JPH0987175A - 酢を主成分にしたゼリー状の殺菌、殺精子剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［目的］ 本発明の目的は、女性の、ちつ内で使用する
避妊具の中に入れるゼリー状の殺精子剤の発明に関する
ものである。精子が酸に非常に弱いと言う性質と酢には
強い殺菌力と蛋白質を凝固させる働きがあることからゼ
リー状の殺精子剤の主成分を酢として殺精子作用のみな
らず性交に起因する感染症の予防もしょうとするもので
ある。 ［構成］ 本発明の構成は、澱粉と酢で、これに熱を加
えて澱粉を糊化してゼリー状化したものである。

Description

【発明の詳細な説明】 ［０００１］［産業上の利用分野］この発明は、女性
の、ちつ内で使用する避妊具の中に入れるゼリー状の殺
菌、殺精子剤に関するものである。

［０００２］［従来の技術］従来、殺精子剤は、酢酸フ
ェニル水銀や硫酸オキシキノリンなどを主成分にして、
座薬、錠剤、クリーム剤、ゼリー剤などにして用いられ
ている。この従来の殺精子剤は、薬剤のため薬局か病院
でしか売買ができない、外用薬のため口中に含んで飲込
めば人体に害する、アレルギー反応を起こす人がいる、
等の欠点がある。

［０００３］［発明が解決しょうとする課題］本発明
は、従来の欠点を除いて、殺精子作用と、他に性交に因
って感染する細菌の殺菌作用を有して、薬剤でなく・性
交前の前戯時、本発明のゼリーを口に含んで飲込んでも
害はなく・本発明のゼリー使った女性の、ちつ内で使用
する避妊具は、病院や薬局以外でも売買できるゼリー状
の殺菌、殺精子剤を開発しょうとするものである。

［０００４］［課題を解決するための手段］その解決手
段を説明すれば。澱粉に酢を加えて加熱して、糊化させ
る。この糊化した澱粉を常温まで冷ます。糊化させるた
めに加熱された酢は、揮発酸が少なくなっているので、
常温になった糊化した澱粉に新たに酢を加えて撹はんし
て、酢を主成分にしたゼリー状の殺菌、殺精子剤のかた
さを整える。

［０００５］［作用］いまその作用を説明すれば。女性
の、ちつ内で使用する避妊具の中に入れた、酢を主成分
にしたゼリー状の殺菌、殺精子剤は性交時、女性の、ち
つ内に侵入して、ピストン運動を繰返す男性器のペニス
の圧迫力で避妊具より、ちつ内に噴出して、子宮口を密
閉すると共に、ちつ内全体を酢で酸性化させる。精子
は、酸に対してひじょうに弱いため、ちつ内全体が酸性
化した所では直ぐに死滅する、性交後も避妊具を長時間
ちつ内に放置するので、避妊具の中に残った酢、子宮口
を密閉した酢により、ちつ内は、酸性化が長時間続き精
子は万が一にも子宮口にたどりつくことはない。又性交
に因って感染する病原菌も酢の殺菌力で３０分以内に死
滅する。性交によるウイルス性の感染にも酢のもつ酸
は、蛋白質を凝固させる性質をもってウイルスのもつ蛋
白質に、はたらいてウイルスを死滅させないまでも感染
力をなくして予防する。

［０００６］［実施例］酢の代わりに酒石酸、クエン
酸、乳酸、等でも目的は、達成できる。香料を加えて香
りを楽しむこともできる。澱粉の代わりにゼラチン、寒
天でも目的は達成できる。

［０００７］［発明の効果］本発明を女性の、ちつ内で
使用する避妊具の中に入れて使用すれば、避妊効果は高
く、性交に起因する感染症の予防効果も高い。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 酢とゼリーの材料を混ぜ合せ、ゼリー状にしたもので、
   酢のもつ酸性の働きで精子を殺し、又、酢のもつ殺菌作
   用で性交に因って惑染する病原菌の殺菌をもする。女性
   の、ちつ内で使用する避妊具の中に入れる、ゼリー状の
   殺菌、殺精子剤