JPH0991165A - トレース型論理解析装置のトリガ方式 - Google Patents

トレース型論理解析装置のトリガ方式

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JPH0991165A
JPH0991165A JP7242615A JP24261595A JPH0991165A JP H0991165 A JPH0991165 A JP H0991165A JP 7242615 A JP7242615 A JP 7242615A JP 24261595 A JP24261595 A JP 24261595A JP H0991165 A JPH0991165 A JP H0991165A
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JP7242615A
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Junichi Takai
純一 高井
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • G06F11/25Testing of logic operation, e.g. by logic analysers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な条件によって成立する特殊な状態が発
生した場合にもトリガの生成が可能なようにすること。 【解決手段】 ディジタル回路を動作解析するトレース
型論理解析装置において、ローカルCPU500と、そ
の動作を外部から設定/変更できるプログラマブル論理
素子(FPGA,LCA等)を使用した条件一致検出回
路601と、プログラマブル論理素子に対するプログラ
ム・データの作成手段と、その内容をダイナミックに書
き換える手段等とにより、トリガ条件設定/検出回路を
構成して、複雑なトリガ条件にも柔軟に対応できるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル回路の
実際の信号の動作をトレースし、それを画面表示して動
作解析を行うようなトレース型論理解析装置(ロジック
・アナライザ)のトリガ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータを始めとして、論
理ICを組み合わせて構成されるディジタル回路の動作
解析には、一般にロジック・アナライザと呼ばれている
トレース型の論理解析装置が用いられる。これは、ディ
ジタル回路内の多くの信号について、ある時刻における
それぞれの状態を“1”または“0”の2値の情報とし
て記憶する動作を、一定周期のクロックに同期して行っ
て内部の記憶媒体(メモリ)に蓄積して行き、後にこの
情報を取り出して動作解析に用いる装置である。この種
の装置では、内蔵メモリの容量の大小に応じて、トレー
スできるステップ数(何クロック分の情報が蓄積できる
か)が決定されている。
【0003】図6は、現状の一般的なロジック・アナラ
イザの情報の記憶回路部分(基本回路構成)についての
概念図である。図6において、破線で囲った大きな範囲
は、機能的なブロックを示している。ブロック100は
オペレータがトレースしたい条件を設定するためのトレ
ース条件設定ブロック、ブロック200は被観測回路か
らデータを収集して、条件に応じて記憶ブロックにトレ
ース・データを格納するためのトレース・ブロック、ブ
ロック300はメモリで構成される記憶ブロック、ブロ
ック400は格納、記憶されたトレース・データを読み
出して、CRT等に表示するための表示ブロックであ
る。
【0004】ブロック100において、101はオペレ
ータが実際にスイッチ操作等によってトレース条件を設
定するための条件設定回路、102はトリガを発生させ
るためのデータ状態を予め記憶しておくトリガ条件式設
定レジスタである。
【0005】ブロック200において、201は被観測
回路からの実際の観測データをクロックに同期してサン
プリング入力するためのデータ・サンプリング回路、2
02は被観測回路または観測装置の内部から、サンプリ
ング・クロックを選択して入力するためのクロック・バ
ッファ回路、203は前記トリガ条件式設定レジスタ1
02に設定されたトリガ条件式と、前記データ・サンプ
リング回路201でサンプリングされたデータの状態を
比較し、一致した場合にMATCH信号(一致検出信
号)を出力するための条件一致検出回路、204はトレ
ースの設定諸条件と、MATCH信号と測定開始条件、
トレース・ポインタの状態から、トレース動作の開始/
停止を指定するGO信号を生成するためのトリガ/トレ
ース制御回路、205は記憶回路(トレース・メモリ)
へのデータ格納アドレスを生成するためのトレース・ア
ドレス・カウンタ/ポインタ、206はトレース・メモ
リへのデータ書き込み信号であるWR信号を生成する書
き込み制御回路である。
【0006】ブロック300において、301は記憶回
路(トレース・メモリ)そのものである。
【0007】ブロック400において、401は記憶さ
れたトレース・データを読み出す際のタイミングを制御
するための読み出し制御回路、402はトリガの掛かっ
た時点のトレース・アドレス・ポインタの値を記憶する
ためのトリガ・アドレス・ラッチ回路、403はトレー
ス位置の設定状態等により、実際にトレース・データを
読み出す際のアドレスを生成するための読み出しアドレ
ス生成回路、404は記憶回路から読み出したトレース
・データをCRT装置等に表示するための表示回路であ
る。
【0008】従来のロジック・アナライザは、トレース
の起点を装置に指示するためのトリガ信号を生成する条
件について、サンプルされるデータの論理状態のAND
ないしORの条件式だけで設定する方式が一般的であ
る。
【0009】即ち、図6におけるトリガ条件式設定レジ
スタ102にAND/ORの条件式で設定された条件
と、データ・サンプリング回路201でサンプリングさ
れた実際の回路の状態データが一致し、条件一致検出回
路203からMATCH信号が出力されると、これがト
レースに関するトリガ・ポイントとなっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のロジック・アナライザは、トレースの起点を装置に指
示するためのトリガ信号を生成する条件について、サン
プルされるデータの論理状態のANDないしORの条件
式だけで設定する方式が一般的であった。
【0011】図6におけるトレース条件設定ブロック1
00(特に、条件設定回路101)は、通常、ロジック
・アナライザ装置内部のローカルCPU(マイクロプロ
セッサ)によって制御される、マンマシン・インタフェ
ース回路によって実現されている。また、トリガ条件式
設定レジスタ102と条件一致検出回路203は、一般
的にハード・ワイアード・ロジックで実現されている。
この様子を図7を参照しながら詳しく説明する。
【0012】図7において、101,102,201,
203は図6と同等であり、それぞれ条件設定回路、ト
リガ条件式設定レジスタ回路、データ・サンプリング回
路、条件一致検出回路である。500は図6には示して
いないが、本装置全体をプログラム制御するためのロー
カルCPU機能である。500aはローカルCPUの内
部バスを示している。
【0013】また、同図において、1011はオペレー
タに対して条件設定時の表示を行うCRT装置等の表示
手段、1012はオペレータが条件設定の入力操作を行
うためのキーボード等の入力手段、1013はローカル
CPU機能の制御により、オペレータとの間の表示/入
力手段を駆動し、データの入出力を行うためのマンマシ
ン・インタフェースである。この部分の機能は、インタ
フェースのハードウェア及びその制御のためのソフトウ
ェアを含めて表現している。
【0014】1021はトリガ条件の内のAND条件を
記憶させるための複数個のAND条件レジスタ、102
2はトリガ条件の内のOR条件を記憶させるためのOR
条件レジスタである。AND条件レジスタ1021は、
装置の取り込める観測データのビット幅を持つのが普通
である。OR条件レジスタ1022については、AND
条件レジスタ1021の数に等しいビット幅が与えられ
るのが普通である。
【0015】2031はサンプリングされた被観測デー
タの状態と各AND条件レジスタ1021の状態との比
較を行うための複数個のコンパレータであり、それぞれ
の出力信号2031a,2031b,…はそれぞれのコ
ンパレータの一致検出信号である。このコンパレータの
ビット幅は、装置の取り込める観測データのビット幅を
持つのが普通である。また、コンパレータの数は、AN
D条件レジスタ1021の数に等しい。
【0016】2032はOR条件レジスタ1022の設
定条件に従って、それぞれのコンパレータ回路の一致信
号の内、必要とされる条件だけを抽出するためのゲート
回路、2033はこのゲート回路2032で抽出された
条件のOR回路である。OR回路2033の出力信号2
033aが図6におけるMATCH信号である。
【0017】図7に示す従来のロジック・アナライザの
トリガ条件設定/検出回路の構成例では、トリガ条件式
設定レジスタ102と条件一致検出回路203がハード
・ワイアード・ロジックによる回路で構成されているこ
とから、トリガ条件として設定できる条件には、必然的
に限界が存在している。
【0018】即ち、装置の取り得る最大のAND条件の
項数は、データ・サンプリング回路201の入力回路数
(チャンネル数)によって決まり、コンパレータやAN
D条件レジスタのビット幅がこれに相当している。ま
た、装置の取り得る最大のOR条件の項数は、コンパレ
ータとAND条件レジスタのペアの数に相当する。通常
のロジック・アナライザのチャンネル数は16〜32、
取り得るOR項の数は4〜8程度である。
【0019】このように、従来のロジック・アナライザ
においては、トリガ条件として設定できる項目数が比較
的小さく、その条件式の生成に関しては制限が加わるた
め、自由度が低く、複雑な条件によって成立する特殊な
状態が発生したような場合に対するトリガの生成が不可
能であった。
【0020】例えば、最近のマイクロプロセッサ装置に
多くみられるような、アドレスとコマンドそしてデータ
が時分割して同一の信号線を使用するような高速なマル
チプレックス・バスのような場合において、「まず、ア
ドレス・フェーズ時点でアドレスとコマンドの状態をサ
ンプリングして、出力されたアドレスとコマンド内容を
判断し、それが目的のデバイスを選択していて、更にリ
ード処理であり、かつその後に続くデータ・フェーズに
おいて、選択されたデバイスから出力されるデータがX
XあるいはYYという値であった場合に限ってトリガを
掛けたい」というような場合、そのマイクロコンピュー
タ・バスを全ビットにわたってプロービングできるよう
なチャンネル数があったとしても、これを従来のロジッ
ク・アナライザのトリガ回路でトリガすることは不可能
であった。
【0021】そこで本発明は、上記課題を解決し、複雑
なトリガ条件にも追従でき、それによって明確な論理解
析が期待できるトレース型論理解析装置のトリガ方式を
提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディジタル回
路を動作解析するトレース型論理解析装置において、ロ
ーカルCPUと、その動作を外部から設定/変更できる
プログラマブル論理素子を使用した条件一致検出回路
と、プログラマブル論理素子に対するプログラム・デー
タの作成手段と、その内容をダイナミックに書き換える
手段等とにより、複雑なトリガ条件にも柔軟に対応でき
るトリガ条件設定/検出回路を構成したことを特徴とす
る。
【0023】また、本発明は、ローカルCPUとその動
作を外部から設定/変更できるプログラマブル論理素子
を使用してトレース型論理解析装置のトリガ条件検出回
路を構成し、更に外部記憶部分にフロッピ・ディスク装
置やメモリ・カード等のインタフェースを設けて、これ
を記憶媒体とすることにより、標準的かつ半固定的なト
リガ条件を、何種類ものデータのパッケージとして予め
用意することを可能にしたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】図1に本発明によるトレース型論
理解析装置のトリガ条件設定/検出回路の一実施形態
(基本構成)を示す。
【0025】図1において、101,201,500は
図7と同等であり、それぞれ条件設定回路、観測データ
入力回路(データ・サンプリング回路)、ローカルCP
U機能である。500aはローカルCPUの内部バスを
示している。
【0026】1011はオペレータに対して条件設定時
の表示を行うCRT装置等の表示手段、1012はオペ
レータが条件設定の入力操作を行うためのキーボード等
の入力手段、1013はローカルCPU機能の制御によ
り、オペレータとの間の表示/入力手段を駆動し、デー
タの入出力を行うためのマンマシン・インタフェースで
ある。この部分の機能は、インタフェースのハードウェ
ア及びその制御のためのソフトウェアを含めて表現して
いる。
【0027】600はトリガ条件設定/検出回路の全体
出ある。この部分は、図7に示す従来装置においては、
トリガ条件式設定レジスタ102群と条件一致検出回路
203を合わせた機能に相当する。
【0028】601はプログラマブル論理アレイ素子
(FPGA:Field Programmable
Gate ArrayやLCA:Logic Cell
Array等で、以後代表してFPGAと呼ぶ。)を
使用したトリガ条件一致検出回路、601aはトリガ条
件が一致した場合にアクティブになるMATCH信号で
ある。602はこのFPGA用のトリガ回路条件の書き
込みデータを保持し、供給するためのトリガ回路データ
設定レジスタ、603はこのレジスタ602へのデータ
の書き込みと読み出し、プログラマブル論理アレイ素子
601へのデータの書き込み等を制御するトリガ回路デ
ータ制御回路である。
【0029】700はオペレータとの間のマンマシン・
インタフェース機能と連携をとり、論理回路図や論理式
を用いて入力されたトリガ回路の設定条件を論理合成し
た上、FPGA用のトリガ回路書き込み(設定)用のデ
ータに変換するための「論理合成/FPGAデータ変換
機能」部分である。この部分は、装置内部のROM(R
ead Only Memory)等に記憶されたデー
タ処理プログラムによって実現される。
【0030】上記構成の回路の動作は、次の通りであ
る。全体の管理、データ処理、制御等はローカルCPU
500が行う。まず、オペレータは、論理回路図や論理
式を用いてトリガ回路の論理構成を設定する。これは、
条件設定回路101のトリガ条件設定機能によって装置
に入力される。ローカルCPU500は、「論理合成/
FPGAデータ変換機能」部分700に従って、論理回
路図や論理式によって与えられたトリガ回路の構成条件
を論理合成した上、FPGA用のトリガ回路書き込み
(設定)用のデータに変換する。
【0031】ローカルCPU500は、生成したFPG
A用のトリガ回路書き込みデータを、トリガ回路データ
設定レジスタ602に格納した後、トリガ回路データ制
御回路603を起動して、FPGAに対する回路データ
の書き込みを行う。FPGAは、トリガ回路データの書
き込みが終了した後、トリガ条件一致検出回路601と
して動作し、入力される観測データを監視しつつ、条件
が一致した場合にMATCH信号を出力する。
【0032】図2にトリガ条件設定/選択回路部の具体
例を示す。図2において、201,500,600,6
01,602,603の各部は、図1と同等であり、そ
れぞれ観測データ入力回路(データ・サンプリング回
路)、ローカルCPU機能、トリガ条件設定/選択回路
の全体、プログラマブル論理アレイ素子(FPGA等)
を使用したトリガ条件一致検出回路、トリガ回路データ
設定レジスタ、トリガ回路データ制御回路である。
【0033】同図において、トリガ回路データ設定レジ
スタ602内の6021は書き込みポートと読み出しポ
ートを別々に持ったFIFO(First In Fi
rst Out:先入れ先出し)メモリ回路、6022
はP/S(Parallel−Serial)変換回路
である。
【0034】500aはローカルCPU500のアドレ
ス/データ・バス、500bはデータ書き込み制御用の
WR信号である。
【0035】603aはFIFOメモリ6021へのデ
ータ書き込み信号(FIN)、603bはFIFOメモ
リ6021へのチップ・セレクト信号(MSEL)、6
03cはFIFOメモリ6021からのデータ読み出し
信号(FOUT)、603dはP/S変換回路6022
へのパラレル・データのロード信号(LD)、603e
はP/S変換回路6022からのシリアル・データの読
み出しパルス(SOUT)、603fはFPGAチップ
へのリセット信号(RESET)、603gはローカル
CPU500に対するレディ信号(RDY)、601a
はトリガ条件の一致を示すMATCH信号、601bは
FPGAのコンフィギュレーション期間を示すDC信
号、601cはFPGAチップへのシリアル・データの
書き込みクロック(SCLK)である。
【0036】また、6021aはFIFOメモリ602
1からP/S変換回路6022に与えられるパラレル・
データ、6022aはP/S変換回路6022からFP
GAチップに与えられるシリアル・データである。
【0037】次に、上記具体例の動作の一例を図3のタ
イム・チャートを参照しながら説明する。図3におい
て、左端の各信号名は上述の通りであり、アドレス/デ
ータ以外の制御信号は全てLレベルでアクティブとなる
負論理信号であるとする。
【0038】まず、この回路の動作は、大きく三つの動
作フェーズに分けられる。図3の下部に示してあるよう
に、「FIFO書き込みフェーズ」「FIFO読み出し
/FPGAコンフィギュレーション・フェーズ」「観測
動作フェーズ」である。
【0039】「FIFO書き込みフェーズ」では、ロー
カルCPU500がFPGAのプログラムに必要なデー
タをパラレル・データとしてFIFOメモリ6021に
格納する。図3のT1で示す範囲で、CPUはアドレス
とデータを整えてWR信号をアクティブにする。トリガ
回路データ制御回路603は、FIFOメモリ6021
に対してセレクト信号(MSEL)603bをアクティ
ブにするとともに、各データ毎にFIFOメモリ602
1に対する書き込み信号(FIN)603aをアクティ
ブにする。また、同回路603は、CPUに対してRD
Y信号をアクティブにしてCPUの書き込み処理の完了
を知らせる。
【0040】FPGAのプログラム・データを全てFI
FOメモリ6021に書き込んだ後、T2の範囲で、C
PUは、トリガ回路データ制御回路603に対する書き
込み処理によってこれを知らせる。これを受けて、同制
御回路603は、FPGAをコンフィギュレーション・
モードにするためにRESET信号を生成する。
【0041】このRESET信号のアサートによりFP
GAはコンフィギュレーション・モードとなり、FPG
Aはこのモードに入ったことを知らせるDC信号をアサ
ートする。トリガ回路データ制御回路603は、この信
号がアサートされている間、「FIFO読み出し/FP
GAコンフィギュレーション・フェーズ」の処理を行
う。
【0042】「FIFO読み出し/FPGAコンフィギ
ュレーション・フェーズ」では、FPGAが自らプログ
ラム・データ(シリアル・データ)を読み込むためのタ
イミング信号として、SCLK信号を供給する。
【0043】トリガ回路データ制御回路603は、この
フェーズに入ると、まずFIFOメモリ6021のセレ
クト信号(MSEL)をアクティブにし、SCLK信号
がLレベルである間にFIFOメモリ6021からデー
タを出力させるためにFOUT信号をアクティブにす
る。
【0044】FIFOメモリ6021からのデータFO
DATAが確定するのを待って、トリガ回路データ制御
回路603はこれをP/S変換回路6022に書き込む
ためにロード信号(LD)をアクティブにする。これに
よって、P/S変換回路6022にパラレル・データが
セットされる。図3のT3の部分がこれに相当する。
【0045】トリガ回路データ制御回路603は、FP
GAの出力するSCLK信号に同期させて、P/S変換
回路6022からのシリアル・データの出力制御信号
(SOUT)をアクティブにする。これにより、P/S
変換回路6022からのシリアル・データの出力SDA
TAがFPGAに与えられて読み込まれる。このシリア
ル・データの読み出しとFPGAへの供給は、P/S変
換回路6022の扱うパラレル・データのビット幅の回
数、繰り返される。T4の部分がこれに相当する。
【0046】P/S変換回路6022に格納されたパラ
レル・データの吐き出しが終わると、トリガ回路データ
制御回路603は、次のパラレル・データをP/S変換
回路6022供給するため、T3の範囲の処理を行い、
その後、T4の範囲の処理によって新しいデータがSC
LK信号に従ってシリアル変換されて、FPGAに与え
られる。
【0047】このように、FIFOメモリ6021に格
納されたFPGAの設定のための全てのデータの変換と
FPGAへの書き込みが終了するまでこの動作が繰り返
される。
【0048】FPGAデータの全ての設定が終了する
と、FPGAはコンフィギュレーション・モードの終了
を知らせるためにDC信号をネゲートする。これを受け
て、トリガ回路データ制御回路603は、リセット信号
(RESET)と、FIFOメモリ6021のセレクト
信号(MSEL)をネゲートする。これで「FIFO読
み出し/FPGAコンフィギュレーション・フェーズ」
が終了する。
【0049】「観測動作フェーズ」は、実際のロジック
・アナライザの観測動作であり、FPGAはプログラム
されたトリガ条件が成立すると(範囲T5)、MATC
H信号アクティブにして、後段のトレース回路にこれを
通知する。
【0050】以上が図2に示したトリガ条件設定/検出
回路の動作例である。
【0051】次に、先述の現在の技術における問題点に
おいて例を取った複雑なトリガ条件について考えてみ
る。例に取ったトリガ条件は、アドレスとコマンドそし
てデータが時分割して同一の信号線を使用するような高
速なマルチプレックス・バスにおいて、まず、アドレス
・フェーズ時点でアドレスとコマンドの状態をサンプリ
ングして、出力されたアドレスとコマンド内容を判断
し、それが目的のデバイスを選択していて、更にリード
処理であり、かつその後に続くデータ・フェーズにおい
て、選択されたデバイスから出力されるデータがXXあ
るいはYYという値であった場合に限ってトリガを発生
させるというものであったが、これを実現するためのト
リガ回路は、図4に示すようなものになる。
【0052】図4において、3001はラッチ・タイミ
ング生成回路、3002はコマンド・ラッチ回路、30
03はコンパレータ、3004はOR回路、3005は
AND回路であり、このAND回路の出力がMATCH
信号となる。
【0053】図4に示すようなトリガ回路の実現は、ト
リガ回路が固定化されたAND/OR回路しか持たない
従来のロジック・アナライザ装置では全く実現すること
は不可能であるが、本発明によるトリガ回路において
は、FPGAに対するプログラミングによってこれに柔
軟に対応することができる。特に、規模の大きなFPG
AまたはLCAをトリガ回路内に使用し、これらに対し
てダイナミックに条件を生成してプログラミング設定
(書き込み)する手段を設ければ、実現可能なトリガ生
成回路の許容範囲は大幅に拡大する。
【0054】また、図5に示すように、本発明によるト
リガ条件設定/検出回路の外部に、トリガ設定条件を吐
き出して記憶しておき、別の時点あるいは別処理の後に
再度これを読み込んで利用できるような外部記憶手段
(ディスク装置やCDROM装置)800等を設けれ
ば、ロジック・アナライザとしての活用度が大幅に広が
る。
【0055】更に、この外部記憶部分にフロッピ・ディ
スク装置やメモリ・カード等のインタフェースを設けれ
ば、これを記憶媒体900に、予め予測される複雑なト
リガ条件(例えば、上記のような複雑なバス動作の解析
条件等)を作成して記憶し、これを半固定的な条件設定
データとしてパッケージ化して何種類も用意しておくこ
とが可能となるので、ロジック・アナライザの製品価値
や利用範囲を大幅に高められる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搭載する
プログラマブル論理アレイ素子(FPGA,LCA等)
の規模によってその能力に限界はあるものの、数千〜数
万ゲートの論理回路を設定できるようになり、従来に比
べて格段に複雑化されたトリガ条件についてもそれに追
従することができるようになる。特に、フリップ・フロ
ップ回路の自由な配置により、任意の信号の任意の別信
号によるサンプリングやシーケンシャル条件の設定が可
能となり、複雑動作する被試験装置の解析に大きく貢献
できるようになる。また、ローカルCPUとその動作を
外部から設定/変更できるプログラマブル論理素子を使
用してトレース型の論理解析装置(ロジック・アナライ
ザ)のトリガ条件検出回路を構成することにより、複雑
な設定条件であっても、一度設定した条件を何種類も外
部に記憶しておいて再利用することや、標準バスの解析
のような場合のためには、複雑ではあるが標準化された
半固定的なトリガ条件を、何種類ものデータのパッケー
ジとして予め用意することもできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すトリガ条件設定/検
出回路(基本構成)の概念図。
【図2】トリガ条件設定/検出回路の具体例を示すブロ
ック回路図。
【図3】具体例(トリガ条件設定/検出回路)の動作例
を示すタイム・チャート。
【図4】本発明によるトリガ条件設定/検出機能で実現
可能な複雑なトリガ条件回路の一例。
【図5】トリガ条件設定/検出回路に外部記憶装置を付
加した場合(拡張例)を示すブロック回路図。
【図6】従来のロジック・アナライザの基本回路構成
図。
【図7】従来のロジック・アナライザのトリガ条件設定
/検出回路の構成例を示すブロック回路図。
【符号の説明】
101…条件設定回路 1011…表示手段 1012…入力手段 1013…マンマシン・インタフェース 201…観測データ入力回路 500…ローカルCPU 601…条件一致検出回路 602…トリガ回路データ設定レジスタ 603…トリガ回路データ制御回路 700…論理合成FPGAデータ変換機能 800…外部記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル回路を動作解析するトレース
    型論理解析装置において、ローカルCPUと、その動作
    を外部から設定/変更できるプログラマブル論理素子を
    使用した条件一致検出回路と、プログラマブル論理素子
    に対するプログラム・データの作成手段と、その内容を
    ダイナミックに書き換える手段等とにより、複雑なトリ
    ガ条件にも柔軟に対応できるトリガ条件設定/検出回路
    を構成したことを特徴とするトレース型論理解析装置の
    トリガ方式。
  2. 【請求項2】 ローカルCPUとその動作を外部から設
    定/変更できるプログラマブル論理素子を使用してトレ
    ース型論理解析装置のトリガ条件検出回路を構成し、更
    に外部記憶部分にフロッピ・ディスク装置やメモリ・カ
    ード等のインタフェースを設けて、これを記憶媒体とす
    ることにより、標準的かつ半固定的なトリガ条件を、何
    種類ものデータのパッケージとして予め用意することを
    可能にしたことを特徴とするトレース型論理解析装置の
    トリガ方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6854055B1 (en) 1999-10-18 2005-02-08 Endress + Hauser Flowtec Ag Method and system for switching active configuration memory during on-line operation of programmable field mounted device
JP2007286025A (ja) * 2006-03-23 2007-11-01 Tektronix Japan Ltd デジタル信号分析プログラム及び波形表示装置

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US7299348B2 (en) 1999-10-18 2007-11-20 Endress + Hauser Flowtec Ag Programmable field mounted device
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