JPH0991878A - 記録媒体からデータを再生する再生装置とその再生方法 - Google Patents

記録媒体からデータを再生する再生装置とその再生方法

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JPH0991878A
JPH0991878A JP7243331A JP24333195A JPH0991878A JP H0991878 A JPH0991878 A JP H0991878A JP 7243331 A JP7243331 A JP 7243331A JP 24333195 A JP24333195 A JP 24333195A JP H0991878 A JPH0991878 A JP H0991878A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、パック、パケットのスタートコ
ードと同一のコードがプライベートデータ中に存在して
いても、デコード時に何ら影響を受けることなく、信頼
性の高いデコードを行うことができ、CRCエラーが発
生しても各デコーダへの影響を極力少なくして、パック
単位で処理を独立して行えるため、システム全体が暴走
することなく、エラーが発生しても復帰までの処理過程
が早くなる。 【解決決手段】 この発明は、主映像データ、音声デー
タ、副映像データ、又は、ディスクサーチ情報データを
所定の単位でパケット化し、それらのパケットを所定の
単位で多重化(パック化)したストリームデータをパッ
ク毎に分離し、パケットの種別判定、該当デコーダへ送
出を行う際に、光ディスクドライバから転送されてくる
パックの先頭データに同期したパックの先頭同期情報を
受けとり、これをトリガとして、内部のシーケンサが動
作を開始するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧縮された動画デー
タや音声データ等のデータが記録されている光ディスク
等の記録媒体からデータを再生する再生装置、およびそ
の記録媒体からのデータの再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像や音声(オーディオ)等のデ
ータをデジタルで記録した光ディスクを再生する動画対
応光ディスク再生装置が開発されており、例えば、映画
ソフトやカラオケ等の再生装置として広く利用されてい
る。また、最近では、動画に対するデータ圧縮(符号
化)方式がMPEG(Moving Picture Image Coding Ex
pert Group)方式として国際標準化されるに至ってい
る。このMPEG方式は映像データを可変長圧縮する方
式である。
【0003】また、現在、MPEG2方式が国際標準化
されつつあり、これに伴ってMPEG2圧縮方式に対応
したシステムフォーマットもMPEG2システムレイヤ
として規定されている。このMPEG2システムレイヤ
では、動画、音声、その他のデータを所定の単位でパケ
ット化し、更にそのパケットを所定の単位でパック化し
て、それぞれパケットレイヤ、システムレイヤとして呼
ばれている。
【0004】このシステムレイヤの復号では、転送され
てくるストリームデータのパックスタートコードのみを
デコードしてパックを分離、同期して転送できるように
基準時刻を用いて表現した転送開始時刻の調停、パケッ
トスタートコードを用いてパケットの分離、ストリーム
IDコードを用いてパケットの種別判定、転送パケット
長のカウントを行っている。
【0005】ストリームデータのコードには、通常、C
RCエラービットが付加されていて、エラーが完全に無
いときは、ストリームデータのパックスタートコード、
パケットスタートコード、ストリームIDコードをデコ
ードすれば確実なデータを送出できる。
【0006】しかしながら、コードのみをデコードし
て、スタートコードを検出する場合、そのスタートコー
ド自身にCRCエラーが発生しているとパックの区切
り、パケットの区切りが見つけられない。また、そのス
タートコードと同一のデータを持つパケットが存在する
と、それをスタートコードと誤って認識することにな
る。更に、パケットの種別を表すコードやパケット長を
表すコードにCRCエラーがあると次のパック開始やパ
ケットの開始コードを検出できないことがある。
【0007】これらの状況が起こるとシステムが暴走、
復帰できなくなる可能性がある。
【0008】また、各デコーダには間違ったパケットデ
ータを送出してしまうこともあり、映像(主映像)、映
像補助(副映像)、音声が正確に再生できなくなる等の
問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
課題を解決するためのもので、パック、パケットのスタ
ートコードと同一のコードがプライベートデータ中に存
在していても、デコード時に何ら影響を受けることな
く、信頼性の高いデコードを行うことができ、CRCエ
ラーが発生しても各デコーダへの影響を極力少なくし
て、パック単位で処理を独立して行えるため、システム
全体が暴走することなく、エラーが発生しても復帰まで
の処理過程が早くなりデータ処理能力を向上できること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の再生装置は、
所定バイト数のデータ量のパック内にそれぞれ主映像デ
ータ、オーディオデータ、副映像データ、ディスクサー
チ情報データのいずれかのデータが記録されている記録
媒体を再生するものにおいて、上記記録媒体のパックデ
ータを読取る読取手段、この読取手段により読取られた
パックデータを出力する第1の出力手段、この第1の出
力手段によりパックデータの先頭バイトのデータを出力
する際に同期信号を出力する第2の出力手段、この第2
の出力手段により出力された同期信号により作動を開始
し、上記第1の出力手段により出力されるパックデータ
をバイト単位で管理する管理手段、この管理手段により
管理されている状態で、第1の出力手段により出力され
る所定バイト目のデータによりデータ種別が主映像デー
タ、オーディオデータ、副映像データ、ディスクサーチ
情報データのいずれであるかを判断する判断手段、上記
読取手段により読取られたパックデータに対して、上記
判断手段により判断したデータ種別に対応した復調を行
う復調手段、およびこの復調手段により復調されたデー
タを再生出力する再生手段から構成されている。
【0011】この発明の再生装置は、所定バイト数のデ
ータ量のパック内にそれぞれ再生基準時刻データを含む
各パックを識別するためのパックヘッダと主映像デー
タ、オーディオデータ、副映像データ、ディスクサーチ
情報データのいずれかのデータが記録されるパケットを
有する記録媒体を再生するものにおいて、上記記録媒体
のパックデータを読取る読取手段、この読取手段により
読取られたパックデータを出力する第1の出力手段、こ
の第1の出力手段によりパックデータの先頭バイトのデ
ータを出力する際に同期信号を出力する第2の出力手
段、上記読取手段により読取られたパックデータ内の所
定量単位の読取りエラー信号を出力する第3の出力手
段、上記第2の出力手段により出力された同期信号によ
り作動を開始し、上記第1の出力手段により出力される
パックデータをバイト単位で管理する管理手段、この管
理手段により管理されている状態で、第1の出力手段に
より出力される所定バイト目のデータにより再生基準時
刻データを判断するとともに、別の所定バイト目のデー
タによりデータ種別が主映像データ、オーディオデー
タ、副映像データ、ディスクサーチ情報データのいずれ
であるかを判断する判断手段、上記読取手段により読取
られたパック内のパケットデータに対して、上記再生基
準時刻データが再生用の基準時刻となった際に、上記判
断手段により判断したデータ種別に対応したそれぞれ別
々の復調部で復調を行う復調手段、この復調手段により
復調されたデータを再生出力する再生手段、および上記
管理手段により管理されている状態で、パックの再生基
準時刻データを含むバイトに対応するデータが上記第1
の出力手段により出力されている際に、上記第3の出力
手段により読取りエラー信号が出力された場合、再生用
の基準時刻との参照を行わずに、上記読取手段により読
取られたパケットデータを、上記判断手段により判断し
たデータ種別に対応した復調部へ出力する第4の出力手
段から構成されている。
【0012】この発明の再生装置は、所定バイト数のデ
ータ量のパック内にそれぞれパックのダミーデータ長を
示すデータを含む各パックを識別するためのパックヘッ
ダと主映像データ、オーディオデータ、副映像データ、
ディスクサーチ情報データのいずれかのデータが記録さ
れるパケットを有する記録媒体を再生するものにおい
て、上記記録媒体のパックデータを読取る読取手段、こ
の読取手段により読取られたパックデータを出力する第
1の出力手段、この第1の出力手段によりパックデータ
の先頭バイトのデータを出力する際に同期信号を出力す
る第2の出力手段、上記読取手段により読取られたパッ
クデータ内の所定量単位の読取りエラー信号を出力する
第3の出力手段、上記第2の出力手段により出力された
同期信号により作動を開始し、上記第1の出力手段によ
り出力されるパックデータをバイト単位で管理する管理
手段、この管理手段により管理されている状態で、第1
の出力手段により出力される所定バイト目のデータによ
りデータ種別が主映像データ、オーディオデータ、副映
像データ、ディスクサーチ情報データのいずれであるか
を判断する判断手段、上記読取手段により読取られたパ
ック内のパケットデータに対して、上記判断手段により
判断したデータ種別に対応したそれぞれ別々の復調部で
復調を行う復調手段、この復調手段により復調されたデ
ータを再生出力する再生手段、および上記管理手段によ
り管理されている状態で、パックのダミーデータ長を示
すデータを含むバイトに対応するデータが上記第1の出
力手段により出力されている際に、上記第3の出力手段
により読取りエラー信号が出力された場合、上記復調手
段による復調を禁止する禁止手段から構成されている。
【0013】この発明の再生装置は、所定バイト数のデ
ータ量のパック内にそれぞれ各パックを識別するための
パックヘッダと各パケットの種別を示すデータを含み主
映像データ、オーディオデータ、副映像データ、ディス
クサーチ情報データのいずれかのデータが記録されるパ
ケットを有する記録媒体を再生するものにおいて、上記
記録媒体のパックデータを読取る読取手段、この読取手
段により読取られたパックデータを出力する第1の出力
手段、この第1の出力手段によりパックデータの先頭バ
イトのデータを出力する際に同期信号を出力する第2の
出力手段、上記読取手段により読取られたパックデータ
内の所定量単位の読取りエラー信号を出力する第3の出
力手段、上記第2の出力手段により出力された同期信号
により作動を開始し、上記第1の出力手段により出力さ
れるパックデータをバイト単位で管理する管理手段、こ
の管理手段により管理されている状態で、第1の出力手
段により出力される所定バイト目のデータによりデータ
種別が主映像データ、オーディオデータ、副映像デー
タ、ディスクサーチ情報データのいずれであるかを判断
する判断手段、上記読取手段により読取られたパック内
のパケットデータに対して、上記判断手段により判断し
たデータ種別に対応したそれぞれ別々の復調部で復調を
行う復調手段、この復調手段により復調されたデータを
再生出力する再生手段、および上記管理手段により管理
されている状態で、パケット内の各パケットの種別を示
すデータを含むバイトに対応するデータが上記第1の出
力手段により出力されている際に、上記第3の出力手段
により読取りエラー信号が出力された場合、上記復調手
段による復調を禁止する禁止手段から構成されている。
【0014】この発明の再生装置は、所定バイト数のデ
ータ量のパック内にそれぞれ各パックを識別するための
パックヘッダと各パケットの長さを示すデータを含み主
映像データ、オーディオデータ、副映像データ、ディス
クサーチ情報データのいずれかのデータが記録されるパ
ケットを有する記録媒体を再生するものにおいて、上記
記録媒体のパックデータを読取る読取手段、この読取手
段により読取られたパックデータを出力する第1の出力
手段、この第1の出力手段によりパックデータの先頭バ
イトのデータを出力する際に同期信号を出力する第2の
出力手段、上記読取手段により読取られたパックデータ
内の所定量単位の読取りエラー信号を出力する第3の出
力手段、上記第2の出力手段により出力された同期信号
により作動を開始し、上記第1の出力手段により出力さ
れるパックデータをバイト単位で管理する管理手段、こ
の管理手段により管理されている状態で、第1の出力手
段により出力される所定バイト目のデータによりデータ
種別が主映像データ、オーディオデータ、副映像デー
タ、ディスクサーチ情報データのいずれであるかを判断
する判断手段、上記読取手段により読取られたパック内
のパケットデータに対して、上記判断手段により判断し
たデータ種別に対応したそれぞれ別々の復調部で復調を
行う復調手段、この復調手段により復調されたデータを
再生出力する再生手段、および上記管理手段により管理
されている状態で、パケット内の各パケットの長さを示
すデータを含むバイトに対応するデータが上記第1の出
力手段により出力されている際に、上記第3の出力手段
により読取りエラー信号が出力された場合、上記復調手
段による復調を禁止する禁止手段から構成されている。
【0015】この発明の再生装置は、所定バイト数のデ
ータ量のパック内にそれぞれ各パックを識別するための
パックヘッダと各パケット内にリニアPCMストリーム
を示すコードを含み主映像データ、オーディオデータ、
副映像データ、ディスクサーチ情報データのいずれかの
データが記録されるパケットを有する記録媒体を再生す
るものにおいて、上記記録媒体のパックデータを読取る
読取手段、この読取手段により読取られたパックデータ
を出力する第1の出力手段、この第1の出力手段により
パックデータの先頭バイトのデータを出力する際に同期
信号を出力する第2の出力手段、上記読取手段により読
取られたパックデータ内の所定量単位の読取りエラー信
号を出力する第3の出力手段、上記第2の出力手段によ
り出力された同期信号により作動を開始し、上記第1の
出力手段により出力されるパックデータをバイト単位で
管理する管理手段、この管理手段により管理されている
状態で、第1の出力手段により出力される所定バイト目
のデータによりデータ種別が主映像データ、オーディオ
データ、副映像データ、ディスクサーチ情報データのい
ずれであるかを判断する判断手段、上記読取手段により
読取られたパック内のパケットデータに対して、上記判
断手段により判断したデータ種別に対応したそれぞれ別
々の復調部で復調を行う復調手段、この復調手段により
復調されたデータを再生出力する再生手段、および上記
管理手段により管理されている状態で、リニアPCMス
トリームを示すコードを含むバイトに対応するデータが
上記第1の出力手段により出力されている際に、上記第
3の出力手段により読取りエラー信号が出力された場
合、上記復調手段による復調を禁止する禁止手段から構
成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施例に係る光ディスク再生装置を説明する。
【0017】図1は、この発明の一実施例に係る光ディ
スクからデータを再生する光ディス再生装置のブロック
を示し、図2は、図1に示された光ディスクをドライブ
するディスクドライブ部のブロックを示し、図3は、図
1及び図2に示した光ディスクの構造を示し、図4は図
1、図2及び図3に示した光ディスクの記録構成を示し
ている。
【0018】図1に示す光ディスク再生装置において
は、ユーザがキー操作部及び表示部4を操作することに
よって光ディスク10から記録データ、即ち、映像デー
タ、副映像データ及び音声データが再生され、装置内で
オーディオ信号及びビデオ信号に変換されて装置外のモ
ニタ部6及びスピーカ部8で映像及び音声として再現さ
れる。この光ディスク再生装置1は、MPEG圧縮され
た動画と音声と字幕等の為の文字や簡単なアニメーショ
ンに使用する副映像データをMPEGシステムレイヤに
したがって光ディスク10に再生するシステムである。
【0019】また、文字や簡単なアニメーションは、ラ
ンレングス圧縮をされ、以後は副映像と称する。
【0020】既に知られるように光ディスク10は、種
々の構造があるが、図3に示すように、例えば、透明基
盤14上に記録層、即ち、光反射層16が形成された構
造体18が一対用意され、この一対の構造体18が記録
層16がその内部に封じ込まれるように接着層20を介
して張り合わされる高記録密度のタイプが出現してい
る。このような構造の光ディスク10では、その中心に
スピンドルモータ12のスピンドルが挿入される中心孔
22が設けられ、その中心孔22の周囲には、この光デ
ィスク10をその回転時に押さえる為のクランピング領
域24が設けられている。
【0021】このクランピング領域24から光ディスク
10の外周端までが光ディスク10に情報を記録するこ
とができる情報記録領域25に定められている。図3、
図4に示す光ディスクでは、その両面に情報記録領域2
5を有することとなる。各情報記録領域25は、その外
周領域が通常は情報が記録されないリードアウト領域2
6に、また、クランピング領域24に接するその内周領
域が同様に、通常は情報が記録されないリードイン領域
27に定められ、更に、このリードアウト領域26とリ
ードイン領域27の間がデータ記録領域28に定められ
ている。情報記録領域25の記録層16には、通常、デ
ータが記録される領域としてトラックがスパイラル状に
連続して形成され、その連続するトラックは、図4に示
すように、一定の記憶容量の複数の論理セクタ(最小記
録単位)に分割され、この論理セクタを基準にデータが
記録されている。この1つの論理セクタの記録容量と後
述する1つのパックのデータ長が同じ2048バイトに
決められている。情報記録領域25のデータ記録領域2
8は、実際のデータ記録領域であって、後に説明するよ
うに管理データ、主画像(主映像)データ、副画像(副
映像)データ及び音声(オーディオ)データが同様にピ
ット等の物理的状態変化として記録されている。読み出
し専用の光ディスク10では、透明基板14にピット列
が予めスタンパーで形成され、このピット列が形成され
た透明基板14の面に反射層が蒸着により形成され、そ
の反射層が記録層14として形成されることとなる。ま
た、この読み出し専用の光ディスク10では、通常、ト
ラックとしてのグルーブが特に設けられず、ピット列が
トラックとして定められている。
【0022】このような光ディスク10からデータを再
生する光ディスク再生装置1においては、光ディスク1
0をドライブするディスクドライブ部30で光ディスク
10が光ビームで検索される。
【0023】即ち、図2に示すように、光ディスク10
は、モータ駆動回路11によって駆動されるスピンドル
モータ12上に載置され、このスピンドルモータ12に
よって回転されている。光ディスク10の下方には、こ
の光ディスク10に光ビーム、即ち、レーザビームを集
光する光ヘッド、即ち、光ピックアップ32が設けられ
ている。この光ヘッド32は、情報記録領域25、特
に、データ記録領域28を検索する為にその光ディスク
10の半径方向に移動可能にガイド機構(図示せず。)
に載置され、駆動回路37からの駆動信号によって駆動
されるフィードモータ33で光ディスク10の半径方向
に移動される。光ディスク10には、対物レンズ34が
その光軸に沿って移動可能に保持され、フォ―カス駆動
回路36からの駆動信号に応答してその光軸方向に移動
され、常にフォ―カス状態に対物レンズ34が維持さ
れ、微小ビームスポットが記録層16上に形成される。
また、この対物レンズ34は、光ディスク10の半径方
向に沿って微動可能に保持され、トラック駆動回路38
からの駆動信号に応答して微動され、常にトラッキング
状態に維持されて光ディスク10の記録層16上のトラ
ックが光ビームで追跡される。
【0024】光ヘッド32では、光ディスク10から反
射された光ビームが検出され、検出されたこの検出信号
は、光ヘッド32からヘッドアンプ40を介してサーボ
処理回路44に供給されている。サーボ処理回路44で
は、検出信号からフォ―カス信号、トラッキング信号及
びモータ制御信号を生成し、これらの信号を夫々駆動回
路36、38、11に供給している。従って、対物レン
ズ34がフォ―カス状態及びトラッキング状態に維持さ
れ、また、スピンドルモータ12が所定の回転数で回転
され、光ビームによって記録層16上のトラックが光ビ
ームで、例えば、線速一定で追跡される。システムCP
U部50からアクセス信号としての制御信号がサーボ処
理回路44に供給されると、サーボ処理回路44から移
動信号が駆動回路37に供給され、光ヘッド32が光デ
ィスク10の半径方向に沿って移動され、記録層16の
所定のセクタがアクセスされ、再生データがヘッドアン
プ40で増幅されてディスクドライブ部30から出力さ
れる。出力された再生データは、システム用ROM及び
RAM部52に記録のプログラムで制御されるシステム
CPU部50及びシステムプロセッサ部54を介してデ
ータRAM部56に格納される。この格納された再生デ
ータは、システムプロセッサ部54とシステムレイヤデ
コーダ部55によって処理デコードされてディスクサー
チ情報データ(DSI)、ビデオデータ、オーディオデ
ータ及び副映像データに分類され、ディスクサーチ情報
データは、ディスクサーチ情報RAM部57に出力さ
れ、ビデオデータ、オーディオデータ及び副映像データ
は、夫々ビデオデコーダ部58、オーディオデコーダ部
60及び副映像デコーダ部62に出力されてデコードさ
れる。デコードされたビデオデータ、オーディオデータ
及び副映像データは、D/A及び再生処理回路64でア
ナログ信号としてのビデオ信号、オーディオ信号及び副
映像信号に変換されるとともにミキシング処理されてビ
デオ信号及び副映像信号がモニタ部6に、また、オーデ
ィオ信号がスピーカ部8に夫々供給される。その結果、
モニタ部6に映像が表示されるとともにスピーカ部8か
ら音声が再現される。
【0025】図1に示す光ディスク再生装置1の詳細な
動作については、次に説明する光ディスク10の論理フ
ォーマットとともに後により詳細に説明する。
【0026】図1に示される光ディスク10のリードイ
ンエリア27からリードアウトエリア26までのデータ
記録領域28は、論理フォーマットとしてISO966
0に準拠した図5に示されるようなボリューム構造を有
している。このボリューム構造は、階層構造のボリュー
ム管理情報領域70及びファイル領域80から構成され
ている。ボリューム管理情報領域70は、ISO966
0に準拠して定められた論理ブロック番号0から23ま
でが相当し、システム領域72及びボリューム管理エリ
ア74が割り付けられている。システム領域72は、通
常は空き領域として内容は規定されていないが、たとえ
ば光ディスク10に記録するデータを編集する編集者の
為に設けられ、編集者の意図に応じた光ディスク装置の
駆動を実現する為のシステムプログラムが必要に応じて
格納される。また、ボリューム管理領域74には、ファ
イル領域80のディスク情報ファイル76(以下、単に
ディスク情報ファイル76と称する。)、ムービファイ
ル或いはミュージックファイル等のファイル78を管理
するボリューム管理情報、即ち、全のファイルの記録位
置、記録容量及びファイル名等が格納されている。ファ
イル領域80には、論理ブロック番号24以降の論理ブ
ロック番号で指定されるファイル番号0からファイル番
号99までのファイル76、78が配置され、ファイル
番号0のファイル76がディスク情報ファイル76とし
て割り付けられ、ファイル番号1からファイル番号99
までのファイル78がムービファイル、即ち、映像ファ
イル、又はミュージックファイルとして割り付けられて
いる。
【0027】ディスク情報ファイル76は、図6に示さ
れるようにファイル管理情報エリア82及びメニュー映
像データエリア84から構成され、ファイル管理情報エ
リア82には、光ディスク10の全体に記録されている
選択可能なシーケンス、即ち、ビデオ又はオーディオの
タイトルを選択するためのファイル管理情報が記述され
ている。また、メニュー映像データエリア84には、タ
イトル等の選択メニューを表示する為のメニュー画面の
画像データがセル単位のメニューデータセル90として
格納されている。即ち、メニュー映像用データエリア8
4のメニュー映像データは、後に詳述するように、目的
に応じて必要な大きさの単位に区切られ、ディスク10
のメニュー映像データエリア84への記録順に#1から
連続して番号が割り付けられたi個のメニューセル90
として定められている。このメニューセル90には、ム
ービ或いはオーディオのタイトル選択、各タイトルのプ
ログラム選択等に関する映像データ、副映像データ、或
いは、オーディオデータが格納されている。
【0028】図6に示されるようにファイル管理情報エ
リア82は、ディスク構成情報(DSINF: Disc Str
ucture Information)を格納するディスク構成情報エリ
ア86、メニュー構成情報(MSINF: Menu Structu
re Information)を格納するメニュー構成情報エリア8
7、セル情報を格納するセル情報テーブル(MCIT:
Menu Cell Information Table )88の3種類の情報領
域があり、この順序で配列されている。
【0029】ディスク構成情報エリア86には、主にデ
ィスク10のファイル領域80に記録されているムービ
ファイル及びミュージックファイル、即ち、再生ファイ
ル78の数(パラメータDSINFとして1から99の
範囲内で記述される。)、個々のファイル78内に存在
するシーケンス(ビデオ、オーディオ及び副映像等を含
む映像データの一連のデータ群を称し、後に詳述する。
また、以下、単にシーケンスと称する。)の数、即ち、
タイトルの数(パラメータFSINFとして記述され
る。)等の情報が記述される。
【0030】メニュー構成情報エリア87には、このデ
ィスク情報ファイル76内に記録されているメニュー映
像用データエリア84のメニューセル90の数(パラメ
ータNOMCELとして記述される。)、ディスク内に
存在するタイトルを選択するための一連のメニュー映像
用データを構成するタイトルメニューセル90の開始セ
ル番号(パラメータTMSCELとして記述される。)
等の情報が記述されている。
【0031】メニューセル情報テーブル88には、各メ
ニューセル90の再生に必要なセル情報がセル番号順に
記述されたi個のセル情報エリア89の集合に規定され
ている。このセル情報テーブル88には、ファイル76
内のセル90の位置(パラメータMCSLBNとしてフ
ァイル先頭からのオフセット論理ブロック番号で記述さ
れる。)、サイズ(パラメータMCNLBとして論理ブ
ロック数で記述される。)等の情報が記述されている。
ここで、ディスク構成情報(DSINF)及びメニュー
構成情報(MSINF)は、ファイル管理情報エリア8
2に連続して記述され、メニューセル情報テーブル(M
CIT)88は、論理ブロックの境界にアライメントさ
れている。
【0032】1又は複数タイトルのミュージックデータ
或いはムービデータがファイル番号1からファイル番号
99までに相当するムービファイル及びミュージックフ
ァイル78に格納されている。このファイル78は、夫
々図7に示すように当該ファイル78に含まれるデータ
に対する諸元情報、即ち、管理情報(例えば、アドレス
情報及び再生制御情報等)が記述されているファイル管
理情報エリア101及び当該ファイル78の映像データ
(ビデオ、オーディオ及び副映像データ等を単に映像デ
ータと称する。)が記述されている映像用データエリア
102から構成されるファイル構造を有している。映像
用データエリア102には、ディスク情報ファイル76
のメニューセル90と同様に映像データがセル単位に分
割され、映像データがj個の映像用データセル105と
して配列されている。
【0033】通常、あるタイトルのムービデータ或いは
オーディオデータは、連続するシーケンス106の集合
として表される。例えば、映画のストーリーは、
「起」、「承」、「転」及び「結」に相当するような連
続するシーケンス106で表現される。従って、各ファ
イル78の映像用データエリア102は、図8に示すよ
うにシーケンス106の集合として定義される。また、
各シーケンス106は、ストーリの種々の場面に相当す
る複数の映像プログラム(チャプター)107で表さ
れ、各映像プログラム107が複数の映像用データセル
105で構成されている。各映像セル105は、図9に
示されるようにディスクサーチ情報(DSI)パック9
2、主映像パック93、副映像パック95及びオーディ
オパック98を組み合わせた1画像グループ(GOP:
Group of Picture )が複数グループ配列されて構成さ
れている。この映像セル105の構成は、メニューセル
90と略同様であって、この映像用データ102は、M
PEG規格(Moving Picture ExpertGroup) 等の圧縮規
格に従って圧縮された動画(ムービ)、音声(オーディ
オ)及び副映像等のデータがMPEG2のシステムレー
ヤに対応したデータフォーマットで記録されている。即
ち、映像用データ102は、MPEG規格で規定される
プログラムストリーマとなっている。更に、各パック9
2、93、95、98は、パックヘッダ97及びパック
に対応するパケット99から構成されるパック構造を有
している。
【0034】上記動画における主映像パックは、MPE
G規格に従って、Iピクチャー、Pピクチャー、Bピク
チャーによって構成されている。複数の副映像パックに
より副映像ユニットが構成され、この副映像ユニットに
より1つの静止画が得られるようになっており、1つの
セル内で最低1つの副映像ユニットが構成できるように
なっている。
【0035】ファイル管理情報エリア101は、ファイ
ル管理テーブル(FMT: File Management Table)1
13、シーケンス情報テーブル(SIT: Sequence In
formation Table )114、セル情報テーブル(CI
T: Cell Information Table)115等から構成され
る。
【0036】映像用データエリア102の映像用データ
セルは、光ディスク10への記録順に#1から連続して
番号が振り分けられ、このセル番号及びこのセル番号に
関連させてセルに関する情報がセル情報テーブル115
に記述されている。即ち、セル情報テーブル115に
は、映像用データセルの再生に必要な情報をセル番号順
に記述したj個のセル情報(CI)が格納されるエリア
117の集合に定められ、このセル情報(CI)には、
ファイル78内のセルの位置、サイズ、再生時間等の情
報が記述されている。
【0037】図10には、このセル情報テーブル115
に格納されるセル情報(CI)の内容が示されている。
このセル情報117は、映像データを目的に応じた単位
で分割した映像セルの開始位置及びサイズ等の内容がパ
ラメータで記述される。即ち、このセル情報(CI)
は、映像セルがムービ、カラオケ及びインタラクティブ
メニューのいずれであるか等の映像セルの内容を示すセ
ル種別情報(CCAT)、映像セルのトータル再生時間
を示すセル再生情報(CTIME)、映像セルの開始位
置、即ち開始アドレスを示すセル開始位置情報(CSL
BN)及び映像セルを構成するサイズを示したセルサイ
ズ情報(CNLB)等から構成されている。
【0038】シーケンス情報テーブル114は、シーケ
ンス106毎に指定された範囲内のセル105を選択し
て再生する順序等を記述したi個のシーケンス情報(S
I)が格納されるエリア116の集合に定められ、各シ
ーケンス情報(SI)には、そのシーケンス106内に
記録されている映像セル105の再生順序及び再生に関
する再生制御情報が記述されている。このシーケンス1
06には、1シーケンスで完結する完結型シーケンス、
1シーケンス毎に次のシーケンスに分岐接続される接続
型シーケンスがあり、接続型シーケンスには、マルチス
トーリに相当するビデオデータの先頭シーケンスであっ
て、このシーケンスから分岐して次のシーケンスに接続
されることが可能な接続型先頭シーケンス、即ち、スト
ーリがその選択の仕方で変化する接続型先頭シーケン
ス、他の接続型シーケンスから分岐されて更に他のシー
ケンスに接続される接続型中間シーケンス、及び他の接
続型シーケンスから接続され、そのシーケンスを終了す
る接続型終了シーケンス、即ち、このシーケンスでスト
ーリが終了する接続型終了シーケンスがある。このシー
ケンス情報の番号は、シーケンス番号1からiと定義さ
れ、各々の開始位置情報は、ファイル管理情報テーブル
113に書き込まれている。
【0039】図11には、図7に示されたファイル管理
情報エリア101内のシーケンス情報テーブル114に
格納される1つのシーケンス情報(SI)の内容が示さ
れている。図11に示すようにシーケンス情報エリア1
16には、映像セルの再生順序及びシーケンス情報等が
記述される。このシーケンス情報(SI)の番号は、シ
ーケンスの番号に一致し、シーケンス情報テーブル11
4にその番号順に割り付けられている。シーケンス番号
1は、デフォルト再生シーケンスであり、シーケンスを
構成するセルの配置は指定順序通りに連続することが望
ましいとされている。このシーケンス情報116は、シ
ーケンス種別情報(SCAT)、シーケンス再生時間
(STIME)、接続シーケンス数情報(SNCS
Q)、シーケンス番号リスト情報(SCSQN)及びシ
ーケンス制御情報(SCINF)から構成されている。
シーケンス種別情報(SCAT)には、1シーケンス再
生して終了する完結型シーケンス、マルチストーリに相
当するビデオデータの先頭シーケンスであって、このシ
ーケンスから分岐して次のシーケンスに接続されること
が可能な接続型先頭シーケンス、他の接続型シーケンス
から分岐されて更に他のシーケンスに接続される接続型
中間シーケンス、及び、他の接続型シーケンスから接続
され、そのシーケンスを終了する接続型終了シーケンス
のいずれであるかが記述される。シーケンス再生時間
(STIME)には、シーケンスのトータル再生時間が
記述され、接続シーケンス数情報(SNCSQ)には、
接続型シーケンスにおいてそのシーケンスを再生後にそ
のシーケンスに接続可能なシーケンスの数が記述され、
シーケンス番号リスト情報(SCSQN)には、接続シ
ーケンス数情報(SNCSQ)に記述された数分の接続
先のシーケンスの番号がリストとして記述され、更に、
シーケンス制御情報(SCINF)には、シーケンスを
構成するセルの再生順序が記述され、この記述に従っ
て、セルが再生されてシーケンスが実行される。複数の
セルの中から1つのセルを選択して再生する区間は、セ
ルの集合としてのブロックで記述され、そのブロックを
指定することによってそのブロックのシーケンスが実行
される。また、シーケンスは、再生順が連続する1つ以
上のセルを組合せた再生単位としてのプログラムが定義
され、その番号が記述される。シーケンス内のプログラ
ム番号は#1から昇順に割り付けられる。
【0040】ファイル管理テーブル113は、その映像
用ファイル78に関する諸元情報を示している。このフ
ァイル管理テーブル113には、そのファイル名及び光
ディスクが装填された光ディスク再生装置1で再生可能
なファイルか否かを識別する為のファイル識別子が記述
されている。また、このファイル管理テーブル113に
は、シーケンス情報テーブル114及びセル情報テーブ
ル115の開始アドレス及びそれぞれのテーブルに記述
されるシーケンス情報116及びセル情報117の個
数、さらに、ファイル78の先頭からの相対距離で示さ
れるシーケンス情報テーブル114の開始アドレス並び
にこのシーケンス情報テーブル114の先頭からの相対
距離で示される各シーケンス情報116の開始アドレ
ス、映像用データ102の開始アドレス、各データを再
生するための情報としてのデータ属性等が記述されてい
る。
【0041】ファイル管理テーブル(FMT)113は
複数のパラメータが記録される領域からなり、各領域に
は、図12に示すように、ファイル名(FFNAM
E)、ムービファイルであることを識別する情報として
のファイル識別子(FFID)、論理ブロック数で記述
されるファイル管理テーブル(FMT)のサイズ(FS
ZFMT)、このファイル中に存在する総シーケンス数
(FNSQ)、このファイル中に存在するセル数(FN
CEL)、このファイルの映像用データ中に存在するデ
ィスクサーチ情報(DSI)パック数(FNDSI
P)、このファイルのサイズに対応する論理ブロック数
(FNLB)、ファイル先頭からのオフセット論理ブロ
ック番号で示されるこのファイル内のシーケンス情報テ
ーブル114の開始アドレス(FSASIT)、ファイ
ル先頭からのオフセット論理ブロック番号で示されるこ
のファイル内のセル情報テーブル115の開始アドレス
(FSACIT)、ファイル先頭からのオフセット論理
ブロック番号で示されるこのファイル内のディスクサー
チマップ開始アドレス(FSADSM)、ファイル先頭
からのオフセット論理ブロック番号で示されるこのファ
イル内の映像用データ開始アドレス(FSADVD)、
シーケンス情報の記述順にシーケンス分記述されるこの
ファイルのシーケンス情報テーブル114中の各シーケ
ンス情報の開始アドレス(シーケンス情報テーブル11
4の先頭からのオフセットバイト番号)およびサイズ
(FSAESI)、シーケンス情報の記述順にシーケン
ス分記述されるこのファイル内に存在する各シーケンス
中で使用するセルの最小番号と最小番号から最大番号間
でのセル数(FSNCIB)、このファイル内に記録さ
れているビデオデータの再生形態を示すビデオデータ属
性(FVATR)、このビデオデータと同一時間帯で再
生可能な、このファイル内に記録されているオーディオ
データのストリーム(データ列)数を示すオーディオス
トリーム数(FNAST)、これらのストリーム数分だ
けのストリーム番号と記録順を対応させた個々のオーデ
ィオストリーム属性(FAATR)、上記ビデオデータ
と同一時間帯で再生可能なこのファイル内に記録されて
いる副映像データのチャネル数を示す副映像チャネル数
(FNSPCH)、これらのチャネル数分だけチャネル
番号と記録順を対応させた個々の副映像チャネル属性
(FSPATR)、ファイルの映像用データのすべての
チャネルにおいて使用する副映像カラーパレット(FS
PPLT)、ベンダが特定用途のために自由に使用でき
る領域を定義するベンダ定義(FVDEF)等のパラメ
ータが記録されている。
【0042】図12において、オーディオストリーム数
がn個のとき、それに続くオーディオストリーム属性は
#1〜#nまでストリーム番号順に連続して記録され
る。
【0043】また上記と同様に、副映像チャネル数がm
個のとき、それに続く副映像チャネル属性は#1〜#m
までチャネル番号順に連続して記録される。
【0044】ここで、オーディオストリーム数、あるい
は副映像チャネル数が、零(0)の場合は、オーディオ
ストリーム属性、あるいは副映像チャネル属性は、記録
されない。
【0045】上記映像用データは、図7〜図9、図13
に示すように、主映像(ビデオ)データ、オーディオデ
ータ、副映像データ、ディスクサーチ情報(DSI)デ
ータの集まりであり、それぞれパック単位で記録されて
いる。
【0046】上記パックは、図14、図15に示すよう
に、パックヘッダと主映像データ、副映像データ、ディ
スクサーチ情報(DSI)いずれかのデータから構成さ
れるパケットにより構成されている。
【0047】上記パックのパック長は、2048バイト
(1論理セクタ)となるように調整されている。パック
長が2048バイトに満たない場合、満たないバイト数
が、6バイト以下の場合、パックヘッダ内のスタッフィ
ングバイトの追加によりパック長を調整し、7バイト以
上の場合、スタッフィングバイトは1バイトで、パケッ
トにその不足バイト数に対応するパディングパケットを
追加することによりパック長を調整する。
【0048】パックヘッダは、4バイトのパックスター
トコード(000001BAh)、6バイトのSCR
(システムクロックリファレンス、システム時刻基準参
照値)、3バイトの多重化レート(MUXレート;04
68A8h)、1バイト〜7バイトのスタッフィングバ
イト(00h)により構成される。パケットは、基準と
して2034バイトで構成され、このパケットには、パ
ック長調整用のパディングパケット(各バイト単位にデ
ータとして意味をなさない有効データ00hが記録され
る)が必要に応じて設けられるようになっている。
【0049】すなわち、図14に示すように、パケット
を構成するデータ長が、2034バイトから2028バ
イトの場合、その不足するバイト数分、パックヘッダ内
にスタッフィングバイトを追加(挿入)する。
【0050】また、図15に示すように、パケットを構
成するデータ長が、2027バイト以下の場合、その不
足するバイト数分のパディングパケットを追加する。
【0051】たとえば、主映像データのパック化につい
て説明する。
【0052】すなわち、図16に示すように、データ長
が2015バイトの主映像データをパック化する場合、
1パケットの基準バイト数(2034バイト)とその主
映像データのバイト数(2015バイト)に6バイトの
パケットヘッダを加えたバイト数(2021バイト)と
を比較し、この比較による13バイトの不足の算出によ
り、13バイトのパディングパケットの追加と判断し、
スタッフィングバイトが1バイトの通常の14バイトの
パックヘッダと、2021バイトの主映像パケットに1
3バイトのパディングパケットを追加した2034バイ
トのパケットとにより、2048バイトのパックを形成
する。
【0053】また、図17に示すように、データ長が2
025バイトの主映像データをパック化する場合、1パ
ケットの基準バイト数(2034バイト)とその主映像
データのバイト数(2025バイト)に6バイトのパケ
ットヘッダを加えたバイト数(2031バイト)とを比
較し、この比較による3バイトの不足の算出により、3
バイトのスタッフィングバイトの追加と判断し、1バイ
トのスタッフィングバイトの他に3バイトのスタッフィ
ングバイトを追加した17バイトのパックヘッダと、2
031バイトのビデオパケットとにより、2048バイ
トのパックを形成する。
【0054】上記各パックは、ディスクサーチ情報デー
タからなるディスクサーチ情報(DSI)パック92、
主映像データからなる主映像パック93、副映像データ
からなる副映像パック95及びオーディオデータからな
るオーディオパック98となっている。
【0055】次に、上記各パックについて詳細に説明す
る。
【0056】ディスクサーチ情報パック92は、図18
に示すように、1つのGOPの先頭のデータを含む主映
像パックの直前に配置されるものであり、14バイトの
パックヘッダと、24バイトのシステムヘッダと、6バ
イトのパケットヘッダと2004バイトまでのディスク
サーチ情報データが格納可能なデータ領域よりなるDS
Iパケットで、1つのパックが構成されている。
【0057】パックヘッダは、図19に示すように、4
バイトのパックスタートコード(000001BA
h)、6バイトのSCR(システムクロックリファレン
ス、システム時刻基準参照値)、3バイトの多重化レー
ト(MUXレート;0468A8h)、1バイト〜7バ
イトのスタッフィングバイト(00h)により構成され
る。
【0058】システムヘッダは、図20に示すように、
4バイトのシステムヘッダスタートコード(00000
1BBh)、2バイトのヘッダ長等により構成される。
【0059】パケットヘッダは、図21に示すように、
3バイトのパケットスタートコード(000001
h)、1バイトのストリームID、2バイトのPES
(Packetized Elementary Streme)パケット長により構
成される。
【0060】主映像パック93は、図22の(a)
(b)に示すように、14バイトのパックヘッダと、9
バイトのパケットヘッダと2025バイトまでの主映像
データが格納可能なデータ領域によりなる主映像パケッ
ト、あるいは19バイトのパケットヘッダと2015バ
イトまでの主映像データが格納可能なデータ領域により
なる主映像パケットで、1つのパックが構成されてい
る。パックヘッダは、上記DSIパック92の場合と同
じ構成である。
【0061】パケットヘッダが9バイトの場合は、図2
3に示すように、3バイトのパケットスタートコード
(000001h)、1バイトのストリームID、2バ
イトのPES(Packetized Elementary Streme)パケッ
ト長、3バイトのPESに関するデータ(2ビットのP
TS、DTSの有無フラグを有する)により構成され
る。
【0062】パケットヘッダが19バイトの場合は、図
24に示すように、上記9バイトの他に、5バイトのP
TS(Presentation Time Stamp ;再生出力の時刻管理
情報)と5バイトのDTS(Decoding Time Stamp ;復
号の時刻管理情報)がさらに追加構成されている。この
PTSとDTSは、GOPのIピクチャ先頭のデータを
含む主映像パケットのみに記述される。
【0063】オーディオパック98は、図25の(a)
(b)に示すように、14バイトのパックヘッダと、1
4バイトのパケットヘッダと2020バイトまでのオー
ディオデータが格納可能なデータ領域によりなるオーデ
ィオパケット(オーディオデータがドルビーAC3準拠
の圧縮符号化データの場合)、あるいは14バイトのパ
ケットヘッダと1バイトのサブストリームIDと201
9バイトまでのオーディオデータが格納可能なデータ領
域によりなるオーディオパケット(オーディオデータが
リニアPCMの符号化データの場合)で、1つのパック
が構成されている。パックヘッダは、上記DSIパック
92の場合と同じ構成である。
【0064】パケットヘッダは、図26、図27に示す
ように、3バイトのパケットスタートコード(0000
01h)、1バイトのストリームID、2バイトのPE
S(Packetized Elementary Streme)パケット長、3バ
イトのPESの内容(2ビットのPTS、DTSの有無
フラグを有する)、5バイトのPTS(PresentationTi
me Stamp ;再生出力の時刻管理情報)により構成され
る。
【0065】オーディオデータがリニアPCMの場合に
付与されるサブストリームIDには、リニアPCMスト
リームを示すコードが付与されている。オーディオデー
タがリニアPCMの場合、サブストリームIDの後にパ
ケットデータ内のオーディオフレームの先頭の位置を示
す2バイト構成のファーストアクセスユニットポインタ
が設けられている。
【0066】副映像パック95は、図28の(a)
(b)に示すように、14バイトのパックヘッダと、9
バイトのパケットヘッダと1バイトのサブストリームI
Dと2024バイトまでの副映像データが格納可能なデ
ータ領域によりなる副映像パケット、あるいは14バイ
トのパケットヘッダと1バイトのサブストリームIDと
2019バイトまでの副映像データが格納可能なデータ
領域によりなる副映像パケットで、1つのパックが構成
されている。パックヘッダは、上記DSIパック92の
場合と同じ構成である。
【0067】サブストリームIDには、副映像ストリー
ムを示すコードが付与されている。パケットヘッダが9
バイトの場合は、図29に示すように、3バイトのパケ
ットスタートコード(000001h)、1バイトのス
トリームID、2バイトのPES(Packetized Element
ary Streme)パケット長、3バイトのPESに関するデ
ータ(2ビットのPTS、DTSの有無フラグを有す
る)により構成される。
【0068】パケットヘッダが14バイトの場合は、図
30に示すように、上記9バイトの他に、5バイトのP
TS(Presentation Time Stamp ;再生出力の時刻管理
情報)がさらに追加構成されている。このPTSは、各
副映像ユニットの先頭データを含む副映像パケットのみ
に記述される。
【0069】上記各パックに記述されるSCRは、各フ
ァイルごとの映像用データの先頭パックの値を0とし、
光ディスク10への記録順に昇順に増加するようになっ
ている。
【0070】上記ディスクサーチ情報(DSI)は、1
つのGOPの先頭に設定されるものであり、一般情報、
再生同期情報、DSIパックアドレス情報、アングルア
ドレス情報、エフェクト情報、ハイライト情報により構
成されている。
【0071】一般情報は、DSIのSCR、GOPの再
生タイムスタンプ、DSIの論理ブロック番号、セル番
号、パレンタル制御のレベルにより構成されている。D
SIのSCRには、パックヘッダに記述されるSCRが
記述される。GOPの再生タイムスタンプには、このG
OPの符号表示先頭フレームの再生開示時刻が記述され
る。DSIの論理ブロック番号には、このDSIパック
のアドレスがファイル先頭からのオフセット論理ブロッ
ク番号で記述される。セル番号には、このGOPが属す
るセル番号が記述される。パレンタル制御のレベルに
は、GOP再生期間のパレンタル制御のレベル(たとえ
ば5段階)が記述される。
【0072】再生同期情報は、GOPの再生開始時刻と
位置情報、ビデオデータと同期して再生するオーディオ
データ、副映像データの再生開始時刻と位置情報であ
る。
【0073】再生同期情報は、IピクチャのPTS、I
ピクチャを含むパックのアドレス、オーディオのPT
S、オーディオのパックアドレス、副映像のPTS、副
映像のパックアドレスにより構成されている。Iピクチ
ャのPTSには、Iピクチャの再生開始時刻がGOPの
再生タイムスタンプからのオフセットPTSで記述され
る。Iピクチャを含むパックのアドレスには、Iピクチ
ャを含むビデオパックのアドレスがこのDSIパックか
らのオフセット論理ブロック番号で記述される。オーデ
ィオのPTSには、Iピクチャの再生開始時刻以降で最
も近い再生開始時刻を持つオーディオパケットのPTS
が、GOPの再生タイムスタンプからのオフセットPT
Sで記述される。オーディオのパックアドレスには、オ
ーディオのPTSで対象となるオーディオパックのアド
レスが、このDSIパックからのオフセットPTSで記
述される。副映像のPTSには、GOPの再生期間に再
生する副映像パックの再生開始時刻と終了時刻がGOP
の再生タイムスタンプからのオフセットPTSで記述さ
れる。副映像のパックアドレスには、副映像のPTSの
対象となる副映像パックのアドレスが、このDSIパッ
クからのオフセット論理ブロック番号で記述される。
【0074】DSIパックアドレス情報は、他のDSI
パック92の位置情報である。
【0075】アングルアドレス情報は、他のアングルの
位置情報である。
【0076】エフェクト情報には、GOP再生期間に発
生する各種エフェクト処理が記述される。
【0077】ハイライト情報は、メニュー画面の選択項
目の位置と変更色、変更コントラスト情報であり、所属
するセルがメニューセルおよびインタラクティブメニュ
ーセルの場合のみ、この情報が有効である。
【0078】ハイライト情報は、選択項目開始番号/項
目数、選択項目の位置、色、コントラストから構成され
る。選択項目開始番号/項目数には、メニュー画面上に
副映像で表示される選択項目の開始番号と選択項目数が
記述される。選択項目の位置、色、コントラストには、
メニュー画面の対応する選択項目の表示矩形領域と、選
択されたときに変更する色およびコントラスト情報が開
始選択番号から順に選択項目数分記述される。表示矩形
領域は、ビデオ表示の左上を原点とするXY座標で定義
される。
【0079】次に、光ディスク再生装置1の要部につい
て図1、図31を用いて説明する。ディスクドライブ部
30には、データ処理用のデータプロセッサ30aを有
している。このデータプロセッサ30aは、1つのセク
タつまり2048バイトごとの1パックのデータストリ
ームと1パック内の所定のデータごとのCRCのチェッ
クにより得られたCRCエラー信号とをリクエスト信号
とアクノーリッジ信号のやり取りに応じて、システムレ
イヤデコーダ部55に出力するものである。また、デー
タプロセッサ30aは、その1パックのデータの先頭ご
とにパックの先頭を表すパック先頭同期信号(ロジック
ブロックスタート信号)をシステムレイヤデコーダ部5
5に出力するものである。
【0080】ディスクサーチ情報RAM部57、ビデオ
デコーダ部58、オーディオデコーダ部60、および副
映像デコーダ部62は、それぞれ対応するパケットデー
タを受取りデータ処理するものであり、パケットデータ
に対するリクエスト/アクノーリッジ制御を行ってい
る。
【0081】システムプロセッサ部54には、STCタ
イマ(図示しない)が設けられており、再生に伴う基準
時刻を計時している。
【0082】システムプロセッサ部54には、データス
トリームのCRCエラーのステータスレジスタ(図示し
ない)を設けてあり、エラーが発生すると割り込みをシ
ステムCPU部50へ出力するようになっている。
【0083】システムCPU部50は、このシステムプ
ロセッサ部54からのCRCエラーに対する割り込みが
発生した際、ステータスレジスタをリードし、CRCエ
ラーの種類にしたがって、ディスクサーチ情報RAM部
57、ビデオデコーダ部58、オーディオデコーダ部6
0、および副映像デコーダ部62にエラーの内容を知ら
せるようになっている。
【0084】上記システムレイヤデコーダ部55は、図
31に示すように、状態遷移マシンとしてのシーケンサ
回路201、データバス制御部202、リクエスト/ア
クノーリッジ制御部203、およびエラー検出部204
により構成されている。
【0085】シーケンサ回路201は、状態遷移マシン
であり、データプロセッサ30aから1バイト単位のデ
ータが転送されるたびにカウントアップされるシーケン
サ201a(ステータスに対応している)が動作し、転
送されてきたパックの種類を判別するようになってい
る。
【0086】データバス制御部202は、データプロセ
ッサ30aから転送されてきたデータをレジスタ(図示
しない;FIFO)に保持したり、保持したデータを送
出先のディスクサーチ情報RAM部57、ビデオデコー
ダ部58、オーディオデコーダ部60、あるいは副映像
デコーダ部62に転送するものである。
【0087】リクエスト/アクノーリッジ制御部203
は、送出するパケットに応じて送出先のディスクサーチ
情報RAM部57、ビデオデコーダ部58、オーディオ
デコーダ部60、あるいは副映像デコーダ部62とのリ
クエスト信号に対するアクノーリッジ信号のやり取りを
するものである。
【0088】エラー検出部204は、データストリーム
の中でCRCエラーがあった場合、そのエラーコード内
容に応じてエラーイベントをシステムプロセッサ部54
へ出力するものである。
【0089】次に、再び図1を参照して図5から図13
に示す論理フォーマットを有する光ディスク10からの
ムービデータの再生動作について説明する。尚、図1に
おいてブロック間の実線の矢印は、データバスを示し、
破線の矢印は、制御バスを示している。
【0090】図1に示される光ディスク装置において
は、電源が投入されると、システム用ROM及びRAM
52からシステムCPU部50は、初期動作プログラム
を読み出し、ディスクドライブ部30を作動させる。従
って、ディスクドライブ部30は、リードイン領域27
から読み出し動作を開始し、リードイン領域27に続く
ボリューム管理領域70のボリューム管理情報エリア7
4からボリューム管理情報が読み出される。即ち、シス
テムCPU部50は、ディスクドライブ部30にセット
されたディスク10の所定位置に記録されているボリュ
ーム管理情報エリア74からボリューム管理情報を読み
出す為に、ディスクドライブ部30にリード命令を与
え、ボリューム管理情報の内容を読み出し、システムプ
ロセッサ部54を介して、データRAM部56に一旦格
納する。システムCPU部50は、データRAM部56
に格納されたボリューム管理情報のデータ列から各ファ
イルの記録位置や記録容量等の情報やその他管理に必要
な情報を抜き出し、システム用ROM&RAM部52の
所定の場所に転送し、保存する。
【0091】次に、システムCPU部50は、システム
用ROM&RAM部52から、先に取得した各ファイル
の記録位置や記録容量の情報を参照してファイル番号0
番に相当するディスク情報ファイル76を取得する。即
ち、システムCPU部50は、システム用ROM及びR
AM部52から、先に取得した各ファイルの記録位置や
記録容量の情報を参照してディスクドライブ部30に対
してリード命令を与え、ファイル番号が0であるディス
ク情報ファイル76のファイル管理情報を読み出し、シ
ステムプロセッサ部54を介して、データRAM部56
に格納する。取得した情報を同様にシステム用ROM&
RAM部52の所定の場所に転送し保存する。
【0092】システムCPU部50は、ディスク情報フ
ァイル76のファイル管理情報のディスク構成情報、メ
ニュー構成情報及びセル情報を利用して、メニュー映像
用データエリア84のシーケンス(タイトル)選択メニ
ューを再生し、画面に表示する。
【0093】ユーザは、再生するシーケンス(タイト
ル)の選択を、表示されたメニュー画面に記された選択
番号を基に、キー操作及び表示部4を用いて指定する。
これにより選択したシーケンスの帰属するファイル番号
及びシーケンス情報が特定される。このシーケンスの選
定では、メニュー画面を基にすべてのシーケンスを選定
する場合と、先頭シーケンスを選定してそのシーケンス
の終了時点で映像セルに含まれるメニューセルから次の
シーケンスを選定する場合がある。
【0094】指定された映像用ファイル78を取得し、
映像用データ102を再生するまでの動作を次に説明す
る。指定されたシーケンス番号に対するシーケンス情報
を取得するために、ボリューム管理情報74から得た各
映像用ファイル78の記録位置及び記録容量を用いて、
先ず、再生するシーケンスが帰属する映像用ファイル7
8のファイル管理情報101を上記のディスク情報ファ
イル76の時と同様に読み出し、データRAM部56へ
格納する。
【0095】システムCPU部50は、データRAM部
56に格納したファイル管理情報のファイル管理テーブ
ル113からビデオ属性、オーディオストリーム属性、
副映像チャネル属性を取得し、それらの属性に合わせた
制御信号をビデオデコーダ部58、オーディオデコーダ
部60、副映像デコーダ部62、D/A&再生処理部6
4に出力する。
【0096】システムCPU部50は、データRAM部
56に格納したファイル管理情報エリア101のシーケ
ンス情報テーブル114から、指定されたシーケンス番
号に対応するシーケンス情報を取得し、そのデータと、
そのシーケンスを再生するために必要なセル情報テーブ
ル115中のセル情報をシステムROM&RAM部52
へ転送し、格納する。
【0097】このように取得したシーケンス情報中のセ
ル再生順序情報により、最初に再生するセル情報を取得
し、このセル情報中の映像用データ再生開始アドレスと
サイズをもとに、ディスクドライブ部30に対し目的の
アドレスからのリード命令が与えられる。ディスクドラ
イブ部30は、リード命令に従って光ディスク10を駆
動すると共に、光ディスク10より目的のアドレスのデ
ータを読み込んでシステムプロセッサ部54に送る。シ
ステムプロセッサ部54は、送られてきたデータをシス
テムレイヤデコーダ部55に一旦記憶し、システムレイ
ヤデコーダ部55がそのデータに付加されているヘッダ
情報を基にデータの種別(主映像、オーディオ、副映
像、ディスクサーチ情報等)を判別し、判別した種類に
応じて主映像データ、オーディオデータ、副映像データ
をデコーダ部58、60、62に転送し、ディスクサー
チ情報をディスクサーチ情報RAM部57に転送する。
【0098】このシステムレイヤデコーダ部55の処理
について、図31のシステムレイヤデコーダ部55に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0099】すなわち、電源オンに伴うリセットやソフ
トウエアのリセットにより、システムレイヤデコーダ部
55が初期化され、シーケンサ回路201はパック先頭
データ検出待ち状態となる(S1)。
【0100】この状態からデータプロセッサ30aから
のパックの先頭を表すパック先頭同期信号が入力される
と、パックの先頭と見なして、以降のストリームを1つ
のパックとしてデコードを実行する。また、この信号に
よりシーケンサ回路201は次の状態に移り、SCR処
理待ち状態となる(ST2)。
【0101】この状態からSCRデータが転送され、シ
ステムプロセッサ部54内部のSTCタイマと時刻を比
較して、一致するまでシステムレイヤデコーダ部55を
ウエイト状態にする。一致した時点ででコードを再開
し、シーケンサ回路201は次の状態に移り、スタッフ
ィング処理待ち状態となる(ST3)。
【0102】この状態でスタッフィング長コードが転送
されてくると、そのデータによりスタッフィングデータ
の有無を判別し、スタッフィングデータがある場合、そ
のスタッフィング長データをダウンカウンタにロード
し、カウントして、以降に続くスタッフィングデータを
読み飛ばしていく。カウント終了後、シーケンサ回路2
01は次の状態に移り、パケット種別判別待ち状態とな
る(ST4)。
【0103】この状態でストリームIDが転送されてく
ると、そのデータによりぱけっとの種別を判別する。こ
の判別後、シーケンサ回路201は次の状態に移り、パ
ケット長検出待ち状態となる(ST5)。
【0104】この状態でパケット長データが転送される
くると、パケット長データをダウンカウンタにロード
し、カウントして、そのパケットの終了データを識別す
る。また、カウンタへロード後、シーケンサ回路201
は次の状態に移り、PTS、DTSフラグ待ち状態とな
る(ST6)。
【0105】この状態でPTS、DTSフラグが転送さ
れるくると、そのデータによりパケットヘッダ中のPT
S/DTSの有無を判別する。この判別後、シーケンサ
回路201は次の状態に移り、パケットヘッダ長検出待
ち状態となる(ST7)。
【0106】この状態でパケットヘッダ長データが転送
されるくると、パケットヘッダ長データをダウンカウン
タにロードし、カウントして、そのパケットヘッダの終
了データを識別する。また、先のPTS/DTSフラグ
によりPTS/DTSがあると判別された場合、シーケ
ンサ回路201は次の状態に移り、PTS/DTS検出
待ち状態となり(ST8)、PTS/DTSがないと判
別された場合、シーケンサ回路201は次の状態に移
り、パケット種別判別待ち状態となる(ST9)。
【0107】PTS/DTS検出待ち状態(ST8)で
PTS/DTSデータが転送されるくると、一時的にそ
のデータを保持し、パケットヘッダ送出時にそのデータ
を送出する。また、PTS/DTSデータを保持した
後、シーケンサ回路201はパケットヘッダの終了の識
別後、パケット種別判別待ち状態となる(ST9)。
【0108】この状態で、サブストリームIDが転送さ
れてくると、そのデータによりパケットの種別を判別す
る。この判別後、シーケンサ回路201は次の状態に移
り、パケットヘッダ送出制御状態となる(ST10)。
【0109】この状態では、ステップ49で判別された
パケット種別の判別結果に応じて、該当する送出先とし
ての、ディスクサーチ情報RAM部57、ビデオデコー
ダ部58、オーディオデコーダ部60、あるいは副映像
デコーダ部62へパケットヘッダデータを送出する。ま
た、パケットヘッダを全て送出後、シーケンサ回路20
1は次の状態に移り、パケットデータ送出制御状態とな
る(ST11)。
【0110】この状態では、パケットヘッダの送出に続
いて、パケットレングスをカウントするカウンタにより
パケットの終了を識別するまで、パケットデータを該当
する送出先へ送出する。また、パケットデータを全て送
出後、シーケンサ回路201はパック先頭データ検出待
ち状態(S1)に戻る。
【0111】このようなシステムレイヤデコーダ部55
の処理に基づいて、データプロセッサ30aから転送さ
れてくるデータストリームを一時的に保持して、データ
バス制御部202を介して各送出先としての、ディスク
サーチ情報RAM部57、ビデオデコーダ部58、オー
ディオデコーダ部60、あるいは副映像デコーダ部62
へデータストリームを送出する。この時各送出先とのリ
クエスト/アクノーリッジ制御をリクエスト/アクノー
リッジ制御部203において行う。さらに、各データス
トリーム中のCRCエラーを検出すると、そのエラーの
種類に応じたエラーイベント信号をエラー検出部204
からシステムプロセッサ部54に知らせ、ステータスレ
ジスタにライトした後、システムCPU部50に割り込
み出力する。この割り込みが発生すると、システムCP
U部50は、エラーステータスをリードし、エラーの種
類に応じて、各デコーダにその情報を知らせる。
【0112】次に、データストリームの処理タイミング
を、図32の(a)〜(g)を用いて説明する。この図
は、プライベートストリームをデコードするときの処理
タイミングである。
【0113】すなわち、データプロセッサ30aから、
図32の(c)に示すような、パックの先頭を表すパッ
ク先頭同期信号が入力されると、シーケンサ201aを
初期化する。そして、データプロセッサ30aから、図
32の(d)に示すような、データストリームを取り込
むことにより、図32の(g)に示すように、ステータ
スを示すシーケンサ201aがバイト単位でカウントア
ップしていく。このシーケンサ201aの値とその時に
取り込んだデータストリームとを対応づけることによ
り、処理すべきデータを判断する。プライベートストリ
ームの処理では、パケットヘッダの最後のデータに続い
てサブストリームIDがあるため、このデータを読み込
んだ時点でパケットの種類を判別する。この判別後、図
32の(e)に示すように、レジスタ(FIFO)に保
持していたパケットヘッダを該当する送出先へ送出す
る。このとき、図32の(a)に示すように、データプ
ロセッサ30aへのリクエストを停止している。レジス
タのデータを送出し終わると、図32の(a)に示すよ
うに、データプロセッサ30aへのリクエストを再開
し、入力されたデータをレジスタで保持せず、そのまま
該当する送出先へ送出する。
【0114】このような処理において、サブストリーム
IDの判別手段はシーケンサ201aがサブストリーム
IDステートとなった時点の入力データをデコードし、
いずれのパケットであるかを判断する。デコードするこ
とによりデータストリームの送出先が判別できた際に、
図32の(f)に示すように、その送出先に対してアク
ノーリッジを出力する。
【0115】そして、各デコーダ部58、60、62は
それぞれのデータフォーマットと上記設定されている符
号化方式に従ってデータをデコードし、D/A&再生処
理部64に送る。D/A&再生処理部64でビデオデー
タのデコード結果のディジタル信号をアナログ信号に変
換した後、上記設定されている条件によりフレームレー
ト処理、アスペクト処理、パンスキャン処理等を施し
て、モニタ部6に出力される。D/A&再生処理部64
でオーディオデータのデコード結果を上記設定されてい
る条件によりディジタル信号をアナログ信号に変換した
後、D/A&再生処理部64で上記設定されている条件
によりミキシング処理を施してスピーカ部8に出力され
る。D/A&再生処理部64は、副映像データのデコー
ド結果のディジタル信号をアナログ信号に変換した後、
モニタ部6に出力される。
【0116】尚、データの種別の判別過程では、データ
が映像用データの再生位置等を示すディスクサーチ情報
の場合には、このディスクサーチ情報はデコーダへは転
送されず、この再生データは、データRAM部56に格
納される。この再生情報は、システムCPU部50によ
って必要に応じて参照されて映像データ等を再生する際
の監視に利用される。
【0117】また、1つのセルの再生が終了すると、次
に再生するセル情報がシーケンス情報中のセル再生順序
情報から取得し、同様にして再生が続けられる。
【0118】次に、図33から図42を参照して図5か
ら図13に示す論理フォーマットで映像データ及びこの
映像データを再生するための光ディスク10への記録方
法及びその記録方法が適用される記録システムについて
説明する。
【0119】図33は、映像データをエンコーダして映
像ファイルを生成するエンコーダシステムが示されてい
る。図33に示されるシステムにおいては、主映像デー
タ、オーディオデータ及び副映像データのソースとし
て、例えば、ビデオテープレコーダ(VTR)211、
オーディオテープレコーダ(ATR)212及び副映像
再生器(Subpicture source )213が採用される。こ
れらは、システムコントローラ(Sys con )215の制
御下で主映像データ、オーディオデータ及び副映像デー
タを発生し、これらが夫々ビデオエンコーダ(VEN
C)216、オーディオエンコーダ(AENC)217
及び副映像エンコーダ(SPENC)218に供給さ
れ、同様にシステムコントローラ(Sys con )215の
制御下でこれらエンコーダ216、217、218でA
/D変換されると共に夫々の圧縮方式でエンコードさ
れ、エンコードされた主映像データ、オーディオデータ
及び副映像データ(Comp Video, Comp Audio, Comp Sub
-pict )としてメモリ220、221、222に格納さ
れる。この主映像データ、オーディオデータ及び副映像
データ(Comp Video, Comp Audio, Comp Sub-pict )
は、システムコントローラ(Sys con )215によって
ファイルフォーマッタ(FFMT)224に出力され、既に説
明したようなこのシステムの映像データのファイル構造
に変換されるとともに各データの設定条件及び属性等の
情報がファイルとしてシステムコントローラ(Sys con
)215によってメモリ226に格納される。
【0120】以下に、映像データからファイルを作成す
るためのシステムコントローラ(Sys con )215にお
けるエンコード処理の標準的なフローチャートを説明す
る。
【0121】図34に示されるフローチャートに従って
主映像データ及びオーディオデータがエンコードされて
エンコード主映像及びオーディオデータ(Comp Video,
CompAudio) のデータが作成される。即ち、エンコード
処理が開始されると、図34のステップ70に示すよう
に主映像データ及びオーディオデータのエンコードにあ
たって必要なパラメータが設定される。この設定された
パラメータの一部は、システムコントローラ(Sys con
)215に保存されるとともにファイルフォーマッタ
(FFMT)224で利用される。ステップS71で示すよう
にパラメータを利用して主映像データがプリエンコード
され、最適な符号量の分配が計算される。ステップS7
2に示されるようにプリエンコードで得られた符号量分
配に基づき、主映像のエンコードが実行される。このと
き、オーディオデータのエンコードも同時に実行され
る。ステップS73に示すように必要であれば、主映像
データの部分的な再エンコードが実行され、再エンコー
ドした部分の主映像データが置き換えられる。この一連
のステップによって主映像データ及びオーディオデータ
がエンコードされる。また、ステップS74及びS75
に示すように副映像データがエンコードされエンコード
副映像データ(Comp Sub-pict) が作成される。即ち、副
映像データをエンコードするにあたって必要なパラメー
タが同様に設定される。ステップS74に示すように設
定されたパラメータの一部がシステムコントローラ(Sy
s con )215に保存され、ファイルフォーマッタ(FFM
T)224で利用される。このパラメータに基づいて副映
像データがエンコードされる。この処理により副映像デ
ータがエンコードされる。
【0122】図35に示すフローチャートに従って、エ
ンコードされた主映像データ、オーディオデータ及び副
映像データ(Comp Video, Comp Audio, Comp Sub-pict
)が組み合わされて図6を参照して説明したような映
像データのファイル構造に変換される。即ち、ステップ
S76に示すように映像データの最小単位としてのセル
105が設定され、セル情報テーブル(CIT)115
が作成される。次に、ステップS77に示すようにシー
ケンス106を構成するセル105の構成、主映像、副
映像及びオーディオ属性等が設定され(これらの属性情
報の一部は、各データエンコード時に得られた情報が利
用される。)、セル情報テーブル(CIT)115を含
めたファイル管理情報(FMI)が作成される。次に、
ステップ78に示すようにエンコードされた主映像デー
タ、オーディオデータ及び副映像データ(Comp Video,
Comp Audio, Comp Sub-pict)が一定のパックに細分化さ
れ、各データのタイムコード順に再生可能なように、1
GOP単位毎にDSIパック92を挿入しながら各デー
タセルが配置されて図5及び図6に示すようなディスク
情報ファイル76及びムービファイル等のファイル78
の構造にフォーマットされる。この際、上述した論理セ
クタ長に合わせたパック化が行われる(図16、図17
参照)。
【0123】尚、図35に示したフローチャートにおい
て、シーケンス情報は、ステップS77の過程で、シス
テムコントローラ(Sys con )215のデータベースを
利用したり、或いは、必要に応じてデータを再入力する
等を実行し、シーケンス情報テーブル(SIT)114
に記述される。
【0124】図36は、上述のようにフォーマットされ
たファイル76、78を光ディスクへ記録するためのデ
ィスクフォーマッタのシステムを示している。図36に
示すようにディスクフォーマッタシステムでは、作成さ
れた情報ファイル76及びムービファイル等のファイル
78が格納されたメモリ230、232からこれらファ
イルデータがボリュームフォーマッタ(VFMT)23
6に供給される。ボリュームフォーマッタ(VFMT)
236では、ファイル76、78に加えて更にディスク
のボリューム情報74が図4に示す配列順序で加えられ
てディスク10に記録されるべき状態の論理データが作
成される。ボリュームフォーマッタ(VFMT)236
で作成された論理データにエラー訂正用のデータがディ
スクフォーマッタ(DFMT)238において付加さ
れ、ディスクへ記録する物理データに再変換される。変
調器(Modulater )240において、ディスクフォーマ
ッタ(DFMT)238で作成された物理データが実際
にディスクへ記録する記録データに変換され、この変調
処理された記録データが記録器(Recoder) 242によっ
てディスク10に記録される。
【0125】上述したディスクを作成するための標準的
なフローチャートを図37及び図38を参照して説明す
る。図37には、ディスク10に記録するための論理デ
ータが作成されるフローチャートが示されている。即
ち、ステップS80で示すように映像データファイルの
数、並べ順、各映像データファイル大きさ等のパラメー
タデータが始めに設定される。次に、ステップS81で
示すように設定されたパラメータと各映像データファイ
ルのファイル管理情報からボリューム情報が作成され
る。その後、ステップS82に示すようにボリューム情
報、映像データファイルの順にデータが該当する論理ブ
ロック番号に沿って配置され、ディスク10に記録する
ための論理データが作成される。
【0126】その後、図38に示すようなディスクへ記
録するための物理データを作成するフローチャートが実
行される。即ち、ステップS83で示すように論理デー
タが一定バイト数に分割され、エラー訂正用のデータが
生成される。次にステップS84で示すように一定バイ
ト数に分割した論理データと、生成されたエラー訂正用
のデータが合わされて物理セクタが作成される。その
後、ステップS85で示すように物理セクタを合わせて
物理データが作成される。
【0127】このように図38に示されたフローチャー
トで生成された物理データに対し、一定規則に基づいた
変調処理が実行されて記録データが作成される。その
後、この記録データがディスク10に記録される。
【0128】図35を参照して説明したエンコードされ
た主映像データ、オーディオデータ及び副映像データ
(Comp Video, Comp Audio, Comp Sub-pict )が組み合
わされて映像データのファイル構造に変換されるフロー
チャートにおいて、1つ以上のシーケンスを作成する過
程で、シーケンス情報とセル再生順序を作成する過程に
ついてより詳細に図39から図42を参照して説明す
る。図39及び図40には、映像セル105に関するセ
ル情報(CI)とシーケンス106に関するシーケンス
情報(SI)との関係が示されている。尚、図39及び
図40は、両者を該当箇所で接合して1枚の図面となる
ように描かれている。また、図40は、図39及び図4
0で示されるシーケンス情報とセル再生順序でシーケン
スを作成する過程を示したフローチャートである。
【0129】図39及び図40において、シーケンス
(Seq−n)を作成する場合について考える。パソコ
ンやワークステーション等を利用して、ハードディスク
上やメモリ上に、図42のステップS90で示されるよ
うに映像データを目的に応じて必要な大きさの単位に分
割した映像セルが複数個用意される。ステップS92で
示されるようにこの用意された各映像セルのサイズ(S
na)、再生時間(Tna)、内容等を示す種別(Cn
a)及び対応する言語コード(Lna)等の情報がセル
情報(Cl)とし取得される。ステップS93に示すよ
うに各セル情報(CI)が記述順にテーブルとしてまと
められ、セル情報テーブル(CIT)が作成される。こ
のように作成されるセル情報テーブル(CIT)から、
ステップS94に示すようにシーケンス(Seq−n
を)構成するセル番号(#n,#n+1,#n+2)が
取り出され、そのシーケンスを構成するシーケンス構成
セル数が決定される。また、構成セルの合計時間(Tn
a+Tnb+Tnc)より、シーケンス再生時間が求め
られる。ステップS95に示すようにシーケンス構成セ
ル数からシーケンスの再生順序を決定するセル再生順序
リストへ再生順に#1からセル情報テーブル(CI)記
述順のセル番号が格納され、図41(A)から(D)に
示すようにセル再生順序リストが作成される。上述した
シーケンス構成セル数、シーケンス再生時間、セル再生
順序リスト等の情報をまとめてシーケンス情報(SI)
#nが構成される。次に、ステップS96に示すように
同様にして次のシーケンスが作成される。
【0130】作成するシーケンスが無くなると、ステッ
プS97に示すように全部のシーケンス情報(SI)が
記述順に#1から番号を割り当てられ、シーケンス情報
テーブル(SIT)に格納され、シーケンスの作成が終
了される。
【0131】最後に、シーケンスの総数、シーケンス情
報テーブルの開始位置、各シーケンス情報の開始位置、
セル情報テーブルの開始位置等をファイル管理テーブル
の所定の場所へ格納して、ファイルが構成される。
【0132】上記したように、主映像データ、音声デー
タ、副映像データ、又は、ディスクサーチ情報データD
SIを所定の単位でパケット化し、それらのパケットを
所定の単位で多重化(パック化)したストリームデータ
をパック毎に分離し、パケットの種別判定、該当デコー
ダへ送出を行う際に、光ディスクドライバから転送され
てくるパックの先頭データに同期したパックの先頭同期
情報を受けとり、これをトリガとして、内部のシーケン
サが動作を開始する。
【0133】パックを所定の単位とし、光ディスクが扱
う論理ブロック長とパック長とが対応していれば、光デ
ィスクドライバからシステムプロセッサ部へデータを送
出する際に、その単位毎に出力する同期信号を、パック
の先頭同期情報として使用できる。
【0134】このパック先頭同期情報を得ることによ
り、システムレイヤデコーダ部はパックスタートコード
を検出せずにパックの開始データとして認識する。
【0135】パックが送られ始めると、規定バイト数後
にパケットのスタートコードが存在するが、このスター
トコードは、スタードコードプリフィックスとストリー
ムIDとからなる。このスタートコードの内、プリフィ
ックス部分はデコードせず、前記の状態遷移マシンの内
部ステート値とストリームIDのみで、パケット先頭デ
ータとして認識し、パケットの種別判定を行う。
【0136】また、システム基準時刻を用いて表した転
送開始時刻(SCR)コードにCRCエラーがあると、
システムの基準となる同期情報(STC)と調停せずに
直ちにパケットデータを送出するようになっている。
【0137】また、外部より設定されるモードにより、
基準時刻との調停を行わず、強制的にパケットデータを
送出する手段があると、デバック作業が簡単に行える。
【0138】また、パックのスタッフィングバイト長コ
ードにCRCエラーがあると、パケットのスタートコー
ドを特定できない。このときは、そのパック中のパケッ
トデータは送出せずに、全デコーダにパケットデータ抜
けのエラー情報を送出するようになっている。
【0139】また、スタッフィングバイトが正常にスキ
ップされると、それに続いてパケットスタートコードが
存在するが、この内のストリームIDにCRCエラーが
あると、パケットの種別を判定できず、この時は、その
パケットをどのデコーダにも送出せず、全デコーダにパ
ケットデータ抜けのエラー情報を送出するようになって
いる。
【0140】ここで、パケットスタートコードの内のス
タートコードプリフィックスをデコードしない理由は、
このコードにCRCエラーがあると同様の処理が行われ
なければならず、結果として、CRCエラーが起きると
エラーが発生しやすい復号方法となってしまうためであ
る。
【0141】また、パケット種別判定が正常に行われる
と、それに続いてパケット長コードが存在するが、この
コードにCRCエラーがあると、パケット長を決定でき
ず、この時はそれ以降のデータとパケット長エラー情報
を送出し、パック先頭同期情報を得た時点で、デコーダ
送出を止めるようになっている。
【0142】これは、1パック中に1パケットしか入っ
ていない時に有効である。
【0143】また、基準時刻を用いて表現された再生開
始時刻(PTS)、あるいは復号開始時刻(DTS)、
あるいは両者が無いときにデータ領域の最初のバイトに
サブストリームIDが存在するパケットである場合、こ
のPTS,DTSの有無を規定するコードにCRCエラ
ーがあると、そのパケットデータのサブストリームID
の位置を決定できない、この時は、そのパケットデータ
はどのデコーダにも送出せず、プライベートデータをデ
コードするデコーダに対して、そのエラー情報を送出す
るようになっている。
【0144】また、サブストリームIDにCRCエラー
があると、プライベートデータのパケット種別判定がで
きない。この時は、そのパケットデータはどのデコーダ
にも送出せず、プライベートデータをデコードするデコ
ーダに対して、そのエラー情報を送出するようになって
いる。
【0145】したがって、パック、パケットのスタート
コードと同一のコードがプライベートデータ中に存在し
ていても、デコード時に何ら影響を受けることなく、信
頼性の高いデコードを行え、CRCエラーが発生しても
各デコーダへの影響を極力少なくして、パック単位で処
理を独立して行なえるため、システム全体が暴走するこ
となく、エラーが発生しても復帰までの処理過程が早く
なりデータ処理能力が高くなる。
【0146】上述した実施例においては、記録媒体とし
て高密度記録タイプの光ディスクについて説明したが、
この発明は、光ディスク以外の他の記憶媒体、例えば、
磁気ディスク或いはその他の物理的に高密記録可能な記
憶媒体等にも適用することができる。
【0147】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
パック、パケットのスタートコードと同一のコードがプ
ライベートデータ中に存在していても、デコード時に何
ら影響を受けることなく、信頼性の高いデコードを行う
ことができ、CRCエラーが発生しても各デコーダへの
影響を極力少なくして、パック単位で処理を独立して行
えるため、システム全体が暴走することなく、エラーが
発生しても復帰までの処理過程が早くなりデータ処理能
力を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するための光ディス
ク再生装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】ディスクドライブ部の構成を説明するための
図。
【図3】光ディスクの構成を説明するための斜視図。
【図4】光ディスクの記録構成を説明するための図。
【図5】光ディスクのボリューム構造を説明するための
図。
【図6】ディスク情報ファイルの構成を説明するための
図。
【図7】映像ファイルの構成を説明するための図。
【図8】ファイルに記憶される画像データの階層構造を
説明するための図。
【図9】図8に示された映像セルを構成する1GOPを
示す説明図である。
【図10】セル情報テーブルに格納されるセル情報の内
容を説明するための図。
【図11】シーケンス情報テーブルに格納される1つの
シーケンス情報の内容を説明するための図。
【図12】ファイル管理テーブルに記録されているパラ
メータを説明するための図。
【図13】映像ファイルの構成を説明するための図。
【図14】調整データ長が7バイト以上の際の調整例を
説明するための図。
【図15】調整データ長が6バイト以下の際の調整例を
説明するための図。
【図16】パックの構成を説明するための図。
【図17】パックの構成を説明するための図。
【図18】ディスクサーチ情報パックの構成を説明する
ための図。
【図19】パックヘッダの構成を説明するための図。
【図20】システムヘッダの構成を説明するための図。
【図21】DSIパケットヘッダの構成を説明するため
の図。
【図22】主映像パックの構成を説明するための図。
【図23】ビデオパケットヘッダの構成を説明するため
の図。
【図24】ビデオパケットヘッダの構成を説明するため
の図。
【図25】オーディオパックの構成を説明するための
図。
【図26】オーディオパケットヘッダの構成を説明する
ための図。
【図27】オーディオパケットヘッダの構成を説明する
ための図。
【図28】副映像パックの構成を説明するための図。
【図29】副映像パケットヘッダの構成を説明するため
の図。
【図30】副映像パケットヘッダの構成を説明するため
の図。
【図31】システムレイヤデコーダ部の構成を説明する
ためのブロック図。
【図32】システムレイヤデコーダ部における要部の処
理タイミングを説明するためのタイミングチャート。
【図33】映像データをエンコーダして映像ファイルを
生成するエンコーダシステムを示すブロック図である。
【図34】図33に示されるエンコード処理を示すフロ
ーチャートである。
【図35】図34に示すフローでエンコードされた主映
像データ、オーディオデータ及び副映像データを組み合
わせて映像データのファイルを作成するフローチャート
である。
【図36】フォーマットされた映像ファイルを光ディス
クへ記録するためのディスクフォーマッタのシステムを
示すブロック図である。
【図37】図36に示されるディスクフォーマッタにお
けるディスクに記録するための論理データを作成するフ
ローチャートである。
【図38】論理データからディスクへ記録するための物
理データを作成するフローチャートである。
【図39】セル情報とシーケンス情報との関係を示す説
明図である。
【図40】同様にセル情報とシーケンス情報との関係を
示す説明図である。
【図41】同様にセル情報とシーケンス情報との関係を
示す説明図である。
【図42】セル情報とシーケンス情報とを作成する過程
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
4…キー操作及び表示部 6…モニタ部 8…スピーカ部 10…光ディスク 30…ディスクドライブ部 30a…データプロセッサ 50…システムCPU部 52…システム用ROM及びRAM 54…システムプロセッサ部 56…データRAM部 58…ビデオデコーダ部 60…オーディオデコーダ部 62…副映像デコーダ部 64…D/A&再生処理部 200…処理部 201…シーケンサ回路 201a…シーケンサ 202…データバス制御部 203…リクエスト/アクノーリッジ制御部 204…エラー検出部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/781 H04N 5/92 H 5/92 G11B 27/00 D

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定バイト数のデータ量のパック内にそ
    れぞれ主映像データ、オーディオデータ、副映像デー
    タ、ディスクサーチ情報データのいずれかのデータが記
    録されている記録媒体を再生する再生装置において、 上記記録媒体のパックデータを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られたパックデータを出力する
    第1の出力手段と、 この第1の出力手段によりパックデータの先頭バイトの
    データを出力する際に同期信号を出力する第2の出力手
    段と、 この第2の出力手段により出力された同期信号により作
    動を開始し、上記第1の出力手段により出力されるパッ
    クデータをバイト単位で管理する管理手段と、 この管理手段により管理されている状態で、第1の出力
    手段により出力される所定バイト目のデータによりデー
    タ種別が主映像データ、オーディオデータ、副映像デー
    タ、ディスクサーチ情報データのいずれであるかを判断
    する判断手段と、 上記読取手段により読取られたパックデータに対して、
    上記判断手段により判断したデータ種別に対応した復調
    を行う復調手段と、 この復調手段により復調されたデータを再生出力する再
    生手段と、 を具備したことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 所定バイト数のデータ量のパック内にそ
    れぞれ再生基準時刻データを含む各パックを識別するた
    めのパックヘッダと主映像データ、オーディオデータ、
    副映像データ、ディスクサーチ情報データのいずれかの
    データが記録されるパケットを有する記録媒体を再生す
    る再生装置において、 上記記録媒体のパックデータを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られたパックデータを出力する
    第1の出力手段と、 この第1の出力手段によりパックデータの先頭バイトの
    データを出力する際に同期信号を出力する第2の出力手
    段と、 上記読取手段により読取られたパックデータ内の所定量
    単位の読取りエラー信号を出力する第3の出力手段と、 上記第2の出力手段により出力された同期信号により作
    動を開始し、上記第1の出力手段により出力されるパッ
    クデータをバイト単位で管理する管理手段と、 この管理手段により管理されている状態で、第1の出力
    手段により出力される所定バイト目のデータにより再生
    基準時刻データを判断するとともに、別の所定バイト目
    のデータによりデータ種別が主映像データ、オーディオ
    データ、副映像データ、ディスクサーチ情報データのい
    ずれであるかを判断する判断手段と、 上記読取手段により読取られたパック内のパケットデー
    タに対して、上記再生基準時刻データが再生用の基準時
    刻となった際に、上記判断手段により判断したデータ種
    別に対応したそれぞれ別々の復調部で復調を行う復調手
    段と、 この復調手段により復調されたデータを再生出力する再
    生手段と、 上記管理手段により管理されている状態で、パックの再
    生基準時刻データを含むバイトに対応するデータが上記
    第1の出力手段により出力されている際に、上記第3の
    出力手段により読取りエラー信号が出力された場合、再
    生用の基準時刻との参照を行わずに、上記読取手段によ
    り読取られたパケットデータを、上記判断手段により判
    断したデータ種別に対応した復調部へ出力する第4の出
    力手段と、 を具備したことを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】 所定バイト数のデータ量のパック内にそ
    れぞれパックのダミーデータ長を示すデータを含む各パ
    ックを識別するためのパックヘッダと主映像データ、オ
    ーディオデータ、副映像データ、ディスクサーチ情報デ
    ータのいずれかのデータが記録されるパケットを有する
    記録媒体を再生する再生装置において、 上記記録媒体のパックデータを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られたパックデータを出力する
    第1の出力手段と、 この第1の出力手段によりパックデータの先頭バイトの
    データを出力する際に同期信号を出力する第2の出力手
    段と、 上記読取手段により読取られたパックデータ内の所定量
    単位の読取りエラー信号を出力する第3の出力手段と、 上記第2の出力手段により出力された同期信号により作
    動を開始し、上記第1の出力手段により出力されるパッ
    クデータをバイト単位で管理する管理手段と、 この管理手段により管理されている状態で、第1の出力
    手段により出力される所定バイト目のデータによりデー
    タ種別が主映像データ、オーディオデータ、副映像デー
    タ、ディスクサーチ情報データのいずれであるかを判断
    する判断手段と、 上記読取手段により読取られたパック内のパケットデー
    タに対して、上記判断手段により判断したデータ種別に
    対応したそれぞれ別々の復調部で復調を行う復調手段
    と、 この復調手段により復調されたデータを再生出力する再
    生手段と、 上記管理手段により管理されている状態で、パックのダ
    ミーデータ長を示すデータを含むバイトに対応するデー
    タが上記第1の出力手段により出力されている際に、上
    記第3の出力手段により読取りエラー信号が出力された
    場合、上記復調手段による復調を禁止する禁止手段と、 を具備したことを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】 所定バイト数のデータ量のパック内にそ
    れぞれ各パックを識別するためのパックヘッダと各パケ
    ットの種別を示すデータを含み主映像データ、オーディ
    オデータ、副映像データ、ディスクサーチ情報データの
    いずれかのデータが記録されるパケットを有する記録媒
    体を再生する再生装置において、 上記記録媒体のパックデータを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られたパックデータを出力する
    第1の出力手段と、 この第1の出力手段によりパックデータの先頭バイトの
    データを出力する際に同期信号を出力する第2の出力手
    段と、 上記読取手段により読取られたパックデータ内の所定量
    単位の読取りエラー信号を出力する第3の出力手段と、 上記第2の出力手段により出力された同期信号により作
    動を開始し、上記第1の出力手段により出力されるパッ
    クデータをバイト単位で管理する管理手段と、 この管理手段により管理されている状態で、第1の出力
    手段により出力される所定バイト目のデータによりデー
    タ種別が主映像データ、オーディオデータ、副映像デー
    タ、ディスクサーチ情報データのいずれであるかを判断
    する判断手段と、 上記読取手段により読取られたパック内のパケットデー
    タに対して、上記判断手段により判断したデータ種別に
    対応したそれぞれ別々の復調部で復調を行う復調手段
    と、 この復調手段により復調されたデータを再生出力する再
    生手段と、 上記管理手段により管理されている状態で、パケット内
    の各パケットの種別を示すデータを含むバイトに対応す
    るデータが上記第1の出力手段により出力されている際
    に、上記第3の出力手段により読取りエラー信号が出力
    された場合、上記復調手段による復調を禁止する禁止手
    段と、 を具備したことを特徴とする再生装置。
  5. 【請求項5】 所定バイト数のデータ量のパック内にそ
    れぞれ各パックを識別するためのパックヘッダと各パケ
    ットの長さを示すデータを含み主映像データ、オーディ
    オデータ、副映像データ、ディスクサーチ情報データの
    いずれかのデータが記録されるパケットを有する記録媒
    体を再生する再生装置において、 上記記録媒体のパックデータを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られたパックデータを出力する
    第1の出力手段と、 この第1の出力手段によりパックデータの先頭バイトの
    データを出力する際に同期信号を出力する第2の出力手
    段と、 上記読取手段により読取られたパックデータ内の所定量
    単位の読取りエラー信号を出力する第3の出力手段と、 上記第2の出力手段により出力された同期信号により作
    動を開始し、上記第1の出力手段により出力されるパッ
    クデータをバイト単位で管理する管理手段と、 この管理手段により管理されている状態で、第1の出力
    手段により出力される所定バイト目のデータによりデー
    タ種別が主映像データ、オーディオデータ、副映像デー
    タ、ディスクサーチ情報データのいずれであるかを判断
    する判断手段と、 上記読取手段により読取られたパック内のパケットデー
    タに対して、上記判断手段により判断したデータ種別に
    対応したそれぞれ別々の復調部で復調を行う復調手段
    と、 この復調手段により復調されたデータを再生出力する再
    生手段と、 上記管理手段により管理されている状態で、パケット内
    の各パケットの長さを示すデータを含むバイトに対応す
    るデータが上記第1の出力手段により出力されている際
    に、上記第3の出力手段により読取りエラー信号が出力
    された場合、上記復調手段による復調を禁止する禁止手
    段と、 を具備したことを特徴とする再生装置。
  6. 【請求項6】 所定バイト数のデータ量のパック内にそ
    れぞれ各パックを識別するためのパックヘッダと各パケ
    ット内にリニアPCMストリームを示すコードを含み主
    映像データ、オーディオデータ、副映像データ、ディス
    クサーチ情報データのいずれかのデータが記録されるパ
    ケットを有する記録媒体を再生する再生装置において、 上記記録媒体のパックデータを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られたパックデータを出力する
    第1の出力手段と、 この第1の出力手段によりパックデータの先頭バイトの
    データを出力する際に同期信号を出力する第2の出力手
    段と、 上記読取手段により読取られたパックデータ内の所定量
    単位の読取りエラー信号を出力する第3の出力手段と、 上記第2の出力手段により出力された同期信号により作
    動を開始し、上記第1の出力手段により出力されるパッ
    クデータをバイト単位で管理する管理手段と、 この管理手段により管理されている状態で、第1の出力
    手段により出力される所定バイト目のデータによりデー
    タ種別が主映像データ、オーディオデータ、副映像デー
    タ、ディスクサーチ情報データのいずれであるかを判断
    する判断手段と、 上記読取手段により読取られたパック内のパケットデー
    タに対して、上記判断手段により判断したデータ種別に
    対応したそれぞれ別々の復調部で復調を行う復調手段
    と、 この復調手段により復調されたデータを再生出力する再
    生手段と、 上記管理手段により管理されている状態で、リニアPC
    Mストリームを示すコードを含むバイトに対応するデー
    タが上記第1の出力手段により出力されている際に、上
    記第3の出力手段により読取りエラー信号が出力された
    場合、上記復調手段による復調を禁止する禁止手段と、 を具備したことを特徴とする再生装置。
  7. 【請求項7】 所定バイト数のデータ量のパック内にそ
    れぞれ主映像データ、オーディオデータ、副映像デー
    タ、ディスクサーチ情報データのいずれかのデータが記
    録されている記録媒体を再生するものにおいて、 上記記録媒体のパックデータを読取り、 この読取られたパックデータを出力し、 このパックデータの先頭バイトのデータを出力する際に
    同期信号を出力し、 この出力された同期信号により作動を開始し、上記出力
    されるパックデータをバイト単位で管理し、 このパックデータが管理されている状態で、上記出力さ
    れる所定バイト目のデータによりデータ種別が主映像デ
    ータ、オーディオデータ、副映像データ、ディスクサー
    チ情報データのいずれであるかを判断し、 上記読取られたパックデータに対して、上記判断したデ
    ータ種別に対応した復調を行い、 この復調されたデータを再生出力する、 ことを特徴とする再生方法。
  8. 【請求項8】 所定バイト数のデータ量のパック内にそ
    れぞれ再生基準時刻データを含む各パックを識別するた
    めのパックヘッダと主映像データ、オーディオデータ、
    副映像データ、ディスクサーチ情報データのいずれかの
    データが記録されるパケットを有する記録媒体を再生す
    るものにおいて、 上記記録媒体のパックデータを読取り、 この読取られたパックデータを出力し、 この出力によりパックデータの先頭バイトのデータを出
    力する際に同期信号を出力し、 上記読取られたパックデータ内の所定量単位の読取りエ
    ラー信号を出力し、 上記出力された同期信号により作動を開始し、上記出力
    されるパックデータをバイト単位で管理し、 この管理されている状態で、所定バイト目のデータによ
    り再生基準時刻データを判断するとともに、別の所定バ
    イト目のデータによりデータ種別が主映像データ、オー
    ディオデータ、副映像データ、ディスクサーチ情報デー
    タのいずれであるかを判断し、 上記読取られたパック内のパケットデータに対して、上
    記再生基準時刻データが再生用の基準時刻となった際
    に、上記判断したデータ種別に対応して復調を行い、 この復調されたデータを再生出力し、 上記管理されている状態で、パックの再生基準時刻デー
    タを含むバイトに対応するデータが出力されている際
    に、上記読取りエラー信号が出力された場合、再生用の
    基準時刻との参照を行わずに、上記読取られたパケット
    データを、上記判断したデータ種別に対応した復調を行
    う、 ことを特徴とする再生方法。
  9. 【請求項9】 所定バイト数のデータ量のパック内にそ
    れぞれパックのダミーデータ長を示すデータを含む各パ
    ックを識別するためのパックヘッダと主映像データ、オ
    ーディオデータ、副映像データ、ディスクサーチ情報デ
    ータのいずれかのデータが記録されるパケットを有する
    記録媒体を再生するものにおいて、 上記記録媒体のパックデータを読取り、 この読取られたパックデータを出力し、 この出力によりパックデータの先頭バイトのデータを出
    力する際に同期信号を出力し、 上記パックデータ内の所定量単位の読取りエラー信号を
    出力し、 上記出力された同期信号により作動を開始し、上記出力
    されるパックデータをバイト単位で管理し、 この管理されている状態で、出力される所定バイト目の
    データによりデータ種別が主映像データ、オーディオデ
    ータ、副映像データ、ディスクサーチ情報データのいず
    れであるかを判断し、 上記読取られたパック内のパケットデータに対して、上
    記判断したデータ種別に対応して復調を行い、 この復調されたデータを再生出力し、 上記管理されている状態で、パックのダミーデータ長を
    示すデータを含むバイトに対応するデータが出力されて
    いる際に、上記読取りエラー信号が出力された場合、上
    記復調を禁止する、 ことを特徴とする再生方法。
  10. 【請求項10】 所定バイト数のデータ量のパック内に
    それぞれ各パックを識別するためのパックヘッダと各パ
    ケットの種別を示すデータを含み主映像データ、オーデ
    ィオデータ、副映像データ、ディスクサーチ情報データ
    のいずれかのデータが記録されるパケットを有する記録
    媒体を再生するものにおいて、 上記記録媒体のパックデータを読取り、 この読取られたパックデータを出力し、 この出力によりパックデータの先頭バイトのデータを出
    力する際に同期信号を出力し、 上記読取られたパックデータ内の所定量単位の読取りエ
    ラー信号を出力し、 上記出力された同期信号により作動を開始し、上記出力
    されるパックデータをバイト単位で管理し、 この管理されている状態で、出力される所定バイト目の
    データによりデータ種別が主映像データ、オーディオデ
    ータ、副映像データ、ディスクサーチ情報データのいず
    れであるかを判断し、 上記読取られたパック内のパケットデータに対して、上
    記判断したデータ種別に対応した復調を行い、 この復調されたデータを再生出力し、 上記管理されている状態で、パケット内の各パケットの
    種別を示すデータを含むバイトに対応するデータが出力
    されている際に、上記読取りエラー信号が出力された場
    合、上記復調を禁止する、 ことを特徴とする再生方法。
  11. 【請求項11】 所定バイト数のデータ量のパック内に
    それぞれ各パックを識別するためのパックヘッダと各パ
    ケットの長さを示すデータを含み主映像データ、オーデ
    ィオデータ、副映像データ、ディスクサーチ情報データ
    のいずれかのデータが記録されるパケットを有する記録
    媒体を再生するものにおいて、 上記記録媒体のパックデータを読取り、 この読取られたパックデータを出力し、 この出力によりパックデータの先頭バイトのデータを出
    力する際に同期信号を出力し、 上記読取られたパックデータ内の所定量単位の読取りエ
    ラー信号を出力し、 上記出力された同期信号により作動を開始し、上記出力
    されるパックデータをバイト単位で管理し、 この管理されている状態で、出力される所定バイト目の
    データによりデータ種別が主映像データ、オーディオデ
    ータ、副映像データ、ディスクサーチ情報データのいず
    れであるかを判断し、 上記読取られたパック内のパケットデータに対して、上
    記判断したデータ種別に対応した復調を行い、 この復調されたデータを再生出力し、 上記管理されている状態で、パケット内の各パケットの
    長さを示すデータを含むバイトに対応するデータが出力
    されている際に、読取りエラー信号が出力された場合、
    上記復調を禁止する、 ことを特徴とする再生方法。
  12. 【請求項12】 所定バイト数のデータ量のパック内に
    それぞれ各パックを識別するためのパックヘッダと各パ
    ケット内にリニアPCMストリームを示すコードを含み
    主映像データ、オーディオデータ、副映像データ、ディ
    スクサーチ情報データのいずれかのデータが記録される
    パケットを有する記録媒体を再生するものにおいて、 上記記録媒体のパックデータを読取り、 この読取られたパックデータを出力し、 この出力によりパックデータの先頭バイトのデータを出
    力する際に同期信号を出力し、 上記読取られたパックデータ内の所定量単位の読取りエ
    ラー信号を出力し、 上記出力された同期信号により作動を開始し、上記出力
    されるパックデータをバイト単位で管理し、 この管理されている状態で、出力される所定バイト目の
    データによりデータ種別が主映像データ、オーディオデ
    ータ、副映像データ、ディスクサーチ情報データのいず
    れであるかを判断し、 上記読取られたパック内のパケットデータに対して、上
    記判断したデータ種別に対応して復調を行い、 この復調されたデータを再生出力し、 上記管理されている状態で、リニアPCMストリームを
    示すコードを含むバイトに対応するデータが上記出力さ
    れている際に、上記読取りエラー信号が出力された場
    合、上記復調を禁止する、 ことを特徴とする再生方法。
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