JPH0993119A - プログラマブル回路装置 - Google Patents

プログラマブル回路装置

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JPH0993119A
JPH0993119A JP7271785A JP27178595A JPH0993119A JP H0993119 A JPH0993119 A JP H0993119A JP 7271785 A JP7271785 A JP 7271785A JP 27178595 A JP27178595 A JP 27178595A JP H0993119 A JPH0993119 A JP H0993119A
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JP
Japan
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chip
input
wiring
logic
programmable
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Application number
JP7271785A
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English (en)
Inventor
Mineki Ichimori
峰樹 市森
Masaru Katayama
勝 片山
Kennosuke Fukami
健之助 深見
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のプログラマブルチップを用いてマルチ
チップシステムを構成した場合、信号伝搬遅延時間の増
大を抑え、高性能なマルチチップシステムを実現できる
プログラマブル回路装置を提供することを目的とするも
のである。 【解決手段】 外部との信号のやりとりを行う入出力要
素と、所望の論理を実現する論理要素と、入出力要素と
論理要素との間における相互接続または論理要素同士の
間における相互接続を行う内部配線要素とを有するプロ
グラマブル回路装置において、プログラマブル回路装置
内に設けられているバイパス配線と、入出力要素を、内
部配線要素またはバイパス配線に切り換え接続するライ
ンスイッチとを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブル論
理チップ、プログラマブル相互接続チップ等のプログラ
マブル回路装置に係り、特に、プログラマブル論理相互
接続チップによってプロマブル回路装置を複数個接続し
てマルチチップシステムを構成した場合におけるチップ
間信号遅延時間の短縮に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、第1の従来技術であるプログ
ラマブル論理チップPC11の構成例を示す図である。
【0003】プログラマブル論理チップPC11は、論
理要素10と、内部配線要素11と、入出力要素12と
を有する。
【0004】論理要素10は、入力信号に対して任意の
論理を実現した出力信号を出力できるものであり、外部
からプログラムすることによってその実現論理を変更す
ることができるものである。論理要素10を取り囲むよ
うに2次元的に内部配線要素11が配置され、論理要素
10同士の接続、または入出力要素12と論理要素10
との接続が、内部配線要素11によって行われ、プログ
ラムすることによって、所望の機能を実現するために必
要な接続関係が実現されるものである。入出力要素12
は、プログラマブル論理チップPC11の内部と外部と
の信号のやりとりを行う部品であり、プログラムで信号
の入出力属性を指定し、使用するものである。
【0005】図17は、従来のプログラマブル論理チッ
プPC11を構成する論理要素10の一例を示す図であ
る。
【0006】論理要素10は、3入力1出力の論理要素
であり、3本の入力線20と、出力線21と、8個の論
理メモリ22と、8−1セレクタ23と、D型フリップ
フロップ24と、2−1セレクタ25とを有する。
【0007】論理要素10は、論理に対応した内容が8
個の論理用メモリ22のそれぞれに予め書き込まれ、こ
れら8個の論理用メモリ22の中から、入力信号に対応
したメモリ22を選択し、この選択されたメモリ22の
内容を出力することによって、論理を実現するものであ
る。そして、論理要素10が3入力であり、論理メモリ
セル22が8(=23 )個配置されているので、256
(=28 )通りの任意の論理を実現することができる。
また、論理メモリ22の値を書き直すことによって、論
理を変更することができる。たとえば、論理要素10で
3入力AND論理を実現するには、3本の入力線20が
全て「1」であるときに選択される論理メモリセルにの
み、「1」を書き込んでおき、その他の7個の論理メモ
リセルには「0」を書き込んでおけばよく、これと同様
にして所望の論理を実現することができる。
【0008】このようなプログラマブル論理チップPC
11の1チップにおける論理搭載能力は最大20kG程
度であり、通信システム等で要求される大規模回路(1
00kG以上)をプログラマブルに実現するためには、
プログラマブル回路装置を搭載したプログラマブル論理
チップPC11を複数個接続し、これによって、マルチ
チップシステムを構成する必要がある。
【0009】プログラマブル論理チップPC11を複数
使用してマルチチップシステムを構成する場合、プログ
ラマブル論理チップPC11間を接続するプログラマブ
ル相互接続チップが使用されている。
【0010】図18は、従来のプログラマブル相互接続
チップPC12の構成例を示す図である。
【0011】この従来のプログラマブル相互接続チップ
PC12は、入出力端子30と、ラインスイッチ31
と、分離スイッチ32と、横配線群33と、縦配線群3
4とで構成され、交差する縦配線34と横配線33とを
ラインスイッチ31で接続し、隣接する配線間を分離ス
イッチ32が接続/分離することによって、任意の入出
力端子30間の接続を可能にしている。つまり、ある入
出力端子30に入力した信号を他の任意の入出力端子3
0に出力することができる。したがって、プログラマブ
ル相互接続チップPC12では、入出力端子30のうち
の任意の端子間を接続することができる。
【0012】図19は、従来のマルチチップシステムM
S11の構成例を示す図である。
【0013】この従来のマルチチップシステムMS11
は、プログラマブル論理チップPC11とプログラマブ
ル相互接続チップPC12とチップ間配線44とで構成
され、プログラマブル論理チップPC11は、プログラ
マブル論理チップ入出力端子41を有し、プログラマブ
ル相互接続チップPC12は、プログラマブル相互接続
チップ入出力端子43と、モジュール入出力端子45と
を有する。
【0014】図19には、プログラマブル論理チップP
C11が5個、その入出力端子41が10個、プログラ
マブル相互接続チップPC12が5個、その入出力端子
43が10個である場合を示してある。
【0015】プログラマブル論理チップPC11の入出
力端子41は、2本づつ、5個のプログラマブル相互接
続チップPC12の入出力端子43と接続されている。
したがって、あるプログラマブル論理チップPC11と
他のプログラマブル論理チップPC11とを接続する場
合、適当な1つのプログラマブル相互接続チップPC1
2を経由することによって、所望の接続を得ることがで
きる。
【0016】図20は、図19のマルチチップシステム
MS11と同じ構成であるが、特に、プログラマブル相
互接続チップPC12cを経由して、プログラマブル論
理チップPC11bとプログラマブル論理チップPC1
1dとを接続する場合の説明図である。
【0017】プログラマブル相互接続チップPC12c
における任意の入出力端子間同士を接続することができ
るので、プログラマブル相互接続チップPC12cの入
出力端子のうち、プログラマブル論理チップPC11b
に接続されている入出力端子と、プログラマブル論理チ
ップPC11dに接続されている入出力端子とを、プロ
グラマブル相互接続チップPC12c内で接続すれば、
所望の接続を実現することができる。つまり、上記従来
例においては、上記のように、任意のプログラマブル論
理チップPC11同志の間を、1個のプログラマブル相
互接続チップPC12を経由することによって自由に接
続可能である。
【0018】しかし、上記従来例においては、あるプロ
グラマブル論理チップPC11から他のプログラマブル
論理チップPC11へ信号を伝搬する場合、別チップで
あるプログラマブル相互接続チップPC12を経由する
必要があるので、伝搬される信号は、プログラマブル
論理チップPC11の出力バッファ、プログラマブル
相互接続チップPC12の入力バッファ、プログラマ
ブル相互接続チップPC12の出力バッファ、他のプ
ログラマブル論理チップPC11の入力力バッファの合
計4つの入出力バッファを経由することになる。このよ
うに多くの入出力バッファを経由するので、信号遅延時
間が長くなるという問題がある。したがって、上記従来
例においては、複数のプログラマブル論理チップ間に回
路をマッピングして動作させる場合に、動作周波数が向
上しないという問題がある。
【0019】図21は、第2の従来例を示す図であり、
従来のプログラマブル論理チップPC11を用いたマル
チチップシステムMS12の構成例を示す図である。
【0020】マルチチップシステムMS12は、プログ
ラマブル論理チップPC11と、チップ間配線61と、
マルチチップシステムMS12の外部端子62とを有
し、実現したい機能を複数チップに分割割り当てし、各
チップが割り当てられた機能を分担して実現するもので
ある。
【0021】図22は、機能ブロックBa、Bb、Bc
とマルチチップシステムMS12との対応を説明する図
である。
【0022】ここで、図21に示す従来のマルチチップ
システムMS12上に、図22に示す回路をプログラミ
ングする場合を考える。つまり、図22(1)に示す各
機能ブロックBa、Bb、Bcを、それぞれ、図22
(2)に示すマルチチップシステムMS12上のプログ
ラマブル論理チップPC11に対応させて、プログラミ
ングする場合を考える。すなわち、機能ブロックBaを
チップPC11aに割り当て、機能ブロックBbをチッ
プPC11bに割り当て、機能ブロックBc機能ブロッ
クBcをチップPC11cに割り当てる。この場合、チ
ップPC11aからPC11cに直接信号を伝えること
ができないので、チップPC11aからチップPC11
bを経由してPC11cに信号を伝えることになる。
【0023】図23は、上記従来例において、チップP
C11b内部のプログラミング例を示す図である。
【0024】このチップPC11b内部のプログラミン
グ例において、論理要素80、81と、入出力要素8
2、83、84、85と、ラインスイッチ86−1〜1
5と、分離スイッチ87−1〜3とが設けられている。
【0025】図24は、従来例におけるラインスイッチ
86の構成を示す図である。
【0026】この従来のラインスイッチ86の構成にお
いて、MOSトランジスタ90と、制御メモリ91と、
配線92、93とが設けられている。MOSトランジス
タ90のソースとドレインとに接続された2つの配線9
2と93と接続/分離を、ゲートに接続されたメモリ9
1の値で制御する。
【0027】次に、図22において、チップPC11a
からPC11cへの信号伝搬経路について説明する。
【0028】チップPC11aからの信号は、入出力要
素82を経由してチップPC11b内に伝搬する。な
お、図23中、「●」は、ラインスイッチがオン、すな
わち2配線間の接続状態を示し、「○」は、ラインスイ
ッチがオフの状態、すなわち2配線間が分離されている
状態を示している。入力要素82に入力された信号は、
オン状態にあるラインスイッチ86−1、86−15と
分離スイッチ87−1〜3とを経由し、入出力要素84
に到達し、チップPC11bからPC11cに伝搬され
る。
【0029】従来のプログラマブル論理チップPC11
を用いたマルチチップシステムMS12は、上記のよう
であるので、プログラマブル論理チップPc11を、本
来の論理実現機能以外に、他のプログラマブル論理チッ
プPC11に接続するために使用することがある。
【0030】しかし、従来のプログラマブル論理チップ
内部は、シングルチップ性能を最適化するリソース配分
となっているので、プログラマブル論理チップを他のプ
ログラマブル論理チップ間の接続に用いる場合、その性
能が十分ではない。すなわち、チップPC11aとチッ
プPC11bとの間を接続するために、チップPC11
b内に信号を伝搬させる場合、チップPC11bの内部
配線要素内の分離スイッチやラインスイッチを多段に通
過したり、マルチファンアウトに対応した高負荷ライン
を使用するので、信号遅延が大きくなるという問題があ
る。
【0031】この問題を解決しようとして、プログラマ
ブル論理チップとプログラマブル相互接続チップとで構
成されているマルチチップシステムMS13(第3の従
来技術)が提案されている。
【0032】図25は、従来のプログラマブル相互接続
チップPC13の構成例を示す図である。
【0033】このプログラマブル相互接続チップPC1
3は、入出力要素100と、入力用引き出し線101
と、出力用引き出し線102と、縦配線群103と、横
配線群104と、分離/接続スイッチ105と、ライン
スイッチ106〜109とを有する。そして、プログラ
マブル相互接続チップPC13において、任意の外部端
子間を接続することが可能であり、たとえば図25にお
いて、端子Taと端子Tbとを接続するには、ラインス
イッチ107、108、109をオンにすればよい。
【0034】図26は、第3の従来例であるマルチチッ
プシステムMS13を示す図であり、このマルチチップ
システムMS13は、プログラマブル論理チップPC1
1とプログラマブル相互接続チップPC13と、チップ
間配線112と、マルチチップシステムの外部端子11
3とを有する。
【0035】ここで、図26に示したマルチチップシス
テムMS13上に、図27に示す回路をプログラミング
する場合について考える。つまり、図27に示す各機能
機能ブロックBba、Bb、Bcを、それぞれ図28に
示すマルチチップシステムMS13上のプログラマブル
論理チップPC11a、PC13、PC11cにそれぞ
れ対応させてプログラミングする。この場合、チップP
C11aからPC11cに信号を直接伝えるようにする
ために、チップPC11aからプログラマブル相互接続
チップPC13を経由し、チップPC11cに信号を伝
える。
【0036】図29は、プログラマブル相互接続チップ
PC13内部のプログラミング例を示す図である。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラマブル
相互接続チップは、その入出力端子のうちの任意端子同
士を接続できるように構成してあるので、プログラマブ
ル論理チップ同士を接続するためにプログラマブル相互
接続チップを用いると、その性能を十分には発揮できな
い。
【0038】つまり、上記従来例では、プログラマブル
論理チップPC11同志の間を接続するために、プログ
ラマブル相互接続チップPC12内で信号を伝搬させる
場合、多段スイッチを通過し、信号遅延が大きくなると
いう問題がある。また、上記従来例では、プログラマブ
ル論理チップPC11と同数程度のプログラマブル相互
接続チップPC12をボードに配置するので、所定面積
に実装できるプログラマブル論理チップPC11の数が
減少し、論理搭載密度が低下するという問題がある。
【0039】この問題を解決する手段として、入出力要
素と内部配線要素との間、または、入出力要素相互間
を、1対1または1対Nに接続するプログラマブル配線
領域を用いることが提案されている(特開平5−016
326号)。
【0040】しかし、従来のプログラマブル論理チップ
PC11、プログラマブル相互接続チップPC12によ
ってマルチチップシステムMS11、MS12を構成し
た場合、多段スイッチを通過することによって信号の伝
搬遅延が大きくなり、マルチチップシステムの動作周波
数が低く抑えられるという問題がある。
【0041】一方、この問題を解決するためにプログラ
マブル配線を導入しても、長距離のプログラマブル配線
の負荷によって信号伝搬時間が増大し、結局、マルチチ
ップシステムの動作周波数が低く抑えられるという問題
を解決できない。
【0042】本発明は、従来のプログラマブルチップを
用いてマルチチップシステムを構成した場合、信号伝搬
遅延時間の増大を抑え、高性能なマルチチップシステム
を実現できるプログラマブル回路装置を提供することを
目的とするものである。
【0043】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部との信号
のやりとりを行う入出力要素と、所望の論理を実現する
論理要素と、入出力要素と論理要素との間における相互
接続または論理要素同士の間における相互接続を行う内
部配線要素とを有するプログラマブル回路装置におい
て、プログラマブル回路装置内に設けられているバイパ
ス配線と、入出力要素を、内部配線要素またはバイパス
配線に切り換え接続するラインスイッチとを有するもの
である。
【0044】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例であるプログラマブル論理チップPC1を示
す図である。
【0045】このプログラマブル論理チップPC1は、
チップ入出力端子150と、論理要素151と、スイッ
チ要素152と、内部配線要素153とを有する。
【0046】チップ入出力端子150は、入力端子か出
力端子かを示す入出力属性を外部からプログラミングし
て使用するものである。論理要素151は、所望の機能
に対応した論理を外部からプログラミングして使用する
ものである。内部配線要素153は、論理要素151を
2次元的に取り囲み、論理要素151同士の間の接続、
または論理要素151とスイッチ要素152との間の接
続、または、論理要素151と入出力端子150との間
の接続を行うものである。
【0047】スイッチ要素152は、入出力端子150
または内部配線要素153と接続するものであり、プロ
グラマブル論理チップとは従来、別チップであったプロ
グラマブル相互接続チップの機能を担うものである。
【0048】図2は、上記実施例におけるチップ入出力
端子150の構成図である。
【0049】チップ入出力端子150は、IOパッド1
60と、入力バッファ161と、出力バッファ162と
を有するものであり、プログラマブル論理チップPC1
の内部と外部との信号のやりとりを行う部品であり、入
力信号であるか出力信号であるかを示す信号の入出力属
性をプログラムで指定し使用するものである。
【0050】図3は、論理要素151の構成例を示す図
である。
【0051】論理要素151は、3入力1出力であり、
3本の入力線170と、出力線171と、論理メモリ1
72と、8−1セレクタ173と、D型フリップフロッ
プ174と、2−1セレクタ175とを有し、論理に対
応して予め書き込んだ論理メモリ172の中から、入力
に対応したメモリの値を選択し、出力することによっ
て、論理を実現するものである。
【0052】論理要素151は3入力であるので、8
(=23 )個の論理メモリセルを配置することによっ
て、256(=28 )通りの任意の論理を実現できる。
論理メモリ172の値を書き直すことによって、論理を
変更することができる。たとえば、論理要素151によ
って3入力AND論理を実現する場合、3本の入力線1
70が全て「1」であるときに選択される論理メモリセ
ルにのみ、「1」を書き込んでおき、その他の7個の論
理メモリセルに「0」を書き込んでおくことによって、
3入力AND論理を実現することができる。
【0053】ところで、上記のようなプログラマブル論
理チップの論理搭載能力は最大20kGであり、通信シ
ステム等で要求される大規模回路(100kG以上)を
プログラマブルに実現するためには、複数のプログラマ
ブル論理チップを接続してマルチチップシステムを構成
する必要がある。
【0054】図4は、上記実施例における内部配線要素
153の構成例を示す図であり、論理要素151も併記
してある。
【0055】図4に示す内部配線要素は、ラインスイッ
チ180と、分離スイッチ181と、横配線群182
と、縦配線群183とを有し、縦横交差配線182、1
83をラインスイッチ180で接続し、隣接配線間を分
離スイッチ181で接続/分離することによって、任意
の論理要素間を接続可能にしている。
【0056】図5は、上記実施例におけるスイッチ要素
152の構成例を示す図である。
【0057】スイッチ要素152は、スイッチ要素ブロ
ック端子190と、ラインスイッチ191と、分離スイ
ッチ192と、横配線群193と、縦配線群194とを
有する。
【0058】図6(1)は、本発明の実施例であるマル
チチップシステムMS1を示す図であり、図6(2)
は、マルチチップシステムMS1におけるチップ入出力
端子150の拡大図である。
【0059】マルチチップシステムMS1は、プログラ
マブル論理チップPC1a、PC1b、PC1c、PC
1d、PC1eと配線とで構成され、プログラマブル論
理チップPC1aは、チップ入出力端子150と、論理
要素151と、スイッチ要素152とで構成されてい
る。また、プログラマブル論理チップPC1b、PC1
c、PC1d、PC1eのそれぞれの構成は、プログラ
マブル論理チップPC1aと同様である。
【0060】図1で示したように、プログラマブル論理
チップPC1内部のスイッチ要素152の12本の端子
のうち、2本はチップ内の論理要素151に接続され、
残りの10本の端子がチップ外部端子であるチップ入出
力端子150に接続されている。プログラマブル論理チ
ップPC1内部の論理要素151の10本の端子のう
ち、2本の端子はチップ内のスイッチ要素152へ接続
され、残りの8本の端子が外部端子であるチップ入出力
端子150に接続されている。
【0061】図6に示すように、プログラマブル論理チ
ップPC11aの外部端子150のうちで、チップ端子
t1、t2は、マルチチップシステム外部と信号をやり
とりする入出力端子と接続され、チップ端子t3、4
は、プログラマブル論理チップEの論理要素と接続さ
れ、チップ端子17、18はスイッチ要素と接続されて
いる。また、チップ端子t5、6は、プログラマブル論
理チップPC11dの論理要素と接続され、チップ端子
t15、t16は、スイッチ要素と接続されている。さ
らに、チップ端子t7、t8は、プログラマブル論理P
C11cの論理要素と接続され、チップ端子t13、t
14は、スイッチ要素と接続されている。チップ端子t
9、t10は、プログラマブル論理チップPC11bの
論理要素と接続され、、チップ端子t11、t12はス
イッチ要素と接続されている。
【0062】次に、上記実施例であるマルチチップシス
テムの使用法について説明する。
【0063】図7は、マルチチップシステムに搭載する
回路例を示す図である。
【0064】この搭載回路例は、D型フリップフロップ
(D−FF)210、212と、組み合わせ回路21
1、213と、配線214とを有する。
【0065】次に、図6のマルチチップシステムに図7
の回路を搭載する場合について説明する。ここで、D−
FF210と組み合わせ回路211とをプログラマブル
論理チップPC11aに搭載し、D−FF212と組み
合わせ回路213とをプログラマブル論理PC11cに
搭載したとする。
【0066】この場合、図6において、D−FF210
と組み合わせ回路211とを、プログラマブル論理チッ
プPC11aの論理要素203内に実現する。この際、
D−FF210の出力を、プログラマブル論理チップP
C11a端子t13に出力するように、チップPC11
a内をプログラミングする。端子t13に接続されたD
−FF210の出力は、チップ間配線を経由し、プログ
ラマブル論理PC11cの端子202−9に到達する。
プログラマブル論理PC11c内のスイッチ要素で適当
な配線に乗り換えた後、プログラマブル論理PC11c
の論理要素に入力する。論理要素には、D−FF212
と組み合わせ回路213とをプログラミングしておき、
その入力に信号を接続することによって、図7に示す回
路を、図6に示すマルチチップシステム上に搭載するこ
とが実現される。
【0067】上記実施例によれば、プログラマブル論理
チップとプログラマブル相互接続チップとを別チップ構
成とした従来のマルチチップシステムと比較して、その
接続の自由度を同等のままに維持しつつ、チップ入出力
バッファの通過数を削減することができる。
【0068】つまり、従来構成においては、前段のプロ
グラマブル論理チップの出力バッファと、経由するプロ
グラマブル相互接続チップの入力バッファと、その出力
バッファと、後段のプログラマブル論理チップの入力バ
ッファとの合計4個のバッファを経由するが、上記実施
例においては、プログラマブル論理チップPC11aの
出力バッファとプログラマブル論理PC11cの出力バ
ッファとの合計2個のバッファのみを経由するだけで足
り、チップ入出力バッファの通過数を2つ削減すること
ができる。
【0069】一方、0.5μmCMOS技術において入
出力バッファの遅延時間は約3nsec程度であり、上記実
施例では、2つのプログラマブル論理チップ同士の間
で、2つのバッファを削減できるので、DF/F210
とDF/F212との間における信号遅延時間を約6ns
ec(=3nsec×2)程度削減できる。したがって、上記
実施例では、マルチチップシステムにおいてチップ間転
送遅延を削減でき、このために、動作周波数の向上、設
計側でのチップ分割制約の緩和になり、システム性能が
向上されるという利点がある。
【0070】図8は、本発明の第2の実施例であるプロ
グラマブル論理チップPC2を示す図である。
【0071】図8に示すプログラマブル論理チップPC
2は、そのプログラマブル論理チップPC2内に設けら
れているバイパス配線223と、入出力要素220を、
内部配線要素222またはバイパス配線223に切り換
え接続するラインスイッチ225と、論理要素221と
を有するものである。
【0072】プログラマブル論理チップPC2におい
て、入出力要素220−1と220−2とを接続する場
合、ラインスイッチ225−1と、225−2とをバイ
パス配線223−1に切り換えることによって、ライン
スイッチ225−1、バイパス配線223−1、ライン
スイッチ225−2を経由して、入出力要素220−1
と220−2とが接続される。この場合、2つの入出力
要素の間にはラインスイッチが2つのみ存在するので、
3つのラインスイッチが存在する従来例の場合よりも、
その遅延時間が短くなるという利点がある。
【0073】本発明におけるスイッチ要素152の最も
簡潔な形態として、バイパス配線223が考えられ、マ
ルチチップ構成時に、バイパス配線223を有するチッ
プを経由スイッチとして使用して、このチップの両脇に
存在するプログラマブル論理チップ間を接続することが
できる。このように接続することによって、プログラマ
ブル論理チップで構成されるマルチチップシステムを高
性能化することができる。
【0074】図8に示す実施例は、プログラマブル論理
チップについてのものであるが、これを、プログラマブ
ル相互接続チップに適用するようにしてもよい。
【0075】図9は、本発明の第3の実施例であるプロ
グラマブル論理チップPC3を示す図である。
【0076】このプログラマブル論理チップPC3は、
入力要素230と、論理要素231と、内部配線群23
2と、周辺配線群(バイパス配線)233と、周辺配線
内に配置したノンインバートバッファ234と、ライン
スイッチ235を有する。なお、周辺配線群233は、
図8に示すバイパス配線223に対応している。
【0077】このプログラマブル論理チップPC3にお
いて、プログラマブル論理要素231に所望の論理をプ
ログラミングし、内部配線要素232、233によっ
て、プログラマブル論理要素231間を接続し、所望の
機能を実現する。さらに1個以上のバッファを各配線要
素232、233に配置したプログラマブル配線領域に
よって、入出力要素と内部配線232、233とを接続
することによって、必要な機能を実現する。
【0078】次に、プログラマブル論理チップPC3を
用いてマルチチップシステムを構成する場合について説
明する。
【0079】図10は、マルチチップシステム構成例を
示す図である。
【0080】図10に示すマルチチップシステムでは、
外部端子240と、プログラマブル論理チップPC3
と、チップ間配線242とを有する。
【0081】次に、図10に示すマルチチップシステム
上に、図11(1)に示す回路を実現する場合を考え
る。この回路の各ブロックBa、Bb、Bcをそれぞれ
マルチチップシステム上のプログラマブル論理チップP
C3a、PC3b、PC3cに対応させ、図11(2)
に示すようにプログラミングする。
【0082】チップPC3aからPC3cへは、信号を
直接伝搬させる配線がないので、チップPC3bを経由
して信号を伝搬させる。チップPC3bは、この信号線
に対して、チップPC3aとPC3cとを接続するため
の相互接続チップとしての機能を担うものである。
【0083】図12は、上記実施例において、チップP
C3b内のプログラミング例を示す図である。
【0084】図12に示すチップPC3bは、入出力要
素260と、論理要素261と、内部配線群262と、
周辺配線群263と、周辺配線内に配置したノンインバ
ートバッファ264と、ラインスイッチ265とを有す
る。
【0085】次に、図11におけるチップPC3aから
PC3cへの信号接続経路に沿って、チップPC3bの
動作を説明する。
【0086】入力要素260−1から入力された信号は
配線を通過し、ラインスイッチ265−1へ到達する。
入出力要素260からの配線と周辺配線263との間を
接続するように、ラインスイッチ265−1を予めプロ
グラミングしておく。周辺配線263上には、1個の信
号駆動用バッファ264が配置され、信号駆動用のバッ
ファ264は、インバータでもノンインバートドライバ
のいずれでもよい。ただし、インバータの場合に、信号
通過経路に配置するインバータ数を偶数とし、論理が反
転しないよう配置する必要がある。図12には、周辺配
線263にノンインバートドライバを1個配置した場合
を示してあるが、周辺配線263にノンインバートドラ
イバを複数個配置してもよく、インバートドライバを複
数個配置するようにしてもよい。
【0087】ところで、従来例では配線上にバッファが
存在せず、この従来例においては、チップ1辺長以上も
の長い配線負荷によって、信号の伝搬遅延時間が増加す
る。しかし、上記実施例においては、バッファ(ドライ
バ)264によって配線が2分割されることによって、
配線長が半分の2つの配線部分に分けられ、各配線部分
の負荷に起因する遅延時間が短縮される。
【0088】一般的には、ドライバを挿入したことによ
る遅延時間の増加分と、配線を分割したことによる遅延
時間減少分との競合によって、トータルの遅延時間は決
定する。チップサイズの増大によって、プログラマブル
配線要素の長さが長くなってきた場合、バッファを挿入
し、配線を複数のサブ配線単位に分割した方が、トータ
ルの遅延時間は減少する。
【0089】つまり、周辺配線内に設けるバッファの個
数は、使用するバッファの遅延時間と、バッファの駆動
力と、周辺配線の線路定数とによって求まる伝搬遅延時
間が最小になるように設定されていればよい。
【0090】そして、プログラマブル論理チップPC3
をさらに広げて、入出力要素と内部配線要素との間を1
対N(Nは1以上の整数)で周辺配線によって接続し、
または入出力要素相互間を1対Nで周辺配線によって接
続し、この周辺配線内に少なくとも1つのバッファを設
けるようにしてもよい。
【0091】また、図9に示す実施例は、プログラマブ
ル論理チップについてのものであるが、これを、プログ
ラマブル相互接続チップに適用するようにしてもよい。
【0092】図13は、0.5μmCMOS技術を使用
した場合において、25mm配線長で信号を伝搬させる
場合の遅延時間を回路シミュレーションによって求めた
特性を示す図である。
【0093】図13において、縦軸は遅延時間(任意端
子)であり、横軸は25mm配線に等間隔に挿入する分
割用バッファ数である。横軸の0の点は、分割無しの場
合(すなわち従来技術の場合)に相当する。図13が示
すように、配線経路にバッファを挿入した方が、バッフ
ァ無しの場合よりも遅延時間が減少していることが分か
る。本回路シミュレーション条件では、挿入バッファ数
が3、すなわち25mm長配線を4つの6.25mm長
サブ配線に分割した場合に、遅延時間が最小になる。
【0094】次に、チップPC3b内で論理を実現する
場合について説明する。
【0095】図12において、入出力要素260−1か
ら入力した信号は、ラインスイッチ265−1を通過し
て内部配線262に達する。チップPC3b内で論理を
実現する場合、ラインスイッチ265−1をオフ(非接
続)状態にプログラミングしておき、これによって、信
号は周辺配線263に伝搬されない。信号は、チップ内
部のプログラマブル論理ブロック261にのみ到達し、
ここで所望の機能に対応した論理処理が行われる。チッ
プ外への論理処理出力信号の出力については、入力側と
同様の構成によって実現される。チップ接続用に周辺配
線263を使用しない場合は、従来技術と同様の構成で
実現することができる。
【0096】次に、信号の分配がある場合について説明
する。まず、チップPC3aからPC3cに分配する信
号について説明する。
【0097】チップPC3aの出力端子は、入出力要素
260−1に接続される。入出力要素260−1に入力
された信号は、配線を経由しラインスイッチ265−1
に達する。ラインスイッチ265−1をオン(接続)状
態にプログラミングしておくと、信号は周辺配線263
に伝搬される。周辺配線263上には、1個以上のバッ
ファ264が配置してあり、チップ1辺長近い配線26
3を分割することによって、上記のように高速な信号伝
搬を実現する。上記構成によってチップPC3bを経由
し、PC3cに伝搬する信号の分配が、短い遅延時間で
実現される。
【0098】一方、チップPC3bへの分配は、ライン
スイッチ265−1のオン/オフに関わらず、内部配線
262に伝搬される。内部配線262を経由して論理要
素に信号を伝えることによって、チップPC3bへの分
配が容易に実現される。このように、信号のファンアウ
ト分配も、短い遅延時間で容易に実現することができ
る。
【0099】上記実施例においては、マルチチップシス
テムの場合、他チップ間を接続する機能を担うプログラ
マブル論理チップにおいて、入出力要素と最小のライン
スイッチとを通過することによって、入力端子から出力
端子までの接続が実現可能である。また、接続用配線上
にバッファを配置したことによって、従来の長距離配線
の負荷による伝搬遅延時間に比べ、短い遅延時間で信号
の伝搬が可能であり、より高性能なマルチチップシステ
ムを実現できる。
【0100】図14は、本発明の第4の実施例であるプ
ログラマブル相互接続チップPC4の構成を示す図であ
る。
【0101】このプログラマブル相互接続チップにおい
て、外部端子280と、入力引き出し線281と、出力
引き出し線282と、縦配線群283と、横配線群28
4と、分離/接続スイッチ285と、ラインスイッチ2
86と、周辺配線287とが設けられている。
【0102】図15は、プログラマブル論理チップとプ
ログラマブル相互接続チップとで構成されるマルチチッ
プシステム構成例を示す図である。
【0103】このマルチチップシステムは、プログラマ
ブル論理チップ290と、プログラマブル相互接続チッ
プ291と、チップ間配線292と、マルチチップシス
テムの外部端子293とを有する。
【0104】図15に示すマルチチップシステムにおい
て、プログラマブル相互接続チップPC3bを介して、
プログラマブル論理チップPC3aの出力端子をプログ
ラマブル論理PC3cに接続する場合を考える。ここ
で、プログラマブル論理チップPC3aの出力端子を、
プログラマブル相互接続チップPC3bの入出力端子に
入力する。
【0105】ところで、上記プログラマブル相互接続チ
ップが、従来のように、プログラマブル配線を有しない
チップである場合、プログラマブル相互接続チップの任
意の入出力端子間の任意接続機能を用いて、ボード上の
任意の他のプログラマブル論理チップと接続することが
可能であるものの、任意の入出力端子間を接続するの
で、内部接続領域において、多段のスイッチを通過する
ことになり、これによって、入力端子から出力端子まで
の遅延時間が長くなる。
【0106】ところが、上記実施例ではプログラマブル
論理チップPC3aに接続する他のプログラマブル論理
チップのうちで、特に信号伝搬時間を短縮したいプログ
ラマブル論理チップをプログラマブル相互接続チップの
隣接位置(上下左右位置)に配置することによって、そ
の信号伝搬時間が短くなる。
【0107】プログラマブル論理チップPC3aの出力
信号は、プログラマブル論理チップPC3bの入力端子
から入力され、配線を伝わってラインスイッチに到達す
る。ラインスイッチをオンにプログラミングすることに
よって、配線上の信号は、配線上を伝搬する。配線はチ
ップ2辺分の長さに相当する長距離配線であるが、経路
上、配線長を5等分分割位置に4個のインバータが配置
されているので、その配線は、5本のサブ配線に分割さ
れている。
【0108】もし、インバータが存在しない場合、長い
配線の負荷によってその信号の遅延時間が増大する。と
ころが、上記実施例では、インバータが挿入されている
ことによって、インバータ通過時間による遅延時間が多
少増大するものの、短い配線に起因する負荷の軽減によ
って削減される遅延時間が長いので(遅延時間削減の効
果が大きいので)、トータルでは信号の遅延時間が短く
なる。また、配線内に設置され信号が通過するインバー
タは4段と偶数であるので、論理の反転を生じずに高速
に信号転送することができる。
【0109】なお、ノンインバートドライバ使用によっ
て発生する1段当りの遅延時間よりも、インバータ使用
によって発生する1段当りの遅延時間が小さい。
【0110】このようにプログラマブル論理チップとプ
ログラマブル相互接続チップとで構成されるマルチチッ
プシステムにおいて、配線上にドライバを配した周辺配
線を用いることによって、マルチチップシステムにおけ
る動作は、従来例における動作よりも高速である。
【0111】なお本明細書においては、プログラマブル
論理チップ、プログラマブル相互接続チップ、マルチチ
ップシステムを総称してプログラマブル回路装置と呼
ぶ。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、従来のプログラマブル
チップを用いてマルチチップシステムを構成した場合、
プログラマブル回路装置内に設けられているバイパス配
線と、入出力要素を内部配線要素またはバイパス配線に
切り換え接続するラインスイッチとを有するので、従来
例よりもラインスイッチの数が少なく、信号伝搬遅延時
間の増大を抑え、高性能なマルチチップシステムを実現
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるプログラマブル論
理チップPC1の図である。
【図2】上記実施例におけるチップ入出力端子150の
構成図である。
【図3】論理要素151の構成例を示す図である。
【図4】上記実施例における内部配線要素153の構成
例を示す図である。
【図5】上記実施例におけるスイッチ要素152の構成
例を示す図である。
【図6】本発明の実施例であるマルチチップシステムM
S1を示す図である。
【図7】マルチチップシステムに搭載する回路例を示す
図である。
【図8】本発明の第2の実施例であるプログラマブル論
理チップPC2の図である。
【図9】本発明の第3の実施例であるプログラマブル論
理チップPC3の図である。
【図10】マルチチップシステム構成例を示す図であ
る。
【図11】ブロックBa、Bb、Bcをそれぞれマルチ
チップシステム上のプログラマブル論理チップPC3
a、PC3b、PC3cに対応させた図である。
【図12】上記実施例において、チップPC3b内のプ
ログラミング例の図である。
【図13】0.5μmCMOS技術を使用した場合にお
いて、25mm配線長で信号を伝搬させる場合の遅延時
間を回路シミュレーションによって求めた特性を示す図
である。
【図14】本発明の第4の実施例であるプログラマブル
相互接続チップPC4の構成を示す図である。
【図15】プログラマブル論理チップとプログラマブル
相互接続チップとで構成されるマルチチップシステム構
成例を示す図である。
【図16】第1の従来技術であるプログラマブル論理チ
ップPC11の構成例を示す図である。
【図17】従来のプログラマブル論理チップPC11を
構成する論理要素10の一例を示す図である。
【図18】従来のプログラマブル相互接続チップPC1
2の構成例を示す図である。
【図19】従来のマルチチップシステムMS11の構成
例を示す図である。
【図20】プログラマブル相互接続チップPC12cを
経由して、プログラマブル論理チップPC11bとプロ
グラマブル論理チップPC11dとを接続する場合の説
明図である。
【図21】第2の従来例を示す図であり、従来のプログ
ラマブル論理チップPC11を用いたマルチチップシス
テムMS12の構成例を示す図である。
【図22】機能ブロックBa、Bb、Bcとマルチチッ
プシステムMS12との対応を説明する図である。
【図23】上記従来例において、チップPC11b内部
のプログラミング例を示す図である。
【図24】従来例におけるラインスイッチ86の構成を
示す図である。
【図25】従来のプログラマブル相互接続チップPC1
3の構成例を示す図である。
【図26】第3の従来例であるマルチチップシステムM
S13を示す図である。
【図27】プログラミングすべき回路例を示す図であ
る。
【図28】マルチチップシステムMS13上のプログラ
マブル論理チップPC11a、PC13、PC11cを
示す図である。
【図29】プログラマブル相互接続チップPC13内部
のプログラミング例を示す図である。
【符号の説明】
PC1、PC2、PC3…プログラマブル論理チップ、 PC4…プログラマブル相互接続チップ、 MS1…マルチチップシステム、 220、220−1、220−2…入出力要素、 225、225−1、225−2…ラインスイッチ、 223、223−1…バイパス配線、 222…内部配線、 234…ノンインバートバッファ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部との信号のやりとりを行う入出力要
    素と、所望の論理を実現する論理要素と、上記入出力要
    素と上記論理要素との間における相互接続または上記論
    理要素同士の間における相互接続を行う内部配線要素と
    を有するプログラマブル回路装置において、 上記プログラマブル回路装置内に設けられているバイパ
    ス配線と;上記入出力要素を、上記内部配線要素または
    上記バイパス配線に切り換え接続するラインスイッチ
    と;を有することを特徴とするプログラマブル回路装
    置。
  2. 【請求項2】 外部との信号のやりとりを行う入出力要
    素と、所望の論理を実現する論理要素と、上記入出力要
    素と上記論理要素との間における相互接続または上記論
    理要素同士の間における相互接続を行う内部配線要素と
    を有するプログラマブル回路装置において、 上記入出力要素と上記内部配線要素との間を1対N(N
    は1以上の整数)で接続し、または上記入出力要素相互
    間を1対Nで接続する周辺配線と;この周辺配線内に設
    けられているバッファと;を有することを特徴とするプ
    ログラマブル回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記周辺配線内に設ける上記バッファの個数は、使用す
    る上記バッファの遅延時間と、上記バッファの駆動力
    と、上記周辺配線の線路定数とによって求まる伝搬遅延
    時間が最小になるように設定されていることを特徴とす
    るプログラマブル回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 複数の上記プログラマブル回路装置が、上記ラインスイ
    ッチによって相互接続されていることを特徴とするプロ
    グラマブル回路装置。
JP7271785A 1995-09-26 1995-09-26 プログラマブル回路装置 Pending JPH0993119A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021534592A (ja) * 2018-08-21 2021-12-09 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド パッド制限構成可能論理デバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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