JPH0994799A - インク補充孔穴開け装置及びこの装置を用いたインク補充孔穴開け方法 - Google Patents
インク補充孔穴開け装置及びこの装置を用いたインク補充孔穴開け方法Info
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- JPH0994799A JPH0994799A JP25280295A JP25280295A JPH0994799A JP H0994799 A JPH0994799 A JP H0994799A JP 25280295 A JP25280295 A JP 25280295A JP 25280295 A JP25280295 A JP 25280295A JP H0994799 A JPH0994799 A JP H0994799A
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- hole
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小さな荷重で誰にでも簡単にインクカートリ
ッジにインク補充孔を開けることのできるインク補充孔
穴開け装置を提供すること。 【解決手段】 インクが空になったインクカートリッジ
２を、ホルダー３に収納固定した状態で、インク補充孔
穴開け部材４によって、該インクカートリッジ２にイン
ク補充孔５を開けるインク補充孔穴開け装置であって、
上記インク補充孔穴開け部材４は、ホルダー３の開口孔
７より挿入されてインク補充孔５を開けるドリル９と、
把持部１０と、該ドリル９と把持部１０を連結固定する
連結部材１１と、該ドリル９及び連結部材１１を内部に
挿通させる挿通孔１２を有し、ホルダー３に設けられた
雌ネジ部６に螺合する雄ネジ部１３が設けられた固定部
材１４と、該挿通孔１２内であって連結部材１１と固定
部材１４との間に、固定部材１４を常に把持部１０側へ
付勢するバネ１５とからなる。
ッジにインク補充孔を開けることのできるインク補充孔
穴開け装置を提供すること。 【解決手段】 インクが空になったインクカートリッジ
２を、ホルダー３に収納固定した状態で、インク補充孔
穴開け部材４によって、該インクカートリッジ２にイン
ク補充孔５を開けるインク補充孔穴開け装置であって、
上記インク補充孔穴開け部材４は、ホルダー３の開口孔
７より挿入されてインク補充孔５を開けるドリル９と、
把持部１０と、該ドリル９と把持部１０を連結固定する
連結部材１１と、該ドリル９及び連結部材１１を内部に
挿通させる挿通孔１２を有し、ホルダー３に設けられた
雌ネジ部６に螺合する雄ネジ部１３が設けられた固定部
材１４と、該挿通孔１２内であって連結部材１１と固定
部材１４との間に、固定部材１４を常に把持部１０側へ
付勢するバネ１５とからなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジ本体
内に充填されたインクが空になったインクカートリッジ
に、補充用のインクを注入するためのインク補充孔を開
けるインク補充孔穴開け装置及びこの装置を用いたイン
ク補充孔穴開け方法に関する。
内に充填されたインクが空になったインクカートリッジ
に、補充用のインクを注入するためのインク補充孔を開
けるインク補充孔穴開け装置及びこの装置を用いたイン
ク補充孔穴開け方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンターに用い
られているインクカートリッジは、その内部に充填され
ているインクを使い切ってしまった場合には、新品のイ
ンクカートリッジに交換されていた。このインクカート
リッジには、記録情報に応じてインクを吐出させる高価
な印字ヘッドアッセンブリーが設けられている。
られているインクカートリッジは、その内部に充填され
ているインクを使い切ってしまった場合には、新品のイ
ンクカートリッジに交換されていた。このインクカート
リッジには、記録情報に応じてインクを吐出させる高価
な印字ヘッドアッセンブリーが設けられている。
【０００３】このため、一度の使用で空になったインク
カートリッジを、新品のインクカートリッジに交換して
しまうと、コスト高となる。そこで、さらに従来におい
ては、空になったインクカートリッジにインクを補充し
て、該インクカートリッジを再利用する試みがなされて
いる。もちろん、印字ヘッドアッセンブリーが設けられ
ていないタイプのインクカートリッジについても同様で
ある。
カートリッジを、新品のインクカートリッジに交換して
しまうと、コスト高となる。そこで、さらに従来におい
ては、空になったインクカートリッジにインクを補充し
て、該インクカートリッジを再利用する試みがなされて
いる。もちろん、印字ヘッドアッセンブリーが設けられ
ていないタイプのインクカートリッジについても同様で
ある。
【０００４】例えば、インクが空になったインクカート
リッジにインクを補充するには、該インクカートリッジ
を手に持ち、手動のドリルによって、所望の位置に孔を
開ける。そして、このインク補充孔から補充用のインク
をカートリッジ本体内に充填する。カートリッジ本体内
にインクが満たされたら、上記インク補充孔に封止栓を
してインク補充作業を終了する。
リッジにインクを補充するには、該インクカートリッジ
を手に持ち、手動のドリルによって、所望の位置に孔を
開ける。そして、このインク補充孔から補充用のインク
をカートリッジ本体内に充填する。カートリッジ本体内
にインクが満たされたら、上記インク補充孔に封止栓を
してインク補充作業を終了する。
【０００５】この他、上記インク補充孔の穴開け作業を
容易なものとするために、上記インクカートリッジをホ
ルダーに収容し、該インクカートリッジを固定した状態
で、インク補充孔を開けることも行われている。
容易なものとするために、上記インクカートリッジをホ
ルダーに収容し、該インクカートリッジを固定した状態
で、インク補充孔を開けることも行われている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、手動の
ドリルによって、上記インクカートリッジにインク補充
孔を開けるには、かなりの力が必要で、特に腕力が弱い
女性にとっては困難である。また、孔が開いたとして
も、真っ直ぐな孔を開けることは難しく、斜めに孔が開
いてしまうことが多い。上記インク補充孔が斜めに開い
た場合には、補充用のインクをカートリッジ本体内に充
填する作業が困難となる。
ドリルによって、上記インクカートリッジにインク補充
孔を開けるには、かなりの力が必要で、特に腕力が弱い
女性にとっては困難である。また、孔が開いたとして
も、真っ直ぐな孔を開けることは難しく、斜めに孔が開
いてしまうことが多い。上記インク補充孔が斜めに開い
た場合には、補充用のインクをカートリッジ本体内に充
填する作業が困難となる。
【０００７】従って、本発明の目的は、小さな荷重で誰
にでも簡単にインクカートリッジにインク補充孔を開け
ることのできるインク補充孔穴開け装置及びこの装置を
用いたインク補充孔穴開け方法を提供することにある。
にでも簡単にインクカートリッジにインク補充孔を開け
ることのできるインク補充孔穴開け装置及びこの装置を
用いたインク補充孔穴開け方法を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
カートリッジ本体内に充填されたインクが空になったイ
ンクカートリッジを、ホルダーに収納固定した状態で、
インク補充孔穴開け部材によって、該インクカートリッ
ジにインク補充孔を開けるインク補充孔穴開け装置であ
って、上記ホルダーは、上記インクカートリッジのイン
ク補充孔を開ける位置に、内壁面に雌ネジ部が形成され
た開口孔を有する突起部を備え、上記インク補充孔穴開
け部材は、上記開口孔より挿入されて上記インク補充孔
を開けるドリルと、把持部と、該ドリルと該把持部を連
結固定する連結部材と、該ドリル及び該連結部材を内部
に挿通させる挿通孔を有し、先端に上記雌ネジ部に螺合
する雄ネジ部が設けられた固定部材と、該挿通孔内であ
って該連結部材と該固定部材との間に、該固定部材を常
に該把持部側へ付勢する弾性部材とからなることを特徴
とするインク補充孔穴開け装置を提供することにより、
上記の目的を達成したものである。
カートリッジ本体内に充填されたインクが空になったイ
ンクカートリッジを、ホルダーに収納固定した状態で、
インク補充孔穴開け部材によって、該インクカートリッ
ジにインク補充孔を開けるインク補充孔穴開け装置であ
って、上記ホルダーは、上記インクカートリッジのイン
ク補充孔を開ける位置に、内壁面に雌ネジ部が形成され
た開口孔を有する突起部を備え、上記インク補充孔穴開
け部材は、上記開口孔より挿入されて上記インク補充孔
を開けるドリルと、把持部と、該ドリルと該把持部を連
結固定する連結部材と、該ドリル及び該連結部材を内部
に挿通させる挿通孔を有し、先端に上記雌ネジ部に螺合
する雄ネジ部が設けられた固定部材と、該挿通孔内であ
って該連結部材と該固定部材との間に、該固定部材を常
に該把持部側へ付勢する弾性部材とからなることを特徴
とするインク補充孔穴開け装置を提供することにより、
上記の目的を達成したものである。
【０００９】請求項２記載の発明は、上記弾性部材が、
圧縮コイルバネであることを特徴とする請求項１記載の
インク補充孔穴開け装置を提供するものである。
圧縮コイルバネであることを特徴とする請求項１記載の
インク補充孔穴開け装置を提供するものである。
【００１０】請求項３記載の発明は、請求項１記載のイ
ンク補充孔穴開け装置を用いてインクカートリッジにイ
ンク補充孔を開けるインク補充孔穴開け方法において、
上記ホルダーに設けられる上記突起部の上記雌ネジ部
に、上記固定部材の上記雄ネジ部を上記弾性部材の付勢
力に抗してねじ込んで、該固定部材を上記突起部に固定
した後、上記把持部を回して上記ドリルにより、該ホル
ダー内に収容固定された上記インクカートリッジにイン
ク補充孔を開けるようにしたことを特徴とするインク補
充孔穴開け方法を提供するものである。
ンク補充孔穴開け装置を用いてインクカートリッジにイ
ンク補充孔を開けるインク補充孔穴開け方法において、
上記ホルダーに設けられる上記突起部の上記雌ネジ部
に、上記固定部材の上記雄ネジ部を上記弾性部材の付勢
力に抗してねじ込んで、該固定部材を上記突起部に固定
した後、上記把持部を回して上記ドリルにより、該ホル
ダー内に収容固定された上記インクカートリッジにイン
ク補充孔を開けるようにしたことを特徴とするインク補
充孔穴開け方法を提供するものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインク補充孔穴開
け装置及びこの装置を用いたインク補充孔穴開け方法の
一実施形態について、図面を参照して説明する。図１は
本実施形態のインク補充孔穴開け装置によりインクカー
トリッジにインク補充孔を開け始める状態を示す断面
図、図２は本実施形態のインク補充孔穴開け装置により
インクカートリッジにインク補充孔を開けた状態を示す
断面図、図３は本実施形態のインク補充孔穴開け装置に
おけるインク補充孔穴開け部材の斜視図、図４は本実施
形態のインク補充孔穴開け装置におけるインク補充孔穴
開け部材の半分を破断して示す正面図である。
け装置及びこの装置を用いたインク補充孔穴開け方法の
一実施形態について、図面を参照して説明する。図１は
本実施形態のインク補充孔穴開け装置によりインクカー
トリッジにインク補充孔を開け始める状態を示す断面
図、図２は本実施形態のインク補充孔穴開け装置により
インクカートリッジにインク補充孔を開けた状態を示す
断面図、図３は本実施形態のインク補充孔穴開け装置に
おけるインク補充孔穴開け部材の斜視図、図４は本実施
形態のインク補充孔穴開け装置におけるインク補充孔穴
開け部材の半分を破断して示す正面図である。
【００１２】本実施形態のインク補充孔穴開け装置は、
図１及び図２に示すように、カートリッジ本体１内に充
填されたインクが空になったインクカートリッジ２を、
ホルダー３に収納固定した状態で、インク補充孔穴開け
部材４によって、該インクカートリッジ２にインク補充
孔５を開けるインク補充孔穴開け装置である。
図１及び図２に示すように、カートリッジ本体１内に充
填されたインクが空になったインクカートリッジ２を、
ホルダー３に収納固定した状態で、インク補充孔穴開け
部材４によって、該インクカートリッジ２にインク補充
孔５を開けるインク補充孔穴開け装置である。
【００１３】上記ホルダー３は、上記インクカートリッ
ジ２のインク補充孔５を開ける位置に、内壁面に雌ネジ
部６が形成された開口孔７を有する突起部８を備える。
ジ２のインク補充孔５を開ける位置に、内壁面に雌ネジ
部６が形成された開口孔７を有する突起部８を備える。
【００１４】上記インク補充孔穴開け部材４は、図３及
び図４に示すように、上記開口孔７より挿入されて上記
インク補充孔５を開けるドリル９と、把持部１０と、該
ドリル９と該把持部１０を連結固定する連結部材１１
と、該ドリル９及び該連結部材１１を内部に挿通させる
挿通孔１２を有し、先端に上記雌ネジ部６に螺合する雄
ネジ部１３が設けられた固定部材１４と、該挿通孔１２
内であって該連結部材１１と該固定部材１４との間に、
該固定部材１４を常に該把持部１０側へ付勢する弾性部
材１５とからなる。
び図４に示すように、上記開口孔７より挿入されて上記
インク補充孔５を開けるドリル９と、把持部１０と、該
ドリル９と該把持部１０を連結固定する連結部材１１
と、該ドリル９及び該連結部材１１を内部に挿通させる
挿通孔１２を有し、先端に上記雌ネジ部６に螺合する雄
ネジ部１３が設けられた固定部材１４と、該挿通孔１２
内であって該連結部材１１と該固定部材１４との間に、
該固定部材１４を常に該把持部１０側へ付勢する弾性部
材１５とからなる。
【００１５】本実施形態の上記インク補充孔穴開け装置
について更に詳しく説明する。上記インクカートリッジ
２は、図１に示すように、カートリッジ本体１内にイン
クが収容されている。そして、このインクカートリッジ
２には、カートリッジ本体１内のインクを吐出させる印
字ヘッドアッセンブリー１６が設けられている。
について更に詳しく説明する。上記インクカートリッジ
２は、図１に示すように、カートリッジ本体１内にイン
クが収容されている。そして、このインクカートリッジ
２には、カートリッジ本体１内のインクを吐出させる印
字ヘッドアッセンブリー１６が設けられている。
【００１６】上記ホルダー３は、図１に示すように、イ
ンク補充孔５が開けられる上面２ａを上向きとして上記
インクカートリッジ２をその内部に収容する、一側側に
カートリッジ挿脱口１７を有した筐体として形成されて
いる。このホルダー３は、内部に収容したインクカート
リッジ２を安定して収容するために、底部３ａが天板部
３ｂよりも幅広とされている。また、このホルダー３
は、上記インクカートリッジ２の出し入れを容易なもの
とするために、両側板部分が大きく切り欠かれている。
従って、上記カートリッジ挿脱口１７からインクカート
リッジ２を、ホルダー３に出し入れすることが容易に行
える。
ンク補充孔５が開けられる上面２ａを上向きとして上記
インクカートリッジ２をその内部に収容する、一側側に
カートリッジ挿脱口１７を有した筐体として形成されて
いる。このホルダー３は、内部に収容したインクカート
リッジ２を安定して収容するために、底部３ａが天板部
３ｂよりも幅広とされている。また、このホルダー３
は、上記インクカートリッジ２の出し入れを容易なもの
とするために、両側板部分が大きく切り欠かれている。
従って、上記カートリッジ挿脱口１７からインクカート
リッジ２を、ホルダー３に出し入れすることが容易に行
える。
【００１７】また、上記ホルダー３には、図１に示すよ
うに、インクカートリッジ２を収容したときに、該イン
クカートリッジ２を固定するためのカートリッジ固定突
起部１８が設けられている。このカートリッジ固定突起
部１８は、上記天板部３ｂのカートリッジ挿脱口１７側
に、内方向に突出した突部として設けられている。そし
て、このカートリッジ固定突起部１８は、上記ホルダー
３内に収容したインクカートリッジ２の上面２ａに設け
られた切欠き部１９の側壁面１９ａに接触し、該インク
カートリッジ２のホルダー３からの抜け止めをするよう
になっている。
うに、インクカートリッジ２を収容したときに、該イン
クカートリッジ２を固定するためのカートリッジ固定突
起部１８が設けられている。このカートリッジ固定突起
部１８は、上記天板部３ｂのカートリッジ挿脱口１７側
に、内方向に突出した突部として設けられている。そし
て、このカートリッジ固定突起部１８は、上記ホルダー
３内に収容したインクカートリッジ２の上面２ａに設け
られた切欠き部１９の側壁面１９ａに接触し、該インク
カートリッジ２のホルダー３からの抜け止めをするよう
になっている。
【００１８】また、上記ホルダー３の天板部３ｂには、
図１に示すように、内壁面に雌ネジ部６が形成された開
口孔７を有する突起部８が設けられている。この突起部
８は、円筒状をなす突起として、上記インク補充孔５を
開ける位置に対応した上記ホルダー３の天板部３ｂに設
けられている。そして、この突起部９の中心に設けられ
た開口孔８の内壁面には、上記突起部８に設けられる雄
ネジ部１３と螺合する雌ネジ部６が形成されている。
図１に示すように、内壁面に雌ネジ部６が形成された開
口孔７を有する突起部８が設けられている。この突起部
８は、円筒状をなす突起として、上記インク補充孔５を
開ける位置に対応した上記ホルダー３の天板部３ｂに設
けられている。そして、この突起部９の中心に設けられ
た開口孔８の内壁面には、上記突起部８に設けられる雄
ネジ部１３と螺合する雌ネジ部６が形成されている。
【００１９】上記インク補充孔穴開け部材４は、図３及
び図４に示すように、主として連結部材１１によって連
結固定されたドリル９及び把持部１０と、固定部材１４
とからなっている。上記把持部１０は、手に持って握り
易いように、下端側に円盤状のフランジ部２０を有した
円柱体として形成されている。上記ドリル９には、イン
クカートリッジ２に開けるインク補充孔５の孔径に応じ
たドリル径とされたものが使用される。
び図４に示すように、主として連結部材１１によって連
結固定されたドリル９及び把持部１０と、固定部材１４
とからなっている。上記把持部１０は、手に持って握り
易いように、下端側に円盤状のフランジ部２０を有した
円柱体として形成されている。上記ドリル９には、イン
クカートリッジ２に開けるインク補充孔５の孔径に応じ
たドリル径とされたものが使用される。
【００２０】上記連結部材１１は、図４に示すように、
ドリル９と把持部１０を連結固定するもので、先端側に
ドリル９、後端側に把持部１０を連結するようになって
いる。上記ドリル９の連結部材１１に対する固定は、上
記連結部材１１の軸芯に沿って形成されたドリル嵌合孔
２１に、該ドリル９を圧入し接着固定することにより行
われている。なお、上記ドリル９をドリル嵌合孔２１に
圧入したことにより、該ドリル９の連結部材１１に対す
る固定が確実であれば、接着剤を用いる必要はない。そ
して、上記把持部１０の連結部材１１に対する固定は、
該把持部１０の軸芯に沿って形成された雌ネジ２２に、
該連結部材１１の基端部に形成した雄ネジ２３を螺合さ
せることにより行われている。
ドリル９と把持部１０を連結固定するもので、先端側に
ドリル９、後端側に把持部１０を連結するようになって
いる。上記ドリル９の連結部材１１に対する固定は、上
記連結部材１１の軸芯に沿って形成されたドリル嵌合孔
２１に、該ドリル９を圧入し接着固定することにより行
われている。なお、上記ドリル９をドリル嵌合孔２１に
圧入したことにより、該ドリル９の連結部材１１に対す
る固定が確実であれば、接着剤を用いる必要はない。そ
して、上記把持部１０の連結部材１１に対する固定は、
該把持部１０の軸芯に沿って形成された雌ネジ２２に、
該連結部材１１の基端部に形成した雄ネジ２３を螺合さ
せることにより行われている。
【００２１】一方、固定部材１４は、中心部に挿通孔１
２を有した円筒体として形成され、その挿通孔１２にド
リル９と連結部材１１を挿通させるようになっている。
これらドリル９と連結部材１１を挿通させた状態におい
ては、上記固定部材１４の先端より該ドリル９の先端部
分が突出するようになっている。そして、この固定部材
１４の先端部には、上記ホルダー３に設けられる雌ネジ
部６に螺合する雄ネジ部１３が設けられている。
２を有した円筒体として形成され、その挿通孔１２にド
リル９と連結部材１１を挿通させるようになっている。
これらドリル９と連結部材１１を挿通させた状態におい
ては、上記固定部材１４の先端より該ドリル９の先端部
分が突出するようになっている。そして、この固定部材
１４の先端部には、上記ホルダー３に設けられる雌ネジ
部６に螺合する雄ネジ部１３が設けられている。
【００２２】また、上記固定部材１４の挿通孔１２に
は、圧縮コイルバネである弾性部材１５が設けられてい
る。この弾性部材１５は、固定部材１４の底部１４ａと
連結部材１１の中央部分に設けられた段差部１１ａとの
間に、該固定部材１４を常時把持部１０側へ付勢するよ
うに設けられている。従って、上記固定部材１４は、図
４に示すように、上記弾性部材１５の弾発力Ｆにより、
上記把持部１０のフランジ部２０に常時押圧される。
は、圧縮コイルバネである弾性部材１５が設けられてい
る。この弾性部材１５は、固定部材１４の底部１４ａと
連結部材１１の中央部分に設けられた段差部１１ａとの
間に、該固定部材１４を常時把持部１０側へ付勢するよ
うに設けられている。従って、上記固定部材１４は、図
４に示すように、上記弾性部材１５の弾発力Ｆにより、
上記把持部１０のフランジ部２０に常時押圧される。
【００２３】次に、上記のように構成された本実施形態
のインク補充孔穴開け装置を用いて、インクが空になっ
たインクカートリッジ２にインク補充孔５を開けるイン
ク補充孔穴開け方法について説明する。
のインク補充孔穴開け装置を用いて、インクが空になっ
たインクカートリッジ２にインク補充孔５を開けるイン
ク補充孔穴開け方法について説明する。
【００２４】先ず、図１に示すように、空になったイン
クカートリッジ２を、インク補充孔５を開ける上面２ａ
を上向きとして、上記ホルダー３内に収容する。する
と、インクカートリッジ２は、上面２ａに形成された切
欠き部１９における側壁面１９ａに、ホルダー３のカー
トリッジ固定突起部１８が係合して、該ホルダー３から
の取り出しが不可能となる。つまり、インクカートリッ
ジ２は、ホルダー３に対して収容固定されることにな
る。
クカートリッジ２を、インク補充孔５を開ける上面２ａ
を上向きとして、上記ホルダー３内に収容する。する
と、インクカートリッジ２は、上面２ａに形成された切
欠き部１９における側壁面１９ａに、ホルダー３のカー
トリッジ固定突起部１８が係合して、該ホルダー３から
の取り出しが不可能となる。つまり、インクカートリッ
ジ２は、ホルダー３に対して収容固定されることにな
る。
【００２５】次に、上記ホルダー３に設けられた突起部
８に、インク補充孔穴開け部材４を固定する。即ち、図
１に示す状態から、上記ホルダー３の雌ネジ部６に固定
部材１４の雄ネジ部１３を、上記弾性部材１５の付勢力
に抗してねじ込む。すると、上記固定部材１４は、図２
に示すように、突起部８に固定される。また、弾性部材
１５は、上記固定部材１４のネジ込みによって、圧縮さ
れた状態とされる。
８に、インク補充孔穴開け部材４を固定する。即ち、図
１に示す状態から、上記ホルダー３の雌ネジ部６に固定
部材１４の雄ネジ部１３を、上記弾性部材１５の付勢力
に抗してねじ込む。すると、上記固定部材１４は、図２
に示すように、突起部８に固定される。また、弾性部材
１５は、上記固定部材１４のネジ込みによって、圧縮さ
れた状態とされる。
【００２６】次に、上記インク補充孔穴開け部材４の把
持部１０を握って該把持部１０を回し、先端のドリル９
により、上記インクカートリッジ２にインク補充孔５を
開ける。このとき、人の手によるねじ込み力だけではな
く、圧縮された状態にある弾性部材１５の付勢力Ｆが加
わるため、小さな荷重でも簡単に、インク補充孔５を開
けることができる。また、ドリル９の孔開けは、ホルダ
ー３に固定された固定部材１４の挿通孔１２に連結部材
１１が案内されて行われる。このため、インク補充孔５
は、曲がって開くようなことはなく、ストレート孔とし
て所望の直径に開口する。
持部１０を握って該把持部１０を回し、先端のドリル９
により、上記インクカートリッジ２にインク補充孔５を
開ける。このとき、人の手によるねじ込み力だけではな
く、圧縮された状態にある弾性部材１５の付勢力Ｆが加
わるため、小さな荷重でも簡単に、インク補充孔５を開
けることができる。また、ドリル９の孔開けは、ホルダ
ー３に固定された固定部材１４の挿通孔１２に連結部材
１１が案内されて行われる。このため、インク補充孔５
は、曲がって開くようなことはなく、ストレート孔とし
て所望の直径に開口する。
【００２７】次に、上記インク補充孔５が開口したら、
上記固定部材１４を反対方向に回して、該固定部材１４
を突起部８から外す。そして、上記インク補充孔５より
補充用のインクが満たされたインク補充容器によって、
インクをカートリッジ本体１内に充填する。インクがカ
ートリッジ本体１内に満たされたら、開口されたインク
補充孔５に封止栓をし、該インク補充孔５を塞ぐ。その
後、インクカートリッジ２をホルダー３から抜き取るこ
とで、インクカートリッジ２へのインクの補充が完了す
る。
上記固定部材１４を反対方向に回して、該固定部材１４
を突起部８から外す。そして、上記インク補充孔５より
補充用のインクが満たされたインク補充容器によって、
インクをカートリッジ本体１内に充填する。インクがカ
ートリッジ本体１内に満たされたら、開口されたインク
補充孔５に封止栓をし、該インク補充孔５を塞ぐ。その
後、インクカートリッジ２をホルダー３から抜き取るこ
とで、インクカートリッジ２へのインクの補充が完了す
る。
【００２８】上述の本実施形態のインク補充孔穴開け装
置を用いれば、力の弱い女性でも簡単にインク補充孔５
を開けることができると共に、該インク補充孔５を真っ
直ぐに開けることができる。また、インクカートリッジ
２をホルダー３に収容固定し、該ホルダー３にインク補
充孔穴開け部材４を固定した状態でインク補充孔５を開
けるようにしているので、孔開け作業を行い易く、手等
を傷つけるようなことはない。
置を用いれば、力の弱い女性でも簡単にインク補充孔５
を開けることができると共に、該インク補充孔５を真っ
直ぐに開けることができる。また、インクカートリッジ
２をホルダー３に収容固定し、該ホルダー３にインク補
充孔穴開け部材４を固定した状態でインク補充孔５を開
けるようにしているので、孔開け作業を行い易く、手等
を傷つけるようなことはない。
【００２９】本発明のインク補充孔穴開け装置は、上述
した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸
脱しない限り適宜変更が可能である。例えば、上記実施
形態においては、弾性部材１５として圧縮コイルバネを
使用したが、例えば円柱状のウレタンやゴム等を使用す
ることもできる。また、上記ホルダー３は、インクカー
トリッジ２を収容固定でき、インク補充孔５を形成する
位置に雌ネジ部６を有した突起部８が形成されていれ
ば、特にその形状は問わない。
した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸
脱しない限り適宜変更が可能である。例えば、上記実施
形態においては、弾性部材１５として圧縮コイルバネを
使用したが、例えば円柱状のウレタンやゴム等を使用す
ることもできる。また、上記ホルダー３は、インクカー
トリッジ２を収容固定でき、インク補充孔５を形成する
位置に雌ネジ部６を有した突起部８が形成されていれ
ば、特にその形状は問わない。
【００３０】
【発明の効果】本発明のインク補充孔穴開け装置によれ
ば、小さな荷重で誰にでも簡単に、空になったインクカ
ートリッジにインク補充孔を開けることができ、しか
も、所望の直径とした真っ直ぐな孔を開けることができ
る。また、本発明のインク補充孔穴開け装置を用いたイ
ンク補充孔穴開け方法によれば、インクカートリッジを
ホルダーに固定し安定した状態の下で、誰にでも簡単に
小さな荷重でインク補充孔を開けることができる。
ば、小さな荷重で誰にでも簡単に、空になったインクカ
ートリッジにインク補充孔を開けることができ、しか
も、所望の直径とした真っ直ぐな孔を開けることができ
る。また、本発明のインク補充孔穴開け装置を用いたイ
ンク補充孔穴開け方法によれば、インクカートリッジを
ホルダーに固定し安定した状態の下で、誰にでも簡単に
小さな荷重でインク補充孔を開けることができる。
【図１】本発明のインク補充孔穴開け装置によりインク
カートリッジにインク補充孔を開け始める状態を示す断
面図である。
カートリッジにインク補充孔を開け始める状態を示す断
面図である。
【図２】本発明のインク補充孔穴開け装置によりインク
カートリッジにインク補充孔を開けた状態を示す断面図
である。
カートリッジにインク補充孔を開けた状態を示す断面図
である。
【図３】本発明のインク補充孔穴開け装置におけるイン
ク補充孔穴開け部材の斜視図である。
ク補充孔穴開け部材の斜視図である。
【図４】本発明のインク補充孔穴開け装置におけるイン
ク補充孔穴開け部材の半分を破断して示す正面図であ
る。
ク補充孔穴開け部材の半分を破断して示す正面図であ
る。
２ インクカートリッジ ３ ホルダー ４ インク補充孔穴開け部材 ５ インク補充孔 ６ 雌ネジ部 ８ 突起部 ９ ドリル １０ 把持部 １１ 連結部材 １４ 固定部材 １５ 弾性部材
Claims (3)
- 【請求項１】 カートリッジ本体内に充填されたインク
が空になったインクカートリッジを、ホルダーに収納固
定した状態で、インク補充孔穴開け部材によって、該イ
ンクカートリッジにインク補充孔を開けるインク補充孔
穴開け装置であって、 上記ホルダーは、上記インクカートリッジのインク補充
孔を開ける位置に、内壁面に雌ネジ部が形成された開口
孔を有する突起部を備え、 上記インク補充孔穴開け部材は、上記開口孔より挿入さ
れて上記インク補充孔を開けるドリルと、把持部と、該
ドリルと該把持部を連結固定する連結部材と、該ドリル
及び該連結部材を内部に挿通させる挿通孔を有し、先端
に上記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部が設けられた固定部
材と、該挿通孔内であって該連結部材と該固定部材との
間に、該固定部材を常に該把持部側へ付勢する弾性部材
とからなることを特徴とするインク補充孔穴開け装置。 - 【請求項２】 上記弾性部材が、圧縮コイルバネである
ことを特徴とする請求項１記載のインク補充孔穴開け装
置。 - 【請求項３】 請求項１記載のインク補充孔穴開け装置
を用いてインクカートリッジにインク補充孔を開けるイ
ンク補充孔穴開け方法において、 上記ホルダーに設けられる上記突起部の上記雌ネジ部
に、上記固定部材の上記雄ネジ部を上記弾性部材の付勢
力に抗してねじ込んで、該固定部材を上記突起部に固定
した後、上記把持部を回して上記ドリルにより、該ホル
ダー内に収容固定された上記インクカートリッジにイン
ク補充孔を開けるようにしたことを特徴とするインク補
充孔穴開け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25280295A JPH0994799A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | インク補充孔穴開け装置及びこの装置を用いたインク補充孔穴開け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25280295A JPH0994799A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | インク補充孔穴開け装置及びこの装置を用いたインク補充孔穴開け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0994799A true JPH0994799A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17242438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25280295A Pending JPH0994799A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | インク補充孔穴開け装置及びこの装置を用いたインク補充孔穴開け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0994799A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0884187A2 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-16 | Mitsubishi Pencil Corporation of America | Device for making a hole in an ink cartridge |
| WO2002026502A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-04-04 | Lee Yong Soo | Ink refilling apparatus and method for cartridge of ink jet printer |
| US6799610B2 (en) | 2002-09-20 | 2004-10-05 | Kenneth Yuen | Method and apparatus for refilling an ink cartridge |
| US7104639B2 (en) * | 2004-08-09 | 2006-09-12 | Hermes Edgard J | Apparatus for refilling ink cartridges |
| US7303267B2 (en) | 2004-04-02 | 2007-12-04 | Kenneth Yuen | Actuator for automatic ink refill system |
| US7325909B2 (en) | 2005-04-28 | 2008-02-05 | Kenneth Yuen | Automatic ink refill system and methods |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25280295A patent/JPH0994799A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0884187A2 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-16 | Mitsubishi Pencil Corporation of America | Device for making a hole in an ink cartridge |
| EP0884187A3 (en) * | 1997-06-12 | 2000-03-29 | Mitsubishi Pencil Corporation of America | Device for making a hole in an ink cartridge |
| WO2002026502A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-04-04 | Lee Yong Soo | Ink refilling apparatus and method for cartridge of ink jet printer |
| US6799610B2 (en) | 2002-09-20 | 2004-10-05 | Kenneth Yuen | Method and apparatus for refilling an ink cartridge |
| US7303267B2 (en) | 2004-04-02 | 2007-12-04 | Kenneth Yuen | Actuator for automatic ink refill system |
| US7104639B2 (en) * | 2004-08-09 | 2006-09-12 | Hermes Edgard J | Apparatus for refilling ink cartridges |
| US7325909B2 (en) | 2005-04-28 | 2008-02-05 | Kenneth Yuen | Automatic ink refill system and methods |
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