JPH10104920A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置

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JPH10104920A
JPH10104920A JP8258738A JP25873896A JPH10104920A JP H10104920 A JPH10104920 A JP H10104920A JP 8258738 A JP8258738 A JP 8258738A JP 25873896 A JP25873896 A JP 25873896A JP H10104920 A JPH10104920 A JP H10104920A
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JP
Japan
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image forming
light
image
detection mark
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Withdrawn
Application number
JP8258738A
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English (en)
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Takehiko Oi
毅彦 大井
Yoshi Toshida
嘉 土志田
Hiroyuki Ogino
博幸 荻野
Naoki Kushida
直樹 串田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置内で検知が必要なときだけ検知
可能状態にできる電子写真用透明光透過性記録材を用い
た画像形成方法を提供すること。 【解決手段】 光透過性記録材上にトナー画像を形成す
る画像形成方法において、光透過性の基体及び該基体上
に形成された少なくとも熱可塑性樹脂を有するトナー受
容層を有する光透過性記録材であって25℃における全
光透過率が80%以上であり、かつ140℃における全
光透過率が30%以下である該光透過性記録材を用い、
該光透過性記録材に加熱により検知マーク形成する工
程、該検知マークを検知手段により検知する工程及び該
光透過性記録材に画像形成を行う工程を有することを特
徴とする画像形成方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を形成する際
に、光透過性記録材の判別を可能にし、又電子写真装置
内での搬送時に位置検知を可能とする検知マークを形成
検知することを特徴とする画像形成方法及び画像形成装
置。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真複写機やレザービームプ
リンター等が広く普及し、更に講演会、授業、説明会等
種々の用途で視覚に訴える情報伝達手段としてOHP
(オーバーヘッドプロジェクター)が普及してきた。O
HP用原稿に使用するOHPシートは、通常は厚み数十
〜数百μmの透明なポリエチレンテレフタレートフィル
ムやポリプロピレンフィルムを用い、これに所望の文
字、図形、絵等の画像を油性インキペン等により手書き
したり、或は印刷、複写等によって作成する。OHPシ
ートへの画像の形成は、既に紙面に形成されている原稿
又は一旦紙面に形成した原稿を電子写真複写機にてOH
Pシートに複写したり、コンピュータ上で処理した画像
データをレザービームプリンターにてOHPシートに出
力してOHP用の原稿を作成することが、修正等が用意
であり、且つ他の原稿を流用できる等の点で至極便利で
多用されている。ここで用いる電子写真用OHPシート
は、トナー画像の定着を確実なものとするために、光透
過性基体上に透明なトナー受容層を設けたものが一般的
である。
【0003】このように、電子写真用OHPシートは透
明であるが、大部分の画像形成装置は、該装置を通る記
録材の通過をモニターするのに光センサー又は光検出器
を用いるので、透明な記録材を画像形成装置内の処理ス
テーションを自動的に通過させて送ろうとすると困難の
生じることがしばしばある。つまり、処理状況が充分に
モニタされず、種々の処理操作のタイミングが不適切と
なり、不完全な結果又は装置の不調が生じる。
【0004】この問題を解決するために従来から用いら
れている方法は、シート上の、画像形成装置内の光セン
サーを通過する部分に、不透明物質を印刷又は被覆方法
である。
【0005】一般に、この方法は、光透過性記録材の一
方の縁に沿って比較的細い不透明ストリップを使用する
ものであり、この不透明ストリップは、光透過性記録材
が、該光透過性記録材に対する種々の場所に光センサー
を設けてある種々の画像形成装置を通過することを許す
ものである。しかしこの方法においては、光透過性記録
材の全縁全体にわたって不透明ストリップを設けると、
黒として投影される不透明領域が生じ、投影に利用する
ことの出来る透明画の面積が事実上制限されるという難
点がある。
【0006】この問題を解決するための他の方法として
は、紙、プラスチック、又は類似の材料の不透明シート
を光透過性記録材の背面に貼着するのであり、これには
トナー画像を光透過性記録材上に定着した後、投影前
に、不透明シートを簡単に剥がすことが出来るテープ又
は粘着剤を用いる。この方法は光センサーの問題を解決
するが、これにも幾つかの難点がある。即ち、裏当てシ
ートを貼るのに用いた粘着剤又はテープが光透過性記録
材から完全に剥がれないで裏当てシート及び残留粘着剤
が透明画像上に見え、トナー画像の視覚的品質を低下さ
せることがしばしばある。裏当てシートが紙である場合
には、変化する湿度条件に伴って、裏当てシートの寸法
が伸縮する。安定性の大きい光透過性記録材に対する裏
当てシートのこの寸法不安定性のために複合カールが生
じ、そのために送り操作が困難になり、この裏当てシー
トが画像形成装置内で処理されるときにシワ又は装置の
ジャムが生じる。
【0007】また、紙は熱伝導率が低く且つ熱絶縁特性
が比較的高いので、画像を現像するのに熱定着性トナー
を用いる画像形成装置の定着区域を透明画像が通過する
ときに、利用可能な定着エネルギーの内の若干が画像に
到達するのを妨げられ、定着不十分な画像となる可能性
がある。
【0008】更に、この問題を解決するための他の方法
としては、当初は、検知を可能とする不透明な部分が存
在するが、加熱定着時に透明化するものである。この方
法は光センサーの問題を解決するが、これにも幾つかの
難点がある。即ち、加熱定着時に透明化するはずの部位
が完全には透明にならず、投影時に影となり、トナー画
像の視覚的品質を低下させることがしばしばある。これ
は、搬送不良を防止すべく、検知マークの表面には適度
な粗さを持たせるために、酸化チタンやアルミニウム粉
が用いられているためである。また、酸化チタンやアル
ミニウム粉を用いず樹脂エマルジョンで検知マークを形
成した場合、エマルジョン粒子の溶融透明化に熱エネル
ギーを奪われ、検知マークのない部位との間にトナーの
定着性に関して差が生じ、トナー画像の視覚的品質に影
響するため、実質的に検知マーク部位を画像を形成部位
として使用することは困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
問題点を解決した画像形成方法を提供することを目的と
する。
【0010】すなわち、本発明は画像形成装置内で検知
が必要なときだけ検知可能状態にできる電子写真用透明
光透過性記録材を用いた画像形成方法を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の本発明
の構成によって達成される。
【0012】本発明は、光透過性記録材上にトナー画像
を形成する画像形成方法において、光透過性の基体及び
該基体上に形成された少なくとも熱可塑性樹脂を有する
トナー受容層を有する光透過性記録材であって25℃に
おける全光透過率が80%以上であり、かつ140℃に
おける全光透過率が30%以下である該光透過性記録材
を用い該光透過性記録材に加熱により検知マーク形成す
る工程、該検知マークを検知手段により検知する工程及
び該光透過性記録材に画像形成を行なう工程を有するこ
とを特徴とする画像形成方法に関する。
【0013】さらに、本発明は、光透過性記録材上にト
ナー画像を形成する画像形成装置において、該画像形成
装置は、光透過性の基体及び該基体上に形成された少な
くとも熱可塑性樹脂を有するトナー受容層を有する光透
過性記録材であって、25℃における全光透過率が80
%以上であり、かつ140℃における全光透過率が30
%以下である光透過性記録材の少なくとも一部を加熱
し、該光透過性記録材に検知マークを形成するための検
知マーク形成手段、該光透過性記録材に形成された検知
マークを検知するための検知手段、該光透過性記録材に
トナー画像を形成するためのトナー画像形成手段を有す
ることを特徴とする画像形成装置に関する。
【0014】
【発明の実施の形態】まず本発明に用いる光透過性記録
材を図1を用いて説明する。
【0015】図1において、Aは光透過性記録材の基材
層としての透明樹脂製のベースフィルムを示し、Bは透
明なトナー受容層を示す。ベースフィルムAは、熱定着
または熱圧定着時の加熱によって著しい熱変形を起こさ
ない耐熱性を有する必要がある。ベースフィルムAは、
ASTM D648に記載されている4.6Kg/cm
2 の測定条件で好ましくは、145℃以上、より好まし
くは、150℃以上の熱変形温度を有するものが良い。
具体的には、ベースフィルムAとして、上記の測定条件
で145℃以上の熱変形温度を有し、最高使用温度が1
00℃以上の耐熱性を有するポリエチレンテレフタレー
ト(PET)、ポリエステル、ポリアミドまたはポリイ
ミドが例示される。これらの中でも、ポリエチレンテレ
フタレートが耐熱性及び透明性の点で特に好ましい。ベ
ースフィルムAの厚さは定着時の加熱によってフィルム
が柔らかくなった時にもシワが発生しない厚みが必要で
あり、例えば、ポリエチレンテレフタレートの場合50
μm以上あれば良い。透明フィルムであっても厚みが増
大すると透光率が低下するため、ベースフィルムAの厚
さは好ましくは50〜300μm、より好ましくは70
〜200μm、更に好ましくは100〜150μmが良
い。
【0016】基材層上にトナー受容層を形成する方法と
しては、有機溶剤に溶解或いは水溶液や水分散したもの
を、バーコート法、ディップ法、スプレー法、スピンコ
ート法等の方法で透明ベースフィルムAの表面に塗布
し、常温或いは加熱して乾燥する方法が挙げられる。
【0017】更に基材層である耐熱性樹脂フィルムと、
トナー受容層との密着性を改良する目的で、プラズマ処
理、コロナ放電処理の如き表面処理を行うことや易接着
層を形成することも好ましい。
【0018】易接着層として用いることのできる樹脂と
しては、ポリエステル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、
メタアクリル酸エステル樹脂、スチレン−アクリル酸エ
ステル共重合体、スチレン−メタアクリル酸エステル共
重合体の如き樹脂が挙げられる。
【0019】透明なトナー受容層Bに使用される熱可塑
性樹脂は、特に限定されるものではないが、たとえば、
従来公知のポリエステル系、アクリル系、スチレン系、
ゴム系、塩化ビニル系、酢酸ビニル系樹脂等の種々の熱
可塑性樹脂が挙げられる。
【0020】本発明で使用される熱可塑性樹脂の数平均
分子量は3千〜50万、より好ましくは5千〜20万が
有効である。3千より小さいと定着手段の表面に対する
張り付きが顕著になり、50万よりも大きいとトナー粒
子をトナー受容層に埋没させ、トナーの粒状性を減少さ
せる効果が落ちてしまい好ましくない。
【0021】本発明において、樹脂の分子量分布は、G
PC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)、G
PC−140C(ウォーターズ社製)により次の条件で
測定する。即ち、40℃のヒートチャンバー中でカラム
を安定化させ、この温度になったカラムに、溶媒として
THF(テトラヒドロフラン)を毎分1mlの流速で流
し、試料濃度として0.05〜0.6重量%に調整した
樹脂のTHF試料溶液を50〜200μl注入して測定
する。試料の分子量測定にあたっては、試料の有する分
子量分布を数種の単分散ポリスチレン標準試料により作
成された検量線の対数値とカウント数との関係から算出
した。検量線作成用の単分散ポリスチレン標準試料とし
ては、市販の東ソー製標準ポリスチレンを用い、分子量
が6×102 、2.1×103 、4×103 、6×10
2 、1.75×104 、5.1×104 、3.9×10
5 、8.6×105 、2×106 、4.48×106
ものを使用した。検出器はR1(屈折率)検出器を用
い、カラムは、東ソー製TSKgel G1000H、
G2000H、G3000Hの組み合わせを使用した。
【0022】本発明で使用される熱可塑性樹脂のガラス
転移温度(Tg)は−10〜80℃、好ましくは20℃
〜70℃の範囲である。−10℃より小さいとブロッキ
ングが顕著になり、80℃よりも大きいとトナー粒子を
トナー受容層に埋没させ、トナーの粒状性を減少させる
効果が落ちてしまい好ましくない。
【0023】本発明において、DSCの測定では、測定
原理から、高精度の内熱式入力補償型の示差走査熱量計
で測定することが好ましい。例えば、パーキンエルマー
社製のDSC−7が利用できる。測定方法は、ASTM
D3418−82に準じて行われる。本発明に用いら
れるDSC曲線は、1回昇温させ前履歴を取った後、温
度速度10℃/minで降温、昇温させた時に測定され
るDSC曲線を用いる。
【0024】本発明において、140℃における光透過
率を30%以下にし、且つ25℃における光透過率を8
0%以上とすることが可能な光透過性記録材としては、
前記熱可塑性樹脂2種以上を混合し、相溶、非相溶の温
度依存性を利用するものや、室温以上に融点を持つ化合
物を熱可塑性樹脂中に微分散させたものなどが挙げられ
る。
【0025】室温以上に融点を持つ化合物は、特に限定
されるものではないが、使用される化合物は、トナー受
容層Bに使用される熱可塑性樹脂との組み合わせにおい
て、熱可塑性樹脂中に5μm以下で且つトナー受容層B
の膜厚より小さい大きさに微分散するし得るものであ
り、好ましくは、25℃における屈折率R1 と融点での
屈折率R2 の差が0.05以上である化合物である。例
えばポリエチレンワックス、パラフィンワックス等のワ
ックス類、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸エステルシリ
コーンワックス、シリコーン樹脂、フッソ樹脂等が挙げ
られる。
【0026】使用される化合物の量は、トナー受容層B
の厚さによっても多少異なるが、トナー受容層Bの全重
量に対して1重量%〜50重量%、好ましくは2重量%
〜20重量%、より好ましくは5重量%〜15重量%の
範囲である。1重量%より少なければ加熱しても検知で
きず、50重量%より多ければ受容層Bの透明性そのも
のを損なう。
【0027】又、使用される化合物の融点は、40℃〜
140℃の範囲であることが良い。40℃より低ければ
画像出力後の保管性が悪く、140℃より高ければ透明
基材を部分的に軟化させてしまう。
【0028】本発明において、融点の測定は、熱可塑性
樹脂のTg測定と同様にして、パーキンエルマー社製の
DSC−7を用いて、ASTM D3418−82に準
じて行われる。本発明に用いられるDSC曲線は、1回
昇温させ前履歴を取った後、温度速度10℃/minで
降温、昇温させた時に測定されるDSC曲線を用いる。
【0029】トナー受容層Bの厚さは、定着されるべき
トナーの粒径によって最適な厚みは変わるが、一般的な
トナー粒径の場合には、2〜30μm、好ましくは3〜
15μmである。最適な厚みは透光性や画像ボケ等によ
っても制限されるが、トナー受容層の屈曲性があるので
厚くなっても画像のひび割れが生じる心配はない。
【0030】本発明におけるトナー受容層はそのままで
は表面抵抗値が1016Ω/□台と高いため、帯電防止剤
を混合又は塗布してトナーの転写に適した領域である1
7〜1012Ω/□に調整することが好ましい。帯電防
止剤は、公知の四級アンモニウム塩系化合物、ピリジニ
ウム塩系化合物、ホスホニウム塩系化合物、アルキルベ
タイン系化合物、アルキルイミダゾリン系化合物、アル
キルアラニン系化合物、ポリオキシエチレン型非イオン
系化合物、多価アルコール型非イオン系化合物、ポリビ
ニルベンジル型カチオンやポリアクリル酸型カチオン等
の導電性樹脂、SnO2 やSnO2 −Sb等の金属酸化
物微粒子をバインダー樹脂中に分散したもの等が挙げら
れる。帯電防止層は、トナー受容層形成時の塗布溶液中
に混合して同時に塗布するか、トナー受容層形成前或い
は後に上記の帯電防止剤をアルコール等に溶解した溶液
を塗布して形成する。
【0031】本発明における表面抵抗値の測定は、JI
S K−6911に準拠し、20℃、60%RHの条件
の下でおこなった。
【0032】本発明による電子写真用透明記録材の透明
性は、140℃におけるOHPシートとしての全光線透
過率が少なくとも30%以下、好ましくは20%以下で
あることが、画像形成時に加熱により形成する検知マー
クの検知性の点で良く、又、25℃におけるOHPシー
トとしての全光線透過率が少なくとも80%以上、好ま
しくは85%以上、ヘイズが少なくとも10以下、好ま
しくは5以下であることがOHP装置へ投影したときの
投影画像の透明性の点で良い。
【0033】本発明における透明性の測定はJIS K
−7105に準拠して行われた。
【0034】トナーに含有される離型剤のワックスとし
ては、例えばパラフィン系ワックス、ポリオレフィン系
ワックス及びこれらの変性物(例えば酸化物やグラフト
処理物)、高級脂肪酸、及びその金属塩、アミドワック
スが挙げられるが何らこれに限定するものではない。
【0035】本発明の画像形成方法で用いられるトナー
に含有されるワックスの融点は、30〜150℃である
のが好ましく、より好ましくは、40〜140℃が良
い。融点が30℃より低い場合、トナーの耐ブロッキン
グ性及び保形成が充分ではなく、150℃より高い場
合、離型性の効果が充分ではない。尚、融点はDSCに
よる最大吸熱ピークの温度より算出される。
【0036】次に本発明に好適な画像形成方法と画像形
成装置の概略について説明する。
【0037】本発明の方法においては、画像形成装置に
該装置を通って電子写真用光透過性記録材を移動させる
ための通路を設け、且つ該通路に沿って加熱装置と光セ
ンサーを配置する。電子写真用光透過性記録材を前記画
像形成装置に組み入れ、前記記録材を前記通路に沿って
通過させる。前記加熱装置は、検知マーク形成手段によ
り前記記録材の温度を140℃にし、不透明となった該
記録材の検知マークを光センサーが検出し、前記記録材
上にトナー画像を形成する。
【0038】図2には、本発明に係わるカラー画像を形
成し得る電子写真画像形成装置の概略的断面図の一例を
示した。
【0039】図面上、装置本体100の右側(図2右
側)から装置本体100の略中央部に亘って設けられて
いる記録材搬送系Iと、装置本体100の略中央部に、
前記記録材搬送系Iを構成している転写ドラム8に近接
して設けられている潜像形成部IIと、前記潜像形成部
11と近接して設けられている現像手段(即ち回転式現
像装置III)とに大別される。
【0040】前述した記録材搬送系Iは、前記装置本体
100の右側(図2右側)形成されている開口部に対し
て着脱自在な記録材供給トレイ101及び102と、該
トレイ101及び102の略直上部に配設された給紙用
ローラ103及び104と、これら給紙用ローラ103
及び104に近接して配設された給紙用ローラ105、
106を備えた給紙ガイド4A、4Bと、前記給紙ガイ
ド4A上に記録材通過検知スイッチ19、前記給紙ガイ
ド4Aと4Bとの間に前記記録材通過検知スイッチ19
に連動する検知マーク形成用加熱ユニット20A及び光
センサー21Aが前記給紙ガイド4Bと近接して設けら
れ、外周面近傍に回転方向上流側から下流側に向かって
当接用ローラ7、グリッパ6、検知マーク形成用加熱ユ
ニット20B及び光センサー21B、記録材分離用帯電
器12、分離爪14が配設されていると共に、内周側に
転写帯電器9、転写材分離用帯電器13が配設されてい
る。図2矢印方向に回転自在な転写ドラム8と、前記分
離爪14と近接して設けられている搬送ベルト手段15
と、前記分離爪14と前記転写ベルト15との間に検知
マーク形成用加熱ユニット20C及び光センサー21C
と、該搬送ベルト手段15の搬送方向終了端側に近接し
て配設され装置本体100外へと延在する装置本体10
0に対して着脱可能な排出用トレイ17と近接している
定着器16とから成る。前記潜像形成部IIは、外周面
が前記転写ドラム8の外周面と当接して配設されている
と共に図2矢印方向に回転自在な静電荷潜像担持体(即
ち感光体ドラム2)と、該感光体ドラム2の外周面近傍
に該感光体ドラム2の回転方向上流側から下流側に沿っ
て配設されている除電用帯電器10、クリーニング手段
11、一次帯電器3及び前記感光体ドラム2の外周面上
に静電荷潜像を形成するためのレーザービームスキャナ
のごとき像露光手段とポリゴンミラーのごとき像露光反
射手段を具備している。前記回転式現像装置IIIは、
回転自在な筐体(以下「回転体」という)18と、該回
転体18中に夫々搭載され前記感光体ドラム2の外周面
と対向する位置にて前記感光体ドラム2の外周面上に形
成された静電荷潜像を可視化(即ち現像)するように構
成されているイエロー現像器18Y、マゼンタ現像器1
8M、シアン現像器18C及びブラック現像器18Bk
とを有している。上述したごとき構成の画像形成装置全
体のシーケンスについて、フルカラーモードの場合を例
として説明する。前述した感光体ドラム2が図2矢印方
向に回転すると、該感光体ドラム2上の感光体は一次帯
電器3によって均等に帯電される。一次帯電器3による
感光に対する均等な帯電が行われると、原稿(図示せ
ず)のイエロー画像信号にて変調されたレーザー光Eに
より画像露光が行われ、感光体ドラム2上に静電荷潜像
が形成され、回転体18の回転によりあらかじめ現像位
置にて定置されたイエロー現像器18Yによって前記静
電荷潜像の現像が行われる。一方、給紙ガイド4A、給
紙ローラ106、給紙ガイド4Bを経由して搬送されて
きた記録材は、給紙ガイド4A上の記録材通過検知スイ
ッチ19をONにし、所定のタイミングにて検知マーク
形成用加熱ユニット20Aにより加熱され検知マークが
形成され、光センサー21Aで検知マークを検知して通
過し、所定のタイミングにてグリッパ6により保持さ
れ、当接用ローラ7と該当接用ローラ7と対向している
電極とによって静電的に転写ドラム8に巻き付けられ
る。転写ドラム8は、感光体ドラム2と同期して図7矢
印方向に回転しており、その際、検知マーク形成用加熱
ユニット20Bで検知マークを形成し、及び光センサー
21Bで検知マークを検知して転写ドラム8への巻き付
きを確認し、イエロー現像器18Yで現像された顕画像
は、前記感光体ドラム2の外周面と前記転写ドラム8の
外周面とが当接している部位にて転写帯電器9によって
転写される。転写ドラム8はそのまま回転を継続し、次
の色(図2においてはマゼンタ)の転写に備える。感光
体ドラム2は、前記除電用帯電器10により除電され、
クリーニング手段11によってクリーニングされた後、
再び一次帯電器3によって帯電され、次のマゼンタ信号
により前記のような像露光を受ける。前記回転式現像装
置は、感光体ドラム2上に前記像露光によってマゼンタ
画像信号による静電荷潜像が形成される間に検知マーク
形成用加熱ユニット20Bにて検知マークが形成され及
び光センサー21Bによって検知マークを検知し転写ド
ラム8への巻き付きを確認しながら回転して、マゼンタ
現像器18Mを前述した所定の現像位置に定置せしめ、
所定のマゼンタ現像を行う。引き続いて、上述したごと
きプロセスを夫々シアン色及びブラック色に対しても実
施し、4色分の転写が終了すると、記録材上に形成され
た多色顕画像は各帯電器12、13により除電され、前
記グリッパ6による記録材の把持が解除されると共に、
記録材は分離爪14によって転写ドラム8より分離され
たのを検知マーク形成用加熱ユニット20Cにより検知
マークを形成し、及び光センサー21Cによって検知マ
ークを検知して確認しながら、搬送ベルト15で定着器
16に送られ、熱と圧力により定着され一連のフルカラ
ープリントシーケンスが終了し、所要のフルカラープリ
ント画像が形成される。
【0041】検出マーク形成用加熱装置20は、例え
ば、抵抗発熱体、レーザー及び熱風の如き非接触タイプ
の加熱手段及び内部に加熱体を有する加熱部材を接触さ
せる接触タイプの加熱手段が挙げられるが、非接触タイ
プの加熱手段のほうが好ましい。
【0042】検出マーク検出用光センサー21は、公知
の光センサーで特に限定されるものではなく、例えば、
波長970〜980nmのLED等が挙げられる。
【0043】記録材上の検出マーク形成位置は、特に限
定されるものではないが、前記シーケンスの場合、搬送
方向先端部又は、搬送方向側端部が好ましい。
【0044】定着器16は、加熱定着ローラ161、及
び加圧ローラ162を具備している。定着ローラ161
は、シリコーンゴムやフッ素系樹脂等の離型特性の優れ
た表層を有していることが好ましい。加圧ローラ162
の表層は、フッ素系樹脂で形成されていることが好まし
い。
【0045】上述の如く、本発明の画像形成方法として
カラー複写機を用いて説明したが、カラー複写機の他に
カラープリンター、カラーファックス等前述したトナー
を使用する電子写真方式全てに応用が可能である。
【0046】以下、実施例に基づいて、本発明を具体的
に説明する。
【0047】
【実施例】
(実施例1)100μm厚のPET基材層上に、 熱可塑性樹脂:ポリスチレン 4部 (Tg:100℃、分子量:51000) 熱可塑性樹脂:ポリビニルメチルエーテル 6部 (Tg:−20℃、分子量:51500) トルエン 90部 からなる塗工液をバーコート法により、乾燥厚みが約1
2μmとなるようにトナー受容層を塗布し、100℃で
10分乾燥した。さらに、表面にPQ−50B(総研化
学製)及びイソプロピルアルコールからなる固形分濃度
約2%の塗工液を塗布、乾燥し、表面抵抗値を約1.2
×1012Ω/□(20℃、60%RH)に調整し、光透
過性記録材Aを得た。
【0048】得られた光透過性記録材Aの25℃及び1
40℃における全光透過率及び140℃における反射率
を測定した。
【0049】装置としては、分光光度計UV−3100
(日立製作所製)を使用し、縦6cm×横3cmの試料
片をコーティング面を光源側になるようにセットし、機
械検知の適否を判断すべく波長980nmにて、25℃
及び140℃における透過率及び140℃における反射
率を測定した。
【0050】得られた光透過性記録材を市販のフルカラ
ー複写機CLC−500(キヤノン製)の光センサー手
前に、記録材表面の温度が140℃になるように調整さ
れた抵抗発熱体を設けた図2に示すような改造機に用い
て画像形成を行った。その結果抵抗発熱体で検知マーク
を形成し、この検知マークを光センサーで検知したとこ
ろ検知が可能で画像形成を行うことができた。光透過性
及び検知性の評価結果を表1に示す。
【0051】(実施例2)100μm厚のPET基材層
上に、 熱可塑性樹脂:ポリエステルエマルジョン 90部 (Tg:23℃) 化合物:カルナバワックスエマルジョン 10部 (融点:80℃、25℃における屈折率:1.46、1
40℃における屈折率:1.39)からなる固形分濃度
15%の塗工液をバーコート法により、乾燥厚みが約1
0μmとなるようにトナー受容層を塗布し、100℃で
10分乾燥した。更に受容層表面に、PQ−50B(総
研化学製)及びイソプロピルアルコールからなる固形分
濃度約2%の塗工液を塗布、乾燥し、表面抵抗値を約
1.7×1011Ω/□(20℃、60%RH)に調整し
て、光透過性記録材Bを得た。
【0052】得られた光透過性記録材Bを用いて実施例
1と同様に光透過性及び検知性について評価を行った。
評価結果を表1に示す。
【0053】(実施例3)熱可塑性樹脂をポリエステル
エマルジョン(数平均分子量:20000、Tg:43
℃)に変えた以外は実施例2と同様にして、光透過性記
録材Cを得た。
【0054】得られた光透過性記録材Cを用いて実施例
1と同様に光透過性及び検知性について評価を行った。
評価結果を表1に示す。
【0055】(実施例4)化合物をポリエチレンワック
スエマルジョン(融点:116℃、25℃における屈折
率:1.50、140℃における屈折率:1.42)に
変えた以外は実施例2と同様にして、光透過性記録材D
を得た。
【0056】得られた光透過性記録材Dを用いて実施例
1と同様に光透過性及び検知性について評価を行った。
評価結果を表1に示す。
【0057】(実施例5)化合物をステアリン酸アミド
エマルジョン(融点:100℃、25℃における屈折
率:1.47、140℃における屈折率:1.41)に
変えた以外は実施例2と同様にして、光透過性記録材E
を得た。
【0058】得られた光透過性記録材Eを用いて実施例
1と同様に光透過性及び検知性について評価を行った。
評価結果を表1に示す。
【0059】(実施例6)熱可塑性樹脂をスチレンアク
リルエマルジョン(Tg:43℃)85部、化合物を2
0部に変えた以外は実施例2と同様にして、光透過性記
録材Fを得た。
【0060】得られた光透過性記録材Fを用いて実施例
1と同様に光透過性及び検知性について評価を行った。
評価結果を表1に示す。
【0061】(実施例7) 熱可塑性樹脂:ポリエステル 20部 (Tg:67℃) 化合物:ラノリンワックス 1部 (融点:64℃、25℃における屈折率:1.49、1
40℃における屈折率:1.43) トルエン 64部 MEK 15部 からなる塗工液をバーコート法により、乾燥厚みが約1
2μmとなるようにトナー受容層を塗布し、100℃で
10分乾燥した。さらに、表面にPQ−50B(総研化
学製)及びイソプロピルアルコールからなる固形分濃度
約2%の塗工液を塗布、乾燥し、表面抵抗値を約1.2
×1010Ω/□(20℃、60%RH)に調整し、光透
過性記録材Gを得た。
【0062】得られた光透過性記録材Gを用いて実施例
1と同様に光透過性及び検知性について評価を行った。
評価結果を表1に示す。
【0063】(実施例8)100μm厚のPET基材層
上に、PQ−50B(総研化学製)及びイソプロピルア
ルコールからなる固形分濃度約4%の塗工液を塗布、乾
燥し、表面抵抗値を約2.5×108 Ω/□(20℃、
60%RH)に調整した上に、実施例2と同様にトナー
受容層を設けて光透過性記録材Hを得た。
【0064】得られた光透過性記録材Hを用いて実施例
1と同様に光透過性及び検知性について評価を行った。
評価結果を表1に示す。
【0065】(実施例9) 熱可塑性樹脂:ポリエステル 20部 (Tg:67℃) 化合物:ラノリンワックス 1部 (融点:64℃、25℃における屈折率:1.49、1
40℃における屈折率:1.43) 表面抵抗調整剤:PQ−50B 5部 トルエン 37部 からなる塗工液をバーコート法により、乾燥厚みが約1
0μmとなるようにトナー受容層を塗布し、100℃で
10分乾燥した。表面抵抗値が約2.3×1011Ω/□
(20℃、60%RH)の光透過性記録材Iを得た。
【0066】得られた光透過性記録材Iを用いて実施例
1と同様に光透過性及び検知性について評価を行った。
評価結果を表1に示す。
【0067】(比較例1)100μm厚のPET基材層
上に、 熱可塑性樹脂:ポリスチレン 10部 (Tg:100℃、分子量:51000) トルエン 90部 から成る塗工液を用いた以外は、実施例1と同様にして
光透過性記録材Jを得た。
【0068】得られた光透過性記録材Jを用いて実施例
1と同様に光透過性及び検知性について評価を行った。
評価結果を表1に示す。
【0069】(比較例2)100μm厚のPET基材層
上に、 熱可塑性樹脂:ポリビニルメチルエーテル 10部 (Tg:−20℃、分子量:51500) トルエン 90部 から成る塗工液を用いた以外は、実施例1と同様にして
光透過性記録材Kを得た。
【0070】得られた光透過性記録材Kを用いて実施例
1と同様に光透過性及び検知性について評価を行った。
評価結果を表1に示す。
【0071】(比較例3)カルナバワックスエマルジョ
ンを含まない以外は実施例2と同様にして、光透過性記
録材Lを得た。
【0072】得られた光透過性記録材Lを用いて実施例
1と同様に光透過性及び検知性について評価を行った。
評価結果を表1に示す。
【0073】
【表1】
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ナー画像を形成する際に、光透過性記録材の判別を可能
にし、又電子写真装置内での搬送時に位置検知を可能と
する画像形成方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる光透過性記録材を示す概略
説明図である。
【図2】本発明の画像形成方法を実施し得る本発明の画
像形成装置の1実施形態を示す概略説明図である。
【符号の説明】
A 基材層 B トナー受容層 E レーザー光 I 記録材搬送系 II 潜像形成部 III 現像手段 2 感光体ドラム(静電荷潜像担持体) 3 一次帯電器 4A 給紙ガイド 4B 給紙ガイド 6 グリッパ 7 当接用ローラ 8 転写ドラム 9 転写帯電器 10 除電用帯電器 11 クリーニング手段 12 記録材分離用帯電器 13 記録材分散用帯電器 14 分離爪 15 搬送ベルト手段 16 定着器 17 排出用トレイ 18 筐体 19 記録材通過検知スイッチ 20A 検知マーク形成用加熱ユニット 20B 検知マーク形成用加熱ユニット 20C 検知マーク形成用加熱ユニット 21A 光センサー 21B 光センサー 21C 光センサー 100 装置本体 101 記録材供給トレイ 102 記録材供給トレイ 103 給紙用ローラ 104 給紙用ローラ 105 供給用ローラ 106 供給用ローラ 161 加熱定着ローラ 162 加圧ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 21/00 384 G03G 21/00 384 (72)発明者 串田 直樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性記録材上にトナー画像を形成す
    る画像形成方法において、光透過性の基体及び該基体上
    に形成された少なくとも熱可塑性樹脂を有するトナー受
    容層を有する光透過性記録材であって、25℃における
    全光透過率が80%以上であり、かつ140℃における
    全光透過率が30%以下である該光透過性記録材を用い
    該光透過性記録材に加熱により検知マーク形成する工
    程、該検知マークを検知手段により検知する工程及び該
    光透過性記録材に画像形成を行なう工程を有することを
    特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 25℃における屈折率R1 と融点での屈
    折率R2 の差が0.05以上である化合物を含有する該
    光透過性記録材を用いることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 該熱可塑性樹脂のガラス転移温度が、−
    10℃〜80℃の範囲である該光透過性記録材を用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 該トナー受容層上に、帯電防止剤を含有
    する層が存在することを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成方法。
  5. 【請求項5】 該トナー受容層と該光透過性基体との間
    に、帯電防止剤を含有する層が存在することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 該トナー受容層中に、帯電防止剤を含有
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 25℃における屈折率R1 と融点での屈
    折率R2 の差が0.05以上である該化合物の融点が4
    0℃〜140℃の範囲であることを特徴とする請求項2
    に記載の画像形成方法。
  8. 【請求項8】 光透過性記録材上にトナー画像を形成す
    る画像形成装置において、該画像形成装置は、光透過性
    の基体及び該基体上に形成された少なくとも熱可塑性樹
    脂を有するトナー受容層を有する光透過性記録材であっ
    て、25℃における全光透過率が80%以上であり、か
    つ140℃における全光透過率が30%以下である光透
    過性記録材の少なくとも一部を加熱し、該光透過性記録
    材に検知マークを形成するための検知マーク形成手段、
    該光透過性記録材に形成された検知マークを検知するた
    めの検知手段、該光透過性記録材にトナー画像を形成す
    るためのトナー画像形成手段を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 25℃における屈折率R1 と融点での屈
    折率R2 の差が0.05以上である化合物を含有する該
    光透過性記録材を用いることを特徴とする請求項8に記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 該熱可塑性樹脂のガラス転移温度が、
    −10℃〜80℃の範囲である該光透過性記録材を用い
    ることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 該トナー受容層上に、帯電防止剤を含
    有する層が存在することを特徴とする請求項8に記載の
    画像形成装置。
  12. 【請求項12】 該トナー受容層と該光透過性基体との
    間に、帯電防止剤を含有する層が存在することを特徴と
    する請求項8に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 該トナー受容層中に、帯電防止剤を含
    有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】 25℃における屈折率R1 と融点での
    屈折率R2 の差が0.05以上である該化合物の融点が
    40℃〜140℃の範囲であることを特徴とする請求項
    9に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 該検知マークを形成する工程及び該検
    知マークを検知する工程は、該光透過性記録材に画像形
    成を行なう工程よりも前であることを特徴とする請求項
    1乃至14のいずれかに記載の画像形成方法。
  16. 【請求項16】 該検知マークを形成する工程及び該検
    知マークを検知する工程は、該光透過性記録材に画像形
    成を行なう工程よりも後であることを特徴とする請求項
    1乃至14のいずれかに記載の画像形成方法。
  17. 【請求項17】 該光透過性記録材にトナー画像を形成
    するため、トナー画像を転写した後、該検知マークを形
    成する工程及び該検知マークを検知する工程を行なった
    後、該光透過性記録材に該トナー画像を定着することを
    特徴とする請求項16に記載の画像形成方法。
JP8258738A 1996-09-30 1996-09-30 画像形成方法及び画像形成装置 Withdrawn JPH10104920A (ja)

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