JPH0998038A - 線形化電力増幅装置 - Google Patents

線形化電力増幅装置

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JPH0998038A
JPH0998038A JP25503695A JP25503695A JPH0998038A JP H0998038 A JPH0998038 A JP H0998038A JP 25503695 A JP25503695 A JP 25503695A JP 25503695 A JP25503695 A JP 25503695A JP H0998038 A JPH0998038 A JP H0998038A
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JP
Japan
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signal
output
envelope
envelope signal
amplifier
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JP25503695A
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Inventor
Hidekazu Nakanishi
英一 中西
Tetsuo Onodera
哲雄 小野寺
Masaharu Abe
正治 阿部
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成で小型化、低コスト化に貢献する
線形化電力増幅装置を提供する。 【解決手段】 発振器(1)から発生した搬送波信号は
直交変調器(2)に入力される。直交変調器(2)には
I,Qベースバンド信号が入力される。この変調器
(2)の変調波はゲイン可変増幅器(5)を介して飽和
特性をもった電力増幅器(6)に入力される。電力増幅
器(6)の出力は信号分配器(7)に入力され、出力端
子(OUT)から線形化された変調波が出力される。信
号分配器(7)の結合出力は検波器(9)を経て包絡線
信号(S2)として取り出され、比較器(10)のー方
の入力端子に供給される。ベースバンド信号生成部(1
1)は、ベースバンド信号から基準包絡線信号(S2)
を生成して、比較器(10)の他方の入力端子に出力す
る。比較器(10)での比較結果(ΔS)は、ゲイン可
変増幅器(5)のゲイン可変端子に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯無線機器等
に使用される包絡線帰還型の線形化電力増幅装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、セルラ方式の自動車電話等におい
ても、ディジタル化が進んでいる。このようなディジタ
ルセルラ電話システムにおいては、限られた周波数を有
効に利用するという観点から、狭帯域線形変調の無線方
式が採用されている。例えば、北米や日本で採用されて
いるディジタルセルラ電話システムは、λ/4シフトD
QPSΚ(Differentially Encoded Quadrature Phase S
hift Keying)変調方式となっている。この種の線形変調
においては、送信される変調波はその位相成分のみなら
ず振幅成分にも情報を含んでいる。従って、位相成分と
ともに振幅成分をも忠実に再現できる線形電力増幅装置
が必須の技術となるのである。
【0003】図2は、λ/4シフトDQPSK変調方式
による変調波の包絡線が変動する状態を示す図である。
ここでは、変調波の包絡線信号は、例えばシンボル時間
間隔Tで約20dB以上に渡って瞬時変動しており、平
均値に対して約3dBのピークファクタを持っている。
尚、ディジタルセルラでは、送信信号の多重化の方法と
してTDMA(時分割多重アクセス)方式が採用されて
おり、同じく北米方式では図3に示すように1/3時間
だけバースト的に送信することで多重化が図られてい
る。
【0004】このような線形変調波を、非線形の、例え
ば飽和特性を有するアンプを通過させると、その振幅成
分が消失するとともに、図4に示すように、スペクトラ
ムの拡がりが発生する。この送信電力スペクトラムの拡
がりは、隣接して使用されるチャンネルに対する妨害を
防止するため厳しく制限されており、この隣接チャンネ
ルへの漏洩電力レベルはできるだけ低く押さえる必要が
ある。
【0005】一方、一般に無線装置の最終段の電力増幅
装置は、線形性が良いだけでなくて、無線周波数への電
力変換効率(以下、効率と略記する。)も良くなければ
ならない。無線機における大部分の消費電力は、この電
力増幅装置で消費され、この電力増幅装置の効率が無線
機の使用可能時間を左右することになるからである。本
来、効率と線形性は電力増幅装置にとっては相反する要
請なのであるが、近年このような要請を満たす、以下の
ような包絡線帰還型の線形化電力増幅装置の技術が開発
されつつある。
【0006】図5は、従来の包絡線帰還型の線形化電力
増幅装置の構成を示すブロック図である。これは、図6
に示すような入力出力特性を持つ飽和した電力増幅器の
非線形性を改善する方法の1つである。すなわち、飽和
型の増幅器は一般に効率が良く、この効率の良い増幅器
を、以下に説明する線形化作用により理想特性に近づけ
ることにより、効率と線形性とを両立させようという技
術思想に基づくものである。
【0007】以下、図5に基づいて、まず電力増幅装置
の構成について説明する。発振器1により発生した搬送
波信号は変調器、例えば直交変調器2に入力される。直
交変調器2には変調ベースバンド信号も入力される。変
調器に直交変調器2を用いた場合には、I, Q信号が入
力される。この変調器出力、即ち変調波はドライバ増幅
器3で所定のレベルまで増幅され、その後、第1の信号
分配器4を経てゲイン可変増幅器5に入力され、さらに
飽和特性をもった電力増幅器(PA)6に入力される。
電力増幅器6の出力は第2の信号分配器7に入力され、
線形化された変調波が出力端子OUTに出力される。こ
こで、2つの信号分配器4、7の結合出力は、それぞれ
第1の検波器8と第2の検波器9を経て包絡線信号S
1、S2として取り出され、比較器10の2つの入力端
子に入力される。比較器10の出力はゲイン可変増幅器
5のゲイン可変端子に入力される。
【0008】つぎに、この電力増幅装置の動作を説明す
る。この場合、直交変調器2から出力された変調波信号
は、先に説明したように瞬時振幅変動を有しており、こ
の振幅成分を忠実に増幅することが必要である。また上
記電力増幅器6は、図6のような非線形特性を持ってい
る飽和型アンプとする。
【0009】第1の検波器8と第2の検波器9は、それ
ぞれ前述の変調波の振幅成分である包絡線信号を生成す
る。すなわち、第1の検波器8からは電力増幅器6によ
る振幅歪みが発生していない変調波の包絡線信号S1が
出力され、第2の検波器9からは、電力増幅器6によっ
て振幅歪みを受けた後の変調波の包絡線信号S2が出力
される。なお、ドライバ増幅器3は、第1の検波器8に
包絡線信号S1を出力するのに十分な電力レベルを得る
ために設置されている。また、電力増幅器6がその飽和
特性のために、包絡線信号S2は、例えばピーク成分が
詰まった信号波形(図4(b)参照)となっている。
【0010】この図5に示す従来のシステムでは、2つ
の包絡線信号S1とS2とを比較器10で比較して、誤
差信号を出力するとともに、誤差信号をゲイン可変増幅
器5に帰還することにより、飽和型増幅器における歪み
成分を補償するように動作する。すなわち、包絡線信号
S1は図6の実線にて示す理想信号となっていても、包
絡線信号S2は図6の破線のような非線形性に基づく歪
み成分を有する。そこで、比較器10に包絡線信号S1
を刻々と時間変化する基準信号として入力することによ
って、この基準信号S1に基づいて包絡線信号S2のフ
ィードバックループにおける線形化作用が実現される。
電力増幅器6の飽和特性によって、例えば包絡線信号S
2が目標信号レベル(S1)より小さくなった場合に
は、比較器10の出力がゲイン可変増幅器5のゲインを
増加させ、電力増幅器6の出力を増加させて、包絡線信
号S2の信号レベルを大きくする。その結果として、電
力増幅器6の非線形特性が改善されて、線形化が行なわ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここでは上記包絡線信
号S2のフィードバックループが、変調波信号の振幅変
動帯域にて十分なループ利得を有していれば、変調波信
号の瞬時変動に追従した線形化が確実に実行される。し
かし、上記電力増幅装置の構成ではその回路が複雑、か
つ大規模になり、携帯電話機等に適用するうえで、回路
のコンパクトさ、及び製造コストの点で問題があった。
【0012】具体的には、第1に図5に示した従来装置
は、必要な基本機能のみ記してあって、実際には更にフ
ィードバックループの特性を最適化するために、信号レ
ベルを合わせる回路が必要になる。第2の問題は、検波
器8によって振幅歪みの少ない包絡線信号S1を得るた
めには、信号分配器4でかなり高い信号レベル(例え
ば、+10dBm)を確保する必要があり、送信系全体
の電力レベルを設定するレベルダイヤに無駄が生じる。
例えば、一旦信号分配器4の入力側で+10dBmのレ
ベルまで増幅した信号レベルを後段回路でのレベルダイ
ヤに適合させるためには、再び大幅に減衰させなければ
ならないという無駄が生じる。
【0013】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、簡素な構成で小型化、低コスト
化に貢献する線形化電力増幅装置を提供することを目的
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る線形化電
力増幅装置は、互いに直交するベースバンド信号によっ
て生成される時間変動する包絡線成分を含む変調信号
を、所定の電力レベルまで線形増幅する包絡線帰還型の
線形化電力増幅装置において、ゲイン可変機能を有する
電力増幅手段と、前記電力増幅手段の出力を検波して包
絡線信号を出力する検波手段と、前記ベースバンド信号
から基準包絡線信号を生成する信号生成手段と、前記検
波手段から出力される包絡線信号と前記基準包絡線信号
とを比較することによって前記電力増幅手段で生じる前
記変調信号の振幅歪みに応じた誤差信号を出力する比較
手段とを備えている。
【0015】したがって、前記誤差信号に基づいて前記
電力増幅手段のゲイン設定を行ない、前記振幅歪みを補
償することができる。
【0016】請求項2の線形化電力増幅装置は、前記信
号生成手段が、前記ベースバンド信号を演算処理するこ
とによって前記基準包絡線信号を生成するものである。
【0017】請求項3の線形化電力増幅装置は、前記検
波手段から出力される包絡線信号及び前記基準包絡線信
号を対数変換して前記比較手段に出力する対数変換手段
を備えている。
【0018】請求項4の線形化電力増幅装置は、前記基
準包絡線信号の生成、及びその対数変換を演算処理によ
って実行するものである。
【0019】請求項5の線形化電力増幅装置は、前記信
号生成手段をディジタルシグナルプロセッサによって構
成した。したがって、前記請求項2または請求項4にお
ける演算処理をディジタルで実行することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明の実施の形態を説明する。
【0021】実施の形態1 図1には、この発明の第1の実施の形態である線形化電
力増幅装置のブロック図を示す。ここでは、従来方式と
同じ機能部分は同じ符号を付して、重複する説明を省略
している。以下、図1の装置の構成について説明する。
【0022】発振器1から発生した搬送波信号は直交変
調器2に入力される。直交変調器2にはI,Qベースバ
ンド信号が入力される。この変調器2の出力、即ち変調
波はゲイン可変増幅器5を介して飽和特性をもった電力
増幅器6に入力される。電力増幅器6の出力は信号分配
器7に入力され、出力端子OUTから線形化された変調
波が出力される。信号分配器7の結合出力は検波器9を
経て第2の包絡線信号S2として取り出され、比較器1
0のー方の入力端子に供給される。比較器10での比較
結果ΔSは、ゲイン可変増幅器5のゲイン可変端子に供
給される。
【0023】次に、本発明の特徴であるベースバンド信
号生成部11につき説明する。
【0024】ベースバンド信号生成部11は、AD変換
器11a、DSP(ディジタルシグナルプロセッシン
グ)の演算処理部11bと、3組のDA変換器11c、
11e、11g及び低域フィルタ(LPF)11d、1
1f、11hとからなり、これらはCPU部11iによ
り制御されている。ベースバンド信号生成部11は、外
部からの音声信号やその他のアナログデータ信号が入力
されて、適切な符号化演算処理が施された後、変調のた
めにI,Q信号が生成される。I,Q信号は、DA変換
器11c、11eでそれぞれアナログ信号に変換され、
変換ノイズがLPF11d、11fによって除去された
後、直交変調器2に入力される。本発明ではさらに、こ
のベースバンド信号生成部11に包絡線信号発生用のD
A変換器11gとLPF11hをも備えていることに特
徴がある。ここから得られた包絡線信号S1は、比較器
10のもうひとつの入力端子に供給される。比較器10
の出力信号ΔSはゲイン可変増幅器5のゲイン可変端子
に入力される。
【0025】次に、図1の装置の動作について説明す
る。本発明においては、線形化の際に基準信号とされる
基準包絡線信号S1を、ベースバンド信号生成部11に
おけるディジタル演算により生成していることに特徴が
ある。すなわち、ベースバンド信号生成部11ではDS
P演算処理部11bの演算処理によりI,Q信号を生成
するとともに、このI,Q信号を演算処理することによ
って基準包絡線信号S1を生成し、DA変換器11gか
ら出力する。したがって、基準包絡線信号S1を生成す
るために、信号取出し手段や、検波器なしに十分なレベ
ルで非常に正確な包絡線信号が簡単に得られる。また、
DSP演算処理部11bでの演算処理により基準包絡線
信号S1を得ることができるので、従来方式のものと違
って、送信信号系のレベルダイヤは単純で無駄のない設
計が可能となる。
【0026】このようにして電力増幅器6で増幅された
変調波の包絡線成分である信号S2は、従来例と同じよ
うに、比較器10において前述のベースバンド信号生成
部11から得られた基準包絡線信号S1と比較され、誤
差信号ΔSとしてゲイン可変増幅器5に帰還され、電力
増幅によって生じた包絡線信号の振幅歪みを確実に補償
できる。
【0027】本発明によれば、ベースバンド信号生成部
11のDSP演算処理部11bにより基準包絡線信号S
1を生成することによって、極めて正確な包絡線信号が
得られるとともに、無線機器の送信信号系レベルダイヤ
の構成を単純化して、電力増幅装置の小型化、低消費電
力化が実現できる効果を奏する。
【0028】実施の形態2 図7には、さらに別の改善を施した本発明の第2の実施
の形態を示す。第1の実施の形態(図1)との比較にお
いて、この線形化電力増幅装置の改善点を説明する。こ
の装置の構成では、比較器10の2つの入力端子にそれ
ぞれ第1の対数変換器12、第2の対数変換器13を付
加している点に特徴がある。
【0029】このような構成の電力増幅装置は、2つの
包絡線信号S1、S2を比較する際のダイナミックレン
ジを大きくとれるところに特徴がある。すなわち、それ
ぞれ包絡線信号S1、S2の対数変換によって、その振
幅変化の大きな信号成分が圧縮されることにより、比較
器10における線形化動作を精度良く実行できる。
【0030】このように改善された線形化電力増幅装置
では、従来装置や、更には第1の実施の形態と比較して
も、取り扱い可能な包絡線信号のダイナミックレンジが
格段に大きくとれる。また、比較器(オペアンプ)の入
力信号オフセットや、温度変化による入出力バランスの
変動の影響を受けにくくなる。さらに、2つの対数変換
器12、13を単一ICとして構成すれば、変換特性を
揃えることができるので、比較器10における比較動作
はより正確になる。
【0031】図8には、ベースバンド信号生成部11の
機能ブロック構成を示している。I,Q信号生成部1
4、包絡線信号生成部15は、いずれもDSP演算処理
部11bでの演算処理である。ベースバンド信号生成部
11ではー般に、すべての処理がソフトウエアプログラ
ムに基づいた演算によって実行されるため、実際に図8
のような動作を行なう回路が必ずしも実態的に存在する
必要はなく、ここではそれらの機能を示していることに
注意する。
【0032】なお、図7において、包絡線信号を一旦、
アナログ信号に変換してから、対数変換しているが、D
SP演算処理部11bで対数変換処理を行ってから、D
A変換を行うように構成できることは言うまでもない。
また、図1、図7において、ゲイン可変増幅器5を無く
して、電力増幅器6に誤差信号ΔSが帰還される構成と
しても良い。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0034】請求項1の発明によれば、ベースバンド信
号から基準包絡線信号を生成する信号生成手段を設けた
ので、無線機器の送信信号系レベルダイヤの構成を単純
化して、電力増幅装置の小型化、低消費電力化が実現で
きる。
【0035】請求項2の発明によれば、信号生成手段で
はベースバンド信号を演算処理することによって基準包
絡線信号を生成しているので、極めて正確な包絡線信号
が得られる。
【0036】請求項3の発明によれば、検波手段から出
力される包絡線信号及び基準包絡線信号を対数変換して
比較手段に出力する対数変換手段を備えたので、取り扱
い可能な包絡線信号のダイナミックレンジを大きくとれ
る。また、比較器(オペアンプ)の入力信号オフセット
や、温度変化による入出力バランスの変動の影響を受け
にくくなる。
【0037】請求項4の発明によれば、基準包絡線信号
の生成、及びその対数変換を演算処理によって実行する
ようにしたので、送信信号系のレベルダイヤは単純で無
駄のない設計が可能となる。
【0038】請求項5の発明によれば、信号生成手段を
ディジタルシグナルプロセッサによって構成したので、
演算処理をディジタルで実行して、簡素な構成で小型
化、低コスト化に貢献する線形化電力増幅装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】 λ/4シフトDQPSK変調方式における変
調波の包絡線を示す図である。
【図3】 1/3時間だけバースト的に送信している状
態を示す図である。
【図4】 飽和アンプを通過した線形変調波の振幅成分
の消失と、そのスペクトラムの拡がりを示す図である。
【図5】 従来の包絡線帰還型の線形化電力増幅装置を
示すブロック図である。
【図6】 飽和した電力増幅装置の非線形性の改善方法
を示す図である。
【図7】 別の改善を施した実施の形態を示すブロック
図である。
【図8】 図1、又は図7のベースバンド信号生成部の
機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 発振器、2 直交変調器、3 ドライバ増幅器、4
第1の信号分配器、5 ゲイン可変増幅器、6 電力
増幅器、7 第2の信号分配器、8 第1の検波器、9
第2の検波器、10 比較器、11 ベースバンド信
号生成部、12第1の対数変換器、13 第2の対数変
換器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに直交するベースバンド信号によっ
    て生成される時間変動する包絡線成分を含む変調信号
    を、所定の電力レベルまで線形増幅する包絡線帰還型の
    線形化電力増幅装置において、 ゲイン可変機能を有する電力増幅手段と、 前記電力増幅手段の出力を検波して包絡線信号を出力す
    る検波手段と、 前記ベースバンド信号から基準包絡線信号を生成する信
    号生成手段と、 前記検波手段から出力される包絡線信号と前記基準包絡
    線信号とを比較することによって前記電力増幅手段で生
    じる前記変調信号の振幅歪みに応じた誤差信号を出力す
    る比較手段とを備え、 前記誤差信号に基づいて前記電力増幅手段のゲイン設定
    を行ない、前記振幅歪みを補償することを特徴とする線
    形化電力増幅装置。
  2. 【請求項2】 前記信号生成手段は、前記ベースバンド
    信号を演算処理することによって前記基準包絡線信号を
    生成することを特徴とする請求項1に記載の線形化電力
    増幅装置。
  3. 【請求項3】 前記検波手段から出力される包絡線信号
    及び前記基準包絡線信号を対数変換して前記比較手段に
    出力する対数変換手段を備えたことを特徴とする請求項
    1、又は請求項2のいずれかに記載の線形化電力増幅装
    置。
  4. 【請求項4】 前記基準包絡線信号の生成、及びその対
    数変換を演算処理によって実行することを特徴とする請
    求項3に記載の線形化電力増幅装置。
  5. 【請求項5】 前記信号生成手段をディジタルシグナル
    プロセッサによって構成し、前記請求項2または請求項
    4における演算処理をディジタルで実行することを特徴
    とする線形化電力増幅装置。
JP25503695A 1995-10-02 1995-10-02 線形化電力増幅装置 Withdrawn JPH0998038A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015052803A1 (ja) * 2013-10-09 2015-04-16 三菱電機株式会社 電力増幅器

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