JPH10102799A - バス停留所 - Google Patents

バス停留所

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JPH10102799A
JPH10102799A JP26178296A JP26178296A JPH10102799A JP H10102799 A JPH10102799 A JP H10102799A JP 26178296 A JP26178296 A JP 26178296A JP 26178296 A JP26178296 A JP 26178296A JP H10102799 A JPH10102799 A JP H10102799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus stop
glass plate
bus
handrail
roof
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26178296A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyoshi Kosugi
知由 小杉
Kiyoshi Matsui
清 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Metal Products Co Ltd filed Critical Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Priority to JP26178296A priority Critical patent/JPH10102799A/ja
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Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視界が十分に広く、周囲の自然環境、景観に
調和し、且つシンボル的な新規の意匠的美観のバス停留
所を提供する。 【解決手段】 車道に沿う歩道のバス停留地点に道路長
手方向に間隔をあけて少なくとも2本の支柱が立てら
れ、該2本の支柱によって屋根が支持されていると共
に、前記支柱の間に、2枚の透明ガラス板の間に絵模様
入り樹脂シートを挟んだ合わせガラス板が建て込まれて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、視界が十分に広
く、周囲の自然環境、景観に調和し、且つシンボル的な
新規の意匠的美観のバス停留所に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バス停留所は、ターミナル形式の
場合はかなり設備も整っているが、道路端のバス停留所
は、単にバス停留位置であることを示す案内表示支柱
(ポール)が立っているだけであるとか、せいぜい風雨
を凌げる程度に簡易な小屋とベンチを用意した程度の構
成が一般的であり、周囲の自然環境、景観に調和する意
匠的美観に着眼したものは皆無に等しい。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、バス停留
所もそろそろ、それが設置される場所の周囲の自然環
境、景観に調和する意匠的美観を考慮するべきであり、
また、機能面での工夫もなされるべきであるとの考えに
立脚してなされた。即ち、本発明の目的は、バス停留所
であることを遠くからも視覚的に明示するシンボル的効
果の意匠から成り、風雨を凌ぐに足る構成であり、しか
もバスの往来を一目で確認できる視界の広さがあり、バ
ス待ちの乗客の休息所的機能も兼ね備えた構成の新規な
バス停留所を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明に係るバス停留所
は、車道に沿う歩道のバス停留地点に道路長手方向に間
隔をあけて少なくとも2本の支柱が立てられ、該2本の
支柱によって屋根が支持されていると共に、前記支柱の
間に、2枚の透明ガラス板の間に絵模様入り樹脂シート
を挟んだ合わせガラス板が建て込まれていることを特徴
とする。
【0005】前記請求項1に記載したガラス板と地面と
の間には、適度な大きさの吹き抜け隙間が設けられてい
ることも特徴とする。前記請求項1〜2に記載したバス
停留所は、2本の支柱から道路の長手方向に少し離れた
位置に屋根を支持する形の案内表示塔が設けられ、該案
内表示塔とこれに隣接する支柱との間がバスへの乗り降
り通路に形成されていることを特徴とする。
【0006】前記請求項1〜3に記載したバス停留所
は、ガラス板が建て込まれた2本の支柱の間の内側に手
摺りが設けられ、前記手摺りに沿って更に内側の位置に
ベンチが設けられていることも特徴とする。次に、請求
項5に記載したバス停留所は、敢えていえば、歩道の幅
員が広く、幅広な構成のバス停留所であって、車道に沿
う歩道のバス停留地点に道路長手方向の手摺りが設けら
れ、前記手摺りから歩道奥側に間隔をあけた位置に少な
くとも2本の支柱が道路の長手方向に間隔をあけて立て
られ、該2本の支柱によって屋根が支持されていると共
に、前記支柱の間に、2枚の透明ガラス板の間に絵模様
入り樹脂シートを挟んだ合わせガラス板が建て込まれて
いること、及び前記ガラス板の端部から直角方向に縁石
の位置まで側面ガラス板が設置され、該側面ガラス板と
前記手摺りとの間がバスへの乗り降り通路に形成されて
いること、並びに前記屋根の下方であって前記手摺りと
ガラス板、側面ガラス板に囲まれた場所にベンチ、サポ
ータが設けられていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1〜4に記載した発明に係
るバス停留所は、敢えて言えば、歩道の幅員に余裕が無
く、幅の狭い構成になっている。即ち、図1〜図5に示
しているように、車道1とこれに沿う歩道2とを区分す
る境界の縁石3よりも内側のバス停留地点に、道路長手
方向に間隔をあけて2本の支柱4、4が立てられ、該2
本の支柱4、4によって、図示例では平版状構造の屋根
5が片持ち状態に支持されている。そして、前記2本の
支柱4、4の間に、2枚の透明なガラス板の間に所望の
絵模様6を表示した樹脂シートを挟んで一体的に貼り合
わせた合わせガラス板7が建て込まれた構成になってい
る。前記支柱4には一例として150×75mm程度のス
テンレス鋼製の角パイプが使用されている。支柱4は図
4に示したように歩道2の縁石3に沿ってその内側約4
0〜50cmの位置に、土中に埋設されたコンクリート基
礎8に下端を埋め込んで固定され垂直に立てられてい
る。図2に示した2本の支柱4、4の左右方向の間隔は
約2.5mである。屋根5は歩道2の地面上約2.5m
の高さに支持されている。ガラス板7はその周縁のサッ
シュ7aが支柱4に固定されている。ガラス板7は2枚
のガラスを貼り合わせた強化構造であり、その貼り合わ
せに際して任意所望の絵模様6をプリントした樹脂シー
トが挟みこまれている。絵模様6は、透明なガラス板7
の存在を視覚に明示して主に歩行者の不用意な衝突を防
止する働きと、当該バス停留所が設置された場所の周囲
の自然環境や景観と調和させる意匠的美感とが期待され
ている。従って、絵模様6は前記の意義にマッチしたも
のが選択される。
【0008】前記ガラス板7は、地面との間、及び屋根
下面との間に若干の隙間10、11を設けて建て込まれ
ている。ガラス板7と地面との間の隙間10は、風に吹
かれたゴミ類が吹き寄せられて集まりゴミの溜まり場と
なる不都合を回避するための工夫であり、できるだけ乗
客の風避け効果を害さないように100mm程度の大きさ
の吹き抜け隙間として設けられている。
【0009】前記2本の支柱4、4から道路の長手方向
に少し離れた一側に、前記屋根5の一端を支持する形の
案内表示塔9が設けられ、該案内表示塔9とこれに隣接
する支柱4との間が利用客のバスへの乗り降り通路12
に形成されている。従って、バスに対する利用客の乗り
降り動作は短絡的にスムースに行える。案内表示塔9に
は路線バスの運行時刻表や行き先案内、バスの運行現況
などが所定の割付けで表示される。屋根5の上面側には
サイン塔13が設けられており、夜間の照明によりバス
停留所の位置を遠くからでも容易に視認できるように知
らしめたり、赤色灯にしたり消灯することによって終バ
スの通行状況を知らしめることに利用される。
【0010】前記ガラス板7が建て込まれた2本の支柱
4、4の間の内側に手摺り14が設けられ、この手摺り
14に沿ってその内側の位置にベンチ15が設けられて
いる。従って、ベンチに座って休みつつバスの到着を待
つバス利用客は、透明なガラス板7によって広い視界で
バスの接近状況を確認でき安心であるし、冬季には寒い
風を避けつつ太陽光の暖をとり、また、雨天時には車道
を走る車両が跳ねる跳ね水等をガラス板7で遮る防護を
受けることができる。そして、バスが到着した時は眼前
の手摺り14に掴まって安全に立ち、バスへ乗ることが
できる。
【0011】次に、請求項5に記載した発明に係るバス
停留所は、敢えていえば、歩道の幅員が広く、幅広な構
成のバス停留所であり、図6〜図9に示した構成で実施
される。その基本的構成の多くは上記請求項1記載の発
明と共通する。但し、車道1とこれに沿う歩道2との境
界の縁石3の直ぐ内側のバス停留地点には、道路長手方
向の手摺り14が設けられている。他方、前記手摺り1
4から歩道の奥側に約1.7m位の間隔をあけた位置
に、合計3本の支柱4…が道路の長手方向に約1.8m
位の間隔をあけて並んで立てられ(図7参照)、これら
3本の支柱4によって平版状の屋根5が支持されてい
る。本実施例の屋根5は先の第1実施例のものに比較し
て幅寸が大きいので、車道1側の2隅も補助支柱16で支
持されている。また、前記した3本の支柱のうち両端2
本の支柱4、4は、それぞれ道路長手方向及び道路幅方
向に長い案内表示塔9、9´と合体した構造で立てられ
ている。そして、2本の支柱4、4の間に、2枚の透明
なガラス板の間に所望の絵模様6をプリントした樹脂シ
ートを挟んで一体的に貼り合わせたガラス板7が建て込
まれている。各ガラス板7及び17と歩道2の地面との
間にはゴミの吹き溜まりを回避する吹き抜け隙間10及
び10´(図9)が設けられている。
【0012】前記ガラス板7の一方の端部に位置する歩
道幅方向に長い案内表示塔9´からは、直角方向(歩道
幅方向)に縁石3の近傍位置の支柱16の位置まで歩道
2を横断する配置で側面ガラス板17が設置され、もっ
てバス停留所の囲い効果を高めている。但し、該側面ガ
ラス板17と前記手摺り14の端との間は広くあけて、
利用客のバスへの乗り降り通路18として確保されてい
る(図7参照)。かくして、前記屋根5に覆われた下方
平面内であって、前記手摺り14とガラス板7、及び側
面ガラス板17に囲まれた場所、特にはガラス板7に近
接し並行する位置に、同ガラス板7を背にする配置でベ
ンチ15が設置されている。もっとも、ベンチをサポー
タに置き換えて実施し、又は両者を併用して実施するこ
とも好適である。
【0013】
【本発明が奏する効果】本発明に係るバス停留所ば、バ
ス停留所であることを遠くにも視覚的に明示するシンボ
ル的効果、及び周囲の自然環境、景観に調和する意匠的
美観を備え、風雨を凌ぐに足る囲い効果もある構成であ
り、しかもバスの往来を一目で確認できる視界の広さが
あり、バス待ちの乗客の休息所的機能も兼ね備えている
のである。しかも合わせガラス板は2枚の透明なガラス
板の間に所望の絵模様をプリントした樹脂シートを挟ん
で一体的に貼り合わせた構造であるから、絵模様が汚損
したり剥れたり傷つくことは決してなく、調和のある景
観を長く維持できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係るバス停留所の実施例を示
した斜視図である。
【図2】前記バス停留所の正面図である。
【図3】同バス停留所の水平断面図である。
【図4】同バス停留所の右側面図である。
【図5】同バス停留所の左側面図である。
【図6】請求項5の発明に係るバス停留所の実施例を示
した正面図である。
【図7】前記バス停留所の水平断面図である。
【図8】同バス停留所の右側面図である。
【図9】同バス停留所の左側面図である。
【符号の説明】
1 車道 2 歩道 3 縁石 4 支柱 5 屋根 6 絵模様 7 ガラス板 9 案内表示塔 10 吹き抜け隙間 12 乗り降り通路 14 手摺り 15 ベンチ 17 側面ガラス板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車道に沿う歩道のバス停留地点に道路長
    手方向に間隔をあけて少なくとも2本の支柱が立てら
    れ、該2本の支柱によって屋根が支持されていると共
    に、前記支柱の間に、2枚の透明ガラス板の間に絵模様
    入り樹脂シートを挟んだ合わせガラス板が建て込まれて
    いることを特徴とする、バス停留所。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したガラス板と地面との
    間に適度な大きさの吹き抜け隙間が設けられていること
    を特徴とする、バス停留所。
  3. 【請求項3】 2本の支柱から道路の長手方向に少し離
    れた位置に屋根を支持する形の案内表示塔が設けられ、
    該案内表示塔とこれに隣接する支柱との間がバスへの乗
    り降り通路に形成されていることを特徴とする、請求項
    1又は請求項2に記載したバス停留所。
  4. 【請求項4】 ガラス板が建て込まれた2本の支柱の間
    の内側に手摺りが設けられ、前記手摺りに沿って更に内
    側の位置にベンチが設けられていることを特徴とする、
    請求項1又は請求項2又は請求項3に記載したバス停留
    所。
  5. 【請求項5】 車道に沿う歩道のバス停留地点に道路長
    手方向の手摺りが設けられ、前記手摺りから歩道奥側に
    間隔をあけた位置に少なくとも2本の支柱が道路の長手
    方向に間隔をあけて立てられ、該2本の支柱によって屋
    根が支持されていると共に、前記支柱の間に、2枚の透
    明ガラス板の間に絵模様入り樹脂シートを挟んだ合わせ
    ガラス板が建て込まれていること、及び前記ガラス板の
    端部から直角方向に縁石の位置まで側面ガラス板が設置
    され、該側面ガラス板と前記手摺りとの間がバスへの乗
    り降り通路に形成されていること、並びに前記屋根の下
    方であって前記手摺りとガラス板、側面ガラス板に囲ま
    れた場所にベンチ、サポータが設けられていることを特
    徴とする、バス停留所。
JP26178296A 1996-10-02 1996-10-02 バス停留所 Withdrawn JPH10102799A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003517119A (ja) * 1999-10-25 2003-05-20 ロール アンデュストリ 都市の交通機関のための待合用および乗降車用ステーション
CN105178632A (zh) * 2015-09-15 2015-12-23 无锡大力神钢构科技有限公司 一种钢结构候车亭

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JP2003517119A (ja) * 1999-10-25 2003-05-20 ロール アンデュストリ 都市の交通機関のための待合用および乗降車用ステーション
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031202