチャル・コンテナ・サイズVCに
対して、実際の伝送路誤り率εに関わりなく、上記設定
閾値εthで検出時間が決定され、その値はほぼNs×M
×125マイクロ秒である。このため、例えば、上記設定
閾値εthを10~9に設定した場合(これをケース1とい
う)と10~5に設定した場合(これをケース2という)
との2つのケースについて、実際の伝送路誤り率εが1
0~5を越えたときの各々の検出時間を比較すると、ケー
ス1での検出時間はケース2でのそれの約104 倍とな
る。
記設定閾値εthに対してかなり大きい場合の検出時間
は、本来検出可能であるはずの時間よりもかなり長くな
って、Bellcore規定を満足できず、その結果、伝送路の
品質の劣化を一定時間放置することとなる。
送路ビット誤り率の設定閾値εthの如何にかかわらず、
伝送路の誤り率の劣化検出時間が実際の伝送路誤り率ε
の増加に対して減少するようにしたビット誤り率劣化の
検出方法及び装置を提供することにある。
レーム区間のフレーム数Nsが実際の伝送路誤り率εに
対して固定値であったが、本発明は、この実際の伝送路
誤り率εに依存して監視フレーム区間を構成するフレー
ム数Nsを可変として、上記目的を達成するものであ
る。即ち、実際の伝送路誤り率εが増大するほど監視フ
レーム区間を構成するフレーム数Nsを減少させ、これ
により、伝送路の誤り率劣化の検出時間が短縮される。
送路ビット誤り率の設定閾値εthに対して、監視フレー
ム区間の最大フレーム値Nmax,ビット誤り数の閾値L
及び保護段数Mを予め定めておく。監視フレーム区間の
最大フレーム値Nmaxは従来の監視フレーム区間Nsと
同様のものであり、各監視フレーム区間毎にフレーム数
を計数し、そのフレーム数が最大フレーム値Nmax に達
すると、強制的にその監視フレーム区間を終了し、次の
フレームから新たな監視フレーム区間とする。
にフレーム数を計数しながら、フレーム毎にビット誤り
数をBIP照合における不一致数として計数し、同じ監
視フレーム区間では、各フレームの誤りビット数を順次
積算していく。ここで、このビット誤り数の積算値をL
p、フレームの計数値をNpとする。
最大フレーム値Nmax以下のときには、1フレームおき
にNpフレーム内のビット誤り数の積算値Lpがビット
誤り数の閾値L以上であるか否かを判定しており、L個
以上であれば、このときの監視フレーム区間では、劣化
検出条件のうち1回分が成立したとして、この監視フレ
ーム区間をこのときのフレーム数Npで終了し、かかる
ビット誤り数の積算値Lpとフレーム計数値Npとをリ
セットして、次のフレームから新たな監視フレーム区間
して同様の動作を開始する。そして、以上の事象がM回
連続した場合には、即ち、連続するM個の監視フレーム
区間で、フレーム計数値Lpが最大フレーム数Nmaxと
なる前に、ビット誤り数の積算値Lpがビット誤り数の
閾値L以上となると、誤り率劣化を検出したとする(劣
化検出条件)。
区間の最大フレーム数Nmaxに等しく、かつこのときの
ビット誤りの積算値Lpがビット誤り数の閾値L未満で
あるたときには、このときの監視フレーム区間では、劣
化検出条件は未成立とし、ビット誤りの積算値Lpとフ
レーム計数値Npとをリセットし、次のフレームから新
たな監視フレーム区間を開始する。
の移行の様子を示すものであって、横軸が時間経過によ
るフレーム数を、上向きの縦軸がビット誤りの積算値L
pを、下向きの縦軸がフレーム計数値Npを夫々表わし
ている。
Ns4のときには、劣化検出条件のうちの1回分が成立
したとして、次の監視フレーム区間に移行する。これに
対し、フレーム数Ns2(Np=Nmax)のときには、劣
化検出条件が未成立(Lp<L)として次の監視フレー
ム区間を移行する。図示の△印は、各監視フレーム区間
の終了時点を示すものであって、この時点毎に、過去M
個の連続する監視フレーム区間に対して、劣化検出条件
が成立するか否かの判定を行なう。
は、ビット誤り数の積算値LpがL個以上となる時間で
決まる。実際の伝送路誤り率εが劣化する程(即ち、増
加する程)、検出される単位時間当たりビット誤り数も
増加するので、所定のビット誤り数を検出する時間、即
ち、誤り率劣化の検出時間が短くなる。このようにし
て、この手法によると、実際の伝送路誤り率εに応じた
検出時間の短縮化が可能となる。
より説明する。なお、以下に説明する実施形態は、図1
3におけるB1及び誤り率劣化判定部57,B2及び誤
り率劣化判定部58,B3及び誤り率劣化判定部59の
いずれかに相当するものである。
出方法及び装置の第1の実施形態を示すブロック図であ
って、1はBIP照合部、2はビット誤りカウンタ、3
はフレームカウンタ、4は劣化判定部、5は条件判定
部、6は条件成立数カウンタ、7はカウント値判定部で
ある。
外部からのフレームパルスBがカウントされ、これによ
り、監視フレーム区間でのフレーム数が計数されてフレ
ーム計数値Npが得られる。あるいは、入力データ信号
から直接フレーム数Npを計数するようにしてもよい。
一方、BIP照合部1では、入力データ信号からパリテ
ィの不一致数が得られ、これをビット誤りカウンタ2で
積算することにより、監視フレーム区間内でのビット誤
り数の積算値Lpが得られる。これらフレームカウンタ
3からのフレーム計数値Npとビット誤りカウンタ2か
らのビット誤り数の積算値Lpは、劣化判定部4の条件
判定部5に供給される。
ブロック図であって、9はオペレーティングシステム、
10,11はレジスタ部、10aはBIP照合タイプ設
定レジスタ、10bはビット誤り閾値設定レジスタ、1
0cは伝送速度設定レジスタ、10dはVCサイズ設定
レジスタ、11aはNmax 格納レジスタ、11bはL格
納レジスタ、11cはM格納レジスタ、12は条件判定
器である。
合タイプ設定レジスタ10a,ビット誤り率閾値設定レ
ジスタ10b,伝送速度設定レジスタ10c及びVCサ
イズ設定レジスタ10dからなり、ビット誤り閾値設定
レジスタ10bに伝送路ビット誤り率の設定閾値ε
thが、伝送速度設定レジスタ10cに伝送速度STMの
各レベルが、VCサイズ設定レジスタ10dにVCサイ
ズの各パラメータが設定される。
スタ11a,L格納レジスタ11b及びM格納レジスタ
11cからなり、Nmax格納レジスタ11aに監視フレ
ーム区間の最大フレーム数Nmaxが、L格納レジスタ1
1bにビット誤り数の閾値Lが、M格納レジスタ11c
に保護段数Mの値が夫々予め格納している。ここで、N
max格納レジスタ11a,L格納レジスタ11b及びM
格納レジスタ11cは全て、BIP照合タイプと伝送路
ビット誤り率の設定閾値εth、伝送速度STMレベル及
びVCサイズをセットとして、複数のセットに応じた複
数の値を格納する複数のレジスタからなっている。
スタ部10に、上記のように、BIP照合タイプや伝送
路ビット誤り率の設定閾値εth,伝送速度STMレベ
ル,VCサイズが設定されると、これら夫々に対応した
最大フレーム数Nmax,ビット誤り数の閾値L,保護段
数Mが夫々Nmax格納レジスタ11a,L格納レジスタ
11b,M格納レジスタ11cが選択され、条件判定の
パラメータ(Nmax,L,M)として設定される。
(Nmax,L,M)を基にして、ビット誤りカウンタ2
(図1)からのビット誤りの積算値Lpとフレームカウ
ンタ3(図1)からの監視フレーム区間のフレーム計数
値Npとにより、劣化検出条件のうちの1回分の成立・
不成立の判定を行ない、その判定結果を示す判定信号C
を出力する。
部5からの判定信号Cに基づいて劣化検出条件のうちの
1回分の成立回数を計数する。条件判定部5で劣化検出
条件のうちの1回分の不成立の判定があると、カウンタ
6はリセットされる。カウンタ値判定部7では、このカ
ウンタ6の計数値とパラメータである保護段数Mとに基
づいて劣化検出条件の成立・不成立を判定し、ビット誤
り率劣化検出信号C’が出力される。
ウンタ3の計数値Npが最大フレーム数Nmaxに等しく
なると(フレーム数Ns2)、劣化検出条件が成立した
としてこのときの監視フレーム区間を終了し、次のフレ
ームから新たな監視フレーム区間とし、フレームカウン
タ3の計数値Npが最大フレーム数Nmaxに等しくなる
前に、ビット誤りカウンタ2からのビット誤りの積算値
Lpがビット誤り数の閾値L以上になると(フレーム数
Ns1,Ns3,Ns4 )、次のフレームから新たな監視
フレーム区間とする。
のアルゴリズムを示すフローチャートである。
5において、上記のパラメータεth,M,L,Nmaxが
設定され(ステップ100)、また、新たな監視フレー
ム区間の開始とともに、パラメータi,Lp,Npが0
に設定される(ステップ101)。ここで、i=0の設
定は、条件成立数カウンタ6を0にリセットするもので
あり、ビット誤りの積算値Lp=0の設定はビット誤り
カウンタ2を0にリセットすることであり、監視フレー
ム区間のフレーム計数値Np=0の設定は、フレームカ
ウンタ3を0にリセットすることである。
間の最初のフレームからBIP照合を実行し、ビット誤
りカウンタ2がそこで検出されるビット誤り数、即ち、
BIP照合における不一致数をビット誤りの積算値Lp
(最初のフレームでは、Lp=0)に積算するととも
に、フレームカウンタ3がフレーム計数値Npに1を加
算する(ステップ102)。
ム計数値Npとビット誤りの積算値Lpとから、Np<
Nmaxで、かつLp≧Lである(これを条件1という)
か否かを判定する(ステップ103,104)。
うち1回分が成立したとしてカウンタ6の値を1だけ増
加させ(i←i+1)、ビット誤りカウンタ2とフレー
ムカウンタ3を0にリセットし(ステップ106)、カ
ウント値判定部7の判定により、i=Mでなければ(ス
テップ107)、次のフレームから再びステップ102
からの同じ動作を開始する。
ーム計数値Npが最大フレーム数Nmax と等しくなるま
で、計数と判定(ステップ102,103,104の動
作)を1フレーム毎に繰り返す。
maxに等しくなっても(ステップ103,105)、条
件1を満たさない場合には、信号劣化未検出としてカウ
ンタ6,ビット誤りカウンタ2,フレームカウンタ3を
0にリセットし(ステップ101)、次のフレームか
ら、新たな監視フレーム区間として、再びステップ10
2,103,104の動作を開始する。
たさないフレームがあると、ステップ101により、i
は0に設定されることになるから、条件成立数カウンタ
6のカウント値は0にリセットされる。
が満たされてカウンタ6の計数値がMと等しくなると
(ステップ107)、カウント値判定部7から伝送路ビ
ット誤り率劣化検出信号C’が出力され、カウンタ6,
ビット誤りカウンタ2及びフレームカウンタ3が0にリ
セットされ、次のフレームから再び上記の計数を開始す
るが、これ以降では、劣化判定ではなく、劣化解除判定
のためのアルゴリズム、即ち、劣化解除アルゴリズムが
行なわれる。
レームを用いたものでも、また、この手法による可変監
視フレームを用いたものでもよい。
ルゴリズムの一具体例を示すフローチャートである。
ずれの場合でも、解除判定条件は『Ncフレーム内のビ
ット誤りの積算値Lpが閾値Lc未満である事象がMc
回連続した場合』である。ここで、パラメータ(Nc,
Lc,Mc)は、パラメータ( Nmax,L,M)と同様
に、B1/B2/B3照合タイプ及び伝送誤り率の設定
閾値εth,伝送速度STMレベルまたはVCサイズによ
り定まる値である。
は、例えば、条件判定部5内に設けられたMc格納レジ
スタ,Lc格納レジスタ,Nc格納レジスタ(いずれも
図3には示していない)に夫々前記の諸条件(BIP照
合タイプや設定閾値εth,STMレベル,VCサイズ)
毎に格納されており、オペレーティングシステム9から
のこれら諸条件の設定により、夫々の値が選択される構
造を有している。
の設定は、オペレーティングシステム9からの新規設定
時に、劣化検出パラメータM,L,Nmaxの設定と一括
して行なわれてもよいし、また、劣化解除アルゴリズム
が開始される毎に行なわれてもよい。図4及び図5のア
ルゴリズムは後者の場合であり、劣化検出アルゴリズム
が開始される毎に劣化検出パラメータが、劣化解除アル
ゴリズムが開始される毎に劣化解除パラメータが夫々設
定される。
ータM,L,Nmaxのセットと劣化解除パラメータM
c,Lc,Ncのセットとは一対一に対応しており、一
般に、両者は異なる値である。
レーム区間はNcフレーム固定であり、従って、Ncフ
レーム毎に劣化解除判定が行なわれる。
する。
すると(図4のステップ108)、条件判定部5(図
1)で行なっていた劣化検出アルゴリズムを終了し、こ
れに代りに、図5に示す劣化解除アルゴリズムを開始す
るとともに、ビット誤り率劣化検出信号C’を生成す
る。
常(つまり、小さい)と判断されるまで、この解除アル
ゴリズムを続行する。正常と判断されたときには、条件
判定部5で劣化解除アルゴリズムの実行を終了した後、
再び図4の劣化検出アルゴリズムを開始するとともに、
ビット誤り率劣化検出信号C’を解除する。
アルゴリズム実行期間中は、まだ、劣化を検出していな
い状態であり、それ故、ビット誤り率劣化検出信号C’
は出力されていない。一方、劣化解除アルゴリズム実行
中の期間は劣化を検出したままの状態にあり、それ故、
ビット誤り率劣化検出信号C’は出力されたままとな
る。
明する。
て、パラメータεth及び劣化解除パタメータMc,L
c,Ncが設定される(ステップ200)。また、新た
な監視フレーム区間の開始とともに、パラメータi,L
p,Npがゼロに設定される(ステップ201)。ここ
で、パラメータi,Lp,Npは図4の劣化検出アルゴ
リズムでのそれと同じである。
間の最初のフレームからBIP照合を実行し、ビット誤
りカウンタ2がそこで検出されるビッ誤り数、即ち、B
IP照合における不一致数をビット誤りの積算値Lp
(最初のフレームでは、Lp=0)に積算するととも
に、フレームカウンタ3がフレーム計数値Npに1を加
算する(ステップ202)。
ム計数値NpがNcに等しいかどうか判定し(ステップ
203)、等しくないときには、Ncに等しくなるまで
計数と判定(即ち、ステップ202,203の動作)を
繰り返し、等しいときには、このフレームでのビット誤
りの積算値Lpが閾値Lc未満かどうか判定する(ステ
ップ204)。
には、解除判定条件が未成立として新たに最初から解除
判定を行なうために、監視フレーム区間を終了して、次
のフレームから新たな監視フレーム区間を開始し、再び
ステップ201からの同じ動作を繰り返す。
には、監視フレーム区間を終了し、解除判定条件のうち
1回分が成立したとしてカウンタ6の値を1だけ増加さ
せ(i←i+1)、ビット誤りカウンタ2とフレームカ
ウンタ3とをゼロにリセットし(ステップ205)、カ
ウント値判定部7でiがMcに等しいかどうか判定する
(ステップ206)。
レームから新たな監視フレーム区間を開始し、再びステ
ップ202からの同じ動作を開始する。一方、iがMc
に等しければ、実際のビット誤り率が正常値に戻ったと
判断して誤り率劣化を解除し(ステップ207)、条件
判定部5で劣化解除アルゴリズムの実行を終了して、再
び劣化検出アルゴリズムを開始するとともに、ビット誤
り率劣化検出信号C’を解除する。
設定閾値εthのときに許容される検出時間の上限値によ
って決まる。伝送路誤り率が設定閾値εthのときに許容
される劣化検出時間の上限値(フレーム数での換算値と
して)をNswとして、最大フレームNmax は次の数1を
満たすように決めればよい。
としては、上記数1を前提とし、設定閾値εth以上での
検出確率とεth/z1での誤検出平均時間間隔で定める
方法(方法1)、εth/z2での誤検出平均時間間隔と
z3×εthでの未検出平均時間間隔で定める方法(方法
2)とがある。但し、z1,z2,z3は全て1より大き
な値であり、Nmax ,L,Mの値は全て1以上の整数で
ある。
法として、εth/z4未満での解除確率と2×εth/z4
での誤解除平均時間間隔で定める方法(方法3)、εth
/z2での未解除平均時間間隔とz3×εth後解除平均時
間間隔で定める方法(方法4)とがある。但し、z2,
z3,z4 は全て1より大きな値であり、Nc,Lc,
Mcの値は全て1以上の整数である。
り、実際の伝送路誤り率εに応じた速度での劣化検出が
可能となる。
出方法及び装置の第2の実施形態について説明する。な
お、この第2の実施形態も、その構成は図1と同様であ
るが、新たに検出パラメータNmin を導入したものであ
る。
区間の移行の様子を示す図であって、新たに検出パラメ
ータNmin を導入している以外、図2と同様である。
フレーム区間で劣化検出条件の成立,不成立の判定を行
なうとき、フレーム数Ns1,Ns3,Ns4のときに
は、劣化検出条件が1回分成立したとして、次の監視フ
レーム区間に移行するものとしている。また、フレーム
数Ns2(Np=Nmax )のときには、劣化検出条件が
未成立(Lp<L)であるとして、次の監視フレーム区
間を移行するものとしている。
る条件判定部5の一具体例を示すブロック図であって、
11dはNmin 格納レジスタであり、図3に対応する部
分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
x格納レジスタ11a,L格納レジスタ11b及びM格
納レジスタ11cに加え、監視フレーム区間の最小フレ
ーム数Nminを格納するためのNmin格納レジスタ11d
が設けられている。
Nmax格納レジスタ11a,L格納レジスタ11b及び
M格納レジスタ11cと同様、複数のBIP照合タイプ
やビット誤り率の設定閾値εth,伝送速度STMレベ
ル,VCサイズのセットに応じた複数の値を格納する複
数のレジスタであり、また、これらNmax格納レジスタ
11a,L格納レジスタ11b及びM格納レジスタ11
cと同様、外部のオペレーテングシステム9からBIP
照合タイプやビット誤り率のしきい値εth,伝送速度S
TMレベル、VCサイズを設定することにより、それに
対応した値のNmin格納レジスタ11dが選択されて、
最小フレーム数Nmin が設定される。
ゴリズムを示すフローチャートである。
302の動作は図4でのステップ100〜102と同様
である。そして、条件判定部12において、このときの
フレームまでのフレーム数Npが最小フレーム数Nmin
以上(ステップ303),最大フレーム数Nmax以下
(ステップ304)であって、このときのフレームまで
の監視フレーム区間のビット誤りの積算値Lpがビット
誤り数の閾値L以上(ステップ305)である(これを
条件1という)か否かを判定する。
満のときには(ステップ303)、劣化判定部4は条件
1の判定を行なわず、ビット誤りカウンタ2(図1)及
びフレームカウンタ3(図1)の計数動作を継続させ
る。
検出条件のうち1回分が成立したとして、カウンタ6
(図1)の値を1だけ増加させ(i←i+1)、ビット
誤りカウンタ2とフレームカウンタ3を0にリセットし
(ステップ307)、i=Mでなければ(ステップ30
8)、次のフレームから新たな監視フレーム区間として
再びステップ302からの計数動作を開始させる。
Nminとなっても、フレーム数Npが最大フレーム数Nm
axに達せず(ステップ304)、条件1を満たさない場
合には(ステップ305)、フレーム数Npが最大フレ
ーム数Nmaxと等しくなるまでステップ302〜305
の計数,判定動作を1フレーム毎に繰り返し、その後、
フレーム計数値Npが最大フレーム数Nmaxに等しくな
って(ステップ304)、条件1を満たさない場合には
(ステップ306)、信号劣化未検出と判定して、カウ
ンタ6やビット誤りカウンタ2,フレームカウンタ3を
0にリセットし(ステップ301)、次のフレームから
再び計数,判定動作を開始する。
護段数Mに等しくなると、伝送路ビット誤り率劣化検出
信号C’を出力し、カウンタ6,ビット誤りカウンタ2
及びフレームカウンタ3を0にリセットして、次のフレ
ームから新たな監視フレームとして再び計数,判定を開
始するが、これ以降は劣化判定ではなく、劣化解除判定
を行なう。
第1の実施形態1と同様である。
1の実施形態と同様に、上記の数1を満たすように決め
ればよい。
許容するフレーム数の上限値及び伝送路誤り率が最悪の
ときの検出時間の許容値の上限とによって決まる。最大
バースト誤り許容数(フレーム数での換算値)をNb、
実際の伝送路誤り率が最大のときに許容される劣化検出
時間の最大値(フレーム数での換算値)をNavとして、
最小フレーム数Nmin は、次の数2を満たすように決め
ればよい。
ム期間内でバースト誤りが発生しても、直ちに伝送路誤
り率劣化検出信号Cを発することはない。また、実際の
伝送路誤り率εが最悪のときでも、検出時間はフレーム
数換算でNavのM倍以下であることが保証される。
ム数Nmaxと等しく設定すれば、この実施例の手法は、
従来の固定型監視フレーム方式と同等になることは明ら
かである。
定は、上記数1,数2を前提とし、伝送路誤り率の設定
値εth以上での検出確率とεth/z1での誤検出平均時
間間隔で定める方法(方法1)、εth/z2での誤検出
平均時間間隔とz3×εthでの未検出平均時間間隔で定
める方法(方法2)とがある。ここで、z1,z2,z3
は全て1より大きな値であり、Nmax,Nmin,L,Mの
値は全て1以上の整数である。
の第1の実施形態1と同様であり、εth/z4未満での
解除確率と2×εth/z4での誤解除平均時間間隔で定
める方法(方法3)、εth/z2での未解除平均時間間
隔とz3×εthでの後解除平均時間間隔で定める方法
(方法4)とがある。ここで、z2,z3,z4 は全て1
より大きな値であり、Nc,Lc,Mcの値は全て1以
上の整数である。
より定めた検出パラメータ例と上記方法3により定めた
解除パラメータ例を、3種類の伝送速度STM-4,STM-1
6,STM-64に対して、夫々表1、表2、表3として示
す。
上、誤検出平均時間間隔=10000秒以上、z1=2であ
る。解除条件は、解除確率=95%以上、誤解除平均時間
間隔=10000秒以上、z4=10である。
がポワソン分布( Powisson's distribution)に従うと
した。
にバースト誤りが発生したときに生じる誤検出を抑制
し、かつ実際の伝送路誤り率εに応じた速度での劣化検
出が可能となる。
出方法及び装置の第3の実施形態を示すブロック図であ
って、13は監視フレーム区間終了数カウンタであり、
図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明
を省略する。
区間の終了時に劣化検出条件の成立,未成立を判定する
ようにしたが、この第3の実施形態は、ある定まった間
隔で劣化判定を行なうものであり、このために、図9に
示すように、新たに監視フレーム区間終了数カウンタ1
3を付加したものである。
は、単に監視フレーム区間の終了数を計数するものであ
る。カウンタ値判定部7では、この監視フレーム区間終
了数カウンタ13の計数値と条件成立数カウンタ6の計
数値と保護段数Mに基づいて劣化検出条件の成立・不成
立を判定する。条件判定部5は、図3または図7に示し
た具体例と同様である。
態での監視フレーム区間の移行の様子を示す。
Ns4のときに、劣化検出条件の1回分が成立したとし
て、次の監視フレーム区間を移行する。フレーム数Ns
2(Np=Nmax)のときには、劣化検出条件が未成立
(Lp<L)として、次の監視フレーム区間を移行す
る。図中△印で示す監視フレーム区間の終了時(1フレ
ームおき)に、過去M個の連続する監視フレーム区間に
対して劣化検出条件の成立,未成立を判定する。
ルゴリズムを示すフローチャートである。
形態と同様、条件判定部5で伝送路誤り率の設定閾値ε
th,保護段数M,ビット誤り数の閾値L及び最大フレー
ム数Nmaxが設定され(ステップ400)、新たな監視
フレーム区間の開始とともに、夫々のカウンタ6,1
3,2,3が0のリセットされることにより、i,j,
Lp,Npが0に設定される(ステップ401)。
ームのBIP照合を実行し、ビット誤りカウンタ2がそ
こで検出されるビット誤り数、即ち、BIP照合におけ
る不一致数を計数してビット誤りの積算値Lpとし、フ
レームカウンタ3がフレーム計数値Npに1を加算する
(ステップ402)。
計数値Npが最大フレーム数Nmax未満で(ステップ4
03)、ビット誤りの積算値Lpがビット誤り数の閾値
L以上(ステップ404)である(条件1)か否かを判
定する。
うち1回分が成立したとして、条件成立数カウンタ6と
監視フレーム区間終了数カウンタ13との計数値を1だ
け増加させ、ビット誤りカウンタ2とフレームカウンタ
3を0にリセットし(ステップ406,407)、監視
フレーム区間終了数カウンタ13の計数値j=Mでなけ
れば(ステップ408)、次のフレームから新たな監視
フレーム区間として再び上記の計数,判定を開始する。
数値Npが最大フレーム数Nmaxと等しくなるまで、ス
テップ402,403,404の計数,判定動作を1フ
レーム毎に繰り返す。
大フレーム数Nmaxに等しくなるが(ステップ40
3)、条件1を満たさない場合には(ステップ40
5)、監視フレーム区間終了数カウンタ13の計数値j
を1だけ増加させ、かつビット誤りカウンタ2とフレー
ムカウンタ3を0にリセットし(ステップ407)、ま
た、条件1を満たした場合には、条件成立数カウンタ6
の計数値iを1だけ増加させ(ステップ406)、監視
フレーム区間終了数カウンタ13の計数値jを1だけ増
加させてビット誤りカウンタ2とフレームカウンタ3を
0にリセットし(ステップ407)、次のフレームから
新たな監視フレーム区間として再び計数,判定を開始す
る。
ーム区間終了数カウンタ13の計数値jが保護段数Mと
等しいとき(ステップ408)に限り、条件成立数カウ
ンタ6の計数値iが保護段数Mと等しいかを判定する
(条件2,ステップ409)。
値判定部7は伝送路ビット誤り率劣化検出信号Cを出力
し、条件成立数カウンタ6,監視フレーム区間終了数カ
ウンタ13,ビット誤りカウンタ2及びフレームカウン
タ3を0にリセットし、次のフレームから新たな監視フ
レーム区間として再び計数,判定を開始するが、これ以
降は、劣化判定ではなく、劣化解除判定を行なう。
ウンタ6,監視フレーム区間終了数カウンタ13,ビッ
ト誤りカウンタ2及びフレームカウンタ3を0にリセッ
トし(ステップ401)、次のフレームから新たな監視
フレーム区間として再び計数と劣化検出判定を開始す
る。
L,M及びパラメータNc,Lc,Mcについては、先
の第1の実施形態と同様である。
が、1個の監視フレーム区間が終了する毎のスタガ型で
あるのに対し、この第3の実施形態は、M個の監視フレ
ーム区間が終了する毎のブロック型である。一般に、誤
検出平均時間間隔の点では、ブロック型の方が有利であ
る。
間隔を改善し、かつ実際の伝送路誤り率εに応じた速度
での劣化検出が可能となる。
検出方法及び装置の第4の実施形態を示すブロック図で
あって、14は現用光伝送路、15は予備光伝送路、1
6は現用インターフェース、17は予備インターフェー
ス、18a,18bは光/電気変換器、19a,19b
は多重分離化装置、20a,20bは受信器、21a,
21bは送信器、22a,22bは多重化装置、23
a,23bは電気/光変換器、24は伝送路切換部、2
5は受信信号スイッチ、26は送信信号スイッチ、27
は制御部である。
13に示した受信器であり、図13におけるB1及び誤
り率劣化判定部57,B2及び誤り率劣化判定部58,
B3及び誤り率劣化判定部59のうちの少なくとも1つ
が、先の第1の実施形態または第2の実施形態または第
3の実施形態の要部として説明した誤り率劣化検出器に
よって構成されている。
ェース16が使用されており、現用光伝送路14を伝送
されてきた光入力データ信号は現用インターフェース1
6に供給される。予備インターフェース17も現用イン
ターフェース16と同様の構成をなしており、現用光伝
送路14に障害があると、伝送路切換部24によって予
備インターフェース17が使用されるようになり、予備
光伝送路15を介してデータ信号の伝送を可能とする。
された光入力データ信号が光/電気変換器18aによっ
て電気信号に変換され、多重分離化装置19aでビット
レートの低いデータ信号に分離された後、受信器20a
を介して伝送路切換部24の受信信号スイッチ25に供
給される。現用光伝送路14に障害がない場合には、こ
のデータ信号がそのまま受信データ信号Dとして出力さ
れる。
には、伝送路切換部24の送信信号スイッチ26に入力
された送信データ信号Eは、現用インターフェース16
において、送信データ信号Iとして送信器21aで処理
された後、多重化装置22aでビットレートの高いデー
タ信号に多重化され、電気/光変換器23aで光データ
信号に変換されて現用光伝送路14に出力される。
らの伝送路劣化検出信号Ka,Kbに基づいて、スイッ
チ制御信号Fを生成出力する。伝送路劣化検出信号K
a,Kbとしては、先の各実施形態で形成されるビット
誤り率劣化検出信号C’の他に、例えば、光入力信号断
警報(LOS)やフレーム同期はずれ警報(LOF),
伝送路切換制御信号などが含まれる。
18a,18bで検出されるものであり、このフレーム
同期はずれ警報は、受信器20a,20b内のフレーム
同期部51(図13)において、受信フレーム内のフレ
ーム同期制御バイトであるA1,A2バイトに基づいて
検出される。また、伝送路切換制御信号は、受信器20
a,20b内の多重セクションオーバヘッド終端部54
(図13)において、受信フレーム内の伝送路切換制御
バイトであるK1,K2バイトに基づいて検出される。
ここで、上記A1,A2,K1,K2バイトは、ITU
−T勧告G707またはANSI勧告T1.105で規
定されている。
5と送信信号スイッチ26とは、制御部27からのスイ
ッチ制御信号Fに応じて切換制御される。スイッチ制御
信号Fは、これら受信信号スイッチ25と送信信号スイ
ッチ26に対して、一括していずれかの伝送路を選択さ
せるのが普通である。
た場合には、制御部27は、受信器20aからの伝送路
劣化検出信号Kaに基づいてスイッチ制御信号Fを生成
出力し、これにより、受信信号スイッチ25を受信器2
0aの出力信号Gから受信器20bの出力信号Hを選択
切り換えるように制御するともに、送信信号スイッチ2
6を、入力データ信号Eがデータ信号Iとして送信器2
1aに供給されていたのをデータ信号Jとして送信器2
1bに供給するように切換え制御する。
切り放されて予備インタフェース17に接続され、予備
光伝送路15がデータ信号の伝送に使用される。
号の伝送を行なっているとき、障害が発生し、しかも、
現用光伝送路14の障害が取り除かれたときには、制御
部27は、受信器20bからの伝送路劣化検出信号Kb
に基づいてスイッチ制御信号Fを生成出力し、これによ
り、受信信号スイッチ25と送信信号スイッチ26とを
現用インターフェース16側に切り換える。
は、伝送路に障害が発生したとき、実際の伝送路誤り率
εに応じた速度で伝送路の切換えが可能となる。
受信信号の誤り率が大きい場合には、誤り率を監視する
監視フレーム区間を短くすることができるため、実際の
伝送路誤り率が大きいほど、誤り率の劣化検出に要する
時間が短くなり、実際の伝送路誤り率に応じた速度での
劣化検出が可能となって、伝送路に障害が生じた場合の
伝送路の切換えを速やかに行なうことができるようにな
る。
装置の第1の実施形態を示すブロック図である。
を示す図である。
ック図である。
ズムを示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
装置の第2の実施形態での監視フレーム区間の移行例を
示す図である。
装置の第2の実施形態での条件判定部の一具体例を示す
ブロック図である。
装置の第2の実施形態での劣化検出アルゴリズムを示す
フローチャートである。
装置の第3の実施形態を示すブロック図である。
ム区間の移行例を示す図である。
ルゴリズムを示すフローチャートである。
び装置の第4の実施形態を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
例を示す図である。
である。
Claims (13)
- 【請求項1】 各フレームに誤り検出符号を具備する同
期デジタル信号を受信し、伝送路のビット誤り率劣化を
判定する同期デジタル通信装置であって、 ビット誤り率を監視する区間としての監視フレーム区間
にわたって、監視フレーム数を計数する監視フレームカ
ウンタと、 該誤り検出符号に基づいて検出したビット誤り数を該監
視フレーム区間にわたって計数するビット誤りカウンタ
と、 該監視フレームカウンタのカウント値と該ビット誤りカ
ウンタのカウント値、及び予め設定された誤り閾値と該
監視フレーム区間の上限である最大監視フレーム数及び
保護段数によってビット誤り率の劣化を判定する劣化判
定部とを具備し、 該劣化判定部は、該監視フレームカウンタのカウント値
が1以上であって、該最大監視フレーム数以下、かつ該
ビット誤りカウンタのカウント値が該ビット誤り閾値を
越えたとき、該監視フレーム区間を終了し、かつ該監視
フレームカウンタと該ビット誤りカウンタとをリセット
し、次のフレームから新たな監視フレーム区間を開始す
る事象が、該保護段数に相当する回数だけ連続したとき
にビット誤り率が劣化したと判定することを特徴とする
ビット誤り率劣化検出装置。 - 【請求項2】 各フレームに誤り検出符号と伝送路切換
制御バイトとフレーム同期制御バイトとを具備する同期
デジタル信号を受信し、伝送路の切換えを行なう同期デ
ジタル通信装置であって、 該伝送路の切換えを行なう伝送路切換部と、 光伝送路との接続が可能な少なくとも2個以上のインタ
フェース部とを具備し、 該インタフェース部は、 光入力信号が途絶えたことを検知して出力する光入力断
検出部と、 該フレーム同期制御バイトに基づいてフレームの同期が
とれないことを検出して出力するフレーム同期はずれ検
出部と、 該伝送路切換制御バイトを分離して出力する切換制御バ
イト分離部と、 該誤り検出符号に基づき該伝送路のビット誤り率の劣化
を検出して出力する伝送路誤り率劣化検出部とを具備
し、 該伝送路切換部は、該光入力断検出部からの信号と、該
フレーム同期はずれ検出部からの信号と、該切換制御バ
イト分離部からの信号と、該伝送路誤り率劣化検出部か
らの信号とに基づいて該伝送路の切換えを判定して実行
し、 該伝送路誤り率劣化検出部は、 ビット誤り率を監視する区間としての監視フレーム区間
にわたって、監視フレーム数を計数する監視フレームカ
ウンタと、 該誤り検出符号に基づいて検出したビット誤り数を該監
視フレーム区間にわたって計数するビット誤りカウンタ
と、 該監視フレームカウンタのカウント値と該ビット誤りカ
ウンタのカウント値、及び予め設定される誤り閾値と該
監視フレーム区間の上限である最大監視フレーム数及び
保護段数によってビット誤り率の劣化を判定する劣化判
定部とを具備し、該劣化判定部は、該監視フレームカウ
ンタのカウント値が1以上、該最大監視フレーム数以下
で、かつ該ビット誤りカウンタのカウント値が該ビット
誤り閾値を越えたとき、該監視フレーム区間を終了し、
かつ該監視フレームカウンタと該ビット誤りカウンタを
リセットして、次のフレームから新たな監視フレーム区
間を開始する事象が、該保護段数に相当する回数だけ連
続したときにビット誤り率が劣化したと判定して誤り率
劣化検出信号を出力することを特徴とするビット誤り率
劣化検出装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記劣化判定部では、前記最大監視フレーム数よりも小
さい最小監視フレーム数が予め設定され、前記監視フレ
ームカウンタのカウント値が該最小監視フレーム数以
上,前記最大監視フレーム数以下であって、かつ前記ビ
ット誤りカウンタのカウント値が前記ビット誤り閾値を
越えたとき、前記監視フレーム区間を終了し、次のフレ
ームから新たな監視フレーム区間を開始する事象が、前
記保護段数に相当する回数だけ連続したときにビット誤
り率が劣化したと判定することを特徴とするビット誤り
率劣化検出装置。 - 【請求項4】 請求項1,2または3において、 前記劣化判定部は、前記ビット誤り率劣化の判定を前記
監視フレーム区間が終了する毎に行なうことを特徴とす
るビット誤り率劣化検出装置。 - 【請求項5】 請求項1,2または3において、 前記劣化判定部は、前記ビット誤り率劣化の判定を前記
保護段数に相当する数の監視フレーム区間が終了する毎
に行なうことを特徴とするビット誤り率劣化検出装置。 - 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5におい
て、 前記ビット誤りカウンタのカウント値は、ITU−T勧
告G707記載のSDH信号のBIP照合による不一致
数を積算したものであることを特徴とするビット誤り率
劣化検出装置。 - 【請求項7】 請求項1,2,3,4または5におい
て、 前記ビット誤りカウンタのカウント値は、ANSI勧告
T1.105記載のSONET信号のBIP照合による
不一致数を積算したものであることを特徴とするビット
誤り率劣化検出装置。 - 【請求項8】 各フレームに誤り検出符号を具備する同
期デジタル信号の受信信号のビット誤り率劣化を検出す
る方法であって、 誤り閾値と最大監視フレーム数及び保護段数が設定され
る第1のステップと、 ビット誤り率を監視する区間としての監視フレーム区間
にわたって監視フレーム数を計数し、該誤り検出符号に
基づいて検出したビット誤り数を該監視フレーム区間に
わたって計数する第2のステップと、 該監視フレーム区間と該最大監視フレーム数とを比較す
る第3のステップと、 該ビット誤り数と該誤り閾値とを比較する第4のステッ
プと、 該ビット誤り数が該誤り閾値を越えたときに該監視フレ
ーム区間を終了し、かつ該誤り閾値を越えたことによる
該監視フレーム区間終了の連続回数を積算する第5のス
テップと、 該監視フレーム区間終了の連続回数と該保護段数とを比
較する第6のステップとを有し、 時間的に、該第1のステップ,該第2のステップ,該第
3のステップ,該第4のステップ,該第5のステップ,
該第6のステップの順に実行され、 該第3のステップにおいて、該監視フレーム区間が該最
大監視フレーム数未満であって、かつ該第4のステップ
において、該ビット誤り数が該誤り閾値未満の場合に
は、該第2のステップに移行し、 また、該第3のステップにおいて、該監視フレーム区間
が該最大監視フレーム数以上であって、かつ該第4のス
テップにおいて、該ビット誤り数が該誤り閾値未満の場
合には、該監視フレーム区間と該ビット誤り数と該監視
フレーム区間終了の連続回数をリセットして、第2のス
テップに移行し、 また、該第4のステップにおいて、該ビット誤り数が該
誤り閾値以上の場合には、該第5のステップに移行し、 また、該第6のステップにおいて、該監視フレーム区間
終了の連続回数と該保護段数とが等しい場合には、ビッ
ト誤り率が劣化したと判定し、該監視フレーム区間終了
の連続回数と該保護段数とが等しくない場合には、該監
視フレーム区間と該ビット誤り数をリセットして、該第
2のステップに移行することを特徴とするビット誤り率
劣化の検出方法。 - 【請求項9】 請求項8において、 前記第1のステップでは、前記最大監視フレーム数より
も小さい最小監視フレーム数が設定され、 前記第2のステップと前記第3のステップとの間に、前
記監視フレーム区間と該最小監視フレーム数とを比較す
る第7のステップが設けられ、 該第7のステップでは、前記監視フレーム区間が該最小
監視フレーム数以上の場合には、前記第3のステップに
移行し、前記監視フレーム区間が該最小監視フレーム数
未満の場合には、前記第2のステップに移行することを
特徴とするビット誤り率劣化の検出方法。 - 【請求項10】 各フレームに誤り検出符号を具備する
同期デジタル信号の受信信号のビット誤り率劣化を検出
する方法であって、 誤り閾値と最大監視フレーム数及び保護段数が設定され
る第1のステップと、 ビット誤り率を監視する区間としての監視フレーム区間
にわたって監視フレーム数を計数し、該誤り検出符号に
基づいて検出したビット誤り数を該監視フレーム区間に
わたって計数する第2のステップと、 該監視フレーム区間と該最大監視フレーム数とを比較す
る第3のステップと、 該ビット誤り数と該誤り閾値とを比較する第4のステッ
プと、 該ビット誤り数が該誤り閾値を越えたときに該監視フレ
ーム区間を終了し、かつ該誤り閾値を越えたことによる
該監視フレーム区間終了の連続回数を積算する第5のス
テップと、 単なる監視フレーム区間終了の連続回数を積算する第6
のステップと、 該単なる監視フレーム区間終了の連続回数と該保護段数
とを比較する第7のステップと、 該誤り閾値を越えたことによる監視フレーム区間終了の
連続回数と該保護段数とを比較する第8のステップと を有し、 時間的に、該第1のステップ,該第2のステップ,該第
3のステップ,該第4のステップ,該第5のステップ,
該第6のステップ,該第7のステップ,該第8のステッ
プの順に実行され、 該第3のステップにおいて、該監視フレーム区間が該最
大監視フレーム数未満であって、かつ該第4のステップ
において、該ビット誤り数が該誤り閾値未満の場合に
は、該第2のステップに移行し、 また、該第3のステップにおいて、該監視フレーム区間
が該最大監視フレーム数以上であって、かつ該第4のス
テップにおいて、該ビット誤り数が該誤り閾値未満の場
合には、第6のステップに移行し、 また、該第4のステップにおいて、該ビット誤り数が該
誤り閾値以上の場合には、該第5のステップに移行し、 また、該第7のステップにおいて、該単なる監視フレー
ム区間終了の連続回数と該保護段数とが等しい場合に
は、該第8のステップに移行し、該単なる監視フレーム
区間終了の連続回数と該保護段数とが等しくない場合に
は、該第2のステップに移行し、 また、該第8のステップにおいて、該誤り閾値を越えた
ことによる監視フレーム区間終了の連続回数と該保護段
数とが等しい場合には、ビット誤り率が劣化したと判定
し、該誤り閾値を越えたことによる監視フレーム区間終
了の連続回数と該保護段数とが等しくない場合には、該
監視フレーム区間と該ビット誤り数と該単なる監視フレ
ーム区間終了の連続回数と該誤り閾値を越えたことによ
る監視フレーム区間終了の連続回数とをリセットして、
該第2のステップに移行することを特徴とするビット誤
り率劣化の検出方法。 - 【請求項11】 請求項10において、 前記第1のステップで、前記最大監視フレーム数よりも
小さい最小監視フレーム数が設定されて、前記第2のス
テップと前記第3のステップとの間に前記監視フレーム
区間と該最小監視フレーム数とを比較する第9のステッ
プが設けられ、 該第9のステップにおいて、前記監視フレーム区間が該
最小監視フレーム数以上の場合には、前記第3のステッ
プに移行し、前記監視フレーム区間が該最小監視フレー
ム数未満の場合には、前記第2のステップに移行するこ
とを特徴とするビット誤り率劣化の検出方法。 - 【請求項12】 請求項8,9,10または11におい
て、 前記第2のステップでは、前記監視フレーム区間内ビッ
ト誤り数がITU−T勧告G707記載のSDH信号の
BIP照合による不一致数を積算したものであることを
特徴とするビット誤り率劣化の検出方法。 - 【請求項13】 請求項8,9,10または11におい
て、 前記第2のステップでは、前記監視フレーム区間内ビッ
ト誤り数がANSI勧告T1.105記載のSONET
信号のBIP照合による不一致数を積算したものである
ことを特徴とするビット誤り率劣化の検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27014296A JP3793293B2 (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | ビット誤り率劣化の検出方法及び装置 |
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JPH10117181A true JPH10117181A (ja) | 1998-05-06 |
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---|---|
JP (1) | JP3793293B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100397504B1 (ko) * | 2001-08-31 | 2003-09-13 | 엘지전자 주식회사 | 전송시스템의 데이터열에 대한 시분할 병렬 에러의 누적계산장치 및 그 방법 |
JP2007178304A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Yokogawa Electric Corp | 誤り率特性測定方法および誤り率特性測定システム |
US10742366B2 (en) | 2015-08-19 | 2020-08-11 | Nec Corporation | Error monitoring apparatus, method, and recording medium |
-
1996
- 1996-10-11 JP JP27014296A patent/JP3793293B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007178304A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Yokogawa Electric Corp | 誤り率特性測定方法および誤り率特性測定システム |
US10742366B2 (en) | 2015-08-19 | 2020-08-11 | Nec Corporation | Error monitoring apparatus, method, and recording medium |
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---|---|
JP3793293B2 (ja) | 2006-07-05 |
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