JPH0991086A - ペン入力インターフェース装置及び座標検出方法 - Google Patents

ペン入力インターフェース装置及び座標検出方法

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JPH0991086A
JPH0991086A JP24977495A JP24977495A JPH0991086A JP H0991086 A JPH0991086 A JP H0991086A JP 24977495 A JP24977495 A JP 24977495A JP 24977495 A JP24977495 A JP 24977495A JP H0991086 A JPH0991086 A JP H0991086A
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JP24977495A
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Junji Matsuzawa
順二 松澤
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Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出時間が短く、検出精度の高いペン入力イ
ンターフェース装置を提供する。また効率のよい座標検
出方法を提供する。 【解決手段】 複数の行電極403と複数の列電極40
4とを有する表示装置402と、各行電極403に対し
て走査信号と行を特定する行信号とを順次印加する信号
印加手段408と、複数の列電極を複数のブロックに区
分して各ブロック内の各列電極に対してブランキング期
間と表示期間とからなる表示信号、当該ブロックを特定
するブロック信号及びブロック内における列を特定する
列信号をブロック単位でそれぞれ順次印加する信号印加
手段407と、表示装置402に当接させたとき、当接
位置の行電極403及び列電極404から行信号、ブロ
ック信号及び列信号を検出する信号検出手段409と、
この検出手段により検出された行信号、ブロック信号及
び列信号に基づき、該信号検出手段409が当接した表
示装置402上の座標を検出し座標信号413として出
力する座標検出手段412とを具備することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は座標を入力する入力
インターフェース装置に関する。
【0002】また本発明は表示装置上にペンを当接さ
せ、その当接した位置を特定する入出力インターフェー
スに関する。
【0003】また、本発明はn次元有限空間で格子点を
効率的に検索する座標検出装置に関する。
【0004】
【従来の技術】近年、情報機器の多様化や携帯用情報端
末の小型軽量化に伴って、たとえばペン入力のように表
示装置を出力手段だけでなく入力手段としても利用する
技術が注目を集めている。このような入出力インターフ
ェースはいわゆるペン入力インターフェースとして知ら
れている。
【0005】このような入出力インターフェースは基本
的には表示装置とタブレットと呼ばれる表示装置に重ね
合わせて用いるデジタイザーを組み合わせることで実現
される。ペン入力インターフェース装置の操作性を高め
るためには、ペン位置と表示画面の距離を短くする狭ギ
ャップ化や、検出スピードの高速化、検出座標の高精度
化が課題として重要である。
【0006】表示装置としてはCRT、LCD等多様な
ものがあり、入力手段として必要なタブレット(デジタ
イザー)にも抵抗膜方式、静電容量結合方式および電磁
誘導方式などの方式がある。
【0007】静電容量結合方式では、タブレットと呼ば
れるペンが当接したタブレット上の位置(座標)を検出
するための透明電極を表示装置上に重ね合わせて使用す
るものが一般的であるが、例えばSTN方式のLCDの
ように格子状に配置された電極を備えている表示装置の
場合には、タブレットのかわりに表示装置そのものを入
力手段として利用することができる。この場合、表示装
置にタブレットを重ね合わせないですむため、表示の明
るさを高く維持でき、また表示装置とペン先の距離が短
いためペン入力時の視差を小さくし入力座標の精度を高
めることができるといった長所がある。
【0008】従来のペン入力インターフェース装置の1
例を図10に示した。このペン入力インターフェース装
置は格子状に配置された電極を備えた表示部1001、
行電極駆動回路1002、列電極駆動回路1003、対
向電極駆動回路1004、制御回路1005、ペン10
06、座標検出回路1007からその主要部が構成され
ている。この液晶パネルは複数の行電極(Y1・Y2・
Y3…Yq)1008と複数の列電極(X1・X2・X
3…Xp)1009とが交差するように配置され、その
交差部のそれぞれにTFT1100が配置されている。
TFT構成面はペンが当接する側に配置されている。ま
た、画素電極と対向基板側の対向電極との間に液晶層を
挟持して液晶パネルの主要部が構成されている。そし
て、行電極は行電極駆動回路に列電極は列電極駆動回路
にそれぞれ接続されている。
【0009】行電極駆動回路は制御回路より垂直制御信
号を受けて行電極に走査信号を順次印加する。また、列
電極駆動回路は制御回路からの水平制御信号に同期して
表示データ信号をその内部に取り込み、列電極に表示信
号(液晶印加電圧)として順次印加する。
【0010】行電極および列電極は、ペンが当接した表
示パネル上の位置(座標)を検出するための電極を兼ね
ており、行電極には各行を特定する行信号が、列電極に
は各列を特定する列信号がそれぞれ印加されている。
【0011】ペンはその先端に信号を検出するための電
極を備えており、その電極により検出された行信号及び
列信号を次段の増幅器で増幅して座標検出回路に送るこ
とにより、ペンが当接した表示パネル上の列電極(X座
標)と行電極(Y座標)を検出している。
【0012】図11は列信号および行信号の印加期間の
例を示す図である。入力ペンが当接した表示パネル上の
座標を示す行信号及び列信号を検出する際には、図10
に示すように1フレーム期間内の垂直ブランキング期間
を列信号印加期間として使用し、表示期間を行信号印加
期間として使用している。
【0013】図12及び図13は列信号の印加例を示す
概念図である。
【0014】列検出期間に図12あるいは図13に示す
列信号を各列電極に順次印加すると、ペンの検出電極に
おいて列信号の立ち上がりあるいは立ち下がりを検出す
ることができ、座標検出回路においてこの信号タイミン
グを求めることによりペンが当接した表示パネル上の列
(X座標)を検出することができる。
【0015】図14は行信号の印加例を示す概念図であ
る。行(Y座標)検出期間は表示期間でもあるため、通
常TFTのゲートパルスを用いて検出している。図15
に示すように行信号を各行電極に順次印加してその立ち
上がりあるいは立ち下がりを検出することができ、座標
検出回路においてこの信号タイミングを求めることによ
り入力ペンが当接した表示パネル上の行(Y座標)を検
出することができる。ところで、列電極の検出に図13
あるいは図14に示した印加例のような列信号を用いる
ということは、マトリクスを構成するすべての列電極に
それぞれ異なった信号が印加されるということであり、
ペンが当接している列電極が検出されるまでに時間がか
かるという問題がある。このため単位時間当たりの検出
回数が少なくなり、検出精度が低いという問題もある。
【0016】また液晶表示装置の場合、液晶印加電圧
(表示信号)の極性反転と同じタイミングで立ち上がり
あるいは立ち下がる行信号をペン位置検出のために用い
ることがある。1水平期間毎に対向電極電圧を交番する
ような駆動を行い、かつ行電極印加電圧(走査信号)を
交番するような駆動を行った場合、行電極印加電圧(行
信号)により誘起される成分より対向電極の変化時に誘
起される成分の方が強いため、行信号が検出できないと
いう問題がある。この問題を回避するために、Y座標検
出信号として図15に示すような行信号を用いると、例
えば図16に示すように印加信号の途中に切れ込みをい
れなければならないため、回路を複雑にしなければなら
ないという問題もある。
【0017】このように、従来の技術によるデジタイザ
ー等の入力インターフェース、ペン入力インターフェー
ス等の入出力インターフェースにおけるペン位置(座
標)検出では、すべての電極にそれぞれ異なった信号を
順次印加していくため、電極の検出に要する時間が長く
かかり、結果としてペン位置の検出精度も悪くなるとい
う問題があった。
【0018】また、電極に印加する検出用信号によって
は検出ができなかったり、検出のためには回路を複雑に
しなければならないという問題があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するためになされたもので、ペン位置(座標)
の検出時間が短く、検出精度の高いペン位置検出方法を
備えた入力インターフェース装置またはペン入力インタ
ーフェース装置及びその座標検出方法を提供することを
目的とする。
【0020】また回路を複雑にせずに1水平期間毎に対
向電極電圧を交番するような駆動を行い、かつ行電極印
加電圧(走査信号)を交番するような駆動を行う場合で
も行信号を検出できるペン入力インターフェース装置及
びその座標検出方法を提供することを目的とする。
【0021】また、本発明はn次元座標空間内でn個の
自然数を要素に持つ格子点の1つが選択されたときに当
該格子点の座標を効率的に検出する座標検出装置を提供
することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の行電極
と複数の列電極とを有する座標入力板と、各行電極に対
して行を特定する行信号を順次印加し、複数の列電極は
複数のブロックに区分し各ブロック内の各列電極に対し
て当該ブロックを特定するブロック信号とブロック内に
おける列を特定する列信号とをブロック単位でそれぞれ
順次印加する信号印加手段と、座標入力板に当接したと
き、当接位置の行電極及び列電極から行信号、ブロック
信号及び列信号を検出する信号検出手段と、この検出手
段により検出された行信号、ブロック信号及び列信号に
基づき、該信号検出手段が当接した座標入力板上の座標
を検出し座標信号として出力する座標検出手段とを具備
することを特徴とする入力インターフェース装置であ
る。
【0023】また本発明は、複数の行電極と複数の列電
極とを有する表示装置と、各行電極に対して走査信号と
行を特定する行信号とを順次印加し、複数の列電極を複
数のブロックに区分して各ブロック内の各列電極に対し
てブランキング期間と表示期間とからなる表示信号、当
該ブロックを特定するブロック信号及びブロック内にお
ける列を特定する列信号をブロック単位でそれぞれ順次
印加する信号印加手段と、表示装置に当接させたとき、
当接位置の行電極及び列電極から行信号、ブロック信号
及び列信号を検出する信号検出手段と、この検出手段に
より検出された行信号、ブロック信号及び列信号に基づ
き、該信号検出手段が当接した前記表示装置上の座標を
検出し座標信号として出力する座標検出手段とを具備す
ることを特徴とするペン入力インターフェース装置であ
る。
【0024】また本発明は、行を特定する行信号は、行
電極に印加される走査信号を用いるようにしたペン入力
インターフェース装置及び座標検出方法である。
【0025】また本発明は、ブロック信号と列信号は表
示信号のブランキング期間に印加するようにしたペン入
力インターフェース装置及び座標検出方法である。
【0026】また本発明は、ブロック信号と列信号は表
示信号の垂直ブランキング期間に印加するようにしたペ
ン入力インターフェース装置及び座標検出方法である。
【0027】また本発明は、ブロック信号は表示信号の
垂直ブランキング期間内に、このブロック内の第n番目
の列電極であることを示す列信号は前記表示信号の垂直
表示期間の第n番目の水平ブランキング期間内に印加す
るようにしたペン入力インターフェース装置及び座標検
出方法である。
【0028】また本発明は、走査信号の位相が表示信号
の位相よりも進ませるようにしたペン入力インターフェ
ース装置及び座標検出方法である。この場合回路を複雑
にせずに対応できる。走査信号と表示信号との位相差は
15μs以下であることが好ましい。
【0029】また、本発明は複数の行電極と複数の列電
極とを有する座標入力板及びこれらの電極に印加される
信号を検出可能な信号検出手段を用意する工程と、各行
電極に対して行を特定する行信号を順次印加し、前記複
数の列電極を複数のブロックに区分し各ブロック内の各
列電極に対して当該ブロックを特定するブロック信号及
びブロック内における列を特定する列信号をブロック単
位でそれぞれ順次印加する工程と、信号検出手段を座標
入力板に当接させる工程と、信号検出手段により当接位
置の行電極及び列電極から行信号、ブロック信号及び列
信号を検出する工程と、この信号検出手段により検出さ
れた行信号、ブロック信号及び列信号に基づいて該信号
検出手段が当接した座標入力板上の座標を検出し座標信
号として出力する工程とを有することを特徴とする座標
検出方法である。
【0030】また本発明は、複数の行電極と複数の列電
極とを有する表示装置及びこれらの電極に印加される信
号を検出可能な信号検出手段を用意する工程と、各行電
極に対して走査信号と行を特定する行信号とを順次印加
し、複数の列電極を複数のブロックに区分し各ブロック
内の各列電極に対して表示信号、当該ブロックを特定す
るブロック信号及びブロック内における列を特定する列
信号をブロック単位でそれぞれ順次印加する工程と、信
号検出電極を表示装置に当接させる工程と、信号検出電
極により当接位置の行電極及び列電極から行信号、ブロ
ック信号及び列信号を検出する工程と、この信号検出手
段により検出された行信号、ブロック信号及び列信号に
基づき、当該検出手段が当接した表示装置上の座標を検
出し座標信号として出力する工程とを有することを特徴
とする座標検出方法である。
【0031】さらに本発明は、n次元座標系を有し、こ
の座標空間内でn個の自然数を要素に持つ格子点の1つ
が選択されたときに当該格子点の座標を検出する座標検
出装置において、n次元座標系を構成する任意の次元に
ついて、この次元を構成する単位要素を複数のブロック
毎に区分管理するパラメータを付与するパラメータ付与
手段と、パラメータを付与した次元について付与したパ
ラメーターに基づいて選択された格子点を構成する単位
要素が含まれるブロックを検出するブロック検出手段
と、選択された格子点を構成する単位要素が含まれるブ
ロック内で単位要素毎に選択状態にある単位要素を検出
し座標信号として出力する座標検出手段とを有すること
を特徴とする座標検出装置である。
【0032】本発明はペン入力インターフェースにおけ
る座標検出を効率的に行うことができるものであって、
行または列電極群を各ブロックが少なくとも1つ以上の
電極を1単位としてn単位で構成されているm個のブロ
ックに分割し、そのブロックを特定するための信号と、
ブロック内の位置を特定するための信号を各電極に印加
し、この信号を信号検出手段を当接させて検出すること
により、座標入力板または表示装置上の信号検出手段の
当接位置の座標を検出するものである。
【0033】マトリクス状に配置された電極群に、行を
特定するための行信号と、列を特定するための列信号を
印加すれば、いわゆるタブレットあるいはデジタイザー
として用いることができる。
【0034】また、本発明は例えば液晶表示装置やエレ
クトロルミネセンス表示装置などのように、マトリクス
状の電極群を有する表示装置であって、これらの電極群
に画面表示のための走査信号、表示信号が印加されてい
る表示装置であれば適用することができる。すなわち、
これら表示のための信号と行を特定するための行信号
と、列を特定するための列信号を組み合わせて印加すれ
ば、表示装置そのものをペン入力インターフェース装置
として用いることができる。
【0035】マトリクス状に配設された電極群の行電極
と列電極が、表示装置の走査電極と表示電極のどちらを
構成するかについては相対的な問題であり、ここでは便
宜的に行電極が走査電極で列電極が表示電極であるとし
て説明する。逆の場合においても本発明を適用すること
ができる。
【0036】本発明のペン入力インターフェース装置及
び座標検出方法は画面表示のための信号と座標検出のた
めの信号とを前述のように組み合わせることによりさら
に効率的なものになる。また、列信号を各ブランキング
期間内に複数回印加するようにしてもよい。さらに列信
号については各ブロック内の各列電極毎に異なった信号
を印加しているが、用途に応じて各ブロック内の隣接す
る複数の列電極に同一の列信号を印加するようにしても
よい。
【0037】本発明の入力インターフェース装置は、座
標入力板の複数の行電極に行を特定する行信号を順次印
加し、複数の列電極は複数のブロックに区分し各ブロッ
ク内の各列電極に対して当該ブロックを特定するブロッ
ク信号とブロック内における列を特定する列信号とをブ
ロック単位でそれぞれ順次印加する。したがって、信号
検出手段が座標入力板に当接したとき、当接位置の行電
極及び列電極から行信号、ブロック信号及び列信号を検
出することができ、この検出手段により検出された行信
号、ブロック信号及び列信号に基づき、該信号検出手段
が当接した前記座標入力板上の座標を座標検出手段によ
り検出するものである。
【0038】また本発明のペン入力インターフェース装
置は、表示装置の複数の行電極に対して走査信号と行を
特定する行信号とを順次印加し、複数の列電極を複数の
ブロックに区分して各ブロック内の各列電極に対してブ
ランキング期間と表示期間とからなる表示信号、当該ブ
ロックを特定するブロック信号及びブロック内における
列を特定する列信号をブロック単位でそれぞれ順次印加
する。したがってペン(信号検出手段)が表示装置に当
接したとき、当接位置の行電極及び列電極から行信号、
ブロック信号及び列信号を検出することができ、この検
出手段により検出された行信号、ブロック信号及び列信
号に基づき、該信号検出手段が当接した表示装置上の座
標を座標検出手段により検出するものである。
【0039】また本発明の座標検出方法は、複数の行電
極と複数の列電極とを有する座標入力板及びこれらの電
極に印加される信号を検出可能な信号検出手段を用意
し、各行電極に対して行を特定する行信号を順次印加
し、前記複数の列電極を複数のブロックに区分し各ブロ
ック内の各列電極に対して当該ブロックを特定するブロ
ック信号及びブロック内における列を特定する列信号を
ブロック単位でそれぞれ順次印加する。したがって、信
号検出手段を座標入力板に当接させると、当接位置の電
行電極及び列電極から行信号、ブロック信号及び列信号
が検出でき、この信号検出手段により検出された行信
号、ブロック信号及び列信号に基づいて該信号検出手段
が当接した座標入力板上の座標を検出するものである。
【0040】また本発明の座標検出方法は、複数の行電
極と複数の列電極とを有する表示装置及びこれらの電極
に印加される信号を検出可能な信号検出手段を用意し、
各行電極に対して走査信号と行を特定する行信号とを順
次印加し、複数の列電極を複数のブロックに区分し各ブ
ロック内の各列電極に対して表示信号、当該ブロックを
特定するブロック信号及びブロック内における列を特定
する列信号をブロック単位でそれぞれ順次印加してい
る。したがって、信号検出手段を表示装置に当接させる
と、信号検出電極により当接位置の行電極及び列電極か
ら行信号、ブロック信号及び列信号を検出することがで
き、この信号検出手段により検出された行信号、ブロッ
ク信号及び列信号に基づき、当該検出手段が当接した表
示装置上の座標を検出するものである。
【0041】さらに本発明の座標検出装置は、n次元座
標系を有し、この座標空間内でn個の自然数を要素に持
つ格子点の1つが選択されたときに当該格子点の座標を
検出するものであり、n次元座標系を構成する任意の次
元について、この次元を構成する単位要素を複数のブロ
ック毎に区分管理するパラメータを付与し、パラメータ
を付与した次元についてこのパラメーターに基づいて選
択された格子点を構成する単位要素が含まれる前記ブロ
ックを検出し、選択された格子点を構成する単位要素が
含まれるブロック内で単位要素毎に選択状態にある単位
要素を検出するものである。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
【0043】図1は、本発明の入力インターフェース装
置の構成の1例を概略的に示した図である。この入力イ
ンターフェース装置は、複数の行電極101と複数の列
電極102とを有する座標入力板103と、信号検出手
段104、座標検出手段105からその主要部がなって
いる。これらを制御するための制御回路106を用いる
ようにしてもよい。列電極はn本毎にm個のブロックに
区分管理されており、この場合信号印加回路107が個
々のブロックに対応している。つまり列電極に信号を印
加する信号印加回路107がm個あり、各信号印加回路
107はn本の列電極102を駆動している。本実施例
においては行電極は区分管理していないので行電極に信
号を印加する信号印加回路108は1個であるが、列電
極102の区分管理のように複数の信号印加回路108
により区分管理するようにしてもよい。図1の実施例の
入力インターフェース装置はいわゆるデジタイザーとし
て機能するものであり、行電極101と列電極102と
が構成する座標入力板103が透明ならば、表示装置と
組み合わせることによりタブレットとして機能するもの
である。
【0044】各行電極に対しては行を特定する行信号を
順次印加する。また、複数の列電極に対しては各ブロッ
ク内の各列電極に対して当該ブロックを特定するブロッ
ク信号とブロック内における列を特定する列信号とをブ
ロック単位でそれぞれ順次印加する。このブロック毎の
区分管理は、各ブロックを物理的に分離して信号を印加
するようにしてもよいし、制御手段により仮想的なブロ
ックに区分管理して信号を印加するようにしてもよい。
なお、本実施例においては1本の列電極は1本の電極線
からなっているが、1本の列電極を、複数本の電極線か
ら構成するようにしてもよい。
【0045】図2は列信号の印加の1例を示す図であ
る。各列電極にはその列電極が含まれるブロックを特定
するブロック信号と、ブロック内の列を特定する列信号
をブロック単位でそれぞれ印加する。図2の例では列電
極に信号を印加する際に、1フレ−ムをブロック信号を
印加するブロック信号印加期間201と、列信号を印加
する列信号印加期間202に分けて各信号を印加してい
る。
【0046】例えば第1番目のブロックの第1番目の列
電極にはブロック信号印加期間内に第1番目のブロック
に含まれることを示すブロック信号203を印加し、列
信号印加期間内にブロック内で第1番目の列電極である
ことを示す列信号204を印加する。また第1番目のブ
ロックの第2番目の列電極にはブロック信号印加期間内
に第1番目のブロックに含まれることを示すブロック信
号203を印加し、列信号印加期間内にブロック内で第
2番目の列電極であることを示す列信号205を印加す
る。同様に第m番目のブロックの第n番目の列電極には
ブロック信号印加期間内に第m番目のブロックに含まれ
ることを示すブロック信号206を印加し、列信号印加
期間内にブロック内で第n番目の列電極であることを示
す列信号207を印加する。
【0047】また、本実施例においては同一ブロック内
の各列電極にはそれぞれ異なった信号を印加している
が、用途に応じて隣接する複数の列電極に同じ列信号を
印加するようにしてもよい。さらに、信号はその立上が
りを検出するようにしてもよいし、立ち下がりを検出す
るようにしてもよい。
【0048】図3は行信号の印加の1例を示す図であ
る。例えば第1番目の行電極には第1番目の行電極であ
ることを示す行信号301を印加する。第2番目の行電
極には第2番目の行電極であることを示す行信号302
を印加する。第n番目の行電極には第n番目の行電極で
あることを示す行信号303を印加する。これらの行信
号は上述のブロック信号、列信号の前後に印加するよう
にしてもよいし、また位相をずらすなどして組み合わせ
て印加するようにしてもよい。
【0049】このような信号が印加されている座標入力
板103に信号検出手段104を当接させ、当接位置の
行電極101及び列電極102から行信号、ブロック信
号及び列信号を検出する。検出した信号に基づいて座標
検出手段により該信号検出手段が当接した座標入力板上
の座標を検出する。
【0050】以上説明したように信号検出手段104に
よって検出された、信号検出手段104が当接した座標
入力板上103の位置を示す行信号、ブロック信号、列
電極信号は座標検出手段104により座標入力板103
上の座標として検出される。この際に(ブロック、列、
行)、すなわち(X1座標,X2座標,Y座標)のよう
に検出または出力するようにしてもよいし、また座標入
力板上の任意の基準点を原点とした2次元座標上の(X
座標、Y座標)のように検出または出力するようにして
もよい。列電極102はブロック毎に区分管理されてい
るから、座標の検出に要する時間を短縮することができ
る。さらに、単位時間当たりの検出回数が増えるので、
検出精度も向上することができる。
【0051】このようにして検出された信号検出手段1
04が当接した座標入力板上103の座標、またはその
軌跡は、所定の処理を行ったうえで例えば表示装置に表
示したり、また文字情報、図形情報、コマンドなどの各
種オブジェクトに変換するなど様々に利用することが可
能である。
【0052】つぎに、本発明のペン入力インターフェー
ス装置の1例について図に基づいて説明する。図4は本
願発明のペン入力インターフェース装置の構成の1例を
概略的に示した図である。このペン入力インターフェー
ス装置は格子状に配置された電極群を備えた液晶表示装
置であり、タブレットを用いることなく表示装置そのも
のを利用してペンの当接位置の座標を検出できるもので
ある。
【0053】このペン入力インターフェース装置401
の表示装置402の部分は複数の行電極403と複数の
列電極404とがマトリクス状に交差するように配置さ
れ、その交差部のそれぞれにTFT405が配設され、
対向基板側の対向電極406との間に液晶層を挟持して
その主要部が構成されている。列電極404はn本毎に
m個のブロックに区分管理されており、この場合列電極
駆動回路407が個々のブロックに対応している。つま
り列電極駆動回路407がm個あり、各列電極駆動回路
407はn本の列電極404を駆動している。本実施例
においては行電極403は区分管理していないので行電
極駆動回路408は1個であるが、列電極404の区分
管理のように複数の行電極駆動回路408により区分管
理するようにしてもよい。本実施例では従来のペン入力
インターフェース付き液晶表示装置と同様にTFT構成
面をペン入力側に配置している。
【0054】行電極403は行電極駆動回路408に、
列電極404はn本のブロック毎に列電極駆動回路40
7にそれぞれ接続されている。列電極駆動回路407の
出力数は、ブロック内の列電極404と同数にするのが
好ましい。各列電極404にはその列電極404が含ま
れるブロック(列電極駆動回路)を特定するブロック信
号と、ブロック内の何番目の列電極404であるかを特
定する列信号をブロック単位でそれぞれ印加する。
【0055】このブロック毎の区分管理は、本実施例の
ように複数の列電極駆動回路により各ブロックを物理的
に分離して信号を印加するようにしてもよいし、制御手
段410により仮想的なブロックに区分管理して物理的
に区分することなく信号を印加するようにしてもよい。
この場合、行電極駆動回路、列電極駆動回路、対向電極
駆動回路、座標検出回路は制御回路410によって制御
されており、前述のようにブロックと列電極が対応して
いる。一方、行電極403には行を特定する行信号を印
加する。行電極403についても上述した列電極404
のようにブロック毎に区分管理するようにしてもよい。
【0056】また、行電極403だけをブロック毎に区
分管理するようにしてもよい。さらに本実施例のペン入
力インターフェース装置401においては、各ブロック
内の列電極404にはそれぞれ異なった列信号を印加し
ているが、用途に応じて隣接する複数の列電極404に
同一の信号を印加するようにしてもよい。
【0057】本実施例のペン入力インターフェース装置
401では、列電極404はそれぞれ1本の電極線から
構成されているが、各ブロックにn列ある列電極404
を複数本の電極線から構成するようにしてもよい。例え
ば、RGB表示を行うためには、1本の列電極404を
3本の電極線から構成するようにすればよい。この場
合、列電極404の総数は3mn本になる。
【0058】また、列電極404の数については必要に
応じて設計するようにすればよい。例えば列電極404
の数が1920本である場合、これらの列電極を240
本毎に8個のブロックに区分して管理するようにしても
良いし、192本毎に10個のブロックに区分するよう
にしてもよいし、また120本毎に16個のブロックに
区分するようにしてもよい。行電極403をブロック毎
に区分管理する場合も同様にすればよい。
【0059】このような行電極403及び列電極404
から構成されるペン入力インターフェース装置401の
表示装置402上に、信号検出手段である入力ペン40
9を当接させる。入力ペンは座標検出回路412に接続
されている。また入力ペン409の先端には電極411
が設置されており、入力ペン409が当接した位置にあ
る行電極403から行信号を列電極404からはブロッ
ク信号及び列信号を検出する。入力ペン409にアンプ
を備えて、検出した信号を増幅して座標検出回路に出力
するようにしてもよい。これらの信号に基づいて座標検
出手段である座標検出回路412により、入力ペン40
9が当接した表示装置402上の座標を検出する。
【0060】信号の検出に際しては、ブロック毎に区分
管理されているから、各電極にはそれぞれすべて異なっ
た信号を印加する必要はない。すなわち列電極404に
関しては入力ペン409が当接した位置の列電極404
が含まれるブロックを特定するブロック信号と、ブロッ
ク内の位置を特定する列信号が印加されている。したが
って、ペン位置の検出に要する時間を短縮することがで
きる。
【0061】また、このことにより単位時間当たりの検
出回数が多くなり、ペン位置の検出精度が向上する。
【0062】以上説明したように検出された、入力ペン
409が当接した表示装置402上の位置を示す行信
号、ブロック信号、列電極信号は座標検出回路412に
より表示装置402上の座標として検出し、座標信号4
13として出力する。この際に(ブロック、列、行)、
すなわち(X1座標,X2座標,Y座標)のように検出
または出力するようにしてもよいし、また表示装置上の
任意の基準点を原点とした2次元座標上の(X座標,Y
座標)のように検出または出力するようにしてもよい。
【0063】このようにして検出された入力ペンが当接
した表示装置上の座標、またはその軌跡は、所定の処理
を行った上で例えば表示装置に表示したり、また文字情
報、図形情報、コマンドなどの各種オブジェクトに変換
するなど様々に利用することが可能である。
【0064】図5は図4に例示したペン入力インターフ
ェース装置における列信号の印加例を示した図である。
【0065】ブロック信号、列信号ともに垂直ブランキ
ング期間501に印加し、行信号は垂直表示期間502
に印加している。ブロック及び列を特定する信号の印加
期間をこのように1フレーム期間内の垂直ブランキング
期間501とした場合、垂直ブランキング期間501は
ブロック信号を印加するブロック信号印加期間503と
ブロック内の列を特定する列信号を印加する列信号印加
期間504に分けられる。ブロック信号は各ブロック内
のn本の列電極に同じ信号を印加しており、ブロック内
の位置を特定する列信号は、各ブロックの1番目からn
番目まで順次検出信号を印加してその立ち上がりあるい
は立ち下がりを検出している。
【0066】例えば第1番目のブロックの第1番目の列
電極にはブロック信号印加期間内に第1番目のブロック
に含まれることを示すブロック信号505を印加し、列
信号印加期間内にブロック内で第1番目の列電極である
ことを示す列信号506を印加する。
【0067】また第1番目のブロックの第2番目の列電
極にはブロック信号印加期間内に第1番目のブロックに
含まれることを示すブロック信号505を印加し、列信
号印加期間内にブロック内で第2番目の列電極であるこ
とを示す列信号507を印加する。同様に第m番目のブ
ロックの第n番目の列電極にはブロック信号印加期間内
に第m番目のブロックに含まれることを示すブロック信
号508を印加し、列信号印加期間内にブロック内で第
n番目の列電極であることを示す列信号509を印加す
る。
【0068】図6は信号の立ち下がりを検出するように
した図5に示した信号の印加例の変形例である。
【0069】例えば第1番目のブロックの第1番目の列
電極にはブロック信号印加期間内に第1番目のブロック
に含まれることを示すブロック信号605を印加し、列
信号印加期間内にブロック内で第1番目の列電極である
ことを示す列信号606を印加する。また第1番目のブ
ロックの第2番目の列電極にはブロック信号印加期間内
に第1番目のブロックに含まれることを示すブロック信
号605を印加し、列信号印加期間内にブロック内で第
2番目の列電極であることを示す列信号607を印加す
る。
【0070】同様に第m番目のブロックの第n番目の列
電極にはブロック信号印加期間内に第m番目のブロック
に含まれることを示すブロック信号608を印加し、列
信号印加期間内にブロック内で第n番目の列電極である
ことを示す列信号609を印加する。
【0071】図7は図4のペン入力インターフェース装
置における列電極の信号印加の別の1例を示す図であ
る。ブロック信号を垂直ブランキング期間701に印加
し、列信号を垂直表示期間702内の水平ブランキング
期間703に印加している。
【0072】垂直ブランキング期間701内のブロック
信号印加期間704では図5に示した信号の印加例と同
様に各ブロック内のn本の列電極に同じブロック信号を
印加している。すなわち第1番目のブロック内の列電極
には第1番目のブロックに含まれることを示す列信号7
05を印加し、第2番目のブロック内の列電極には第2
番目のブロックに含まれることを示す列信号706を印
加し、第m番目のブロック内の列電極には第m番目のブ
ロックに含まれることを示す列信号707を印加する。
【0073】ブロック内の位置を特定する列信号は、垂
直表示期間内の1ライン目の水平ブランキング期間内
に、各ブロックの1番目の列電極を特定する信号708
を印加し、2ライン目の水平ブランキング期間内に各ブ
ロックの2番目の列電極を特定する列信号709を印加
し、nライン目の水平ブランキング期間内に各ブロック
のn番目の列電極を特定する列信号710を各列電極に
印加して、その立ち上がりを検出している。
【0074】図8はブロック信号の立ち下がりを検出す
るようにした図7に示した信号の印加例の変形例であ
る。例えば、第1番目のブロック内の列電極には第1番
目のブロックに含まれることを示す列信号805を印加
し、第2番目のブロック内の列電極には第2番目のブロ
ックに含まれることを示す列信号806を印加し、第m
番目のブロック内の列電極には第m番目のブロックに含
まれることを示す列信号807を印加する。
【0075】ブロック内の位置を特定する列信号は、垂
直表示期間内の1ライン目の水平ブランキング期間内
に、各ブロックの1番目の列電極を特定する信号808
を印加し、2ライン目の水平ブランキング期間内に各ブ
ロックの2番目の列電極を特定する列信号809を印加
し、nライン目の水平ブランキング期間内に各ブロック
のn番目の列電極を特定する列信号810を各列電極に
印加して、その立ち上がりを検出している。
【0076】図9は図4に示したペン入力インターフェ
ース装置における行信号の印加の1例をに示した図であ
る。この信号の印加例では行電極に印加する表示のため
の走査信号を行信号としても兼用している。行信号の印
加期間は表示期間を利用しているため、TFTのゲート
パルスを用いている。走査信号を各行電極に順次印加し
てその立ち上がりあるいは立ち下がりを検出することに
より行信号を検出している。
【0077】また、走査信号(行電極印加電圧)と液晶
印加電圧の位相はtだけずらしてあるので、図9に示す
ように液晶印加電圧(表示信号)の極性反転と同じタイ
ミングで立ち上がりあるいは立ち下がる信号をペン位置
検出のために用いることができる。tは15μs以下に
することが好ましい。
【0078】以上説明した実施例においては、行電極に
ついては区分管理した例について説明していないが、列
電極における区分管理と同様ににブロック毎に区分管理
するようにしてもよい。
【0079】上記の各実施例において列信号は各ブラン
キング期間内に1回だけ列電極に印加しているが、各ブ
ランキング期間毎に複数回印加するようにしてもよい。
【0080】また列信号の印加については各ブロック内
の1本の列電極毎に1種類の信号を使用していたが、用
途に応じて各ブロック内の隣接する複数本の列電極の同
じ検出信号を印加するようにしてもよい。
【0081】なお、なお電極をブロック毎に区分管理し
て、各電極にはその電極が含まれるブロックを特定する
ブロック信号と、ブロック内の位置を特定する信号をブ
ロック単位でそれぞれ印加する本発明は、液晶表示装置
でけではなく、例えばエレクトロルミネセンス表示装置
のように座標系を構成する電極を有する表示装置であれ
ば適用することができる。また本発明は検出する座標の
次元をを多重化して、座標検出を効率化しているもので
あるから、座標系は2次元に限定されるものではなくn
次元について適用できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の入力イン
ターフェース装置によれば検出時間を短縮し、検出精度
を高くすることができる。
【0083】また、本発明のペン入力インターフェース
装置によれば検出時間を短縮し、検出精度を高くするこ
とができる。
【0084】さらに本発明の座標検出方法によれば、検
出時間を短縮し、検出精度を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】入力インターフェースの構成の1例を示す図。
【図2】ブロック信号及び列信号の印加例を示す図。
【図3】行信号の印加例を示す図。
【図4】ペン入力インターフェースの構成の1例を示す
図。
【図5】ブロック信号及び列信号の印加例を示す図。
【図6】ブロック信号及び列信号の印加の変形例を示す
図。
【図7】ブロック信号及び列信号の印加例を示す図。
【図8】ブロック信号及び列信号の印加の変形例を示す
図。
【図9】行信号の印加例を示す図。
【図10】従来のペン入力インターフェース装置の1例
を示す図。
【図11】従来の列信号および行信号の印加期間の例を
示す図。
【図12】従来の列信号の印加例を示す図。
【図13】従来の列信号の印加例を示す図。
【図14】従来の行信号の印加例を示す図。
【図15】従来の行信号の印加例を示す図。
【符号の説明】
101………行電極、102………列電極、103……
…座標入力板 104………信号検出手段、105………座標検出回
路、107………ブロック 201………ブロック信号印加期間、202………列信
号印加期間 403………行電極、404………列信号、407……
…列電極駆動回路 408………行電極駆動回路、409………入力ペン、
410………制御回路 412………座標検出回路、413………座標信号 501………垂直ブランキング期間、502………垂直
表示期間 503………ブロック信号印加期間、504………列信
号印加期間 701………垂直ブランキング期間、702………垂直
表示期間 703………水平ブランキング期間、704………ブロ
ック信号印加期間 1001……表示面、1002……行電極駆動回路 1003……列電極駆動回路、1005……制御回路、
1006……入力ペン 1007……座標検出回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の行電極と複数の列電極とを有する
    座標入力板と、 前記各行電極に対して行を特定する行信号を順次印加
    し、前記複数の列電極は複数のブロックに区分し各ブロ
    ック内の各列電極に対して当該ブロックを特定するブロ
    ック信号と前記ブロック内における列を特定する列信号
    とを前記ブロック単位でそれぞれ順次印加する信号印加
    手段と、 前記座標入力板に当接したとき、当接位置の前記行電極
    及び前記列電極から前記行信号、前記ブロック信号及び
    前記列信号を検出する信号検出手段と、 この検出手段により検出された前記行信号、前記ブロッ
    ク信号及び前記列信号に基づき、該信号検出手段が当接
    した前記座標入力板上の座標を検出し座標信号として出
    力する座標検出手段とを具備することを特徴とする入力
    インターフェース装置。
  2. 【請求項2】 複数の行電極と複数の列電極とを有する
    表示装置と、 前記各行電極に対して走査信号と行を特定する行信号と
    を順次印加し、前記複数の列電極を複数のブロックに区
    分して各ブロック内の各列電極に対してブランキング期
    間と表示期間とからなる表示信号、当該ブロックを特定
    するブロック信号及びブロック内における列を特定する
    列信号をブロック単位でそれぞれ順次印加する信号印加
    手段と、 前記表示装置に当接させたとき、当接位置の前記行電極
    及び前記列電極から前記行信号、前記ブロック信号及び
    前記列信号を検出する信号検出手段と、 この検出手段により検出された前記行信号、前記ブロッ
    ク信号及び前記列信号に基づき、該信号検出手段が当接
    した前記表示装置上の座標を検出し座標信号として出力
    する座標検出手段とを具備することを特徴とするペン入
    力インターフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記行信号と前記走査信号とは同一の信
    号を兼用することを特徴とする請求項2記載のペン入出
    力インターフェース装置。
  4. 【請求項4】 前記ブロック信号と前記列信号は前記表
    示信号のブランキング期間内に印加されることを特徴と
    する請求項2記載のペン入力インターフェース装置。
  5. 【請求項5】 前記ブロック信号と前記列信号は前記表
    示信号の垂直ブランキング期間内に印加されることを特
    徴とする請求項2記載のペン入力インターフェース装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ブロック信号は表示信号の垂直ブラ
    ンキング期間内に、このブロック内の第n番目の前記列
    信号は前記表示信号の垂直表示期間の第n番目の水平ブ
    ランキング期間内に印加されることを特徴とする請求項
    2記載のペン入力インターフェース装置。
  7. 【請求項7】 前記走査信号の位相は前記表示信号の位
    相よりも進んでいることを特徴とする請求項2記載のペ
    ン入力インターフェース装置。
  8. 【請求項8】複数の行電極と複数の列電極とを有する座
    標入力板及びこれらの電極に印加される信号を検出可能
    な信号検出手段を用意する工程と、 前記各行電極に対して行を特定する行信号を順次印加
    し、前記複数の列電極を複数のブロックに区分し各ブロ
    ック内の各列電極に対して当該ブロックを特定するブロ
    ック信号及びブロック内における列を特定する列信号を
    ブロック単位でそれぞれ順次印加する工程と、 前記信号検出手段を前記座標入力板に当接させる工程
    と、 前記信号検出手段により当接位置の前記行電極及び前記
    列電極から、前記行信号、前記ブロック信号及び前記列
    信号を検出する工程と、 この信号検出手段により検出された前記行信号、前記ブ
    ロック信号及び前記列信号に基づいて該信号検出手段が
    当接した前記座標入力板上の座標を検出し座標信号とし
    て出力する工程とを有することを特徴とする座標検出方
    法。
  9. 【請求項9】 複数の行電極と複数の列電極とを有する
    表示装置及びこれらの電極に印加される信号を検出可能
    な信号検出手段を用意する工程と、 前記各行電極に対して走査信号と行を特定する行信号と
    を順次印加し、前記複数の列電極を複数のブロックに区
    分し、各ブロック内の各列電極に対して表示信号、当該
    ブロックを特定するブロック信号及びブロック内におけ
    る列を特定する列信号をブロック単位でそれぞれ順次印
    加する工程と、 前記信号検出手段を前記表示装置に当接させる工程と、 前記信号検出手段により、当接位置の前記行電極及び前
    記列電極から前記行信号、前記ブロック信号及び前記列
    信号を検出する工程と、 この信号検出手段により検出された前記行信号、前記ブ
    ロック信号及び前記列信号に基づき、当該検出手段が当
    接した前記表示装置上の座標を検出し座標信号として出
    力する工程とを有することを特徴とする座標検出方法。
  10. 【請求項10】 n次元座標系を有し、この座標空間内
    でn個の自然数を要素に持つ格子点の1つが選択された
    ときに当該格子点の座標を検出する座標検出装置におい
    て、 前記n次元座標系を構成する任意の次元について、この
    次元を構成する単位要素を複数のブロック毎に区分管理
    するパラメータを付与するパラメータ付与手段と、 前記パラメータを付与した次元について前記パラメータ
    ーに基づいて前記選択された格子点を構成する単位要素
    が含まれる前記ブロックを検出するブロック検出手段
    と、 前記選択された格子点を構成する単位要素が含まれるブ
    ロック内で前記単位要素毎に選択状態にある前記単位要
    素を検出し座標信号として出力する座標検出手段とを有
    することを特徴とする座標検出装置。
  11. 【請求項11】 前記行信号と前記走査信号とは同一の
    信号を兼用することを特徴とする請求項9記載の座標検
    出方法。
  12. 【請求項12】 前記ブロック信号と前記列信号は前記
    表示信号のブランキング期間内に印加されることを特徴
    とする請求項9記載の座標検出方法。
  13. 【請求項13】 前記ブロック信号と前記列信号は前記
    表示信号の垂直ブランキング期間内に印加されることを
    特徴とする請求項9記載の座標検出方法。
  14. 【請求項14】 前記ブロック信号は垂直ブランキング
    期間内に印加し、前記ブロック内の第n番目の列に印加
    する前記列信号は垂直表示期間内の第n番目の水平ブラ
    ンキング期間内に印加されることを特徴とする請求項9
    記載の座標検出方法。
  15. 【請求項15】 前記走査信号の位相は前記表示信号の
    位相よりも進んでいることを特徴とする請求項9記載の
    座標検出方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009282825A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Pioneer Electronic Corp マトリクス型タッチパネル装置およびプログラム
US9619095B2 (en) 2012-06-21 2017-04-11 Lg Display Co., Ltd. Touch panel and image display device including the same

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JP2009282825A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Pioneer Electronic Corp マトリクス型タッチパネル装置およびプログラム
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