JPH10108087A - テレビジョン受像機用キー入力処理装置 - Google Patents
テレビジョン受像機用キー入力処理装置Info
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- JPH10108087A JPH10108087A JP26102096A JP26102096A JPH10108087A JP H10108087 A JPH10108087 A JP H10108087A JP 26102096 A JP26102096 A JP 26102096A JP 26102096 A JP26102096 A JP 26102096A JP H10108087 A JPH10108087 A JP H10108087A
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- key
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各キー入力に対する処理時間に応じてキー入
力信号を未処理キー入力として記憶処理をするか否かを
適応的に制御し、キー操作に対して違和感がなく、操作
性の良いテレビジョン受像機用キー入力処理装置を提供
する。 【解決手段】 取込み手段2、誤り訂正手段3、キー入
力記憶手段4、キー入力解読手段5、テレビジョン機能
制御手段6、処理時間判定手段10、設定時間値発生手
段11、比較手段12、記憶制御手段13を備えたテレ
ビジョン受像機用キー入力処理装置。
力信号を未処理キー入力として記憶処理をするか否かを
適応的に制御し、キー操作に対して違和感がなく、操作
性の良いテレビジョン受像機用キー入力処理装置を提供
する。 【解決手段】 取込み手段2、誤り訂正手段3、キー入
力記憶手段4、キー入力解読手段5、テレビジョン機能
制御手段6、処理時間判定手段10、設定時間値発生手
段11、比較手段12、記憶制御手段13を備えたテレ
ビジョン受像機用キー入力処理装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機用キー入力処理装置に係り、特にキー入力によって文
字やグラフィック等の情報を画面上に表示する応答性を
改善させたテレビジョン受像機用キー入力処理装置に関
する。
機用キー入力処理装置に係り、特にキー入力によって文
字やグラフィック等の情報を画面上に表示する応答性を
改善させたテレビジョン受像機用キー入力処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のテレビジョン受像機用キー
入力処理装置の要部ブロック構成図を示す。図4におい
て、テレビジョン受像機用キー入力処理装置20は取込
み手段22、誤り訂正手段23、キー入力記憶手段2
4、キー入力解読手段25、テレビジョン機能制御手段
26を備える。
入力処理装置の要部ブロック構成図を示す。図4におい
て、テレビジョン受像機用キー入力処理装置20は取込
み手段22、誤り訂正手段23、キー入力記憶手段2
4、キー入力解読手段25、テレビジョン機能制御手段
26を備える。
【0003】取込み手段22は端子T21に入力されるキ
ー入力信号K(S)を取り込み、キー入力取込み信号S22
を誤り訂正手段23に出力する。キー入力取込み信号S
22には雑音等による信号誤りが混入している可能性があ
り、誤り訂正手段23はキー入力取込み信号S22の誤り
検出をし、誤りがあれば誤り訂正をしたキー入力信号S
23をキー入力記憶手段24に出力する。
ー入力信号K(S)を取り込み、キー入力取込み信号S22
を誤り訂正手段23に出力する。キー入力取込み信号S
22には雑音等による信号誤りが混入している可能性があ
り、誤り訂正手段23はキー入力取込み信号S22の誤り
検出をし、誤りがあれば誤り訂正をしたキー入力信号S
23をキー入力記憶手段24に出力する。
【0004】キー入力記憶手段24はキー入力信号S23
を未処理キー入力として記憶する。キー入力解読手段2
5は読み出しアドレス信号S25Rをキー入力記憶手段2
4に出力して未処理キー入力を記憶順に読み出して、未
処理キー入力信号S24を解読して制御指令信号S25をテ
レビジョン機能制御手段26に出力する。
を未処理キー入力として記憶する。キー入力解読手段2
5は読み出しアドレス信号S25Rをキー入力記憶手段2
4に出力して未処理キー入力を記憶順に読み出して、未
処理キー入力信号S24を解読して制御指令信号S25をテ
レビジョン機能制御手段26に出力する。
【0005】テレビジョン機能制御手段26は、テレビ
ジョン信号T(S)から同期信号およびクロック信号等を
生成すると同時に、制御指令信号S25に基づいて受信チ
ャンネル選局機能、映像特性設定機能、音声特性設定機
能、音量調整機能、表示機能、タイマ機能および電源オ
ン/オフ機能等を制御する制御信号S26を生成して表示
手段35に出力し、また1つの制御指令信号S25に基づ
いた制御信号S26の生成処理が処理中か、または終了し
たかを示す制御状態信号S26Bをキー入力解読手段25
に出力する。
ジョン信号T(S)から同期信号およびクロック信号等を
生成すると同時に、制御指令信号S25に基づいて受信チ
ャンネル選局機能、映像特性設定機能、音声特性設定機
能、音量調整機能、表示機能、タイマ機能および電源オ
ン/オフ機能等を制御する制御信号S26を生成して表示
手段35に出力し、また1つの制御指令信号S25に基づ
いた制御信号S26の生成処理が処理中か、または終了し
たかを示す制御状態信号S26Bをキー入力解読手段25
に出力する。
【0006】制御状態信号S26Bが終了を示した場合、
キー入力解読手段25は読み出しアドレス信号S25Rを
キー入力記憶手段24に出力して次の未処理キー入力を
読み出して、未処理キー入力信号S24を解読して制御指
令信号S25をテレビジョン機能制御手段26に出力す
る。
キー入力解読手段25は読み出しアドレス信号S25Rを
キー入力記憶手段24に出力して次の未処理キー入力を
読み出して、未処理キー入力信号S24を解読して制御指
令信号S25をテレビジョン機能制御手段26に出力す
る。
【0007】図5に従来のテレビジョン受像機用キー入
力処理装置の動作流れ図を示す。図5において、ステッ
プSp20はキー入力処理に対するプログラムを開始させ
る。ステップSp21は取込んだ入力信号からキー入力の
有無を判別し、有り(Y)と判別すればステップSp22
に進み、無し(N)と判別すれば再びステップSp21に
進んで入力信号待ち受け状態となる。ステップSp22は
取込んだキー入力信号を記憶する。
力処理装置の動作流れ図を示す。図5において、ステッ
プSp20はキー入力処理に対するプログラムを開始させ
る。ステップSp21は取込んだ入力信号からキー入力の
有無を判別し、有り(Y)と判別すればステップSp22
に進み、無し(N)と判別すれば再びステップSp21に
進んで入力信号待ち受け状態となる。ステップSp22は
取込んだキー入力信号を記憶する。
【0008】ステップSp23は一旦記憶したキー入力信
号を解読して何であるかを判別してその結果に従って進
む。本例において、解読されたキー入力信号はKA、KB
およびKCとする。キー入力信号がKAと判別されればス
テップSp24に進み、キー入力信号がKBと判別されれ
ばステップSp27に進み、キー入力信号がKCと判別さ
れればステップSp29に進む。
号を解読して何であるかを判別してその結果に従って進
む。本例において、解読されたキー入力信号はKA、KB
およびKCとする。キー入力信号がKAと判別されればス
テップSp24に進み、キー入力信号がKBと判別されれ
ばステップSp27に進み、キー入力信号がKCと判別さ
れればステップSp29に進む。
【0009】キー入力信号KAはステップSp24、ステ
ップSp25およびステップSp26の処理をさせる命令で
あり、キー入力信号KBはステップSp27およびステッ
プSp28の処理をさせる命令であり、またキー入力信号
KCはステップSp29の処理を実施させる命令である。
ップSp25およびステップSp26の処理をさせる命令で
あり、キー入力信号KBはステップSp27およびステッ
プSp28の処理をさせる命令であり、またキー入力信号
KCはステップSp29の処理を実施させる命令である。
【0010】ステップSp24〜ステップSp26の処理
は、例えば表示手段に、処理A1は1行目に赤線を引
く、処理A2は2行目に赤線を引く、処理A3は3行目に
赤線を引くという処理である。
は、例えば表示手段に、処理A1は1行目に赤線を引
く、処理A2は2行目に赤線を引く、処理A3は3行目に
赤線を引くという処理である。
【0011】また、ステップSp27とステップSp28の
処理は、例えば表示手段に、処理B1は1行目に青線を
引く、処理B2は2行目に青線を引くという処理であ
り、ステップSp29の処理C1は例えば表示手段に、処
理B1は1行目に緑線を引くという処理である。各々の
キー入力信号に応じた処理の実施後、再びステップSp
21に戻る。
処理は、例えば表示手段に、処理B1は1行目に青線を
引く、処理B2は2行目に青線を引くという処理であ
り、ステップSp29の処理C1は例えば表示手段に、処
理B1は1行目に緑線を引くという処理である。各々の
キー入力信号に応じた処理の実施後、再びステップSp
21に戻る。
【0012】一方、これらの流れとは独立に、ステップ
Sp23〜ステップSp29間の何れの部分のプログラムを
実行中であっても、入力信号があると割込処理をして即
座にステップSp30に進む。ステップSp31は取込んだ
入力信号からキー入力の有無を判別し、有り(Y)と判
別すればステップSp32に進み、無し(N)と判別すれ
ばステップSp33に進む。
Sp23〜ステップSp29間の何れの部分のプログラムを
実行中であっても、入力信号があると割込処理をして即
座にステップSp30に進む。ステップSp31は取込んだ
入力信号からキー入力の有無を判別し、有り(Y)と判
別すればステップSp32に進み、無し(N)と判別すれ
ばステップSp33に進む。
【0013】ステップSp32は取込んだキー入力信号を
記憶する。ステップSp33はステップSp23〜ステップ
Sp29間の分岐元に戻し、処理を続行させる。
記憶する。ステップSp33はステップSp23〜ステップ
Sp29間の分岐元に戻し、処理を続行させる。
【0014】図6に従来のテレビジョン受像機用キー入
力処理装置の未処理キー入力の説明図を示す。図6にお
いて、従来のキー入力処理装置は、時間t1でキー入力
信号KAが入力されると未処理キー入力KAとして記憶処
理して処理A1、処理A2および処理A3を実施する。処
理A2の処理中の時間t2でキー入力信号KBが入力され
ると未処理キー入力KBとして記憶処理し、この時間t2
での未処理キー入力はKAとKBとなり、さらに処理A3
の処理中の時間t3でキー入力信号KCが入力されると未
処理キー入力KCとして記憶処理し、この時間t3での未
処理キー入力はKA,KBおよびKCとなる。
力処理装置の未処理キー入力の説明図を示す。図6にお
いて、従来のキー入力処理装置は、時間t1でキー入力
信号KAが入力されると未処理キー入力KAとして記憶処
理して処理A1、処理A2および処理A3を実施する。処
理A2の処理中の時間t2でキー入力信号KBが入力され
ると未処理キー入力KBとして記憶処理し、この時間t2
での未処理キー入力はKAとKBとなり、さらに処理A3
の処理中の時間t3でキー入力信号KCが入力されると未
処理キー入力KCとして記憶処理し、この時間t3での未
処理キー入力はKA,KBおよびKCとなる。
【0015】従来のキー入力処理装置は、時間t4で未
処理キー入力KAに対する一連の処理を終了し、次に未
処理キー入力KBに対する処理B1および処理B2を実施
し、時間t5で未処理キー入力KBに対する処理を終了
し、次に未処理キー入力KCに対する処理C1を順次、実
施する。
処理キー入力KAに対する一連の処理を終了し、次に未
処理キー入力KBに対する処理B1および処理B2を実施
し、時間t5で未処理キー入力KBに対する処理を終了
し、次に未処理キー入力KCに対する処理C1を順次、実
施する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のテ
レビジョン受像機用キー入力処理装置には、1つのキー
入力に対する処理時間より短い間隔で複数のキー入力が
行われた場合、複数のキー入力を未処理キー入力として
記憶し、記憶した未処理キー入力の順序に従って未処理
キー入力に対する処理を順次実施していた。
レビジョン受像機用キー入力処理装置には、1つのキー
入力に対する処理時間より短い間隔で複数のキー入力が
行われた場合、複数のキー入力を未処理キー入力として
記憶し、記憶した未処理キー入力の順序に従って未処理
キー入力に対する処理を順次実施していた。
【0017】音量のアップ・ダウン動作の様に処理時間
の短いキー操作に対しては、このような順次実施でも、
操作者側に大きな違和感は発生しない。しかし、処理時
間の長い処理の実施中(1番目の処理の実施中)にキー
操作者が複数回のキー操作を行った場合、(このキー操
作に対応する処理を2番目以降の処理とする)、処理時
間の長い1番目の処理終了後に、2番目以降の処理が順
次行なわれるため、2番目以降の処理、例えば3番目、
4番目の処理実行までに、その処理を指定するキー操作
をしてからかなりの時間差を生じてしまい、操作者に違
和感を与える結果となり、操作性に問題があった。例え
ば図6に示すように、時間t1でキー入力信号KAが入力
されると未処理キー入力KAとして記憶処理して処理A
1、処理A2および処理A3を実施し、処理A2の処理中の
時間t2でキー入力信号KBが入力されると未処理キー入
力KBとして記憶処理し、この時間t2での未処理キー入
力はKAとKBとなる。さらに、処理A3の処理中の時間
t3でキー入力信号KCが入力されると未処理キー入力K
Cとして記憶処理し、この時間t3での未処理キー入力は
KA,KBおよびKCとなる。そして、時間t4となるとキ
ー入力KBに対応する処理B1、B2が実行され、時間t5
となると、やっと、キー入力KCに対応する処理C1が実
行さる。従って、キー入力KCを行なってから、実際に
処理C1が実行されるまでにかなりの時間差が発生し、
キー操作に対して応答時間差が大きくなる。この場合、
キー操作者は操作したキー入力が受付けられたのかどう
か判らなくなって同じキー操作を何回も行ってしまうこ
とがある(例えば、時間t3〜t5の間にキー入力KCの
入力操作を3回行なうことがある)。その結果、同じキ
ー入力に対する本来不要な処理をキー入力回数だけ処理
することになるという課題があった。特に、キー入力K
Cによる処理C1が、電源のオン/オフ処理のような反転
処理(同じキー入力でそのキー入力ごとに反対の処理を
行なうもの)の場合は次のような問題があった。例え
ば、図6の時間t3において、キー操作者がキー操作に
よる電源のオフ操作を行い(1回目のキー入力KC)、
オフ操作が受付けられたのかどうか判らなくなって時間
t4付近で再び電源をオフするためのキー操作(2回目
のキー入力KC)を行なったとする。この場合、処理時
間の長い処理が終了(時間t5)して次にキー操作(1
回目のキー入力KC)による電源のオフ操作が実施され
て電源が切れ、その次の電源のオフするためのキー操作
(2回目のキー入力KC)が実施されて、キー操作者の
意に反し、電源が再び入ってしまうというような課題が
あった。
の短いキー操作に対しては、このような順次実施でも、
操作者側に大きな違和感は発生しない。しかし、処理時
間の長い処理の実施中(1番目の処理の実施中)にキー
操作者が複数回のキー操作を行った場合、(このキー操
作に対応する処理を2番目以降の処理とする)、処理時
間の長い1番目の処理終了後に、2番目以降の処理が順
次行なわれるため、2番目以降の処理、例えば3番目、
4番目の処理実行までに、その処理を指定するキー操作
をしてからかなりの時間差を生じてしまい、操作者に違
和感を与える結果となり、操作性に問題があった。例え
ば図6に示すように、時間t1でキー入力信号KAが入力
されると未処理キー入力KAとして記憶処理して処理A
1、処理A2および処理A3を実施し、処理A2の処理中の
時間t2でキー入力信号KBが入力されると未処理キー入
力KBとして記憶処理し、この時間t2での未処理キー入
力はKAとKBとなる。さらに、処理A3の処理中の時間
t3でキー入力信号KCが入力されると未処理キー入力K
Cとして記憶処理し、この時間t3での未処理キー入力は
KA,KBおよびKCとなる。そして、時間t4となるとキ
ー入力KBに対応する処理B1、B2が実行され、時間t5
となると、やっと、キー入力KCに対応する処理C1が実
行さる。従って、キー入力KCを行なってから、実際に
処理C1が実行されるまでにかなりの時間差が発生し、
キー操作に対して応答時間差が大きくなる。この場合、
キー操作者は操作したキー入力が受付けられたのかどう
か判らなくなって同じキー操作を何回も行ってしまうこ
とがある(例えば、時間t3〜t5の間にキー入力KCの
入力操作を3回行なうことがある)。その結果、同じキ
ー入力に対する本来不要な処理をキー入力回数だけ処理
することになるという課題があった。特に、キー入力K
Cによる処理C1が、電源のオン/オフ処理のような反転
処理(同じキー入力でそのキー入力ごとに反対の処理を
行なうもの)の場合は次のような問題があった。例え
ば、図6の時間t3において、キー操作者がキー操作に
よる電源のオフ操作を行い(1回目のキー入力KC)、
オフ操作が受付けられたのかどうか判らなくなって時間
t4付近で再び電源をオフするためのキー操作(2回目
のキー入力KC)を行なったとする。この場合、処理時
間の長い処理が終了(時間t5)して次にキー操作(1
回目のキー入力KC)による電源のオフ操作が実施され
て電源が切れ、その次の電源のオフするためのキー操作
(2回目のキー入力KC)が実施されて、キー操作者の
意に反し、電源が再び入ってしまうというような課題が
あった。
【0018】上記した問題点を解決するため、1つのキ
ー入力に対する処理が終了しないかぎり他のキー入力を
受付けないようにしたテレビジョン受像機用キー入力処
理装置があるが、この場合は、1つのキー入力に対する
処理時間より短い間隔で複数キー入力が行なわれると、
2番目以降のキー入力は全てキャンセルされてしまう結
果となり、処理時間の短い指令を与えるキー入力時に操
作者に次のような違和感を与えてしまう。処理時間の短
いダイレクト選局を例として説明すると、キー操作者
が、例えばチャンネル1、チャンネル3、チャンネル
4、チャンネル6、‥‥というように連続してチャンネ
ルを切換えるキー操作を行ない、その操作がチャンネル
1の選局処理が終了しない内にチャンネル3とチャンネ
ル4のキー操作が行われ、チャンネル1の選局処理が終
了してからチャンネル6、‥‥のキー操作が行われたと
すると、キー操作者の期待するチャンネル1、チャンネ
ル3、チャンネル4、チャンネル6、‥‥という選局が
行われず、キー操作者の期待に反してチャンネル3とチ
ャンネル4の選局はキャンセルされてしまう結果とな
り、チャンネル1、チャンネル6、‥‥という選局がな
され、キー操作者に大きな違和感を与えてしまう。
ー入力に対する処理が終了しないかぎり他のキー入力を
受付けないようにしたテレビジョン受像機用キー入力処
理装置があるが、この場合は、1つのキー入力に対する
処理時間より短い間隔で複数キー入力が行なわれると、
2番目以降のキー入力は全てキャンセルされてしまう結
果となり、処理時間の短い指令を与えるキー入力時に操
作者に次のような違和感を与えてしまう。処理時間の短
いダイレクト選局を例として説明すると、キー操作者
が、例えばチャンネル1、チャンネル3、チャンネル
4、チャンネル6、‥‥というように連続してチャンネ
ルを切換えるキー操作を行ない、その操作がチャンネル
1の選局処理が終了しない内にチャンネル3とチャンネ
ル4のキー操作が行われ、チャンネル1の選局処理が終
了してからチャンネル6、‥‥のキー操作が行われたと
すると、キー操作者の期待するチャンネル1、チャンネ
ル3、チャンネル4、チャンネル6、‥‥という選局が
行われず、キー操作者の期待に反してチャンネル3とチ
ャンネル4の選局はキャンセルされてしまう結果とな
り、チャンネル1、チャンネル6、‥‥という選局がな
され、キー操作者に大きな違和感を与えてしまう。
【0019】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたものであって、その目的は、各キー
入力に対する処理時間に応じてキー入力信号を未処理キ
ー入力として記憶処理をするか否かを適応的に制御し、
キー操作に対して違和感がなく、操作性の良いテレビジ
ョン受像機用キー入力処理装置を提供することにある。
するためになされたものであって、その目的は、各キー
入力に対する処理時間に応じてキー入力信号を未処理キ
ー入力として記憶処理をするか否かを適応的に制御し、
キー操作に対して違和感がなく、操作性の良いテレビジ
ョン受像機用キー入力処理装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るテレビジョン受像機用キー入力処理装置
は、入力するキー入力信号を取り込む取込み手段と、取
込み手段からの出力信号を記憶するキー入力記憶手段
と、取込み手段からの出力信号、またはキー入力記憶手
段から読み出された記憶情報とを解読するキー入力解読
手段と、キー入力記憶手段の記憶動作を制御するキー入
力記憶適応制御手段とを設け、キー入力記憶適応制御手
段は、キー入力解読手段からの出力信号に基づいてキー
入力信号の指令を実施するための処理時間を判定し、こ
の判定した処理時間と所定時間値との比較を行い、判定
した処理時間が所定時間値を超えた場合には、キー入力
信号の指令を実行処理中は、キー入力解読手段から出力
される信号をキー入力記憶手段に記憶させず、判定した
処理時間が所定時間値以下の場合には、キー入力信号の
指令を実行処理中であっても、キー入力解読手段から出
力される信号をキー入力記憶手段に記憶させるように制
御することを特徴とする。
に本発明に係るテレビジョン受像機用キー入力処理装置
は、入力するキー入力信号を取り込む取込み手段と、取
込み手段からの出力信号を記憶するキー入力記憶手段
と、取込み手段からの出力信号、またはキー入力記憶手
段から読み出された記憶情報とを解読するキー入力解読
手段と、キー入力記憶手段の記憶動作を制御するキー入
力記憶適応制御手段とを設け、キー入力記憶適応制御手
段は、キー入力解読手段からの出力信号に基づいてキー
入力信号の指令を実施するための処理時間を判定し、こ
の判定した処理時間と所定時間値との比較を行い、判定
した処理時間が所定時間値を超えた場合には、キー入力
信号の指令を実行処理中は、キー入力解読手段から出力
される信号をキー入力記憶手段に記憶させず、判定した
処理時間が所定時間値以下の場合には、キー入力信号の
指令を実行処理中であっても、キー入力解読手段から出
力される信号をキー入力記憶手段に記憶させるように制
御することを特徴とする。
【0021】本発明に係るテレビジョン受像機用キー入
力処理装置は、入力するキー入力信号を取り込む取込み
手段と、取込み手段からの出力信号を記憶するキー入力
記憶手段と、取込み手段からの出力信号、またはキー入
力記憶手段から読み出された記憶情報とを解読するキー
入力解読手段と、キー入力記憶手段の記憶動作を制御す
るキー入力記憶適応制御手段とを設け、キー入力記憶適
応制御手段は、キー入力解読手段からの出力信号に基づ
いてキー入力信号の指令を実施するための処理時間を判
定し、この判定した処理時間と所定時間値との比較を行
い、判定した処理時間が所定時間値を超えた場合にはキ
ー入力信号の指令を実行処理中は、キー入力解読手段か
ら出力される信号をキー入力記憶手段記憶制御手段に記
憶せず、判定した処理時間が所定時間値以下の場合に
は、キー入力信号の指令を実行処理中であっても、キー
入力解読手段から出力される信号をキー入力記憶手段記
憶制御手段に記憶するように制御するので、連続したキ
ー入力に対して違和感を感じさせることなく処理の応答
性を良くすることができる。
力処理装置は、入力するキー入力信号を取り込む取込み
手段と、取込み手段からの出力信号を記憶するキー入力
記憶手段と、取込み手段からの出力信号、またはキー入
力記憶手段から読み出された記憶情報とを解読するキー
入力解読手段と、キー入力記憶手段の記憶動作を制御す
るキー入力記憶適応制御手段とを設け、キー入力記憶適
応制御手段は、キー入力解読手段からの出力信号に基づ
いてキー入力信号の指令を実施するための処理時間を判
定し、この判定した処理時間と所定時間値との比較を行
い、判定した処理時間が所定時間値を超えた場合にはキ
ー入力信号の指令を実行処理中は、キー入力解読手段か
ら出力される信号をキー入力記憶手段記憶制御手段に記
憶せず、判定した処理時間が所定時間値以下の場合に
は、キー入力信号の指令を実行処理中であっても、キー
入力解読手段から出力される信号をキー入力記憶手段記
憶制御手段に記憶するように制御するので、連続したキ
ー入力に対して違和感を感じさせることなく処理の応答
性を良くすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。図1は本発明に係るテレビジ
ョン受像機用キー入力処理装置の要部ブロック構成図で
ある。図1において、テレビジョン受像機用キー入力処
理装置20は、取込み手段2、誤り訂正手段3、キー入
力記憶手段4、キー入力解読手段5、テレビジョン機能
制御手段6、キー入力記憶適応制御手段を備える。キー
入力記憶適応制御手段は、処理時間判定手段10、所定
時間値発生手段11、比較手段12、記憶制御手段13
を備える。
基づいて以下に説明する。図1は本発明に係るテレビジ
ョン受像機用キー入力処理装置の要部ブロック構成図で
ある。図1において、テレビジョン受像機用キー入力処
理装置20は、取込み手段2、誤り訂正手段3、キー入
力記憶手段4、キー入力解読手段5、テレビジョン機能
制御手段6、キー入力記憶適応制御手段を備える。キー
入力記憶適応制御手段は、処理時間判定手段10、所定
時間値発生手段11、比較手段12、記憶制御手段13
を備える。
【0023】取込み手段2は端子T1に入力されるキー
入力信号K(S)を取り込み、キー入力取込み信号S2を誤
り訂正手段3に出力する。キー入力取込み信号S2には
雑音等による信号誤りが混入している可能性があり、誤
り訂正手段3はキー入力取込み信号S2の誤り検出を
し、誤りがあれば誤り訂正をしたキー入力信号S3をキ
ー入力記憶手段4とキー入力解読手段5とに出力する。
入力信号K(S)を取り込み、キー入力取込み信号S2を誤
り訂正手段3に出力する。キー入力取込み信号S2には
雑音等による信号誤りが混入している可能性があり、誤
り訂正手段3はキー入力取込み信号S2の誤り検出を
し、誤りがあれば誤り訂正をしたキー入力信号S3をキ
ー入力記憶手段4とキー入力解読手段5とに出力する。
【0024】キー入力解読手段5はキー入力信号S3を
解読して制御指令信号S5をテレビジョン機能制御手段
6と処理時間判定手段10に出力する。処理時間判定手
段10は制御指令信号S5から指令を実施するための処
理時間を判定して判定処理時間信号S10を比較手段12
に出力する。
解読して制御指令信号S5をテレビジョン機能制御手段
6と処理時間判定手段10に出力する。処理時間判定手
段10は制御指令信号S5から指令を実施するための処
理時間を判定して判定処理時間信号S10を比較手段12
に出力する。
【0025】所定時間値発生手段11は所定時間値(例
えば1秒)を発生して所定時間値S11を比較手段12に
出力する。比較手段12は判定処理時間信号S10と所定
時間値S11とを比較して比較信号S12を記憶制御手段1
3に出力する。
えば1秒)を発生して所定時間値S11を比較手段12に
出力する。比較手段12は判定処理時間信号S10と所定
時間値S11とを比較して比較信号S12を記憶制御手段1
3に出力する。
【0026】記憶制御手段13は比較信号S12(フラッ
グFLG)に基づいてキー入力信号S3をキー入力記憶
手段に記憶するか否かを制御する。記憶制御手段13
は、判定処理時間信号S10が所定時間値S11を超えた場
合(FLG=1)はキー入力信号S3をキー入力記憶手
段に記憶しないように制御し、判定処理時間信号S10が
所定時間値S11以下の場合(FLG=0)はキー入力信
号S3を未処理キー入力としてキー入力記憶手段に記憶
するように制御する。
グFLG)に基づいてキー入力信号S3をキー入力記憶
手段に記憶するか否かを制御する。記憶制御手段13
は、判定処理時間信号S10が所定時間値S11を超えた場
合(FLG=1)はキー入力信号S3をキー入力記憶手
段に記憶しないように制御し、判定処理時間信号S10が
所定時間値S11以下の場合(FLG=0)はキー入力信
号S3を未処理キー入力としてキー入力記憶手段に記憶
するように制御する。
【0027】但し、キー入力記憶手段4に未処理キー入
力が1つもない場合は、比較信号S12(フラッグFL
G)にかかわらず、誤り訂正手段3から出力されたキー
入力信号S3をキー記憶手段3に記憶させる。
力が1つもない場合は、比較信号S12(フラッグFL
G)にかかわらず、誤り訂正手段3から出力されたキー
入力信号S3をキー記憶手段3に記憶させる。
【0028】キー入力解読手段5は読み出しアドレス信
号S5Rをキー入力記憶手段4に出力して未処理キー入力
を記憶順に読み出して、未処理キー入力信号S4を解読
して制御指令信号S5をテレビジョン機能制御手段6に
出力する。
号S5Rをキー入力記憶手段4に出力して未処理キー入力
を記憶順に読み出して、未処理キー入力信号S4を解読
して制御指令信号S5をテレビジョン機能制御手段6に
出力する。
【0029】テレビジョン機能制御手段6は、テレビジ
ョン信号T(S)から同期信号およびクロック信号等を生
成すると同時に、制御指令信号S5に基づいて受信チャ
ンネル選局機能、映像特性設定機能、音声特性設定機
能、音量調整機能、表示機能、タイマ機能および電源オ
ン/オフ機能等を制御する制御信号S6を生成して表示
手段15に出力し、また1つの制御指令信号S5に基づ
いた制御信号S6の生成処理が処理中か、または終了し
たかを示す制御状態信号S6Bをキー入力解読手段5に出
力する。
ョン信号T(S)から同期信号およびクロック信号等を生
成すると同時に、制御指令信号S5に基づいて受信チャ
ンネル選局機能、映像特性設定機能、音声特性設定機
能、音量調整機能、表示機能、タイマ機能および電源オ
ン/オフ機能等を制御する制御信号S6を生成して表示
手段15に出力し、また1つの制御指令信号S5に基づ
いた制御信号S6の生成処理が処理中か、または終了し
たかを示す制御状態信号S6Bをキー入力解読手段5に出
力する。
【0030】制御状態信号S6Bが終了を示した場合、キ
ー入力解読手段5は読み出しアドレス信号S5Rをキー入
力記憶手段4に出力して次の未処理キー入力を読み出し
て、未処理キー入力信号S4を解読して制御指令信号S5
をテレビジョン機能制御手段6に出力する。
ー入力解読手段5は読み出しアドレス信号S5Rをキー入
力記憶手段4に出力して次の未処理キー入力を読み出し
て、未処理キー入力信号S4を解読して制御指令信号S5
をテレビジョン機能制御手段6に出力する。
【0031】このように、テレビジョン受像機用キー入
力処理装置は、取込み手段2、誤り訂正手段3、キー入
力記憶手段4、キー入力解読手段5、テレビジョン機能
制御手段6、および処理時間判定手段10、所定時間値
発生手段11、比較手段12、記憶制御手段13からな
るキー入力記憶適応制御手段を備えて、連続したキー入
力に対して適応的に未処理キー入力処理をし、キー入力
記憶手段4に記憶した未処理キー入力を順次処理するこ
とによって連続した複数のキー入力に対して大きな遅延
のない処理ができる。
力処理装置は、取込み手段2、誤り訂正手段3、キー入
力記憶手段4、キー入力解読手段5、テレビジョン機能
制御手段6、および処理時間判定手段10、所定時間値
発生手段11、比較手段12、記憶制御手段13からな
るキー入力記憶適応制御手段を備えて、連続したキー入
力に対して適応的に未処理キー入力処理をし、キー入力
記憶手段4に記憶した未処理キー入力を順次処理するこ
とによって連続した複数のキー入力に対して大きな遅延
のない処理ができる。
【0032】図2に本発明に係るテレビジョン受像機用
キー入力処理装置の動作流れ図を示す。図2において、
ステップSp1はキー入力処理に対するプログラムを開
始させる。ステップSp2は取込んだ入力信号からキー
入力の有無を判別し、有り(Y)と判別すればステップ
Sp3に進み、無し(N)と判別すれば再びステップS
p2に進んで入力信号待ち受け状態となる。ステップS
p3はフラッグFLGを判別してフラッグFLG=0で
あればステップSp4に進み、フラッグFLG=1であ
ればステップSp5に進む。ステップSp4は取込んだキ
ー入力信号を記憶する。ステップSp3とステップSp4
は、取込んだキー入力信号の指令を実施するための処理
時間が所定時間値を超えている場合、フラッグFLG=
1としてキー入力信号を記憶せず、また取込んだキー入
力信号の指令を実施するための処理時間が所定時間値以
下の場合、フラッグFLG=0としてキー入力信号を記
憶することにより、連続した複数のキー入力に対して適
応的にキー入力信号を記憶処理し、記憶処理した未処理
キー入力を順次処理することによって大きな遅延のない
処理を行うためのステップである。
キー入力処理装置の動作流れ図を示す。図2において、
ステップSp1はキー入力処理に対するプログラムを開
始させる。ステップSp2は取込んだ入力信号からキー
入力の有無を判別し、有り(Y)と判別すればステップ
Sp3に進み、無し(N)と判別すれば再びステップS
p2に進んで入力信号待ち受け状態となる。ステップS
p3はフラッグFLGを判別してフラッグFLG=0で
あればステップSp4に進み、フラッグFLG=1であ
ればステップSp5に進む。ステップSp4は取込んだキ
ー入力信号を記憶する。ステップSp3とステップSp4
は、取込んだキー入力信号の指令を実施するための処理
時間が所定時間値を超えている場合、フラッグFLG=
1としてキー入力信号を記憶せず、また取込んだキー入
力信号の指令を実施するための処理時間が所定時間値以
下の場合、フラッグFLG=0としてキー入力信号を記
憶することにより、連続した複数のキー入力に対して適
応的にキー入力信号を記憶処理し、記憶処理した未処理
キー入力を順次処理することによって大きな遅延のない
処理を行うためのステップである。
【0033】ステップSp5は一旦記憶したキー入力信
号を解読して何であるかを判別してその結果に従って分
岐する。本例において、用意されたキー入力信号はKA
およびKCとした。キー入力信号がKAと判別されればス
テップSp6に進み、キー入力信号がKCと判別されれば
ステップSp11に進む。
号を解読して何であるかを判別してその結果に従って分
岐する。本例において、用意されたキー入力信号はKA
およびKCとした。キー入力信号がKAと判別されればス
テップSp6に進み、キー入力信号がKCと判別されれば
ステップSp11に進む。
【0034】キー入力信号KAは、ステップSp6でキー
入力信号KAの処理時間が所定時間を超えているのでフ
ラッグFLG=1とし、ステップSp7、ステップSp
8、ステップSp9およびステップSp10の処理をさせる
命令であり、またキー入力信号KCは、ステップSp11
でキー入力信号KCの処理時間が所定時間以下なのでフ
ラッグFLG=0とし、ステップSp12の処理を実施さ
せる命令である。
入力信号KAの処理時間が所定時間を超えているのでフ
ラッグFLG=1とし、ステップSp7、ステップSp
8、ステップSp9およびステップSp10の処理をさせる
命令であり、またキー入力信号KCは、ステップSp11
でキー入力信号KCの処理時間が所定時間以下なのでフ
ラッグFLG=0とし、ステップSp12の処理を実施さ
せる命令である。
【0035】ステップSp7〜ステップSp9の処理は例
えば表示手段に、処理A1は1行目に赤線を引く、処理
A2は2行目に赤線を引く、処理A3は3行目に赤線を引
くという処理である。また、ステップSp12の処理C1
は例えば表示手段に、1行目に緑線を引くという処理で
ある。各々のキー入力信号に応じた処理の実施後、再び
ステップSp2に戻る。
えば表示手段に、処理A1は1行目に赤線を引く、処理
A2は2行目に赤線を引く、処理A3は3行目に赤線を引
くという処理である。また、ステップSp12の処理C1
は例えば表示手段に、1行目に緑線を引くという処理で
ある。各々のキー入力信号に応じた処理の実施後、再び
ステップSp2に戻る。
【0036】一方、これらの流れとは独立に、ステップ
Sp5〜ステップSp12間の何れの部分のプログラムを
実行中であっても、入力信号があると割込処理をして即
座にステップSp13に進む。ステップSp14は取込んだ
入力信号からキー入力の有無を判別し、有り(Y)と判
別すればステップSp15に進み、無し(N)と判別すれ
ばステップSp17に進む。
Sp5〜ステップSp12間の何れの部分のプログラムを
実行中であっても、入力信号があると割込処理をして即
座にステップSp13に進む。ステップSp14は取込んだ
入力信号からキー入力の有無を判別し、有り(Y)と判
別すればステップSp15に進み、無し(N)と判別すれ
ばステップSp17に進む。
【0037】ステップSp15はフラッグFLGを判別し
てフラッグFLG=0であればステップSp16に進み、
フラッグFLG=1であればステップSp17に進む。ス
テップSp16は取込んだキー入力信号を記憶する。ステ
ップSp17はステップSp5〜ステップSp12間の分岐
元に戻し、処理を続行させる。
てフラッグFLG=0であればステップSp16に進み、
フラッグFLG=1であればステップSp17に進む。ス
テップSp16は取込んだキー入力信号を記憶する。ステ
ップSp17はステップSp5〜ステップSp12間の分岐
元に戻し、処理を続行させる。
【0038】図3に本発明に係るテレビジョン受像機用
キー入力処理装置の未処理キー入力の説明図を示す。図
3において、本キー入力処理装置は、時間t1にキー入
力信号KAが入力されるとフラッグFLG=0であれば
キー入力信号KAを未処理キー入力KAとして記憶処理し
てフラッグFLGを1にセットし、次に処理A1を実施
し、処理A2の途中の時間t2で新たなキー入力信号KA
が入力されるとフラッグFLG=1であるので、新たな
キー入力信号KAを記憶処理せずキャンセルし、時間t2
での未処理キー入力はKAのみである。
キー入力処理装置の未処理キー入力の説明図を示す。図
3において、本キー入力処理装置は、時間t1にキー入
力信号KAが入力されるとフラッグFLG=0であれば
キー入力信号KAを未処理キー入力KAとして記憶処理し
てフラッグFLGを1にセットし、次に処理A1を実施
し、処理A2の途中の時間t2で新たなキー入力信号KA
が入力されるとフラッグFLG=1であるので、新たな
キー入力信号KAを記憶処理せずキャンセルし、時間t2
での未処理キー入力はKAのみである。
【0039】本キー入力処理装置は、処理A3の途中の
時間t3でキー入力信号KCが入力されるとフラッグFL
G=1であるので、キー入力信号KCを記憶処理せずキ
ャンセルし、時間t3での未処理キー入力は依然KAのみ
である。本キー入力処理装置は、時間t4で処理A3を終
了し、フラッグFLGを0にリセットし、この時間t4
でキー入力信号KCが入力されるとフラッグFLG=0
であるので、キー入力信号KCを未処理キー入力KCとし
て記憶処理してフラッグFLGを1にセットし、この時
間t4での未処理キー入力はKCとなる。
時間t3でキー入力信号KCが入力されるとフラッグFL
G=1であるので、キー入力信号KCを記憶処理せずキ
ャンセルし、時間t3での未処理キー入力は依然KAのみ
である。本キー入力処理装置は、時間t4で処理A3を終
了し、フラッグFLGを0にリセットし、この時間t4
でキー入力信号KCが入力されるとフラッグFLG=0
であるので、キー入力信号KCを未処理キー入力KCとし
て記憶処理してフラッグFLGを1にセットし、この時
間t4での未処理キー入力はKCとなる。
【0040】本キー入力処理装置は、処理C1の途中の
時間t5でキー入力信号KAが入力されるとフラッグFL
G=0であるので、キー入力信号KAを記憶処理してフ
ラッグFLGを1にセットし、この時間t5での未処理
キー入力はKCとKAとなる。本キー入力処理装置は、時
間t6で処理C1を終了し、次に未処理キー入力KAに対
する処理を実施する。
時間t5でキー入力信号KAが入力されるとフラッグFL
G=0であるので、キー入力信号KAを記憶処理してフ
ラッグFLGを1にセットし、この時間t5での未処理
キー入力はKCとKAとなる。本キー入力処理装置は、時
間t6で処理C1を終了し、次に未処理キー入力KAに対
する処理を実施する。
【0041】以上の動作により、本キー入力処理装置
は、所定時間値よりも処理時間の長い処理(例えば図3
に示すキー入力KAに対する処理A1〜A3)の実施中に
キー操作者が行なったキー操作(例えば時間t2でのキ
ー入力KB、及び時間t3でのキー入力KC)を記憶しな
い。よって、本キー入力処理装置は、キー操作に対して
応答時間差が大きくなるような場合で、キー操作者が操
作したキー入力が受付けられたのかどうか判らなくなっ
て同じキー操作を何回も行なったとしても(時間t23で
キー入力KC、再び時間t3でキー入力KCを行なったと
しても)、そのキー操作を記憶しないので、同じキー入
力に対する処理をキー入力回数だけ処理することになる
といった問題を解決できる。
は、所定時間値よりも処理時間の長い処理(例えば図3
に示すキー入力KAに対する処理A1〜A3)の実施中に
キー操作者が行なったキー操作(例えば時間t2でのキ
ー入力KB、及び時間t3でのキー入力KC)を記憶しな
い。よって、本キー入力処理装置は、キー操作に対して
応答時間差が大きくなるような場合で、キー操作者が操
作したキー入力が受付けられたのかどうか判らなくなっ
て同じキー操作を何回も行なったとしても(時間t23で
キー入力KC、再び時間t3でキー入力KCを行なったと
しても)、そのキー操作を記憶しないので、同じキー入
力に対する処理をキー入力回数だけ処理することになる
といった問題を解決できる。
【0042】また、本キー入力処理装置は、あるキー入
力に対応する処理(例えばキー入力KCによる処理C1)
の処理時間が所定時間値以下の処理時間であれば、その
操作中に操作者が行なうキー入力(例えば、図3の時間
t5でのキー入力KA)を記憶し、記憶した未処理キー入
力を順次処理するようにした。従って、1つのキー入力
に対する処理が終了しないかぎり他のキー入力を受付け
ないようにした従来のキー入力処理装置での前記問題点
(例えばダイレクト選局時(処理時間の短い処理の代
表)に、あるチャンネルの選局処理中に他のチャンネル
の選局を指示するキー入力がなされた場合の前記問題
点)を解決でき、キー操作者に大きな違和感を与えるこ
とがない。
力に対応する処理(例えばキー入力KCによる処理C1)
の処理時間が所定時間値以下の処理時間であれば、その
操作中に操作者が行なうキー入力(例えば、図3の時間
t5でのキー入力KA)を記憶し、記憶した未処理キー入
力を順次処理するようにした。従って、1つのキー入力
に対する処理が終了しないかぎり他のキー入力を受付け
ないようにした従来のキー入力処理装置での前記問題点
(例えばダイレクト選局時(処理時間の短い処理の代
表)に、あるチャンネルの選局処理中に他のチャンネル
の選局を指示するキー入力がなされた場合の前記問題
点)を解決でき、キー操作者に大きな違和感を与えるこ
とがない。
【0043】このように、本発明に係るテレビジョン受
像機用キー入力処理装置は、連続した複数のキー入力に
対して適応的にキー入力信号を記憶処理し、記憶処理し
た未処理キー入力を順次処理することによって大きな遅
延のない処理ができる。
像機用キー入力処理装置は、連続した複数のキー入力に
対して適応的にキー入力信号を記憶処理し、記憶処理し
た未処理キー入力を順次処理することによって大きな遅
延のない処理ができる。
【0044】なお、上記実施形態は本発明の一実施例で
あり、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
い。
あり、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
い。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。本発明は、入力するキー入力信号を取り込む取込
み手段と、取込み手段からの出力信号を記憶するキー入
力記憶手段と、取込み手段からの出力信号、またはキー
入力記憶手段から読み出された記憶情報とを解読するキ
ー入力解読手段と、キー入力記憶手段の記憶動作を制御
するキー入力記憶適応制御手段とを設け、キー入力記憶
適応制御手段は、キー入力解読手段からの出力信号に基
づいてキー入力信号の指令を実施するための処理時間を
判定し、この判定した処理時間と所定時間値との比較を
行い、判定した処理時間が所定時間値を超えた場合に
は、キー入力信号の指令を実行処理中は、キー入力解読
手段から出力される信号をキー入力記憶手段に記憶させ
ず、判定した処理時間が所定時間値以下の場合には、キ
ー入力信号の指令を実行処理中であっても、キー入力解
読手段から出力される信号をキー入力記憶手段に記憶さ
せるように制御し、連続したキー入力に対して違和感を
感じさせることなく処理の応答性を良くすることができ
るので、キー入力の操作性を向上させ、商品性の高いテ
レビジョン受像機用キー入力処理装置を提供することが
できる。
する。本発明は、入力するキー入力信号を取り込む取込
み手段と、取込み手段からの出力信号を記憶するキー入
力記憶手段と、取込み手段からの出力信号、またはキー
入力記憶手段から読み出された記憶情報とを解読するキ
ー入力解読手段と、キー入力記憶手段の記憶動作を制御
するキー入力記憶適応制御手段とを設け、キー入力記憶
適応制御手段は、キー入力解読手段からの出力信号に基
づいてキー入力信号の指令を実施するための処理時間を
判定し、この判定した処理時間と所定時間値との比較を
行い、判定した処理時間が所定時間値を超えた場合に
は、キー入力信号の指令を実行処理中は、キー入力解読
手段から出力される信号をキー入力記憶手段に記憶させ
ず、判定した処理時間が所定時間値以下の場合には、キ
ー入力信号の指令を実行処理中であっても、キー入力解
読手段から出力される信号をキー入力記憶手段に記憶さ
せるように制御し、連続したキー入力に対して違和感を
感じさせることなく処理の応答性を良くすることができ
るので、キー入力の操作性を向上させ、商品性の高いテ
レビジョン受像機用キー入力処理装置を提供することが
できる。
【図1】本発明に係るテレビジョン受像機用キー入力処
理装置の要部ブロック構成図
理装置の要部ブロック構成図
【図2】本発明に係るテレビジョン受像機用キー入力処
理装置の動作流れ図
理装置の動作流れ図
【図3】本発明に係るテレビジョン受像機用キー入力処
理装置の未処理キー入力の説明図
理装置の未処理キー入力の説明図
【図4】従来のテレビジョン受像機用キー入力処理装置
の要部ブロック構成図
の要部ブロック構成図
【図5】従来のテレビジョン受像機用キー入力処理装置
の動作流れ図
の動作流れ図
【図6】従来のテレビジョン受像機用キー入力処理装置
の未処理キー入力の説明図
の未処理キー入力の説明図
1,20…テレビジョン受像機用キー入力処理装置、
2,22…取込み手段、3,23…誤り訂正手段、4,
24…キー入力記憶手段、5,25…キー入力解読手
段、6,26…テレビジョン機能制御手段、7…キー入
力記憶適応制御手段、10…処理時間判定手段、11…
所定時間値発生手段、12…比較手段、13…記憶制御
手段、15,35…表示手段、K(S)…キー入力信号、
S2,S22…キー入力取込み信号、S3,S23…キー入力
信号、S4,S24…未処理キー入力信号、S5,S25…制
御指令信号、S5R,S25R…読み出しアドレス信号、S
6,S26…制御信号、S6B,S26B…制御状態信号、S10
…判定処理時間信号、S11…所定時間値、S12…比較信
号、S13…記憶制御信号、SP1〜SP17,SP20〜SP33
…ステップ、T(S)…テレビジョン信号、t…時間、t1
〜t6…時間。
2,22…取込み手段、3,23…誤り訂正手段、4,
24…キー入力記憶手段、5,25…キー入力解読手
段、6,26…テレビジョン機能制御手段、7…キー入
力記憶適応制御手段、10…処理時間判定手段、11…
所定時間値発生手段、12…比較手段、13…記憶制御
手段、15,35…表示手段、K(S)…キー入力信号、
S2,S22…キー入力取込み信号、S3,S23…キー入力
信号、S4,S24…未処理キー入力信号、S5,S25…制
御指令信号、S5R,S25R…読み出しアドレス信号、S
6,S26…制御信号、S6B,S26B…制御状態信号、S10
…判定処理時間信号、S11…所定時間値、S12…比較信
号、S13…記憶制御信号、SP1〜SP17,SP20〜SP33
…ステップ、T(S)…テレビジョン信号、t…時間、t1
〜t6…時間。
Claims (1)
- 【請求項1】 キー入力によってテレビジョン受像機の
機能を制御するテレビジョン受像機用キー入力処理装置
において、 入力するキー入力信号を取り込む取込み手段と、 前記取込み手段からの出力信号を記憶するキー入力記憶
手段と、 前記取込み手段からの出力信号、または前記キー入力記
憶手段から読み出された記憶情報とを解読するキー入力
解読手段と、 前記キー入力記憶手段の記憶動作を制御するキー入力記
憶適応制御手段とを設け、 前記キー入力記憶適応制御手段は、 前記キー入力解読手段からの出力信号に基づいて前記キ
ー入力信号の指令を実施するための処理時間を判定し、
この判定した処理時間と所定時間値との比較を行い、 前記判定した処理時間が所定時間値を超えた場合に
は、前記キー入力信号の指令を実行処理中は、前記キー
入力解読手段から出力される信号を前記キー入力記憶手
段に記憶させず、 前記判定した処理時間が所定時間値以下の場合には、
前記キー入力信号の指令を実行処理中であっても、前記
キー入力解読手段から出力される信号を前記キー入力記
憶手段に記憶させるように制御する、ことを特徴とする
テレビジョン受像機用キー入力処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26102096A JPH10108087A (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | テレビジョン受像機用キー入力処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26102096A JPH10108087A (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | テレビジョン受像機用キー入力処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10108087A true JPH10108087A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17355939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26102096A Pending JPH10108087A (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | テレビジョン受像機用キー入力処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10108087A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7493649B2 (en) | 2001-10-17 | 2009-02-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Broadcast receiving apparatus |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP26102096A patent/JPH10108087A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7493649B2 (en) | 2001-10-17 | 2009-02-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Broadcast receiving apparatus |
US7516474B2 (en) | 2001-10-17 | 2009-04-07 | Panasonic Corporation | Broadcast receiving apparatus |
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