JPH1011347A - ハードウェアリソース管理モジュール共通化方式 - Google Patents
ハードウェアリソース管理モジュール共通化方式Info
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- JPH1011347A JPH1011347A JP8181182A JP18118296A JPH1011347A JP H1011347 A JPH1011347 A JP H1011347A JP 8181182 A JP8181182 A JP 8181182A JP 18118296 A JP18118296 A JP 18118296A JP H1011347 A JPH1011347 A JP H1011347A
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- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L69/00—Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
- H04L69/08—Protocols for interworking; Protocol conversion
Abstract
(57)【要約】
【課題】ＯＳＩ管理、またはＳＮＭＰ管理を行う標準の
マネージャ、エージェントシステムにおいてエージェン
トとハードウェアのリソース管理を行うリソースマネー
ジャとの間のインタフェースを標準インタフェースの考
えに基づき汎用的、且つプロトコルの変換処理を最小限
にする方式の提供。 【解決手段】リソースマネージャにて管理を行うデータ
を、標準のインタフェースにおける管理情報ベース（Ｍ
ＩＢ）に実装された管理対象（ＭＯ）と同じオブジェク
ト指向に対応させることにより、ＭＩＢとリソースマネ
ージャのインスタンス同士の対応を容易にし、更に汎用
的なメッセージのフォーマットを規定することにより、
標準プロトコルと標準外のプロトコルとの変換処理を最
小限にする。
マネージャ、エージェントシステムにおいてエージェン
トとハードウェアのリソース管理を行うリソースマネー
ジャとの間のインタフェースを標準インタフェースの考
えに基づき汎用的、且つプロトコルの変換処理を最小限
にする方式の提供。 【解決手段】リソースマネージャにて管理を行うデータ
を、標準のインタフェースにおける管理情報ベース（Ｍ
ＩＢ）に実装された管理対象（ＭＯ）と同じオブジェク
ト指向に対応させることにより、ＭＩＢとリソースマネ
ージャのインスタンス同士の対応を容易にし、更に汎用
的なメッセージのフォーマットを規定することにより、
標準プロトコルと標準外のプロトコルとの変換処理を最
小限にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワーク管理シ
ステムにおけるハードウェアリソース管理方式に関し、
特にＯＳＩ（Ｏｐｅｎ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｉｎｔｅｒｃ
ｏｎｎｅｃｔｉｏｎ）又はＳＮＭＰ（Ｓｉｍｐｌｅ Ｎ
ｅｔｗｏｒｋ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｐｒｏｔｏｃｏ
ｌ）等の標準のプロトコルにより装置の管理を行うネッ
トワーク管理システムの管理方式に関する。
ステムにおけるハードウェアリソース管理方式に関し、
特にＯＳＩ（Ｏｐｅｎ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｉｎｔｅｒｃ
ｏｎｎｅｃｔｉｏｎ）又はＳＮＭＰ（Ｓｉｍｐｌｅ Ｎ
ｅｔｗｏｒｋ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｐｒｏｔｏｃｏ
ｌ）等の標準のプロトコルにより装置の管理を行うネッ
トワーク管理システムの管理方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の標準のプロトコルにより装置の
管理を行うネットワーク管理システムの従来技術につい
て、図６を参照して説明する。標準プロトコルにより管
理を行う通信システムの従来技術においては、管理をさ
れる側であるエージェント６０２と、ハードウェアのリ
ソースの管理を行うリソースマネージャ６０３と、のイ
ンタフェースは、装置に固有の独自のコマンドによるプ
ロトコルが実装されている。
管理を行うネットワーク管理システムの従来技術につい
て、図６を参照して説明する。標準プロトコルにより管
理を行う通信システムの従来技術においては、管理をさ
れる側であるエージェント６０２と、ハードウェアのリ
ソースの管理を行うリソースマネージャ６０３と、のイ
ンタフェースは、装置に固有の独自のコマンドによるプ
ロトコルが実装されている。
【０００３】また、リソースマネージャ６０３を構成す
るプログラムは、オブジェクト指向ではなく専ら機能指
向型で作成されていることが多く、マネージャ６０１と
エージェント６０２間におけるオブジェクト指向により
定義された操作要求と、エージェント６０２とリソース
マネージャ６０３との間における機能指向によるコマン
ドと、の間では基本的な考え方が相違するため、これら
の間のプロトコルの変換を行う装置６２１が必要とされ
ていた。マネージャ６０１からエージェント６０２に対
してＯＳＩ又はＳＮＭＰ等の標準インタフェースを介し
て送信されたオブジェクト指向の操作要求は、プロトコ
ル変換装置６２１で装置固有の機能指向のコマンド形態
にプロトコルに変換され（図示の如く、コマンドと可変
長レコード形式の単純なレコード構成）、リソースマネ
ージャ６０３に装置固有のインタフェースを介して送出
される。なお、図６において、６１１はエージェントの
ＭＩＢを示し、例えばＳＮＭＰ等においては、ネットワ
ーク管理情報の構造とそのデータベースも標準化されて
おり、「ＭＩＢ」と呼ばれている。
るプログラムは、オブジェクト指向ではなく専ら機能指
向型で作成されていることが多く、マネージャ６０１と
エージェント６０２間におけるオブジェクト指向により
定義された操作要求と、エージェント６０２とリソース
マネージャ６０３との間における機能指向によるコマン
ドと、の間では基本的な考え方が相違するため、これら
の間のプロトコルの変換を行う装置６２１が必要とされ
ていた。マネージャ６０１からエージェント６０２に対
してＯＳＩ又はＳＮＭＰ等の標準インタフェースを介し
て送信されたオブジェクト指向の操作要求は、プロトコ
ル変換装置６２１で装置固有の機能指向のコマンド形態
にプロトコルに変換され（図示の如く、コマンドと可変
長レコード形式の単純なレコード構成）、リソースマネ
ージャ６０３に装置固有のインタフェースを介して送出
される。なお、図６において、６１１はエージェントの
ＭＩＢを示し、例えばＳＮＭＰ等においては、ネットワ
ーク管理情報の構造とそのデータベースも標準化されて
おり、「ＭＩＢ」と呼ばれている。
【０００４】なお、文献（１９９５年電子情報通信学
会、通信ソサイエティ大会、Ｂ−４４８、第１１５頁）
に記載されているようなローカル管理インタフェース
（エージェントとリソースマネージャ間のインタフェー
ス）をＧＤＭＯ（Ｇｕｉｄｅｌｉｎｅ Ｄｅｆｉｎｉｔ
ｉｏｎ Ｍａｎａｇｅｄ Ｏｂｊｅｃｔ）形式で定義す
る方法もあるが、これは独自仕様の定義を表現する手段
としてＧＤＭＯを用いているだけでローカル管理インタ
フェースでやり取りされるメッセージの考え方や、その
構造、そしてリソースマネージャにて管理される管理対
象の定義まで行うものではない。
会、通信ソサイエティ大会、Ｂ−４４８、第１１５頁）
に記載されているようなローカル管理インタフェース
（エージェントとリソースマネージャ間のインタフェー
ス）をＧＤＭＯ（Ｇｕｉｄｅｌｉｎｅ Ｄｅｆｉｎｉｔ
ｉｏｎ Ｍａｎａｇｅｄ Ｏｂｊｅｃｔ）形式で定義す
る方法もあるが、これは独自仕様の定義を表現する手段
としてＧＤＭＯを用いているだけでローカル管理インタ
フェースでやり取りされるメッセージの考え方や、その
構造、そしてリソースマネージャにて管理される管理対
象の定義まで行うものではない。
【０００５】すなわち、上記文献「標準管理インタフェ
ースと同様なＡＰＩ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｐｒｏ
ｇｒａｍｍｉｎｇ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）でローカル管
理インタフェースのアプリケーションを構築することが
できる」と記載されているが、これよりＡＰＩとして、
「ＧＥＴ」や「ＳＥＴ」等の標準の操作を用いることは
容易に類推できるが、これらの操作を行う対象が、どう
いう単位で、どのように定義されるのか、という点に関
しては上記文献では言及されていない。
ースと同様なＡＰＩ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｐｒｏ
ｇｒａｍｍｉｎｇ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）でローカル管
理インタフェースのアプリケーションを構築することが
できる」と記載されているが、これよりＡＰＩとして、
「ＧＥＴ」や「ＳＥＴ」等の標準の操作を用いることは
容易に類推できるが、これらの操作を行う対象が、どう
いう単位で、どのように定義されるのか、という点に関
しては上記文献では言及されていない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術は下
記記載の問題点を有している。
記記載の問題点を有している。
【０００７】第１の問題点は、エージェントとリソース
マネージャとの間のインタフェースが装置毎に異なった
独自のコマンドによるものであるため、エージェントも
しくはリソースマネージャのいずれかの仕様が明確に決
定されていないと、もう一方の詳細な仕様が決まらない
という、ことである。
マネージャとの間のインタフェースが装置毎に異なった
独自のコマンドによるものであるため、エージェントも
しくはリソースマネージャのいずれかの仕様が明確に決
定されていないと、もう一方の詳細な仕様が決まらない
という、ことである。
【０００８】また、第２の問題点は、エージェントとリ
ソースマネージャのソフトウェアの考え方がオブジェク
ト指向と機能指向とで異なるため、エージェント側また
はリソースマネージャ側でオブジェクト指向によるメッ
セージを機能指向に変換する変換プログラム装置を装置
毎に開発しなければならないという、ことである。
ソースマネージャのソフトウェアの考え方がオブジェク
ト指向と機能指向とで異なるため、エージェント側また
はリソースマネージャ側でオブジェクト指向によるメッ
セージを機能指向に変換する変換プログラム装置を装置
毎に開発しなければならないという、ことである。
【０００９】さらに、第３の問題点は、エージェントと
リソースマネージャとの間のインタフェースは装置毎の
独自仕様であるため、異なった装置に対する管理システ
ムを開発しようとした場合には、エージェントおよびリ
ソースマネージャのインタフェース部分を再度開発し直
さなければならないという、ことである。
リソースマネージャとの間のインタフェースは装置毎の
独自仕様であるため、異なった装置に対する管理システ
ムを開発しようとした場合には、エージェントおよびリ
ソースマネージャのインタフェース部分を再度開発し直
さなければならないという、ことである。
【００１０】従って、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、エージェントとリソ
ースマネージャとの間のインタフェースにてやり取りさ
れるメッセージを、ＯＳＩやＳＮＭＰなどで標準化され
ている操作要求の形態と容易に対応付けが行えるメッセ
ージとすることにより、エージェントにおけるプロトコ
ル変換プログラムの開発負荷を軽くし、生産性を向上さ
せる、ようにした方式を提供することにある。
されたものであって、その目的は、エージェントとリソ
ースマネージャとの間のインタフェースにてやり取りさ
れるメッセージを、ＯＳＩやＳＮＭＰなどで標準化され
ている操作要求の形態と容易に対応付けが行えるメッセ
ージとすることにより、エージェントにおけるプロトコ
ル変換プログラムの開発負荷を軽くし、生産性を向上さ
せる、ようにした方式を提供することにある。
【００１１】また、本発明の他の目的は、標準のＭＯ
（管理対象の定義、ＭａｎａｇｅｄＯｂｊｅｃｔ）で扱
うメッセージの形態を取り入れたことにより、異なる装
置であっても標準の規格に従った部分はインタフェース
を共通にすることを可能とし、異なる装置間でのエージ
ェントまたはリソースマネージャの流用度が高まり、ソ
フトウェア資源の再利用性を向上させると共に、標準の
ＭＯに従っている部分におけるインタフェースを共通化
することにより保守性を向上させる方式を提供すること
にある。
（管理対象の定義、ＭａｎａｇｅｄＯｂｊｅｃｔ）で扱
うメッセージの形態を取り入れたことにより、異なる装
置であっても標準の規格に従った部分はインタフェース
を共通にすることを可能とし、異なる装置間でのエージ
ェントまたはリソースマネージャの流用度が高まり、ソ
フトウェア資源の再利用性を向上させると共に、標準の
ＭＯに従っている部分におけるインタフェースを共通化
することにより保守性を向上させる方式を提供すること
にある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のハードウェアリソース管理モジュール共通
化方式は、ＯＳＩ（Ｏｐｅｎ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｉｎｔ
ｅｒｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ）またはＳＮＭＰ（Ｓｉｍｐ
ｌｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ ＭａｎａｇｅｍｅｎｔＰｒｏｔ
ｏｃｏｌ）などの標準プロトコルにより管理を行う通信
システムにおいて、管理を行う側（「マネージャ」とい
う）と、管理が行われる対象（「エージェント」とい
う）と、の間の標準インタフェースにて規定されている
標準操作を、前記エージェントと、ハードウェアのリソ
ース管理を行うハードウェアリソース管理マネージャ
（「リソースマネージャ」という）との間の標準外イン
タフェースに変換して適用可能としたことを特徴とす
る。
め、本発明のハードウェアリソース管理モジュール共通
化方式は、ＯＳＩ（Ｏｐｅｎ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｉｎｔ
ｅｒｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ）またはＳＮＭＰ（Ｓｉｍｐ
ｌｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ ＭａｎａｇｅｍｅｎｔＰｒｏｔ
ｏｃｏｌ）などの標準プロトコルにより管理を行う通信
システムにおいて、管理を行う側（「マネージャ」とい
う）と、管理が行われる対象（「エージェント」とい
う）と、の間の標準インタフェースにて規定されている
標準操作を、前記エージェントと、ハードウェアのリソ
ース管理を行うハードウェアリソース管理マネージャ
（「リソースマネージャ」という）との間の標準外イン
タフェースに変換して適用可能としたことを特徴とす
る。
【００１３】本発明においては、前記リソースマネージ
ャが、前記エージェントにおける管理情報ベース（Ｍａ
ｎａｇｅｄ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｂａｓｅ）にお
けるオブジェクト指向による管理対象の定義（Ｍａｎａ
ｇｅｄ Ｏｂｊｅｃｔ）と同じ単位でオブジェクトのイ
ンスタンスを管理することにより、前記エージェントか
らの操作要求をハードウェアの操作に置き換える、こと
を特徴とする。
ャが、前記エージェントにおける管理情報ベース（Ｍａ
ｎａｇｅｄ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｂａｓｅ）にお
けるオブジェクト指向による管理対象の定義（Ｍａｎａ
ｇｅｄ Ｏｂｊｅｃｔ）と同じ単位でオブジェクトのイ
ンスタンスを管理することにより、前記エージェントか
らの操作要求をハードウェアの操作に置き換える、こと
を特徴とする。
【００１４】また、本発明においては、前記エージェン
トと、前記リソースマネージャとの間のインタフェース
におけるメッセージのフォーマットが、オブジェクトヘ
ッダ部と、オブジェクト情報部と、要求パラメータ部
と、を備えて構成され、前記オブジェクトヘッダ部は、
メッセージの実行結果を含み、前記オブジェクト情報部
は、前記リソースマネージャにおける管理対象インスタ
ンスの識別子を含み、前記要求パラメータ部は、属性の
タイプと、該属性の識別子、および該属性の値の領域を
含む、ことを特徴とする。
トと、前記リソースマネージャとの間のインタフェース
におけるメッセージのフォーマットが、オブジェクトヘ
ッダ部と、オブジェクト情報部と、要求パラメータ部
と、を備えて構成され、前記オブジェクトヘッダ部は、
メッセージの実行結果を含み、前記オブジェクト情報部
は、前記リソースマネージャにおける管理対象インスタ
ンスの識別子を含み、前記要求パラメータ部は、属性の
タイプと、該属性の識別子、および該属性の値の領域を
含む、ことを特徴とする。
【００１５】本発明の概要を以下に説明する。本発明に
おいては、リソースマネージャにて管理する管理対象を
エージェントの管理情報ベース（Ｍａｎａｇｅｄ Ｉｎ
ｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｂａｓｅ、以下「ＭＩＢ」とい
う）（図１の１１１）にて管理を行うオブジェクト指向
にて定義された管理対象と同じ単位で持つ（図１の１１
２）。
おいては、リソースマネージャにて管理する管理対象を
エージェントの管理情報ベース（Ｍａｎａｇｅｄ Ｉｎ
ｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｂａｓｅ、以下「ＭＩＢ」とい
う）（図１の１１１）にて管理を行うオブジェクト指向
にて定義された管理対象と同じ単位で持つ（図１の１１
２）。
【００１６】また、マネージャ（図１の１０１）からの
標準プロトコルに従って操作要求をエージェントのＭＩ
Ｂ（図１の１１１）に反映させる場合、その対象となる
データがリソースマネージャ側のデータベース（図１の
１１２）にもある場合、エージェントはエージェント内
のメッセージ変換部（図１の１２１）にて、エージェン
トとリソースマネージャ間のインタフェースのプロトコ
ルに従いメッセージの変換を行う。
標準プロトコルに従って操作要求をエージェントのＭＩ
Ｂ（図１の１１１）に反映させる場合、その対象となる
データがリソースマネージャ側のデータベース（図１の
１１２）にもある場合、エージェントはエージェント内
のメッセージ変換部（図１の１２１）にて、エージェン
トとリソースマネージャ間のインタフェースのプロトコ
ルに従いメッセージの変換を行う。
【００１７】メッセージ変換部（図１の１２１）におい
ては、エージェントからリソースマネージャへのメッセ
ージの形態を共通形式（図３の３０１）に従ったフォー
マットに変換し、それぞれの領域に値を設定する機能を
持つ。
ては、エージェントからリソースマネージャへのメッセ
ージの形態を共通形式（図３の３０１）に従ったフォー
マットに変換し、それぞれの領域に値を設定する機能を
持つ。
【００１８】本発明のハードウェアリソース管理モジュ
ール共通化方式によれば、リソースマネージャにて管理
する管理対象をエージェントのＭＩＢ（図１の１１１）
にて管理を行うオブジェクト指向にて定義される管理対
象と同じ単位で持つ（図１の１１２）ようにしたので、
エージェントのメッセージ変換部（図１の１２１）で
は、マネージャ（図１の１０１）より操作要求の対象と
して指定されたＭＯのインスタンスと、リソースマネー
ジャにおける管理対象インスタンスとが、１対１で対応
付けられる。
ール共通化方式によれば、リソースマネージャにて管理
する管理対象をエージェントのＭＩＢ（図１の１１１）
にて管理を行うオブジェクト指向にて定義される管理対
象と同じ単位で持つ（図１の１１２）ようにしたので、
エージェントのメッセージ変換部（図１の１２１）で
は、マネージャ（図１の１０１）より操作要求の対象と
して指定されたＭＯのインスタンスと、リソースマネー
ジャにおける管理対象インスタンスとが、１対１で対応
付けられる。
【００１９】また、操作の対象となる属性の項目もエー
ジェントにおけるＭＩＢ（図１の１１１）とリソースマ
ネージャにおける管理対象の属性と１対１に対応がとれ
ているため、エージェント内のメッセージ変換部（図１
の１２１）において、容易に標準プロトコルから独自プ
ロトコルへの変換が可能になる。
ジェントにおけるＭＩＢ（図１の１１１）とリソースマ
ネージャにおける管理対象の属性と１対１に対応がとれ
ているため、エージェント内のメッセージ変換部（図１
の１２１）において、容易に標準プロトコルから独自プ
ロトコルへの変換が可能になる。
【００２０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照して以下に詳細に説明する。図１は、本発明の
実施の形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図
である。
面を参照して以下に詳細に説明する。図１は、本発明の
実施の形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図
である。
【００２１】図１を参照すると、本発明の実施の形態に
おいて、システムの全体構成は、管理を行う側の標準プ
ロトコルに基づいたマネージャ１０１と、管理をされる
側のエージェント１０２との間のメッセージのプロトコ
ルは、標準にて規定されているＯＳＩのＣＭＩＰ（Ｃｏ
ｍｍｏｎ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉ
ｏｎ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）やＳＮＭＰ（Ｓｉｍｐｌｅ
Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｐｒｏｔｏｃ
ｏｌ）にて行われ、エージェント１０２側には管理対象
となるインスタンスがＭＩＢ１１１の情報として格納さ
れている。
おいて、システムの全体構成は、管理を行う側の標準プ
ロトコルに基づいたマネージャ１０１と、管理をされる
側のエージェント１０２との間のメッセージのプロトコ
ルは、標準にて規定されているＯＳＩのＣＭＩＰ（Ｃｏ
ｍｍｏｎ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉ
ｏｎ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）やＳＮＭＰ（Ｓｉｍｐｌｅ
Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｐｒｏｔｏｃ
ｏｌ）にて行われ、エージェント１０２側には管理対象
となるインスタンスがＭＩＢ１１１の情報として格納さ
れている。
【００２２】マネージャ１０１がある操作を要求した際
に、その操作の対象となるデータの値がエージェント１
０２のＭＩＢ１１１のみに格納されている場合には、エ
ージェント１０２はＭＩＢ１１１内に格納されている管
理対象インスタンスに対する操作のみを行うが、その操
作要求がハードウェアに直接関係のある場合には、エー
ジェント１０２はその内部のメッセージ変換部１２１に
対して操作要求を行う。
に、その操作の対象となるデータの値がエージェント１
０２のＭＩＢ１１１のみに格納されている場合には、エ
ージェント１０２はＭＩＢ１１１内に格納されている管
理対象インスタンスに対する操作のみを行うが、その操
作要求がハードウェアに直接関係のある場合には、エー
ジェント１０２はその内部のメッセージ変換部１２１に
対して操作要求を行う。
【００２３】エージェント１０２から操作要求を受けた
メッセージ変換部１２１は、その要求の詳細を標準イン
タフェース１０４におけるメッセージのフォーマットか
ら標準外インタフェース（独自仕様）１０５への変換を
行う。
メッセージ変換部１２１は、その要求の詳細を標準イン
タフェース１０４におけるメッセージのフォーマットか
ら標準外インタフェース（独自仕様）１０５への変換を
行う。
【００２４】リソースマネージャ１０３が要求を受け付
けると、リソースマネージャ１０３は、その管理情報が
格納されているデータベース１１２の情報に対する処理
を行い、必要があれば、所定のハードウェアの設定の変
更を行う。なお、システムの構成として管理対象となる
装置（ＮＥ：Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｅｌｅｍｅｎｔ）の内部
に、エージェントが実装される形態（図１の破線で囲ん
だ範囲）と、ＮＥの外部にエージェントが実装される形
態（図１の実線で囲んだ範囲）とがある。
けると、リソースマネージャ１０３は、その管理情報が
格納されているデータベース１１２の情報に対する処理
を行い、必要があれば、所定のハードウェアの設定の変
更を行う。なお、システムの構成として管理対象となる
装置（ＮＥ：Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｅｌｅｍｅｎｔ）の内部
に、エージェントが実装される形態（図１の破線で囲ん
だ範囲）と、ＮＥの外部にエージェントが実装される形
態（図１の実線で囲んだ範囲）とがある。
【００２５】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図２、図３および図４を参照して説明する。
て、図２、図３および図４を参照して説明する。
【００２６】まず、初めにマネージャ２０１は、標準プ
ロトコルに従いエージェント２０２のＭＩＢ２１１に格
納されている管理対象インスタンスに対して操作要求を
発行する（図４のステップＳ１１）。
ロトコルに従いエージェント２０２のＭＩＢ２１１に格
納されている管理対象インスタンスに対して操作要求を
発行する（図４のステップＳ１１）。
【００２７】操作要求を受け取ったエージェント２０２
は、その操作対象となる属性の実体の存在の判断によ
り、エージェント２０２のＭＩＢ２１１に格納されてい
る管理対象インスタンスのみの変更または値の読出しで
良いのか、或いはリソースマネージャの管理しているデ
ータ２１１の変更または値の読出しが必要であるか否か
の判定を行う（図４のステップＳ１２）。
は、その操作対象となる属性の実体の存在の判断によ
り、エージェント２０２のＭＩＢ２１１に格納されてい
る管理対象インスタンスのみの変更または値の読出しで
良いのか、或いはリソースマネージャの管理しているデ
ータ２１１の変更または値の読出しが必要であるか否か
の判定を行う（図４のステップＳ１２）。
【００２８】このとき、その操作要求がエージェント２
０２のＭＩＢ２１１のみの変更または値の読出しでよい
場合には、エージェント２０２はＭＩＢ２１１のデータ
の変更のみを行い、その結果をマネージャ２０１へ応答
し、処理を終了する（図４のステップＳ１３）。
０２のＭＩＢ２１１のみの変更または値の読出しでよい
場合には、エージェント２０２はＭＩＢ２１１のデータ
の変更のみを行い、その結果をマネージャ２０１へ応答
し、処理を終了する（図４のステップＳ１３）。
【００２９】一方、マネージャ２０１からの操作要求が
リソースマネージャ２０３にて管理されるインスタンス
に対する変更または値の読出しが必要な場合には、エー
ジェント２０２はその内部のメッセージ変換部２２１に
対して、その要求を送出する。
リソースマネージャ２０３にて管理されるインスタンス
に対する変更または値の読出しが必要な場合には、エー
ジェント２０２はその内部のメッセージ変換部２２１に
対して、その要求を送出する。
【００３０】要求を受けたメッセージ変換部２２１は、
エージェント２０２から受け取ったメッセージの解析を
行う（図４のステップＳ１４）。
エージェント２０２から受け取ったメッセージの解析を
行う（図４のステップＳ１４）。
【００３１】この時、メッセージ変換部２２１は、エー
ジェント２０２より受け取ったメッセージの中から、 「どのクラスに対する要求か」、 「そのクラスのどのインスタンスに対する要求か」、 「そのインスタンスで持っているどの属性等に対する
何の操作か」、及び、 「その属性等に対して具体的に何を行うのか」 を解析する。
ジェント２０２より受け取ったメッセージの中から、 「どのクラスに対する要求か」、 「そのクラスのどのインスタンスに対する要求か」、 「そのインスタンスで持っているどの属性等に対する
何の操作か」、及び、 「その属性等に対して具体的に何を行うのか」 を解析する。
【００３２】次に、メッセージ変換部２２１は、標準の
プロトコルに従ったメッセージを独自のメッセージ形式
への変換を行う（図４のステップＳ１５）。このとき、
メッセージ変換部２２１では、図３の３０１に示すよう
に、オブジェクトヘッダ部、オブジェクト情報部、及び
要求パラメータ部からなる共通形式を作り出す。
プロトコルに従ったメッセージを独自のメッセージ形式
への変換を行う（図４のステップＳ１５）。このとき、
メッセージ変換部２２１では、図３の３０１に示すよう
に、オブジェクトヘッダ部、オブジェクト情報部、及び
要求パラメータ部からなる共通形式を作り出す。
【００３３】より具体的には、オブシェクトヘッダ部
は、全メッセージ長や応答の場合に成功、失敗等の結果
が入る実行結果のフィールド等を具備する。
は、全メッセージ長や応答の場合に成功、失敗等の結果
が入る実行結果のフィールド等を具備する。
【００３４】また、オブジェクト情報部は、エージェン
トより受け取った「どのクラスに対する要求か」、「そ
のクラスのどのインスタンスに対する要求か」を解析し
た結果をそれぞれ図３の３１２におけるクラス識別子お
よび区分１〜ｎに設定する。
トより受け取った「どのクラスに対する要求か」、「そ
のクラスのどのインスタンスに対する要求か」を解析し
た結果をそれぞれ図３の３１２におけるクラス識別子お
よび区分１〜ｎに設定する。
【００３５】ここで区分１〜ｎは、リソースマネージャ
２０３が、そのクラスのインスタンスを一意に識別する
ための階層化された識別番号である。
２０３が、そのクラスのインスタンスを一意に識別する
ための階層化された識別番号である。
【００３６】要求パラメータ部は、要求された操作がい
くつの属性に対応するのかを表す属性情報数とその属性
の詳細な情報を表す属性情報部（図３の３１３）からな
り、さらに属性情報部は、図３の３１４として示すよう
に、属性タイプ、属性識別子、そして属性値のフィール
ドからなり（図３の３１４）、属性タイプのフィールド
は、より具体的には、図３に３１５として示すように、
属性の基本的な型の種別を表す属性情報種別と、その具
体的な型を表す属性型コードと、からなる。
くつの属性に対応するのかを表す属性情報数とその属性
の詳細な情報を表す属性情報部（図３の３１３）からな
り、さらに属性情報部は、図３の３１４として示すよう
に、属性タイプ、属性識別子、そして属性値のフィール
ドからなり（図３の３１４）、属性タイプのフィールド
は、より具体的には、図３に３１５として示すように、
属性の基本的な型の種別を表す属性情報種別と、その具
体的な型を表す属性型コードと、からなる。
【００３７】属性識別子のフィールドは、指定されたイ
ンスタンスの持っている属性のうち、どの属性なのかを
識別するための識別子を持ち、また属性値のフィールド
はその指定された属性の値が設定される。
ンスタンスの持っている属性のうち、どの属性なのかを
識別するための識別子を持ち、また属性値のフィールド
はその指定された属性の値が設定される。
【００３８】上記したメッセージのフォーマットにメッ
セージ変換部２２１が、エージェント２０２からのメッ
セージを変換した後、当該変換したメッセージをリソー
スマネージャ２０３に対して送出する。
セージ変換部２２１が、エージェント２０２からのメッ
セージを変換した後、当該変換したメッセージをリソー
スマネージャ２０３に対して送出する。
【００３９】リソースマネージャ２０３で要求を受け付
けると（図４のステップＳ１６）、操作要求をリソース
マネージャ２０３の管理対象であるインスタンス２１２
に対して実行する（図４のステップＳ１７）。
けると（図４のステップＳ１６）、操作要求をリソース
マネージャ２０３の管理対象であるインスタンス２１２
に対して実行する（図４のステップＳ１７）。
【００４０】このとき、リソースマネージャ２０３にて
管理を行うインスタンスに対する処理が成功したか、失
敗したかをリソースマネージャ２０３は判断し（図４の
ステップＳ１８）、失敗した場合には、その応答を前記
の共通形式にしたがった形でメッセージ変換部２２１を
介してエージェント２０２へ報告し、その処理を終了す
る（図４のステップＳ１９）。
管理を行うインスタンスに対する処理が成功したか、失
敗したかをリソースマネージャ２０３は判断し（図４の
ステップＳ１８）、失敗した場合には、その応答を前記
の共通形式にしたがった形でメッセージ変換部２２１を
介してエージェント２０２へ報告し、その処理を終了す
る（図４のステップＳ１９）。
【００４１】一方、成功した場合には、リソースマネー
ジャ２０３はその応答を同じくメッセージ変換部２２１
を介してエージェント２０２へ報告する。成功の応答を
受け取ったエージェント２０２は、エージェントのＭＩ
Ｂ２１１に操作要求の結果を反映する（図４のステップ
Ｓ２０）。なお、操作要求が値の読出しの場合はエージ
ェントのＭＩＢ２１１のデータの更新は行わない。
ジャ２０３はその応答を同じくメッセージ変換部２２１
を介してエージェント２０２へ報告する。成功の応答を
受け取ったエージェント２０２は、エージェントのＭＩ
Ｂ２１１に操作要求の結果を反映する（図４のステップ
Ｓ２０）。なお、操作要求が値の読出しの場合はエージ
ェントのＭＩＢ２１１のデータの更新は行わない。
【００４２】エージェントＭＩＢ２１１の情報の更新が
終わると、エージェント２０２はマネージャに対して処
理の成功を通知し（図４のステップＳ２１）、その処理
を終了する（図４のステップＳ２２）。
終わると、エージェント２０２はマネージャに対して処
理の成功を通知し（図４のステップＳ２１）、その処理
を終了する（図４のステップＳ２２）。
【００４３】
【実施例】上記した本発明の実施の形態をより具体的な
例を以て説明すべく、本発明の第１の実施例について図
面を参照して説明する。
例を以て説明すべく、本発明の第１の実施例について図
面を参照して説明する。
【００４４】図２を参照すると、マネージャ２０１から
エージェント部２０２に対してＯＳＩのＣＭＩＰにて規
定された標準のＭＯであるクラスＡのインスタンスであ
るＡ1 の持つ属性Ａa1に対する操作要求「ＳＥＴ」が要
求されたとする（標準プロトコルにおけるＣａｓｅ１参
照）。
エージェント部２０２に対してＯＳＩのＣＭＩＰにて規
定された標準のＭＯであるクラスＡのインスタンスであ
るＡ1 の持つ属性Ａa1に対する操作要求「ＳＥＴ」が要
求されたとする（標準プロトコルにおけるＣａｓｅ１参
照）。
【００４５】なお、条件として、このクラスの値は直接
ハードウェアの設定に関係があるため、リソースマネー
ジャ２０３にて管理されるデータであり、そのデータの
型は単純型の２バイトの整数値（ｓｈｏｒｔ型）とす
る。
ハードウェアの設定に関係があるため、リソースマネー
ジャ２０３にて管理されるデータであり、そのデータの
型は単純型の２バイトの整数値（ｓｈｏｒｔ型）とす
る。
【００４６】操作要求「ＳＥＴ」を受けたエージェント
２０２は、そのデータがリソースマネージャ２０３のデ
ータの更新を伴うことを判断し、エージェント２０２内
のメッセージ変換部２２１に対して、この操作要求を送
信する。
２０２は、そのデータがリソースマネージャ２０３のデ
ータの更新を伴うことを判断し、エージェント２０２内
のメッセージ変換部２２１に対して、この操作要求を送
信する。
【００４７】要求を受け取ったメッセージ変換部２２１
は、標準のプロトコルに従ったメッセージを解析し、本
発明（請求項３）によるインタフェースに対応したメッ
セージの形式に変換を行う。
は、標準のプロトコルに従ったメッセージを解析し、本
発明（請求項３）によるインタフェースに対応したメッ
セージの形式に変換を行う。
【００４８】ここでの具体的な変換としては、図５を参
照すると、まずオブジェクトヘッダ部５１１のフォーマ
ットを作成し、その中に要求元を識別するための識別子
（この場合、エージェント２０２を識別するためのＩ
Ｄ）と、要求先を識別するための識別子（この場合、リ
ソースマネージャ２０３を識別するためのＩＤ）を設定
する。
照すると、まずオブジェクトヘッダ部５１１のフォーマ
ットを作成し、その中に要求元を識別するための識別子
（この場合、エージェント２０２を識別するためのＩ
Ｄ）と、要求先を識別するための識別子（この場合、リ
ソースマネージャ２０３を識別するためのＩＤ）を設定
する。
【００４９】また、オブジェクトヘッダ部５１１におい
ては、この他にも、例えばある要求とその応答との対応
を識別するためのインボーク識別子や、そのメッセージ
が要求であるのか、応答であるのか、またはリソースマ
ネージャからの通知であるのか、というメッセージの種
別を表すメッセージ種別のフィールド等が設けられ、メ
ッセージ変換部２２１は、それらの値も設定する。
ては、この他にも、例えばある要求とその応答との対応
を識別するためのインボーク識別子や、そのメッセージ
が要求であるのか、応答であるのか、またはリソースマ
ネージャからの通知であるのか、というメッセージの種
別を表すメッセージ種別のフィールド等が設けられ、メ
ッセージ変換部２２１は、それらの値も設定する。
【００５０】次に、メッセージ変換部２２１は、オブジ
ェクト情報の設定をエージェント２０２から指定された
クラスと、インスタンスの情報と、に基づき、メッセー
ジの変換を行う。
ェクト情報の設定をエージェント２０２から指定された
クラスと、インスタンスの情報と、に基づき、メッセー
ジの変換を行う。
【００５１】この例の場合、クラスＡのインスタンスＡ
1 が、例えばハードウェアのシェルフ１の中のスロット
５に実装されているカードの機能８に対応するものであ
れば、オブジェクト情報部（図５の５１２）に設定され
る値として、クラス識別子は、クラスＡに対応するリソ
ースマネージャにて管理を行うクラスＡ′を表す“００
０１”、階層数は“３”、そして各階層の区分を表すフ
ィールドには、前記シェルフ１、スロット５、機能８を
表すように区分１には“１”、区分２には“５”、そし
て区分３には“８”が設定される。
1 が、例えばハードウェアのシェルフ１の中のスロット
５に実装されているカードの機能８に対応するものであ
れば、オブジェクト情報部（図５の５１２）に設定され
る値として、クラス識別子は、クラスＡに対応するリソ
ースマネージャにて管理を行うクラスＡ′を表す“００
０１”、階層数は“３”、そして各階層の区分を表すフ
ィールドには、前記シェルフ１、スロット５、機能８を
表すように区分１には“１”、区分２には“５”、そし
て区分３には“８”が設定される。
【００５２】次に、メッセージ変換部２２１は、要求パ
ラメータ部（図５の５１３）の設定を行うが、この例の
場合、ＳＥＴ要求された属性Ａa1が対応するリソースマ
ネージャ２０３にて管理を行う属性Ａ′a1の識別子は
“１００１”であるため、属性識別子のフィールド（図
５の５１４）には“１００１”が設定され、また属性値
のフィールドには、ＳＥＴ要求にて更新される値が設定
される。
ラメータ部（図５の５１３）の設定を行うが、この例の
場合、ＳＥＴ要求された属性Ａa1が対応するリソースマ
ネージャ２０３にて管理を行う属性Ａ′a1の識別子は
“１００１”であるため、属性識別子のフィールド（図
５の５１４）には“１００１”が設定され、また属性値
のフィールドには、ＳＥＴ要求にて更新される値が設定
される。
【００５３】また、属性タイプのフィールド（図５の５
１５）には、属性情報種別としては、単純型を表す
“１”が、また属性型コードには２バイトの整数（ｓｈ
ｏｒｔ）を表す番号“１”が設定される。
１５）には、属性情報種別としては、単純型を表す
“１”が、また属性型コードには２バイトの整数（ｓｈ
ｏｒｔ）を表す番号“１”が設定される。
【００５４】なお、この例の場合、エージェント２０２
からＳＥＴの要求された属性は一つであるので要求パラ
メータ部（図５の５１３）における属性情報数は“１”
であり、属性情報１〜ｎも一つのフィールドのみ使用す
ることになる。
からＳＥＴの要求された属性は一つであるので要求パラ
メータ部（図５の５１３）における属性情報数は“１”
であり、属性情報１〜ｎも一つのフィールドのみ使用す
ることになる。
【００５５】このようにして、上記情報が設定し終わる
と、メッセージ変換部２２１は、最後に、全メッセージ
長の値を、オブジェクトヘッダ部（図５の５１１）のメ
ッセージ長のフィールドに書き込み、メッセージの解析
および変換の処理を終了する。
と、メッセージ変換部２２１は、最後に、全メッセージ
長の値を、オブジェクトヘッダ部（図５の５１１）のメ
ッセージ長のフィールドに書き込み、メッセージの解析
および変換の処理を終了する。
【００５６】変換されたメッセージは、メッセージ変換
部２２１より、リソースマネージャ２０３へ送信され、
リソースマネージャ２０３では送信されてきたメッセー
ジに従い管理を行っている管理対象インスタンスのデー
タ（図２の２１２）であるクラスＡ′のインスタンス
Ａ′1 の属性Ａ′a1に対して値の更新の処理を行う。
部２２１より、リソースマネージャ２０３へ送信され、
リソースマネージャ２０３では送信されてきたメッセー
ジに従い管理を行っている管理対象インスタンスのデー
タ（図２の２１２）であるクラスＡ′のインスタンス
Ａ′1 の属性Ａ′a1に対して値の更新の処理を行う。
【００５７】処理が正常に終了した場合、リソースマネ
ージャはその応答を、本発明（請求項３）によるインタ
フェースのメッセージの形式にて、エージェント２０２
に対して送信し、エージェント２０２はＯＳＩ標準にて
規定されているＣＭＩＰのメッセージ形式にて、マネー
ジャ２０１へその応答を送信し、その処理を終了する。
ージャはその応答を、本発明（請求項３）によるインタ
フェースのメッセージの形式にて、エージェント２０２
に対して送信し、エージェント２０２はＯＳＩ標準にて
規定されているＣＭＩＰのメッセージ形式にて、マネー
ジャ２０１へその応答を送信し、その処理を終了する。
【００５８】次に、本発明の第２の実施例について同じ
く図２を参照して説明する。
く図２を参照して説明する。
【００５９】マネージャ２０１からエージェント２０２
に対して、ＯＳＩのＣＭＩＰにて規定された標準のＭＯ
であるクラスＢのインスタンスであるＢ10の持つ属性Ｂ
a1およびＢa2に対する操作要求「ＧＥＴ」が要求された
とする（図２の標準プロトコルにおけるＣａｓｅ２参
照）。なお、条件として、このクラスの値は直接ハード
ウェアの設定に関係があるためリソースマネージャ２０
３にて管理されるデータであり、そのデータの型は属性
Ｂａ1 が２バイトの整数値（ｓｈｏｒｔ型）のリスト型
であり、属性Ｂa2が文字列（ｓｔｒｉｎｇ型）の配列型
とする。
に対して、ＯＳＩのＣＭＩＰにて規定された標準のＭＯ
であるクラスＢのインスタンスであるＢ10の持つ属性Ｂ
a1およびＢa2に対する操作要求「ＧＥＴ」が要求された
とする（図２の標準プロトコルにおけるＣａｓｅ２参
照）。なお、条件として、このクラスの値は直接ハード
ウェアの設定に関係があるためリソースマネージャ２０
３にて管理されるデータであり、そのデータの型は属性
Ｂａ1 が２バイトの整数値（ｓｈｏｒｔ型）のリスト型
であり、属性Ｂa2が文字列（ｓｔｒｉｎｇ型）の配列型
とする。
【００６０】操作要求「ＧＥＴ」を受けたエージェント
は、そのデータがリソースマネージャ２０３のデータの
更新を伴うことを判断し、エージェント内のメッセージ
変換部２２１に対して、その要求を送信する。
は、そのデータがリソースマネージャ２０３のデータの
更新を伴うことを判断し、エージェント内のメッセージ
変換部２２１に対して、その要求を送信する。
【００６１】要求を受け取ったメッセージ変換部２２１
では、標準のプロトコルに従ったメッセージを解析し、
本発明（請求項３）によるインタフェースに対応したメ
ッセージの形式に変換を行う。具体的な変換は、図５を
参照すると、まずオブジェクトヘッダ部（図５の５１
１）のフォーマットを作り出し、その中に要求元を識別
するための識別子（この例の場合、エージェント２０２
を識別するためのＩＤ）と、要求先を識別するための識
別子（この例の場合リソースマネージャ２０３を識別す
るためのＩＤ）を設定する。
では、標準のプロトコルに従ったメッセージを解析し、
本発明（請求項３）によるインタフェースに対応したメ
ッセージの形式に変換を行う。具体的な変換は、図５を
参照すると、まずオブジェクトヘッダ部（図５の５１
１）のフォーマットを作り出し、その中に要求元を識別
するための識別子（この例の場合、エージェント２０２
を識別するためのＩＤ）と、要求先を識別するための識
別子（この例の場合リソースマネージャ２０３を識別す
るためのＩＤ）を設定する。
【００６２】また、オブジェクトヘッダ部（図５の５１
１）においては、この他にも例えばある要求とその応答
との対応を識別するためのインボーク識別子や、そのメ
ッセージが要求であるのか、応答であるのか、またはリ
ソースマネージャ２０３からの通知であるのかという、
メッセージ種別を表すメッセージ種別のフィールド等が
あり、メッセージ変換部２２１は、これらの値も設定す
る。
１）においては、この他にも例えばある要求とその応答
との対応を識別するためのインボーク識別子や、そのメ
ッセージが要求であるのか、応答であるのか、またはリ
ソースマネージャ２０３からの通知であるのかという、
メッセージ種別を表すメッセージ種別のフィールド等が
あり、メッセージ変換部２２１は、これらの値も設定す
る。
【００６３】次に、メッセージ変換部２２１は、オブジ
ェクト情報の設定をエージェント２０２から指定された
クラスとインスタンスの情報に基づきメッセージの変換
を行う。この例の場合、クラスＢのインスタンスＢ10が
例えばハードウェアのシェルフ１の中のスロット３に実
装されているカードの機能６の中の５番に対応するもの
であれば、オブジェクト情報部（図５の５１２）に設定
される値として、クラス識別子はクラスＢに対応するリ
ソースマネージャにて管理を行うクラスＢ′を表す“０
００２”、階層数は“４”、そして各階層の区分を表す
フィールドには前記シェルフ１、スロット３、機能６、
番号５を表すように区分１には“１”、区分２には
“３”、区分３には“６”、そして区分４には“５”が
設定される。
ェクト情報の設定をエージェント２０２から指定された
クラスとインスタンスの情報に基づきメッセージの変換
を行う。この例の場合、クラスＢのインスタンスＢ10が
例えばハードウェアのシェルフ１の中のスロット３に実
装されているカードの機能６の中の５番に対応するもの
であれば、オブジェクト情報部（図５の５１２）に設定
される値として、クラス識別子はクラスＢに対応するリ
ソースマネージャにて管理を行うクラスＢ′を表す“０
００２”、階層数は“４”、そして各階層の区分を表す
フィールドには前記シェルフ１、スロット３、機能６、
番号５を表すように区分１には“１”、区分２には
“３”、区分３には“６”、そして区分４には“５”が
設定される。
【００６４】次に、メッセージ変換部２２１は要求パラ
メータ部（図５の５１３）の設定を行うが、この例の場
合、ＧＥＴ要求された属性Ｂa1とＢa2の２種類であるた
め属性情報数には２が設定される。
メータ部（図５の５１３）の設定を行うが、この例の場
合、ＧＥＴ要求された属性Ｂa1とＢa2の２種類であるた
め属性情報数には２が設定される。
【００６５】次に、「属性情報１又は集合属性情報１」
の領域においては属性Ｂa1が対応するリソースマネージ
ャ２０３にて管理を行う属性Ｂ′a1の識別子は２００１
であるため属性識別子のフィールド（図５の５１４）に
は“２００１”が設定され、また「属性情報２又は集合
属性情報２」の領域においては属性Ｂa2が対応するリソ
ースマネージャにて管理を行う属性Ｂ′a2の識別子は
“２００２”であるため属性識別子のフィールド（図５
の５１４）には“２００２”が設定される。
の領域においては属性Ｂa1が対応するリソースマネージ
ャ２０３にて管理を行う属性Ｂ′a1の識別子は２００１
であるため属性識別子のフィールド（図５の５１４）に
は“２００１”が設定され、また「属性情報２又は集合
属性情報２」の領域においては属性Ｂa2が対応するリソ
ースマネージャにて管理を行う属性Ｂ′a2の識別子は
“２００２”であるため属性識別子のフィールド（図５
の５１４）には“２００２”が設定される。
【００６６】なお、ＧＥＴの操作要求の場合、リソース
マネージャ２０３にて管理を行っているデータの値を読
み出してくるため、エージェント２０２からの要求にお
いては属性値（図５の５１４）のィールドの値は何も設
定されていない。
マネージャ２０３にて管理を行っているデータの値を読
み出してくるため、エージェント２０２からの要求にお
いては属性値（図５の５１４）のィールドの値は何も設
定されていない。
【００６７】次に、「属性情報１又は集合属性情報１」
における属性タイプのフィールド（図５の５１５）に、
属性Ｂ′a1に対応した属性情報種別として、リスト型を
表す“２”が、また属性型コードには、２バイトの整数
（ｓｈｏｒｔ）を表す番号“１”が設定され、また「属
性情報２又は集合属性情報２」における属性タイプのフ
ィールド（図５の５１５）は、属性Ｂ′a2に対応した属
性情報種別としては配列型を表す“３”が、また属性型
コードには文字列（ｓｔｒｉｎｇ）を表す番号“３”が
設定される。
における属性タイプのフィールド（図５の５１５）に、
属性Ｂ′a1に対応した属性情報種別として、リスト型を
表す“２”が、また属性型コードには、２バイトの整数
（ｓｈｏｒｔ）を表す番号“１”が設定され、また「属
性情報２又は集合属性情報２」における属性タイプのフ
ィールド（図５の５１５）は、属性Ｂ′a2に対応した属
性情報種別としては配列型を表す“３”が、また属性型
コードには文字列（ｓｔｒｉｎｇ）を表す番号“３”が
設定される。
【００６８】上記したような情報を設定し終わると、メ
ッセージ変換部２２１は、最後に全メッセージ長の値を
オブジェクトヘッダ部（図５の５１１）のメッセージ長
のフィールドに書き込み、メッセージの解析および変換
の処理を終了する。
ッセージ変換部２２１は、最後に全メッセージ長の値を
オブジェクトヘッダ部（図５の５１１）のメッセージ長
のフィールドに書き込み、メッセージの解析および変換
の処理を終了する。
【００６９】変換されたメッセージはメッセージ変換部
２１１よりリソースマネージャ２０３へ送信され、リソ
ースマネージャ２０３では、送信されてきたメッセージ
に従い管理を行っている管理対象インスタンスのデータ
（図２の２１２）であるクラスＢ′のインスタンスＢ′
10の属性Ｂ′a1およびＢ′a2に対して値の読出しの処理
を行う。
２１１よりリソースマネージャ２０３へ送信され、リソ
ースマネージャ２０３では、送信されてきたメッセージ
に従い管理を行っている管理対象インスタンスのデータ
（図２の２１２）であるクラスＢ′のインスタンスＢ′
10の属性Ｂ′a1およびＢ′a2に対して値の読出しの処理
を行う。
【００７０】処理が正常に終了した場合、リソースマネ
ージャはその応答を、本発明によるインタフェースのメ
ッセージ形式に、読み出した値を設定するが、この例の
場合、属性の型はリスト型と配列型、つまり両方とも集
合属性であるため、「属性情報又は集合属性情報」（図
５の５１４）の属性値のフィールドには、集合属性の場
合の属性値５１６で示した集合属性の場合のフォーマッ
トが適用され、要素数のフィールドには読み出された属
性の要素の数が設定され、各々の要素の値を表す要素１
からｎのフィールドには、図５に５１７で示したよう
な、要素の番号とその読み出された値（属性Ｂa1の場合
は２バイトの整数型、属性Ｂa2の場合は文字列型）が設
定され、エージェントに対してＧＥＴ要求に対する応答
を送信する。
ージャはその応答を、本発明によるインタフェースのメ
ッセージ形式に、読み出した値を設定するが、この例の
場合、属性の型はリスト型と配列型、つまり両方とも集
合属性であるため、「属性情報又は集合属性情報」（図
５の５１４）の属性値のフィールドには、集合属性の場
合の属性値５１６で示した集合属性の場合のフォーマッ
トが適用され、要素数のフィールドには読み出された属
性の要素の数が設定され、各々の要素の値を表す要素１
からｎのフィールドには、図５に５１７で示したよう
な、要素の番号とその読み出された値（属性Ｂa1の場合
は２バイトの整数型、属性Ｂa2の場合は文字列型）が設
定され、エージェントに対してＧＥＴ要求に対する応答
を送信する。
【００７１】応答を受け取ったエージェント２０２はＯ
ＳＩ標準にて規定されているＣＭＩＰのメッセージ形式
にて、マネージャ２０１へその応答を送信し、その処理
を終了する。
ＳＩ標準にて規定されているＣＭＩＰのメッセージ形式
にて、マネージャ２０１へその応答を送信し、その処理
を終了する。
【００７２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
下記記載の効果を奏する。
【００７３】本発明の第１の効果は、リソースマネージ
ャにて管理する管理対象をエージェントのＭＩＢにて管
理を行うオブジェクト指向にて定義された管理対象と同
じ単位で持つため、エージェント内のメッセージ変換部
では、マネージャより操作要求の対象として指定された
ＭＯ（管理対象オブジェクト）のインスタンスと、リソ
ースマネージャにおける管理対象インスタンスと、の対
応が１対１に付けられる。また、本発明によれば、操作
の対象となる属性の項目についても、エージェントにお
けるＭＩＢとリソースマネージャにおける管理対象の属
性と、１対１に対応がとれる。このため、メッセージ変
換部においては、容易に標準プロトコルから独自プロト
コルへの変換が可能になる。
ャにて管理する管理対象をエージェントのＭＩＢにて管
理を行うオブジェクト指向にて定義された管理対象と同
じ単位で持つため、エージェント内のメッセージ変換部
では、マネージャより操作要求の対象として指定された
ＭＯ（管理対象オブジェクト）のインスタンスと、リソ
ースマネージャにおける管理対象インスタンスと、の対
応が１対１に付けられる。また、本発明によれば、操作
の対象となる属性の項目についても、エージェントにお
けるＭＩＢとリソースマネージャにおける管理対象の属
性と、１対１に対応がとれる。このため、メッセージ変
換部においては、容易に標準プロトコルから独自プロト
コルへの変換が可能になる。
【００７４】次に、本発明の第２の効果は、エージェン
トリソースマネージャの間のインタフェース部における
メッセージのフォーマットを、好ましくは、上記実施の
形態（図３参照）で説明したような形式にすることによ
り、ＯＳＩのＣＭＩＰ等で用いられる抽象構文であるＡ
ＳＮ．１（Ａｂｓｔｒａｃｔ Ｓｙｎｔａｘ Ｎｏｔａ
ｔｉｏｎ １）による属性の値の規定を容易にハードウ
ェアへの実際の設定のためのビットマップ形式に変換す
ることができる、ということである。
トリソースマネージャの間のインタフェース部における
メッセージのフォーマットを、好ましくは、上記実施の
形態（図３参照）で説明したような形式にすることによ
り、ＯＳＩのＣＭＩＰ等で用いられる抽象構文であるＡ
ＳＮ．１（Ａｂｓｔｒａｃｔ Ｓｙｎｔａｘ Ｎｏｔａ
ｔｉｏｎ １）による属性の値の規定を容易にハードウ
ェアへの実際の設定のためのビットマップ形式に変換す
ることができる、ということである。
【００７５】本発明の第３の効果は、前記のような汎用
的なメッセージフォーマットを規定しておくことによ
り、エージェントとリソースマネージャの管理するオブ
ジェクトの独立性が高まり、システム全体としての仕様
が固まっていなくても、それぞれのオブジェクトのスパ
イラル設定が可能となるという、ことである。
的なメッセージフォーマットを規定しておくことによ
り、エージェントとリソースマネージャの管理するオブ
ジェクトの独立性が高まり、システム全体としての仕様
が固まっていなくても、それぞれのオブジェクトのスパ
イラル設定が可能となるという、ことである。
【００７６】本発明の第４の効果は、前記のような汎用
的なメッセージフォーマットを規定しておくことにより
異なる装置間でのエージェントとリソースマネージャの
流用が可能になることによりソフトウェアの共通化が実
現でき、システムのコストを削減できる、ということで
ある。
的なメッセージフォーマットを規定しておくことにより
異なる装置間でのエージェントとリソースマネージャの
流用が可能になることによりソフトウェアの共通化が実
現でき、システムのコストを削減できる、ということで
ある。
【図１】本発明を実施の形態に係るシステムの全体構成
を示す図である。
を示す図である。
【図２】本発明の一実施例を説明するための図であり、
特に標準プロトコルと本発明によるインタフェース部の
メッセージ形式の対応を表す図である。
特に標準プロトコルと本発明によるインタフェース部の
メッセージ形式の対応を表す図である。
【図３】本発明の一実施例を説明するための図であり、
エージェントとリソースマネージャとのインタフェース
におけるメッセージのフォーマットの概要を表す図であ
る。
エージェントとリソースマネージャとのインタフェース
におけるメッセージのフォーマットの概要を表す図であ
る。
【図４】本発明の一実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図５】本発明の一実施例におけるエージェントとリソ
ースマネージャとの間のインタフェースにおけるメッセ
ージのフォーマットを表す図である。
ースマネージャとの間のインタフェースにおけるメッセ
ージのフォーマットを表す図である。
【図６】従来技術の構成を示す図であり、特に標準プロ
トコルと従来の機能指向による独自インタフェース部の
メッセージ形式の対応を表す図である。
トコルと従来の機能指向による独自インタフェース部の
メッセージ形式の対応を表す図である。
１０１ マネージャ（ＯＳＩまたはＳＮＭＰ等の標準プ
ロトコルに従ったマネージャ） １０２ エージェント（ＯＳＩまたはＳＮＭＰ等の標準
プロトコルに従ったエージェント） １０３ リソースマネージャ １１１ ＭＩＢ（エージェントにて管理を行う標準の管
理情報モデルの規定にしたがった管理対象インスタンス
を格納するＭＩＢ） １１２ データベース（リソースマネージャにて管理を
行う管理対象インスタンスが格納されているデータベー
ス） １２１ メッセージ変換部
ロトコルに従ったマネージャ） １０２ エージェント（ＯＳＩまたはＳＮＭＰ等の標準
プロトコルに従ったエージェント） １０３ リソースマネージャ １１１ ＭＩＢ（エージェントにて管理を行う標準の管
理情報モデルの規定にしたがった管理対象インスタンス
を格納するＭＩＢ） １１２ データベース（リソースマネージャにて管理を
行う管理対象インスタンスが格納されているデータベー
ス） １２１ メッセージ変換部
Claims (4)
- 【請求項１】ＯＳＩ（Ｏｐｅｎ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｉｎ
ｔｅｒｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ）またはＳＮＭＰ（Ｓｉｍ
ｐｌｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｐｒ
ｏｔｏｃｏｌ）などの標準プロトコルにより管理を行う
通信システムにおいて、 管理を行う側（「マネージャ」という）と、管理が行わ
れる対象（「エージェント」という）と、の間の標準イ
ンタフェースにて規定されている標準操作を、前記エー
ジェントと、ハードウェアのリソース管理を行うハード
ウェアリソース管理マネージャ（「リソースマネージ
ャ」という）との間の標準外インタフェースに変換して
適用可能としたことを特徴とするハードウェアリソース
管理モジュール共通化方式。 - 【請求項２】前記リソースマネージャが、前記エージェ
ントにおける管理情報ベース（Ｍａｎａｇｅｄ Ｉｎｆ
ｏｒｍａｔｉｏｎ Ｂａｓｅ）におけるオブジェクト指
向による管理対象の定義（Ｍａｎａｇｅｄ Ｏｂｊｅｃ
ｔ）と同じ単位でオブジェクトのインスタンスを管理す
ることにより、前記エージェントからの操作要求をハー
ドウェアの操作に置き換える、ことを特徴とする請求項
１記載のハードウェアリソース管理モジュール共通化方
式。 - 【請求項３】前記エージェントと、前記リソースマネー
ジャとの間のインタフェースにおけるメッセージのフォ
ーマットが、 オブジェクトヘッダ部と、オブジェクト情報部と、要求
パラメータ部と、を備えて構成され、 前記オブジェクトヘッダ部は、メッセージの実行結果を
含み、 前記オブジェクト情報部は、前記リソースマネージャに
おける管理対象インスタンスの識別子を含み、 前記要求パラメータ部は、属性のタイプと、該属性の識
別子、および該属性の値の領域を含む、ことを特徴とす
る請求項１又は２記載のハードウェアリソース管理モジ
ュール共通化方式。 - 【請求項４】ハードウェアのリソース管理を行うリソー
スマネージャが管理するデータの形態を、マネージャと
エージェント間の標準インタフェースにおける管理情報
ベース（ＭＩＢ）に実装される管理対象（ＭＯ）と同等
のオブジェクト指向に対応させ、前記標準インタフェー
スに従うオブジェクト指向型操作要求が、前記エージェ
ントと前記リソースマネージャとの間のインタフェース
においてオブジェクト指向型メッセージに変換されるこ
とを特徴とするハードウェアリソース管理モジュール共
通化方式。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18118296A JP3289605B2 (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | ハードウェアリソース管理モジュール共通化方式 |
| US08/878,534 US5961595A (en) | 1996-06-21 | 1997-06-19 | Network management system with a hardware resource management module shared between networks |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18118296A JP3289605B2 (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | ハードウェアリソース管理モジュール共通化方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1011347A true JPH1011347A (ja) | 1998-01-16 |
| JP3289605B2 JP3289605B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=16096310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18118296A Expired - Fee Related JP3289605B2 (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | ハードウェアリソース管理モジュール共通化方式 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5961595A (ja) |
| JP (1) | JP3289605B2 (ja) |
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| KR100438898B1 (ko) * | 2002-04-12 | 2004-07-02 | 한국전자통신연구원 | 에스엔엠피 망 관리 에이전트 기능의 인터페이스 방법 및이를 위한 메시지 구조 |
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| JP3954689B2 (ja) * | 1997-06-12 | 2007-08-08 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | メッセージ処理方法、メッセージ処理装置及びメッセージ処理を制御するプログラムを格納する記憶媒体 |
| JP3845497B2 (ja) * | 1997-07-29 | 2006-11-15 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | コンピュータ・システム |
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| US8131832B1 (en) | 2006-09-28 | 2012-03-06 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Message engine searching and classification |
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-
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- 1996-06-21 JP JP18118296A patent/JP3289605B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-19 US US08/878,534 patent/US5961595A/en not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
| US5961595A (en) | 1999-10-05 |
| JP3289605B2 (ja) | 2002-06-10 |
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