JPH0997303A - 光学式情報読取装置 - Google Patents
光学式情報読取装置Info
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- JPH0997303A JPH0997303A JP7253641A JP25364195A JPH0997303A JP H0997303 A JPH0997303 A JP H0997303A JP 7253641 A JP7253641 A JP 7253641A JP 25364195 A JP25364195 A JP 25364195A JP H0997303 A JPH0997303 A JP H0997303A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】多段型二次元バーコードに対応する像を二
次元イメージセンサ部の結像面12a に結像させ、前記像
の濃淡に応じた濃淡信号を各読取画素Peごとで分担して
作成する。前記濃淡信号が二値化される。その後、同一
列上の連続する加算行数m分の読取画素Peで構成された
画素群PEにおいて、二値データが加算される。多段型二
次元バーコードの識別は、加算結果に基づいて実行され
る。 【効果】1つの読取画素Peにスポット等が影響している
場合でも、画素群PE内の他の複数の読取画素Peで前記影
響を分散しているので、バーコードの識別は前記スポッ
ト等の影響を排除したデータで実行できる。したがっ
て、バーコードを正確に識別できる。そのため、高性能
な光学式情報読取装置とすることができる。
次元イメージセンサ部の結像面12a に結像させ、前記像
の濃淡に応じた濃淡信号を各読取画素Peごとで分担して
作成する。前記濃淡信号が二値化される。その後、同一
列上の連続する加算行数m分の読取画素Peで構成された
画素群PEにおいて、二値データが加算される。多段型二
次元バーコードの識別は、加算結果に基づいて実行され
る。 【効果】1つの読取画素Peにスポット等が影響している
場合でも、画素群PE内の他の複数の読取画素Peで前記影
響を分散しているので、バーコードの識別は前記スポッ
ト等の影響を排除したデータで実行できる。したがっ
て、バーコードを正確に識別できる。そのため、高性能
な光学式情報読取装置とすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読取面に記録され
た一次元バーコードおよび二次元バーコード等の読取対
象である情報を光学的に読み取るための光学式情報読取
装置に関する。より詳細には、二次元イメージセンサを
用いて情報を光学的に読み取るための光学式情報読取装
置に関する。
た一次元バーコードおよび二次元バーコード等の読取対
象である情報を光学的に読み取るための光学式情報読取
装置に関する。より詳細には、二次元イメージセンサを
用いて情報を光学的に読み取るための光学式情報読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、販売店等で普及しているPOS(P
oint Of Sales)システム、工場等で普及している物流管
理システム等では、通常、バーコードが記録されたバー
コードラベルを製品に添付し、前記バーコードを光学的
に読み取ることにより製品の在庫管理等が行われてい
る。
oint Of Sales)システム、工場等で普及している物流管
理システム等では、通常、バーコードが記録されたバー
コードラベルを製品に添付し、前記バーコードを光学的
に読み取ることにより製品の在庫管理等が行われてい
る。
【0003】バーコードは、幅が変化するバー(黒い
線)およびスペース(白い空白部分)の各エレメントが
一次元的に配列されたもので、前記バー/スペースの配
列パターンによって文字,数字等の情報を表現してい
る。バーコードの読取りは、次のようにして行われる。
すなわち、バーコードに対応する像を一次元イメージセ
ンサに結像させ、この結像させた像を当該像の濃淡に応
じた二値データに変換する。そして、この変換された二
値データに基づいて、バー/スペースの配列パターンを
判定する。その結果、バーコードが識別される。
線)およびスペース(白い空白部分)の各エレメントが
一次元的に配列されたもので、前記バー/スペースの配
列パターンによって文字,数字等の情報を表現してい
る。バーコードの読取りは、次のようにして行われる。
すなわち、バーコードに対応する像を一次元イメージセ
ンサに結像させ、この結像させた像を当該像の濃淡に応
じた二値データに変換する。そして、この変換された二
値データに基づいて、バー/スペースの配列パターンを
判定する。その結果、バーコードが識別される。
【0004】一次元イメージセンサは、図7(a) に示す
ように、複数(たとえば1024個)の読取画素Prが一次
元的に配列されたものである。読取画素Prは、光学倍
率を考慮して、たとえば縦200(μm) ×横14( μm) の
サイズを有する縦長形状のものである。一次元イメージ
センサの読取画素Prがこのような縦長な形状をしてい
るのは、バーコードにスポットやボイドが存在する場合
に発生するおそれのある読取不能や誤読を防止するため
である。
ように、複数(たとえば1024個)の読取画素Prが一次
元的に配列されたものである。読取画素Prは、光学倍
率を考慮して、たとえば縦200(μm) ×横14( μm) の
サイズを有する縦長形状のものである。一次元イメージ
センサの読取画素Prがこのような縦長な形状をしてい
るのは、バーコードにスポットやボイドが存在する場合
に発生するおそれのある読取不能や誤読を防止するため
である。
【0005】すなわち、バーコードには、図7(b) に示
すように、スペースSにインクや汚れ等が付着してスポ
ットSpが発生したり、バーBに白い擦れたようなボイ
ドBdが発生したりする。このような場合、バーBが1
本増えたり減ったりして読取不能となったり、バー/ス
ペースの配列パターンを他のバーコードのものと誤読す
るおそれがある。
すように、スペースSにインクや汚れ等が付着してスポ
ットSpが発生したり、バーBに白い擦れたようなボイ
ドBdが発生したりする。このような場合、バーBが1
本増えたり減ったりして読取不能となったり、バー/ス
ペースの配列パターンを他のバーコードのものと誤読す
るおそれがある。
【0006】一方、前記一次元イメージセンサでは、読
取画素Prが縦長なので、スポット等の影響は読取画素
Prの一部にしか及ばない。したがって、読取画素Pr
の全体から見ると、スポットSp等がバー/スペースの
配列パターンの判定に影響することはほとんどない。と
ころで、バーコードには、前記一次元バーコードが行方
向に複数段配列された多段型二次元バーコードという種
類がある。この多段型二次元バーコードは、表現可能な
情報量が一次元バーコードに比べて非常に多いものであ
る。
取画素Prが縦長なので、スポット等の影響は読取画素
Prの一部にしか及ばない。したがって、読取画素Pr
の全体から見ると、スポットSp等がバー/スペースの
配列パターンの判定に影響することはほとんどない。と
ころで、バーコードには、前記一次元バーコードが行方
向に複数段配列された多段型二次元バーコードという種
類がある。この多段型二次元バーコードは、表現可能な
情報量が一次元バーコードに比べて非常に多いものであ
る。
【0007】多段型二次元バーコードの読取りには、た
とえば前記一次元イメージセンサを用いることが考えら
れる。しかしながら、多段型二次元バーコードを一次元
イメージセンサで読み取るためには、まず、各段ごとに
一次元バーコードを読み取り、その後その読取結果を組
み合わせる必要がある。したがって、非常に非効率的で
ある。そのため、多段型二次元バーコードの読取りに
は、いわゆる二次元イメージセンサが用いられる場合が
多い。
とえば前記一次元イメージセンサを用いることが考えら
れる。しかしながら、多段型二次元バーコードを一次元
イメージセンサで読み取るためには、まず、各段ごとに
一次元バーコードを読み取り、その後その読取結果を組
み合わせる必要がある。したがって、非常に非効率的で
ある。そのため、多段型二次元バーコードの読取りに
は、いわゆる二次元イメージセンサが用いられる場合が
多い。
【0008】二次元イメージセンサは、図7(c) に示す
ように、多段型二次元バーコード全体の像を結像できる
視野を有し、複数の読取画素Peが行方向Gおよび列方
向Rに二次元的に配列されたものである。読取画素Pe
は、光学倍率を考慮して、たとえば縦10( μm) ×横10
( μm) のサイズを有する略正方形状のものである。二
次元イメージセンサは、前述のように、多段型二次元バ
ーコード全体の像を結像できる視野を有している。した
がって、多段型二次元バーコードを1回で読み取ること
ができる。
ように、多段型二次元バーコード全体の像を結像できる
視野を有し、複数の読取画素Peが行方向Gおよび列方
向Rに二次元的に配列されたものである。読取画素Pe
は、光学倍率を考慮して、たとえば縦10( μm) ×横10
( μm) のサイズを有する略正方形状のものである。二
次元イメージセンサは、前述のように、多段型二次元バ
ーコード全体の像を結像できる視野を有している。した
がって、多段型二次元バーコードを1回で読み取ること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記二
次元イメージセンサでは、前記スポットSp等がバーコ
ードの読取りに影響するおそれがある。より詳述する
と、たとえばスペースS等にスポットSpが生じている
場合、前記スポットSp等は、たとえば図7(d) に示す
ように、二次元イメージセンサの読取画素Peの全体に
影響する。これは、二次元イメージセンサの読取画素P
eが一次元イメージセンサの読取画素Prに比べて小さ
いためである。したがって、たとえば読取画素Pesで
は、本来なら白に対応する二値データに変換されるはず
なのに、黒に近い色に対応する二値データに変換され
る。そのため、バー/スペースの配列パターンの判定を
誤るおそれがある。
次元イメージセンサでは、前記スポットSp等がバーコ
ードの読取りに影響するおそれがある。より詳述する
と、たとえばスペースS等にスポットSpが生じている
場合、前記スポットSp等は、たとえば図7(d) に示す
ように、二次元イメージセンサの読取画素Peの全体に
影響する。これは、二次元イメージセンサの読取画素P
eが一次元イメージセンサの読取画素Prに比べて小さ
いためである。したがって、たとえば読取画素Pesで
は、本来なら白に対応する二値データに変換されるはず
なのに、黒に近い色に対応する二値データに変換され
る。そのため、バー/スペースの配列パターンの判定を
誤るおそれがある。
【0010】このように、前記二次元イメージセンサで
は、スポットSp等の影響を受けやすく、バー/スペー
スの配列パターンの判定を誤るおそれがあるので、読取
不能になったり誤読するおそれがある。そこで、本発明
の目的は、上述の技術的課題を解決し、読取対象である
バーコード等の情報を二次元イメージセンサで読み取る
場合、その読取結果からスポット等の影響を排除するこ
とができる光学式情報読取装置を提供することである。
は、スポットSp等の影響を受けやすく、バー/スペー
スの配列パターンの判定を誤るおそれがあるので、読取
不能になったり誤読するおそれがある。そこで、本発明
の目的は、上述の技術的課題を解決し、読取対象である
バーコード等の情報を二次元イメージセンサで読み取る
場合、その読取結果からスポット等の影響を排除するこ
とができる光学式情報読取装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の光学式情報読取装置は、読取面に記録された
読取対象の全体の像を結像できる視野を有し、複数の読
取画素が行方向および列方向に二次元的に配列された結
像面を備え、この結像面に結像される像の濃淡に応じた
濃淡信号を前記各読取画素ごとに分担して作成するため
の二次元イメージセンサ部と、前記読取対象の全体の像
を前記二次元イメージセンサ部に備えられている結像面
に結像させる結像手段と、前記二次元イメージセンサ部
の各読取画素で作成される濃淡信号のうち、同一列上の
連続する複数行分の読取画素で作成される濃淡信号を互
いに加算するための加算手段と、この加算手段での加算
結果に基づいて、前記読取対象を識別するための識別手
段とを含むことを特徴とする。
の本発明の光学式情報読取装置は、読取面に記録された
読取対象の全体の像を結像できる視野を有し、複数の読
取画素が行方向および列方向に二次元的に配列された結
像面を備え、この結像面に結像される像の濃淡に応じた
濃淡信号を前記各読取画素ごとに分担して作成するため
の二次元イメージセンサ部と、前記読取対象の全体の像
を前記二次元イメージセンサ部に備えられている結像面
に結像させる結像手段と、前記二次元イメージセンサ部
の各読取画素で作成される濃淡信号のうち、同一列上の
連続する複数行分の読取画素で作成される濃淡信号を互
いに加算するための加算手段と、この加算手段での加算
結果に基づいて、前記読取対象を識別するための識別手
段とを含むことを特徴とする。
【0012】この構成では、二次元イメージセンサ部の
各読取画素で作成される読取対象に対応する濃淡信号の
うち、同一列上の連続する複数行分の読取画素で作成さ
れる濃淡信号が互いに加算され、この加算結果に基づい
て読取対象が識別される。このように、1つの読取画素
に及ぶおそれのあるスポット等の影響を同一列上の他の
読取画素で分散して吸収した上で、読取対象の識別を行
っている。そのため、読取結果からスポット等の影響を
排除することができる。
各読取画素で作成される読取対象に対応する濃淡信号の
うち、同一列上の連続する複数行分の読取画素で作成さ
れる濃淡信号が互いに加算され、この加算結果に基づい
て読取対象が識別される。このように、1つの読取画素
に及ぶおそれのあるスポット等の影響を同一列上の他の
読取画素で分散して吸収した上で、読取対象の識別を行
っている。そのため、読取結果からスポット等の影響を
排除することができる。
【0013】なお、前記読取対象としては、たとえば一
次元バーコード、多段型二次元バーコード等が考えられ
る。また、前記結像手段としては、たとえば光を照射す
るための光源と、この光源から照射される光を読取面に
記録された読取対象に照射した場合、その反射光を前記
結像面に結像させるためのレンズ系と、を含むものが考
えられる。
次元バーコード、多段型二次元バーコード等が考えられ
る。また、前記結像手段としては、たとえば光を照射す
るための光源と、この光源から照射される光を読取面に
記録された読取対象に照射した場合、その反射光を前記
結像面に結像させるためのレンズ系と、を含むものが考
えられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の第1実施形態が適用されたバーコード読取装置の電
気的構成を示す概略ブロック図である。このバーコード
読取装置は、読取面であるバーコードラベル1に記録さ
れた読取対象であるバーコード2を光学的に読み取るた
めのものである。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の第1実施形態が適用されたバーコード読取装置の電
気的構成を示す概略ブロック図である。このバーコード
読取装置は、読取面であるバーコードラベル1に記録さ
れた読取対象であるバーコード2を光学的に読み取るた
めのものである。
【0015】このバーコード読取装置では、図2に示す
多段型二次元バーコードが読取対象とされている。より
詳述すると、多段型二次元バーコードは、図2に示すよ
うに、バー(黒い線)3およびスペース(白い空白部
分)4の各エレメントが一次元的に配列された一次元バ
ーコードを行方向Gに複数段配列した構成となってい
る。この多段型二次元バーコードは、バー/スペースの
配列パターンに加えて、配列した一次元バーコードの種
類によって文字や数字等の情報を表現している。すなわ
ち、通常の一次元バーコードに比べて表現可能な情報量
が非常に多い。
多段型二次元バーコードが読取対象とされている。より
詳述すると、多段型二次元バーコードは、図2に示すよ
うに、バー(黒い線)3およびスペース(白い空白部
分)4の各エレメントが一次元的に配列された一次元バ
ーコードを行方向Gに複数段配列した構成となってい
る。この多段型二次元バーコードは、バー/スペースの
配列パターンに加えて、配列した一次元バーコードの種
類によって文字や数字等の情報を表現している。すなわ
ち、通常の一次元バーコードに比べて表現可能な情報量
が非常に多い。
【0016】図1に戻って、このバーコード読取装置に
は、光を照射するための光源10が備えられている。光
源10には、LED(発光ダイオード)や半導体レーザ
等が適用可能である。バーコード2を読み取る場合に
は、この光源10から照射される光をバーコード2に向
けて照射する。これにより、バーコード2の濃淡に応じ
た光が乱反射する。この乱反射した光は、レンズ系11
を介して二次元イメージセンサ部12に入射する。その
結果、前記バーコード2の像が二次元イメージセンサ部
12の結像面12aに結像される。
は、光を照射するための光源10が備えられている。光
源10には、LED(発光ダイオード)や半導体レーザ
等が適用可能である。バーコード2を読み取る場合に
は、この光源10から照射される光をバーコード2に向
けて照射する。これにより、バーコード2の濃淡に応じ
た光が乱反射する。この乱反射した光は、レンズ系11
を介して二次元イメージセンサ部12に入射する。その
結果、前記バーコード2の像が二次元イメージセンサ部
12の結像面12aに結像される。
【0017】このように、この実施形態では、前記光源
10およびレンズ系11が結像手段として機能する。二
次元イメージセンサ部12は、たとえばCCD(電荷結
合素子)イメージセンサで構成されたもので、バーコー
ド2の全体の像を結像できる視野を有するものである。
二次元イメージセンサ部12には、前述のように、結像
面12aが備えられている。この結像面12aは、図3
に示すように、行方向Gおよび列方向Rに二次元的に配
列された複数の読取画素Peで構成されている。読取画
素Peは、たとえば縦10( μm) ×横10( μm) のサイ
ズを有する略正方形状のもので、フォトトランジスタ等
の光電変換素子で構成されている。
10およびレンズ系11が結像手段として機能する。二
次元イメージセンサ部12は、たとえばCCD(電荷結
合素子)イメージセンサで構成されたもので、バーコー
ド2の全体の像を結像できる視野を有するものである。
二次元イメージセンサ部12には、前述のように、結像
面12aが備えられている。この結像面12aは、図3
に示すように、行方向Gおよび列方向Rに二次元的に配
列された複数の読取画素Peで構成されている。読取画
素Peは、たとえば縦10( μm) ×横10( μm) のサイ
ズを有する略正方形状のもので、フォトトランジスタ等
の光電変換素子で構成されている。
【0018】二次元イメージセンサ部12の結像面12
aにバーコード2に対応する像が結像されると、各読取
画素Peでは、当該読取画素Pe上に結像された像の濃
淡に応じた電気信号(以下「濃淡信号」という)が作成
される。具体的には、バー3(図2参照)に対応する像
が結像された場合には相対的に低いレベルの濃淡信号が
作成され、スペース4(図2参照)に対応する像が結像
された場合には相対的に高いレベルの濃淡信号が作成さ
れる。また、バー3のエッジに対応する像が結像される
場合には、バー3の読取画素Peに対する面積占有率に
比例したレベルの濃淡信号が作成される。
aにバーコード2に対応する像が結像されると、各読取
画素Peでは、当該読取画素Pe上に結像された像の濃
淡に応じた電気信号(以下「濃淡信号」という)が作成
される。具体的には、バー3(図2参照)に対応する像
が結像された場合には相対的に低いレベルの濃淡信号が
作成され、スペース4(図2参照)に対応する像が結像
された場合には相対的に高いレベルの濃淡信号が作成さ
れる。また、バー3のエッジに対応する像が結像される
場合には、バー3の読取画素Peに対する面積占有率に
比例したレベルの濃淡信号が作成される。
【0019】読取画素Peで作成される濃淡信号は、結
像面12aの任意の行の先頭の読取画素Peから行の末
尾の読取画素Peに向かって順に出力され、末尾の読取
画素Peで作成される濃淡信号が出力された後は、次の
行の先頭の読取画素Peにおいて作成される濃淡信号が
出力される。読取画素Peから出力された濃淡信号は、
波形整形部13に与えられる。
像面12aの任意の行の先頭の読取画素Peから行の末
尾の読取画素Peに向かって順に出力され、末尾の読取
画素Peで作成される濃淡信号が出力された後は、次の
行の先頭の読取画素Peにおいて作成される濃淡信号が
出力される。読取画素Peから出力された濃淡信号は、
波形整形部13に与えられる。
【0020】波形整形部13は、フィルタ等で構成され
たもので、前記出力された濃淡信号に含まれるノイズ成
分を除去して波形整形するためのものである。具体的に
は、濃淡信号は平滑化される。波形整形された濃淡信号
は、二値化部14に与えられる。二値化部14では、前
記濃淡信号が所定のしきい値XTH1 で二値化される。そ
の結果、前記濃淡信号は、ハイレベルまたはローレベル
のいずれかの状態を示す二値データに変換される。具体
的には、バー3に対応する濃淡信号はローレベルの二値
データに変換され、スペース4に対応する濃淡信号はハ
イレベルの二値データに変換される。この二値データ
は、バッファ15に与えられる。
たもので、前記出力された濃淡信号に含まれるノイズ成
分を除去して波形整形するためのものである。具体的に
は、濃淡信号は平滑化される。波形整形された濃淡信号
は、二値化部14に与えられる。二値化部14では、前
記濃淡信号が所定のしきい値XTH1 で二値化される。そ
の結果、前記濃淡信号は、ハイレベルまたはローレベル
のいずれかの状態を示す二値データに変換される。具体
的には、バー3に対応する濃淡信号はローレベルの二値
データに変換され、スペース4に対応する濃淡信号はハ
イレベルの二値データに変換される。この二値データ
は、バッファ15に与えられる。
【0021】すべての読取画素Peから出力される二値
データがバッファ15に保持されると、図示しない制御
部は、同一列上の連続する行数(以下「加算行数」とい
う)m(たとえばm=10。ただし、一次元バーコードの
バーの長さに対応する行数を上限とする。)に含まれる
複数の読取画素Pe(以下「画素群PE」という)のア
ドレスを指定しつつバッファ15に読出クロックを与え
る。
データがバッファ15に保持されると、図示しない制御
部は、同一列上の連続する行数(以下「加算行数」とい
う)m(たとえばm=10。ただし、一次元バーコードの
バーの長さに対応する行数を上限とする。)に含まれる
複数の読取画素Pe(以下「画素群PE」という)のア
ドレスを指定しつつバッファ15に読出クロックを与え
る。
【0022】すなわち、図3において、まず、画素群P
E11,・・,PE1k,・・PE1nの順にアドレスが指定
され、次いで画素群PE21,・・・,PE2k,・・,P
E2nの順にアドレスが指定され、以下同様に指定され
て、バッファ15に読出クロックが与えられる。その結
果、各画素群PEごとに順次二値データ群が読み出され
る。読み出された画素群PEに対応する二値データ群
は、加算部16に与えられる。
E11,・・,PE1k,・・PE1nの順にアドレスが指定
され、次いで画素群PE21,・・・,PE2k,・・,P
E2nの順にアドレスが指定され、以下同様に指定され
て、バッファ15に読出クロックが与えられる。その結
果、各画素群PEごとに順次二値データ群が読み出され
る。読み出された画素群PEに対応する二値データ群
は、加算部16に与えられる。
【0023】加算部16では、前記読み出された画素群
PEに対応する二値データ群が互いに加算される。具体
的には、画素群PEに対応する二値データ群のうちハイ
レベルの数がカウントされる。その結果、1つの画素群
PEに対して1つの加算結果が対応付けられる。加算部
16における加算結果は、認識処理部16に与えられ
る。
PEに対応する二値データ群が互いに加算される。具体
的には、画素群PEに対応する二値データ群のうちハイ
レベルの数がカウントされる。その結果、1つの画素群
PEに対して1つの加算結果が対応付けられる。加算部
16における加算結果は、認識処理部16に与えられ
る。
【0024】このように、加算部16では、1つの画素
群PEに対して1つの加算結果が対応付けられる。した
がって、加算結果が与えられる認識処理部16では、列
方向に連続する各画素群PEを1つの行を構成する各読
取画素として扱うことができる。この第1実施形態で
は、この1つの画素群PEを1つの読取画素として扱う
点が特徴となっている。
群PEに対して1つの加算結果が対応付けられる。した
がって、加算結果が与えられる認識処理部16では、列
方向に連続する各画素群PEを1つの行を構成する各読
取画素として扱うことができる。この第1実施形態で
は、この1つの画素群PEを1つの読取画素として扱う
点が特徴となっている。
【0025】次に、画素群PEに対応する二値データ群
を互いに加算する理由について説明する。バーコード2
には、図4(a) に示すように、バー3に白いボイドBd
が存在したり、図4(b) に示すように、スペース4に黒
いスポットSpが存在したりする場合がある。このよう
な場合、前記スポットSp等を含む像が結像される読取
画素Pesには、不正確な二値データが対応することに
なる。
を互いに加算する理由について説明する。バーコード2
には、図4(a) に示すように、バー3に白いボイドBd
が存在したり、図4(b) に示すように、スペース4に黒
いスポットSpが存在したりする場合がある。このよう
な場合、前記スポットSp等を含む像が結像される読取
画素Pesには、不正確な二値データが対応することに
なる。
【0026】ここで、読取画素Peをそのまま読取画素
として扱うことを考えると、前記不正確な二値データは
排除されないままとなる。したがって、このような不正
確な二値データに基づいて、バー/スペースの配列パタ
ーンを判定すると、誤判定するおそれがある。これに対
して、複数の読取画素Peで構成する画素群PEを1つ
の読取画素として扱う場合には、前記読取画素Pesに
対応する不正確な二値データは、加算結果に吸収される
ことになる。すなわち、前記スポットSp等は、画素群
PEに対応する各二値データのうちの一部だけなので、
その影響をほとんど無視することができる。
として扱うことを考えると、前記不正確な二値データは
排除されないままとなる。したがって、このような不正
確な二値データに基づいて、バー/スペースの配列パタ
ーンを判定すると、誤判定するおそれがある。これに対
して、複数の読取画素Peで構成する画素群PEを1つ
の読取画素として扱う場合には、前記読取画素Pesに
対応する不正確な二値データは、加算結果に吸収される
ことになる。すなわち、前記スポットSp等は、画素群
PEに対応する各二値データのうちの一部だけなので、
その影響をほとんど無視することができる。
【0027】このように、複数の読取画素Peで構成す
る画素群PEを1つの読取画素として扱うことにより、
スポットSp等の影響をほとんど無視することができ
る。そのため、画素群PEに対応する二値データ群を互
いに加算することとしている。なお、前述のように、画
素群PE単位でバッファ15から二値データを読み出
し、この読み出された二値データを加算部16で加算す
る代わりに、たとえば加算部16にバッファを備えてお
き、バッファ15からいわゆるインタレース方式で二値
データを読み出し、この読み出された二値データを加算
部16のバッファに保持し、このバッファに保持された
二値データを画素群PE単位で加算するようにしてもよ
い。
る画素群PEを1つの読取画素として扱うことにより、
スポットSp等の影響をほとんど無視することができ
る。そのため、画素群PEに対応する二値データ群を互
いに加算することとしている。なお、前述のように、画
素群PE単位でバッファ15から二値データを読み出
し、この読み出された二値データを加算部16で加算す
る代わりに、たとえば加算部16にバッファを備えてお
き、バッファ15からいわゆるインタレース方式で二値
データを読み出し、この読み出された二値データを加算
部16のバッファに保持し、このバッファに保持された
二値データを画素群PE単位で加算するようにしてもよ
い。
【0028】また、たとえば二次元イメージセンサ部1
2から出力される濃淡信号を二値化でなくA/D(アナ
ログ/ディジタル)変換することとし、その結果を記憶
しておき、この記憶された結果を画素群PE単位で平均
化し、その結果得られる平均値を前記加算結果に代えて
用いるようにしてもよい。図1に戻って、認識処理部1
6は、前記加算結果が与えられると、この与えられた加
算結果を所定のしきい値XTH2 によってさらに二値化す
る。その結果、1つの画素群PEに対して1つの二値デ
ータが対応付けられる。
2から出力される濃淡信号を二値化でなくA/D(アナ
ログ/ディジタル)変換することとし、その結果を記憶
しておき、この記憶された結果を画素群PE単位で平均
化し、その結果得られる平均値を前記加算結果に代えて
用いるようにしてもよい。図1に戻って、認識処理部1
6は、前記加算結果が与えられると、この与えられた加
算結果を所定のしきい値XTH2 によってさらに二値化す
る。その結果、1つの画素群PEに対して1つの二値デ
ータが対応付けられる。
【0029】次に、さらに二値化する理由について説明
する。加算部16で取得される加算結果は、前述のよう
に、画素群PEに対応する二値データ群の中のハイレベ
ルの数に相当する。したがって、通常では、画素群PE
に対応する各二値データは通常すべて共通のレベルなの
で、前記加算結果はmまたは0となる。一方、画素群P
Eに対応する各二値データの中には、スポットSp等の
影響によって、他の二値データとは異なるレベルのもの
がある。したがって、前記加算結果は、必ずしもmまた
は0とはならずに、m−1や1となる場合がある。そこ
で、このスポットSp等の影響を排除するため、前記加
算結果をさらに二値化することとしている。
する。加算部16で取得される加算結果は、前述のよう
に、画素群PEに対応する二値データ群の中のハイレベ
ルの数に相当する。したがって、通常では、画素群PE
に対応する各二値データは通常すべて共通のレベルなの
で、前記加算結果はmまたは0となる。一方、画素群P
Eに対応する各二値データの中には、スポットSp等の
影響によって、他の二値データとは異なるレベルのもの
がある。したがって、前記加算結果は、必ずしもmまた
は0とはならずに、m−1や1となる場合がある。そこ
で、このスポットSp等の影響を排除するため、前記加
算結果をさらに二値化することとしている。
【0030】以上のようにして二値化した結果得られる
二値データは、認識処理部17に備えられているバッフ
ァ(図示せず)に順次保持される。認識処理部17で
は、このバッファに保持された二値データに基づいて、
バーコード2の識別処理が実行される。次に、このバー
コード2の識別処理について詳述する。
二値データは、認識処理部17に備えられているバッフ
ァ(図示せず)に順次保持される。認識処理部17で
は、このバッファに保持された二値データに基づいて、
バーコード2の識別処理が実行される。次に、このバー
コード2の識別処理について詳述する。
【0031】認識処理部17では、バッファにすべての
二値データが保持されると、この保持されている二値デ
ータに基づいて、まず、多段型二次元バーコードの各段
を構成する一次元バーコードのバー/スペースの配列パ
ターンを判定し、その後この判定された配列パターンを
組み合わせて最終的な多段型二次元バーコードを識別す
る。
二値データが保持されると、この保持されている二値デ
ータに基づいて、まず、多段型二次元バーコードの各段
を構成する一次元バーコードのバー/スペースの配列パ
ターンを判定し、その後この判定された配列パターンを
組み合わせて最終的な多段型二次元バーコードを識別す
る。
【0032】ここで、画素群PEを構成する読取画素P
eの数(加算行数m)がバー3の長さの整数分の1に対
応する数である場合には、効率の観点から、一次元バー
コードのバー/スペースの配列パターンの判定に先立
ち、前処理が行われる。すなわち、加算行数mがバー3
の長さの整数分の1に対応する数である場合、一次元バ
ーコードは、行方向に配列された複数の画素群PEで構
成されていると考えることができる。一方、一次元バー
コードには行方向に情報は含まれていないので、各行の
画素群PEでバー/スペースの配列パターンの判定を行
うのは、非効率的である。そのため、前処理として、い
ずれかの行の画素群PEが代表として決定される。いず
れの行の画素群PEを代表とするかは任意に決定可能で
ある。
eの数(加算行数m)がバー3の長さの整数分の1に対
応する数である場合には、効率の観点から、一次元バー
コードのバー/スペースの配列パターンの判定に先立
ち、前処理が行われる。すなわち、加算行数mがバー3
の長さの整数分の1に対応する数である場合、一次元バ
ーコードは、行方向に配列された複数の画素群PEで構
成されていると考えることができる。一方、一次元バー
コードには行方向に情報は含まれていないので、各行の
画素群PEでバー/スペースの配列パターンの判定を行
うのは、非効率的である。そのため、前処理として、い
ずれかの行の画素群PEが代表として決定される。いず
れの行の画素群PEを代表とするかは任意に決定可能で
ある。
【0033】バー/スペースの配列パターンの判定は、
メモリ(図示せず)に記憶されている対応テーブルを参
照して実行される。メモリには、一次元バーコードの種
類と二値データのビットパターンとの対応関係、および
多段型二次元バーコードと一次元バーコードの組合わせ
パターンとの対応関係、が記憶されている。まず、前記
バッファに保持されている、1つの行を構成する画素群
PEにそれぞれ対応する二値データのビットパターンが
前記メモリに記憶されているビットパターンのうちのい
ずれかに該当するかが判定される。その結果、該当する
ビットパターンがあれば、その該当するビットパターン
に対応する一次元バーコードが読み取られた多段型二次
元バーコードのいずれかの段を構成する一次元バーコー
ドであると識別される。
メモリ(図示せず)に記憶されている対応テーブルを参
照して実行される。メモリには、一次元バーコードの種
類と二値データのビットパターンとの対応関係、および
多段型二次元バーコードと一次元バーコードの組合わせ
パターンとの対応関係、が記憶されている。まず、前記
バッファに保持されている、1つの行を構成する画素群
PEにそれぞれ対応する二値データのビットパターンが
前記メモリに記憶されているビットパターンのうちのい
ずれかに該当するかが判定される。その結果、該当する
ビットパターンがあれば、その該当するビットパターン
に対応する一次元バーコードが読み取られた多段型二次
元バーコードのいずれかの段を構成する一次元バーコー
ドであると識別される。
【0034】そして、このような識別処理を多段型二次
元バーコードを構成する他の一次元バーコードについて
すべて行う。その後、識別された各一次元バーコードを
組み合わせ、前記メモリに記憶されている対応テーブル
を参照することにより、この組合わせ結果に該当する組
合わせがメモリに記憶されているかが判定される。その
結果、該当する組合わせがあれば、その組合わせに対応
する多段型二次元バーコードが読み取られた多段型二次
元バーコードであると識別される。
元バーコードを構成する他の一次元バーコードについて
すべて行う。その後、識別された各一次元バーコードを
組み合わせ、前記メモリに記憶されている対応テーブル
を参照することにより、この組合わせ結果に該当する組
合わせがメモリに記憶されているかが判定される。その
結果、該当する組合わせがあれば、その組合わせに対応
する多段型二次元バーコードが読み取られた多段型二次
元バーコードであると識別される。
【0035】識別結果は、図外の制御部に与えられ、制
御部において前記識別された多段型二次元バーコードが
表現している情報が認識される。これにより、多段型二
次元バーコードの読取りが達成される。以上のように第
1実施形態のバーコード読取装置によれば、同一列上の
連続する加算行数mに含まれる画素群PEを1つの読取
画素として扱っているので、スポット等の影響が排除さ
れた二値データをバー/スペースの配列パターンの判定
に用いることができる。したがって、バー/スペースの
配列パターンを正確に判定できる。そのため、多段型二
次元バーコードを正確に識別できる。
御部において前記識別された多段型二次元バーコードが
表現している情報が認識される。これにより、多段型二
次元バーコードの読取りが達成される。以上のように第
1実施形態のバーコード読取装置によれば、同一列上の
連続する加算行数mに含まれる画素群PEを1つの読取
画素として扱っているので、スポット等の影響が排除さ
れた二値データをバー/スペースの配列パターンの判定
に用いることができる。したがって、バー/スペースの
配列パターンを正確に判定できる。そのため、多段型二
次元バーコードを正確に識別できる。
【0036】なお、この第1実施形態のバーコード読取
装置では、読取対象として多段型二次元バーコードを採
用した場合を例にとって説明しているが、読取対象とし
て一次元バーコードを採用してもよいことはもちろんで
ある。図5は、本発明が第2実施形態の光学式情報読取
装置の電気的構成を示すブロック図である。この図5に
おいて、前記図1と同じ機能部分については同一の参照
符号を使用する。
装置では、読取対象として多段型二次元バーコードを採
用した場合を例にとって説明しているが、読取対象とし
て一次元バーコードを採用してもよいことはもちろんで
ある。図5は、本発明が第2実施形態の光学式情報読取
装置の電気的構成を示すブロック図である。この図5に
おいて、前記図1と同じ機能部分については同一の参照
符号を使用する。
【0037】前記第1実施形態の二次元イメージセンサ
部12では、濃淡信号は各読取画素Peごとに順次出力
されるのに対して、この第2実施形態の二次元イメージ
センサ部12では、2行分の濃淡信号を並列に、かつ同
時に出力できる、という点に特徴がある。また、前記第
1実施形態では、読取対象としてバーコード2を採用し
ているのに対して、この第2実施形態では、読取対象と
してバーコード2はもちろん、文字およびマトリクス型
二次元バーコードも採用している、という点に特徴があ
る。すなわち、この第2実施形態では、形式の異なる情
報を単一の装置で読み取ることができる。
部12では、濃淡信号は各読取画素Peごとに順次出力
されるのに対して、この第2実施形態の二次元イメージ
センサ部12では、2行分の濃淡信号を並列に、かつ同
時に出力できる、という点に特徴がある。また、前記第
1実施形態では、読取対象としてバーコード2を採用し
ているのに対して、この第2実施形態では、読取対象と
してバーコード2はもちろん、文字およびマトリクス型
二次元バーコードも採用している、という点に特徴があ
る。すなわち、この第2実施形態では、形式の異なる情
報を単一の装置で読み取ることができる。
【0038】図6は、前記マトリクス型二次元バーコー
ドの構成を示す図である。マトリクス型二次元バーコー
ドは、図6に示すように、白黒のマス目状のもので、こ
のマス目の配列パターンによって種々の情報が表現され
る。次に、図5を参照して、この第2実施形態の光学式
情報読取装置の構成について説明する。
ドの構成を示す図である。マトリクス型二次元バーコー
ドは、図6に示すように、白黒のマス目状のもので、こ
のマス目の配列パターンによって種々の情報が表現され
る。次に、図5を参照して、この第2実施形態の光学式
情報読取装置の構成について説明する。
【0039】この第2実施形態の二次元イメージセンサ
部12には、第1出力部20および第2出力部21が備
えられている。第1出力部20は、二次元イメージセン
サ部12の結像面12aの奇数行目の各読取画素Peで
作成された濃淡信号を出力するためのものである。ま
た、第2出力部21は、二次元イメージセンサ部12の
結像面12aの偶数行目の各読取画素Peで作成された
濃淡信号を出力するためのものである。二次元イメージ
センサ部12では、前記第1出力部20および第2出力
部21から濃淡信号が並列に、かつ同時に出力される。
出力される各濃淡信号はそれぞれ波形整形部22a,2
2bに与えられる。
部12には、第1出力部20および第2出力部21が備
えられている。第1出力部20は、二次元イメージセン
サ部12の結像面12aの奇数行目の各読取画素Peで
作成された濃淡信号を出力するためのものである。ま
た、第2出力部21は、二次元イメージセンサ部12の
結像面12aの偶数行目の各読取画素Peで作成された
濃淡信号を出力するためのものである。二次元イメージ
センサ部12では、前記第1出力部20および第2出力
部21から濃淡信号が並列に、かつ同時に出力される。
出力される各濃淡信号はそれぞれ波形整形部22a,2
2bに与えられる。
【0040】各波形整形部22a,22bでは、前述と
同様に、前記濃淡信号が平滑化される。各波形整形部2
2a,22bで平滑化された濃淡信号は、加算部23に
それぞれ並列に与えられ、各列ごとにアナログ的に加算
される。その結果、行方向の2つの読取画素Peで構成
された画素群PEに1つの濃淡信号を対応付けることが
できる。すなわち、前記画素群PEを1つの読取画素と
して扱うことができる。これにより、たとえ1つの読取
画素PeにスポットSp等が影響していても、その影響
を排除できる確率を高めることができる。
同様に、前記濃淡信号が平滑化される。各波形整形部2
2a,22bで平滑化された濃淡信号は、加算部23に
それぞれ並列に与えられ、各列ごとにアナログ的に加算
される。その結果、行方向の2つの読取画素Peで構成
された画素群PEに1つの濃淡信号を対応付けることが
できる。すなわち、前記画素群PEを1つの読取画素と
して扱うことができる。これにより、たとえ1つの読取
画素PeにスポットSp等が影響していても、その影響
を排除できる確率を高めることができる。
【0041】その後、加算された濃淡信号は二値化部2
4において二値化され、二値データが作成される。作成
された二値データは、第1認識処理部25に与えられ、
第1認識処理部25に備えられているバッファ(図示せ
ず)に保持される。第1認識処理部25には、一次元バ
ーコード処理部25aおよび多段型二次元バーコード処
理部25bが備えられている。各処理部25a,25b
では、前記バッファに二値データが保持された後、それ
ぞれ並列に処理が実行される。
4において二値化され、二値データが作成される。作成
された二値データは、第1認識処理部25に与えられ、
第1認識処理部25に備えられているバッファ(図示せ
ず)に保持される。第1認識処理部25には、一次元バ
ーコード処理部25aおよび多段型二次元バーコード処
理部25bが備えられている。各処理部25a,25b
では、前記バッファに二値データが保持された後、それ
ぞれ並列に処理が実行される。
【0042】一次元バーコード処理部25aでは、前記
第1実施形態で説明した方法と同様に、一次元バーコー
ドのバー/スペースの配列パターンの判定が実行され
る。その結果、前記配列パターンが判定され、かつバッ
ファに一次元バーコードに対応する二値データしか保持
されていないとの条件が満足された場合には、読み取ら
れた情報は一次元バーコードであると判断され、そのま
ま一次元バーコードの識別が実行される。そして、その
識別結果が図示しない制御部に与えられる。一方、前記
条件が満足されない場合には、読み取られた情報は一次
元バーコードではないと判断され、読取不能を示す結果
が図示しない制御部に与えられる。
第1実施形態で説明した方法と同様に、一次元バーコー
ドのバー/スペースの配列パターンの判定が実行され
る。その結果、前記配列パターンが判定され、かつバッ
ファに一次元バーコードに対応する二値データしか保持
されていないとの条件が満足された場合には、読み取ら
れた情報は一次元バーコードであると判断され、そのま
ま一次元バーコードの識別が実行される。そして、その
識別結果が図示しない制御部に与えられる。一方、前記
条件が満足されない場合には、読み取られた情報は一次
元バーコードではないと判断され、読取不能を示す結果
が図示しない制御部に与えられる。
【0043】多段型二次元バーコード処理部25bで
も、前記一次元バーコード処理部25aと同様に、一次
元バーコードのバー/スペースの配列パターンの判定が
実行される。その結果、前記配列パターンが判定され、
かつバッファに一次元バーコードに対応する二値データ
以上の二値データが保持されているとの条件が満足され
た場合には、読み取られた情報は多段型二次元バーコー
ドであると判断され、前記配列パターンの判定処理を各
段ごとに繰り返した後、多段型二次元バーコードの識別
が実行され、その結果が制御部に与えられる。一方、前
記条件が満足されない場合には、読み取られた情報は多
段型二次元バーコードではないと判断され、読取不能を
示す結果が図示しない制御部に与えられる。
も、前記一次元バーコード処理部25aと同様に、一次
元バーコードのバー/スペースの配列パターンの判定が
実行される。その結果、前記配列パターンが判定され、
かつバッファに一次元バーコードに対応する二値データ
以上の二値データが保持されているとの条件が満足され
た場合には、読み取られた情報は多段型二次元バーコー
ドであると判断され、前記配列パターンの判定処理を各
段ごとに繰り返した後、多段型二次元バーコードの識別
が実行され、その結果が制御部に与えられる。一方、前
記条件が満足されない場合には、読み取られた情報は多
段型二次元バーコードではないと判断され、読取不能を
示す結果が図示しない制御部に与えられる。
【0044】前記各波形整形部22a,22bから出力
される連続する各行に対応する濃淡信号はまた、2つの
二値化部26a,26bにそれぞれ与えられる。二値化
部26a,26bでは、前述のように、前記濃淡信号が
二値化される。その結果、作成された各二値データは、
第2認識処理部27に与えられ、図示しないバッファに
保持される。
される連続する各行に対応する濃淡信号はまた、2つの
二値化部26a,26bにそれぞれ与えられる。二値化
部26a,26bでは、前述のように、前記濃淡信号が
二値化される。その結果、作成された各二値データは、
第2認識処理部27に与えられ、図示しないバッファに
保持される。
【0045】第2認識処理部27には、文字認識処理部
27aおよびマトリクス型二次元バーコード処理部27
bが備えられている。この各処理部27a,27bにお
いても、前記バッファに二値データが保持された後、そ
れぞれ並列に処理が実行される。文字認識処理部27a
では、前記バッファに保持されている二値データに基づ
いて、文字切出しが実行され、この切り出された文字が
識別される。文字が識別されると、その識別結果が制御
部に与えられる。一方、文字の切出しまたは文字の識別
が不能となった場合には、識別不能を示す結果が制御部
に与えられる。
27aおよびマトリクス型二次元バーコード処理部27
bが備えられている。この各処理部27a,27bにお
いても、前記バッファに二値データが保持された後、そ
れぞれ並列に処理が実行される。文字認識処理部27a
では、前記バッファに保持されている二値データに基づ
いて、文字切出しが実行され、この切り出された文字が
識別される。文字が識別されると、その識別結果が制御
部に与えられる。一方、文字の切出しまたは文字の識別
が不能となった場合には、識別不能を示す結果が制御部
に与えられる。
【0046】なお、文字切出しは、たとえば特開昭62-2
81084 号公報、特開昭63-82588号公報、特開昭63-85993
号公報、特開昭63-89989号公報、特開昭63-129485 号公
報、および特開昭63-216188 号公報に開示されている。
また、文字識別は、たとえば特公昭63-26915号公報に開
示されている。マトリクス型二次元バーコード処理部2
7bでは、前記バッファに保持されている二値データに
画像処理が施され、その特徴が抽出される。たとえば、
前記図6に示したマトリクス型二次元バーコードの場合
では、図面に対して左辺から底辺に至るL字型の輪郭が
抽出される。その結果、マトリクス型二次元バーコード
が識別されると、その識別結果が制御部に与えられる。
一方、識別不能になると、識別不能を示す結果が制御部
に与えられる。
81084 号公報、特開昭63-82588号公報、特開昭63-85993
号公報、特開昭63-89989号公報、特開昭63-129485 号公
報、および特開昭63-216188 号公報に開示されている。
また、文字識別は、たとえば特公昭63-26915号公報に開
示されている。マトリクス型二次元バーコード処理部2
7bでは、前記バッファに保持されている二値データに
画像処理が施され、その特徴が抽出される。たとえば、
前記図6に示したマトリクス型二次元バーコードの場合
では、図面に対して左辺から底辺に至るL字型の輪郭が
抽出される。その結果、マトリクス型二次元バーコード
が識別されると、その識別結果が制御部に与えられる。
一方、識別不能になると、識別不能を示す結果が制御部
に与えられる。
【0047】制御部では、前記一次元バーコード処理部
25a、多段型二次元バーコード処理部25b、文字識
別処理部27aおよびマトリクス型二次元バーコード処
理部27bから出力される結果に基づき、読み取られた
情報が一次元バーコード、多段型二次元バーコード、文
字およびマトリクス型二次元バーコードのうちいずれで
あるかが判断され、その結果に応じて情報が認識され
る。
25a、多段型二次元バーコード処理部25b、文字識
別処理部27aおよびマトリクス型二次元バーコード処
理部27bから出力される結果に基づき、読み取られた
情報が一次元バーコード、多段型二次元バーコード、文
字およびマトリクス型二次元バーコードのうちいずれで
あるかが判断され、その結果に応じて情報が認識され
る。
【0048】以上のようにこの第2実施形態の光学式情
報読取装置によれば、2行分の濃淡信号を並列に、かつ
同時に出力して処理を実行しているので、各読取画素P
eごとに出力する場合に比べて、処理の高速化を図るこ
とができる。また、形式の異なる情報を単一の装置で読
み取ることができるので、この光学式情報読取装置をよ
り高性能なものとすることができる。
報読取装置によれば、2行分の濃淡信号を並列に、かつ
同時に出力して処理を実行しているので、各読取画素P
eごとに出力する場合に比べて、処理の高速化を図るこ
とができる。また、形式の異なる情報を単一の装置で読
み取ることができるので、この光学式情報読取装置をよ
り高性能なものとすることができる。
【0049】本発明の実施の形態の説明は以上のとおり
であるが、本発明は上述の実施形態に限定されるもので
はない。たとえば上記第2実施形態では、2行分の濃淡
信号を並列に、かつ同時に出力する二次元イメージセン
サ部12を採用した場合を例にとって説明しているが、
たとえば2行分の濃淡信号を加算し、その結果を並列
に、かつ同時に出力するフィールド蓄積方式の二次元イ
メージセンサ部12を採用してもよい。この構成によれ
ば、二次元イメージセンサ部12の出力をそのまま認識
処理に用いることができるので、構成の簡素化を図るこ
とができる。
であるが、本発明は上述の実施形態に限定されるもので
はない。たとえば上記第2実施形態では、2行分の濃淡
信号を並列に、かつ同時に出力する二次元イメージセン
サ部12を採用した場合を例にとって説明しているが、
たとえば2行分の濃淡信号を加算し、その結果を並列
に、かつ同時に出力するフィールド蓄積方式の二次元イ
メージセンサ部12を採用してもよい。この構成によれ
ば、二次元イメージセンサ部12の出力をそのまま認識
処理に用いることができるので、構成の簡素化を図るこ
とができる。
【0050】その他本発明の範囲内で種々の設計変更を
施すことは可能である。
施すことは可能である。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の光学式情報読取装
置によれば、同一列上の連続する所定行分の読取画素で
作成される濃淡信号を加算し、この加算結果に基づいて
読取対象を識別することとしているので、1つの読取画
素に及ぶおそれのあるスポット等の影響を同一列上の他
の読取画素で分散した上で、読取対象の識別を行ってい
ると言える。したがって、読取結果からスポット等の影
響を排除することができる。そのため、読取対象を正確
に識別することができる。よって、より高性能な光学式
情報読取装置を得ることができる。
置によれば、同一列上の連続する所定行分の読取画素で
作成される濃淡信号を加算し、この加算結果に基づいて
読取対象を識別することとしているので、1つの読取画
素に及ぶおそれのあるスポット等の影響を同一列上の他
の読取画素で分散した上で、読取対象の識別を行ってい
ると言える。したがって、読取結果からスポット等の影
響を排除することができる。そのため、読取対象を正確
に識別することができる。よって、より高性能な光学式
情報読取装置を得ることができる。
【図1】本発明の第1実施形態が適用されたバーコード
読取装置の電気的構成を示す概略ブロック図である。
読取装置の電気的構成を示す概略ブロック図である。
【図2】前記バーコード読取装置における読取対象であ
る多段型二次元バーコードを示す図である。
る多段型二次元バーコードを示す図である。
【図3】前記バーコード読取装置の一部を構成する結像
面の構成を説明するための図である。
面の構成を説明するための図である。
【図4】同一列上の連続する加算行数m分の二値データ
を加算する理由について説明するための図である。
を加算する理由について説明するための図である。
【図5】本発明の第2実施形態の光学式情報読取装置の
電気的構成を示す概略ブロック図である。
電気的構成を示す概略ブロック図である。
【図6】第2実施形態の光学式情報読取装置における読
取対象の一部であるマトリクス型二次元バーコードを示
す図である。
取対象の一部であるマトリクス型二次元バーコードを示
す図である。
【図7】従来技術および発明が解決しようとする課題を
説明するための図である。このうち、図7(a) は一次元
イメージセンサを示す図、図7(b) は一次元イメージセ
ンサにおけるスポット等の影響を説明するための図、図
7(c) は二次元イメージセンサを示す図、図7(d) は二
次元イメージセンサにおけるスポット等の影響を説明す
るための図である。
説明するための図である。このうち、図7(a) は一次元
イメージセンサを示す図、図7(b) は一次元イメージセ
ンサにおけるスポット等の影響を説明するための図、図
7(c) は二次元イメージセンサを示す図、図7(d) は二
次元イメージセンサにおけるスポット等の影響を説明す
るための図である。
1 バーコードラベル 2 バーコード 3 バー 4 スペース 10 光源 11 レンズ系 12 二次元イメージセンサ部 12a 結像面 16 加算部 17 認識処理部 Pe 読取画素 PE 画素群
Claims (1)
- 【請求項1】読取面に記録された読取対象の全体の像を
結像できる視野を有し、複数の読取画素が行方向および
列方向に二次元的に配列された結像面を備え、この結像
面に結像される像の濃淡に応じた濃淡信号を前記各読取
画素ごとに分担して作成するための二次元イメージセン
サ部と、 前記読取対象の全体の像を前記二次元イメージセンサ部
に備えられている結像面に結像させる結像手段と、 前記二次元イメージセンサ部の各読取画素で作成される
濃淡信号のうち、同一列上の連続する複数行分の読取画
素で作成される濃淡信号を互いに加算するための加算手
段と、 この加算手段での加算結果に基づいて、前記読取対象を
識別するための識別手段とを含むことを特徴とする光学
式情報読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7253641A JPH0997303A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 光学式情報読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7253641A JPH0997303A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 光学式情報読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0997303A true JPH0997303A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17254163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7253641A Pending JPH0997303A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 光学式情報読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0997303A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004094551A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Fujitsu Ltd | 画像コード化装置、方法及びプログラム |
JP2007102386A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Nidec Sankyo Corp | シンボル情報読取方法及びシンボル情報読取装置 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7253641A patent/JPH0997303A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004094551A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Fujitsu Ltd | 画像コード化装置、方法及びプログラム |
US7430326B2 (en) | 2002-08-30 | 2008-09-30 | Fujitsu Limited | Image encoding apparatus, method and program |
JP2007102386A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Nidec Sankyo Corp | シンボル情報読取方法及びシンボル情報読取装置 |
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