JPH099543A - 回転電機の固定子コイルおよび回転子コイル - Google Patents

回転電機の固定子コイルおよび回転子コイル

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JPH099543A
JPH099543A JP15307195A JP15307195A JPH099543A JP H099543 A JPH099543 A JP H099543A JP 15307195 A JP15307195 A JP 15307195A JP 15307195 A JP15307195 A JP 15307195A JP H099543 A JPH099543 A JP H099543A
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JP
Japan
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coil
strands
rotor
electric machine
stator
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JP15307195A
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Takashi Usui
崇 臼井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発電機または電動機の固定子コイル/回転子
コイルの転位数を減らすこと無く、転位部の補強絶縁片
を不要とし、製作工程を削減する。 【構成】 トップコイル2,ボトムコイル3それぞれの
複数の素線を少なくとも上,下2素線群20,21/2
2,23に分け、各群内の複数の素線を独立して転位部
16で転位させる。コイルの一端では、上下の素線群2
0,21/22,23に分けたまま、トップコイル,ボ
トムコイルの互いに遠い方から素線群同士20と23/
21と22を接続する。コイルの他端では、トップコイ
ル,ボトムコイル毎に上下の素線群20と21/22と
23をそれぞれ接続する。 【効果】 転位ピッチが長くなるので、補強絶縁片を挿
入する必要が無く、固定子コイル/回転子コイルの転位
数を減らさずに、固定子コイル/回転子コイルを製造で
き、製作工程を大幅に減らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大容量の発電機,電動
機等の回転電機の固定子コイルおよび回転子コイルに係
り、固定子コイルおよび回転子コイルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】まず、図9〜図14を参照して、従来の
回転電機の固定子コイルを説明する。図9は、回転子側
から見た従来の回転電機の固定子コイルの概略の構成を
示す図である。大容量の発電機,電動機の固定子コイル
においては、トップコイル2およびボトムコイル3の2
本が、鉄心1のスロット4に挿入されている。トップコ
イル2およびボトムコイル3は、鉄心1のスロット4に
挿入されている部分をスロット部と呼ばれ、鉄心1の外
に出ている部分をコイルエンド部5と呼ばれることもあ
る。トップコイル2およびボトムコイル3は、コイルエ
ンド部5の端で互いを接続する接続部6を共有してい
る。
【0003】図10は、図9のA−A断面における従来
の回転電機の固定子コイルの構造の一例を示す図であ
る。トップコイル2およびボトムコイル3は、それぞ
れ、導体に絶縁を施した複数の素線10を2列または4
列に積み重ね、その周囲に対地絶縁材11をテーピング
して作られている。トップコイル2およびボトムコイル
3は、スペーサ7と挿木8とスロットライナ9とによ
り、鉄心1のスロット4に固定されている。
【0004】図11は、図9のB方向から見た従来のコ
イルエンド5の端の接続部6を示す図である。接続部6
は、トップコイル2とボトムコイル3とを接続片13に
より接続面14で接続し、絶縁15を施してある。な
お、絶縁15は、本発明の本質とは関係無いので、以下
の説明では省略する。
【0005】図12は、転位の有る従来の回転電機の固
定子コイルを示す図である。トップコイル2およびボト
ムコイル3を構成するそれぞれの内部の複数の素線10
は、転位される。転位部16の間の距離を転位ピッチ1
7という。
【0006】図13は、図12のCの部分における転位
の詳細を示す図であり、図14は、図13の各部分D,
E,F,Gにおける転位のさせ方を示す図である。図1
4では、便宜上、素線10の数を10本としている。番
号1〜10の素線は、断面D−Dから断面G−Gに移る
間に、図14に示すように、転位される。
【0007】さて、上記図10において、図の上方に位
置する回転子からの磁束は、1本のコイル例えばトップ
コイル2内でも、挿木8側とスロット4の底側では、挿
木8側が回転子との距離が短いだけ、多くなる。そのた
め、図12〜図14に示したような転位をしないと、挿
木8側の素線10とスロット4の底側の素線10との間
に、電位差が生じる。一方、コイルの両端の接続部6で
は、全素線10を短絡して接続してあるので、回転機の
性能に寄与しない循環電流が、挿木8側の素線10から
スロット4の底側の素線10に流れ、損失の増大やコイ
ルの温度上昇を招く。これが、素線10の転位を必要と
する理由である。
【0008】転位は、スロット部で行われ、図14で
の素線が順次転位され元のの位置まで移動する1回
転,図14での素線が順次転位され元のの位置まで
移動する1/2回転が、基本である。さらに転位を増や
し、1回転と1/4回転との組合せ、または、1回転と
1/2回転との組合せとする方式等が、損失を低減しコ
イルの温度上昇を抑制する方法として知られている。
【0009】この種の素線の転位方式に関連する従来例
としては、特開昭63-234851号公報,特開昭61−27
3140号公報,特開平1-274631号公報等に記載の技術
がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の素線の転位
方式を採用した場合、転位の効果を高めるために転位数
を増やすと、転位ピッチ17が短くなり、転位部16で
は、隣合う素線10同士が製造時等にこすれ合い、素線
10間に短絡が発生しやすくなるという問題があった。
【0011】そこで、図15に示すように、転位部16
では、一般に、転位する素線10の下に補強絶縁片18
を挿入して短絡を防止する。補強絶縁片18としては、
絶縁フィルム,マイカ,絶縁積層板等が用いられる。な
お、補強絶縁片18を挿入した後に、コイルの断面を長
方形に整え対地絶縁11をテーピングしやすくするた
め、図10および図14に示したように、あらかじめ絶
縁スペーサ12を配置する。
【0012】このように、転位の効果を高めるために転
位数を増やして転位ピッチ17が短くなったコイルで
は、短絡を防止する必要があり、補強絶縁片18を挿入
しなければならなかった。補強絶縁片18の数は、1台
の回転機に最低でも1万個所,多い回転機では10万個
所もあり、しかも、補強絶縁片18の挿入作業の機械化
が難しかったので、膨大な作業工程を要していた。
【0013】本発明の目的は、転位の効果を高めるため
に転位数を減らすこと無く、転位ピッチを長くして、補
強絶縁片の挿入を不要にした構造の回転電機の固定子コ
イルを提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、転位の効果を高める
ために転位数を減らすこと無く、転位ピッチを長くし
て、補強絶縁片の挿入を不要にした構造の回転電機の回
転子コイルを提供することである。
【0015】本発明の別の目的は、そのような固定子コ
イルおよび回転子コイルの少なくとも一方を備えた回転
電機を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、対地絶縁された複数の素線をそれぞれ積
み重ねたトップコイルおよびボトムコイルを薄板積層鉄
心に設けられたスロットに挿入し鉄心外部の両端でトッ
プコイルとボトムコイルとを接続して形成される回転電
機の固定子コイルにおいて、トップコイル,ボトムコイ
ルそれぞれの複数の素線を少なくとも上,下2素線群に
分け、各群内の複数の素線を独立して転位させ、固定子
コイルの一端では、上下の素線群に分けたまま、トップ
コイル,ボトムコイルの互いに遠い方から素線群同士を
接続し、固定子コイルの他端では、トップコイル,ボト
ムコイル毎に上下の素線群をそれぞれ接続した回転電機
の固定子コイルを提案するものである。
【0017】本発明は、また、上記他の目的を達成する
ために、対地絶縁された複数の素線をそれぞれ積み重ね
たトップコイルおよびボトムコイルを薄板積層鉄心に設
けられたスロットに挿入し鉄心外部の両端でトップコイ
ルとボトムコイルとを接続して形成される回転電機の回
転子コイルにおいて、トップコイル,ボトムコイルそれ
ぞれの複数の素線を少なくとも上,下2素線群に分け、
各群内の複数の素線を独立して転位させ、回転子コイル
の一端では、上下の素線群に分けたまま、トップコイ
ル,ボトムコイルの互いに遠い方から素線群同士を接続
し、回転子コイルの他端では、トップコイル,ボトムコ
イル毎に上下の素線群をそれぞれ接続した回転電機の回
転子コイルを提案するものである。
【0018】いずれの場合も、前記トップコイルおよび
ボトムコイルそれぞれの上下の素線群の間に絶縁シート
を介在させることができる。
【0019】本発明は、上記別の目的を達成するため
に、これらの構造の固定子コイルまたは回転子コイルの
少なくとも一方を備えた回転電機を提案するものであ
る。
【0020】
【作用】図16は、転位の無い従来の回転電機の固定子
コイルにおける循環電流の発生状況を示す図である。回
転子からの磁束は、1本のコイル例えばトップコイル内
でも、挿木側とスロットの底側では、挿木側が回転子と
の距離が短いだけ、多くなる。そのため、転位の無い場
合は、挿木側の素線とスロットの底側の素線との間に、
電位差が生じる。一方、コイルの両端の接続部では、全
素線を短絡して接続してあるので、回転機の性能に寄与
しない循環電流が、挿木側の素線からスロットの底側の
素線に流れ、損失の増大やコイルの温度上昇を招く。
【0021】図17は、回転電機の固定子コイルにおけ
る従来の転位の効果を示す図である。トップコイルおよ
びボトムコイル内でそれぞれの素線を転位させると、各
素線の回転子との距離の長短が緩和され、電位差が生ぜ
ず、循環電流が発生しないから、損失の増大やコイルの
温度上昇を招くことは無くなる。
【0022】ところが、図18に示すように、設計上、
スロットの長さLが決まっているので、転位が多くなる
と、転位ピッチが短くなり、転位部では、隣合う素線同
士が製造時等にこすれ合い、素線間に短絡が発生しやす
くなる。従来は、転位する素線の下に補強絶縁片を挿入
して短絡を防止していた。このように、転位の効果を高
めるために転位数を増やして転位ピッチが短くなったコ
イルでは、短絡を防止する必要があり、補強絶縁片を挿
入しなければならなかった。補強絶縁片の数は、非常に
多く、しかも、補強絶縁片の挿入作業の機械化が難しか
ったので、膨大な作業工程を要していた。
【0023】これに対して、本発明においては、図19
に示すように、トップコイルおよびボトムコイルそれぞ
れの素線を上,下少なくとも2群に分け、それぞれの素
線群で転位させる。例えば上,下2群に分けた場合は、
コイル1本中の転位数を減らすこと無く、転位ピッチを
2倍にできることになる。
【0024】具体的には、2列各20本の素線が、L=
3900mmのスロット4で、1回転の転位を実行する場
合、従来の技術では、転位ピッチは、3900/(40
−1)であるから、100mmとなる。これに対して、本
発明において、転位ピッチは、3900/(20−1)で
あるから、約205mmとなる。このように、転位ピッチ
が、従来方式と比較して最低でも約2倍となっているの
で、素線同士の短絡が発生しにくくなり、補強絶縁片を
挿入する必要が無くなる。
【0025】しかし、図19から明らかなように、トッ
プコイルのコイルエンド部で上素線群と下素線群とをそ
のまま一括接続したのでは、回転子からの磁束密度の差
により、上素線群と下素線群との間に電位が生じ、循環
電流が流れて、損失の増大やコイルの温度上昇を招くこ
とになる。
【0026】その対策として、本発明においては、トッ
プコイルおよびボトムコイルのエンド部で、コイルの一
端(図の場合は左端)では、上下の素線群に分けたまま、
トップコイル,ボトムコイルの互いに遠い方から素線群
同士を接続し、固定子コイルの他端(図の場合は右端)で
は、トップコイル,ボトムコイル毎に上下の素線群をそ
れぞれ接続した。このように接続すると、上,下2群間
の電位差を打消して、循環電流の発生を防止できる。
【0027】結局、本発明によれば、転位ピッチを長く
できるので、補強絶縁片を挿入する必要が無くなり、固
定子コイル/回転子コイルの転位数を減らさずに、固定
子コイル/回転子コイルを製造でき、製作工程を大幅に
減らせることになる。
【0028】
【実施例】次に、図1〜図8を参照して、本発明による
回転電機の固定子コイルの実施例を説明する。
【0029】図1は、本発明による回転電機の固定子コ
イルの一実施例の構造を示す図である。本実施例におい
ては、トップコイル2の素線をトップコイル上側素線群
20とトップコイル下側素線群21とに分け、ボトムコ
イル3の素線をボトムコイル上側素線群22とボトムコ
イル下側素線群23とに分け、それぞれの素線群内で転
位させている。さらに、固定子コイルの左端では、接続
片13Aにより、トップコイル上側素線群20とボトム
コイル下側素線群23とを接続するとともに、接続片1
3Bにより、トップコイル下側素線群21とボトムコイ
ル上側素線群22とを接続し、固定子コイルの右端で
は、接続片13Cにより、素線群を合わせて一体接続し
てある。
【0030】図2は、図1のCの部分における転位の詳
細を示す図である。図13に示した従来例と比較する
と、転位が緩やかになされている。このようにゆるやか
な転位でも同じ転位数を確保できるのは、例えば10本
の素線を転位させる図14の従来例と比べて、図3に示
すように、半分の5本ずつの素線群内でそれぞれの素線
を転位させる方式を採用したからである。
【0031】図4は、図1の実施例におけるスロット内
の固定子コイルの転位とコイル素線群間の結線とを示す
図である。図の左側のコイルエンド5においては、トッ
プコイル上側素線群20とボトムコイル下側素線群23
とを接続し、トップコイル下側素線群21とボトムコイ
ル上側素線群22とを接続してある。図の右側のコイル
エンド5においては、トップコイル2およびボトムコイ
ル3のそれぞれについて、上下の素線群を一括接続した
後、トップコイル2とボトムコイル3とを接続してあ
る。このようにすると、転位が緩やかになり、補強絶縁
片が不要となる。
【0032】図5は、図1の実施例における固定子コイ
ルのスロットへの収納状況を示す図である。これまで述
べたように、転位数を増やさない場合は、転位ピッチ1
7が2倍となる。これに対して、図5の実施例は、転位
ピッチ17を変えずに、転位数を2倍とした例である。
この場合、転位の厳しさは変わらないので、補強絶縁片
18が必要となる。このようにすると、転位数を増やせ
るので、さらに損失を低減しコイルの温度上昇を抑制で
きる。
【0033】図6は、図1の実施例における固定子コイ
ルのスロットへの他の収納状況を示す図である。素線数
が多いコイルでは、上下の素線群間の電位差は大きくな
る。そこで、信頼性を重視して、上,下の素線群間の電
位差に留意し、素線群の間に絶縁片24を挿入してあ
る。絶縁片24には、フィルム,マイカシート,アラミ
ド紙,積層板等を使用できる。
【0034】図7は、図1の実施例における接続部の一
例を示す図であり、図8は、図1の実施例における接続
部の他の例を示す図である。図7の例では、接続片13
を使用しているが、図8に例では、接続片13を用い
ず、素線10同士を直接接続してある。接続片13を使
用する図7の場合も、接続片13を使用しない図8の場
合も、それぞれの固定には、はんだ付け,ろう付け,ボ
ルト締め等の種々の固定方式を採用できる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、トップコイル,ボトム
コイルそれぞれの複数の素線を少なくとも上,下2素線
群に分け、各群内の複数の素線を独立して転位させ、コ
イルの一端では、上下の素線群に分けたまま、トップコ
イル,ボトムコイルの互いに遠い方から素線群同士を接
続し、コイルの他端では、トップコイル,ボトムコイル
毎に上下の素線群をそれぞれ接続したことから、転位ピ
ッチを長くできるので、補強絶縁片を挿入する必要が無
くなる。したがって、固定子コイル/回転子コイルの転
位数を減らさずに、固定子コイル/回転子コイルを製造
でき、製作工程を大幅に減らせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転電機の固定子コイルの一実施
例の構造を示す図である。
【図2】図1のCの部分における転位の詳細を示す図で
ある。
【図3】図2の各部分における転位のさせ方を示す図で
ある。
【図4】図1の実施例におけるスロット内の固定子コイ
ルの転位とコイル素線群間の結線とを示す図である。
【図5】図1の実施例における固定子コイルのスロット
への収納状況を示す図である。
【図6】図1の実施例における固定子コイルのスロット
への他の収納状況を示す図である。
【図7】図1の実施例におけるの接続部の一例を示す図
である。
【図8】図1の実施例におけるの接続部の他の例を示す
図である。
【図9】回転子側から見た従来の回転電機の固定子コイ
ルを示す図である。
【図10】図9のA−A断面における従来の回転電機の
固定子コイルを示す図である。
【図11】図9のB方向から見た従来のコイル接続部を
示す図である。
【図12】転位の有る従来の回転電機の固定子コイルを
示す図である。
【図13】図12のCの部分における転位の詳細を示す
図である。
【図14】図13の各部分における転位のさせ方を示す
図である
【図15】転位の有る従来の回転電機の固定子コイルに
おける補強絶縁片の挿入状況を示す図である。
【図16】転位の無い従来の回転電機の固定子コイルに
おける循環電流の発生状況を示す図である。
【図17】回転電機の固定子コイルにおける従来の転位
の効果を示す図である。
【図18】転位の有る従来の回転電機の固定子コイルに
おける問題点を示す図である。
【図19】本発明による転位の有る回転電機の固定子コ
イルの転位とコイル素線群の結線とを示す図である。
【符号の説明】
1 鉄心 2 トップコイル 3 ボトムコイル 4 スロット 5 コイルエンド 6 接続部 7 スロット内スペーサ 8 挿木 9 スロットライナ 10 素線 11 対地絶縁 12 絶縁スペーサ 13 接続片 14 接続面 15 接続部絶縁 16 転位部 17 転位ピッチ 18 補強絶縁片 19 回転子 20 トップコイル上側素線群 21 トップコイル下側素線群 22 ボトムコイル上側素線群 23 ボトムコイル下側素線群 24 素線群間絶縁片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対地絶縁された複数の素線をそれぞれ積
    み重ねたトップコイルおよびボトムコイルを薄板積層鉄
    心に設けられたスロットに挿入し前記鉄心外部の両端で
    前記トップコイルと前記ボトムコイルとを接続して形成
    される回転電機の固定子コイルにおいて、 前記トップコイル,ボトムコイルそれぞれの前記複数の
    素線を少なくとも上,下2素線群に分け、 前記各群内の複数の素線を独立して転位させ、 前記固定子コイルの一端では、上下の素線群に分けたま
    ま、前記トップコイル,ボトムコイルの互いに遠い方か
    ら素線群同士を接続し、 前記固定子コイルの他端では、前記トップコイル,ボト
    ムコイル毎に上下の素線群をそれぞれ接続したことを特
    徴とする回転電機の固定子コイル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転電機の固定子コイ
    ルにおいて、 前記トップコイルおよびボトムコイルそれぞれの上下の
    素線群の間に絶縁シートを介在させることを特徴とする
    回転電機の固定子コイル。
  3. 【請求項3】 対地絶縁された複数の素線をそれぞれ積
    み重ねたトップコイルおよびボトムコイルを薄板積層鉄
    心に設けられたスロットに挿入し前記鉄心外部の両端で
    前記トップコイルと前記ボトムコイルとを接続して形成
    される回転電機の回転子コイルにおいて、 前記トップコイル,ボトムコイルそれぞれの前記複数の
    素線を少なくとも上,下2素線群に分け、 前記各群内の複数の素線を独立して転位させ、 前記回転子コイルの一端では、上下の素線群に分けたま
    ま、前記トップコイル,ボトムコイルの互いに遠い方か
    ら素線群同士を接続し、 前記回転子コイルの他端では、前記トップコイル,ボト
    ムコイル毎に上下の素線群をそれぞれ接続したことを特
    徴とする回転電機の回転子コイル。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の回転電機の回転子コイ
    ルにおいて、 前記トップコイルおよびボトムコイルそれぞれの上下の
    素線群の間に絶縁シートを介在させることを特徴とする
    回転電機の回転子コイル。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の構造の固定子
    コイルおよび請求項3または4に記載の構造の回転子コ
    イルの少なくとも一方を備えた回転電機。
JP15307195A 1995-06-20 1995-06-20 回転電機の固定子コイルおよび回転子コイル Pending JPH099543A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007185004A (ja) * 2006-01-04 2007-07-19 Hitachi Ltd 回転電機
JP2008035687A (ja) * 2006-07-06 2008-02-14 Nippon Soken Inc 電磁機器
JP2016540482A (ja) * 2013-12-11 2016-12-22 ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングGeneral Electric Technology GmbH 電気機械用の巻線

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