JPH0985181A

JPH0985181A - 郵便コード印刷装置

Info

Publication number: JPH0985181A
Application number: JP24272095A
Authority: JP
Inventors: Hidekazu Ishii; 英和石井
Original assignee: TEC CORP
Current assignee: TEC CORP
Priority date: 1995-09-21
Filing date: 1995-09-21
Publication date: 1997-03-31

Abstract

(57)【要約】【課題】郵便物の配達遅延，紛失等の防止や返送の迅速
化等を図るために追跡調査可能なコードを郵便コードと
ともに印刷可能とする。【解決手段】郵便情報（郵便番号，宛名）の入力元（印
刷元）を認識可能な認識情報を記憶する認識情報記憶手
段８２Ｄと，認識情報を機械読取り可能なコード（Ｃｄ
ｔ）に変換する認識コード変換手段（８１，８２）と，
変換された認識コードを印刷する認識コード印刷手段
（３０）とを設け、郵便物１００に郵便コード〔Ｃｄｔ
（Ｃｎ，Ｃａ）〕とともに入力元（印刷元）の認識コー
ド〔Ｃｄｔ（Ｃｐ）〕を直接または間接的に印刷可能に
構成されている。また、入力処理時間コード〔Ｃｄｔ
（Ｃｔ）〕も印刷可能とし、さらに、各コードは２次元
データコード（Ｃｄｔ）に選択してある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、郵便情報を入力す
る入力手段と，入力された郵便情報を機械読取り可能な
コードに変換するコード変換手段と，郵便物を所定方向
に搬送する搬送手段と，搬送されている郵便物に変換さ
れた郵便コードを直接または間接的に印刷するコード印
刷手段とを具備した郵便コード印刷装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】郵便物の宛名別仕分け作業の自動化，省
力化のために、差出人によって郵便物に記載された郵便
情報（郵便番号，宛名）を変換した郵便コードを、当該
郵便物の所定印刷位置に直接または間接的に印刷する郵
便コード印刷装置が提案（例えば、特公昭６１−１５７
５８号公報，特願平７−４５９１３号）されている。

【０００３】図４において、郵便コード印刷装置は、郵
便情報を入力する入力手段（キーボード８４）と，入力
された郵便情報を機械（例えば、宛名別仕分け装置）で
読取り可能なコードに変換する郵便コード変換手段（制
御部８０）と，郵便物１００を所定方向（図で左→右）
に搬送する搬送手段１０と，搬送されている郵便物１０
０に変換された郵便コードを直接に印刷するコード印刷
手段３０とを具備してなる。

【０００４】したがって、入口側収容部７に郵便物１０
０を収容させ、入力手段（８４）を用いかつ表示器８５
で確認しつつ郵便情報を入力する。この入力郵便情報
は、郵便コード変換手段（８０）によって郵便コードに
変換される。そして、当該郵便物１００を搬送手段１０
によって所定方向に搬送すれば、コード印刷手段３０を
通過する際に当該郵便コードが印刷され、しかる後に出
口側収容部７０に回収される。

【０００５】郵便物１００には、図５に示す如く、所定
印刷位置１２０に郵便コード（郵便番号コードＣｎと宛
名コードＣａ）が印刷される。図５の場合の各コードＣ
ｎ，Ｃａはバーコードである。１０１は郵便番号記載領
域，１０２は差出人郵便番号記載領域，１０３は切手貼
付け領域である。

【０００６】なお、郵便コード（Ｃｎ，Ｃａ）を郵便物
１００に間接的に印刷する方式の場合には、図４に
（）書きしたように、ラベル供給手段２０とコード印
刷手段３０とラベル貼付け手段５０とを設け、コード印
刷手段３０でラベルに郵便コード（Ｃｎ，Ｃａ）を印刷
しかつ印刷後のラベルを郵便物１００の所定印刷位置１
２０に貼付けするものとされている。

【０００７】かくして、かかる郵便コード印刷装置を例
えば図６に示す引受局３０１（あるいは地域区分局３０
０）に設置しておけば、自動宛名別仕分け装置を有する
地域区分局３００において宛名別仕分け作業を自動的に
行える。また、輸送後の地域区分局４００および配達局
４０１においても各配達局４０１ごとおよび各配達先ご
とにそれぞれ自動仕分けすることができる。なお、各局
は、各局ごとの取扱い量等を一括管理するためのホスト
コンピュータ２００に接続されている。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】このように、従来郵便
コード印刷装置は、各局３００、４００，４０１におけ
る宛名別仕分け作業を正確かつ迅速に行うために極めて
有用である。しかし、郵便物１００の配達遅延や紛失を
防止し、さらに例えば転居を理由とする差出人への返送
を迅速かつ正確に行う点に関して、一層の改善余地があ
る。

【０００９】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
第１の目的は郵便コードの入力元を正確に知ることので
きるコードを郵便コードとともに印刷することのできる
郵便コード印刷装置を提供することにある。

【００１０】また、第２の目的は、郵便物の配達遅延，
紛失等の防止や返送の迅速化等を図るために追跡調査可
能なコードを郵便コードとともに印刷することのできる
郵便コード印刷装置を提供することにある。

【００１１】さらに、第３の目的は、郵便情報を含む大
量の情報をコンパクトに印刷することのできる郵便コー
ド印刷装置を提供することにある。

【００１２】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、郵便
情報を入力する入力手段と，入力された郵便情報を機械
読取り可能なコードに変換する郵便コード変換手段と，
郵便物を所定方向に搬送する搬送手段と，搬送されてい
る郵便物に変換された郵便コードを直接または間接的に
印刷するコード印刷手段とを具備した郵便コード印刷装
置において、前記郵便情報の入力元を認識可能な認識情
報を記憶する認識情報記憶手段と，この認識情報記憶手
段に記憶されていた認識情報を機械読取り可能なコード
に変換する認識コード変換手段と，変換された認識コー
ドを前記郵便物に直接または間接的に印刷する認識コー
ド印刷手段とを設け、前記郵便物に前記郵便コードとと
もに認識コードを直接または間接的に印刷可能に構成し
た、ことを特徴とする。

【００１３】かかる構成の発明では、認識情報記憶手段
に記憶されていた郵便コードの入力元つまり印刷元を認
識可能な認識情報は、認識コード変換手段によって機械
読取り可能な認識コードに変換されかつ認識コード印刷
手段によって郵便コードとともに郵便物に直接または間
接的に印刷される。

【００１４】したがって、例えば引受局以降の各局にお
いて郵便コードの印刷元つまりは引受局を正確かつ容易
に知ることができるから、配達遅延や紛失の原因究明が
容易となりかつ差出人への返送も簡単である。

【００１５】また、請求項２の発明は、入力処理時間情
報を読取る入力処理時間情報読取手段と，読取られた入
力処理時間情報を機械読取り可能な入力処理時間コード
に変換する入力処理時間コード変換手段と，変換された
入力処理時間コードを前記郵便物に直接または間接的に
印刷する入力処理時間コード印刷手段とを設け、前記郵
便物に前記郵便コードおよび前記認識コードとともに当
該入力処理時間コードを直接または間接的に印刷可能に
構成した、ことを特徴とする郵便コード印刷装置であ
る。

【００１６】かかる構成の発明では、入力処理時間情報
読取手段によって読取られた入力処理時間情報は、入力
処理時間コード変換手段によって機械読取り可能な入力
処理時間コードに変換されかつ入力処理時間コード印刷
手段によって郵便コードおよび認識コードとともに郵便
物に直接または間接的に印刷される。

【００１７】したがって、請求項１の発明の場合と同様
な作用効果を奏し得る他、さらにその具体的時間情報を
手掛りとして正確な追跡調査ができる。

【００１８】さらに、請求項３の発明は、前記郵便コー
ド，認識コードおよび入力処理時間コードが２次元デー
タコードであることを特徴とする郵便コード印刷装置で
ある。

【００１９】かかる構成の発明では、各コードが一体あ
るいは個別的な２次元データコードとして郵便物に印刷
されるので、例えば郵便コードにはアパートの室番号，
認識コードには入力担当者，入力処理時間コードには曜
日や何分，何秒を含めた大量の情報を印刷することがで
きるばかりか、コンパクトであるので郵便物の手書き宛
名等の目読に邪魔にならずかつ美感を損わない。

【００２０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本郵便コード印刷装置は、図１に示
す如く、基本的構成（１０，３０，８０等）が従来例
（図４）の場合と同様とされているが、認識情報記憶手
段８２Ｄと，認識コード変換手段（８１，８２）と，認
識コード印刷手段（３０）とを設け、郵便物１００に郵
便コード〔Ｃｄｔ（Ｃｎ，Ｃａ）〕とともに入力元（印
刷元）の認識コード〔Ｃｄｔ（Ｃｐ）〕を直接または間
接的に印刷可能に構成されている。

【００２１】さらに、入力処理時間情報読取手段（８
１，８２）と，入力処理時間コード変換手段（８１，８
２）と，入力処理時間コード印刷手段（３０）とを設
け、郵便物１００に上記郵便コードおよび認識コードと
ともに入力処理時間コード〔Ｃｄｔ（Ｃｔ）〕を直接ま
たは間接的に印刷可能に構成されている。

【００２２】さらにまた、郵便コード，認識コードおよ
び入力処理時間コードは、２次元データコードに選択さ
れている。この実施形態では、各コード（Ｃｎ，Ｃａ、
Ｃｐ、Ｃｔ）を図３に示す如く１つの２次元データコー
ドＣｄｔに一体化して印刷可能に形成してある。但し、
各コードをそれぞれ単独の２次元データコード（Ｃｄ
ｔ）として、図３で郵便物１００の長手方向（横方向）
に直列的に印刷しあるいは高さ方向に並列的に印刷する
ように形成してもよい。

【００２３】なお、この実施形態では、２次元データコ
ードＣｄｔを郵便物１００に直接印刷するものとしてあ
るが、郵便コードのコード印刷手段３０の他にラベル供
給手段（２０）とラベル貼付け手段（５０）とを設け、
郵便コードをラベルに印刷しかつ貼付けすることによ
り、郵便物１００へ間接的に印刷するように構成しても
よい。

【００２４】まず、制御部８０を、図１を参照して説明
する。制御部８０は、ＣＰＵ８１，ＲＯＭ８２，ＲＡＭ
８３，タイマー８６，ホストコンピュータ（ＨＯＳＴ
ＣＯＭＰ．）２００とデータ通信回線１を介して双方向
データ通信を行うためのインターフェイス（Ｉ／Ｆ）８
７および入出力ポート（Ｉ／Ｏ）８９を含み、全体を駆
動制御可能である。

【００２５】また、インクジェット方式の印字ヘッド３
１を含むコード印刷手段３０の一部を形成するドライバ
（ＤＲＶＲ）３１Ｄ，入力手段を形成するキーボード８
４用のドライバ（ＤＲＶＲ）８４Ｄおよび表示器８５用
のドライバ（ＤＲＶＲ）８５Ｄは、構築上の便宜から制
御部８０内に納めてある。なお、入力手段をＯＣＲ（図
示省略）から形成する場合にも、そのドライバを納める
のがよい。

【００２６】入出力ポート８９には、郵便物１００が搬
送手段１０で搬送可能な位置に投入（図２のＳＴ１４の
ＹＥＳ）されたことを検出する投入センサ４１と，搬送
された郵便物１００が印刷開始位置に到達したことを検
出する印刷開始センサ４２と，印刷後の郵便物１００が
出口側収容部７０に収容されたことを検出する収容セン
サ４３とが接続されている。

【００２７】さて、認識情報記憶手段８２Ｄは、入力手
段（８４）を用いて郵便情報を入力した当該局（入力
元）を認識するための認識情報を記憶する手段で、ＲＯ
Ｍ８２の一部格納エリアに形成されている。

【００２８】認識コード変換手段は、認識情報を機械読
取り可能な認識コード（Ｃｐ）に変換する手段で、認識
コード変換プログラムを格納させたＲＯＭ８２（プログ
ラムエリア８２Ｐ）とＣＰＵ８１とから形成され、図２
のＳＴ１３で実行される。

【００２９】なお、認識コード（Ｃｐ）を単独で印刷す
る場合には、認識情報記憶手段８２Ｄに格納記憶する認
識情報を当該２次元データコード（Ｃｄｔ）としてお
き、認識コード変換手段（８１，８２）はこれを読出す
（変換する）ものとするように形成してもよい。

【００３０】認識コード印刷手段は、認識コード（Ｃ
ｐ）を郵便物１００に直接または間接的に印刷する手段
で、この実施形態では郵便コード（Ｃｎ，Ｃａ）と一体
の２次元データコードＣｄｔとして直接印刷するものと
されているので、郵便コード（Ｃｎ，Ｃａ）のコード印
刷手段３０を流用するものとしてある。

【００３１】したがって、上記認識コード変換手段（８
１，８２）および郵便コード変換手段（８１，８２）
は、コード変換合成機能を有し同時実行するものとされ
ている。詳細後記の入力処理時間コード変換手段（８
１，８２）についても同様である。

【００３２】次に、入力処理時間読取手段は、入力手段
（８４）を用いて郵便情報を入力した際の入力処理時間
情報を読取る手段で、入力処理時間情報読取制御プログ
ラムを格納させたＲＯＭ８２とＣＰＵ８１とから形成さ
れ、図２のＳＴ１１で実行される。詳しくは、タイマー
８６から例えば当該月，曜日，日，時刻を読取りＲＡＭ
８３のワークエリアに記憶する。

【００３３】ここに、入力処理時間情報とは、文言通り
に限定されず、入力手段（８４）を用いて郵便情報（郵
便番号，宛名）を入力した時刻から郵便コード（Ｃｎ，
Ｃａ）が印刷され出口側収容部７０に収容された時刻ま
での時間内におけるいずれかの時刻であればよい。郵便
コード（Ｃｎ，Ｃａ）の印刷元を明らかとする目的から
当然と理解される。

【００３４】入力処理時間コード変換手段は、読取られ
た入力処理時間情報を機械読取り可能な入力処理時間コ
ード（Ｃｔ）に変換する手段で、入力処理時間コード変
換制御プログラムを格納させたＲＯＭ８２（プログラム
エリア８２Ｐ）とＣＰＵ８１とから形成され、図２のＳ
Ｔ１３で実行される。上記の郵便コード変換手段（８
１，８２）および認識コード変換手段（８１，８２）と
ともに働く。

【００３５】入力処理時間コード印刷手段は、変換され
た入力処理時間コードを郵便物１００に直接または間接
的に印刷する手段で、この実施形態の場合は、上記の通
り一体の２次元データコードＣｄｔ（Ｃｎ，Ｃａ、Ｃ
ｐ、Ｃｔ）として印刷するものとされているから、コー
ド印刷手段３０を流用するものとされている。

【００３６】また、この実施形態では、郵便コードの印
刷データつまり取扱いデータをインターフェイス８７お
よびデータ通信回線１を介してホストコンピュータ２０
０に転送する取扱いデータ転送手段（ＣＰＵ８１，ＲＯ
Ｍ８２）を設け、かつホストコンピュータ２００が各印
刷元の取扱いデータを一括管理するとともに図６に示す
各局（３００、４００，４０１）に各取扱いデータを提
供可能に形成されている。

【００３７】次に、この実施形態の作用について説明す
る。図６に示す引受局３０１において、図３に示す郵便
物１００に手書きされた郵便情報（郵便番号と宛名）を
入力手段（８４）を用いて入力（図２のＳＴ１０のＹＥ
Ｓ）する。入力された郵便情報はＲＡＭ８３のワークエ
リアに一時記憶される。この際、入力処理時間情報読取
手段（８１，８２）は、タイマー８６から当該時刻（入
力処理時間情報）を読取りＲＡＭ８３のワークエリアに
一時記憶する（ＳＴ１１）。また、ＣＰＵ８１は認識情
報記憶手段８２Ｄから認識情報を読取り、これもワーク
エリアに記憶する（ＳＴ１２）。

【００３８】ここに、郵便コード変換手段（８１，８
２），認識コード変換手段（８１，８２）および入力処
理時間コード変換手段（８１，８２）は一体的に協働
し、郵便コード（Ｃｎ，Ｃａ），認識コード（Ｃｐ）お
よび入力処理時間コード（Ｃｔ）を一体の２次元データ
コードＣｄｔに変換（ＳＴ１３）する。

【００３９】当該郵便物１００が搬送手段１０に搬入
（ＳＴ１４のＹＥＳ）されると、搬送手段１０が郵便物
１００を所定方向に搬送する。そして、印刷開始位置に
到達（ＳＴ１６のＹＥＳ）すると、認識コード印刷手段
および入力処理時間コード印刷手段を兼ねるコード印刷
手段３０が当該２次元データコードＣｄｔを図３に示す
ように印刷する（ＳＴ１７）。

【００４０】この取扱いデータは、取扱いデータ転送手
段（８１，８２）によって、ホストコンピュータ２００
に転送される。なお、当該郵便物１００が出口側収容部
７０に収容（ＳＴ１８のＹＥＳ）されると、搬送手段１
０が搬送停止（ＳＴ１９）される。

【００４１】かくして、図３に示す２次元データコード
Ｃｄｔが印刷された郵便物１００は、当該地域区分局３
００の自動宛名別仕分け装置において、自動的に仕分け
されかつ当該地域区分局４００へ輸送される。

【００４２】さらに、この地域区分局４００の自動宛名
別仕分け装置によって当該配達局４０１に自動的に仕分
けされるとともに、この配達局４０１においても個別的
に自動仕分けできる。

【００４３】ここに、配達遅延や紛失が生じる虞れのあ
る場合や生じた場合は、２次元データコードＣｄｔを機
械読取りすることによって認識情報（入力元）およびそ
の入力処理時間情報を正確かつ迅速に確認できるから追
跡調査が非常に楽である。転居等による返送も確実に行
える。

【００４４】しかして、この実施形態によれば、郵便情
報（郵便番号，宛名）の入力元（印刷元）を認識可能な
認識情報を記憶する認識情報記憶手段８２Ｄと，認識情
報を機械読取り可能なコード（Ｃｄｔ）に変換する認識
コード変換手段（８１，８２）と，変換された認識コー
ドを印刷する認識コード印刷手段（３０）とを設け、郵
便物１００に郵便コード〔Ｃｄｔ（Ｃｎ，Ｃａ）〕とと
もに入力元（印刷元）の認識コード〔Ｃｄｔ（Ｃｐ）〕
を直接または間接的に印刷可能に構成されているので、
例えば引受局３０１以降の各局３００、４００，４０１
において郵便コード〔Ｃｄｔ（Ｃｎ，Ｃａ）〕の印刷元
つまりは引受局３０１を正確かつ容易に知ることができ
るから、配達遅延や紛失の原因究明が容易となりかつ差
出人への返送も簡単である。

【００４５】また、入力処理時間情報読取手段（８１，
８２）と，読取られた入力処理時間情報を機械読取り可
能なコードに変換する入力処理時間コード変換手段（８
１，８２）と，変換された入力処理時間コードを印刷す
る入力処理時間コード印刷手段（３０）とを設け、郵便
物１００に郵便コード〔Ｃｄｔ（Ｃｎ，Ｃａ）〕および
認識コード〔Ｃｄｔ（Ｃｐ）〕とともに入力処理時間コ
ード〔Ｃｄｔ（Ｃｔ）〕を直接または間接的に印刷可能
に構成されているので、具体的時間情報を手掛りとして
正確に追跡調査できる。

【００４６】さらに、郵便コード（Ｃｎ，Ｃａ），認識
コード（Ｃｐ）および入力処理時間コード（Ｃｔ）が２
次元データコードＣｄｔとして形成されているので、例
えば郵便コードにはアパートの室番号，認識コードには
入力担当者，入力処理時間コードには曜日や何分，何秒
を含めた大量の情報を印刷することができるばかりか、
コンパクトであるので郵便物１００の手書き宛名等の目
読に邪魔にならずかつ美感を損わない。

【００４７】さらに、郵便コード（Ｃｎ，Ｃａ），認識
コード（Ｃｐ）および入力処理時間コード（Ｃｔ）が一
つの２次元データコードＣｄｔとして印刷されるものと
形成されているので、一段とコンパクトである。

【００４８】さらにまた、取扱いデータ転送手段（８
１，８２）を設けるとともにホストコンピュータ２００
にその取扱いデータの提供要請をできるものと形成され
ているので、入力元（印刷元）の割出しや連絡を正確か
つ迅速にできる。

【００４９】

【発明の効果】請求項１の発明によれば、郵便情報の入
力元を認識可能な認識情報を記憶する認識情報記憶手段
と，認識情報を機械読取り可能なコードに変換する認識
コード変換手段と，変換された認識コードを印刷する認
識コード印刷手段とを設け、郵便物に郵便コードととも
に入力元の認識コードを直接または間接的に印刷可能に
構成されているので、例えば引受局以降の各局において
郵便コードの印刷元つまりは引受局を正確かつ容易に知
ることができるから、配達遅延や紛失の原因究明が容易
となりかつ差出人への返送も簡単である。

【００５０】また、請求項２の発明によれば、入力処理
時間情報読取手段と，読取られた入力処理時間情報を機
械読取り可能なコードに変換する入力処理時間コード変
換手段と，変換された入力処理時間コードを印刷する入
力処理時間コード印刷手段とを設け、郵便物に郵便コー
ドおよび認識コードとともに入力処理時間コードを直接
または間接的に印刷可能に構成されているので、請求項
１の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらにその
具体的時間情報を手掛りとして正確な追跡調査ができ
る。

【００５１】さらに、請求項３の発明によれば、郵便コ
ード，認識コードおよび入力処理時間コードが２次元デ
ータコードとして形成されているので、請求項１および
請求項２の発明の場合と同様な効果を奏することができ
る他、さらに例えば郵便コードにはアパートの室番号，
認識コードには入力担当者，入力処理時間コードには曜
日や何分，何秒を含めた大量の情報を印刷することがで
きるばかりか、コンパクトであるので郵便物の手書き宛
名等の目読に邪魔にならずかつ美感を損わない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態を説明するためのブロック図
である。

【図２】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。

【図３】同じく、２次元データコード（Ｃｄｔ）の印刷
態様例を説明するための図である。

【図４】従来例を説明するための外観斜視図である。

【図５】同じく、郵便コード（Ｃｎ，Ｃａ）の印刷態様
例を説明するための図である。

【図６】郵便物の配送経路を説明するための図である。

【符号の説明】

１０搬送手段３０コード印刷手段（認識コード印刷手段，入力処理
時間コード印刷手段）３１印字ヘッド８０制御部８１ＣＰＵ（郵便コード変換手段，認識コード変換手
段，入力処理時間コード変換手段）８２ＲＯＭ（郵便コード変換手段，認識コード変換手
段，入力処理時間コード変換手段）８２Ｄ認識情報記憶手段８２Ｐプログラムエリア８３ＲＡＭ８４キーボード（入力手段）８５表示器８６タイマー１００郵便物Ｃｄｔ２次元データコード（郵便コード，認識コー
ド，入力処理時間コード）２００ホストコンピュータ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】郵便情報を入力する入力手段と，入力さ
れた郵便情報を機械読取り可能なコードに変換する郵便
コード変換手段と，郵便物を所定方向に搬送する搬送手
段と，搬送されている郵便物に変換された郵便コードを
直接または間接的に印刷するコード印刷手段とを具備し
た郵便コード印刷装置において、前記郵便情報の入力元を認識可能な認識情報を記憶する
認識情報記憶手段と，この認識情報記憶手段に記憶され
ていた認識情報を機械読取り可能なコードに変換する認
識コード変換手段と，変換された認識コードを前記郵便
物に直接または間接的に印刷する認識コード印刷手段と
を設け、前記郵便物に前記郵便コードとともに認識コー
ドを直接または間接的に印刷可能に構成した、ことを特
徴とする郵便コード印刷装置。
【請求項２】入力処理時間情報を読取る入力処理時間
情報読取手段と，読取られた入力処理時間情報を機械読
取り可能な入力処理時間コードに変換する入力処理時間
コード変換手段と，変換された入力処理時間コードを前
記郵便物に直接または間接的に印刷する入力処理時間コ
ード印刷手段とを設け、前記郵便物に前記郵便コードお
よび前記認識コードとともに当該入力処理時間コードを
直接または間接的に印刷可能に構成した、ことを特徴と
する請求項１の郵便コード印刷装置。
【請求項３】前記郵便コード，認識コードおよび入力
処理時間コードが２次元データコードであることを特徴
とする請求項１または請求項２に記載された郵便コード
印刷装置。