JPH0999578A - イオン流記録装置 - Google Patents
イオン流記録装置Info
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- JPH0999578A JPH0999578A JP28450495A JP28450495A JPH0999578A JP H0999578 A JPH0999578 A JP H0999578A JP 28450495 A JP28450495 A JP 28450495A JP 28450495 A JP28450495 A JP 28450495A JP H0999578 A JPH0999578 A JP H0999578A
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- 150000002500 ions Chemical class 0.000 claims abstract description 74
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放電器で空気中で放電を起こさせてイオンを
発生し、電荷受像媒体上に上記イオンに基づくイオン流
を選択的に照射して画像信号に応じた電荷像を作成する
イオン流記録装置において、放電器の寿命を長くする。 【構成】 電荷像を形成するタイミングに合わせて放電
器を動作させる制御手段を設けた。
発生し、電荷受像媒体上に上記イオンに基づくイオン流
を選択的に照射して画像信号に応じた電荷像を作成する
イオン流記録装置において、放電器の寿命を長くする。 【構成】 電荷像を形成するタイミングに合わせて放電
器を動作させる制御手段を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はイオン発生手段により
生成したイオンに所定の電界を付与してイオン流を生成
し、該イオン流を画像信号に応じて閉じたり開放したり
して受像媒体上に電荷像を形成するイオン流記録装置に
関する。
生成したイオンに所定の電界を付与してイオン流を生成
し、該イオン流を画像信号に応じて閉じたり開放したり
して受像媒体上に電荷像を形成するイオン流記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のイオン流記録装置は、一般にイ
オン発生部と、発生されたイオンに所定の電界を付与し
てイオン流を生成する対向電極部と、この対向電極部に
近接して配置された誘電層を有した受像媒体と、上記対
向電極部(受像媒体)に向かうイオン流を画像信号に応
じて(加速)通過させたり閉じたりするイオン流制御部
と、上記受像媒体を所定速度で移送する移送手段とを有
している。
オン発生部と、発生されたイオンに所定の電界を付与し
てイオン流を生成する対向電極部と、この対向電極部に
近接して配置された誘電層を有した受像媒体と、上記対
向電極部(受像媒体)に向かうイオン流を画像信号に応
じて(加速)通過させたり閉じたりするイオン流制御部
と、上記受像媒体を所定速度で移送する移送手段とを有
している。
【0003】イオン発生部はコロトロンを用いたりある
いは2つの放電電極間で空気を介して放電させてイオン
を発生する。このようにイオン発生部を構成すること
で、一般に正イオンと負イオンとを発生させることがで
きる。対向電極は直流電源または交流電源に接続されて
おり、イオン発生部との間に電位差を付与することで必
要なイオン流を生成する。イオン流制御部は、画像信号
に応じて、このイオン流に順方向の電界を付与または付
与せずに当該イオン流を通過させたり、あるいは逆方向
の電界を付与してイオン流の通過を妨げたりする。すな
わち、このイオン流制御部は画像信号の黒画素に応じて
イオン流を通過させ、白画素に応じて閉じる制御を行
う。移送手段により移送される受像媒体は対向電極に近
接して配置されている。したがって、イオン流制御部を
通過したイオンが受像媒体に付着(帯電)し、電荷像が
形成される。なお、この電荷像はこれと逆の電荷を持つ
トナーにより現像される。
いは2つの放電電極間で空気を介して放電させてイオン
を発生する。このようにイオン発生部を構成すること
で、一般に正イオンと負イオンとを発生させることがで
きる。対向電極は直流電源または交流電源に接続されて
おり、イオン発生部との間に電位差を付与することで必
要なイオン流を生成する。イオン流制御部は、画像信号
に応じて、このイオン流に順方向の電界を付与または付
与せずに当該イオン流を通過させたり、あるいは逆方向
の電界を付与してイオン流の通過を妨げたりする。すな
わち、このイオン流制御部は画像信号の黒画素に応じて
イオン流を通過させ、白画素に応じて閉じる制御を行
う。移送手段により移送される受像媒体は対向電極に近
接して配置されている。したがって、イオン流制御部を
通過したイオンが受像媒体に付着(帯電)し、電荷像が
形成される。なお、この電荷像はこれと逆の電荷を持つ
トナーにより現像される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のイ
オン流記録装置では、一般にイオン発生部は常時動作を
行うよう構成されていた。これは、安定なイオンの取り
出しを行うため放電部での放電によるイオン発生を定常
的に行うためであった。しかし、このようにイオン発生
部としての放電部を常時動作させるおくことは放電電極
の劣化が早くなるとともにオゾンの発生量が増加すると
いう不都合があった。この発明はこの点を改善するため
になされたものである。
オン流記録装置では、一般にイオン発生部は常時動作を
行うよう構成されていた。これは、安定なイオンの取り
出しを行うため放電部での放電によるイオン発生を定常
的に行うためであった。しかし、このようにイオン発生
部としての放電部を常時動作させるおくことは放電電極
の劣化が早くなるとともにオゾンの発生量が増加すると
いう不都合があった。この発明はこの点を改善するため
になされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、この発明で
は、発生されたイオンに基づくイオン流を画像信号に応
じて選択的に制御して受像媒体上に電荷像を形成するイ
オン流記録装置において、イオンを発生するイオン発生
手段、受像媒体を移送する受像媒体移送手段、該受像媒
体移送手段による受像媒体の単位移送毎に上記イオン発
生手段を動作させる制御手段、を設けた。
は、発生されたイオンに基づくイオン流を画像信号に応
じて選択的に制御して受像媒体上に電荷像を形成するイ
オン流記録装置において、イオンを発生するイオン発生
手段、受像媒体を移送する受像媒体移送手段、該受像媒
体移送手段による受像媒体の単位移送毎に上記イオン発
生手段を動作させる制御手段、を設けた。
【0006】
【作用】以上のようなイオン流を用いた記録装置では、
受像媒体を単位移送量送る毎に印字すなわち画像信号に
応じてイオン流を該受像媒体に照射する。単位移送量毎
に次々と画像信号に応じたイオン流を照射していくこと
により移送される受像媒体上には所望の電荷像が形成さ
れる。したがって、イオン流の受像媒体への照射は当該
受像媒体の単位移送毎に制御すればよい。このため、イ
オン発生部についてもこの受像媒体の単位移送に応じて
動作させればよい。これにより、印字ヘッドを長寿命化
させることができるとともに放電にともなうオゾンの発
生を低減させることができる。
受像媒体を単位移送量送る毎に印字すなわち画像信号に
応じてイオン流を該受像媒体に照射する。単位移送量毎
に次々と画像信号に応じたイオン流を照射していくこと
により移送される受像媒体上には所望の電荷像が形成さ
れる。したがって、イオン流の受像媒体への照射は当該
受像媒体の単位移送毎に制御すればよい。このため、イ
オン発生部についてもこの受像媒体の単位移送に応じて
動作させればよい。これにより、印字ヘッドを長寿命化
させることができるとともに放電にともなうオゾンの発
生を低減させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明をその実施例図にしたがい説明
する。図1はこの発明に関わるイオン流記録装置の要部
構成図、図2は図1の印字ヘッドの駆動のタイミングを
示す説明図である。図において、10は印字ヘッド、1
1は絶縁板、12は一対の放電電極であり、121は右
放電電極対、122は左放電電極対、13は交流電源、
14は誘電体、15は共通電極、16は直流電源、17
は制御電極、18は切換スイッチ、19はスリット、2
0は電荷受像媒体、21は交流電源、22は対向電極、
31は制御手段、32は受像媒体20の移送手段であ
る。
する。図1はこの発明に関わるイオン流記録装置の要部
構成図、図2は図1の印字ヘッドの駆動のタイミングを
示す説明図である。図において、10は印字ヘッド、1
1は絶縁板、12は一対の放電電極であり、121は右
放電電極対、122は左放電電極対、13は交流電源、
14は誘電体、15は共通電極、16は直流電源、17
は制御電極、18は切換スイッチ、19はスリット、2
0は電荷受像媒体、21は交流電源、22は対向電極、
31は制御手段、32は受像媒体20の移送手段であ
る。
【0008】印字ヘッド10はその周囲を図面と垂直な
主走査方向に延びた上下左右の絶縁板11により覆われ
たイオン室を有している。左右絶縁板11のそれぞれに
はその内面側に左放電電極対122及び右放電電極対1
21がそれぞれ設けられている。これらの各放電電極対
121、122は、誘電体14に覆われている。そし
て、これらの各放電電極対121、122のうち符号1
が付された上方の各放電電極と符号2が付された下方の
各放電電極とがそれぞれ共通の交流電源13の出力端子
に接続されている。すなわち、左右の各放電電極対には
同時に同一の電位差が印加されるよう構成されている。
なお、これらの放電電極対及び誘電体は、絶縁基板状に
厚膜印刷法により形成することができる。
主走査方向に延びた上下左右の絶縁板11により覆われ
たイオン室を有している。左右絶縁板11のそれぞれに
はその内面側に左放電電極対122及び右放電電極対1
21がそれぞれ設けられている。これらの各放電電極対
121、122は、誘電体14に覆われている。そし
て、これらの各放電電極対121、122のうち符号1
が付された上方の各放電電極と符号2が付された下方の
各放電電極とがそれぞれ共通の交流電源13の出力端子
に接続されている。すなわち、左右の各放電電極対には
同時に同一の電位差が印加されるよう構成されている。
なお、これらの放電電極対及び誘電体は、絶縁基板状に
厚膜印刷法により形成することができる。
【0009】下方の絶縁板11にはイオン室で生成され
たイオンを通過させるためのスリット19が設けられて
いる。また、この下方の絶縁板11の内面側には共通電
極15が、外面側には制御電極17がそれぞれ設けられ
ている。共通電極15は図面と垂直な方向すなわち主走
査方向に細長い形状を有した2つの金属板(導電材料を
厚膜印刷法により形成してもよい。)がそれぞれスリッ
ト19を挟んで対向するよう設けられている。この金属
板からなる共通電極には直流電源16により電圧V1が
印加されている。
たイオンを通過させるためのスリット19が設けられて
いる。また、この下方の絶縁板11の内面側には共通電
極15が、外面側には制御電極17がそれぞれ設けられ
ている。共通電極15は図面と垂直な方向すなわち主走
査方向に細長い形状を有した2つの金属板(導電材料を
厚膜印刷法により形成してもよい。)がそれぞれスリッ
ト19を挟んで対向するよう設けられている。この金属
板からなる共通電極には直流電源16により電圧V1が
印加されている。
【0010】制御電極17はスリット19を挟んで対向
するとともに印字に関わる画素に対応して配置される一
対の細長い短冊状の電極を有している。そして、これら
の細長い短冊状の電極対が主走査方向に複数配列されて
必要な印字幅を確保することができるよう構成されてい
る。これらのそれぞれの電極対は、おのおの切換スイッ
チ18を介して異なる2つの電圧V1、V2が選択的に
接続されるものである。なお、この制御電極についても
絶縁基板の背面に導電材料を用いて厚膜印刷法により印
刷形成することが望ましい。
するとともに印字に関わる画素に対応して配置される一
対の細長い短冊状の電極を有している。そして、これら
の細長い短冊状の電極対が主走査方向に複数配列されて
必要な印字幅を確保することができるよう構成されてい
る。これらのそれぞれの電極対は、おのおの切換スイッ
チ18を介して異なる2つの電圧V1、V2が選択的に
接続されるものである。なお、この制御電極についても
絶縁基板の背面に導電材料を用いて厚膜印刷法により印
刷形成することが望ましい。
【0011】電荷受像媒体20は表面に誘電体層が形成
されている。印字ヘッド10のスリット19の下方に
は、この電荷受像媒体20を挟んで交流電源21に接続
された対向電極22が設けられている。この対向電極2
2には電圧V3が印加されている。
されている。印字ヘッド10のスリット19の下方に
は、この電荷受像媒体20を挟んで交流電源21に接続
された対向電極22が設けられている。この対向電極2
2には電圧V3が印加されている。
【0012】制御手段31は、印字ヘッド10の交流電
源13のオンオフ、切換スイッチ18の制御及び電荷受
像媒体20の移送制御を行う。移送手段32は制御手段
31の指令に基づき一定の速度で図示しない媒体移送モ
ータを駆動し、電荷受像媒体20を一定速度で移送する
構成を有している。また、この移送手段32は、電荷受
像媒体20が単位移送量移送される毎に、制御手段31
に対して信号を出力する構成を有している。
源13のオンオフ、切換スイッチ18の制御及び電荷受
像媒体20の移送制御を行う。移送手段32は制御手段
31の指令に基づき一定の速度で図示しない媒体移送モ
ータを駆動し、電荷受像媒体20を一定速度で移送する
構成を有している。また、この移送手段32は、電荷受
像媒体20が単位移送量移送される毎に、制御手段31
に対して信号を出力する構成を有している。
【0013】今、制御手段31の指令により交流電源1
3がオン状態にあるとする。印字ヘッド10の符号1が
付された上方の2つの放電電極と符号2が付された下方
の2つの放電電極には、それぞれ正負に変動する交流電
圧が同期して順次印加される。すなわち、上方の2つの
放電電極に正の電圧が付与された時には下方の2つの放
電電極に負の電圧が付与され、またこれと逆の場合には
上方の2つの放電電極に負の電圧、下方の2つの放電電
極に正の電圧がそれぞれ付与される。したがって、印字
ヘッド10の左右絶縁板11にそれぞれ形成された放電
電極対121、122ではそれぞれ上下方向に互いの放
電方向を同一とした放電が繰り返し行われる状態にあ
る。
3がオン状態にあるとする。印字ヘッド10の符号1が
付された上方の2つの放電電極と符号2が付された下方
の2つの放電電極には、それぞれ正負に変動する交流電
圧が同期して順次印加される。すなわち、上方の2つの
放電電極に正の電圧が付与された時には下方の2つの放
電電極に負の電圧が付与され、またこれと逆の場合には
上方の2つの放電電極に負の電圧、下方の2つの放電電
極に正の電圧がそれぞれ付与される。したがって、印字
ヘッド10の左右絶縁板11にそれぞれ形成された放電
電極対121、122ではそれぞれ上下方向に互いの放
電方向を同一とした放電が繰り返し行われる状態にあ
る。
【0014】以上のような放電動作によりイオン室内に
正負イオンが生成される。この正負イオンはその左右の
放電電極が同時に同一の極性の放電を行うことによりそ
の中央部分を見れば均一なイオン分布となっている。
正負イオンが生成される。この正負イオンはその左右の
放電電極が同時に同一の極性の放電を行うことによりそ
の中央部分を見れば均一なイオン分布となっている。
【0015】このような状態で、今、交流電源21に接
続された対向電極22に正負に変動する交流電圧±V3
が印加されたとする。この時の共通電極15の電位V1
(接地電位とする。)と対向電極22の電位±V3の関
係を、−V3<<V1<<+V1とする。対向電極22
に+V3が印加された時には主としてイオン室内の負イ
オンが、また−V3が印加された時には主として正イオ
ンが、印字ヘッド10のスリット19から飛び出す。対
向電極22は周期的に正負が変動する電圧が付与される
ものであるので、正負等量のイオンが飛び出すこととな
る。
続された対向電極22に正負に変動する交流電圧±V3
が印加されたとする。この時の共通電極15の電位V1
(接地電位とする。)と対向電極22の電位±V3の関
係を、−V3<<V1<<+V1とする。対向電極22
に+V3が印加された時には主としてイオン室内の負イ
オンが、また−V3が印加された時には主として正イオ
ンが、印字ヘッド10のスリット19から飛び出す。対
向電極22は周期的に正負が変動する電圧が付与される
ものであるので、正負等量のイオンが飛び出すこととな
る。
【0016】今、この記録装置がその電荷受像媒体20
上に正電荷(正イオン)により電荷像を形成するものと
する。この場合には、受像媒体20上に電荷像を形成す
るため、黒画素とする部分では正イオンの飛び出し量を
多くし、白画素とする部分では正負各イオンの飛び出し
量を等量とすればよい。
上に正電荷(正イオン)により電荷像を形成するものと
する。この場合には、受像媒体20上に電荷像を形成す
るため、黒画素とする部分では正イオンの飛び出し量を
多くし、白画素とする部分では正負各イオンの飛び出し
量を等量とすればよい。
【0017】制御手段31を介して切換スイッチ18を
動作させて白画素に対応する制御電極対を電位V1に接
続したとする。この時には、この制御電極対と共通電極
とは同電位となり正負各イオンに対して何ら影響しな
い。対向電極22は正負電圧が高速(数十KHz)で変
動する交流電源に接続されているので、制御電極17を
切換スイッチ18によりV1に接続することで、正イオ
ン及び負イオンとも等量とすることができ受像媒体20
上に電荷像は形成されない。
動作させて白画素に対応する制御電極対を電位V1に接
続したとする。この時には、この制御電極対と共通電極
とは同電位となり正負各イオンに対して何ら影響しな
い。対向電極22は正負電圧が高速(数十KHz)で変
動する交流電源に接続されているので、制御電極17を
切換スイッチ18によりV1に接続することで、正イオ
ン及び負イオンとも等量とすることができ受像媒体20
上に電荷像は形成されない。
【0018】切換スイッチ18が制御手段によりV1よ
り高い直流電位V2に接続すると、共通電極15と制御
電極17との間に電位勾配が生じて正イオンをより多く
飛び出させる。したがって、黒画素に対応した制御電極
17を電位V2に接続することにより受像媒体20上に
所望の電荷像を形成することができる。
り高い直流電位V2に接続すると、共通電極15と制御
電極17との間に電位勾配が生じて正イオンをより多く
飛び出させる。したがって、黒画素に対応した制御電極
17を電位V2に接続することにより受像媒体20上に
所望の電荷像を形成することができる。
【0019】図2は、この電荷像作成における図1の装
置の各部の動作を示す説明図である。移送手段32は受
像媒体20を一定の速度で移送している。この時、この
移送手段32は受像媒体20が単位量移動する毎に単位
移送パルスを発生し、制御手段31に出力している。
置の各部の動作を示す説明図である。移送手段32は受
像媒体20を一定の速度で移送している。この時、この
移送手段32は受像媒体20が単位量移動する毎に単位
移送パルスを発生し、制御手段31に出力している。
【0020】右放電電極121、左放電電極122及び
交流電源13により形成される放電器(イオン発生器)
は、上述の単位移送パルスをトリガとして動作する。す
なわち、制御手段31からの交流電源13に対するオン
オフ信号を単位移送パルスに基づき出力する。交流電源
13へのこの放電オンオフ信号は単位移送パルスをトリ
ガとしてオンとなり、所定時間経過後にオフとなる。す
なわち、図2に示すように、放電器は単位移送パルスと
次の単位移送パルスとの間の所定時間だけ動作する。
交流電源13により形成される放電器(イオン発生器)
は、上述の単位移送パルスをトリガとして動作する。す
なわち、制御手段31からの交流電源13に対するオン
オフ信号を単位移送パルスに基づき出力する。交流電源
13へのこの放電オンオフ信号は単位移送パルスをトリ
ガとしてオンとなり、所定時間経過後にオフとなる。す
なわち、図2に示すように、放電器は単位移送パルスと
次の単位移送パルスとの間の所定時間だけ動作する。
【0021】切換スイッチ18はこの放電器が動作開始
した時点から所定の待ち時間経過後、印字信号にしたが
って黒画素とするか白画素にするかによって切り換えら
れる。図2に示すように、制御電極17がオンしている
時印字ヘッド10から受像媒体20に向けて正イオンが
照射されて電荷像が形成される。なお、制御電極17に
対するオン時間の長さが電荷像の階調制御となる。オン
時間を長くすればするほど受像媒体20上の電荷がおお
くなり濃度の高い画像を得れる。
した時点から所定の待ち時間経過後、印字信号にしたが
って黒画素とするか白画素にするかによって切り換えら
れる。図2に示すように、制御電極17がオンしている
時印字ヘッド10から受像媒体20に向けて正イオンが
照射されて電荷像が形成される。なお、制御電極17に
対するオン時間の長さが電荷像の階調制御となる。オン
時間を長くすればするほど受像媒体20上の電荷がおお
くなり濃度の高い画像を得れる。
【0022】
【発明の効果】以上、イオン発生器としての放電器を印
字に必要なタイミングでのみ動作させるように構成した
ので、放電器の寿命を長くすることができるとともにオ
ゾンの発生量を低減できる。また、この発明では印字ヘ
ッドの放電器として、一対の放電電極を絶縁板上に厚膜
印刷方式で形成するようにしたので、製造工程を簡単に
できるとともに印字密度を大きくすることができる。さ
らに、この発明では印字ヘッドの放電器として方形状の
印字ヘッドの左右側壁内面にそれぞれ放電電極対を設け
るとともにこれらの放電電極対を互いに同極の放電が行
われるよう構成したので、発生したイオンをイオン室内
で均一にすることができスリット19の幅及び設置位置
にマージンをもたせることができる。
字に必要なタイミングでのみ動作させるように構成した
ので、放電器の寿命を長くすることができるとともにオ
ゾンの発生量を低減できる。また、この発明では印字ヘ
ッドの放電器として、一対の放電電極を絶縁板上に厚膜
印刷方式で形成するようにしたので、製造工程を簡単に
できるとともに印字密度を大きくすることができる。さ
らに、この発明では印字ヘッドの放電器として方形状の
印字ヘッドの左右側壁内面にそれぞれ放電電極対を設け
るとともにこれらの放電電極対を互いに同極の放電が行
われるよう構成したので、発生したイオンをイオン室内
で均一にすることができスリット19の幅及び設置位置
にマージンをもたせることができる。
【図1】図1は、本発明にかかわる記録装置要部構成説
明図である。
明図である。
【図2】図2は、図1の記録装置の動作を示すタイミン
グ図である。
グ図である。
10:印字ヘッド 20:電荷受像媒体 30:制御部
Claims (1)
- 【請求項1】発生されたイオンに基づくイオン流を画像
信号に応じて選択的に制御して受像媒体上に電荷像を形
成するイオン流記録装置において、 イオンを発生するイオン発生手段、 受像媒体を移送する受像媒体移送手段、 該受像媒体移送手段による受像媒体の単位移送毎に上記
イオン発生手段を動作させる制御手段、 とを有したイオン流記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28450495A JPH0999578A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | イオン流記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28450495A JPH0999578A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | イオン流記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0999578A true JPH0999578A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17679372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28450495A Pending JPH0999578A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | イオン流記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0999578A (ja) |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP28450495A patent/JPH0999578A/ja active Pending
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