JPH0998127A - 無線端末装置 - Google Patents

無線端末装置

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JPH0998127A
JPH0998127A JP7255110A JP25511095A JPH0998127A JP H0998127 A JPH0998127 A JP H0998127A JP 7255110 A JP7255110 A JP 7255110A JP 25511095 A JP25511095 A JP 25511095A JP H0998127 A JPH0998127 A JP H0998127A
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JP
Japan
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time slot
packet
transmission
packets
wireless
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Withdrawn
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JP7255110A
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English (en)
Inventor
Kazuchika Obuchi
一央 大渕
Kazuo Kawabata
和生 川端
Satoshi Chikuma
智 竹間
Kenji Suda
健二 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数のパケットを隣接するタイム
スロットを介して送受する無線端末装置に関し、サービ
ス品質と電力効率とを高めることを目的とする。 【解決手段】 反復するタイムスロットT、R、Iで構
成されたマルチフレームの下で、これらの期間を検出と
送受されるパケットの変復調とを行う無線インタフェー
ス手段と、宛先が同じ複数のパケットが与えられ、タイ
ムスロットRのパケットに含まれる送信の許否が「真」
であるときに先頭のパケットを後続のタイムスロットT
に送信する先頭パケット送信手段と、後続のタイムスロ
ットRのパケットに含まれる受信の可否と識別情報とが
それぞれ「真」と先頭のパケットとを示すときに、後続
のタイムスロットT以降の連続するタイムスロットに残
りのパケットを送信する連送手段と、そのタイムスロッ
トTに先行したタイムスロットIで無線ゾーンの伝送品
質を監視する無線回線監視手段を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部分エコー付き空
線制御方式の下で複数のパケットからなるブロック単位
に分割された伝送情報を送受する無線端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル伝送技術に併せて、交
換、有線伝送、無線伝送および情報処理等の技術を有機
的に結合することにより、STD−27その他のディジ
タル移動通信システムが実用化されつつある。このよう
なディジタル移動通信システムでは、音声系の伝送情報
や無線チャネル設定制御にかかわる制御情報の伝送方式
としてTDMA方式が採用され、移動局装置は、例え
ば、図7に示すように、送信アンテナ71および受信ア
ンテナ72に個別に従属接続された送信部73および受
信部74と、これらの送信部73および受信部74の局
発入力に個別に対応した出力を有するシンセサイザ部7
5と、送信部73および受信部74の駆動電力の供給路
に配置された電源制御部76と、送信部73の変調入
力、受信部74の復調出力に併せて、シンセサイザ部7
5および電源制御部76の第一の制御入出力に接続され
たタイミング制御部77と、シンセサイザ部75および
電源制御部76の第二の制御入力とタイミング制御部7
7の制御入出力とに入出力ポートが接続されたプロセッ
サ78とで構成される。
【0003】また、上述したTDMA方式の下では、例
えば、図8に示すように、受信専用に割り付けられたタ
イムスロットRと、送信専用に割り付けられたタイムス
ロットTと、これらのタイムスロットの間に配置され、
かつ送信や受信の対象となる無線チャネル以外の無線チ
ャネルに対するアクセスに供されるタイムスロットIと
からなるマルチフレーム構成が適用される。
【0004】受信部74は受信アンテナ72によってと
らえられた受信波を復調することによってベースバンド
信号を生成し、タイミング制御部77は、そのベースバ
ンド信号を取り込んでビット同期をとり、かつ上述した
マルチフレーム構成と各フレームの形式とに基づいてフ
レーム同期をとることにより、上述したタイムスロット
Rを介して受信された伝送情報(パケット)を抽出す
る。
【0005】また、タイミング制御部77は、図示され
ないタイマを有し、上述したフレーム同期の下でタイム
スロットRの先頭(末尾)のタイミングを得る度に、そ
のタイミングにタイムスロットRの期間(タイムスロッ
トIおよびタイムスロットTの期間の和)に相当する計
数値を指定してそのタイマを起動する。このようなタイ
マは、その計数値で示される期間に渡って計時を行うこ
とにより、タイムスロットRの末尾(後続するタイムス
ロットRの先頭)のタイミングを検出し、電源制御部7
6はそのタイムスロットRの期間に限って受信部(ある
いはその主要な回路)74に駆動電力を供給する(図8
)。
【0006】さらに、プロセッサ78は、上述した無線
チャネル設定制御の手順に基づいて通話中チャネル切り
替え(ハンドオフ)等に先行して他の無線ゾーンの電界
強度(あるいは伝送品質)を計測すべきことを認識する
と、その旨をタイミング制御部77に通知する。タイミ
ング制御部77は、このような通知が与えられると、同
様のフレーム同期およびマルチフレーム構成の下でタイ
ムスロットIの期間を把握し、その期間に渡って他の無
線チャネルを示す識別情報とこのような計測に適応した
受信動作の指令とをシンセサイザ部75および受信機7
4に与える。
【0007】シンセサイザ部75はこのような識別情報
と受信指令とに応じて単一または複数の無線チャネルに
対応した周波数の局発信号を生成し、受信部74はその
局発信号によって決定される無線チャネルについて受信
アンテナ72に到来した受信波の電界強度を測定すると
共に、その測定の結果をタイミング制御部77を介して
プロセッサ78に通知する。
【0008】プロセッサ78はこのようにして通知され
た結果に基づいて上述した通話中チャネル切り替えを行
うが、上述したように他の無線チャネルの電界強度(あ
るいは伝送品質)を計測するためにプロセッサ78が行
う一連の処理と、その処理の下でタイミング制御部77
が行う動作とについては、本願発明では公知の多くの方
式が適用可能であるから、ここではその詳細な説明を省
略し、かつ以下では、単に「隣接ゾーン監視処理」と称
することとする。
【0009】また、近年、移動通信システムでは、音声
系の伝送情報に併せて、例えば、移動局装置とパーソナ
ルコンピュータその他のデータ端末との併用の下で、時
間軸に沿って不均一に生起するディジタル情報が伝送情
報として送受される。このような伝送情報の伝送に際し
ては、送信端となる移動局の端末装置(ここでは、簡単
のためプロセッサ78によって制御されると仮定す
る。)では、上述した無線チャネル設定制御の手順とし
て新たに付加された制御手順に基づいて該当する呼を識
別し、以下の伝送方式が適用される。
【0010】データ端末が送出する伝送情報は、時間軸
上でランダムにかつバースト状に生起するビット列とし
て与えられる。プロセッサ78は、このようなビット列
(以下では、図9に示すように、「メッセージデー
タ」という。)をタイムスロットR、I、Tの単位スロ
ット幅で伝送可能な語長の単位に分割することにより、
複数のブロック(図9)を生成する。さらに、プロセ
ッサ78は、伝送情報フィールドにこれらの各ブロック
の内容を含むパケットを順次生成し、タイミング制御部
77が行うタイミング制御の下で上述したマルチフレー
ム構成を無視することにより、これらのパケットを上述
した隣接する複数のタイムスロットに送出する。なお、
以下では、このようにして隣接する複数のタイムスロッ
トに伝送情報が分割されて連続的に送出される伝送の形
態を「ブロック転送」と称する。
【0011】また、プロセッサ78は、上述したパケッ
トの生成の過程では、これらのパケットの制御情報の一
部として、伝送情報フィールドに含まれる情報がメッセ
ージデータを構成するブロックの何れであるかを示す2
ビットのパケット種別(ここでは、簡単のため「10」
は先頭パケット、「01」は最終パケット、「00」は
その他の中間パケットをそれぞれ示すものとする。)
と、有効語長(先頭パケットおよび中間パケットでは後
続するパケットの数を示し、最終パケットではそのパケ
ットに含まれる有効な情報のバイト(ビット)数を示
す。)とを生成して付加する。
【0012】なお、上述したメッセージデータの送信に
供される送信系のハードウエアの動作については、本願
発明に直接関係ないので、ここではその説明を省略す
る。また、上述したパケットには、TDMA方式に基づ
いて伝送先を示す宛先と伝送路で生じるビット誤りの訂
正に供されるチェックビットとが含まれる。一方、対向
する伝送先のデータ端末から基地局を介して送出される
ディジタル情報については、その基地局によって同様の
伝送方式が適用される。タイミング制御部77およびプ
ロセッサ78は、受信部74を介してこのような伝送方
式に基づいて受信される一連のタイムスロットに上述し
たマルチフレーム構成およびフレーム構成に基づく解析
処理を施し、そのタイムスロットがタイムスロットR、
I、Tではなく上述した先頭パケット、中間パケット、
最終パケットの何れかであることを認識すると、タイミ
ング制御部77に内蔵されたタイマの動作を制止すると
共に、その受信部を後続するタイムスロットについても
受信動作が続行可能な状態に設定する。
【0013】さらに、プロセッサ78は、上述したパケ
ット種別および有効語長に基づいて伝送情報フィールド
の内容を順次抽出しつつ組み立てることにより、上述し
たディジタル情報を復元する。このようにブロック転送
の過程では、ディジタル情報はタイムスロットTのみを
介して伝送される場合に比較して大幅に高速に伝送さ
れ、かつ後続するメッセージデータが与えられるまでの
期間には移動局装置に対しても確実にタイムスロットが
割り付けられる。
【0014】したがって、全ての完了呼にかかわる通話
信号の伝送路が確保され、かつデータ端末相互間におい
てこれらのディジタル情報の送受について要求される実
時間性が担保される。ところで、制御用に割り付けられ
る無線チャネルでは、同じタイムスロットTの期間に
は、その無線チャネルにおいて待機している複数の端末
が同時に送信を行う「衝突」が発生し得る。
【0015】したがって、上述した無線通信システムで
は、このような衝突の発生に適応した円滑な通信制御を
実現するために、以下に示す部分エコー付き空線制御方
式が適用される。基地局がタイムスロットRに送信する
パケットには、図8に示すように、後続するタイムスロ
ットTについて端末に送信を許可するか否かを示すI/
Bフラグと、先行するタイムスロットTを介して何らか
のパケットが何れかの端末から正常に受信されたか否か
を示すR/Nフラグと、そのタイムスロットTで受信さ
れたパケットに含まれるCRCコード(チェックビッ
ト)を示すパーシャルエコーPEとからなる衝突制御ビ
ットが含まれる。
【0016】また、基地局は、タイムスロットTの期間
に何らかのパケットが正常に受信されたか否か判別し、
後続するタイムスロットRの期間に送出すべきパケット
のR/NフラグおよびI/Bフラグのフィールドに、そ
の判別の結果と予め決められた無線チャネルの設定制御
の手順とに基づいて決定された送信の可否を示す「1/
0」とを設定すると共に、その可否の判別の結果が
「真」である場合には、パーシャルエコーPEフィール
ドに正常に受信されたパケットのCRCフィールドの内
容を設定する。
【0017】一方、全ての端末は、予め決められた無線
チャネル設定制御の手順に基づいてこのようにして基地
局からタイムスロットRの期間に受信されるパケット
に、含まれる衝突制御ビットを監視し、I/Bフラグの
論理値が「1」であるときには後続するタイムロットT
の期間には送信が許容されると認識する。さらに、先行
するタイムスロットTの期間に何らかのパケットを送出
した端末は、同様にして衝突制御ビットを監視してR/
Nフラグの論理値が「1」であり、かつパーシャルエコ
ーPEフィールドの内容が自局から先行して送信された
パケットのCRCコードに等しい場合には、そのパケッ
トが基地局によって正常に受信されたと認識すると共
に、I/Bフラグの論理値の如何にかかわらず、後続す
るタイムスロットTの期間に送信するか否かを予め設定
された無線チャネル設定制御の手順に基づいて決定す
る。
【0018】したがって、端末装置は、ブロック転送の
対象となる複数のパケットの内、先頭のパケットが送出
されたタイムスロットTに、後続するタイムスロットR
の期間に基地局から受信されたパケットのR/Nフィー
ルドの論理値が「1」であり、かつパーシャルエコーP
Eフィールドの値がこのような先頭のパケットのCRC
コードに等しいか否か判別し、その結果が「真」である
場合には、後続するタイムスロットTとこれに隣接する
所望の数のタイムスロットとを占有してブロックを構成
する残りの全てのパケットを連続して送出する。
【0019】しかし、端末装置は、上述した判別の結果
が反対に「偽」である場合には、無線伝送路において衝
突が発生した可能性があるので、その時点で乱数を生成
してその乱数に対応した長さの期間に渡って待機した後
に再度その先頭のパケットを送信することにより、再度
の衝突の発生確率を低減してサービス品質を維持する。
【0020】なお、メッセージデータの語長について
は、同時に通話状態にある移動局が送受すべき通話信号
の実時間性と予め決められた伝送品質とが確保される限
り、長く設定される。また、タイミング制御部77は、
上述した解析処理の下でブロック転送が完了し、かつ受
信されたタイムスロットがタイムスロットR、I、Tの
何れかであることを認識したときには、タイムスロット
Rの先頭(末尾)のタイミングを求める度に、タイマに
タイムスロットRの期間(タイムスロットIおよびタイ
ムスロットTの期間の和)に相当する計数値を指定する
処理を再開する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例では、プロセッサ78およびタイミング制御部7
7は、ブロック転送の過程で先頭のパケットが基地局に
よって正常に受信されたことを認識した後には、後続の
タイムスロットについては、そのブロック転送のために
占有可能であるのでタイミングや周期を認識するが、タ
イムスロットR、I、Tの何れであるかについては識別
しなかった。
【0022】すなわち、このようにしてブロック転送を
続行する端末装置については、通話中チャネル切り替え
(ハンドオーバー)に要する無線チャネル設定制御につ
いて主導権をとらなければならないにもかかわらず、そ
のブロック転送が完了するまで隣接ゾーンを形成する無
線チャネルの電界強度や伝送品質を監視することができ
ないために、伝送品質の劣化が許容されたまま通話状態
が続行されたり、その通話中チャネル切り替えのタイミ
ングを逸して強制的にサービスの提供が中断される可能
性があった。
【0023】本発明は、ハードウエアの構成を変更する
ことなくブロック転送を行いつつサービス品質が高く維
持され、かつ消費電力の節減がはかられる端末装置を提
供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1〜3に
記載の発明の原理ブロック図である。請求項1に記載の
発明は、送信に供されるタイムスロットTと、対向する
無線局がそのタイムスロットTの期間における何らかの
パケットの正常な受信の可否と、その正常に受信された
パケットの識別情報と、後続するタイムスロットTに対
する送信の許否とを示すパケットを送信するタイムスロ
ットRとに併せて後続するタイムスロットIとがリサイ
クリックに配置されてなるマルチフレームの下で、これ
らのタイムスロットT、R、Iについて、期間を検出し
て送受すべきパケットの変復調を行う無線インタフェー
ス手段11と、宛先が同じである複数のパケットが与え
られ、無線インタフェース手段11によって復調された
タイムスロットRのパケットに含まれる送信の許否が
「真」を示すときに、これらの複数のパケットの内、先
頭のパケットをその無線インタフェース手段を介して後
続するタイムスロットTに送信する先頭パケット送信手
段13と、先頭パケット送信手段13によって送信が行
われたタイムスロットTに後続するタイムスロットRに
ついて、無線インタフェース手段11によって復調され
たパケットに含まれる受信の可否と識別情報とがそれぞ
れ「真」と先頭のパケットとを示すときに、後続するタ
イムスロットT以降の連続するタイムスロットに複数の
パケットの内、先頭のパケットを除く残りのパケットを
その無線インタフェース手段を介して送信する連送手段
15とを備えた無線端末装置において、無線インタフェ
ース手段11によって期間が検出されたタイムスロット
Iの内、連送手段15によって残りのパケットの送信が
開始されるタイムスロットTに先行するタイムスロット
Iの期間に、無線チャネル設定制御の手順に基づいて決
定される無線ゾーンの伝送品質を監視する無線回線監視
手段17を備えたことを特徴とする。
【0025】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の無線端末装置において、無線インタフェース手段11
によって期間が検出されたタイムスロットIの内、連送
手段15によって残りのパケットの送信が開始されるタ
イムスロットTに先行するタイムスロットIの期間につ
いて、無線チャネル設定制御の手順に基づいて何れかの
無線ゾーンの伝送品質の監視が必要か否かを判別し、そ
の判別の結果が「偽」であるときにその無線インタフェ
ース手段の内、その監視に供される部分に対する駆動電
力の供給を規制する電力制御手段21を備えたことを特
徴とする。
【0026】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の無線端末装置において、無線インタフ
ェース手段11によって復調されたタイムスロットRの
パケットを取り込み、そのパケットに含まれる残りのパ
ケットの数を抽出する残余パケット数検出手段31を備
え、先頭パケット送信手段13には、残余パケット数検
出手段31によって抽出された数と「3」との大小関係
を判別し、前者が後者を超える期間に先頭のパケットの
送信を差し控える手段を含むことを特徴とする。
【0027】請求項1に記載の発明にかかわる無線端末
装置では、先頭パケット送信手段13は、宛先が同じで
ある複数のパケットが与えられると、無線インタフェー
ス手段11によって復調されたタイムスロットRのパケ
ットに含まれる送信の拒否を参照し、その送信が許可さ
れることを認識したときには、これらの複数のパケット
の内、先頭のパケットをその無線インタフェース手段を
介して後続するタイムスロットTに送信する。さらに、
連送手段15は、このようなタイムスロットTに後続す
るタイムスロットRを介して受信されるパケットを無線
インタフェース手段11を介して取り込む共に、そのパ
ケットに含まれる受信の可否と識別情報とを参照し、そ
の受信が対向する無線局によって正常に行われ、かつ受
信されたパケットが自局によって送信された先頭のパケ
ットであることを認識すると、後続するタイムスロット
T以降の連続するタイムスロットに、上述した複数のパ
ケットの内、その先頭のパケットを除く残りのパケット
を順次送信する。
【0028】無線回線監視手段17は、このような過程
において、その残りのパケットが最先に送信されるタイ
ムスロットTに先行したタイムスロットIの期間に、無
線チャネル設定制御の手順に基づいて決定される無線ゾ
ーンの伝送品質を監視する。すなわち、連送手段15が
連続する複数のタイムスロットに対して残りのパケット
の送信を開始する前に、所望の無線ゾーンにかかわる伝
送品質の監視が確実に行われるので、このような監視が
その送信の終了後に改めて行われる従来例に比較して、
自局の移行先の無線ゾーンが効率的に確度高く維持され
て通話中無線チャネル切り替えが円滑に行われる。
【0029】請求項2に記載の発明にかかわる無線端末
装置では、電力制御手段21は、無線インタフェース手
段11によって期間が検出されたタイムスロットIの
内、連送手段15によって残りのパケットの送信が開始
されるタイムスロットTに先行したタイムスロットIの
期間について、無線チャネル設定制御の手順に基づいて
何れかの無線ゾーンについて伝送品質の監視が必要か否
かを判別し、その必要がないと判断すると、無線インタ
フェース手段の内、その監視に供される部分に対する駆
動電力の供給を規制する。
【0030】すなわち、無線インタフェース手段11の
構成要素の内、何れかの無線ゾーンにかかわる伝送品質
の監視に供される部分には、その監視が必要であるとき
に限って駆動電力が供給されるので、通話中チャネル切
り替えの効率が高く維持されると共に、請求項1に記載
の無線端末装置に比べて消費電力の節減がはかられる。
請求項3に記載の発明にかかわる無線端末装置では、残
余パケット数検出手段31が無線インタフェース手段1
1によって復調されたタイムスロットRのパケットに含
まれる残りのパケットの数を抽出し、先頭パケット送信
手段13は、このようにして抽出された数と「3」との
大小関係を判別して前者が後者を超えるときには先頭の
パケットの送信を差し控える。
【0031】すなわち、対向する無線局から連続して受
信される複数のパケットの残りの数は、先頭のパケット
が送信されるタイムスロットTに先行したタイムスロッ
トIの期間には、確実に「0」となるので、無線回線監
視手段17は、基地局から到来する受信波による干渉を
受けることなく確実に所望の無線ゾーンの伝送品質を監
視することができる。
【0032】また、先頭パケット送信手段13および連
送手段15は、対向する無線局から自局宛に連続して行
われている複数のパケットの送信が完了した後にその無
線局に向けて送信すべき残りのパケットを送信するの
で、時間軸に沿って処理量が分散される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0034】図2は、請求項1〜3に記載の発明に対応
した実施形態を示す図である。図において、図7に示す
ものと機能および構成が同じものについては、同じ符号
を付与して示し、ここではその説明を省略する。本実施
形態と図7に示す従来例との構成の相違点は、タイミン
グ制御部77に代えてタイミング制御部51が備えら
れ、プロセッサ78に代えてプロセッサ52が備えられ
た点にある。
【0035】なお、本実施形態と図1に示すブロック図
と対応関係については、送信アンテナ71、受信アンテ
ナ72、送信部73、受信部74、シンセサイザ部75
およびタイミング制御部51は無線インタフェース手段
11に対応し、プロセッサ52は先頭パケット送信手段
13、連送手段15、無線回線監視手段17および残余
パケット数検出手段31に対応し、プロセッサ52およ
び電源制御部76は電力制御手段21に対応する。
【0036】図3は、請求項1に記載の実施形態の動作
フローチャートである。図4は、請求項1、3に記載の
実施形態の動作タイミングチャートである。以下、図2
ないし図4を参照して請求項1に記載の発明に対応した
本実施形態の動作を説明する。プロセッサ52は、受信
部74およびタイミング制御部51を介して受信された
タイムスロットRのパケットを取り込み(図3(1))、そ
のパケットの内容に含まれるI/Bフラグの論理値が
「1」であるか否かを判別する(図3(2))。さらに、プ
ロセッサ52は、ブロック転送の対象となる複数のパケ
ットを生成すると、上述した判別の結果を直近の先行す
るタイムスロットR(図4)について取得し、その結
果が「真」であるときには、これらのパケットの内、最
先に送出すべき先頭のパケットをタイミング制御部5
1、送信部73および送信アンテナ71を介して後続す
るタイムスロットTに送出する(図3(3)、図4)。
【0037】また、プロセッサ52は、そのタイムスロ
ットTに後続するタイムスロットR(図4)について
は、受信部74およびタイミング制御部51を介して基
地局から受信されるパケットに含まれる衝突制御ビット
を取り込み(図3(4))、R/Nフラグの論理値が「1」
であり、かつパーシャルエコーPEフィールドの内容が
先行するタイムスロットTの期間に送信されたパケット
のCRCコードに等しいか否かを判別する(図3(5))。
【0038】さらに、プロセッサ52は、このような判
別の結果が「偽」である場合には、上述した先頭のパケ
ットを再送の対象として再送処理を起動する(図3
(6))。しかし、反対に上述した判定の結果が「真」であ
る場合には、プロセッサ52は、既述の「隣接ゾーン監
視処理」を起動する(図3(7))。なお、このような隣接
ゾーン監視処理の過程では、シンセサイザ部75の発振
周波数は、プロセッサ52およびタイミング制御部51
が行う制御の下で、後続するタイムスロットIの期間に
渡って電界強度や伝送品質を監視すべき隣接無線ゾーン
の無線チャネルに適合した値に設定され、さらに後続す
るタイムスロットの開始時点までに元の値に設定される
(図4)が、このような監視にかかわる各部の動作に
ついては、従来例と同じであるから、ここではその説明
を省略する。
【0039】また、プロセッサ52は、このようにして
隣接ゾーンにかかわる電界強度や伝送品質の監視を完了
すると、後続するタイムスロットTとそのタイムスロッ
トに後続するタイムスロットに ブロック転送の対象と
なる複数のパケットの内、上述した先頭のパケット以外
の全てのパケットを順次送出する(図3(8)、図4
)。なお、これらの残りのパケットの送出にかかわる
各部の動作については、従来例と同じであるから、ここ
ではその説明を省略する。
【0040】このように本実施形態によれば、ブロック
転送の対象となる複数のパケットの内、先頭のパケット
が送出されたタイムスロットTに後続するタイムスロッ
トIに期間には、所望の無線ゾーンについて電界強度や
伝送品質の計測が確実に行われる。したがって、これら
のパケットの内、残りのパケットの数とタイムスロット
の期間との積に等しい時間が無線伝送路の特性が変動す
る周期に比べて短い限り、そのブロック転送の完了後に
おける通話中チャネル切り替えが円滑にかつ効率的に行
われる。
【0041】図5は、請求項2、3に記載の実施形態の
動作フローチャートである。図において、図3に示す処
理と同じ処理については、同じ番号(1)〜(8)を付与して
示し、ここではその説明を省略する。図6は、請求項2
に記載の実施形態の動作タイミングチャートである。図
において、図4に示すタイミングや期間と同じものにつ
いては、同じ番号〜を付与して示し、ここではその
説明を省略する。
【0042】以下、図2、図5および図6を参照して、
請求項2に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説
明する。プロセッサ52は、ブロック転送の対象となる
複数のパケットを生成し、その時点に後続する直近のタ
イムスロットRを介して受信されたパケットに含まれる
I/Bフラグの論理値が「1」であるときには、これら
のパケットの内、最先に送出すべき先頭のパケットをタ
イミング制御部51、送信部73および送信アンテナ7
1を介して後続するタイムスロットTに送出し(図5(1)
〜(3)、図6、)、さらに後続するタイムスロット
R(図6)を介して基地局から受信されたパケットに
含まれる衝突制御ビットの内、R/Nフラグの論理値が
「1」であり、かつパーシャルエコーPEフィールドの
内容が先行するタイムスロットTの期間に送信されたパ
ケットのCRCコードに等しいことを認識する(図5(4)
〜(5))と、予め決められた無線チャネル設定制御の手順
の下で「隣接ゾーン監視処理」を起動する必要があるか
否かを判定する(図5(a))。
【0043】さらに、プロセッサ52は、このような判
定の結果が「真」である場合には、請求項1に記載の発
明に対応した実施形態と同様にして隣接ゾーン監視処理
を起動する(図5(7))が、反対に「偽」である場合に
は、後続するタイムスロットIの期間について、送信部
73、受信部74およびシンセサイザ部75に対する駆
動電力の供給をタイミング制御部51および電源制御部
76を介して規制する(図5(b)、図6)。
【0044】また、プロセッサ52は、さらに後続する
単一または複数のタイムスロットTに、ブロック転送の
対象となる複数のパケットの内、上述した第一のパケッ
ト以外の残りの全てのパケットを順次送出する(図5
(8)、図6)。このように本実施形態によれば、ブロ
ック転送の対象となる複数のパケットの内、先頭のパケ
ットが送出されたタイムスロットTに後続するタイムス
ロットIに期間について、何れかの無線ゾーンについて
も電界強度や伝送品質の計測が必要でない場合には、端
末装置の消費電力の内、大半を占める送信部73、受信
部74およびシンセサイザ部75の消費電力が無用に消
費されることが確実に回避される。
【0045】なお、上述した実施形態では、送信部7
3、受信部74およびシンセサイザ部75の全てについ
て駆動電力の供給が断続制御されているが、本発明はこ
のような構成に限定されず、タイムスロットIにおいて
所望の無線ゾーンの伝送品質を監視するために稼働する
構成要素であれば、如何なるものをその断続制御の対象
としてもよく、かつこのような構成要素の内、例えば、
シンセサイザ部75のように消費電力の大きいものに限
定してその対象とすることも可能である。
【0046】以下、図2、図4および図5を参照して請
求項3に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明
する。プロセッサ52は、請求項1、2に記載の発明に
対応した実施形態と同様にして、受信部74およびタイ
ミング制御部51を介して受信されたタイムスロットR
のパケットを取り込む(図5(1))と共に、そのパケット
の内容に含まれるI/Bフラグの論理値が「1」である
か否かを判別する(図5(2))。
【0047】さらに、プロセッサ52は、ブロック転送
の対象となる複数のパケットを生成すると、上述した判
別の結果を直近の先行するタイムスロットR(図6)
について取得し、その結果が「偽」である限りこれらの
パケットの送信を保留する。しかし、このような判別の
結果が「真」となったときには、プロセッサ52は、上
述したタイムスロットRを介して受信されたパケットに
含まれる残余のパケットの数mを取得し、その数mと
「3」との大小関係を判別する(図5(A))。
【0048】さらに、プロセッサ52は、前者が後者を
上回った場合には先頭のパケットの送信を保留するが、
反対に下回った場合と同数である場合とには、上述した
請求項1、2に記載の発明に対応した実施形態と同様に
して第一のパケットを送信する(図4、図5(3))と共
に、以下同様の手順に基づいて残りのパケットを送信す
る(図4〜、図5(4)〜(8)、(a)、(b)) 。
【0049】このように本実施形態によれば、基地局が
端末装置に向けてブロック転送している状態において、
そのブロック転送の対象となる残余のパケットの数が
「3」以下であるタイムスロットRに後続したタイムス
ロットTに、端末装置がブロック転送しようとする複数
のパケットの内、先頭のパケットが確実に送信される。
したがって、その先頭のパケットに後続するパケットが
送信されるタイムスロットTに先行するタイムスロット
Iの期間(図4)には、基地局はブロック転送を完了
して端末装置に向けて何ら送信すべき情報がない状態と
なるので、その端末装置は、基地局から到来する受信波
による干渉を受けることなく確実に隣接ゾーンの電界強
度や伝送品質を監視することができる。
【0050】また、端末装置は、基地局から自局宛に行
われているブロック転送が完了した後に、基地局に向け
てブロック転送すべき残りのパケットを送信することが
できるので、時間軸に沿って処理(負荷)の分散がはか
られ、かつブロック転送の過程では、下りの無線回線を
介して柔軟に基地局から制御情報を得ることが可能とな
る。
【0051】なお、上述した実施形態では、基地局が端
末装置宛に行うブロック転送を完了した後に、さらに端
末装置宛に送信あるいはブロック転送すべきパケットが
ないことを前提として説明がなされているが、本発明は
このような場合に限定されず、例えば、端末装置宛のブ
ロック転送を完了した後における最先のタイムスロット
Iについては基地局は如何なる場合にもパケットを送信
しない構成とすることにより、隣接ゾーンの電界強度や
伝送品質の監視をさらに確実に行うことを可能としても
よい。
【0052】
【発明の効果】上述したように請求項1に記載の発明で
は、複数のパケットの内、連続する複数のタイムスロッ
トに残りのパケットの送信が開始される前に所望の無線
ゾーンにかかわる伝送品質の監視が確実に行われるの
で、このような監視がその送信の終了後に改めて行われ
る従来例に比較して、自局の移行先の無線ゾーンの識別
が効率的に確度高く行われて通話中チャネル切り替えが
円滑に行われる。
【0053】請求項2に記載の発明では、無線インタフ
ェース手段の構成要素の内、所望の無線ゾーンにかかわ
る伝送品質の監視に供される部分にはその監視が必要で
あるときに限って駆動電力が供給されるので、消費電力
の節減がはかられて通話中チャネル切り替えの効率が高
く維持される。請求項3に記載の発明では、対向する無
線局から連続して受信される複数のパケットの残りの数
は、先頭のパケットが送信されるタイムスロットTに後
続するタイムスロットIの期間には確実に「0」となる
ので、そのタイムスロットIにおける所望の無線ゾーン
にかかわる伝送品質については、基地局から到来する受
信波による干渉を受けることなく確実に監視することが
可能となる。
【0054】また、その先頭のパケットに続く残りのパ
ケットについては、対向する無線局から自局宛に先行し
て行われている複数のパケットの送信が完了した後に確
実に送信されるので、処理量が時間領域で分散される。
したがって、これらの発明が適用された無線端末装置で
は、ハードウエアの構成に変更を加えることなくサービ
ス品質の向上と無線チャネルの有効利用とがはかられ、
性能が高められてランニングコストが削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
【図2】請求項1〜3に記載の発明に対応した実施形態
を示す図である。
【図3】請求項1に記載の実施形態の動作フローチャー
トである。
【図4】請求項1、3に記載の発明に対応した実施形態
の動作タイミングチャートである。
【図5】請求項2、3に記載の発明に対応した実施形態
の動作フローチャートである。
【図6】請求項2に記載の発明に対応した実施形態の動
作タイミングチャートである。
【図7】従来の端末装置の構成例を示す図である。
【図8】部分エコー付き空線制御方式を説明する図であ
る。
【図9】マルチフレーム構成およびフレーム構成を示す
図である。
【符号の説明】
11 無線インタフェース手段 13 先頭パケット送信手段 15 連送手段 17 無線回線監視手段 21 電力制御手段 31 残余パケット数検出手段 51,77 タイミング制御部 52,78 プロセッサ 71 送信アンテナ 72 受信アンテナ 73 送信部 74 受信部 75 シンセサイザ部 76 電源制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹間 智 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 須田 健二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信に供されるタイムスロットTと、対
    向する無線局がそのタイムスロットTの期間における何
    らかのパケットの正常な受信の可否と、その正常に受信
    されたパケットの識別情報と、後続するタイムスロット
    Tに対する送信の許否とを示すパケットを送信するタイ
    ムスロットRとに併せて、後続するタイムスロットIと
    がリサイクリックに配置されてなるマルチフレームの下
    で、これらのタイムスロットT、R、Iについて、期間
    を検出して送受すべきパケットの変復調を行う無線イン
    タフェース手段と、 宛先が同じである複数のパケットが与えられ、前記無線
    インタフェース手段によって復調された前記タイムスロ
    ットRのパケットに含まれる送信の許否が「真」を示す
    ときに、これらの複数のパケットの内、先頭のパケット
    をその無線インタフェース手段を介して後続するタイム
    スロットTに送信する先頭パケット送信手段と、 前記先頭パケット送信手段によって送信が行われたタイ
    ムスロットTに後続するタイムスロットRについて、前
    記無線インタフェース手段によって復調されたパケット
    に含まれる受信の可否と識別情報とがそれぞれ「真」と
    前記先頭のパケットとを示すときに、後続するタイムス
    ロットT以降の連続するタイムスロットに前記複数のパ
    ケットの内、前記先頭のパケットを除く残りのパケット
    をその無線インタフェース手段を介して送信する連送手
    段とを備えた無線端末装置において、 前記無線インタフェース手段によって前記期間が検出さ
    れたタイムスロットIの内、前記連送手段によって前記
    残りのパケットの送信が開始されるタイムスロットTに
    先行するタイムスロットIの期間に、無線チャネル設定
    制御の手順に基づいて決定される無線ゾーンの伝送品質
    を監視する無線回線監視手段を備えたことを特徴とする
    無線端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線端末装置におい
    て、 無線インタフェース手段によって期間が検出されたタイ
    ムスロットIの内、連送手段によって残りのパケットの
    送信が開始されるタイムスロットTに先行するタイムス
    ロットIの期間について、無線チャネル設定制御の手順
    に基づいて何れかの無線ゾーンの伝送品質の監視が必要
    か否かを判別し、その判別の結果が「偽」であるときに
    その無線インタフェース手段の内、その監視に供される
    部分に対する駆動電力の供給を規制する電力制御手段を
    備えたことを特徴とする無線端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の無線端
    末装置において、 無線インタフェース手段によって復調されたタイムスロ
    ットRのパケットを取り込み、そのパケットに含まれる
    残りのパケットの数を抽出する残余パケット数検出手段
    を備え、 先頭パケット送信手段には、 前記残余パケット数検出手段によって抽出された数と
    「3」との大小関係を判別し、前者が後者を超える期間
    に先頭のパケットの送信を差し控える手段を含むことを
    特徴とする無線端末装置。
JP7255110A 1995-10-02 1995-10-02 無線端末装置 Withdrawn JPH0998127A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7255110A JPH0998127A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 無線端末装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007026700A1 (ja) * 2005-08-29 2007-03-08 Kyocera Corporation タイムスロット制御方法、通信システム、通信装置、及び記憶媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007026700A1 (ja) * 2005-08-29 2007-03-08 Kyocera Corporation タイムスロット制御方法、通信システム、通信装置、及び記憶媒体
US8270386B2 (en) 2005-08-29 2012-09-18 Kyocera Corporation Time slot control method, communication system, communication apparatus, and storage medium

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