JPH0991099A - ディスク更新ログ記録方式 - Google Patents

ディスク更新ログ記録方式

Info

Publication number
JPH0991099A
JPH0991099A JP7249734A JP24973495A JPH0991099A JP H0991099 A JPH0991099 A JP H0991099A JP 7249734 A JP7249734 A JP 7249734A JP 24973495 A JP24973495 A JP 24973495A JP H0991099 A JPH0991099 A JP H0991099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
log recording
recording table
log
disk
update
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7249734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3136258B2 (ja
Inventor
Hideaki Okada
英明 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP07249734A priority Critical patent/JP3136258B2/ja
Priority to US08/673,625 priority patent/US5706470A/en
Priority to GB9613962A priority patent/GB2305748B/en
Publication of JPH0991099A publication Critical patent/JPH0991099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3136258B2 publication Critical patent/JP3136258B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/14Error detection or correction of the data by redundancy in operation
    • G06F11/1402Saving, restoring, recovering or retrying
    • G06F11/1446Point-in-time backing up or restoration of persistent data
    • G06F11/1448Management of the data involved in backup or backup restore
    • G06F11/1451Management of the data involved in backup or backup restore by selection of backup contents
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/14Error detection or correction of the data by redundancy in operation
    • G06F11/1402Saving, restoring, recovering or retrying
    • G06F11/1446Point-in-time backing up or restoration of persistent data
    • G06F11/1458Management of the backup or restore process
    • G06F11/1461Backup scheduling policy
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99951File or database maintenance
    • Y10S707/99952Coherency, e.g. same view to multiple users
    • Y10S707/99953Recoverability

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク装置に対するログ記録を詳細に行な
いながらも、不意の計算機システムの停止に備えて、確
実に、且つ、詳細にログ記録を行なうことによるディス
ク更新性能への影響が増大しないように、ログ記録を行
なう。 【解決手段】 計算機システムのオペレーティングシス
テムとディスクドライバとの間にログ記録ドライバを設
け、粗いが確実なログ記録を行なうログ記録表Aと詳細
なログ記録を行なうBと、ログ記録用Bの一致フラグを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
等の外部記憶装置に対するデータ更新記録の制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術では、例えば特開昭57−90
770に記載のように、更新が行なわれた部分のみの差
分バックアップを行なうために、制御メモリを磁気ディ
スク装置に設け、ジョブの実行によりこの制御メモリに
ディスク更新ログを記録していた。
【0003】また、特開平2−42523では、上記と
同様に差分バックアップを目的として、ジョブの実行に
より更新されたデータの場所を記録するディスク更新ロ
グ記録表を有するディスク装置において、揮発性メモリ
上に存在する更新部分をブロック単位で管理するログ記
録表1と、不揮発性メモリ上に存在する更新部分をトラ
ック単位で管理するログ記録表2と、不揮発性メモリ上
に存在するログ記録表1の一致フラグとを備えることに
より、詳細なログ記録と経済性とを勘案したディスク更
新ログを記録していた。
【0004】上記のように、差分バックアップを目的と
している場合、要求されたディスク更新が行なわれたに
も拘らずログ記録表には記録されていないことが問題と
なる場合がある。また、上記のような更新ログ記録装置
を備えていないディスク装置に対する更新ログ記録を行
なう場合、ログ記録表を更新ログ記録の対象となるディ
スク装置とは別の不揮発性記憶装置に記録しなければな
らない。
【0005】また、ログ記録表を備えていないディスク
装置に対してログ記録を行なう場合には、電源断やOS
のパニック等による突発的な計算機システムの停止に備
えるために、ディスク更新要求時には、ログ記録表を磁
気ディスク装置等の不揮発性記憶装置に記録した後に、
要求されたディスク更新を行なっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスク更新ロ
グは以上の様にして記録されていたので、ディスク更新
ログを差分バックアップのために記録する場合、バック
アップデータ量の削減のためにはログ記録表で管理する
更新単位が小さいことが望ましいものの、一方で、ログ
記録表を備えていないディスク装置に対するログ記録を
行なう場合においては、ログ記録表の管理する更新単位
が小さいとログ記録表のディスク装置への記録回数が増
大し、結果として更新性能の劣化が増大するという問題
点があった。また、ディスク装置の容量が大きい場合に
ログ記録表における記録管理単位を細かくすると、ログ
記録表自体が非常に大きくなり、主記憶容量を圧迫する
という問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ログ記録表による更新管理単位
を小さくして詳細なログ記録を行ないながら、計算機シ
ステムの突発的事故発生時には確実に回復処理を行うこ
とができ、且つ、通常運転中は更新単位を小さくしたこ
とに起因するオーバヘッドの増加による更新性能の劣化
を極力抑え、主記憶容量を圧迫することのないログ記録
方式を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるディ
スク更新ログ記録方式は、ディスク装置内のデータ更新
に際して該更新部分の記録管理を行うログ記録手段を有
するディスク更新ログ記録方式において、ログ記録手段
は、ディスク装置を複数の領域に分割し該領域対応に更
新発生の有無を記録する情報から構成され主記憶装置と
ディスク装置の双方に格納される第1のログ記録表と、
第1のログ記録表よりも小さな単位で領域分割し該領域
対応に更新発生の有無を記録する情報から構成され主記
憶装置とディスク装置双方に格納される第2のログ記録
表と、第2の記録表が主記憶装置上とディスク装置上で
一致しているか否かを示す情報であって主記憶装置とデ
ィスク装置双方に格納されるログ記録一致情報と、第1
のログ記録表を主記憶上で更新した後、結果をディスク
装置上の第1のログ記録表へ反映させる第1のログ記録
表更新手段と、主記憶上のログ記録一致情報に基づいて
第2のログ記録表が主記憶装置上とディスク装置上で一
致しているか否かを確認し結果をディスク装置上のログ
記録一致情報に反映させるログ記録一致情報更新手段
と、第2のログ記録表の内容を主記憶上とディスク上で
一致させる第2のログ記録表同一化手段とを備えるよう
にしたものである。
【0009】第2の発明は、第1の発明におけるディス
ク更新ログ記録方式において、第2のログ記録表で管理
する領域を複数のグループに分割し、各グループ対応に
前記ログ記録一致情報を構成するようにしたものであ
る。
【0010】第3の発明は、第1の発明におけるディス
ク更新ログ記録方式において、第2のログ記録表で管理
する領域を複数のグループに分割し、該分割されたグル
ープの一部を構成する記録表を主記憶上に構成すること
によりディスク領域全体の記録表の一部だけを主記憶に
読み込むことで該記録表の主記憶領域における容量削減
を図るようにしたものである。
【0011】第4の発明は、第3の発明におけるディス
ク更新ログ記録方式において、第2のログ記録表で管理
する領域を複数のグループに分割し、各グループ対応に
該グループを構成する記録情報が主記憶上にローディン
グされているか否かを示すフラグを設けるようにしたも
のである。
【0012】第5の発明は、第2の発明または第4の発
明におけるディスク更新ログ記録方式において、第2の
ログ記録表の回復手段を備え、該記録表回復手段は、主
記憶上とディスク装置上の内容が同一であるグループに
関してはディスク装置上にある第2のログ記録表の内容
をそのままとし、上記内容が異なるグループに対して第
1のログ記録表の内容を参照して第2の記録表を回復す
るようにしたものである。
【0013】第6の発明は、第1の発明または第2の発
明または第5の発明におけるディスク更新ログ記録方式
において、第1のログ記録表および第2のログ記録表に
関するログ記録拡張手段を備え、該ログ記録表拡張手段
は前記第1のログ記録表を前記第2のログ記録表の内容
で置き換え、前記第2のログ記録表の内容を以前の内容
よりも小さな記録単位でログ記録できるように新たに構
成するようにしたものである。
【0014】第7の発明は、第1の発明または第2の発
明または第5の発明におけるディスク更新ログ記録方式
において、第1のログ記録表及び第2のログ記録表に加
えて、第2の記録表よりも記録単位の小さい1つ以上の
第3のログ記録表と、ログ記録表拡張手段を備え、該ロ
グ記録表拡張手段はログ記録表拡張要求に対し、第2の
ログ記録表内容を第1のログ記録表とし、第2のログ記
録表よりも記録単位の小さい第3のログ記録表を第2の
ログ記録表とするようにしたものである。
【0015】第8の発明は、第6の発明または第7の発
明におけるディスク更新ログ記録方式において、ログ記
録表における更新部分と非更新部分の割合が予め指定さ
れた比率を越えた場合にログ記録表の拡張処理が自動的
に行なわれるようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の第1の実施の形態について、
図1乃至図5に基づいて説明する。図1はシステム構成
を示す図であり、図において1はディスク装置接続装置
を備えた計算機システム、5は計算機システム1に接続
されているディスク装置、2はディスク装置5への書き
込みを要求処理を行うアプリケーションソフトウェア、
3はアプリケーションソフトウェア2とディスク装置5
間で書き込み処理を中継するオペレーティングシステ
ム、4はディスク装置5及び後述するログ記録用ディス
ク装置7への入出力処理を行なうディスクドライバ、6
は更新ログの記録ドライバである。また、8aはログ記
録ドライバ6に含まれる主記憶装置上のログ記録表A、
9aは同じくログ記録ドライバ6に含まれる主記憶装置
上のログ記録表Bである。ログ記録表A、Bは、それぞ
れディスク装置5をいくつかの領域に分割した場合の各
領域に対する書き込みの有無を示す記録、即ち後述する
ようにフラグの集合であり、ログ記録表A 8aにはロ
グ記録表B 9aよりも大きい領域の単位で書き込みの
有無が記録される。7はログ記録ドライバ6がログ記録
を保存するために使用するディスク装置であり、8bは
ログ記録表Aのログ記録用ディスク装置7上のイメー
ジ、9bはログ記録表Bのログ記録用ディスク装置7上
のイメージである。11はログ記録ドライバ6に含まれ
るログ記録表Aである8aとディスク装置上のイメージ
である8bの更新手段、12はログ記録ドライバ6に含
まれるログ記録表Bである9aとディスク上イメージで
ある9bの更新手段である。ここで、ログ記録表A更新
手段11はログ記録ドライバ及びディスク装置上のログ
記録表Aである8aと8bの内容が同一であることを保
証するが、ログ記録表B更新手段12はログ記録ドライ
バ及びディスク装置上のログ記録表Bである9aと9b
の内容が必ずしも同一であることを保証しない。そのた
めに、ログ記録ドライバ上のログ記録表Bである9a
と、ログ記録用ディスク装置7上のログ記録表Bである
9bの内容が一致するか否かを示すログ記録表Bの一致
フラグ10aをログ記録ドライバ6内に設け、そのイメ
ージ10bをログ記録用ディスク装置7上に設ける。さ
らに、ログ記録表B一致フラグ10aと10bの更新手
段13をログ記録ドライバ6内に設ける。14はログ記
録表Bのログ記録用ディスク装置7上のイメージ9bを
ログ記録ドライバ上のログ記録表Bである9aと同一に
することを指示するログ記録表B同一化手段である。
【0017】図2はログ記録表Aである8a及び8bの
詳細を示したものである。本実施の形態では、4GBの
容量を持つログ記録対象のディスク装置5を100の領
域に分割している。記録表の先頭には記録単位領域の大
きさを記し、また表の2番目の項目では、領域の数を記
している。記録表の3番目以降の項目である領域毎の更
新フラグについて説明する。例えば、領域番号0の領域
はデータの更新が行なわれておらず、更新フラグが”
0”となっているが、領域番号99の領域は、更新フラ
グが”1”となっており、データの更新が行なわれてい
ることを示す。
【0018】図3はログ記録表Bである9a及び9bの
詳細を示した図である。図では、ログ記録対象のディス
ク装置5を1000の領域、即ち、ログ記録表Aの10
倍の数の領域に分割している。従って、ログ記録表Bの
領域番号0から9はログ記録表Aの領域番号0に属する
ため、更新フラグは”0”となり、一方、ログ記録表A
の領域番号99の更新フラグは”1”であるため、ログ
記録表Bの領域番号990から999の更新フラグは”
1”である可能性があり、この例では、その中の1つで
ある領域番号998の更新フラグが”1”となってい
る。ここで、例えば、各々のログ記録表が図2及び図3
に示すような状態において、ディスク装置5の先頭の1
KBに対して書き込み処理が行なわれた場合には、図2
のログ記録表Aでは領域番号0の更新フラグが”1”に
なり、図3のログ記録表Bでは領域番号0の更新フラグ
が”1”になる。また、同様にしてディスク装置5の最
後の1KBに対して書き込み処理が行なわれた場合、図
2のログ記録表Aでは領域番号99の更新フラグは”
1”のまま変化せずに、図3に示したログ記録表Bでは
領域番号999の更新フラグが”1”になる。このよう
に、ログ記録表とは、ログ記録対象となるディスク装置
を複数の領域に分割し、分割された各領域に対して書き
込みが行なわれたか否かを示す情報を記録した表を指
す。また、ログ記録表B一致フラグ10a及び10b
は、ログ記録表B 9aと9bの内容が一致している場
合に”1”、一致していない場合には、”0”を示すも
のとする。
【0019】ここで、ログ記録ドライバ6の動作を説明
する前に、アプリケーションソフトウェア2によるディ
スク装置5へのデータ書き込み処理の流れについて説明
する。ログ記録ドライバ6がない場合、アプリケーショ
ンソフトウェア2はその処理データをディスク装置5に
書き込むためにオペレーティングシステム3に対して処
理データのディスク装置5への書き込みを依頼し、さら
にオペレーティングシステム3はそのデータのディスク
装置5への書き込みをディスクドライバ4に依頼し、デ
ィスクドライバ4がディスク装置5にデータを書き込
む。ここで、ログ記録ドライバ6は仮想的なディスクド
ライバとして実現するものとする。即ち、オペレーティ
ングシステム3からログ記録ドライバ6を見た場合、通
常のディスクドライバ4と同様のデータ書き込み、読み
込み処理等のインタフェイスを有して構成される。ログ
記録ドライバ6が存在する場合においても、アプリケー
ションソフトウェア2はその処理データをディスク装置
5に書き込むために、ログ記録ドライバ6がない時と同
様にしてオペレーティングシステム3に対して処理デー
タのディスク装置5への書き込みを依頼し、オペレーテ
ィングシステム3はそのデータのディスク装置5への書
き込みをログ記録ドライバ6に依頼する。ログ記録ドラ
イバ6はログ記録表A更新手段11、またはログ記録表
B更新手段12、またはログ記録表B一致フラグ更新手
段13を使用するとともに、オペレーティングシステム
3経由でアプリケーションソフトウェア2から要求され
たデータの書き込み処理をディスクドライバ4に依頼
し、ディスクドライバ4がディスク装置5に対して要求
された書き込み処理を行なう。
【0020】次に、ログ記録ドライバ6の動作について
図4、図5に基づいて詳しく説明する。図4はログ記録
ドライバ6の動作を示すフローチャートである。ログ記
録ドライバ6はオペレーティングシステム3からのディ
スク装置5への書き込み要求を受けとると、ログ記録表
A更新手段11を呼び出す。ログ記録表A更新手段11
は、まず書き込み要求の行なわれているディスクの場所
がログ記録表A 8aにおいて、既に更新フラグが”
1”になっているかどうかを確認し(ステップ40
1)、更新フラグが”1”でない場合、即ちまだ更新さ
れていない場合には、ログ記録表A 8aの該当領域の
更新フラグを”1”にし、更新されたことを記録し(ス
テップ402)た後、更新情報を書き込んだログ記録表
A 8aをログ記録用ディスク装置7上にログ記録表A
8bとして書き込む(ステップ403)。次に、ログ
記録表B更新手段12を呼び出す。ログ記録表B更新手
段12は、更新要求の行なわれているディスクの場所が
ログ記録表B 9aにおいて既に更新フラグが”1”に
なっているかどうかを調べ(ステップ404)、更新フ
ラグが”1”でない場合、すなわちまだ更新されていな
い場合、ログ記録表B 9aの該当領域の更新フラグ
を”1”にして更新されたことを記録し(ステップ40
5)、ログ記録表B一致フラグ更新手段13を呼び出
す。ログ記録表B一致フラグ更新手段13は、ログ記録
表B一致フラグ10aが”1”であるか否かを調べ(ス
テップ406)、”1”である場合、即ち一致している
場合には、ログ記録表B一致フラグ10aを”0”、即
ち不一致に設定し(ステップ407)、ログ記録表B一
致フラグ10aをログ記録用ディスク装置7にログ記録
表B一致フラグ10bとして書き込む(ステップ40
8)。最後に、ログ記録ドライバ6は、アプリケーショ
ンソフトウェア2からオペレーティングシステム3経由
で要求されたディスク装置5への書き込みをディスクド
ライバ4に依頼する(ステップ409)。
【0021】上記説明から明らかなように、ログ記録表
Aである8aと8b、およびログ記録表B一致フラグで
ある10aと10bは常に一致しているが、ログ記録表
Bである9aと9bは必ずしも一致しているとは限ら
ず、むしろ、一致していない場合が殆どである。そこで
ログ記録表Bである9aと9bを一致させるために、ロ
グ記録表B同一化手段14が必要となる。次に、このロ
グ記録表B同一化手段14について、図5に示すフロー
チャートを用いて説明する。このログ記録表B同一化手
段14は、計算機システム1を停止させる前、あるいは
ディスク装置5を使用したジョブの終了後等に呼び出さ
れる。計算機システム1の利用者、あるいは管理者から
ログ記録表Bの同一化要求を受け取ると、ログ記録ドラ
イバ6はログ記録表B同一化手段14を呼び出す。ログ
記録表B同一化手段14はログ記録表B一致フラグ10
aが”1”であるか否か、即ちログ記録表Bである9a
と9bの内容が一致しているか否かを調べ(ステップ5
01)、”1”でない場合、即ち一致していない場合に
は、ログ記録表B更新手段12を呼びだし、ログ記録表
B 9aをログ記録表B 9bとしてログ記録用ディス
ク装置7に書き込み(ステップ502)、ログ記録表B
一致フラグ更新手段13を呼び出す。ログ記録表B一致
フラグ更新手段13は、ログ記録表B一致フラグ10a
を”1”に、即ち一致に設定し(ステップ503)、ロ
グ記録表B一致フラグ10aをログ記録表B一致フラグ
10bとしてログ記録用ディスク装置7に書き込む(ス
テップ504)。
【0022】本実施形態における効果を説明するため
に、ここで1つの使用形態を考える。計算機システム1
は、毎朝起動されて1日の業務終了後に運転を停止させ
られるものとする。業務運転停止前には、ログ記録表B
同一化手段14を用いてログ記録表Bである9aと9b
の同一化処理を行ない、業務運転開始直後には、ログ記
録表A 8bと、ログ記録表B 9b、及びログ記録表
B一致フラグ10bを読み込んで、ログ記録表A 8
a、ログ記録表B 9a及びログ記録表B一致フラグ1
0aとする。ここで、1週間ごとにその週の業務処理に
より更新されたディスク装置5の領域のみをテープ装置
にバックアップし、1カ月ごとにディスク装置5上のす
べてのデータをバックアップするものとする。この更新
されたディスク装置5の領域のみのバックアップを目的
としてログ記録ドライバを導入し、ログ記録表B 9a
を使用する。ログ記録表B 9aを参照し、更新フラグ
が”1”、即ち書き込みが行なわれている領域のみをバ
ックアップし、バックアップ後、ログ記録表A、B双方
の更新フラグをすべて”0”に初期化する。ここで、ロ
グ記録表A 8aではなくログ記録表B 9aを使用す
るのは、ログ記録表B 9aのほうがより小さい領域の
単位で書き込みがあったか否かを判断できるため、バッ
クアップするデータ容量が小さくなるからである。ま
た、ログ記録表B 9a及び9bが一致していない時に
何らかの障害により計算機システム1が異常停止した場
合には、ログ記録表A 8aを使用してバックアップを
行なうことができる。即ち、異常発生によるシステム停
止後に再起動した後にログ記録表B一致フラグ10bを
見ると”0”、即ち不一致状態にあることを示している
ため、その後のログ記録ドライバ6の動作は、ログ記録
表A更新手段11のみの動作とし、週末のバックアップ
時にはログ記録表A 8aを使用する。何故なら、ログ
記録表A 8aと8bは常に一致していることが保証さ
れているからである。勿論、バックアップ量は、ログ記
録表B 9aを使用する場合よりも多くなり一部に無駄
も発生するが、全てのデータをバックアップする場合に
比べれば、はるかにバックアップデータ量が削減され
て、効率のよいバックアップ作業を行うことができる。
【0023】ここで、従来技術の例で述べた、ログ記録
表が1つしかない計算機システムについて考えてみる。
本実施の形態と同様のバックアップ容量の削減を実現す
るためには、本実施形態例におけるログ記録表B 9a
及び9bと同じ領域の単位で書き込みの有無を記録しな
ければならないが、この1つしかないログ記録表を本実
施の形態におけるログ記録表A 8a及び8bと同様
に、常に同一の内容に保とうとすると、ログ記録表のロ
グ記録用ディスク装置7への書き込み回数が増加する。
本実施形態では、最悪の場合、即ちディスク装置6の全
ての領域が更新された場合、毎日の停止前の書き込みを
除けばログ記録表A 8a及び8bの領域数と同じ10
0回となるが、従来例では、ログ記録表Bに相当する記
録表の領域数1000回となる。しかも、本実施形態で
はログ記録表B 9aの更新は主記憶装置上でのみ行な
われるため、そのオーバヘッドはログ記録用ディスク装
置7への書き込みを伴う従来例に比べて大きく削減され
る。また、1つしかないログ記録表を、本実施形態にお
けるログ記録表A 8a及び8bとは異なり常に同一内
容に保つことを行なわない場合には、計算機システムに
不意の異常停止が発生した週ではディスク装置5全体の
バックアップしかできず、無駄なバックアップデータを
排除した効率の良いバックアップ作業が実現できないこ
ととなる。このように、本実施形態によれば、計算機シ
ステムに不意の異常停止が発生しない状態においては、
ディスクアクセスのためのオーバヘッドを削減でき、ま
た計算機システムに不意の異常停止が発生した場合にお
いてもバックアップデータ量の削減を図ることができ
る。
【0024】実施の形態2.この発明の第2の実施形態
について、図6乃至図9に基づいて説明する。図6は第
2の実施形態を示すシステム構成図であり、基本的には
図1に示したシステム構成と同じである。図6において
9a’、9b’はログ記録表であり、詳細は図7のログ
記録表B’701として定義され、また10a’、10
b’はログ記録表B’グループ別一致フラグであり、詳
細は図7に示すログ記録表B’グループ別一致フラグ7
02として定義されているものである。さらに、12’
はログ記録表B’更新手段であり、13’はログ記録表
B’グループ別一致フラグ更新手段であり、14’はロ
グ記録表B’同一化手段である。
【0025】次に、図7を用いて、ログ記録表B’70
1及びログ記録表B’グループ別一致フラグ702につ
いて説明する。ログ記録表B’701では、3番目の項
目にグループ数を記録する箇所が追加されており、本実
施形態では10となっている。つまり、ログ記録表B’
は概念的に10グループに分割されている。ログ記録表
B’グループ別一致フラグ702には、ログ記録表B’
701の各グループ毎の一致フラグが並ぶ。本実施形態
では、一致フラグが”1”であるグループ番号1のグル
ープ、即ち、ログ記録表B’701の領域番号100か
ら199の部分は主記憶上のログ記録表B’のイメージ
9a’とログ記録用ディスク装置7上のログ記録表B’
のイメージ9b’が一致しており、一方、一致フラグ
が”0”であるグループ番号0、あるいは9のグループ
は一致していないことを示している。即ち、本実施形態
では、ログ記録表Bのログ記録用ディスク装置7への書
き込み単位をログ記録表B’のグループ単位で行うとい
うことである。
【0026】次に、ログ記録ドライバの動作について、
図8に基づいて説明する。既に、実施の形態1で説明し
たのと同様にしてログ記録表A更新手段11の処理(ス
テップ401、ステップ402、ステップ403)を行
なった後に、ログ記録ドライバ6はログ記録表B’更新
手段12’を呼び出す。ログ記録表B’更新手段12’
はログ記録表B’ 9a’においてディスク書き込み要
求領域の更新フラグが”1”であるかどうかを調べ(ス
テップ804)、”1”でない場合、即ち更新されてい
ない場合にはログ記録表B’ 9a’のディスク書き込
み要求領域の更新フラグを”1”にし(ステップ80
5)、ログ記録表B’グループ別一致フラグ更新手段1
3’を呼び出す。ログ記録表B’グループ別一致フラグ
更新手段13’は、ディスク書き込み要求領域が属する
グループのログ記録表B’の一致フラグ10a’が”
1”であるか否かを調べ(ステップ806)、”1”で
ある場合、即ち、一致している場合には、書き込み要求
領域が属するグループのログ記録表B’の一致フラグ1
0a’の一致フラグを”0”にし(ステップ807)、
ログ記録表B’グループ別一致フラグ10a’を10
b’としてログ記録用ディスク装置7に書き込む(ステ
ップ808)。最後に、ログ記録ドライバ6はディスク
ドライバ4に要求されているディスク書き込みを依頼す
る(ステップ409)。
【0027】次に、本実施の形態におけるログ記録表
B’同一化手段14’の動作について図9に示すフロー
チャートを用いて説明する。同一化指示を受けたログ記
録表B’同一化手段14’は、まず同一化対象グループ
番号を”0”に初期化する(ステップ901)。同一化
対象グループ番号がグループ数以上である場合(ステッ
プ902)は、終了する。そうでなければ、ログ記録表
B’グループ別一致フラグ10a’の同一化対象グルー
プ番号のグループの一致フラグが”1”であるか否かを
調べ(ステップ903)、”1”の場合、即ち一致して
いる場合には、同一化対象グループ番号に”1”を加え
(ステップ907)、ステップ902に戻る。”1”で
ない場合には、ログ記録表B’ 9a’中の同一化対象
グループ番号のグループに属する部分をログ記録用ディ
スク装置7に書き込み(ステップ904)、ログ記録表
B’グループ別一致フラグ10a’の同一化対象グルー
プ番号のグループの一致フラグを”1”にし(ステップ
905)、ログ記録表B’グループ別一致フラグ10
a’をログ記録用ディスク装置7に書き込み(ステップ
906)、ステップ907に進む。
【0028】上記説明のように、実施形態1及び2の差
異は、ログ記録表Bにグループの概念を採り入れ、グル
ープ別に一致フラグを備えたことにある。本実施形態の
効果を説明するために、ここで1つの使用形態を設定す
る。既に、実施形態1で述べた使用形態の条件に加え、
一定時間、例えば1時間毎や、ジョブの終了時にもログ
記録表B’の同一化を行なうものとする。この場合のオ
ーバヘッドは、1時間毎であれば1日10回程度、この
ログ記録表B’の同一化のためのディスク書き込みが発
生するだけである。ここで、計算機システム1に不意の
異常停止が起こった場合、実施形態1の場合ではログ記
録表Bは使えない可能性があるが、本実施形態の場合で
は最後のログ記録表B’の同一化処理から計算機システ
ム1に不意の異常が発生して停止するまでの時間、この
場合では1時間未満に更新されたログ記録表B’のグル
ープのみが使用できないだけであって、この時間に更新
されなかったログ記録表B’のグループ、即ち、ログ記
録表B’グループ別一致フラグが”1”であるグループ
については、ログ記録表B’ 9b’の情報を信頼して
利用することができる。即ち、実施形態1に比べて、少
ないオーバヘッドで障害に強いログ記録手段が実現可能
となり、障害が発生した場合でもバックアップのための
データ量の削減を達成することができる。
【0029】実施の形態3.本発明の第3の実施の形態
について、図10乃至図13に基づいて説明する。図1
0は本実施形態を示す構成図であり、図において9a”
はログ記録表であり詳細は図11に示す構成からなる。
9b’は図7に示したログ記録表B’701と同一のも
のである。また、12”はログ記録表B”更新手段であ
り、14”はログ記録表B”同一化手段である。即ち、
図1のシステム構成と比べて、ログ記録用ディスク装置
7上のログ記録表B’ 9b’を除いて、ログ記録表B
がログ記録表B”に変更されている。
【0030】次に、図11に示したログ記録表B”につ
いて説明する。ログ記録表B”1101はグループの概
念を導入しており、先頭から順番に、記録単位である領
域のサイズ、領域数、グループ数を記録し、続いて主記
憶上にキャッシングされているグループ数とそのグルー
プ番号、グループの最終更新時間とそのグループに含ま
れる領域の更新フラグを記録し、さらに続いて次のグル
ープについて同様の内容を記録する構成を有している。
ここで、本実施の形態ではログ記録用ディスク装置7上
のログ記録表B’9b’上ではグループは10に分割さ
れているが、ログ記録表B”1101では、主記憶上の
グループ数は”2”となっており、その10個のグルー
プ内の2つのグループのみが主記憶上に存在することを
意味している。即ち、10グループに分割されたログ記
録表B’701のうち、2グループ分にあたる容量を有
するログ記録表B”9a”を使って、ログ記録表B’9
b’の内容をキャッシングしながら更新する。さて、本
実施の形態では、2つのグループを主記憶上にキャッシ
ュするが、図11に示した状態ではグループ番号1とグ
ループ番号5のグループが現在キャッシュされている様
子を示している。キャッシュの方針として、LRUアル
ゴリズムを使用し、ログ記録表B”1101中にキャッ
シュされている各グループの最終更新時間を記録してい
る。
【0031】次に、ログ記録ドライバ6の動作について
図12に示すフローチャートを用いて説明する。まず初
めに、これまでの実施形態で説明したのと同様にして、
ログ記録表A更新手段11により、ステップ401、4
02および403の処理を行なった後、次にログ記録表
B”更新手段12”を呼び出す。ログ記録表B”更新手
段12”は、ログ記録表B”9a”中のグループ番号の
項を参照することにより、ディスク書き込み要求領域の
グループの更新フラグがログ記録表B”9a”にあるか
否かを調べ(ステップ1201)、ログ記録表B’9
b’中の該当グループがログ記録表B”9a”に読み込
まれていない場合、ログ記録表B”9a”中の最終更新
時間が最も古いグループの更新フラグの内容をログ記録
用ディスク装置7上のログ記録表B’9b’に書き込み
(ステップ1202)、ログ記録表B”9a”中のその
空いたところに、ディスク書き込み要求領域のグループ
の更新フラグの内容をログ記録表B’9b’から読み込
む(ステップ1203)。ここに至って、ディスク書き
込み要求領域のグループがログ記録表B”9a”中に読
み込まれていることが確定しており、ログ記録表B”9
a”においてディスク書き込み要求領域の更新フラグ
が”1”であるか否かを調べ(ステップ1204)、”
1”でない場合、即ち更新されていない場合には、ログ
記録表B”9a”のディスク書き込み要求領域の更新フ
ラグを”1”にし(ステップ1205)、ログ記録表
B”9a”のディスク書き込み要求領域のグループの最
終更新時間を現在の時間にする(ステップ1206)。
続いてログ記録表B一致フラグ更新手段13を呼び出し
て、ステップ406、407、408の更新処理を行な
い、最後に、要求されているディスク書き込みをディス
クドライバ4に依頼する(ステップ409)。
【0032】次に、本実施の形態におけるログ記録表
B”同一化手段14”の動作について、図13に示すフ
ローチャートを用いて説明する。同一化指示を受けたロ
グ記録表B”同一化手段14”は、まず同一化対象グル
ープ番号を”0”に初期化する(ステップ1301)。
同一化対象グループ番号がグループ数以上でない場合
(ステップ1302)、ログ記録表B”9a”の中のグ
ループ番号の項に、同一化対象グループ番号のグループ
が読み込まれているか否かを調べ(ステップ130
3)、読み込まれている場合には同一化対象グループ番
号に対応するログ記録表B”9a”の中のグループの更
新フラグをログ記録用ディスク装置7に書き込む(ステ
ップ1304)。この後、同一化対象グループ番号に”
1”を加え(ステップ1305)、ステップ1302に
戻る。同一化対象グループ番号がグループ数以上の場合
(ステップ1302)、ログ記録表B一致フラグ10a
を”1”にし(ステップ1306)、ログ記録表B一致
フラグ10aをログ記録用ディスク装置7に書き込む
(ステップ1307)。
【0033】本実施形態による効果について説明する。
本実施形態と第1の実施形態との差は、ログ記録表B
9aよりもログ記録表B”9a”を小さくできるところ
にある。本実施形態では、ディスク装置5を1000の
領域に分割して更新フラグを記録しており、更新フラグ
の占める容量は最小で1000ビットあれば十分であ
る。しかしながら、さらに小さい領域の単位で更新フラ
グを記録する場合や、さらに大きな容量あるいは多くの
ディスク装置のログ記録を行なう場合、例えば、本実施
形態ではディスク装置5は4GBの容量を有するが、こ
れをデータベース管理システムなどで良く用いられるよ
うにブロックサイズ4KBの単位で更新フラグを記録す
ると、ログ記録表B 9aは1Mビットの容量を必要と
することになる。ディスク装置が複数ある場合には更に
多くのテーブル容量を必要とするが、このログ記録表B
9aは、常に主記憶上に置かれるため、その分だけ計
算機システム1上のソフトウェアが利用できる主記憶容
量が圧迫されることになる。そこで、本実施例のログ記
録表B”を導入することにより、ディスク装置の容量や
更新フラグによる管理領域サイズの大小に影響されるこ
となく、これに要する主記憶容量を常に一定値以下に抑
えることができる。特に、挿入処理が主となる場合や、
特定のテーブルのみを操作するバッチジョブを実行する
場合のように、ディスク装置5上の更新される領域が偏
っている場合には、更新されるログ記録表B’9b’の
グループが限定されるため、ログ記録表B”9a”に読
み込まれるグループ数を適切に選択しておけば、ログ記
録表B”9a”のログ記録用ディスク装置7との入出力
がほとんど必要なくなるため、オーバヘッドを増大させ
ることなく、主記憶消費容量の削減が可能となる。
【0034】実施の形態4.本発明の第4の実施の形態
について図14、図15について説明する。図14は本
実施形態を示すシステム構成図であり、図10のシステ
ム構成と比較して、図7に示したログ記録表B’グルー
プ別一致フラグ702と同一構成を有するログ記録表
B”グループ別一致フラグが10a”、10b”とし
て、図10中のログ記録表B一致グラフ10a、10b
に代わって使用されている。また、これにともない、ロ
グ記録表B”グループ別一致フラグ更新手段13”がロ
グ記録表B一致フラグ更新手段13に代わって用いられ
ている。
【0035】前述したようにログ記録表B”グループ別
一致フラグは、ログ記録表B’グループ別一致フラグ7
02と同じ構成であり、フラグが”1”の場合には対応
するグループのログ記録表B’9b’は主記憶装置上に
存在しない、即ち、ログ記録表B”9a”に読み込まれ
ておらず、ログ記録表B’9b’の内容が信頼できると
いうことを、またフラグが”0”の場合には対応するグ
ループのログ記録表B’9b’は主記憶装置上に存在し
ている、即ちログ記録表B”9a”に読み込まれてお
り、ログ記録表B’9b’の内容が信頼できるものでは
ないことを示している。
【0036】次に、本実施形態におけるログ記録ドライ
バ6の動作について図15に示すフローチャートを用い
て説明する。まず初めに、これまで説明してきた実施形
態と同様にしてログ記録表A更新手段11により、ステ
ップ401、402および403の処理を行なった後に
ログ記録表B”更新手段12”を呼び出す。ログ記録表
B”更新手段12”は、ログ記録表B”9a”中のグル
ープ番号の項目を参照することによりディスク書き込み
要求領域のグループの更新フラグがログ記録表B”9
a”にあるか否かを調べ(ステップ1201)、ログ記
録表B’9b’中の該当グループがログ記録表B” 9
a”に読み込まれていない場合には、ログ記録表B”9
a”中の最終更新時間が最も古いグループの更新フラグ
の内容をログ記録用ディスク装置7上のログ記録表B’
9b’に書き込み(ステップ1202)、ログ記録表
B”9a”中のその空いたところに、ディスク書き込み
要求領域のグループの更新フラグの内容をログ記録表
B’9b’から読み込む(ステップ1203)。ここで
一旦、ログ記録表B”グループ別一致フラグ更新手段1
3”を呼び出す。ログ記録表B”グループ別一致フラグ
更新手段13”は、更新フラグをディスクに書き込んだ
グループのログ記録表B”グループ別一致フラグ10
a”の一致フラグを”1”にし(ステップ1501)、
更新フラグをディスクから読み込んだグループのログ記
録表B”グループ別一致フラグ10a”の一致フラグ
を”0”にし(ステップ1502)、ログ記録表B”グ
ループ別一致フラグ10a”を10b”としてログ記録
用ディスク装置7に書き込む(ステップ1503)。こ
こでログ記録表B”更新手段12”に戻る。ここに至っ
て、ディスク書き込み要求領域のグループがログ記録表
B”9a”中に読み込まれていることが確定しており、
ログ記録表B”9a”においてディスク書き込み要求領
域の更新フラグが”1”であるか否かを調べ(ステップ
1204)、”1”でない場合、すなわち更新されてい
ない場合には、ログ記録表B”9a”のディスク書き込
み要求領域の更新フラグを”1”にし(ステップ120
5)、ログ記録表B”9a”のディスク書き込み要求領
域のグループの最終更新時間を現在の時間にする(ステ
ップ1206)。最後に、要求されているディスク書き
込みをディスクドライバ4に依頼する(ステップ40
9)。
【0037】本実施形態と第3の実施形態との差は、ロ
グ記録表B”グループ別一致フラグの導入にある。即
ち、第2の実施形態と同じく、耐障害性の高いシステム
を実現できるという効果を得ることができる。
【0038】実施の形態5.本発明の第5の実施形態に
ついて図16に基づいて説明する。本実施形態は、実施
形態2または実施形態4のログ記録ドライバ6にログ記
録表B”回復手段を付加した構成としたものである。本
実施の形態で導入するログ記録表B”回復手段は、計算
機システム1の不意の異常停止により、ログ記録表B”
の一部が使用不可能となった場合に、ログ記録表Aを用
いてログ記録表B”を回復し、異常停止後の再運転時に
おいてログ記録をログ記録表B”を用いて継続して行な
わせるための手段である。
【0039】次に、ログ記録表B”の回復動作につい
て、図16に示すフローチャートに沿って説明する。ま
ず始めに、回復の対象となる領域番号を”0”とする
(ステップ1601)。回復領域番号がログ記録表Bの
領域数以上でない場合(ステップ1602)、ログ記録
表B”一致フラグの回復領域番号の領域を含むグループ
の一致フラグが”1”であるか否かを調べ(ステップ1
603)、”1”でない場合、即ち一致していない場合
には、回復対象領域番号の領域を含むログ記録表Aの更
新フラグが”1”であるか否かを調べる(ステップ16
04)。ここで、”1”、即ち更新されている場合に
は、ログ記録表B”の回復領域番号の領域の更新フラグ
を”1”、即ち更新状態にし(ステップ1605)、”
1”でない場合には、回復領域番号の領域の更新フラグ
を”0”、即ち、非更新状態にする(ステップ160
6)。この後、回復領域番号に”1”を加え(ステップ
1607)、ステップ1602に戻る。回復対象領域番
号がログ記録表B”の領域数以上の場合(ステップ16
02)、ログ記録表B”の回復処理を終る。
【0040】本実施形態によれば、障害発生後にディス
ク更新記録を継続して行なうことが可能となる。例え
ば、実施形態2で述べた計算機システム1の使用形態に
おいて、木曜日に障害が発生した場合、本実施形態で導
入した回復手段を用いることにより、週末のバックアッ
プ時点では、障害発生時点で一致していなかったログ記
録表B”のグループに含まれる領域に関してはログ記録
表Aの細かさで、また一致していたログ記録表B”のグ
ループに含まれる領域については障害が起こらなかった
場合と同様に、さらに細かいログ記録表B”の細かさで
バックアップ処理を行なうことができ、障害が発生しな
かった場合よりは少々劣るものの、全体としてバックア
ップデータ量の削減を図ることができる。
【0041】実施の形態6.本発明の第6の実施形態に
ついて図17に基づいて説明する。実施形態6の構成は
図1に示したログ記録ドライバ6に対してログ記録表A
及びログ記録表Bを拡張するログ記録表拡張手段を付加
したものである。
【0042】次に、動作について図17に示すフローチ
ャートを用いて説明する。ログ記録ドライバ6中のログ
記録表拡張手段は、上位ソフトウェアによるログ記録表
拡張要求を受けとると、ログ記録表B 9aをそれまで
のログ記録表A8aの替わりとし(ステップ170
1)、この新しいログ記録表A 8aをログ記録表A
8bとしてログ記録用ディスク装置7に書き込む(ステ
ップ1702)。以上で、ログ記録表Bを用いたログ記
録表Aの拡張が終了する。新しいログ記録表B 9aを
作成するため、これまでのログ記録表B 9a、即ち、
新しいログ記録表A 8aよりも記録単位領域の小さ
い、例えば、400KBのログ記録表を作成し(ステッ
プ1703)、ログ記録表B一致フラグ10aを”0”
にし(ステップ1704)、ログ記録表B一致フラグ1
0bとしてログ記録用ディスク装置7に書き込む(ステ
ップ1705)。新しいログ記録表B 9aの更新フラ
グを設定するため、まず、設定する対象の領域番号を”
0”とし(ステップ1706)、設定対象領域番号が新
しいログ記録表B 9aの領域数以上でない場合(ステ
ップ1707)、設定対象領域番号に対する相当する領
域が新しいログ記録表A 8aでは更新フラグが”1”
であるか否かを調べ(ステップ1708)、”1”であ
る場合には、設定対象領域番号の領域の新しいログ記録
表B 9aの更新フラグを”1”に設定し(ステップ1
709)、”1”でない場合は更新フラグを”0”に設
定する(ステップ1710)。設定対象領域番号に”
1”を加え(ステップ1711)、ステップ1707に
戻る。設定対象領域番号が新ログ記録表B 9aの領域
数以上の場合(ステップ1707)、ログ記録表拡張手
段の処理を終了する。
【0043】本実施形態による効果を説明する。これま
での実施形態は、バックアップデータ量の削減を目的と
してログ記録ドライバを導入し、ログ記録表Aは領域数
100のログ記録表であり、ログ記録表Bは領域数10
00のログ記録表であるとしてきた。本実施形態の主旨
は、オーバヘッドが小さいながらも詳細なログ記録を可
能とすることであり、オーバヘッドを完全に”0”にす
るものではない。従って、むやみに領域数の多いログ記
録表として運用することには問題があるとはいえ、管理
領域数が少ないと目的とするバックアップ量の削減が十
分ではなくなる恐れもある。そこで、ふさわしい領域数
のログ記録表をもって運用することが望まれるが、本実
施形態によれば、実際に運用しながら運用形態に適した
領域数を設定することができる。例えば、オーバヘッド
の問題よりもバックアップ量の削減を優先すべきである
と計算機システム1の管理者が判断した場合には、新た
に初めからログ記録表を設定することなく、運用を続け
たままでログ記録表の拡張を行なうことができ、目的と
するバックアップ量の削減に近付けることができる。
【0044】実施の形態7.本発明の第7の実施形態に
ついて、図18、図19に基づいて説明する。図18は
本実施形態例を示す構成図であり、ログ記録ドライバ6
内のログ記録表B 9aよりも記録単位の領域サイズの
小さい、即ち、領域数の多いログ記録ログ記録表B1
15aとそのログ記録用ディスク装置7上のイメージ1
5bが備えられ、ログ記録ドライバ6内のログ記録表B
1よりもさらに記録単位の領域サイズの小さいログ記録
表B2 16aとそのログ記録用ディスク装置7上のイ
メージ16bが備えられている。また、17はログ記録
表拡張切替え手段であり、18はログ記録表自動拡張手
段で、各々がログ記録ドライバ内に設けられている。こ
こで、本実施形態では、ログ記録表Aは領域数100、
ログ記録表Bは領域数1000、ログ記録表B1は領域
数10000、ログ記録表B2は領域数100000で
あるとしている。
【0045】次に、ログ記録ドライバ6の動作につい
て、図19に示すフローチャートを用いて説明する。デ
ィスク書き込み要求が行なわれた場合、これまでの実施
形態で説明したのと同様にログ記録表A更新手段11に
よりステップ401、402、403を介してログ記録
表Aを更新する。次にログ記録表自動拡張手段18はロ
グ記録表A 8aにおいて更新されている領域の割合が
予め、上位ソフトウェアから指示されている割合を超え
ているか否かを調べ(ステップ1901)、超えていな
かった場合には、ログ記録表B更新手段12が、ステッ
プ404、405、406、407、408のようにし
てログ記録表Bを更新した後、ログ記録表拡張切替手段
17がログ記録表B1 15aのディスク書き込み要求
領域の更新フラグを”1”にし(ステップ1908)、
さらにログ記録表B2 16aのディスク書き込み要求
領域の更新フラグを”1”にした後(ステップ190
9)、要求されているディスク書き込みをディスクドラ
イバ4に対して依頼する(ステップ409)。一方、ロ
グ記録表A 8aの更新割合が指定された割合を超えて
いた場合(ステップ1901)には、ログ記録表拡張切
替え手段17はログ記録表B 9aを新たなログ記録表
A 8aとし(ステップ1902)、ログ記録表B1
15aを新たなログ記録表B 9aとし(ステップ19
03)、ログ記録表B2 16aを新たなログ記録表B
1 15aとする(ステップ1904)。新しいログ記
録表A 8aを新しいログ記録表A 8bとしてログ記
録用ディスク装置7に記録し(ステップ1905)、ロ
グ記録表B一致フラグ10aを”0”にし(ステップ1
906)、ログ記録表B一致フラグ10aをログ記録用
ディスク装置7に書き込み(ステップ1907)、ログ
記録表B更新手段12を呼び出す。
【0046】本実施形態による効果について説明する。
これまで述べたようにバックアップデータ量の削減を目
的としてログ記録ドライバを導入した場合、更新された
領域の量や更新領域の比率が問題となる。そこで、問題
となる更新領域の比率を1つの目安とし、これを上位ソ
フトウェアからログ記録表自動拡張手段18に与えるこ
とにより、ログ記録表自動拡張手段18が与えられた評
価基準に従って自動的にログ記録表を拡張することによ
り、目的とするバックアップデータ量の削減を支援、制
御することが可能となる。また、ログ記録表切替え手段
17は、実施形態6に比べオーバヘッドが少し増大する
ものの、新しいログ記録表Bを新たに作成する必要がな
く、ログ記録表の切替え前の、より細かいログ記録表B
1を引き継ぐために、詳細なログ記録を継続して使用す
ることができる。
【0047】
【発明の効果】この発明では、以上説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0048】この発明によれば、管理領域サイズの異な
る2種類のログ記録表を用いるようにしたので、通常運
転中はディスクアクセスのためのオーバヘッドを削減で
きることに加え、異常発生時においてもバックアップデ
ータ量を削減することができる。
【0049】また、この発明によれば、主記憶上とディ
スク装置上のログ記録表の状態をグループ単位に管理す
るようにしたので、少ないオーバヘッドで耐障害性の強
いログ記録手段が実現できる。
【0050】また、この発明によれば、ディスク装置上
のログ記録表の一部分を必要に応じてキャッシイングす
るようにしたので、ログ記録表の大規模化による主記憶
容量の圧迫という事態を回避することができる。
【0051】また、この発明によれば、ログ記録表の回
復手段を設けるようにしたので、障害が発生した後にお
いても、ログ記録表回復状況に応じた肌理の細かさでバ
ックアップ処理を継続することができる。
【0052】さらに、この発明によれば、ログ記録表を
拡張できるようにしたので、実稼動状況に則して、適宜
オーバヘッドの削減、あるいはバックアップデータ量の
削減を図ることができる。
【0053】加えて、この発明によれば、ログ記録表の
拡張を自動的に行うようにしたので、予め与えられた評
価基準に基づいて、自動的にバックアップデータ量の調
整、あるいはログの継続した記録を収集することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示すシステム構成
図。
【図2】 本発明の第1の実施形態におけるログ記録表
A。
【図3】 本発明の第1の実施形態におけるログ記録表
B。
【図4】 本発明の第1の実施形態におけるログ記録ド
ライバの動作を示すフローチャート。
【図5】 本発明の第1の実施形態におけるログ記録表
B同一化手段の動作を示すフローチャート。
【図6】 本発明の第2の実施形態を示すシステム構成
図。
【図7】 本発明の第2の実施形態におけるログ記録表
B’及びログ記録表B’グループ別一致フラグを示す
図。
【図8】 本発明の第2の実施形態におけるログ記録ド
ライバの動作を示すフローチャート。
【図9】 本発明の第2の実施形態におけるログ記録表
B’同一化手段の動作を示すフローチャート。
【図10】 本発明の第3の実施形態を示すシステム構
成図。
【図11】 本発明の第3の実施形態におけるログ記録
表B”を示す図。
【図12】 本発明の第3の実施形態におけるログ記録
ドライバの動作を示すフローチャート。
【図13】 本発明の第3の実施形態におけるログ記録
表B”同一化手段の動作を示すフローチャート。
【図14】 本発明の第4の実施形態を示すシステム構
成図。
【図15】 本発明の第4の実施形態におけるログ記録
ドライバの動作を示すフローチャート。
【図16】 本発明の第5の実施形態におけるログ記録
表B”回復手段の動作を示すフローチャート。
【図17】 本発明の第6の実施形態におけるログ記録
表拡張手段の動作を示すフローチャート。
【図18】 本発明の第7の実施形態を示すシステム構
成図。
【図19】 本発明の第7の実施形態におけるログ記録
ドライバの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 計算機システム 2 アプリケーションソフトウェア 3 オペレーティングシステム 4 ディスクドライバ 5 ディスク装置 6 ログ記録ドライバ 7 ログ記録用ディスク装置 8a,8b ログ記録表A 9a,9b ログ記録表B 9a’、9b’ ログ記録表B’ 9a” ログ記録表B” 10a,10b ログ記録表B一致フラグ 10a’、
10b’ ログ記録表B’グループ別一致フラグ 10a”、10b” ログ記録表B”グループ別一致フ
ラグ 11 ログ記録表A更新手段 12 ログ記録表B更新手段 12’ ログ記録表B’更新手段 12” ログ記録表B”更新手段 13 ログ記録表B一致フラグ更新手段 13’ ログ記録表B’グループ別一致フラグ更新手段 13” ログ記録表B”グループ別一致フラグ更新手段 14 ログ記録表B同一化手段 14’ ログ記録表B’同一化手段 14” ログ記録表B”同一化手段 15a,15b ログ記録表B1 16a,16b ログ記録表B2 17 ログ記録表拡張切替え手段 18 ログ記録表自動拡張手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク装置内のデータ更新に際して該
    更新部分の記録管理を行うログ記録手段を有するディス
    ク更新ログ記録方式において、 前記ログ記録手段は、ディスク装置を複数の領域に分割
    し該領域対応に更新発生の有無を記録する情報から構成
    され主記憶装置とディスク装置の双方に格納される第1
    のログ記録表と、 前記第1のログ記録表よりも小さな単位で領域分割し該
    領域対応に更新発生の有無を記録する情報から構成され
    主記憶装置とディスク装置双方に格納される第2のログ
    記録表と、 前記第2の記録表が主記憶装置上とディ
    スク装置上で一致しているか否かを示す情報であって主
    記憶装置とディスク装置双方に格納されるログ記録一致
    情報と、 前記第1のログ記録表を主記憶上で更新した
    後、結果をディスク装置上の第1のログ記録表へ反映さ
    せる第1のログ記録表更新手段と、 前記主記憶上のログ記録一致情報に基づいて第2のログ
    記録表が主記憶装置上とディスク装置上で一致している
    か否かを確認し結果をディスク装置上のログ記録一致情
    報に反映させるログ記録一致情報更新手段と、 前記第2のログ記録表の内容を主記憶上とディスク上で
    一致させる第2のログ記録表同一化手段とを備えたこと
    を特徴とするディスク更新ログ記録方式。
  2. 【請求項2】 前記第2のログ記録表で管理する領域を
    複数のグループに分割し、各グループ対応に前記ログ記
    録一致情報を構成するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のディスク更新ログ記録方式。
  3. 【請求項3】 前記第2のログ記録表で管理する領域を
    複数のグループに分割し、該分割されたグループの一部
    を構成する記録表を主記憶上に構成することによりディ
    スク領域全体の記録表の一部だけを主記憶に読み込むこ
    とで該記録表の主記憶領域における容量削減を図るよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のディスク更新ロ
    グ記録方式。
  4. 【請求項4】 前記第2のログ記録表で管理する領域を
    複数のグループに分割し、各グループ対応に該グループ
    を構成する記録情報が主記憶上にローディングされてい
    るか否かを示すフラグを設けるようにしたことを特徴と
    する請求項3記載のディスク更新ログ記録方式。
  5. 【請求項5】 前記第2のログ記録表の回復手段を備
    え、該記録表回復手段は、主記憶上とディスク装置上の
    内容が同一であるグループに関してはディスク装置上に
    ある第2のログ記録表の内容をそのままとし、上記内容
    が異なるグループに対して第1のログ記録表の内容を参
    照して前記第2の記録表を回復するようにしたことを特
    徴とする請求項2または請求項4記載のディスク更新ロ
    グ記録方式。
  6. 【請求項6】 前記第1のログ記録表および第2のログ
    記録表に関するログ記録拡張手段を備え、該ログ記録表
    拡張手段は前記第1のログ記録表を前記第2のログ記録
    表の内容で置き換え、前記第2のログ記録表の内容を以
    前の内容よりも小さな記録単位でログ記録できるように
    新たに構成するようにしたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2または請求項5に記載のディスク更新ログ
    記録方式。
  7. 【請求項7】 前記第1のログ記録表及び第2のログ記
    録表に加えて、前記第2の記録表よりも記録単位の小さ
    い1つ以上の第3のログ記録表と、ログ記録表拡張手段
    を備え、 該ログ記録表拡張手段はログ記録表拡張要求に対し、第
    2のログ記録表内容を第1のログ記録表とし、第2のロ
    グ記録表よりも記録単位の小さい第3のログ記録表を第
    2のログ記録表とするようにしたことを特徴とする請求
    項1または請求項2または請求項5に記載のディスク更
    新ログ記録方式。
  8. 【請求項8】 ログ記録表における更新部分と非更新部
    分の割合が予め指定された比率を越えた場合にログ記録
    表の拡張処理が自動的に行なわれるようにしたことを特
    徴とする請求項6または請求項7記載のディスク更新ロ
    グ記録方式。
JP07249734A 1995-09-27 1995-09-27 ディスク更新ログ記録方式 Expired - Fee Related JP3136258B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07249734A JP3136258B2 (ja) 1995-09-27 1995-09-27 ディスク更新ログ記録方式
US08/673,625 US5706470A (en) 1995-09-27 1996-06-26 Disk updating log recording system
GB9613962A GB2305748B (en) 1995-09-27 1996-07-03 A disc updating log recording system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07249734A JP3136258B2 (ja) 1995-09-27 1995-09-27 ディスク更新ログ記録方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0991099A true JPH0991099A (ja) 1997-04-04
JP3136258B2 JP3136258B2 (ja) 2001-02-19

Family

ID=17197417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07249734A Expired - Fee Related JP3136258B2 (ja) 1995-09-27 1995-09-27 ディスク更新ログ記録方式

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5706470A (ja)
JP (1) JP3136258B2 (ja)
GB (1) GB2305748B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6515946B1 (en) * 1999-09-27 2003-02-04 Nec Corporation Medium controller with medium-identifying information memory
JP2010282468A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Hitachi Ltd 計算機システム及び障害復旧方法
CN109901799A (zh) * 2019-02-28 2019-06-18 新华三信息安全技术有限公司 一种日志读写方法及装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5951695A (en) * 1997-07-25 1999-09-14 Hewlett-Packard Company Fast database failover
JP2001519563A (ja) * 1997-10-08 2001-10-23 シーゲイト テクノロジー エルエルシー ディスクドライブアレイおよびデータ格納方法
US6185663B1 (en) * 1998-06-15 2001-02-06 Compaq Computer Corporation Computer method and apparatus for file system block allocation with multiple redo
US6871271B2 (en) * 2000-12-21 2005-03-22 Emc Corporation Incrementally restoring a mass storage device to a prior state
US7089383B2 (en) * 2003-06-06 2006-08-08 Hewlett-Packard Development Company, L.P. State machine and system for data redundancy
JP4512386B2 (ja) * 2004-03-05 2010-07-28 株式会社日立製作所 バックアップシステムおよび方法
JP4125274B2 (ja) * 2004-08-26 2008-07-30 キヤノン株式会社 画像入出力装置および情報処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP4641443B2 (ja) * 2005-03-28 2011-03-02 富士通株式会社 ログ情報管理装置、ログ情報管理方法およびログ情報管理プログラム
US20070143459A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-21 Lucent Technologies Inc. Protection of privacy-sensitive information through redundancy, encryption and distribution of information
US10360251B1 (en) * 2009-11-05 2019-07-23 Netapp Inc. Efficient compression of system logs through metadata-based grouping
US9298521B1 (en) 2013-04-29 2016-03-29 Seagate Technology Llc Command sets and functions
US10182146B2 (en) * 2016-08-22 2019-01-15 Nice Ltd. System and method for dynamic redundant call recording
US10824519B2 (en) * 2018-04-16 2020-11-03 Sap Se Database recovery and optimization with batch processing

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790770A (en) * 1980-11-28 1982-06-05 Hitachi Ltd Data backup system
JPH0743676B2 (ja) * 1988-03-11 1995-05-15 株式会社日立製作所 バツクアツプデータダンプ制御方法及び装置
JPH0242523A (ja) * 1988-08-03 1990-02-13 Hitachi Ltd デイスク制御装置,差分バックアップ方法および計算機システム
DE69031443T2 (de) * 1989-06-30 1998-04-23 Digital Equipment Corp Verfahren und Anordnung zur Steuerung von Schattenspeichern
DE69126066T2 (de) * 1990-06-29 1997-09-25 Oracle Corp Verfahren und Gerät zur Optimierung des Logbuchaufhebungsgebrauchs
JPH06124223A (ja) * 1991-03-28 1994-05-06 Texas Instr Inc <Ti> ディスクファイルシステムのログ装置および方法
FR2693209B1 (fr) * 1992-07-03 1994-09-30 Inst Nat Sante Rech Med Procédé de détermination de la taille en nucléotides de fragments d'ADN.
KR100285534B1 (ko) * 1994-07-20 2001-04-02 말콤 피터 비 컴퓨터 시스템의 작동방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6515946B1 (en) * 1999-09-27 2003-02-04 Nec Corporation Medium controller with medium-identifying information memory
JP2010282468A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Hitachi Ltd 計算機システム及び障害復旧方法
CN109901799A (zh) * 2019-02-28 2019-06-18 新华三信息安全技术有限公司 一种日志读写方法及装置
CN109901799B (zh) * 2019-02-28 2022-08-19 新华三信息安全技术有限公司 一种日志读写方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5706470A (en) 1998-01-06
JP3136258B2 (ja) 2001-02-19
GB2305748B (en) 1997-10-01
GB9613962D0 (en) 1996-09-04
GB2305748A (en) 1997-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6658434B1 (en) Method of and a system for recovering data in an information processing system
US5720026A (en) Incremental backup system
US7343460B2 (en) Data storage system and process
JP4078039B2 (ja) スナップショットイメージの世代管理方法及び世代管理装置
US7152184B2 (en) Storage device, backup method and computer program code of this storage device
EP0566964B1 (en) Method and system for sidefile status polling in a time zero backup copy process
EP0566966B1 (en) Method and system for incremental backup copying of data
US7861047B2 (en) Storage device and information management system
EP0733235B1 (en) Incremental backup system
US8074035B1 (en) System and method for using multivolume snapshots for online data backup
US6557073B1 (en) Storage apparatus having a virtual storage area
US7707373B2 (en) Storage system and backup method
JP3136258B2 (ja) ディスク更新ログ記録方式
US8037347B2 (en) Method and system for backing up and restoring online system information
US5737763A (en) Incremental disk backup
CA2432385A1 (en) Restoration of data between primary and backup systems
JP4131621B2 (ja) 分散ミラードディスクシステム
JP3463696B2 (ja) オンラインガーベッジコレクション処理方法
JPS60220438A (ja) ログ制御方式
JPH01103753A (ja) 外部記憶複写装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees