JPH10108811A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH10108811A
JPH10108811A JP26489796A JP26489796A JPH10108811A JP H10108811 A JPH10108811 A JP H10108811A JP 26489796 A JP26489796 A JP 26489796A JP 26489796 A JP26489796 A JP 26489796A JP H10108811 A JPH10108811 A JP H10108811A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で掃除性が向上する電気掃除機を
提供する。 【解決手段】 下部本体ケース12の内部略中央に上方に
向けて開口する電動送風機30を収容する電動送風機室24
を区画形成する。下部本体ケース12を周囲に吸込室21を
介して覆う上部本体ケース13に、電動送風機30からの排
気を排出する第2の排気口56を開口する。下面周縁に吸
込口22を開口する吸込室21と電動送風機室24とを連通す
る集塵室38および風路室27を区画形成する。電動送風機
室24と下面略中央に開口した第1の排気口46とを連通す
る排気室44を区画形成する。吸込口22と仕切って第1の
排気口46を覆い内側に第1の排気口46からの排気風が流
入してリング状に膨脹可能な中空状のスカート部52を設
ける。スカート部52に内部の排気を排気する噴出口54を
開口形成する。掃除しつつスカート部52と被掃除面60と
の間から漏れ出る排気風にて電気掃除機本体11が浮上
し、掃除作業性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、電動送風機の排気風に
より浮上する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、例
えば、実開昭51−99976号公報、実開昭51−9
9977号公報および実開昭51−101065号公報
に記載のように、電動送風機を収容する電動送風機室お
よびこの電動送風機室の負圧側に塵埃を吸い込む吸込口
を開口する集塵室を区画する掃除機本体の下部に、下方
に向けて開口する筒状のスカート部を設けるとともに、
電動送風機室の下部にスカート部内に開口し電動送風機
からの排気風を排気する排気口を開口形成している。そ
して、電動送風機の駆動により排気される排気風によ
り、スカート部内の気圧が増大し、被掃除面上に載置す
る掃除機本体がスカート部の下端部と被掃除面との間か
ら排気風が排気されることにより浮上する構成が採られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気掃除機では、例えばホースおよび延長管を介し
て吸込口体を接続し、この吸込口体を被掃除面上で走行
させて掃除する場合、掃除機本体を移動させる場合には
掃除機本体は浮き上がっているため操作が容易である
が、頻繁に被掃除面上を移動する吸込口体は吸込口の負
圧により被掃除面に吸い付く状態となっているため、吸
込口体の走行性は悪く、掃除作業性が低下する問題があ
る。すなわち、掃除中に負圧が作用する吸込口が被掃除
面に吸い付くことによって操作性が低下するので、この
操作性を改善することにより掃除作業性を向上させるこ
とが重要な課題であるが、上記従来のものはこの課題を
解決するものではない。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、掃除性が向上する電気掃除機を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、被掃除面と対向する下面に開口し電動送風機の負
圧側に連通する吸込口を有した本体と、この本体の下面
に設けられ前記電動送風機からの排気風を排出する排気
口と、前記吸込口および前記排気口の間に位置して前記
排気口を囲むスカート部とを備え、前記スカート部と前
記被掃除面との間に前記排気風を通過させて前記本体に
浮遊力を作用させるもので、本体の被掃除面に対向する
下面に開口し電動送風機の駆動により生じる負圧にて塵
埃を吸い込む吸込口と電動送風機からの排気風を排出す
る排気口との間に位置して排気口を囲んで設けたスカー
ト部と、被掃除面との間に排気流を通過させて本体に浮
遊力を作用させるため、塵埃を吸い込むための吸込口に
負圧が作用しても円滑に本体が被掃除面上を移動し、掃
除作業性が向上する。
【0006】請求項2記載の電気掃除機は、電動送風機
を収容する本体と、この本体に設けられた操作部と、前
記本体の被掃除面と対向する下面に設けられ前記電動送
風機からの排気風を排出する排気口と、前記本体の下面
に設けられ前記電動送風機の負圧側に連通する吸込口
と、前記吸込口および前記排気口との間に位置して前記
排気口を囲むスカート部とを備え、前記スカート部と前
記被掃除面との間に前記排気風を通過させて前記本体に
浮遊力を作用させるもので、電動送風機を収容する本体
の被掃除面と対向する下面に電動送風機からの排気風を
排出する排気口と電動送風機の負圧側に連通する吸込口
との間に位置して排気口を囲んで設けたスカート部と、
被掃除面との間に排気流を通過させて本体に浮遊力を作
用させるため、塵埃を吸い込むために吸込口に負圧が作
用し、しかも本体に重量の重い電動送風機を収容してい
ても円滑に本体が被掃除面上を移動し、掃除作業性が向
上する。
【0007】請求項3記載の電気掃除機は、請求項1ま
たは2記載の電気掃除機において、吸込口は、スカート
部の外側に位置して設けられたもので、吸込口をスカー
ト部の外側に位置して設けたため、スカート部と被掃除
面との間を通過する排気風により被掃除面上に付着した
塵埃を浮き上がらせて吸込口から吸い込むので、掃除効
率が向上する。
【0008】請求項4記載の電気掃除機は、請求項1な
いし3いずれか一記載の電気掃除機において、スカート
部は、膨脹可能な中空状であるもので、スカート部を膨
脹可能な中空状に形成したため、スカート部が緩衝体と
して作用し、凹凸のある被掃除面でも傷付けない。
【0009】請求項5記載の電気掃除機は、請求項4記
載の電気掃除機において、スカート部は、内部が排気口
に連通し噴出口を有するもので、スカート部の内部を排
気口に連通させて内部に排気された排気風を排気する噴
出口を開口させたため、少ない排気風量でも浮遊力が得
られるので風路抵抗の小さい他の箇所からの排気風量を
多くでき、吸込効率が向上するとともに、電動送風機の
負荷が低減する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の一実
施例の構成を図面を参照して説明する。
【0011】図1ないし図5において、11は電気掃除機
本体で、この電気掃除機本体11は、上面を開口し下面を
閉塞した有底略円筒状の下部本体ケース12と、下面を開
口し下部本体ケース12より径大の略円筒状で下部本体ケ
ース12を覆って略同軸上に着脱可能に取り付けられる上
部本体ケース13とを備えた本体ケース14を有している。
【0012】そして、下部本体ケース12は、略円筒状の
筒状部16とこの筒状部16の下端を閉塞する底板部17とに
て有底略円筒状に形成され、筒状部16の下面周縁には下
方に向けて略円筒状に突出する筒底部18が設けられてい
る。
【0013】一方、上部本体ケース13の内面には、例え
ばゴムなどの弾性部材製で細長板状の間隙保持部材20が
放射状に複数設けられ、これら間隙保持部材20,20にて
上部本体ケース13の内面と下部本体ケース12の筒状部16
の外面とに所定の間隙を介して対向するようになってい
る。そして、この間隙が吸込室21となり、上部本体ケー
ス13の下端縁と、下部本体ケース12の筒底部18の下端縁
とにて吸込口22が開口形成される。
【0014】また、下部本体ケース12の略中央には、電
動送風機室24が区画形成されている。そして、この電動
送風機室24は、筒底部18の略中央部に上方に向けて設け
られ上端縁が筒状部16の上端縁より上方に突出して上部
本体ケース13の内面に当接する略円筒状の区画壁部25
と、この区画壁部25の下端部を閉塞し筒底部18と所定の
間隙を介して対向する区画底部26とにて有底略円筒状に
形成されている。この区画壁部25にて囲まれ筒底部18と
区画底部26との間の間隙が風路室27となる。また、区画
底部26の略中央部には、電動送風機室24と風路室19とを
連通する略円形の通気口28が開口形成されている。
【0015】さらに、電動送風機室24内には、電動送風
機30が配設されている。この電動送風機30は、図示しな
いファンと、このファンを回転駆動し排気口を有する電
動機31と、ファンを覆う吸気口を開口するファンカバー
32とにて構成されている。そして、電動送風機30は、フ
ァンカバー32側が環状の例えばゴム製の支持体33にて吸
気口が気密に通気口28に対向するように支持されてい
る。また、電動機31のモータヘッド34には、ゴム製の緩
衝体35がモータヘッド34を覆うように取り付けられ、こ
の緩衝体35が下部本体ケース12に設けた図示しないリブ
に挟持固定されている。
【0016】一方、下部本体ケース12の筒状部16と電動
送風機室24の区画壁部25との間には、略平行に一対の区
画リブ37,37が設けられ、これら区画リブ37,37間に集
塵室38が区画形成されている。なお、集塵室38の底部に
位置する区画壁部25は、集塵室38と風路室27とを連通さ
れる切欠部39が切欠形成されている。そして、この集塵
室38の上部には、集塵室38内に配設する集塵袋40を着脱
可能に装着するホルダ41が設けられている。さらに、集
塵室38の底部には、風路室27とを区画するように補助フ
ィルタ42が着脱自在に設けられている。
【0017】また、区画壁部25の集塵室38と反対側の外
面には、上下方向に筒状の排気室44が区画形成されてい
る。そして、この排気室44の上部に位置する区画壁部25
には、電動送風機室24と排気室44とを連通させる通孔45
が切欠形成されている。また、排気室44の下部は、区画
壁部25の下端から底板部17の略中央に屈曲形成され、底
板部17の略中央部に開口形成した略円形の第1の排気口
46に連続して下部本体ケース12の下面部の筒底部18の内
側に連通されている。そして、電動送風機30からの排気
風は、通孔45を介して排気室44から第1の排気口46より
下方に向けて排気される。
【0018】一方、下部本体ケース12の底板部17の下面
略中央には、整流体48が取り付けられている。この整流
体48は、円板部49の一面に放射状に複数枚の整流板50,
50が設けられて構成されている。そして、これら整流体
48は、整流板50,50が底板部17の下面に第1の排気口46
の回りに位置するように取り付けられ、第1の排気口46
からの排気風は水平方向に放射状に略均一に噴出され
る。
【0019】また、下部本体ケース12の底板部17の下面
には、第1の排気口46の下方に取り付けられた整流体48
を覆うようにスカート部52が設けられている。このスカ
ート部52は、可撓性を有した合成樹脂やゴムなどにて形
成された環状袋形状で、略中央部に整流体48の円板部49
の下面に取り付けられる補強板53が設けられ周縁が底板
部17に取り付けられて、内部に排気風が排気されること
によりリング状に膨脹可能となっている。なお、この膨
脹の際に、下端部が電気掃除機本体11の下端部より若干
下方に突出する状態となる。また、スカート部52には、
内部に排気された排気風が排気される噴出口54が補強板
53の周囲近傍に、スカート部52が膨脹した際にスカート
部52の内側に向けて開口するように位置して略等間隔で
複数開口形成されている。
【0020】一方、上部本体ケース13には、電動送風機
室24に対応する略中央部に複数の孔にて構成された第2
の排気口56が設けられている。また、上部本体ケース13
の下端一縁には、電気掃除機本体11を操作する棒状のハ
ンドル57の一端が回動自在に取り付けられた台座部58が
設けられ、この台座部58には従動輪59,59が回転自在に
軸支されている。また、ハンドル57の他端側には把持さ
れる図示しない把持部が設けられ、この把持部には電動
送風機30の駆動状態を設定する図示しない手許操作部が
設けられている。
【0021】次に、上記実施の一形態の動作について説
明する。
【0022】まず、図示しない電源コードを介して電源
を供給し、ハンドル57の把持部に設けた手許操作部の操
作により電動送風機30を駆動させて掃除を行う。
【0023】そして、電動送風機30の駆動により、吸込
口22から空気とともに塵埃が吸い込まれ、吸込室21から
集塵室38内に装着された集塵袋40内に捕捉される。ま
た、この集塵袋40により濾過された空気は、補助フィル
タ42を介して風路室27から通気口28、電動送風機30の吸
気口、電動送風機30内、この電動送風機30の排気口、電
動送風機室24を順次通って、一部は、上部本体ケース13
の第2の排気口56から電気掃除機本体11外の外気へ排気
風として排気され、一部は切欠部39、排気室44を順次通
って、第1の排気口46から整流体48にて整流されつつス
カート部52内に排気される。
【0024】このスカート部52内への排気により、スカ
ート部52はリング状に膨らみ、スカート部52と補強板53
と被掃除面60とにて囲まれた空間部分が生じる。さら
に、スカート部52内の排気風は、噴出口54,54から空間
部分に排気されて、空間部分の内圧が上昇する。この空
間部分の内圧が上昇することにより、スカート部52と被
掃除面60との間から排気風が通過して流れ出す。この排
気風の流れ出しにより、スカート部52と被掃除面60との
間に排気風が漏れ出す僅かな空気層の隙間が略均一に生
じ、電気掃除機本体11に浮遊力が作用して浮き上がる。
【0025】なお、スカート部52と被掃除面60との間を
通過して排気される排気風量は、電動送風機30から排気
される排気風の一部であるので、吸込口22から吸い込む
風量よりスカート部52と被掃除面60との間から排気され
る排気風量の方が少ないため、吸込口22から確実に塵埃
とともに空気が吸い込まれる。
【0026】したがって、被掃除面60と対向する吸込口
22に塵埃を吸い込むための負圧が生じ、さらには重量の
重い電動送風機30を収容していても、電気掃除機本体11
が浮き上がって被掃除面60と接触しなくなり、ハンドル
57の把持部を持って電気掃除機本体11を被掃除面60上で
容易に円滑に移動でき、掃除作業性を向上できる。
【0027】そして、集塵袋40が一杯となった場合や吸
込口22および吸込室21などに閉塞した場合には、吸込抵
抗が上昇して電動送風機30の負圧側の風路室27内の真空
度が上昇することによって、上部本体ケース13に設けた
図示しないダストメータがその旨を表示する。この表示
により、電動送風機30の駆動を停止させ、上部本体ケー
ス13を下部本体ケース12から外し、集塵袋40や補助フィ
ルタ42を交換したり、閉塞した塵埃を取り除くなどの保
守点検を行う。
【0028】上記実施の一形態によれば、掃除を行う部
分である吸込口22を有した本体ケース14に本体ケース14
を浮き上がらせるためのスカート部52を設けたため、吸
込口22に塵埃を吸い込むための負圧が生じていても、被
掃除面60から塵埃を吸い込みつつ浮上して円滑に移動で
き、掃除作業性を向上できる。
【0029】また、スカート部52の外周側に位置して吸
込口22が開口するため、スカート部52から漏れ出す排気
風により、被掃除面60に付着する塵埃を浮き上がらせて
吸込口22から吸い込むとともに、被掃除面60上の塵埃が
吹き飛ばされることなく吸込口22から吸い込むので、掃
除効率を向上できる。
【0030】さらに、スカート部52を可撓性を有する部
材にて膨脹可能に形成したため、被掃除面60に凹凸があ
る場合でも、この凹凸に沿うように変形してスカート部
52と被掃除面60との間の空気層が維持されので、容易に
浮上状態が維持でき凹凸のある被掃除面60でも円滑に走
行でき、走行性を向上できるとともに、スカート部52が
被掃除面60との緩衝体としての作用も有し、凹凸のある
被掃除面60でも被掃除面60を傷付けない。
【0031】また、スカート部52を中空状で内側を第1
の排気口46に連通させ内部に排気された排気風は噴出口
54,54から噴出させるため、少ない排気風量でも浮遊力
が得られるので、風路抵抗の小さい他の箇所である第2
の排気口56などからの排気風量を多くでき、吸込効率を
向上でき、電動送風機の負荷を低減できるとともに、少
ない排気風量でも簡単な構造で容易に電気掃除機本体11
を浮上走行でき、スカート部52と被掃除面60との間から
漏れ出す排気風量が少なくなることにより、排気風の漏
れ出す方向に位置する吸込口22から吸い込まれる排気風
量も少なくなるので、吸込口22からの塵埃とともに吸い
込む空気量が増大し、集塵効率が向上して、効率よく掃
除できる。
【0032】さらに、電動送風機30を略中央部に配設
し、スカート部52を略中央部に設けて重心の下方に位置
させたため、安定して電気掃除機本体11を浮上できる。
【0033】なお、上記実施の形態において、可撓性を
有し膨脹可能な中空状にスカート部52を構成したが、例
えば下部本体ケース12の筒底部18をスカート部とするな
ど、第1の排気口46を覆うようにスカート部を設けるい
ずれの構成でもでき、排気する構成もいずれの排気方法
でもよい。
【0034】また、アップライト型の電気掃除機につい
て説明したが、電動送風機30を収納する電気掃除機本体
にホースおよび延長管を介して接続される下面に吸込口
22を有した吸込口体を本体とし、電気掃除機本体からホ
ースおよび延長管を介して吸込口体の下面から排気風を
排気して吸込口体を浮き上がらせるようにするなど、キ
ャニスタ型の電気掃除機や他のいずれの電気掃除機でも
できる。このキャニスタ型の電気掃除機においても、電
気掃除機本体が浮上しない構成としても掃除中ほとんど
常に被掃除面60上を走行する吸込口体が浮き上がって走
行性が向上するため、掃除作業性が向上できる。なお、
電気掃除機本体も浮上する構成とした場合には、さらに
掃除作業性が向上する。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、本
体の下面に開口する吸込口と電動送風機からの排気風を
排出する排気口との間に排気口を囲むスカート部と、吸
込口と対向する被掃除面との間に排気流を通過させて本
体に浮遊力を作用させるため、塵埃を吸い込むための吸
込口に負圧が作用しても本体を被掃除面上で円滑に移動
でき、掃除作業性を向上できる。
【0036】請求項2記載の電気掃除機によれば、電動
送風機を収容する本体の下面に、電動送風機からの排気
風を排出する排気口と吸込口との間に位置する排気口を
囲むスカート部と、吸込口と対向する被掃除面との間に
排気流を通過させて本体に浮遊力を作用させるため、塵
埃を吸い込むために吸込口に負圧が作用し、しかも本体
に重量の重い電動送風機を収容していても本体を被掃除
面上で円滑に移動でき、掃除作業性を向上できる。
【0037】請求項3記載の電気掃除機によれば、請求
項1または2記載の電気掃除機の効果に加え、吸込口を
スカート部の外側に位置して設けたため、スカート部と
被掃除面との間を通過する排気風により被掃除面上に付
着した塵埃を浮き上がらせて吸込口から吸い込むので、
掃除効率を向上できる。
【0038】請求項4記載の電気掃除機によれば、請求
項1ないし3いずれか一記載の電気掃除機の効果に加
え、スカート部を膨脹可能な中空状に形成したため、ス
カート部が緩衝体として作用するので凹凸のある被掃除
面でも傷付けない。
【0039】請求項5記載の電気掃除機によれば、請求
項4記載の電気掃除機の効果に加え、スカート部の内部
が排気口に連通させて噴出口を開口したため、少ない排
気風量でも浮遊力が得られるので風路抵抗の小さい他の
箇所からの排気風量を多くでき、吸込効率を向上できる
とともに、電動送風機の負荷を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の実施の一形態を示す断面
図である。
【図2】同上平面断面図である。
【図3】同上底面図である。
【図4】同上平面図である。
【図5】同上整流体を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 電気掃除機本体 22 吸込口 30 電動送風機 46 排気口としての第1の排気口 52 スカート部 54 噴出口 60 被掃除面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被掃除面と対向する下面に開口し電動送
    風機の負圧側に連通する吸込口を有した本体と、 この本体の下面に設けられ前記電動送風機からの排気風
    を排出する排気口と、 前記吸込口および前記排気口の間に位置して前記排気口
    を囲むスカート部とを備え、 前記スカート部と前記被掃除面との間に前記排気風を通
    過させて前記本体に浮遊力を作用させることを特徴とし
    た電気掃除機。
  2. 【請求項2】 電動送風機を収容する本体と、 この本体に設けられた操作部と、 前記本体の被掃除面と対向する下面に設けられ前記電動
    送風機からの排気風を排出する排気口と、 前記本体の下面に設けられ前記電動送風機の負圧側に連
    通する吸込口と、 前記吸込口および前記排気口との間に位置して前記排気
    口を囲むスカート部とを備え、 前記スカート部と前記被掃除面との間に前記排気風を通
    過させて前記本体に浮遊力を作用させることを特徴とし
    た電気掃除機。
  3. 【請求項3】 吸込口は、スカート部の外側に位置して
    設けられたことを特徴とする請求項1または2記載の電
    気掃除機。
  4. 【請求項4】 スカート部は、膨脹可能な中空状である
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の電
    気掃除機。
  5. 【請求項5】 スカート部は、内部が排気口に連通し噴
    出口を有することを特徴とする請求項4記載の電気掃除
    機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104703524A (zh) * 2012-12-21 2015-06-10 伊莱克斯公司 具有进风孔的被动真空吸尘器吸嘴

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