JPH0994377A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JPH0994377A JPH0994377A JP7252699A JP25269995A JPH0994377A JP H0994377 A JPH0994377 A JP H0994377A JP 7252699 A JP7252699 A JP 7252699A JP 25269995 A JP25269995 A JP 25269995A JP H0994377 A JPH0994377 A JP H0994377A
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- JP
- Japan
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- water
- hot water
- washing
- frequency power
- washing machine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗剤の活性化度が高く洗浄力の高い湯を、手
軽に洗濯に用いる機能を有する洗濯機を提供する。 【構成】 高周波電力供給手段６から高周波電力を加熱
コイル５に与え、誘導加熱の原理により熱交換素子４自
体を加熱することで、洗濯に用いる水に効率よく熱を与
えることができ、洗濯機を動かすための電源コンセント
だけで、手軽に湯を用いた洗濯を行うことができる。
軽に洗濯に用いる機能を有する洗濯機を提供する。 【構成】 高周波電力供給手段６から高周波電力を加熱
コイル５に与え、誘導加熱の原理により熱交換素子４自
体を加熱することで、洗濯に用いる水に効率よく熱を与
えることができ、洗濯機を動かすための電源コンセント
だけで、手軽に湯を用いた洗濯を行うことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯に使用する水の温
度を上昇させることで洗浄力を高める洗濯機に関するも
のである。
度を上昇させることで洗浄力を高める洗濯機に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、洗剤の活性化度が高く、洗浄力の
高い湯を洗濯に利用する場合、ガス給湯器などによる給
湯蛇口から得られる湯が利用されていた。
高い湯を洗濯に利用する場合、ガス給湯器などによる給
湯蛇口から得られる湯が利用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、集合住宅など
の洗濯機を置くための場所には、給湯蛇口がない場合が
一般的であるため、手軽に湯を用いた洗濯を行うのは困
難であった。
の洗濯機を置くための場所には、給湯蛇口がない場合が
一般的であるため、手軽に湯を用いた洗濯を行うのは困
難であった。
【０００４】また、給湯蛇口がある場合でも、洗濯の度
に洗剤の活性化度の高い摂氏４０度付近に調節するのは
手間がかかるという問題点があった。
に洗剤の活性化度の高い摂氏４０度付近に調節するのは
手間がかかるという問題点があった。
【０００５】本発明の第１の目的は、洗剤の活性化度が
高く洗浄力の高い湯を、手軽に洗濯に用いる機能を有す
る洗濯機を提供するものである。
高く洗浄力の高い湯を、手軽に洗濯に用いる機能を有す
る洗濯機を提供するものである。
【０００６】本発明の第２の目的は、湯の温度を洗剤の
活性化度が最も高くなる摂氏４０度付近に調節すること
で洗浄力を高める機能を持つ洗濯機を提供するものであ
る。
活性化度が最も高くなる摂氏４０度付近に調節すること
で洗浄力を高める機能を持つ洗濯機を提供するものであ
る。
【０００７】本発明の第３の目的は、すすぎの際に洗剤
が溶けやすい湯のシャワーを用いることで、洗濯物の繊
維の中に入り込んだ洗剤を除去し、すすぎの能力を高め
る機能を持つ洗濯機を提供するものである。
が溶けやすい湯のシャワーを用いることで、洗濯物の繊
維の中に入り込んだ洗剤を除去し、すすぎの能力を高め
る機能を持つ洗濯機を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の目的を達
成するための第１の手段は、撹拌翼により洗濯物を洗濯
する槽を外包し水を貯めるための外槽と、槽および外槽
に給水を行う給水手段と、給水手段から供給される水に
熱を与える熱交換素子と、熱交換素子を誘導加熱する加
熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電力を供給する高
周波電力供給手段と、槽および撹拌翼を回転させる回転
手段と、槽および外槽内の水を排出する排水手段と、外
槽を吊り下げるためのサスペンションと、外槽をサスペ
ンションを介して支持する外枠と、給水手段、高周波電
力供給手段、回転手段及び排水手段を制御し洗濯・すす
ぎ・脱水の各工程を行う工程制御部とを有する洗濯機で
ある。
成するための第１の手段は、撹拌翼により洗濯物を洗濯
する槽を外包し水を貯めるための外槽と、槽および外槽
に給水を行う給水手段と、給水手段から供給される水に
熱を与える熱交換素子と、熱交換素子を誘導加熱する加
熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電力を供給する高
周波電力供給手段と、槽および撹拌翼を回転させる回転
手段と、槽および外槽内の水を排出する排水手段と、外
槽を吊り下げるためのサスペンションと、外槽をサスペ
ンションを介して支持する外枠と、給水手段、高周波電
力供給手段、回転手段及び排水手段を制御し洗濯・すす
ぎ・脱水の各工程を行う工程制御部とを有する洗濯機で
ある。
【０００９】本発明の第２の目的を達成するための第２
の手段は、第１の手段の構成に加え、給水手段から供給
する湯の温度を測定する湯温測定手段と、湯温測定手段
から得られる観測値から加熱コイルに与えられる高周波
電力を制御する湯温調節部を有する洗濯機である。
の手段は、第１の手段の構成に加え、給水手段から供給
する湯の温度を測定する湯温測定手段と、湯温測定手段
から得られる観測値から加熱コイルに与えられる高周波
電力を制御する湯温調節部を有する洗濯機である。
【００１０】本発明の第３の目的を達成するための第３
の手段は、第１の手段の構成の給水手段にシャワー発生
手段を加えた洗濯機である。
の手段は、第１の手段の構成の給水手段にシャワー発生
手段を加えた洗濯機である。
【００１１】
【作用】第１の手段によれば、高周波電力供給手段から
高周波電力を加熱コイルに与え、誘導加熱の原理により
熱交換素子自体を加熱することで、洗濯に用いる水に効
率よく熱を与えることができ、洗濯機を動かすための電
源コンセントだけで、手軽に湯を用いた洗濯を行うこと
ができる。
高周波電力を加熱コイルに与え、誘導加熱の原理により
熱交換素子自体を加熱することで、洗濯に用いる水に効
率よく熱を与えることができ、洗濯機を動かすための電
源コンセントだけで、手軽に湯を用いた洗濯を行うこと
ができる。
【００１２】第２の手段によれば、湯温測定手段で得ら
れた湯温を用いて、湯温調節部が高周波電力供給手段の
高周波電力を調節することで、洗剤の活性化度の最も高
い摂氏４０度付近に湯温を調節することができ、同じ量
の洗剤を用いても洗浄力を高くすることができる。
れた湯温を用いて、湯温調節部が高周波電力供給手段の
高周波電力を調節することで、洗剤の活性化度の最も高
い摂氏４０度付近に湯温を調節することができ、同じ量
の洗剤を用いても洗浄力を高くすることができる。
【００１３】第３の手段によれば、すすぎに用いる水と
して、洗剤を溶かし易い湯を用い、しかも脱水時にシャ
ワー発生手段によりシャワー状にして与えることで、洗
濯物の繊維の中に入り込んだ洗剤を除去し、すすぎの能
力を高めることができる。
して、洗剤を溶かし易い湯を用い、しかも脱水時にシャ
ワー発生手段によりシャワー状にして与えることで、洗
濯物の繊維の中に入り込んだ洗剤を除去し、すすぎの能
力を高めることができる。
【００１４】
【実施例】以下、上記第一の実施例について添付図面を
もとに説明する。まず、図１を用いて全体の動作につい
ての説明を行う。図１において、１は洗濯物や洗濯に供
する水を入れる槽、２は槽１を外包し水を貯めるための
外槽、３は槽１および外槽２に給水を行う給水手段、４
は給水手段３から供給される水に熱を与えるための熱交
換素子、５は熱交換素子を誘導加熱するための加熱コイ
ル、６は加熱コイルに高周波電力を供給する高周波電力
供給手段、７は洗濯を行うための撹拌翼、８は槽１およ
び撹拌翼７を回転させる回転手段、９は槽１および外槽
２内の水を排出する排水手段、１０は外槽を吊り下げる
ためのサスペンション、１１は外槽２をサスペンション
１０を介して支持する外枠、１２は給水手段３や高周波
電力供給手段６や回転手段８や排水手段９を制御し洗濯
・すすぎ・脱水の各工程を行う工程制御部である。な
お、給水手段３および排水手段９には電磁弁、熱交換素
子４には内部に水を通す構造に加工したステンレス、高
周波電力供給手段６にはインバータ回路、回転手段８に
はモータ、工程制御部１２にはマイクロコンピュータを
用いることでこの構成を容易に実現できる。
もとに説明する。まず、図１を用いて全体の動作につい
ての説明を行う。図１において、１は洗濯物や洗濯に供
する水を入れる槽、２は槽１を外包し水を貯めるための
外槽、３は槽１および外槽２に給水を行う給水手段、４
は給水手段３から供給される水に熱を与えるための熱交
換素子、５は熱交換素子を誘導加熱するための加熱コイ
ル、６は加熱コイルに高周波電力を供給する高周波電力
供給手段、７は洗濯を行うための撹拌翼、８は槽１およ
び撹拌翼７を回転させる回転手段、９は槽１および外槽
２内の水を排出する排水手段、１０は外槽を吊り下げる
ためのサスペンション、１１は外槽２をサスペンション
１０を介して支持する外枠、１２は給水手段３や高周波
電力供給手段６や回転手段８や排水手段９を制御し洗濯
・すすぎ・脱水の各工程を行う工程制御部である。な
お、給水手段３および排水手段９には電磁弁、熱交換素
子４には内部に水を通す構造に加工したステンレス、高
周波電力供給手段６にはインバータ回路、回転手段８に
はモータ、工程制御部１２にはマイクロコンピュータを
用いることでこの構成を容易に実現できる。
【００１５】以上のような構成を持つ洗濯機は、洗濯物
および洗剤が投入され、使用者の指示で洗濯工程が開始
されると、工程制御部１２は給水手段３を開き、所定の
水量になるまで槽１および外槽２に給水を行う。給水を
行う際、工程制御部１２は、同時に高周波電力供給手段
６を動かし、加熱コイル５に高周波電力を供給する。熱
交換素子４および加熱コイル５は図２のように構成され
ているので、熱交換素子４の内部には高周波電力により
渦電流が発生する。よって、熱交換素子４にはジュール
熱が生じ、発熱により高温となった金属部の穴を水が通
ることで（図２）、金属部と水とが触れ合い、熱交換素
子４と水との間で熱交換が行われる。よって、給水手段
３から槽１および外槽２に供給される水は温水となり、
洗濯に用いられる洗剤を活性化させる。給水が終了する
と、工程制御部１２は回転手段８により撹拌翼７を回転
させ、所定時間の洗濯を行う。洗濯工程が終了すると、
工程制御部１２は排水手段９により排水を行った後、槽
１を回転手段８により回転させて脱水工程を行う。脱水
工程が終了すると、工程制御部１は洗濯工程と同様の動
作ですすぎ工程を行い、再び脱水工程を行って洗濯を終
了する。
および洗剤が投入され、使用者の指示で洗濯工程が開始
されると、工程制御部１２は給水手段３を開き、所定の
水量になるまで槽１および外槽２に給水を行う。給水を
行う際、工程制御部１２は、同時に高周波電力供給手段
６を動かし、加熱コイル５に高周波電力を供給する。熱
交換素子４および加熱コイル５は図２のように構成され
ているので、熱交換素子４の内部には高周波電力により
渦電流が発生する。よって、熱交換素子４にはジュール
熱が生じ、発熱により高温となった金属部の穴を水が通
ることで（図２）、金属部と水とが触れ合い、熱交換素
子４と水との間で熱交換が行われる。よって、給水手段
３から槽１および外槽２に供給される水は温水となり、
洗濯に用いられる洗剤を活性化させる。給水が終了する
と、工程制御部１２は回転手段８により撹拌翼７を回転
させ、所定時間の洗濯を行う。洗濯工程が終了すると、
工程制御部１２は排水手段９により排水を行った後、槽
１を回転手段８により回転させて脱水工程を行う。脱水
工程が終了すると、工程制御部１は洗濯工程と同様の動
作ですすぎ工程を行い、再び脱水工程を行って洗濯を終
了する。
【００１６】以上のような動作により、洗剤の活性化度
が高く洗浄力の高い湯を、手軽に洗濯に用いる機能を有
する洗濯機を提供することができる。
が高く洗浄力の高い湯を、手軽に洗濯に用いる機能を有
する洗濯機を提供することができる。
【００１７】なお、本実施例では、熱交換素子として穴
あきステンレスを用いたが、高周波電力により渦電流が
発生し、熱交換を行うことができる構造であれば何でも
よい。
あきステンレスを用いたが、高周波電力により渦電流が
発生し、熱交換を行うことができる構造であれば何でも
よい。
【００１８】次に第二の実施例について添付図面を基に
説明する。なお、第１の発明と同一部分は同一符号をつ
けて説明を省略する。図３において、１３は給水手段３
から供給される湯の温度を測定する湯温測定手段、１４
は湯温測定手段１３から得られる観測値から前記加熱コ
イルに与えられる高周波電力を制御する湯温調節部であ
る。なお、湯温測定手段１３にはサーミスタ、湯温調節
部１４にはマイクロコンピュータを用いることでこの構
成を容易に実現できる。
説明する。なお、第１の発明と同一部分は同一符号をつ
けて説明を省略する。図３において、１３は給水手段３
から供給される湯の温度を測定する湯温測定手段、１４
は湯温測定手段１３から得られる観測値から前記加熱コ
イルに与えられる高周波電力を制御する湯温調節部であ
る。なお、湯温測定手段１３にはサーミスタ、湯温調節
部１４にはマイクロコンピュータを用いることでこの構
成を容易に実現できる。
【００１９】槽１に給水を行う際には、熱交換素子４を
通して水を熱してから給水手段３から給水が行われる。
この時、洗剤が最も活性化する摂氏４０度付近が最も洗
浄効率がよくなる。但し、初期水温が変化すると、同じ
エネルギーを与えても熱交換後の湯の温度は異なる。ま
た、気温が高い場合は、水道管にたまっていた暖かい水
が暫く出た後に冷たい水が出るなど、水温が大きく変化
する場合もある。よって、温度測定手段１３で摂氏４０
度からの差を演算し、温度が低い場合は摂氏４０度にな
るまで高周波電力供給手段６により供給される高周波電
力を増加させ、温度が高い場合は高周波電力を減少させ
ることで水温を調節する。
通して水を熱してから給水手段３から給水が行われる。
この時、洗剤が最も活性化する摂氏４０度付近が最も洗
浄効率がよくなる。但し、初期水温が変化すると、同じ
エネルギーを与えても熱交換後の湯の温度は異なる。ま
た、気温が高い場合は、水道管にたまっていた暖かい水
が暫く出た後に冷たい水が出るなど、水温が大きく変化
する場合もある。よって、温度測定手段１３で摂氏４０
度からの差を演算し、温度が低い場合は摂氏４０度にな
るまで高周波電力供給手段６により供給される高周波電
力を増加させ、温度が高い場合は高周波電力を減少させ
ることで水温を調節する。
【００２０】以上のような動作により、湯の温度を洗剤
の活性化度が最も高くなる摂氏４０度付近に調節するこ
とで洗浄力を高める機能を持つ洗濯機を提供することが
できる。
の活性化度が最も高くなる摂氏４０度付近に調節するこ
とで洗浄力を高める機能を持つ洗濯機を提供することが
できる。
【００２１】次に第三の実施例について添付図面を基に
説明する。なお、第１の発明と同一部分は同一符号を付
けて説明を省略する。図４において、１５はシャワー発
生手段付き給水手段である。なお、シャワー発生手段付
き給水手段には切り替え電磁弁を用いることでこの構成
を容易に実現できる。
説明する。なお、第１の発明と同一部分は同一符号を付
けて説明を省略する。図４において、１５はシャワー発
生手段付き給水手段である。なお、シャワー発生手段付
き給水手段には切り替え電磁弁を用いることでこの構成
を容易に実現できる。
【００２２】図５にシャワー発生手段付き給水手段の概
略構成を示す。図５（ａ）において１６はシャワー用電
磁バルブ、１７は通常給水用バルブである。図５（ｂ）
に示されているように、給水弁を切り替えてシャワー発
生用の細かい穴が開いている所に水路を変更すること
で、通常の給水と脱水すすぎ用の給水を切り替えること
ができる。次に脱水工程について説明を行う。脱水工程
において、工程制御部１２は排水手段９により排水を行
った後、槽１を回転手段８により回転させる。この脱水
立ち上げ時に、シャワー発生手段付き給水手段１５によ
り、所定のタイミングで（例えば２分に１回）所定時間
（例えば３０秒）の温水シャワー（摂氏４０度）を加え
る。これにより、洗剤を溶かし易い温水が、遠心力を持
って衣類に与えられることになる。よって、温水が繊維
を貫き通すため、繊維の間に残っている洗剤を溶かし出
すことができる。
略構成を示す。図５（ａ）において１６はシャワー用電
磁バルブ、１７は通常給水用バルブである。図５（ｂ）
に示されているように、給水弁を切り替えてシャワー発
生用の細かい穴が開いている所に水路を変更すること
で、通常の給水と脱水すすぎ用の給水を切り替えること
ができる。次に脱水工程について説明を行う。脱水工程
において、工程制御部１２は排水手段９により排水を行
った後、槽１を回転手段８により回転させる。この脱水
立ち上げ時に、シャワー発生手段付き給水手段１５によ
り、所定のタイミングで（例えば２分に１回）所定時間
（例えば３０秒）の温水シャワー（摂氏４０度）を加え
る。これにより、洗剤を溶かし易い温水が、遠心力を持
って衣類に与えられることになる。よって、温水が繊維
を貫き通すため、繊維の間に残っている洗剤を溶かし出
すことができる。
【００２３】以上のような動作により、すすぎの際に洗
剤が溶けやすい湯のシャワーを用いることで、洗濯物の
繊維の中に入り込んだ洗剤を除去し、すすぎの能力を高
める機能を持つ洗濯機を提供することができる。
剤が溶けやすい湯のシャワーを用いることで、洗濯物の
繊維の中に入り込んだ洗剤を除去し、すすぎの能力を高
める機能を持つ洗濯機を提供することができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明した発明の効果を以下に述べ
る。前記第１の発明によれば、高周波電力供給手段から
高周波電力を加熱コイルに与え、誘導加熱の原理により
熱交換素子自体を加熱することで、洗濯に用いる水に効
率よく熱を与えることができ、洗濯機を動かすための電
源コンセントだけで、手軽に湯を用いた洗濯を行うこと
ができる。
る。前記第１の発明によれば、高周波電力供給手段から
高周波電力を加熱コイルに与え、誘導加熱の原理により
熱交換素子自体を加熱することで、洗濯に用いる水に効
率よく熱を与えることができ、洗濯機を動かすための電
源コンセントだけで、手軽に湯を用いた洗濯を行うこと
ができる。
【００２５】前記第２の発明によれば、湯温測定手段で
得られた湯温を用いて、湯温調節部が高周波電力供給手
段の高周波電力を調節することで、洗剤の活性化度の最
も高い摂氏４０度付近に湯温を調節することができ、同
じ量の洗剤を用いても洗浄力を高くすることができる。
得られた湯温を用いて、湯温調節部が高周波電力供給手
段の高周波電力を調節することで、洗剤の活性化度の最
も高い摂氏４０度付近に湯温を調節することができ、同
じ量の洗剤を用いても洗浄力を高くすることができる。
【００２６】前記第３の発明によれば、すすぎに用いる
水として、洗剤を溶かし易い湯を用い、しかも脱水時に
シャワー発生手段によりシャワー状にして与えること
で、洗濯物の繊維の中に入り込んだ洗剤を除去し、すす
ぎの能力を高めることができる。
水として、洗剤を溶かし易い湯を用い、しかも脱水時に
シャワー発生手段によりシャワー状にして与えること
で、洗濯物の繊維の中に入り込んだ洗剤を除去し、すす
ぎの能力を高めることができる。
【図１】第１の発明の実施例を示す洗濯機の構成図
【図２】同洗濯機の実施例を示す加熱コイルと熱交換器
の構成図
の構成図
【図３】第２の発明の実施例を示す洗濯機の構成図
【図４】第３の発明の実施例を示す洗濯機の構成図
【図５】シャワー発生手段付き給水手段の概略構成図
１ 槽 ２ 外槽 ３ 給水手段 ４ 熱交換素子 ５ 加熱コイル ６ 高周波電力供給手段 ７ 撹拌翼 ８ 回転手段 ９ 排水手段 １０ サスペンション １１ 外枠 １２ 工程制御部 １３ 湯温測定手段 １４ 湯度調節部 １５ シャワー発生手段付き給水手段 １６ シャワー用バルブ １７ 通常給水用バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乾 弘文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山下 秀和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大森 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 撹拌翼により洗濯物を洗濯する槽を外包
し水を貯めるための外槽と、槽および外槽に給水を行う
給水手段と、給水手段から供給される水に熱を与える熱
交換素子と、熱交換素子を誘導加熱する加熱コイルと、
前記加熱コイルに高周波電力を供給する高周波電力供給
手段と、槽および撹拌翼を回転させる回転手段と、槽お
よび外槽内の水を排出する排水手段と、外槽を吊り下げ
るためのサスペンションと、外槽をサスペンションを介
して支持する外枠と、給水手段、高周波電力供給手段、
回転手段及び排水手段を制御し洗濯・すすぎ・脱水の各
工程を行う工程制御部とを有する洗濯機。 - 【請求項２】 給水手段から供給する湯の温度を測定す
る湯温測定手段と、湯温測定手段から得られる観測値か
ら加熱コイルに与えられる高周波電力を制御する湯温調
節部を有する請求項１記載の洗濯機。 - 【請求項３】 給水手段にシャワー発生手段を加えた請
求項１記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7252699A JPH0994377A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7252699A JPH0994377A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0994377A true JPH0994377A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17241027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7252699A Pending JPH0994377A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0994377A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1914339A1 (en) * | 2006-10-19 | 2008-04-23 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Household washing machine with induction heating |
| EP2400052A1 (en) | 2010-06-25 | 2011-12-28 | Vestel Beyaz Esya Sanayi Ve Ticaret A.S. | An induction heating system |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7252699A patent/JPH0994377A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1914339A1 (en) * | 2006-10-19 | 2008-04-23 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Household washing machine with induction heating |
| EP2400052A1 (en) | 2010-06-25 | 2011-12-28 | Vestel Beyaz Esya Sanayi Ve Ticaret A.S. | An induction heating system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20031216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |