JPH10113494A - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

Info

Publication number
JPH10113494A
JPH10113494A JP8269567A JP26956796A JPH10113494A JP H10113494 A JPH10113494 A JP H10113494A JP 8269567 A JP8269567 A JP 8269567A JP 26956796 A JP26956796 A JP 26956796A JP H10113494 A JPH10113494 A JP H10113494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch plate
movable clutch
prevention means
washing machine
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8269567A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Koshiga
健二 越賀
Shinichi Nakajima
信市 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8269567A priority Critical patent/JPH10113494A/ja
Publication of JPH10113494A publication Critical patent/JPH10113494A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の全自動洗濯機は、駆動モータの動力の
伝達先を洗濯軸あるいは脱水軸に切り換えるクラッチ手
段が脱水工程で外れることがある。 【解決手段】 脱水軸19に設けた係合外れ防止手段に
よって、洗濯軸8に固定した可動クラッチ板13が固定
クラッチ板11と係合すると、容易に外れない全自動洗
濯機としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用す
る衣類の洗浄、すすぎを低速回転するパルセータによっ
て行い、脱水を脱水槽の高速回転によって行う全自動洗
濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来使用している全自動洗濯機は、図4
3に示すような構成となっている。すなわち、本体1内
には、サスペンション2によって支持した受筒3を設
け、受筒3内には洗濯槽を兼ねた脱水槽5(以下単に脱
水槽4と称する)を備えている。脱水槽5は天面を開口
しており、洗濯物を天面から投入できるようになってい
る。また底部にはパルセータ9を、側面には多数の孔を
有している。脱水槽5は、受筒3の底面に設けた軸受け
6によって支持されている脱水軸4に固定されている。
またパルセータ9は、脱水軸4の内部に軸受け7によっ
て支持されている洗濯軸8に固定されている。
【0003】この洗濯軸8は駆動モータ10と連動して
いる。また洗濯軸8には、駆動モータ10の回転を洗濯
軸8または脱水軸4に伝達するためのクラッチ手段を接
続している。すなわちクラッチ手段は、洗濯軸8に固定
した固定クラッチ板11と、ソレノイド12によって洗
濯軸8を下方に移動したときに固定クラッチ板11に係
合する可動クラッチ板13とによって構成している。
【0004】以上の構成で、洗濯・すすぎ行程ではソレ
ノイド12を通電して、発生した磁力によって可動クラ
ッチ板13を洗濯軸8のスラスト方向につまり上方に移
動させて、固定クラッチ板11との係合を外すものであ
る。従って、駆動モータ10の動力は洗濯軸8を介して
パルセータ9に伝達されるのみとなり、被洗濯物に機械
力を与える。こうして脱水槽5に収容している洗濯物の
洗濯・すすぎが進行する。また脱水行程に入ると、ソレ
ノイド12に対する通電を停止して、可動クラッチ板1
3は自重によって洗濯軸8をスラスト方向に下降して固
定クラッチ板11と係合する。従って、洗濯軸8と脱水
軸4とは連結され脱水槽5全体が回転する。脱水槽5が
回転することによって洗濯・すすぎを終了した洗濯物の
水分は、遠心力によって脱水槽5の側面に多数設けてい
る孔から受筒3内に、絞り出される。こうして洗濯物は
自動的に脱水される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の全自
動洗濯機は、駆動モータの動力の伝達先を洗濯軸または
脱水軸に切り換えるクラッチ手段のクラッチ動作が十分
ではないという課題を有している。つまり、脱水工程で
は脱水槽5内部の洗濯物の分布が偏っており、脱水槽5
が振れ回るものである。従って受筒3自体もこの脱水槽
の運動によって振動し、可動クラッチ板13が固定クラ
ッチ板11から外れることがある。また、この現象は洗
濯軸8の急激な加減速によっても生ずるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような従来
の構成が有している課題を解決するもので、簡単な構成
で信頼性の高いクラッチ機構を備えた全自動洗濯機とし
ているものである。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、脱水
軸に設けた係合外れ防止手段によって、洗濯軸に固定し
た可動クラッチ板が固定クラッチ板と係合すると、容易
に外れない全自動洗濯機としている。
【0008】請求項2に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、脱水軸に斜めに設けた孔と、この孔内に設けた
球体と、可動クラッチ板に設けた窪みによって構成し、
遠心力で飛び出した球体が窪み内にはまりこむことによ
って、可動クラッチ板が固定クラッチ板にロックされる
ものである。
【0009】請求項3に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、脱水軸に斜めに設けた孔と、この孔内に設けた
円筒体と、可動クラッチ板に設けた窪みによって構成
し、遠心力で飛び出した円筒体が窪み内にはまりこむこ
とによって、可動クラッチ板が固定クラッチ板にロック
されるものである。
【0010】請求項4に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、脱水軸に回動自在に設けたレバーと、可動クラ
ッチ板に設けた前記レバーを受ける窪みまたは溝によっ
て構成し、遠心力で飛び出したレバーが窪みまたは溝に
はまりこむことによって、可動クラッチ板が固定クラッ
チ板にロックされるものである。
【0011】請求項5に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、可動クラッチ板に回動自在に設けたレバーと、
固定クラッチ板に設けた前記レバーを受ける突起または
溝とによって構成し、遠心力で飛び出すレバーによって
2つのクラッチ板がロックされるものである。
【0012】請求項6に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、可動かみあいクラッチ板に回動自在に設けた重
りを有するレバーと、可動クラッチ板と固定クラッチ板
を内部に収容するメカケースの内壁に設けた前記レバー
の重りを受ける突起リングとによって構成し、遠心力で
飛び出すレバーに設けた重りがメカケースに設けた突起
リングの下にはまり込んで、2つのクラッチ板がロック
されるものである。
【0013】請求項7に記載した発明は、係合外れ防止
手段は、洗濯軸に回動自在に設けたフック部を有するレ
バーと、可動クラッチ板に設けた前記フック部が引っか
かる凸部によって構成し、遠心力で飛び出すレバーによ
ってレバーのフック部が可動クラッチ板に設けた凸部に
引っかかり、2つのクラッチ板がロックされるものであ
る。
【0014】請求項8に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、可動クラッチ板に回動自在に設けたフック部を
有するレバーと、固定クラッチ板に設けた前記フック部
が引っかかるリングによって構成し、遠心力で飛び出す
レバーのフック部が固定クラッチ板のリングにに引っか
かり、2つのクラッチ板がロックされるものである。
【0015】請求項9に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、可動クラッチ板に回動自在に設けたブレーキパ
ッドを有するレバーと、可動クラッチ板と固定クラッチ
板を内部に収容するメカケースとによって構成し、遠心
力で飛び出すレバーによってレバーのブレーキパッドが
メカケース内壁に摺動し、この摩擦力によって可動クラ
ッチ板を抑えるものである。
【0016】請求項10に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けた係合歯と、固定クラ
ッチ板に設けた前記係合歯に係合する係合歯と、可動ク
ラッチ板に回動自在に設けたブレーキパッドを有するレ
バーと、可動クラッチ板と固定クラッチ板を内部に収容
するメカケースとによって構成し、遠心力で飛び出すレ
バーによってレバーのブレーキパッドがメカケース内壁
に摺動し、この摩擦力によって2つのクラッチ板の係合
歯同士が深く結合してロックされるものである。
【0017】請求項11に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けた係合歯と、固定クラ
ッチ板に設けた前記係合歯が係合する溝とによって構成
し、遠心力によって可動クラッチ板に設けた係合歯が半
径方向にスライドして固定クラッチ板に設けた溝に係合
して2のクラッチ板がロックされるものである。
【0018】請求項12に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、脱水軸に設けた孔内にコイルバネを有するピ
ンと、可動クラッチ板に設けた前記ピンを受ける窪みま
たは溝によって構成し、遠心力によってピンが可動クラ
ッチ板の窪みまたは溝に係合して2のクラッチ板がロッ
クされるものである。
【0019】請求項13に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、一端を脱水軸に取り付け他端には突起を有す
る重りを取り付けた板バネと、可動クラッチ板に設けた
前記突起を受ける窪みまたは溝とによって構成し、遠心
力によって突起を有する重りが可動クラッチ板の窪みま
たは溝に係合して2つのクラッチ板がロックされるもの
である。
【0020】請求項14に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、一端を可動クラッチ板に取り付け、他端には
フック部を有する有する板バネと、可動クラッチ板と固
定クラッチ板を内部に収容するメカケースの内壁に設け
た突起リングとによって構成し、遠心力によって板ばね
の先端に設けたフック部が振れて突起リングの下に係合
し、2つのクラッチ板をロックするものである。
【0021】請求項15に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、脱水時に可動クラッチ板を固定クラッチ板側
に付勢する脱水軸に設けたコイルバネによって構成し、
脱水時に可動クラッチ板が固定クラッチ板に係合した際
にコイルバネによる付勢力によってこの係合が容易に解
けないようにロックするものである。
【0022】請求項16に記載した発明は、係合外れ防
止手段は、脱水軸に設けた可動クラッチ板を固定クラッ
チ板側に付勢するコイルバネと、脱水軸に設けた固定ク
ラッチ板を可動クラッチ板側に付勢するコイルバネによ
って構成し、脱水時に可動クラッチ板が固定クラッチ板
に係合した際に2つのコイルバネによる付勢力によって
この係合が容易に解けないようにロックするものであ
る。
【0023】請求項17に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けたプロペラによって構
成し、可動クラッチ板の回転によってプロペラが回転
し、生じる風の反力によって可動クラッチ板を抑えるも
のである。
【0024】請求項18に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けた係合歯と、固定クラ
ッチ板に設けた前記係合歯に係合する係合歯と、可動ク
ラッチ板に設けた空気抵抗板とによって構成し、回転に
より生じる空気抵抗によって2つのクラッチ板の係合歯
同士が深く結合してロックされるものである。
【0025】請求項19に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けた空気抵抗板を兼ねた
レバーによって構成し、回転により生じる空気抵抗によ
って前記レバーが回転し、2つのクラッチ板がロックさ
れるものである。
【0026】請求項20に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けた係合歯と、固定クラ
ッチ板に設けた前記係合歯に係合する係合歯と、可動ク
ラッチ板に設けた磁石と、可動クラッチ板と固定クラッ
チ板を内部に収容する磁性体メカケースとによって構成
し、磁石とメカケースとにより生じる磁気抵抗によって
2つのクラッチ板の係合歯同士が深く結合してロックさ
れるものである。
【0027】請求項21に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けた磁石と、固定クラッ
チ板に設けた前記磁石に吸引する極性を持つ磁石とによ
って構成し、可動板クラッチと固定クラッチがかみ合う
ときに可動板クラッチの自重と磁石の吸引力の両方によ
り深く結合してロックされるものである。
【0028】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について説明す
る。図1は本実施例の全体構成を示す断面図である。ま
た図2・図3は、本実施例の係合外れ防止手段を説明す
る断面図である。本体1には、脱水槽5を固定した中空
の脱水軸4と、脱水槽5内に配置したパルセータ9を固
定した脱水軸4内に配置した洗濯軸8と、洗濯軸8を駆
動する駆動モータ10と、洗濯軸8と脱水軸4とが一体
となって回転するように洗濯軸8に固定した固定クラッ
チ板11と、固定クラッチ板11に係合する可動クラッ
チ板13と、可動クラッチ板13を洗濯軸8のスラスト
方向に駆動するプランジャ17を備えたソレノイド12
とを備えている。
【0029】つまり可動クラッチ板13は、ソレノイド
12のプランジャ17と摺動するテーパ部16を有して
おり、プランジャ17の移動に伴って可動クラッチ板1
3が洗濯軸8のスラスト方向に上下動するものである。
また20は、ソレノイド12に設けているプランジャ1
7を戻すように付勢しているバイアスバネである。
【0030】18は、前記固定クラッチ板11と可動ク
ラッチ板13等を収容しているメカケース19に固定し
た、共回りを防止する係合歯である。
【0031】また脱水軸4は、固定クラッチ板11と可
動クラッチ板13との係合が容易に外れないように作用
する係合外れ防止手段を備えている。
【0032】本実施例ではこの係合外れ防止手段とし
て、脱水軸4に斜めに設けた孔21と、この孔21内に
設けた球体22と、可動クラッチ板13に設けた窪み2
3とによって構成している。なお窪み23は、リング状
の溝としても良いものである。
【0033】以下本実施例の動作について説明する。洗
濯・すすぎ行程では、ソレノイド12に通電する。ソレ
ノイド12が通電されると、バイアスバネ20の付勢力
に打ち勝ってプランジャ17が前進する。プランジャ1
7の前進によって、可動クラッチ板13のテーパ部16
が押し上げられる。これによって可動クラッチ板13は
固定クラッチ板11との係合から解放され、同時にメカ
ケース19に固定した係合歯18と係合する。従って駆
動モータ10の回転は洗濯軸8だけに伝達されて、脱水
槽5の底部に設けているパルセータ9が動作する。パル
セータ9の動作によって、脱水槽5内に投入されている
洗濯物の洗濯・すすぎが進行する。
【0034】洗濯工程を終了すると、自動的に脱水工程
に入り、この脱水行程ではソレノイド12に対する通電
を停止する。この通電停止によってバイアスバネ20が
作用し、プランジャ17は押し戻される。このため、可
動クラッチ板13は自重によって係合歯18から離れ、
固定クラッチ板11と係合する。従って駆動モータ10
の回転は脱水軸4側に伝達される。脱水軸4が回転する
と、脱水槽5全体が回転し、洗濯・すすぎ工程を終了し
た洗濯物は脱水される。
【0035】以上のようにして、脱水槽5内に投入され
た洗濯物は、自動的に洗濯・すすぎ・脱水工程を終了す
るものである。
【0036】このとき本実施例では、脱水軸4に、固定
クラッチ板11と可動クラッチ板13との係合が容易に
外れないように作用する係合外れ防止手段を備えてい
る。つまり、脱水軸4に斜めに設けた孔21内に球体2
2を設けており、図3に示しているようにこの球体22
が脱水時の脱水軸4の回転によって遠心力を受けて、脱
水軸4に斜めに設けた孔21を登って、可動クラッチ板
13に設けた窪み23にはまり込むものである。球体2
2は、脱水時の脱水軸4の高速回転による遠心力を受け
ており、窪み23に一旦はまりこむと、簡単には外れな
いものである。こうして、球体22が窪み23にはまり
こむことによって、可動クラッチ板13がスラスト方向
に移動することは防止され、可動クラッチ板13と固定
クラッチ板12との係合が容易に外れないものである。
【0037】以上のように本実施例によれば、係合外れ
防止手段を構成する脱水軸4に斜めに設けた孔21には
め込んだ球体22が、脱水時の高速回転によって、可動
クラッチ板13に設けた窪み23にはまり込んで、可動
クラッチ板13がスラスト方向に移動することを防止で
きるものである。つまり本実施例は、クラッチ機構に係
合外れ防止手段を一体に組み込んだ簡単な構成で、脱水
工程中のクラッチの外れ、クラッチからの異音を防止
し、信頼性の高いクラッチ機構を備えた全自動洗濯機を
提供するものである。
【0038】(実施例2)本実施例では、図4(b)に
示しているように、球体22に代えて円筒ローラ23を
使用している。つまり係合外れ防止手段として、脱水軸
4に斜めに設けた孔21と、孔21内に設けた円筒ロー
ラ24と、可動クラッチ板13に設けた窪み23とによ
って構成している。
【0039】以上の構成で、脱水時の脱水軸4の高速回
転によって、図4(a)に示しているように円筒ローラ
24が孔21を登って窪み23にはまりこむものであ
る。このとき、円筒ローラ24を使用することによっ
て、球体22を使用した実施例1のものよりも確実に係
合ができるものである。
【0040】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて図5に基づいて説明する。本実施例では、係合外
れ防止手段として、スリット25と、スリット25には
め込んだレバー26と、窪み23を使用しているもので
ある。レバー26は、脱水軸4に設けているスリット2
5に一端を支点27によって支持して脱水軸4に対して
回動自在となっており、他端はフック部26aとなって
いる。
【0041】以上の構成で、図6に示しているように、
脱水時の脱水軸4の高速回転によって、レバー26は遠
心力によって振れて、レバー26のフック部26aが可
動クラッチ板13に設けた窪み23にはまり込むもので
ある。
【0042】(実施例4)続いて本発明の第4の実施例
について図7に基づいて説明する。本実施例では係合外
れ防止手段を、レバー28と、固定クラッチ板30とに
よって構成している。レバー28は、一端を可動クラッ
チ板13に設けた支点29によってによって支持してお
り、他端はフック部28aとなっている。固定クラッチ
板30は、図8に示しているように、可動クラッチ板1
1が係合する係合歯中に溝部30aを有している。
【0043】つまり図9に示しているように、脱水時の
脱水軸4の高速回転によって、支点29に一端を支持さ
れ、可動クラッチ板13に対して回動自在となっている
レバー28が振れ、レバー28のフック部28aが固定
クラッチ板30に設けた溝部30にはまりこむものであ
る。
【0044】(実施例5)次に本発明の第5の実施例に
ついて図10に基づいて説明する。本実施例では係合外
れ防止手段を、レバー33と、可動クラッチ板13と固
定クラッチ板11を内部に収容するメカケース19の内
壁に設けた突起リング32とによって構成している。レ
バー33は、可動クラッチ板13に支点31に一端を支
持され脱水軸4に対して回動自在となっており、他端に
はフック部33aを有している。
【0045】つまり図11に示しているように、脱水時
の脱水軸4の高速回転によって、レバー33が振れて、
フック部33aが突起リング32の下にはまり込む形と
なって、可動クラッチ板13がスラスト方向に移動する
ことを防止するものである。
【0046】なお本実施例おいて使用している突起リン
グ32は断面形状を長方形としているが、三角形の斜面
形状としても支障はなく、要はレバー33のフック部3
3aが移動できない形状であればよい。
【0047】(実施例6)次に本発明の第6の実施例に
ついて図12に基づいて説明する。本実施例では係合外
れ防止手段を、洗濯軸8に設けた支点35に一端を支持
したレバー34と、可動クラッチ板13とによって構成
している。レバー34は先端部がフック部34aとなっ
ており、可動クラッチ板13に設けている凸部13aに
引っかかるようになっている。
【0048】つまり図13に示しているように、脱水時
の高速回転によって、レバー34が振れて、フック部3
4aが可動クラッチ板13の凸部13aを挟み込む形と
なって、可動クラッチ板13がスラスト方向に移動する
ことを防止するものである。
【0049】(実施例7)次に本発明の第7の実施例に
ついて図14に基づいて説明する。本実施例では係合外
れ防止手段を、可動クラッチ板13に設けたレバー36
と、固定クラッチ板11に設けているリング37とによ
って構成している。レバー36は、一端を可動クラッチ
板11に設けた支点31によって支持しており、他端は
フック部36aとなっている。
【0050】以上の構成で図15に示しているように、
脱水時の高速回転によってレバー36が振れて、フック
部36aがリング37に引っかかる形となるものであ
る。
【0051】(実施例8)続いて本発明の第8の実施例
について、図16に基づいて説明する。本実施例では係
合外れ防止手段を、レバー38と、メカケース19とに
よって構成している。レバー38は、可動クラッチ板1
3に設けている支点31に一端を支持するようにしてお
り、他端にはブレーキパッド38aを有している。また
メカケース19の内壁には、ゴム等によって構成した摺
動面39を有している。
【0052】以上の構成で図17に示しているように、
高速回転による遠心力を受けて、レバー38が振れて、
レバー38の端部に設けているブレーキパッド38aが
メカケース19の内壁に設けている摺動面39に摺動す
るものである。この摺動時の摩擦力によって、可動クラ
ッチ板13のスラスト方向への移動が防止され、可動ク
ラッチ板13が固定クラッチ板11に固定されるもので
ある。
【0053】なお本実施例で使用しているブレーキパッ
ド38aは専用のものでなくても良く、メカケース19
の内壁に設けている摺動面39と摩擦することによって
ブレーキを掛けらるものであれば支障はない。
【0054】(実施例9)次に本発明の第9の実施例に
ついて図18に基づいて説明する。本実施例では係合外
れ防止手段を、レバー38と、メカケース19に設けて
いる摺動面39と、可動クラッチ板13と固定クラッチ
板11とによって構成している。レバー38は、可動ク
ラッチ板13に設けている支点31に一端を支持してお
り、他端にはブレーキパッド38aを備えている。メカ
ケース19は、実施例8と同様の摺動面39を備えてい
る。また、可動クラッチ板13と固定クラッチ板11と
は、図19に示しているような係合のための係合歯40
を有している。
【0055】以下本実施例の動作を説明する。図20
は、本実施例の動作状態を説明している。高速回転によ
る遠心力を受けて、レバー38は半径方向に振れ、レバ
ー38の端部に設けているブレーキパッド38aはメカ
ケース19に設けた摺動面39と摺動する。この摺動に
よる摩擦力のために、可動クラッチ板13と固定クラッ
チ板11との係合位置が周方向にずれ、互いの係合歯4
0による係合が深くなるものである。
【0056】(実施例10)次に本発明の第10の実施
例について図21に基づいて説明する。45は可動クラ
ッチ板であり、図22に示しているように端部に係合歯
45aを有している。また46は、洗濯軸8に固定して
いる固定クラッチ板で、図23に示しているように係合
歯45aが係合する溝46aを有している。
【0057】以下本実施例の動作について説明する。図
24は本実施例の動作状態を示している。高速回転の遠
心力によって、可動クラッチ板45は固定クラッチ板4
6に係合した状態で半径方向にスライドするものであ
る。このスライドによって、可動クラッチ板45の端部
に設けている係合歯45aは、固定クラッチ板46に設
けた溝46aに係合して2のクラッチ板がロックされる
ものである。
【0058】(実施例11)続いて、本発明の第11の
実施例について図25に基づいて説明する。本実施例で
は係合外れ防止手段を、脱水軸4に設けた孔50と孔5
0内に設けているコイルバネ52を有するピン51と、
可動クラッチ板13に設けた窪み53とによって構成し
ている。
【0059】以下本実施例の動作について説明する。図
26は本実施例の動作状態を示している。可動クラッチ
板13が固定クラッチ板11に係合した高速回転時にお
いては、ピン51を設けている孔50と、可動クラッチ
板13に設けている窪み53の位置が合致する。このた
め、高速回転による遠心力がコイルバネ52の付勢力に
打ち勝ってピン51は窪み53内に係合する。従って可
動クラッチ板13は固定され、固定クラッチ板11と可
動クラッチ板13とはロックされるものである。
【0060】(実施例12)次に本発明の第12の実施
例について説明する。本実施例では、図27に示してい
るように、係合外れ防止手段を、一端を脱水軸4に取り
付け他端には突起55を有する重り56を取り付けた板
バネ57と、可動クラッチ板13に設けた前記突起55
を受ける窪み58とによって構成している。
【0061】以上の構成で脱水時の高速回転時には、図
28に示しているように、遠心力によって突起55を有
する重り56が振れて、可動クラッチ板13の窪み58
に係合するものである。この係合は、板バネ57のバネ
効果によってより強力なものとなる。こうして、可動ク
ラッチ板13と固定クラッチ板11とは確実にロックさ
れる。
【0062】(実施例13)次に本発明の第13の実施
例について説明する。図29に示しているように、本実
施例では係合外れ防止手段を、一端を可動クラッチ板1
3に取り付け、他端にはフック部60aを有する有する
板バネ60と、メカケース19の内壁に設けた突起リン
グ61とによって構成している。
【0063】以上の構成で、脱水時の高速回転時には、
図30に示しているように、遠心力によってフック部6
0aが振れて、突起リング61の下側に係合する。この
係合は、板バネ57のバネ効果によってより強力なもの
となる。こうして、可動クラッチ板13と固定クラッチ
板11とは確実にロックされる。
【0064】(実施例14)次に本発明の第14の実施
例について図31に基づいて説明する。本実施例では、
脱水軸4に可動クラッチ板13を固定クラッチ板11側
に付勢するコイルバネ65を設けている。
【0065】可動クラッチ板13が固定クラッチ板11
に係合する脱水時には、可動クラッチ板13の自重にコ
イルバネ65による付勢力が加わって、前記係合を確実
なものとしている。
【0066】なお本実施例で使用しているコイルバネ6
5は、例えば樹脂などの弾性体を使用しても支障はな
い。
【0067】(実施例15)次に本発明の第15の実施
例について図32に基づいて説明する。本実施例では、
脱水軸4に可動クラッチ板13を固定クラッチ板11側
に付勢するコイルバネ65と、同じく脱水軸4に設けて
いる固定クラッチ板11を可動クラッチ板13側に付勢
するコイルバネ66を設けている。
【0068】以上の構成で脱水時には、可動クラッチ板
13がコイルバネ66を圧縮しながら固定クラッチ板1
1に係合する。このとき、コイルバネ65の付勢力とコ
イルバネ66の付勢力とを、脱水時の振動中も2つのク
ラッチ板に加わるバネ圧がなくならないように設定して
いる。このため、可動クラッチ板13と固定クラッチ板
11との係合は確実となり、脱水時の振動によって外れ
ることはない。
【0069】(実施例16)次に本発明の第16の実施
例について図33に基づいて説明する。本実施例では、
可動クラッチ板13に固定クラッチ板11側に付勢する
プロペラ67を設けている。
【0070】以上の構成で脱水時には、可動クラッチ板
13が自重により固定クラッチ板11に係合する。脱水
時の回転により、プロペラ67は回転し、風を起こす。
この風の反力をプロペラ67が受け、プロペラ67を設
けた可動クラッチ板13は固定クラッチ側に押される。
このため、可動クラッチ板13と固定クラッチ板11と
の係合は確実となり、脱水時の振動によって外れること
はない。
【0071】(実施例17)次に本発明の第17の実施
例について図34に基づいて説明する。本実施例では係
合外れ防止手段を、可動クラッチ板13に設けた空気抵
抗板68と、可動クラッチ板13と固定クラッチ板11
とによって構成している。また、可動クラッチ板13と
固定クラッチ板11とは、図35に示しているような係
合のための係合歯40を有している。
【0072】以下本実施例の動作を説明する。図36
は、本実施例の動作状態を説明している。空気抵抗板6
8は高速回転による空気抵抗を受けて、可動クラッチ板
13と固定クラッチ板11との係合位置が周方向にず
れ、互いの係合歯40による係合が深くなるものであ
る。
【0073】(実施例18)次に本発明の第18の実施
例について図37に基づいて説明する。本実施例では、
可動クラッチ板13に空気抵抗板を兼ねたレバー69に
よって構成している。レバー69は図38に示している
ように、フック部69aを有する下部が固定クラッチ板
11の周囲に回転可能となっている。
【0074】以下本実施例の動作について説明する。脱
水開始時には、可動クラッチ板13が自重によって固定
クラッチ板11に係合する。脱水速度が増加してくる
と、レバー69は空気抵抗を受け、レバー69の下部の
フック部69aが固定クラッチ板11にはまり込む。こ
のため、可動クラッチ板13と固定クラッチ板11との
係合は確実となり、脱水時の振動によって外れることは
ない。
【0075】(実施例19)次に本発明の第19の実施
例について図39に基づいて説明する。本実施例では係
合外れ防止手段を、可動クラッチ板13に設けた磁石7
0と、可動クラッチ板13と固定クラッチ板11とによ
って構成している。また、可動クラッチ板13と固定ク
ラッチ板11とは、図40に示しているような係合のた
めの係合歯40を有している。
【0076】以下本実施例の動作を説明する。可動クラ
ッチ板13に設けている磁石70は、磁性体によって構
成しているメカケース19の壁面を吸引している。この
状態で脱水工程に入って図41に示しているように、可
動クラッチ板13と固定クラッチ板11とが係合する
と、メカケース19が磁石70によって吸引されている
ため、脱水軸8の回転数が増加したときに、可動クラッ
チ板13と固定クラッチ板11との係合位置が周方向に
ずれ、互いの係合歯40による係合が深くなるものであ
る。
【0077】なお、メカケース19は全体を磁性体で構
成しなくとも、可動クラッチ板11に設けた磁石70に
面する部分だけでもよい。
【0078】(実施例20)次に本発明の第20の実施
例について図42に基づいて説明する。本実施例では、
可動クラッチ板13には磁石71を、固定クラッチ板1
1には前記磁石71とは逆極性に着磁した磁石72を設
けている。
【0079】以下本実施例の動作について説明する。脱
水開始時には、可動クラッチ板13が自重によって固定
クラッチ板11に係合する。この時、磁石71・磁石7
2は互いに吸引し、結果として可動クラッチ板13と固
定クラッチ板11との係合は確実となるものである。つ
まり、脱水時の振動によって外れることはないものであ
る。
【0080】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、脱水槽を固
定した中空の脱水軸と、脱水槽内に配置したパルセータ
を固定した前記脱水軸内に配置した洗濯軸と、洗濯軸を
駆動する駆動モータと、洗濯軸と脱水軸とが一体となっ
て回転するように洗濯軸に固定した可動クラッチ板と、
可動クラッチ板と係合する固定クラッチ板と、前記可動
クラッチ板を洗濯軸のスラスト方向に駆動するプランジ
ャを備えたソレノイドとを備え、前記脱水軸は係合外れ
防止手段を有する構成として、脱水軸に設けた係合外れ
防止手段による簡単な構成で、信頼性の高いクラッチ機
構を備えた全自動洗濯機を実現するものである。
【0081】請求項2に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、脱水軸に斜めに設けた孔と、この孔内に設けた
球体と、可動クラッチ板に設けた前記球体を受ける窪み
によって構成して、遠心力で飛び出した球体が窪み内に
はまりこむことによって、可動クラッチ板が固定クラッ
チ板にロックされる、簡単な構成で、信頼性の高いクラ
ッチ機構を備えた全自動洗濯機を実現するものである。
【0082】請求項3に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、脱水軸に斜めに設けた孔と、この孔内に設けた
円筒体と、可動クラッチ板に設けた前記円筒体を受ける
窪みによって構成して、遠心力で飛び出した円筒体が窪
み内にはまりこむことによって、可動クラッチ板が固定
クラッチ板にロックされる、簡単な構成で、信頼性の高
いクラッチ機構を備えた全自動洗濯機を実現するもので
ある。
【0083】請求項4に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、脱水軸に回動自在に設けたレバーと、可動クラ
ッチ板に設けた前記レバーを受ける窪みまたは溝によっ
て構成して、遠心力で飛び出したレバーが窪みまたは溝
にはまりこむことによって、可動クラッチ板が固定クラ
ッチ板にロックされる簡単な構成で、信頼性の高いクラ
ッチ機構を備えた全自動洗濯機を実現するものである。
【0084】請求項5に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、可動クラッチ板に回動自在に設けたレバーと、
固定クラッチ板に設けた前記レバーを受ける突起または
溝とによって構成して、遠心力で飛び出すレバーによっ
て2つのクラッチ板がロックされる簡単な構成で、信頼
性の高いクラッチ機構を備えた全自動洗濯機を実現する
ものである。
【0085】請求項6に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、可動クラッチ板に回動自在に設けたフック部を
有するレバーと、可動クラッチ板と固定クラッチ板を内
部に収容するメカケースの内壁に設けた前記レバーのフ
ック部を受ける突起リングとによって構成して、遠心力
で飛び出すレバーに設けたフック部がメカケースに設け
た突起リングの下にはまり込んで、2つのクラッチ板が
ロックされる簡単な構成で、信頼性の高いクラッチ機構
を備えた全自動洗濯機を実現するものである。
【0086】請求項7に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、洗濯軸に回動自在に設けたフック部を有するレ
バーと、可動クラッチ板に設けた前記フック部が引っか
かる凸部によって構成して、遠心力で飛び出すレバーに
よってレバーのフック部が可動クラッチ板に設けた凸部
に引っかかり、2つのクラッチ板がロックされる簡単な
構成で、信頼性の高いクラッチ機構を備えた全自動洗濯
機を実現するものである。
【0087】請求項8に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、可動クラッチ板に回動自在に設けたフック部を
有するレバーと、固定クラッチ板に設けた前記フック部
が引っかかるリングとによって構成し、遠心力で飛び出
すレバーのフック部が固定クラッチ板のリングにに引っ
かかり、2つのクラッチ板がロックされる簡単な構成
で、信頼性の高いクラッチ機構を備えた全自動洗濯機を
実現するものである。
【0088】請求項9に記載した発明は、係合外れ防止
手段を、可動クラッチ板に回動自在に設けたブレーキパ
ッドを有するレバーと、可動クラッチ板と固定クラッチ
板を内部に収容するメカケースとによって構成し、遠心
力で飛び出すレバーによってレバーのブレーキパッドが
メカケース内壁に摺動し、この摩擦力によって可動クラ
ッチ板を抑える簡単な構成で、信頼性の高いクラッチ機
構を備えた全自動洗濯機を実現するものである。
【0089】請求項10に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けたフック部と、固定ク
ラッチ板に設けた前記フック部に係合するフック部と、
可動クラッチ板に回動自在に設けたブレーキパッドを有
するレバーと、可動クラッチ板と固定クラッチ板を内部
に収容するメカケースとによって構成して、遠心力で飛
び出すレバーによってレバーのブレーキパッドがメカケ
ース内壁に摺動し、この摩擦力によって2つのクラッチ
板の係合歯同士が深く結合する簡単な構成で、信頼性の
高いクラッチ機構を備えた全自動洗濯機を実現するもの
である。
【0090】請求項11に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けた係合歯と、固定クラ
ッチ板に設けた前記係合歯が係合する溝とによって構成
し、遠心力によって可動クラッチ板に設けた係合歯が半
径方向にスライドして固定クラッチ板に設けた溝に係合
して2のクラッチ板がロックされる簡単な構成で、信頼
性の高いクラッチ機構を備えた全自動洗濯機を実現する
ものである。
【0091】請求項12に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、脱水軸に設けた孔内にコイルバネを有するピ
ンと、可動クラッチ板に設けた前記ピンを受ける窪みま
たは溝によって構成し、遠心力によってピンが可動クラ
ッチ板の窪みまたは溝に係合して2のクラッチ板がロッ
クされる簡単な構成で、信頼性の高いクラッチ機構を備
えた全自動洗濯機を実現するものである。
【0092】請求項13に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、一端を脱水軸に取り付け他端には突起を有す
る重りを取り付けた板バネと、可動クラッチ板に設けた
前記突起を受ける窪みまたは溝とによって構成し、遠心
力によって突起を有する重りが可動クラッチ板の窪みま
たは溝に係合して2つのクラッチ板がロックされる簡単
な構成で、信頼性の高いクラッチ機構を備えた全自動洗
濯機を実現するものである。
【0093】請求項14に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、一端を可動クラッチ板に取り付け、他端には
フック部を有する有する板バネと、可動クラッチ板と固
定クラッチ板を内部に収容するメカケースの内壁に設け
た突起リングとによって構成し、遠心力によって板ばね
の先端に設けたフック部が振れて突起リングの下に係合
し、2つのクラッチ板をロックする簡単な構成で、信頼
性の高いクラッチ機構を備えた全自動洗濯機を実現する
ものである。
【0094】請求項15に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板を固定クラッチ板側に付勢す
る脱水軸に設けたコイルバネによって構成し、脱水時に
可動クラッチ板が固定クラッチ板に係合した際にコイル
バネによる付勢力によってこの係合が容易に解けないよ
うにロックする簡単な構成で、信頼性の高いクラッチ機
構を備えた全自動洗濯機を実現するものである。
【0095】請求項16に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、脱水軸に設けた可動クラッチ板を固定クラッ
チ板側に付勢するコイルバネと、脱水軸に設けた固定ク
ラッチ板を可動クラッチ板側に付勢するコイルバネによ
って構成し、脱水時に可動クラッチ板が固定クラッチ板
に係合した際に2つのコイルバネによる付勢力によって
この係合が容易に解けないようにロックする簡単な構成
で、信頼性の高いクラッチ機構を備えた全自動洗濯機を
実現するものである。
【0096】請求項17に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板を固定クラッチ板側に付勢す
る可動板クラッチに設けたプロペラによって構成し、脱
水時に可動クラッチ板が固定クラッチ板に係合した際に
回転による風の反力によってこの係合が容易に解けない
ようにロックする簡単な構成で、信頼性の高いクラッチ
機構を備えた全自動洗濯機を実現するものである。
【0097】請求項18に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けた空気抵抗板によって
構成し、脱水時に空気抵抗の反力によって可動クラッチ
板を抑える簡単な構成で、信頼性の高いクラッチ機構を
備えた全自動洗濯機を実現するものである。
【0098】請求項19に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けたフック部を持つレバ
ーによって構成し、脱水時に空気抵抗によってレバーが
回動し、レバーのフックによってこの係合が容易に解け
ないようにロックする簡単な構成で、信頼性の高いクラ
ッチ機構を備えた全自動洗濯機を実現するものである。
【0099】請求項20に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けた磁石と、可動クラッ
チ板と固定クラッチ板を内部に収容する磁性体メカケー
スとによって構成し、磁力によって可動クラッチ板を抑
える簡単な構成で、信頼性の高いクラッチ機構を備えた
全自動洗濯機を実現するものである。
【0100】請求項21に記載した発明は、係合外れ防
止手段を、可動クラッチ板に設けた磁石と固定クラッチ
に設けた磁石によって構成し、脱水時に可動クラッチ板
が固定クラッチ板に係合した際に磁力吸引力によってこ
の係合が容易に解けないようにロックする簡単な構成
で、信頼性の高いクラッチ機構を備えた全自動洗濯機を
実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である全自動洗濯機の全
体構成を説明する断面図
【図2】同、係合外れ防止手段の全体構成を説明する断
面図
【図3】同、係合外れ防止手段の要部を示す断面図
【図4】(a)本発明の第2の実施例である係合外れ防
止手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段の要
部を示す断面図 (b)同、円筒体の構成を示す斜視図
【図5】本発明の第3の実施例である係合外れ防止手段
を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す断面
【図6】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す断面図
【図7】本発明の第4の実施例である係合外れ防止手段
を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す断面
【図8】同、固定クラッチ板の構成を示す斜視図
【図9】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す断面図
【図10】本発明の第5の実施例である係合外れ防止手
段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す断
面図
【図11】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す断面
【図12】本発明の第6の実施例である係合外れ防止手
段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す断
面図
【図13】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す断面
【図14】本発明の第7の実施例である係合外れ防止手
段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す断
面図
【図15】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す断面
【図16】本発明の第8の実施例である係合外れ防止手
段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す断
面図
【図17】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す断面
【図18】本発明の第9の実施例である係合外れ防止手
段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す断
面図
【図19】同、固定クラッチ板または可動クラッチ板の
構成を示す斜視図
【図20】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す斜視
【図21】本発明の第10の実施例である係合外れ防止
手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す
断面図
【図22】同、可動クラッチ板の構成を示す斜視図
【図23】同、固定クラッチ板の構成を示す斜視図
【図24】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す断面
【図25】本発明の第11の実施例である係合外れ防止
手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す
断面図
【図26】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す断面
【図27】本発明の第12の実施例である係合外れ防止
手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す
断面図
【図28】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す斜視
【図29】本発明の第13の実施例である係合外れ防止
手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す
断面図
【図30】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す斜視
【図31】本発明の第14の実施例である係合外れ防止
手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す
断面図
【図32】本発明の第15の実施例である係合外れ防止
手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す
断面図
【図33】本発明の第16の実施例である係合外れ防止
手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す
断面図
【図34】本発明の第17の実施例である係合外れ防止
手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す
断面図
【図35】同、固定クラッチ板または可動クラッチ板の
構成を示す斜視図
【図36】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す斜視
【図37】本発明の第18の実施例である係合外れ防止
手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す
断面図
【図38】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す斜視
【図39】本発明の第19の実施例である係合外れ防止
手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す
断面図
【図40】同、固定クラッチ板または可動クラッチ板の
構成を示す斜視図
【図41】同、係合外れ防止手段の動作状態を示す斜視
【図42】本発明の第20の実施例である係合外れ防止
手段を使用した全自動洗濯機の係合外れ防止手段を示す
断面図
【図43】従来例である全自動洗濯機の構成を説明する
断面図
【符号の説明】
3 脱水槽 4 脱水軸 8 洗濯軸 9 パルセータ 10 駆動モータ 11 固定クラッチ板 11a 溝部 12 ソレノイド 13 可動クラッチ板 13a 凸部 17 プランジャ 19 メカケース 21 孔 22 球体 23 窪み 24 円筒体 26 レバー 26a フック部 26b フック部 32 突起リング 33 レバー 34 レバー 34a フック部 36 レバー 36a フック部 37 リング 38 レバー 38a ブレーキパッド 39 摺動面 40 係合歯 45 可動クラッチ板 45a 係合歯 46 固定クラッチ板 46a 溝 50 孔 51 ピン 52 コイルバネ 53 窪み 56 重り 57 板バネ 58 窪み 60 板バネ 60a フック部 61 突起リング 65 コイルバネ 66 コイルバネ 67 プロペラ 68 空気抵抗板 69 レバー 69a フック部 70 磁石 71 磁石 72 磁石

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水槽を固定した中空の脱水軸と、脱水
    槽内に配置したパルセータを固定した前記脱水軸内に配
    置した洗濯軸と、洗濯軸を駆動する駆動モータと、洗濯
    軸と脱水軸とが一体となって回転するように洗濯軸に固
    定した可動クラッチ板と、可動クラッチ板と係合する固
    定クラッチ板と、前記可動クラッチ板を洗濯軸のスラス
    ト方向に駆動するプランジャを備えたソレノイドとを備
    え、前記脱水軸は係合外れ防止手段を有する全自動洗濯
    機。
  2. 【請求項2】 係合外れ防止手段は、脱水軸に斜めに設
    けた孔と、この孔内に設けた球体と、可動クラッチ板に
    設けた前記球体を受ける窪みによって構成した請求項1
    記載の全自動洗濯機。
  3. 【請求項3】 係合外れ防止手段は、脱水軸に斜めに設
    けた孔と、この孔内に設けた円筒体と、可動クラッチ板
    に設けた前記円筒体を受ける窪みによって構成した請求
    項1記載の全自動洗濯機。
  4. 【請求項4】 係合外れ防止手段は、脱水軸に回動自在
    に設けたレバーと、可動クラッチ板に設けた前記レバー
    を受ける窪みまたは溝によって構成した請求項1記載の
    全自動洗濯機。
  5. 【請求項5】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板に
    回動自在に設けたレバーと、固定クラッチ板に設けた前
    記レバーを受ける突起または溝とによって構成した請求
    項1記載の全自動洗濯機。
  6. 【請求項6】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板に
    回動自在に設けたフック部を有するレバーと、可動クラ
    ッチ板と固定クラッチ板を内部に収容するメカケースの
    内壁に設けた前記レバーのフック部を受ける突起リング
    とによって構成した請求項1記載の全自動洗濯機。
  7. 【請求項7】 係合外れ防止手段は、洗濯軸に回動自在
    に設けたフック部を有するレバーと、可動クラッチ板に
    設けた前記フック部が引っかかる凸部によって構成した
    請求項1記載の全自動洗濯機。
  8. 【請求項8】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板に
    回動自在に設けたフック部を有するレバーと、固定クラ
    ッチ板に設けた前記フック部が引っかかるリングによっ
    て構成した請求項1記載の全自動洗濯機。
  9. 【請求項9】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板に
    回動自在に設けたブレーキパッドを有するレバーと、可
    動クラッチ板と固定クラッチ板を内部に収容するメカケ
    ースとによって構成した請求項1記載の全自動洗濯機。
  10. 【請求項10】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板
    に設けた係合歯と、固定クラッチ板に設けた前記係合歯
    に係合する係合歯と、可動クラッチ板に回動自在に設け
    たブレーキパッドを有するレバーと、可動クラッチ板と
    固定クラッチ板を内部に収容するメカケースとによって
    構成した請求項1記載の全自動洗濯機。
  11. 【請求項11】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板
    に設けた係合歯と、固定クラッチ板に設けた前記係合歯
    が係合する溝とによって構成した請求項1記載の全自動
    洗濯機。
  12. 【請求項12】 係合外れ防止手段は、脱水軸に設けた
    孔内にコイルバネを有するピンと、可動クラッチ板に設
    けた前記ピンを受ける窪みまたは溝によって構成した請
    求項1記載の全自動洗濯機。
  13. 【請求項13】 係合外れ防止手段は、一端を脱水軸に
    取り付け他端には突起を有する重りを取り付けた板バネ
    と、可動クラッチ板に設けた前記突起を受ける窪みまた
    は溝とによって構成した請求項1記載の全自動洗濯機。
  14. 【請求項14】 係合外れ防止手段は、一端を可動クラ
    ッチ板に取り付け、他端にはフック部を有する有する板
    バネと、可動クラッチ板と固定クラッチ板を内部に収容
    するメカケースの内壁に設けた突起リングとによって構
    成した請求項1記載の全自動洗濯機。
  15. 【請求項15】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板
    を固定クラッチ板側に付勢する脱水軸に設けたコイルバ
    ネによって構成した請求項1記載の全自動洗濯機。
  16. 【請求項16】 係合外れ防止手段は、脱水軸に設けた
    可動クラッチ板を固定クラッチ板側に付勢するコイルバ
    ネと、脱水軸に設けた固定クラッチ板を可動クラッチ板
    側に付勢するコイルバネによって構成した請求項1記載
    の全自動洗濯機。
  17. 【請求項17】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板
    に設けた可動クラッチ板を固定クラッチ板側に付勢する
    プロペラによって構成した請求項1記載の全自動洗濯
    機。
  18. 【請求項18】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板
    に設けた係合歯と、固定クラッチ板に設けた前記係合歯
    に係合する係合歯と、可動クラッチ板に設けた空気抵抗
    板によって構成した請求項1記載の全自動洗濯機。
  19. 【請求項19】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板
    に設けた空気抵抗板を兼ねたレバーによって構成した請
    求項1記載の全自動洗濯機。
  20. 【請求項20】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板
    に設けた係合歯と、固定クラッチ板に設けた前記係合歯
    に係合する係合歯と、可動クラッチ板に設けた磁石と、
    可動クラッチ板と固定クラッチ板を内部に収容する磁性
    体メカケースとによって構成した請求項1記載の全自動
    洗濯機。
  21. 【請求項21】 係合外れ防止手段は、可動クラッチ板
    に設けた磁石と、固定クラッチ板に設けた前記磁石に吸
    引する極性を持つ磁石とによって構成した請求項1記載
    の全自動洗濯機。
JP8269567A 1996-10-11 1996-10-11 全自動洗濯機 Pending JPH10113494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8269567A JPH10113494A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 全自動洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8269567A JPH10113494A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 全自動洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10113494A true JPH10113494A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17474169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8269567A Pending JPH10113494A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 全自動洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10113494A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7254965B2 (en) 2001-02-19 2007-08-14 Lg Electronics Inc. Washing machine
KR101128787B1 (ko) 2004-06-21 2012-03-26 엘지전자 주식회사 펄세이터를 구비한 경사형 드럼세탁기 및 그 제어방법
KR101169268B1 (ko) 2004-06-21 2012-08-02 엘지전자 주식회사 펄세이터를 구비한 경사형 드럼세탁기 및 그 제어방법
WO2022164296A1 (en) * 2021-01-29 2022-08-04 Lg Electronics Inc. Laundry treating apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7254965B2 (en) 2001-02-19 2007-08-14 Lg Electronics Inc. Washing machine
KR101128787B1 (ko) 2004-06-21 2012-03-26 엘지전자 주식회사 펄세이터를 구비한 경사형 드럼세탁기 및 그 제어방법
KR101169268B1 (ko) 2004-06-21 2012-08-02 엘지전자 주식회사 펄세이터를 구비한 경사형 드럼세탁기 및 그 제어방법
WO2022164296A1 (en) * 2021-01-29 2022-08-04 Lg Electronics Inc. Laundry treating apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10745845B2 (en) Drum washing machine
US10597812B2 (en) Drum washing machine
JPH10113494A (ja) 全自動洗濯機
US11332872B2 (en) Drum washing machine
CA1310501C (en) Pump motor/basket brake for an automatic washer
JP2001340685A (ja) 脱水兼用洗濯機のクラッチ装置
JP3982131B2 (ja) 洗濯機
US4220232A (en) Two-speed drive
JP5593640B2 (ja) 洗濯機
US4165624A (en) Automatic washer operating apparatus
US6015032A (en) Drive with self-actuating clutch and brake
JP2007319578A (ja) 洗濯機
JP3520193B2 (ja) 洗濯機
JP3530006B2 (ja) 洗濯機
KR100408787B1 (ko) 세탁기의 클러치 구동 방법
JP2007319579A (ja) 洗濯機
JPH05293292A (ja) 脱水兼用洗濯機
WO2022121258A1 (zh) 洗衣机
KR950003688Y1 (ko) 전자동 세탁기의 구동장치
JP2504095Y2 (ja) 洗濯機のクラッチ装置
JPH07116379A (ja) 全自動洗濯機
JP3669298B2 (ja) 洗濯機
JP3099773B2 (ja) 洗濯機
JP2731382B2 (ja) 洗濯機の駆動装置
KR0184745B1 (ko) 자전거용 자동변속장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050623

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050830