JPH0989204A - 水面計ガラス交換時期出力装置を備えた多管式貫流ボイラ - Google Patents
水面計ガラス交換時期出力装置を備えた多管式貫流ボイラInfo
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- JPH0989204A JPH0989204A JP27174495A JP27174495A JPH0989204A JP H0989204 A JPH0989204 A JP H0989204A JP 27174495 A JP27174495 A JP 27174495A JP 27174495 A JP27174495 A JP 27174495A JP H0989204 A JPH0989204 A JP H0989204A
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- Japan
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- time
- level gauge
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボイラに設けられている水面計ガラスの交換
時期を算出し、効率的な交換を行う。 【構成】 ボイラ3上部の蒸気部とボイラ3下部の缶水
部に連通した水位検出筒1の側面に縦長の開口部を設
け、開口部をガラス板で塞ぐことにより、水位を目視に
て確認できるようにしているガラス製の水面計2を設け
た多管式貫流ボイラにおいて、ボイラの積算運転時間を
算出する積算装置6、積算運転時間と予め設定しておい
た水面計ガラスの交換が必要となるまでの時間である耐
久時間を比較する比較装置8、積算運転時間が耐久時間
以上となると水面計ガラス交換時期であることを出力す
る出力装置9からなる水面計ガラス交換時期出力装置4
を備える。
時期を算出し、効率的な交換を行う。 【構成】 ボイラ3上部の蒸気部とボイラ3下部の缶水
部に連通した水位検出筒1の側面に縦長の開口部を設
け、開口部をガラス板で塞ぐことにより、水位を目視に
て確認できるようにしているガラス製の水面計2を設け
た多管式貫流ボイラにおいて、ボイラの積算運転時間を
算出する積算装置6、積算運転時間と予め設定しておい
た水面計ガラスの交換が必要となるまでの時間である耐
久時間を比較する比較装置8、積算運転時間が耐久時間
以上となると水面計ガラス交換時期であることを出力す
る出力装置9からなる水面計ガラス交換時期出力装置4
を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラに設けられてい
る水面計ガラスの交換時期を検出する水面計ガラス交換
時期出力装置を備えた多管式貫流ボイラに関するもので
ある。
る水面計ガラスの交換時期を検出する水面計ガラス交換
時期出力装置を備えた多管式貫流ボイラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ボイラの水位検出筒には、目視によって
水位を確認するガラス製の水面計が設けられている。ボ
イラの缶水はpH11〜12程度に保たれており、水面
計のガラスはアルカリ性の缶水に接しているため、使用
にともなって消耗し、定期的な交換が必要である。しか
し、水面計ガラスがどの程度消耗しているかは検出して
いないため、効率的な交換を行うことができないという
問題があった。
水位を確認するガラス製の水面計が設けられている。ボ
イラの缶水はpH11〜12程度に保たれており、水面
計のガラスはアルカリ性の缶水に接しているため、使用
にともなって消耗し、定期的な交換が必要である。しか
し、水面計ガラスがどの程度消耗しているかは検出して
いないため、効率的な交換を行うことができないという
問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ボイラに設けられている水面計ガラスの交
換時期を算出し、効率的な交換を行うことができるよう
にすることにある。
する課題は、ボイラに設けられている水面計ガラスの交
換時期を算出し、効率的な交換を行うことができるよう
にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】ボイラ上部の蒸気部とボ
イラ下部の缶水部に連通した水位検出筒の側面に縦長の
開口部を設け、開口部をガラス板で塞ぐことにより、水
位を目視にて確認できるようにしているガラス製の水面
計を設けた多管式貫流ボイラにおいて、ボイラの積算運
転時間を算出する積算装置、積算運転時間と予め設定し
ておいた水面計ガラスの交換が必要となるまでの時間で
ある耐久時間を比較する比較装置、積算運転時間が耐久
時間以上となると水面計ガラス交換時期であることを出
力する出力装置からなる水面計ガラス交換時期出力装置
を備える。
イラ下部の缶水部に連通した水位検出筒の側面に縦長の
開口部を設け、開口部をガラス板で塞ぐことにより、水
位を目視にて確認できるようにしているガラス製の水面
計を設けた多管式貫流ボイラにおいて、ボイラの積算運
転時間を算出する積算装置、積算運転時間と予め設定し
ておいた水面計ガラスの交換が必要となるまでの時間で
ある耐久時間を比較する比較装置、積算運転時間が耐久
時間以上となると水面計ガラス交換時期であることを出
力する出力装置からなる水面計ガラス交換時期出力装置
を備える。
【0005】また、水面計ガラス交換時期出力装置に缶
水のpH値を入力することにより耐久時間を換算する換
算装置を設け、所定のpH値を入力することで耐久時間
を求めたり、缶水のpHを検出するpHセンサーを設
け、検出されたpHの値とpHの値ごとの検出時間から
耐久時間を換算する換算装置を設けておき、pH値の検
出を行うことで耐久時間を求め、積算運転時間が換算装
置によって求められた耐久時間以上となると水面計ガラ
ス交換時期であることを出力する。
水のpH値を入力することにより耐久時間を換算する換
算装置を設け、所定のpH値を入力することで耐久時間
を求めたり、缶水のpHを検出するpHセンサーを設
け、検出されたpHの値とpHの値ごとの検出時間から
耐久時間を換算する換算装置を設けておき、pH値の検
出を行うことで耐久時間を求め、積算運転時間が換算装
置によって求められた耐久時間以上となると水面計ガラ
ス交換時期であることを出力する。
【0006】
【作用】ボイラの運転時間を積算し、積算運転時間と水
面計ガラスの耐久時間の比較を行っておき、積算運転時
間が耐久時間より大きくなると交換時期であることを出
力するので、交換時期を正確に検出することができ、交
換時期の出力を待って交換を行うので効率的な交換を行
える。
面計ガラスの耐久時間の比較を行っておき、積算運転時
間が耐久時間より大きくなると交換時期であることを出
力するので、交換時期を正確に検出することができ、交
換時期の出力を待って交換を行うので効率的な交換を行
える。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
ボイラ3上部の蒸気部とボイラ3下部の缶水部に連通し
ている水位検出筒1を設けておき、水位検出筒1の側面
を縦に長く開口した開口部をガラス板によって塞ぐこと
で、水位検出筒1内の水位を透視して確認する水面計2
を設ける。水位検出筒1内には水位検出用の電極棒(図
示せず)が設けられており、電極棒によって検出される
水位に応じて給水が制御され、ボイラの運転は運転制御
装置5によって制御されている。水面計ガラス交換時期
出力装置4は、運転制御装置5からの信号を受けてボイ
ラの積算運転時間を算出する積算装置6、缶水のpH値
より水面計ガラスの耐久時間を換算する換算装置7、耐
久時間と積算運転時間の大小を比較する比較装置8、水
面計ガラスが交換時期であることを出力する出力装置9
からなり、ボイラとともに設置される。
ボイラ3上部の蒸気部とボイラ3下部の缶水部に連通し
ている水位検出筒1を設けておき、水位検出筒1の側面
を縦に長く開口した開口部をガラス板によって塞ぐこと
で、水位検出筒1内の水位を透視して確認する水面計2
を設ける。水位検出筒1内には水位検出用の電極棒(図
示せず)が設けられており、電極棒によって検出される
水位に応じて給水が制御され、ボイラの運転は運転制御
装置5によって制御されている。水面計ガラス交換時期
出力装置4は、運転制御装置5からの信号を受けてボイ
ラの積算運転時間を算出する積算装置6、缶水のpH値
より水面計ガラスの耐久時間を換算する換算装置7、耐
久時間と積算運転時間の大小を比較する比較装置8、水
面計ガラスが交換時期であることを出力する出力装置9
からなり、ボイラとともに設置される。
【0008】換算装置7によって求められる水面計ガラ
スの耐久時間は、入力されるpH値が高いほど短くな
り、pH値が低いほど長くなるように設定されており、
求められた耐久時間とボイラの運転により積算している
積算運転時間を比較し、耐久時間よりも積算運転時間の
方が大きくなると、出力装置9によって水面計ガラスが
交換時期であることを出力する。水面計ガラス交換時期
の出力を確認し、水面計2のガラスを交換すると、積算
運転時間を初期化し、再び耐久時間と積算運転時間の比
較が開始される。
スの耐久時間は、入力されるpH値が高いほど短くな
り、pH値が低いほど長くなるように設定されており、
求められた耐久時間とボイラの運転により積算している
積算運転時間を比較し、耐久時間よりも積算運転時間の
方が大きくなると、出力装置9によって水面計ガラスが
交換時期であることを出力する。水面計ガラス交換時期
の出力を確認し、水面計2のガラスを交換すると、積算
運転時間を初期化し、再び耐久時間と積算運転時間の比
較が開始される。
【0009】なお、図2に記載のように換算装置7へ入
力するpHの値にpHセンサー10にて検出される変動
している値を用いる場合、pHセンサー10にて検出さ
れたpHの値を換算装置7へ入力し、換算装置7ではp
Hの値とpHの値をごとの検出時間によって耐久時間が
換算される。耐久時間は、高いpHの値が長い時間検出
されているほど短くなり、低いpHの値が長い時間検出
されているほど長くなるように設定されており、pH値
の変動によって耐久時間は変化する。変化している耐久
時間と増加している積算運転時間を比較することで、水
面計ガラス交換時期を検出する。
力するpHの値にpHセンサー10にて検出される変動
している値を用いる場合、pHセンサー10にて検出さ
れたpHの値を換算装置7へ入力し、換算装置7ではp
Hの値とpHの値をごとの検出時間によって耐久時間が
換算される。耐久時間は、高いpHの値が長い時間検出
されているほど短くなり、低いpHの値が長い時間検出
されているほど長くなるように設定されており、pH値
の変動によって耐久時間は変化する。変化している耐久
時間と増加している積算運転時間を比較することで、水
面計ガラス交換時期を検出する。
【0010】
【発明の効果】本発明を実施することで、水面計ガラス
の交換時期を正確に検出でき、水面計ガラスを効率的に
交換することができる。
の交換時期を正確に検出でき、水面計ガラスを効率的に
交換することができる。
【図1】 本発明の一実施例の構成図
【図2】 他の一実施例の構成図
1 水位検出筒 2 水面計 3 ボイラ 4 水面計ガラス交換時期出力装置 5 運転制御装置 6 積算装置 7 換算装置 8 比較装置 9 出力装置 10 pHセンサー
Claims (3)
- 【請求項1】ボイラ上部の蒸気部とボイラ下部の缶水部
に連通した水位検出筒の側面に縦長の開口部を設け、開
口部をガラスで塞ぐことにより、水位を目視にて確認で
きるようにしているガラス製の水面計を設けた多管式貫
流ボイラにおいて、ボイラの積算運転時間を算出する積
算装置、積算運転時間と予め設定しておいた水面計ガラ
スの交換が必要となるまでの時間である耐久時間を比較
する比較装置、積算運転時間が耐久時間以上となると水
面計ガラス交換時期であることを出力する出力装置から
なる水面計ガラス交換時期出力装置を備えた多管式貫流
ボイラ。 - 【請求項2】請求項1に記載の水面計ガラス交換時期出
力装置を備えた多管式貫流ボイラにおいて、水面計ガラ
ス交換時期出力装置に缶水のpH値を入力することによ
り耐久時間を換算する換算装置を設けておき、ボイラの
積算運転時間が換算装置により求められた耐久時間以上
となると水面計ガラス交換時期であることの出力を行う
ことを特徴とする水面計ガラス交換時期出力装置を備え
た多管式貫流ボイラ。 - 【請求項3】請求項2に記載の水面計ガラス交換時期出
力装置を備えた多管式貫流ボイラにおいて、缶水のpH
を検出するpHセンサーを設け、水面計ガラス交換時期
出力装置に、検出されたpHの値とpHの値ごとの検出
時間から耐久時間を換算する換算装置を設けておき、ボ
イラの積算運転時間が換算装置によって求められた耐久
時間以上となると水面計ガラス交換時期であることを出
力することを特徴とする水面計ガラス交換時期出力装置
を備えた多管式貫流ボイラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27174495A JP2895783B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 水面計ガラス交換時期出力装置を備えた多管式貫流ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27174495A JP2895783B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 水面計ガラス交換時期出力装置を備えた多管式貫流ボイラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0989204A true JPH0989204A (ja) | 1997-04-04 |
JP2895783B2 JP2895783B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=17504232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27174495A Expired - Fee Related JP2895783B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 水面計ガラス交換時期出力装置を備えた多管式貫流ボイラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2895783B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP27174495A patent/JP2895783B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2895783B2 (ja) | 1999-05-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |