JPH10114322A - 食品等輸送箱 - Google Patents

食品等輸送箱

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Publication number
JPH10114322A
JPH10114322A JP28597996A JP28597996A JPH10114322A JP H10114322 A JPH10114322 A JP H10114322A JP 28597996 A JP28597996 A JP 28597996A JP 28597996 A JP28597996 A JP 28597996A JP H10114322 A JPH10114322 A JP H10114322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fold line
side walls
extension piece
rear side
side wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP28597996A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Okawa
幸一郎 大川
Toshihiro Suzuki
利博 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koshin Ltd
Original Assignee
Koshin Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段ボールによって箱を作ると共にしっかりと
密閉できるようになし、もって発泡スチロール製の箱に
代用できるようにする。 【解決手段】 1枚の段ボールを折り立てることによっ
て輸送箱1を形成する。底壁2を中心として左右の側壁
7、8と前後の側壁9、10を連設する。左右の側壁に
は延長片17、18を連設し、これに係合用切り込み1
9、20を設ける。前後の側壁には天壁13、14を連
設する。天壁には左右の端部に延長片25、26、2
7、28を連設し、且つこれの縁を所要形状に切断して
基部が連結部に連らなる係合片29、30、31、32
を形成する。左右の側壁の側部と前後の側壁の端部と天
壁の延長片とで囲まれた部分に連結部45、46、4
7、48を設ける。該連結部には二分するようにして対
角の折目線を設け、その前後の側壁側の部分を貼着部と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品等輸送箱に関
し、更に詳細には組立作業性に優れ、密閉性が高く、チ
ルド又は冷凍の魚介類、畜肉製品等を保冷状態で輸送す
るに適した食品等輸送箱に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来チルド又は冷凍の魚介類、畜肉製品
等を輸送するには、発泡スチロール製の箱を用い、必要
に応じてこれに氷や保冷剤を入れて行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発泡スチロー
ル製の箱は、密閉性が良いという利点はあるものの、輸
送及び保管コストが高く、簡便に多面の印刷ができない
うえ、使用後の処理に困るという問題点がある。
【0004】即ち、保管面では成形品のため折り畳むこ
とができず、保管スペースが非常に大きい。また廃棄処
理の面では、市町村のゴミの分別排出の規制を受け、処
理に手間取り、更に焼却処分、再商品化処理等について
も費用が嵩む。そして今後、平成9年より施行される
「容器包装リサイクル法」等により、ますます規制が厳
しくなると考えられる。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、段ボールを用いて箱を形成すると共に高い密閉性
を有し、更に組み立て作業性に優れるように構成し、も
って上記の問題点を悉く解消することができるようにな
した食品等輸送箱を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】而して、本発明の要旨と
するところは、次の構成にある。 (1)段ボールからなり、底壁を中心として折目線を介
して左右の側壁と前後の側壁を連設し、左右の側壁には
折目線を介して延長片を連設してこれに係合用切り込み
を設けると共に、前後の側壁には折目線を介して天壁を
連設し、また該天壁の左右の端部に折目線を介して延長
片を連設し、且つ該延長片の夫々の左右の側壁側の縁を
所要形状に切断して基部が後記連結部に連らなる係合片
を形成し、更に左右の側壁の側部と前後の側壁の端部と
天壁の延長片とで囲まれた部分に折目線を介して連結部
を設け、該連結部に二分するように対角の折目線を設
け、その前後の側壁側の部分を貼着部としてなる食品等
輸送箱。
【0007】(2)段ボールからなり、底壁を中心とし
て折目線を介して左右の側壁と前後の側壁を連設し、左
右の側壁には折目線を介して延長片を連設してこれに係
合用切り込みを設けると共に、前後の側壁には折目線を
介して天壁を連設し、また該天壁の左右の端部に折目線
を介して延長片を連設し、且つ該延長片の夫々の左右の
側壁側の縁を所要形状に切断して基部が後記連結部に連
らなる係合片を形成し、更に左右の側壁の側部と前後の
側壁の端部と天壁の延長片とで囲まれた部分に折目線を
介して連結部を設け、該連結部に二分するように対角の
折目線を設け、その前後の側壁側の部分を貼着部として
なる食品等輸送箱であって、前記天壁に連設した延長片
の長さを前記前後の側壁の幅と同一とすると共に、該延
長片の前記連結部との境界部分を、前記係合片の部分を
残して切断してなる食品等輸送箱。
【0008】また、用いる段ボールとしては、その外面
の片面又は両面に、スチレンアクリル等の離解性のある
アクリル系樹脂80〜95重量%にセラミック微粉末2
0〜5重量%を混合攪拌し、必要に応じてアルミペース
ト又は顔料を添加混合してなる塗料でコーティングした
ものを用いれば、密閉性に加えて剛性をより高めること
ができる。尚、勿論その他フィルムを張ったものや上記
以外の樹脂加工を施したものを用いてもよい。そして、
このような表面加工を施すことにより、保冷パッケージ
として使用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の第1実施形
態の展開平面図、図2乃至図4は組み立て工程図、図5
は内容物を詰め込んで封をした状態の斜視図である。
【0010】図中、1は輸送箱であり、1枚の段ボール
を折り立てることによって形成するものである。また段
ボールとしては、外面の片面又は両面を、スチレンアク
リル等の離解性のあるアクリル系樹脂80〜95重量%
にセラミック微粉末20〜5重量%を混合攪拌し、必要
に応じてアルミペースト又は顔料を添加混合してなる塗
料でコーティングした段ボールを用いている。尚、本実
施形態では、この塗料は、pH8.5、固形分41.5
%、粘度30℃425のものを使用している。
【0011】また、該輸送箱1は、底壁2を中心として
折目線3、4、5、6を介して左右の側壁7、8と、前
後の側壁9、10とを連設し、また前後の側壁9、10
には折目線11、12を介して天壁13、14を連設し
ている。
【0012】また、左右の側壁7、8には折目線15,
16を介して延長片17、18を連設し、該延長片1
7、18に係合用切り込み19、20を設けている。ま
た天壁13、14にはその左右の端部に折目線21、2
2、23、24を介して延長片25、26、27、28
を連設し、且つ該延長片25、26、27、28の夫々
の左右の側壁側の縁を所要形状に切断して基部が後記連
結部に連らなる係合片29、30、31、32を形成し
ている。
【0013】また、左右の側壁7、8の側部と前後の側
壁9、10の端部と天壁13、14の延長片25、2
6、27、28とで囲まれた部分には、折目線33、3
4、35、36、37、38、39、40、41、4
2、43、44を介して連結部45、46、47、48
を夫々設け、且つ該連結部45、46、47、48には
二分するようにして対角の折目線49、50、51、5
2を夫々設けている。そして、各連結部45、46、4
7、48は、その前後の側壁9、10側の部分を貼着部
45a、46a、47a、48aとしている。尚、53
は接着剤を示す。
【0014】而して、該輸送箱1は、各折目線3、4、
21、22、23、24、34、37、40、43の部
分から左右両側の部分を一体的に内側に折り曲げ、各連
結部45、46、47、48の貼着部45a、46a、
47a、48aを前後の側壁9、10に貼着し、この状
態において保管するものである。
【0015】そして、実際に使用するときには次の工程
にて組み立てるものである。即ち、先ず図2に示す如く
左右の側壁7、8を立ち上がらせる。これに伴い連結部
45、46、47、48を介して前後の側壁9、10も
引っ張られて立ち上がり、図3に示す如く箱形になる。
【0016】次に、各連結部45、46、47、48の
係合片29、30、31、32を起こす一方、左右の側
壁7、8の延長片17、18を内方に折り曲げ、図4に
示す如く各係合片29、30、31、32を延長片1
7、18の係合用切り込み19、20に掛け合わせる。
これにより輸送箱として完成する。そして内部に輸送す
る物を詰め込んだら、図5に示す如く天壁13、14を
被せて閉じ、粘着テープ54等で止めるものである。
【0017】次に、図6乃至図10に示した本発明の第
2実施形態について説明する。図6は展開平面図、図7
乃至図9は組み立て工程図、図10は内容物を詰め込ん
で封をした状態の斜視図である。
【0018】本実施形態と前記第1実施形態との相違点
は、次の2点にある。尚、その他の構成は同様であるか
ら、同一の部材には同一の符号を付して詳細な説明は省
略する。即ち、第1点は、天壁13、14に連設した延
長片25、26、27、28の長さ(L)を、前後の側
壁9、10の幅(W)と同一とする点であり、第2点
は、延長片25、26、27、28の連結部45、4
6、47、48との境界部分を、係合片29、30、3
1、32の部分を残して切断55、56、57、58す
る点である。
【0019】したがって、本実施形態の場合には、図7
乃至図9に示す如く、組み立てるときにおいて延長片2
5、26、27、28を夫々折り曲げないで左右に出っ
張ったままにしておくものである。そして図9に示した
状態において内容物を詰め込んだら天壁13、14を折
り曲げて閉じ、最後に各延長片25、26、27、28
を直角に折り曲げ、合わせ目を粘着テープ54で止める
ものである。
【0020】この場合には、図10に示す如く延長片2
5、26、27、28が垂直になってその下端Aが底壁
と同じ位置になるから、支持体として作用し、上部から
の荷重に対して強くなるものである。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記の如き構成であり、段ボー
ルを用いて箱を形成するものであるから、折り畳んで保
管しておくことができ、また、不要になったら一般ゴミ
として排出して焼却することもできる。更にまた故紙と
して再利用することもできる。また、一枚の段ボールを
折り立てて箱を形成するものであり、箱の内面には切れ
目がないから、高い密閉性を有するものである。また、
保管時の平面的な状態から組み立てて箱として完成する
までの作業をスピーディーに行うこともできる。
【0022】また、閉じたときに、請求項1の構成の場
合には、天壁の裏側に延長片が重なった状態で存在する
から、上部からの大きな荷重に強く、内容物を詰めた状
態で多段に積み重ねることができる。また、請求項2の
構成の場合には、天壁の延長片が直角に折れ曲がってそ
の下端が底壁と同じ位置になるから、支持体として作用
し、上部からの荷重に対して強くなるものである。
【0023】また、段ボールとして、外面の片面又は両
面に、スチレンアクリル等の離解性のあるアクリル系樹
脂80〜95重量%にセラミック微粉末20〜5重量%
を混合攪拌し、必要に応じてアルミペースト又は顔料を
添加混合してなる塗料でコーティングを施したものを用
いれば、密封性、保冷効果を高める他、剛性を増すこと
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の展開平面図である。
【図2】組み立て工程図であり、組み立て始めの状態を
示す図である。
【図3】組み立て工程図であり、左右及び前後の側壁を
立ち上がらせた状態を示す図である。
【図4】組み立て工程図であり、係合片を係合用切り込
みに掛け合わせた状態を示す図である。
【図5】内容物を詰め込んで封をした状態の斜視図であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態の展開平面図である。
【図7】組み立て工程図であり、組み立て始めの状態を
示す図である。
【図8】組み立て工程図であり、左右及び前後の側壁を
立ち上がらせた状態を示す図である。
【図9】組み立て工程図であり、係合片を係合用切り込
みに掛け合わせた状態を示す図である。
【図10】内容物を詰め込んで封をした状態の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 輸送箱 2 底壁 7、8 左右の側壁 9、10 前後の側壁 13、14 天壁 17、18 延長片 19、20 係合用切り込み 25、26、27、28 延長片 29、30、31、32 係合片 45、46、47、48 連結部 45a、46a、47a、48a 貼着部 55、56、57、58 切断部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボールからなり、底壁を中心として折
    目線を介して左右の側壁と前後の側壁を連設し、左右の
    側壁には折目線を介して延長片を連設してこれに係合用
    切り込みを設けると共に、前後の側壁には折目線を介し
    て天壁を連設し、また該天壁の左右の端部に折目線を介
    して延長片を連設し、且つ該延長片の夫々の左右の側壁
    側の縁を所要形状に切断して基部が後記連結部に連らな
    る係合片を形成し、更に左右の側壁の側部と前後の側壁
    の端部と天壁の延長片とで囲まれた部分に折目線を介し
    て連結部を設け、該連結部に二分するように対角の折目
    線を設け、その前後の側壁側の部分を貼着部としてなる
    食品等輸送箱。
  2. 【請求項2】 段ボールからなり、底壁を中心として折
    目線を介して左右の側壁と前後の側壁を連設し、左右の
    側壁には折目線を介して延長片を連設してこれに係合用
    切り込みを設けると共に、前後の側壁には折目線を介し
    て天壁を連設し、また該天壁の左右の端部に折目線を介
    して延長片を連設し、且つ該延長片の夫々の左右の側壁
    側の縁を所要形状に切断して基部が後記連結部に連らな
    る係合片を形成し、更に左右の側壁の側部と前後の側壁
    の端部と天壁の延長片とで囲まれた部分に折目線を介し
    て連結部を設け、該連結部に二分するように対角の折目
    線を設け、その前後の側壁側の部分を貼着部としてなる
    食品等輸送箱であって、前記天壁に連設した延長片の長
    さを前記前後の側壁の幅と同一とすると共に、該延長片
    の前記連結部との境界部分を、前記係合片の部分を残し
    て切断してなる食品等輸送箱。
  3. 【請求項3】 段ボールが、その外面の片面又は両面
    に、スチレンアクリル等の離解性のあるアクリル系樹脂
    80〜95重量%にセラミック微粉末20〜5重量%を
    混合攪拌し、必要に応じてアルミペースト又は顔料を添
    加混合してなる塗料でコーティングした段ボールである
    請求項1又は2記載の食品等輸送箱。
JP28597996A 1996-10-08 1996-10-08 食品等輸送箱 Pending JPH10114322A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001224438A (ja) * 2000-02-16 2001-08-21 Nitto D-De:Kk 段ボール机
JP2001278253A (ja) * 2000-03-30 2001-10-10 The Pack Corp 提げ手付き包装用紙箱

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