JPH1011438A - 単語チェッカ - Google Patents

単語チェッカ

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JPH1011438A
JPH1011438A JP8167323A JP16732396A JPH1011438A JP H1011438 A JPH1011438 A JP H1011438A JP 8167323 A JP8167323 A JP 8167323A JP 16732396 A JP16732396 A JP 16732396A JP H1011438 A JPH1011438 A JP H1011438A
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JP
Japan
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JP8167323A
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Akiya Nakai
晶也 中井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じスペルでも用法の異なる文書中の単語を
チェックする。 【解決手段】 単語に関連した意味上のルールをHDD
104に記憶しておく。CPU101はこのルールを参
照してソースプログラムの単語チェックを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】作成された文書、とくにコン
ピュータのプログラミング言語で書かれた文書(ソース
プログラム)の中のミススペルなどに起因する意味的な
誤りのチェックに利用するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、文書中の誤りを指摘する目的で
作られたスペルチェッカは、例えば対象が一般の(自然
言語の)文書であれば、文書内に出現する個々の単語が
辞書に登録されている単語であるかどうかを調べ、登録
されていない単語を抽出するだけであった。
【0003】またプログラミング言語で書かれたソース
プログラムを解釈するコンパイラなどにおいても、従来
は、出現した単語が、そのプログラミング言語での予約
語、またはプログラム内でプログラマによって宣言され
ている語と一致するかどうかを調べ、一致しなければ文
法エラーとして報告するだけであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
チェックだけでは、表面上のミススペルなどはチェック
できるものの、スペルさえあっていればチェックの結果
はエラーなしとなってしまう。そのため本来はミススペ
ルの単語が辞書内にある語(あるいは予約語、宣言され
た語)と一致した場合には、スペルの上ではあっていて
も意味的に文書作成者の意図しない文書となってしまっ
ていた。
【0005】また、コンパイラなどはさらに単語単体と
してのチェックだけでなく、プログラミング言語の言語
仕様に基づいて、構文的なエラーチェックも行なうが、
それとても文法上の規則に合致さえしていればエラーな
しとなってしまい、したがってやはり、たまたま文法上
問題のない誤りをしてしまった場合は、文書作成者の意
図しない文書となってしまっていた。
【0006】このような誤りは、テキストエディタなど
のカットアンドペースト機能を使用して作成することの
多いソースプログラムでは不要な行の重複、必要な行の
欠損、コピーして作成した行の修正し忘れのような形で
特に多く見られ、発見しにくい誤りとして、作成された
ソースプログラムの品質をおとしめ、大きな問題になっ
ていた。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑み、文書作成者
が意図しなかった文書の意味的な間違いにつながる誤り
を発見する機能を与えることの可能な単語チェッカを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、文書の意味上のルールを
単語に関連づけて記憶する記憶手段と、単語チェックの
対象となる文書の中の単語について前記記憶手段のルー
ルに基づきエラーの有無を判定する判定手段とを具えた
ことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載の単語
チェッカにおいて、前記記憶手段の中の単語チェックに
実際に使用するルールを選択する選択手段をさらに有
し、前記判定手段は当該選択されたルールを使用するこ
とを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1に記載の単語
チェッカにおいて、前記記憶手段に記憶するルールを入
力する入力手段をさらに具えたことを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項3に記載の単語
チェッカにおいて、前記チェック対象の文書の中に前記
ルールを記載しておき、前記入力手段は該ルールを取り
出して該ルールを前記記憶手段に記憶することを特徴と
する。
【0012】請求項5の発明は、請求項4に記載の単語
チェッカにおいて、前記文書に記載されたツールの前後
にルールであることを示す識別情報を記載しておき、前
記入力手段は該識別情報により挟まれたルールを取り出
すことを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項1に記載の単語
チェッカにおいて、前記文書の中のチェックすべき範囲
を前記判定手段に指示する指示手段をさらに具えたこと
を特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、請求項6に記載の単語
チェッカにおいて、前記単語チェックの対象の文書の中
の単語チェックすべき範囲を示す識別情報を該文書中に
記載しておき、前記指示手段は当該識別情報により単語
チェックすべき範囲を識別することを特徴とする。
【0015】請求項8の発明は、請求項1に記載の単語
チェッカにおいて、前記文書はプログラム言語で記載さ
れたソースプログラムであることを特徴とする。
【0016】請求項9の発明は、請求項8に記載の単語
チェッカにおいて、前記ソースプログラムをオブジェク
トプログラムに変換するコンパイラの中に組み込むこと
を特徴とする。
【0017】請求項10の発明は、請求項8に記載の単
語チェッカにおいて、前記ソースプログラムのデバッグ
を行うデバッガの中に組み込むことを特徴とする。
【0018】請求項11の発明は、請求項1に記載の単
語チェッカにおいて前記文書は自然言語で記載されたテ
キストであることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。図1は本発明を適用した情報処
理装置のシステム構成を示す。
【0020】本実施例において単語チェッカはハードデ
ィスク記憶装置(HDD)104に記憶された単語チェ
ックプログラム(図4および図5に内容を示す)をCP
U101が実行することにより実現される。図1におい
て、CPU101は上述のように単語チェッカとして動
作する他、システム全体の動作制御を行う。RAM10
2は単語チェックに関わる演算処理データを一時記憶す
る。キーボード(ポインティングデバイスを含む)10
3はCPU101に対して情報入力を行うが、本発明に
関わる情報としては、単語チェックに使用するルールを
入力したり、文書中の単語チェックすべき範囲を指定し
たり、HDD104に記憶されたルールの中の単語チェ
ックに使用するルールを選択するときに使用する。
【0021】HDD104には単語に関連つけて意味上
の規則(文書ルール)を記載したテーブルが格納されて
いる。また、上述の単語チェックプログラム、キーボー
ド103や他の入力手段から与えられたチェック対象の
文書、該文書中の文書から単語を取り出すための周知の
単語解析プログラムが格納されている。
【0022】CRT105はチェック対象の文書、単語
チェックの結果をCPU101の表示制御により表示す
る。
【0023】以下、本発明をプログラミング言語で記述
された文書(ソースプログラム)をチェックするプログ
ラムチェッカに対して実施した例を図2〜図7にしたが
って説明する。
【0024】図2は本プログラムチェッカに入力するデ
ータ、すなわちソースプログラムの一例である。図中、
左端の数字は説明をするための行番号である。
【0025】本例ではプログラミング言語としてC言語
を使用しているが、FORTRAN,COBOLなどの
プログラミング言語でも同じプログラムチェッカでチェ
ックが可能である。
【0026】図2では、チェック用の例として、わざと
以下の間違いを入れてある。
【0027】14行目のoffset.xはoffse
t.yの間違い 20行目のofs−>yとofs−>xは順序が逆 このような間違いは、コンパイラなどの字句解析や構文
解析でもエラーとはならず、また、見た目にもわずかな
間違いのためなかなか発見されないバグとなることが多
い。
【0028】図3は本プログラムチェッカに入力する文
書ルールの一例である。左端の数字は説明のために入れ
ている。この文書ルールはチェック対象のソースプログ
ラムが記述されているファイルとは別のファイルにテー
ブル形態で記述しておき、プログラムチェッカ(CPU
104)にその両方を与えることでチェックを行なう。
【0029】本プログラムチェッカでは文書ルールとし
て以下のキーワードを持つ簡単な文法に乗っ取って、チ
ェックのための規則をユーザに指定させている。
【0030】 freq():引数の文字列に一致する単語の出現回数 line():引数の文字列に一致する単語の現れる行
番号 pos():引数の文字列に一致する単語の現れる行番
号×1000+桁位置 abs():引数の絶対値をとる +,−,/,*:加減乗除算 ==,!=:値が一致、不一致かどうか <=,>=,<,>:値の大小関係 &&,||:「かつ」、「または」、の論理演算 これにしたがい、例えば図3の1行めの意味は“tar
get”(あるいは“offset”)という単語が現
れた場合、その最も近くにある“offset”(ある
いは“target”)という単語が前後3行以内にあ
れば真、そうでなければ偽、という意味を表す。
【0031】同様に2行めは“target”という単
語が現れる回数と“offset”という単語が現れる
回数が全文書内で等しければ真、そうでなければ偽、と
いう意味を表す。
【0032】また、文書ルール内のfreq(),li
ne(),pos()表記の引数には、ワイルドカード
指定も可能である。文書ルール中の文字列を指定するべ
き場所に現れる*は任意の文字列を意味する。ただし、
1行のルール内では*は同じ文字列とマッチする。例と
して、図3の3行めは“任意の文字列.x(あるいは
“任意の文字列.y”)という単語が現れた場合、その
もっとも近くにある“*にマッチした文字列.y”(あ
るいは“*にマッチした文字列.x”)という単語が前
後3行以内にあれば真、そうでなければ偽、という意味
を表す。また、これ以外にも「任意の一文字にマッチ」
や「特定の文字集合の要素の繰り返し」などの正規表現
も許される。
【0033】以上のソースプログラム(図2)と文書ル
ール(図3)を使用した場合の、実際のチェックの手順
を図4のフローチャートを用いて説明する。説明文中の
401〜406はフローチャート中の各処理または判定
と対応する。なお、ユーザはCPU101に対してキー
ボード103から指示を与え、HDD104の文書ルー
ルに関連する申請をCRT105に表示させる。ユーザ
ははじめ表示の単語の中の所望のものをキーボード10
3により選択しておく。これによりユーザは単語チェッ
クに使用するルールを選択する。
【0034】まず401で、CPU101は文書ルール
(図3)を読み込み、ルール中に現れるユーザが指定し
た単語を指定するための文字列を抽出し、チェック対象
単語リストをRAM102上に作成する。今回の例では
チェック対象単語リストは図6に示すものになる。(図
中、左端の数字は説明のための行番号である。) 次に402で、CPU101はHDD104からチェッ
ク対象のソースプログラムを読み込み、出現単語表をR
AM102上に作成する。出現単語表は図7に示すよう
に、チェック対象単語リスト(図6)中にある文字列の
うち、実際にソースプログラム中に現れる単語とその単
語のソースプログラム中での出現位置(行番号と桁位
置)の対照表である。(図中、左端の数字は説明のため
の行番号である。) 本実施例では文書ルール中にワイルドカード文字がある
ため、図7の6行目と7行目のように、同じ“targ
et”という文字列が2回抽出されている。
【0035】また、その後の処理(404)を効率的に
進めるため、出現単語表は単語の出現位置順にソーティ
ング(ならび換え)されている。
【0036】次に403で文書ルール(図3)の1行め
をチェック対照のルールとしてとりだし、404で、そ
のルールと合致していない単語が出現していたかどうか
を、出現単語表(図7)を用いてチェックし、ルールに
合致していないものがある、と判定された場合にはエラ
ー表示を行なう。この操作を、405,406を通して
すべての文書ルールについて行なっていく。すべてのル
ールに対するチェックが終了したら全処理の終了であ
る。
【0037】それでは以下に、404の処理を図5のフ
ローチャートを用いてさらに詳細に説明する。説明文中
の501〜509はフローチャート中の各処理または判
定と対応する。ここでは説明用の例として、文書ルール
(図3)中の3行目の文書ルール abs(line(*.x)−line(*.y))<
=3 に対してチェックする例をあげる。
【0038】まず、501でCPU101は出現単語表
の1行目 target line8, column1
9 を取り出すが、この行の単語“target”は上記文
書ルール中に現れない、あるいはマッチしない単語なの
で502の判定により、ルールのチェックをせずに50
8の処理に飛ぶ。508,509の判定、処理により同
様に出現単語表の各行がチェックされ、第5行めの stroke.x line13,column9 で、“stroke.x”が文書ルール中の line(*.x) と一致するので503の処理に進む。またこの例のよう
に、単語がルール中のワイルドカード文字*と一致した
場合には、508の判定までの間は*はマッチした文字
列“stroke”に置き換えられ、文書ルールは
【0039】
【数1】abs(line(stroke.x)-line(stroke.y))<=3 であるとして使用される。
【0040】503では、今回の文書ルール中にある、
他の単語、すなわち“stroke.y”を出現単語表
の中から探す。複数発見された場合は、502での判定
対象となった出現単語表の行の単語の出現位置(すなわ
ちline13,column9)にもっとも近い位置
に出現したものを選ぶ。今回の例では11行目の stroke.y line14,column9 が選ばれることになる。
【0041】504の判定処理では、CPU101は5
03の処理で他の単語のうち見つからないものがあった
かどうかを判定する。ここでもし見つからない単語があ
ったと判定された場合には505において、今回対象の
ルールが判定できないということで、例えば ルール行番号:3 エラーコード:1 ルール:abs(line(*.x)−line(*.
y))<=3 エラーメッセージ:不確定の値 line(stroke.x):13 line(stroke.y):?? のように、CRT105にエラー表示を行なう。エラー
表示には、ルールの番号、ルール、エラーの種類を表す
エラーコード、人間が判定しやすいようなメッセージ、
ルール中の項の値などが含まれる。
【0042】今回の例では504の判定はエラーとなら
ないので、処理は506の判定に進む。
【0043】line(stroke.x)は13 なので、ルールの式
【0044】
【数2】abs(line(stroke.x)-line(stroke.y))<=3 は、数学の式でいうと
【0045】
【数3】|13−14|≦3 ということになり、真である。ここでもし偽と判定され
た場合は507で、たとえば ルール行番号:3 エラーコード:2 ルール:abs(line(*.x)−line(*.
y))<=3 エラーメッセージ:判定が偽 line(stroke.x):13 line(stroke.y):18 のようにエラー表示がされる。
【0046】今回の例では506の判定はエラーとなら
ないので、処理は508の判定に進む。508で出現単
語表の最後の行と判定されるまで509により、次々と
各行の判定をしていく。ただし、505,507のエラ
ー表示に際し、同種のエラーを複数出さないように、内
容の同じエラー表示については2つ目以降のエラー表示
は行なわないようにする。これは特に
【0047】
【数4】freq(target)==freq(offset) のようなルールに対して有効である。ソースプログラム
中で“target”と“offset”の出現回数が
違った場合、このようにしないと出現回数の総和分だけ
同じエラー表示がでてしまう。以上の処理を全データに
ついて行なうと図8のような出力が得られ、ソースプロ
グラム(図2)の誤りが検出できたことになる。
【0048】なお、本例では、文書ルールとチェック対
象の文書(ソースプログラム)を別ファイルとして与え
ていたが、図9に示すように、チェック対象文書の中に
文書ルールを埋め込むことも可能である。
【0049】この場合、チェック対象文書そのものと文
書ルールの情報を区別するため、本発明の識別情報とし
ての本プログラムチェッカ特定の文字列 −−SPELL−−RULE−−BEGIN−− と −−SPELL−−RULE−−END−− の間にはさまれた部分を図4の401,403,406
で文書ルールとして解釈し、その外側の部分を図4の4
02でチェック対象と解釈する。このような方法で与え
られた文書ルールは、外部から別ファイルで与えられた
文書ルールとマージされ、図4の401,403,40
5,406で参照される。
【0050】また、文書の一部をチェック対象から外す
こともできる。図9に示すように、本プログラムチェッ
カ特定の文字列 −−SPELL−−RULE−−OFF−− と −−SPELL−−RULE−−ON−− の間にはさまれた部分に関しては、図4の402で処理
対象から外されることになる。
【0051】また、同目的で、文書のチェック対象の範
囲を、文書ルール内、または文書ルール内でもチェック
対象文書内でもなく別個に与えることによって実現する
こともできる。そのような方法は例えば、チェック対象
文書の何行目から何行目あるいは何頁から何頁までが実
際のチェック対象であるという指示方法や、特定の文字
列や特定の文字パターンを発見してからまた別の特定の
文字列や特定の文字パターンを発見するまでの範囲を実
際のチェック対象とする、という指示によりできる。さ
らに、チェック対象の文書に使用されているプログラミ
ング言語の文法までも解釈することによって、関数名を
指示することにより特定の関数についてのみ実際のチェ
ックをする、などという指定もできる。(「関数」とは
C言語の用語で、独立にコールできる最小の処理単位の
ことである。FORTRANでいうところのサブプログ
ラムに相当する。) (他の実施例) 1)上記の実施例では、処理の単純化・高速化のため
に、文書ルールからチェック対象単語リストを作成した
り、出現単語表を作成・保持していたが、そのようなも
のを作成・保持しない方法もある。すなわち、出現単語
表を作成してから、それを参照してルールに合致しない
表記を探すのではなく、直接文書ルールとソースプログ
ラムを対照することで同等の機能を実現することができ
る。
【0052】2)さらに、上記の実施例では、文書ルー
ルをファイル中などにおき、全ルールについて一括の処
理を行なったが、これをプログラムチェッカ外から順次
入力するようにすることもできる。これは特に、特定の
ソースプログラム(複数も可)に対して、ユーザから対
話的に文書ルールを入力させ、即座にそのルールについ
ての判定結果を表示するような場合にとくに有効であ
る。
【0053】3)また、上記の実施例のプログラムチェ
ッカは、単体の機能として実現しているが、これをコン
パイラやデバガ、あるいはテキストエディタのようなプ
ログラムの中に組み込んで使用することもできる。
【0054】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、8、
11の発明では、ソースプログラムや自然言語のテキス
トについて、単語の意味上のルールを参照することで、
辞書に記載された単語のスペルが同じものでも使用法が
異なる単語を検出できる。
【0055】請求項2の発明によれば、ルールを選択し
選択したルールのみ単語チェックに使用するので単語チ
ェック処理時間が長くなることはない。
【0056】請求項3の発明によれば、入力手段から必
要なルールのみ入力できるので、単語チェックの処理時
間が長くなることはない。
【0057】請求項4の発明は、チェック対象の文書に
ルールを記載しておくことで、ユーザはその文書中のチ
ェックの必要な単語に必要なルールを特定できる。
【0058】請求項5の発明では、文書中のルールと実
際にチェックが必要な文書情報を識別情報により弁別で
きる。
【0059】請求項6の発明では、チェック範囲を指定
することで、単語チェック時間を短縮できる。
【0060】請求項7の発明ではチェック範囲をチェッ
ク対象の文書中に識別情報の形態で指示しておくことで
ユーザは範囲指定のための手動操作から解放される。
【0061】請求項9、10の発明では単語チェッカを
コンパイラやデバッガに組み込むことで、従来のチェッ
ク機能に新たなチェック機能を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例の説明に使用する、チェック対
象の文書(ソースプログラム)の一例を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の実施例の説明に使用する、文書ルール
の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例の説明に使用する、チェックの
処理内容を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例の説明に使用する、チェックの
処理内容を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施例の説明に使用する、チェック対
象単語リストの一例で、図4の401の処理で作成され
るリストを示す説明図である。
【図7】本発明の実施例の説明に使用する、出現単語表
の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施例の説明に使用する、エラー表示
の一例を示す説明図である。
【図9】本発明の実施例の説明に使用する、チェック対
象の文書(ソースプログラム中に文書ルールが書き込ま
れているもの)の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 RAM 103 キーボード 104 HDD 105 CRT

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書の意味上のルールを単語に関連づけ
    て記憶する記憶手段と、 単語チェックの対象となる文書の中の単語について前記
    記憶手段のルールに基づきエラーの有無を判定する判定
    手段とを具えたことを特徴とする単語チェッカ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の単語チェッカにおい
    て、前記記憶手段の中の単語チェックに実際に使用する
    ルールを選択する選択手段をさらに有し、前記判定手段
    は当該選択されたルールを使用することを特徴とする単
    語チェッカ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の単語チェッカにおい
    て、前記記憶手段に記憶するルールを入力する入力手段
    をさらに具えたことを特徴とする単語チェッカ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の単語チェッカにおい
    て、前記チェック対象の文書の中に前記ルールを記載し
    ておき、前記入力手段は該ルールを取り出して該ルール
    を前記記憶手段に記憶することを特徴とする単語チェッ
    カ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の単語チェッカにおい
    て、前記文書に記載されたツールの前後にルールである
    ことを示す識別情報を記載しておき、前記入力手段は該
    識別情報により挟まれたルールを取り出すことを特徴と
    する単語チェッカ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の単語チェッカにおい
    て、前記文書の中のチェックすべき範囲を前記判定手段
    に指示する指示手段をさらに具えたことを特徴とする単
    語チェッカ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の単語チェッカにおい
    て、前記単語チェックの対象の文書の中の単語チェック
    すべき範囲を示す識別情報を該文書中に記載しておき、
    前記指示手段は当該識別情報により単語チェックすべき
    範囲を識別することを特徴とする単語チェッカ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の単語チェッカにおい
    て、前記文書はプログラム言語で記載されたソースプロ
    グラムであることを特徴とする単語チェッカ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の単語チェッカにおい
    て、前記ソースプログラムをオブジェクトプログラムに
    変換するコンパイラの中に組み込むことを特徴とする単
    語チェッカ。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の単語チェッカにおい
    て、前記ソースプログラムのデバッグを行うデバッガの
    中に組み込むことを特徴とする単語チェッカ。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の単語チェッカにおい
    て前記文書は自然言語で記載されたテキストであること
    を特徴とする単語チェッカ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9665559B2 (en) 1998-01-27 2017-05-30 Kinigos, Llc Word checking tool for selectively filtering text documents for undesirable or inappropriate content as a function of target audience

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9665559B2 (en) 1998-01-27 2017-05-30 Kinigos, Llc Word checking tool for selectively filtering text documents for undesirable or inappropriate content as a function of target audience

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