JPH0996565A - 画像記録用カラーチャート - Google Patents

画像記録用カラーチャート

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JPH0996565A
JPH0996565A JP25211695A JP25211695A JPH0996565A JP H0996565 A JPH0996565 A JP H0996565A JP 25211695 A JP25211695 A JP 25211695A JP 25211695 A JP25211695 A JP 25211695A JP H0996565 A JPH0996565 A JP H0996565A
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JP
Japan
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color
color chart
squares
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JP25211695A
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Inventor
Atsushi Uchida
篤志 内田
Masayasu Hayashi
正保 林
Kiyoshi Matsuo
清 松尾
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療の臨床科で患者の皮膚等を撮影したとき
の画像の色補正を正確に行うことができるようにする。 【解決手段】 患者の皮膚等の被写体に貼着可能な粘着
層を裏面に備えたシート状基材12の表面に、例えば光
の3原色であるRGBの3色を異なる色区画14に塗布
し、且つ、色区画14の外側に標準寸法のマス目からな
るスケール16を設けて画像記録用カラーチャート10
を構成し、これを被写体と共にカラー画像内に取り込
み、取り込まれた色区画14に示される標準色に基づい
て画像全体の色補正を正確に行うようにする。このと
き、スケール16の一部の情報表示マス目20A〜20
D、21A〜21Dを塗りつぶし、あるいは白抜きとし
て、二進法により、バージョン、ロット番号等のカラー
チャート管理情報をも取り込むことができるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は医療あるいは美容
の分野において、人体の皮膚等のカラー画像を記録する
場合に用いる画像記録用カラーチャートに関する。
【0002】
【従来の技術】医療や美容の分野において、人の皮膚の
カラー画像を写真やビデオに記録することが多い。
【0003】例えば、皮膚科における皮膚病変、形整外
科における痣の色、治療効果の判定、美容における化粧
効果の判定のために、顔を写真あるいはビデオ撮影する
ことが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、写真やビデオ
の撮影は、同一の患者等については時間の経過に伴って
複数回撮影することになるが、その撮影の都度、自然光
の光量、自然光を含めた照明光源の種類、撮影するため
の部屋の色彩、フィルムメーカー、現像会社等が異なる
と、撮影された画像は同一人であっても異なる色になっ
てしまうことがあるという問題点がある。
【0005】又、他の臨床例との比較の場合は、当然患
者等の皮膚の色が異なることが多いので、比較が更に困
難となってしまう。
【0006】更に、画像の大きさについても、撮影の都
度、距離、倍率等を厳密に同一条件とすることが困難で
あるために、変化が避けられず、正確な比較、判定を困
難とするという問題点があった。
【0007】これに対して、得られた画像をコンピュー
タ処理してその色、大きさを補正することが考えられる
が、基準が不明確であるために補正が恣意的に行われ易
く、色の評価や相対的な比較に正確さを欠くという問題
点がある。
【0008】上記問題点に鑑みて、本発明者は、特願平
7−89098号により、記録された画像を被写体に近
い色に補正して、個別に撮影された複数の画像を同一条
件で比較する際に、正確に画像処理することができるよ
うにした画像記録用カラーチャートを提案した。
【0009】この特願平7−89098号の発明におい
ては、画像記録用カラーチャートが被写体、例えば人体
の皮膚に貼着可能なシート状基材から構成され、更に基
材の表面が光の反射を抑制するマット状で、このマット
状の表面に少なくとも3色の色材が異なる区画にマット
状に塗布され、これにより、被写体を撮影した後に前記
3色を基準として色の補正を正確に行い、異なる被写体
のカラー画像記録、同一被写体の異なる条件でのカラー
画像記録を正確に比較することができる。
【0010】前記異なる区画に塗布される少なくとも3
色の色材は、RGB表色系、CMY表色系の3原色ある
いはLab表色系の基本色、又はこれらの組合せ、更に
はこれらと白色、灰色及び黒色の少なくとも1色を組合
せるようにされているが、前記各色の組合せ更にはそれ
らの色度(色相、明度、彩度)は、利用分野によって異
なったり、又同一利用分野であっても変更(バージョン
アップ)する可能性があり、更には、同一バージョンの
カラーチャートであっても、印刷したロットによって微
妙に色度が変動することがあり、この場合は、印刷ロッ
ト毎の色度データを、印刷時に測定して保存しておき、
微妙な色度の判定を行う必要が生じたときに、該色度デ
ータと照し合わせることが必要となる。
【0011】従って、写真やビデオに記録した画像の中
のカラーチャートから、そのバージョンや印刷ロットが
判別できるようにする必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記画
像記録用カラーチャートは、例えば最小サイズが5mm
角であり、バージョンや印刷ロット番号を記載する余地
がなく、仮に記載できたとしても、印刷時に文字がつぶ
れたり、あるいは撮影時にぶれたり飛んだりして判読で
きなくなるという問題点がある。
【0013】この発明は上記問題点に鑑みてなさたもの
であって、バーションや印刷ロット番号を記載する余地
がないサイズであっても、これらバージョンや印刷ロッ
ト番号のカラーチャート管理情報を判読可能な状態で記
載することができるようにした画像記録用カラーチャー
トを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、請求項1の
ように、紙、樹脂フィルム等のシート状基材からなり、
裏面側に被写体に貼着可能な粘着層を備えると共に、該
基材表面に、少なくとも3色の色材が、該色材の種類と
同数のマス目状の区画に塗布され、且つ、該マス目状の
区画を囲んで標準寸法のマス目を列状に配置してなるス
ケールを設け、一部のマス目をカラーチャート管理情報
に対応して塗りつぶしたことを特徴とする画像記録用カ
ラーチャートにより上記目的を達成するものである。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記スケールの少なくとも一列を、列方向に1マス
おきの塗りつぶされない白抜きマス目と、各白抜きマス
目間の、カラーチャート管理情報に対応して塗りつぶさ
れ又は塗りつぶされない情報表示マス目とを備えるよう
にしたものである。
【0016】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、被写体に対するカラーチャートの貼付姿勢を
一定にするため、前記スケールにおける隣接する少なく
とも2個のマス目に形成された貼付方向指示マーク、前
記色区画とスケールとの境界線の一部を太線として形成
された貼付方向指示マーク、前記色区画のうちの特定の
一つに形成された貼付方向指示マーク、のうち少なくと
も一つの貼付方向指示マークを設けたものである。
【0017】請求項4の発明は、紙、樹脂フィルム等の
シート状基材からなり、裏面側に被写体に貼着可能な粘
着層を備えると共に、該基材表面に、少なくとも3色の
色材が、該色材の種類と同数のマス目状の区画にカラー
チャート管理情報に対応して塗布されたことを特徴とす
る画像記録用カラーチャートにより上記目的を達成する
ものである。
【0018】請求項5の発明は、紙、樹脂フィルム等の
シート状基材からなり、裏面側に被写体に貼着可能な粘
着層を備えた正方形の基材表面の全域を、一辺の長さが
標準寸法のマス目状に区画すると共に、該基材表面に、
前記正方形に略内接する円を形成し、且つ、該円の外側
で前記正方形の4隅の区画のマス目をカラーチャート管
理情報に応じて塗り分けたことを特徴とする画像記録用
カラーチャートにより上記目的を達成するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して説明する。
【0020】図1に示されるように、この実施の形態の
例に係る画像記録用カラーチャート10は、紙、樹脂フ
ィルム等のシート状基材12(図4参照)からなり、表
面形状は正方形であって、中央が9個の正方形のマス目
状にされた色区画14と、その周囲に前記色区画14よ
りも小さな標準寸法の正方形のマス目を列状に配置して
なるスケール16が設けられている。
【0021】前記9個の色区画14は、図1において右
上から左下に向かって、光の3原色であるB、G、R、
と、白色、灰色、黒色、更には色材の3原色であるC、
M、Yの各色材によって塗り分けられている。
【0022】前記スケール16は、例えば画像記録用カ
ラーチャート10のサイズが一辺が10mmの正方形と
した場合、一辺が1mmの正方形のマス目を1目盛とし
て構成されている。
【0023】前記スケール16における、図1におい
て、右側縦方向の列は、上端から1マスおきの、塗りつ
ぶされない白抜きマス目18A〜18Eと、各白抜きマ
ス目18A〜18Eの間の、カラーチャート管理情報の
1つであるバージョンナンバーに応じて塗りつぶされ又
は塗りつぶされない情報表示マス目20A〜20Dとか
ら構成されている。
【0024】又、スケール16における、図1におい
て、下側横方向の列は、右端から1つおきの、塗りつぶ
さることがない白抜きマス目19A〜19Eと、これら
白抜きマス目19A〜19Eの間の、カラーチャート管
理情報の1つであるロットナンバーに対応して塗りつぶ
され又は塗りつぶされない情報表示マス目21A〜21
Dとから構成とされている。
【0025】前記スケール16の、図1において上側横
方向列の中央の2つのマス目は、各々半分が塗りつぶさ
れて、上向き矢印状の貼付方向指示マーク26が構成さ
れている。
【0026】前記情報表示マス目20A〜20D、21
A〜21Dは、二進法によってバージョンナンバー及び
ロットナンバーを表示するようにされている。
【0027】例えば、図1に示されるように、縦方向列
での上から1番目の情報表示マス目20Aのみが塗りつ
ぶされているときはバージョンNo.1、図2のように
1番目と2番目の情報表示マス目20A、20Bが塗り
つぶされているときはバージョンNo.3、図3のよう
に、第1、第3及び第4の情報表示マス目20A、20
C、20Dが塗りつぶされているときはバージョンN
o.13をそれぞれ表示するようにされている。
【0028】又、下側横方向列では、例えば、図1のよ
うに、第1の情報表示マス目21Aのみが塗りつぶされ
ているときは、ロットNo.1を示し、図2のように第
2の情報表示マス目21Bのみが塗りつぶされていると
きはロットNo.2を表示し、更に、図3のように第
1、第2及び第3の情報表示マス目21A、21B、2
1Cがそれぞれ塗りつぶされているときはロットNo.
7を表示するようにされている。
【0029】前記シート状基材12の表面は、マット状
(つや消し)で、且つ塗布(印刷)される色材の仕上り
がマット状とされて、反射光が散乱されるようになって
いる。
【0030】又、シート状基材12の裏面側は、図4に
拡大して示されるように、例えば人の皮膚等の被写体に
貼着可能な粘着層28とされ、例えば剥離紙からなる台
紙29に貼着されていて、該台紙29から剥がして使用
できるようにされている。
【0031】画像記録用カラーチャート10は、例えば
図5に示されるように患者30の顔面に粘着層28によ
り、貼付方向指示マーク26が上側となる姿勢で貼着し
て、これを貼り付けた状態で写真撮影、あるいはビデオ
撮影を行う。
【0032】フィルムあるいは磁気記録装置等に記録
(撮影)された画像の色は、当然照明光、フィルム、カ
メラ、等の条件によって異なるが、記録された画像内に
は前記画像記録用カラーチャート10の色が取り込まれ
ているので、この色区画14の各色を元の色に戻すよう
に、画像処理装置(コンピュータ)によって補正すれ
ば、患者30の皮膚の色は正確に補正されることにな
る。
【0033】更にこの実施例では色区画14に、光の3
原色RGB、色材の3原色CMY、カラーバランス調整
用の白色、灰色及び黒色が塗布されているので、カラー
画像の出力形態に応じて正確に補正することができる。
【0034】又、記録されたカラー画像には、スケール
16も取り込まれているので、複数の異なる条件で記録
したカラー画像の大きさを該スケール16に基づいて等
しく調整することができる。又、色区画14及びスケー
ル16は共に正方形のマス目状であるので、被写体の傾
斜、歪み状態を正確に知ることができる。
【0035】特に、微妙な色度の判定が必要な場合は、
前記情報表示マス目20A〜20D、21A〜21Dに
より表示されたバージョンナンバーとロットナンバーに
基づいて、印刷時に測定された色度データを取出し、こ
のデータと、取込まれたカラー画像と比較して、微妙に
且つ正確に補正することができる。
【0036】情報表示マス目の間には白抜きマス目が設
けられているので、これらが1mmのマス目であって
も、塗りつぶされているか否かは容易に判別することが
できる。従って、バージョンナンバーやロットナンバー
等のカラーチャート管理情報を確実に得ることができ
る。
【0037】画像処理のためのデジタル信号を得る具体
的手順は、次のようにする。
【0038】まずスチールカメラで撮影した場合は、そ
のフィルム又は印画紙の像をカラースキャナで分解して
デジタルデータに変換する。デジタルカメラで撮影した
場合は、その信号をそのまま画像処理する。更には、ビ
デオカメラで撮影した場合は、その静止画像をA/D変
換してデジタル信号とし、これを画像処理装置によって
処理して補正を行う。
【0039】なお、上記実施例における画像記録用カラ
ーチャート10は、例えば全体の一辺の長さを5cm、
2cm、1cm、5mm等の複数種類用意し、被写体の
大きさに応じて使用するものとする。例えば図5のよう
に患者の顔面を撮影する場合は、一辺が1cm又は2c
mの正方形の画像記録用カラーチャート10を用いる。
【0040】この場合、得られるカラー画像の全面積に
対して画像記録用カラーチャート10の面積が過大にな
らず、且つ画像処理の際に十分な色情報を得られるよう
に過小とならない範囲、例えばカラー画像の1/50〜
1/100の面積となるように選択する。
【0041】次に、図6に示される、本発明の実施の形
態の第2例にかかる画像記録用カラーチャート32につ
いて説明する。
【0042】この画像記録用カラーチャート32は一辺
が20mmの正方形であって、前記図1の画像記録用カ
ラーチャート10とほぼ相似形であるが、スケール34
を構成する目盛が、目盛方向に1mm、幅方向に2mm
の矩形であること、及び、画像記録用カラーチャート3
2の4つの角部においては、一辺が1mmの正方形に区
画されている点で相違する。
【0043】又、バージョンナンバーを表示するための
図において縦方向の情報表示マス目36A〜36Hは、
矩形のマス目の色区画37側の半分が塗りつぶされた
り、又は塗りつぶされないことによって表示されるよう
になっている。
【0044】同様に、ロットナンバーを表示する横方向
の情報表示マス目38A〜38Hも、色区画37側の半
分のみを塗りつぶし又は塗りつぶさないことによって二
進法で情報を表示するようにされている。
【0045】他の構成は、前記画像記録用カラーチャー
ト10と同一であるので、同一部分に同一符号を付する
ことにより説明を省略するものとする。
【0046】この画像記録用カラーチャート32の場合
は、情報を表示するための面積に余裕があるので、矩形
のマス目の半分のみを利用すれば足り、従ってスケール
34の、本来のスケールとしての利用にも何ら支障がな
い。
【0047】なお、一辺が5mmの画像記録用カラーチ
ャートは、スケールを設けても、そのマス目がカラー画
像内で潰れてしまうので、例えば図7、図8に示される
画像記録用カラーチャート40のように、色区画42に
よりカラーチャート情報を表示するようにする。
【0048】図7に示される色区画42のうちのR、
G、B及び黒の色の組合せは、4の階乗で24通りある
が、これらの組合せを変更することによって、例えばバ
ージョンNo.1〜24を表示することができる。
【0049】又、色区画42の色の白、Y、M、Cの組
合せも24通りあり、この組合せを変更することによっ
て、印刷ロットNo.1〜24を表示することができ
る。
【0050】従って、例えば図7の色区画の配置を、バ
ージョンNo.1及びロットNo.1とした場合、RG
Bの組合せを変えた図8の色区画の配置は、バージョン
No.2、ロットNo.1として表示することができ
る。
【0051】上記図1の例は、シート状基材12の表面
をマス目状に区画して色区画14とし、その外側にスケ
ール16を形成したものであり、図7の例は色区画42
そのものをスケールとし、これらスケールにカラーチャ
ート情報を表示するようにしたものであるが、本発明は
これに限定されるものでなく、例えば、図9のようにし
てもよい。
【0052】図9に示される画像記録用カラーチャート
44は、正方形の表面の全域をマス目46により区画す
ると共に、該正方形に内接する内接円48を形成し、更
に前記マス目46にRGB表色系、CMY表色系及びL
ab表色系のうちいずれかの表色系の3基本色に1色を
加えた色材、及び白色、灰色、及び黒色を適宜配色した
ものであり、内接円48と前記正方形との間の四隅部分
におけるマス目の一部を、情報表示マス目50A〜50
D、52A〜52Dとし、一方にバージョンナンバー、
他方にロットナンバーを二進法により表示するようにし
たものである。
【0053】上記画像記録用カラーチャート10、34
は、スケール16における右側縦列及び下側横列のみに
情報表示マス目を設けたが、本発明はこれに限定される
ものでなく、他の列に情報表示マス目を設けてもよい。
【0054】例えば、図10に示されるように、スケー
ル16の左側縦列に一つおきに白抜きマス目19F〜1
9J、その間に情報表示マス目21F〜21Iを設ける
ようにしてもよい。
【0055】このようにするとロットNo.1〜511
まで表示することができる。図10の場合は、ロットN
o.181を示す。
【0056】又、上記情報表示マス目のスケール上での
位置は固定的でなく、ある列での情報表示マス目を使い
切ったときは、その列での白抜きマス目と位置を入れ替
えて表示するようにしてもよい。
【0057】例えば、図1で情報表示マス目20A〜2
0Dを使い切った場合(バージョンNo.15)、図1
1に示されるように、図1での白抜きマス目18A〜1
8Eの位置を情報表示マス目20E〜20Iとし、且
つ、図1での情報表示マス目20A〜20Dを白抜きマ
ス目18F〜18Iとする。図11では15+1でバー
ジョンNo.16を、又、図12では15+1+2+4
+8でバージョンNo.30をそれぞれ示すことにな
る。
【0058】又、前記貼付方向指示マーク26は、図
1、図6の形状、位置に限定されるものでなく、実質的
に貼付方向を特定できるものであればよい。
【0059】例えば図13(A)に示されるようにスケ
ール16の上側横列と色区画14の境界線を太くして形
成された貼付方向指示マーク26A、図13(B)に示
されるように、色区画14のうち、上辺中央のGのマス
目の上側辺を太線とした貼付方向指示マーク26B、図
13(C)に示されるように上記Gのマス目の周囲を太
線とした貼付方向指示マーク26C、図13(D)に示
されるように上記Gのマス目の中に例えば黒色の点を配
置してなる貼付方向指示マーク26D、上記Gのマス目
に形成した丸印からなる貼付方向指示マーク26E等で
あってもよい。
【0060】なお上記各実施例において、画像記録用カ
ラーチャートの基材表面はマット状にされ、且つマス目
状の区画に色材がマット状に塗布されたものであるが、
本発明はこれに限定されるものでなく、例えば偏光レン
ズを用いて無反射状態でカラー画像を取込むような場合
では、必ずしも基材表面をマット状にしたり、あるいは
マット状に色材を塗布する必要がない。
【0061】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、バ
ージョンやロット番号のカラーチャート管理情報を記載
する余地のない小さなカラーチャートにおいても、取込
んだカラー画像上で判読可能な状態で、カラーチャート
管理情報を表示することができるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係る画像記録用カラ
ーチャートを拡大して示す平面図
【図2】他のバージョン及びロットナンバーの画像記録
用カラーチャートを示す図1と同様の平面図
【図3】更に他のバージョン及びロットの画像記録用カ
ラーチャートを示す図1と同様の平面図
【図4】同画像記録用カラーチャートの断面を拡大して
示す断面図
【図5】同画像記録用カラーチャートを患者の顔面に貼
着した状態を示す正面図
【図6】本発明の実施の形態の第2例に係る画像記録用
カラーチャートを拡大して示す平面図
【図7】本発明の実施の形態の第3例に係る画像記録用
カラーチャートを拡大して示す平面図
【図8】同第3例の異なるバージョンの画像記録用カラ
ーチャートを拡大して示す平面図
【図9】本発明の実施の形態の第4例に係る画像記録用
カラーチャートを拡大して示す平面図
【図10】図1の画像記録用カラーチャートで更に又他
のロットを表示する場合を示す図1と同様の平面図
【図11】図1の画像記録用カラーチャートで更に又他
のバージョンを表示する場合を示す図1と同様の平面図
【図12】図11と更に異なるバージョンを表示する画
像記録用カラーチャートを示す図1と同様の平面図
【図13】図1、図6と異なる各種の貼付方向指示マー
クを備えた画像記録用カラーチャートを示す図1と同様
の平面図
【符号の説明】
10、32、40、44…画像記録用カラーチャート 12…シート状基材 14、37、42…色区画 16、34…スケール 18A〜18I、19A〜19J…白抜きマス目 20A〜20H、21A〜21I、36A〜36H、3
8A〜38H、50A〜50D、52A〜52D…情報
表示マス目 26、26A〜26E…貼付方向指示マーク 46…マス目 48…内接円
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 清 長野県松本市沢村一丁目14番29号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙、樹脂フィルム等のシート状基材からな
    り、裏面側に被写体に貼着可能な粘着層を備えると共
    に、該基材表面に、少なくとも3色の色材が、該色材の
    種類と同数のマス目状の区画に塗布され、且つ、該マス
    目状の区画を囲んで標準寸法のマス目を列状に配置して
    なるスケールを設け、一部のマス目をカラーチャート識
    別情報に対応して塗りつぶしたことを特徴とする画像記
    録用カラーチャート。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記スケールの少なく
    とも一列は、列方向に1マスおきの、塗りつぶされない
    白抜きマス目と、各白抜きマス目間の、カラーチャート
    管理情報に対応して、塗りつぶされ又は塗りつぶされな
    い情報表示マス目とを有してなることを特徴とする画像
    記録用カラーチャート。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、被写体に対する
    カラーチャートの貼付姿勢を一定にするため、前記スケ
    ールにおける隣接する少なくとも2個のマス目に形成さ
    れた貼付方向指示マーク、前記色区画とスケールとの境
    界線の一部を太線として形成された貼付方向指示マー
    ク、前記色区画のうちの特定の一つに形成された貼付方
    向指示マーク、のうち少なくとも一つの貼付方向指示マ
    ークを設けたことを特徴とする画像記録用カラーチャー
    ト。
  4. 【請求項4】紙、樹脂フィルム等のシート状基材からな
    り、裏面側に被写体に貼着可能な粘着層を備えると共
    に、該基材表面に、少なくとも3色の色材が、該色材の
    種類と同数のマス目状の区画にカラーチャート管理情報
    に対応して塗布されたことを特徴とする画像記録用カラ
    ーチャート。
  5. 【請求項5】紙、樹脂フィルム等のシート状基材からな
    り、裏面側に被写体に貼着可能な粘着層を備えた正方形
    の基材表面の全域を、一辺の長さが標準寸法のマス目状
    に区画すると共に、該基材表面に、前記正方形に略内接
    する円を形成し、且つ、該円の外側で前記正方形の4隅
    の区画のマス目をカラーチャート管理情報に応じて塗り
    分けたことを特徴とする画像記録用カラーチャート。
JP25211695A 1995-09-29 1995-09-29 画像記録用カラーチャート Pending JPH0996565A (ja)

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