JPH0983568A - 群内輻輳通知方式 - Google Patents

群内輻輳通知方式

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JPH0983568A
JPH0983568A JP23961395A JP23961395A JPH0983568A JP H0983568 A JPH0983568 A JP H0983568A JP 23961395 A JP23961395 A JP 23961395A JP 23961395 A JP23961395 A JP 23961395A JP H0983568 A JPH0983568 A JP H0983568A
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congestion
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group
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JP23961395A
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Atsuko Mori
敦子 森
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレームリレー交換網における群内輻輳通知
方式に関し、一部の通信で検出された輻輳状態を、所定
範囲に迅速に通知可能とすることを目的とする。 【解決手段】 網内に発生する輻輳状態を検出する輻輳
検出機能(110)を具備するフレームリレー交換網
(100)において、複数の端末(2)から構成される
端末群(G)を登録する端末群登録手段(101)と、
輻輳検出機能(110)が輻輳を検出した場合に、該輻
輳に遭遇した通信により接続される端末(2)を包含す
る端末群(G)を検索する輻輳端末群検索手段(10
2)と、輻輳端末群検索手段(102)が検出した端末
群(G)に所属する総ての端末(2)、または輻輳通知
端末として登録された端末(2)に、輻輳の発生を通知
する輻輳通知手段(103)とを設ける様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフレームリレー交換
網における群内輻輳通知方式に関し、特に収容する端末
相互間に設定され、通信中のリンクに発生する輻輳状態
を検出する輻輳検出機能を具備するフレームリレー交換
網における群内輻輳通知方式に関する。
【0002】
【従来の技術】フレームリレー交換網に収容される端末
が、フレームリレー交換網上に設定されたリンクを経由
して送受信するフレームには、それぞれ順方向輻輳通知
ビット(FECN)および逆方向輻輳通知ビット(BE
CN)が設けられており、フレームリレー交換網が輻輳
していない状態では、順方向輻輳通知ビット(FEC
N)および逆方向輻輳通知ビット(BECN)は共に論
理“0”に設定されているが、フレームリレー交換網が
輻輳状態となると、輻輳に遭遇したフレームの順方向輻
輳通知ビット(FECN)を論理“1”に設定して受信
側の端末に送信し、フレームリレー交換網が輻輳状態と
なったことを受信側の端末に通知し、また受信側から発
信側へ返送するフレームの逆方向輻輳通知ビット(BE
CN)を論理“1”に設定することにより、フレームリ
レー交換網が輻輳状態となったことを発信側の端末に通
知している。
【0003】なお、受信側から発信側へ返送するフレー
ムが存在しない場合には、フレームリレー交換網がCL
LMメッセージを生成して発信側の端末へ送信し、輻輳
状態の発生を通知している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来あるフレームリレー交換網においては、通
信中のリンクが輻輳状態となると、発信側および受信側
の端末に対して輻輳の発生を通知していたが、輻輳に遭
遇しないリンクに対しては、輻輳通知を行う手段が無か
った。
【0005】然し、近年、一つの企業体の中で、本店の
ホストコンピュータと、多数の支店の端末とが総合的に
通信を行う形態が増加し、かかる場合に、ホストコンピ
ュータと一台の端末との間に発生した輻輳状態を、他の
端末にもいち早く通知し、輻輳の解消を総合的に行うこ
とが要求されつつあり、かかる場合には、一部のリンク
で検出された輻輳を、特定範囲の端末に遅滞無く通知す
ることが必要となっている。
【0006】本発明は、一部の通信で検出された輻輳状
態を、所定範囲に迅速に通知可能とすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、100は本発明の対象となるフレ
ームリレー交換網、2はフレームリレー交換網に収容さ
れる端末、110はフレームリレー交換網(100)が
具備する輻輳検出機能である。
【0008】(G)は、複数の端末(2)により構成さ
れた端末群である。101は、本発明により設けられた
端末群登録手段である。102は、本発明により設けら
れた輻輳端末群検索手段である。
【0009】103は、本発明により設けられた輻輳通
知手段である。端末群登録手段(101)は、複数の端
末(2)から構成される端末群(G)を登録する。
【0010】輻輳端末群検索手段(102)は、輻輳検
出機能(110)が輻輳を検出した場合に、輻輳に遭遇
した通信により接続される端末(2)を包含する端末群
(G)を検索する。
【0011】輻輳通知手段(103)は、輻輳端末群検
索手段(102)が検出した端末群(G)に所属する総
ての端末(2)に、輻輳の発生を通知する。なお端末群
登録手段(101)は、登録した各端末群(G)に所属
する各端末(2)に親端末および子端末の何れかの端末
種別を付与し、輻輳通知手段(103)が、輻輳端末群
検索手段(102)が検出した端末群(G)内で輻輳に
遭遇した通信により接続される親端末および子端末が被
ると同等の輻輳方向および輻輳程度の種別を付加し、端
末群(G)に所属する総ての親端末および子端末に、輻
輳の発生を通知することが考慮される。
【0012】また端末群登録手段(101)は、登録し
た各端末群(G)に所属する各端末(2)のフレームリ
レー交換網(100)に接続する為に所有する各リンク
に親リンクおよび子リンクの何れかのリンク種別を付与
し、輻輳通知手段(103)が、輻輳端末群検索手段
(102)が検出した端末群(G)内で輻輳に遭遇した
通信により接続される親リンクおよび子リンクが被ると
同一の輻輳方向および輻輳程度の種別を付加し、端末群
(G)に所属する総ての端末で通信中の各親リンクまた
は子リンクに、輻輳の発生を通知することが考慮され
る。
【0013】また端末群登録手段(101)は、登録済
の各端末群(G)に所属する端末(2)相互間を接続す
る通信が輻輳に遭遇した場合に、該輻輳発生を通知する
端末(2)を、各端末群(G)に対応する輻輳通知端末
(2C )として予め登録し、輻輳通知手段(103)
が、輻輳端末群検索手段(102)が検出した輻輳に遭
遇した端末群(G)に対応して登録済の輻輳通知端末
(2C )に、輻輳の発生を通知することが考慮される。
【0014】また端末群登録手段(101)は、登録済
の各端末群(G)に所属する端末(2)相互間を接続す
る通信が輻輳に遭遇した場合に、輻輳発生を通知する端
末(2)を、各端末群(G)に所属する各端末(2)の
所有する各リンクに対応する輻輳通知端末(2C )とし
て予め登録し、輻輳通知手段(103)が、輻輳検出機
能(110)が検出した輻輳に遭遇した通信により接続
される各リンクに対応して登録済の輻輳通知端末
(2C )に、輻輳の発生を通知することが考慮される。
【0015】また端末群登録手段(101)は、登録済
の各端末群(G)に所属する端末(2)が相手選択接続
による呼設定を要求する際に指定した端末群(G)に所
属する端末(2)を、所属端末群(G)に対応する輻輳
通知端末(2C )として登録可能とすることが考慮され
る。
【0016】また端末群登録手段(101)は、各端末
群(G)に所属する端末(2)を、所属端末群(G)に
対応する新たな輻輳通知端末(2C )として指定する予
め定められた操作を実行することにより、所属端末群
(G)に対応する輻輳通知端末(2C )を登録可能とす
ることが考慮される。
【0017】また端末群登録手段(101)は、各端末
群(G)に所属する端末(2)を端末群(G)に所属す
る各端末(2)の所有する各リンクに対応する新たな輻
輳通知端末(2C )として指定する予め定められた操作
を実行することにより、端末群(G)に所属する各端末
(2)の所有する各リンクに対応する輻輳通知端末(2
C )を登録可能とすることが考慮される。
【0018】更に端末群登録手段(101)は、登録済
の各端末群(G)に所属する端末(2)相互間を接続す
る通信が輻輳に遭遇した場合に、輻輳発生を通知する端
末(2)を、輻輳に遭遇した時間帯別に、各端末群
(G)に対応する輻輳通知端末(2C )として予め登録
することが考慮される。
【0019】従って、フレームリレー交換網内に発生し
た輻輳が、所定範囲の複数の端末に迅速に通知可能とな
り、輻輳解消対策を効率的に実行可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図2は本発明の実施形態によるフレーム
リレー交換機を示す図であり、図3は本発明(請求項
1)の実施形態によるフレームリレー交換網を示す図で
あり、図4は図3における端末群登録部を例示する図で
あり、図5は図3における輻輳情報転送メッセージを例
示する図であり、図6は図3における輻輳通知メッセー
ジを例示する図であり、図7は本発明(請求項2)の実
施形態によるフレームリレー交換網を示す図であり、図
8は図7における端末種別登録部を例示する図であり、
図9は図7における輻輳情報転送メッセージを例示する
図であり、図10は図7における親端末用輻輳通知メッ
セージを例示する図であり、図11は図7における子端
末用輻輳通知メッセージを例示する図であり、図12は
本発明(請求項3)の実施形態によるフレームリレー交
換網を示す図であり、図13は図12におけるリンク種
別登録部を例示する図であり、図14は本発明(請求項
4)の実施形態によるフレームリレー交換網を示す図で
あり、図15は図14における輻輳通知端末登録部を例
示する図であり、図16は本発明(請求項5)の実施形
態によるフレームリレー交換網を示す図であり、図17
は図16における輻輳通知端末登録部を例示する図であ
り、図18は本発明(請求項6)の実施形態によるフレ
ームリレー交換網を示す図であり、図19は図18にお
ける輻輳通知端末登録部を例示する図であり、図20は
図18における呼設定要求メッセージを例示する図であ
り、図21は本発明(請求項7)の実施形態によるフレ
ームリレー交換網を示す図であり、図22は図21にお
ける端末群対応輻輳通知端末設定用メッセージを例示す
る図であり、図23は本発明(請求項8)の実施形態に
よるフレームリレー交換網を示す図であり、図24は図
23におけるリンク対応輻輳通知端末設定用メッセージ
を例示する図であり、図25は本発明(請求項9)の実
施形態によるフレームリレー交換網を示す図であり、図
26は図25における輻輳通知端末登録部を例示する図
である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0021】図2に示されるフレームリレー交換機
(1)は、本発明の全請求項の実施形態を実現可能とす
る為に、フレーム転送制御部(11)、呼接続制御部
(12)、トラヒック制御部(13)、端末群管理部
(14)および保守信号受付部(15)を具備し、また
トラヒック制御部(13)内に輻輳検出部(131)お
よび輻輳通知部(132)を具備可能とし、また端末群
管理部(14)内に端末群登録部(141)、端末種別
登録部(142)、リンク種別登録部(143)および
各種輻輳通知端末登録部(144A 乃至144D )を具
備可能としている。
【0022】なお輻輳検出部(131)は、図1におけ
る輻輳検出機能(110)の役割を果たし、また輻輳通
知部(132)は図1における輻輳通知手段(103)
の役割を果たし、また端末群登録部(141)、端末種
別登録部(142)、リンク種別登録部(143)およ
び各種輻輳通知端末登録部(144A )乃至(14
D )は、図1における端末群登録手段(101)およ
び輻輳端末群検索手段(102)の役割を果たす。
【0023】但し、以下に述べる本発明の各請求項の実
施形態においては、端末群登録部(141)、端末種別
登録部(142)、リンク種別登録部(143)および
輻輳通知端末登録部(144A )乃至(144D )の
内、当該実施形態において使用されるもののみが図示さ
れている。
【0024】なおトラヒック制御部(13)は、輻輳検
出部(131)および輻輳通知部(132)は図示され
ぬが常に具備しているものとする。またフレームリレー
交換網(10)は、相手固定接続サービス〔以後PVC
サービスと称する〕と、相手選択接続サービス〔以後S
VCサービスと称する〕とを提供するが、呼接続制御部
(12)は、SVCサービスを提供する際に、発着両端
末(2)間に呼を設定し、両リンク(DLCI)間をS
VCリンクで接続する役割を果たす。
【0025】なおPVCサービスを提供する場合には、
契約時に指定端末(2)の指定リンク(DLCI)間が
PVCリンクで接続される。最初に、本発明(請求項
1)の実施形態を、図2乃至図6を用いて説明する。
【0026】図3に示されるフレームリレー交換網(1
0)は、二組のフレームリレー交換機(1)と、四台の
端末(2)とを具備している。以後、個々のフレームリ
レー交換機を(11 )および(12 )と称し、また個々
の端末を(21 )乃至(24 )と称する、以下同様。
【0027】なお図3に示されるフレームリレー交換機
(1)には、図2に示されるフレームリレー交換機
(1)の内、本発明(請求項1)の実施形態を説明する
に必要とするフレーム転送制御部(11)、トラヒック
制御部(13)および端末群管理部(14)のみが示さ
れており、その他の構成部は省略されている。
【0028】四台の端末(2)が同一の端末群を構成す
るものとし、フレームリレー交換機(11 )が端末群
(G1 )の管理を行うものとし、図示されぬ保守端末等
から、四台の端末(21 )乃至(24 )を一つの端末群
(G1 )として登録するに必要な情報〔例えば端末群の
識別情報(G1 )、構成端末の識別情報(21 )乃至
(24 )、所属フレームリレー交換機の識別情報
(11 )または(12 )等〕を所定の手順で投入する
と、端末群管理部(141 )は、図4に示される如き端
末群登録部(141)を作成し、端末群(G1 )、構成
端末(21 )乃至(24 )および各所属フレームリレー
交換機(11 )または(12 )を登録する。
【0029】かかる状態で、フレームリレー交換機(1
1 )に収容される端末(21 )のリンク(DLCI1
と、フレームリレー交換機(12 )に収容される端末
(22)のリンク(DLCI2 )との間に、フレームリ
レー交換機(11 )内のフレーム転送制御部(111
と、フレームリレー交換機(12 )内のフレーム転送制
御部(112 )とによりPVCリンクまたはSVCリン
ク〔以後P/Sリンクと総称する〕が設定され、通信中
に、フレームリレー交換機(12 )内に輻輳が発生した
とすると、フレームリレー交換機(12 )のトラヒック
制御部(132 )が、内蔵する輻輳検出部(1312
により輻輳を検出する。
【0030】なお輻輳検出部(131)は、発生した輻
輳を、一次輻輳〔軽度〕、二次輻輳〔重度〕等と区分し
て検出するものとする。トラヒック制御部(132
は、輻輳通知部(1322 )により、ユーザフレーム
(FU )が遭遇した輻輳に関し、図5に示される如き輻
輳情報転送メッセージ(CLLMX )を組立てる。
【0031】図5において、「輻輳状態(a)」は輻輳
が「発生」したことを示し、「輻輳リンク情報(b)」
は輻輳に遭遇したP/Sリンク(P/S12)、即ち発側
のフレームリレー交換機(11 )、端末(21 )および
リンク(DLCI1 )と、着側のフレームリレー交換機
(12 )、端末(22 )およびリンク(DLCI2 )と
を示し、「輻輳要因(c)」は輻輳程度が「一次輻輳」
であることを示す。
【0032】トラヒック制御部(132 )は、内蔵する
輻輳通知部(1322 )により、組立てた輻輳情報転送
メッセージ(CLLMX )を、当該ユーザフレーム(F
U )の発側フレームリレー交換機(11 )に転送する。
【0033】フレームリレー交換機(11 )において
は、トラヒック制御部(131 )が、内蔵する輻輳検出
部(1311 )により、フレームリレー交換機(12
から転送された輻輳情報転送メッセージ(CLLMX
内の輻輳リンク情報(b)から発側の端末(21 )を抽
出し、端末群管理部(141 )に伝達する。
【0034】端末群管理部(141 )は、トラヒック制
御部(131 )から伝達された端末(21 )を含む端末
群(G)が登録済か否かを検査する為に、端末群登録部
(1411 )を端末(21 )により検索し、端末群(G
1 )が登録済であることを確認すると、端末群(G1
を構成する総ての端末(21 )乃至(24 )、並びに所
属するフレームリレー交換機(11 )または(12 )を
抽出し、トラヒック制御部(131 )に返送する。
【0035】トラヒック制御部(131 )は、輻輳通知
部(1321 )により、図6に示される如き輻輳通知メ
ッセージ(CLLMU )を組立てる。図6において、
「通知群(d)」は今回検出された輻輳の通知対象とす
る端末群(G1 )を示している。
【0036】続いてトラヒック制御部(131 )は、輻
輳通知部(1321 )により、組立てられた輻輳通知メ
ッセージ(CLLMU )を、端末群管理部(141 )か
ら返送された四台の端末(21 )乃至(24 )に、フレ
ーム転送制御部(111 )、またはフレーム転送制御部
(111 )および(112 )を経由して転送する。
【0037】各端末(21 )乃至(24 )は、受信した
輻輳通知メッセージ(CLLMU )により、端末群(G
1 )内の端末(21 )から端末(22 )への通信が輻輳
に遭遇したことを認識し、例えば端末(22 )への通信
を規制する等、所要の輻輳軽減対策を講ずる。
【0038】次に、本発明(請求項2)の実施形態を、
図2、図4乃至図11を用いて説明する。図7に示され
るフレームリレー交換網(10)は、フレームリレー交
換機(1 1 )内の端末群管理部(141 )に、端末群登
録部(1411 )の他に端末種別登録部(1421 )が
設けられている点が、図3に示されるフレームリレー交
換網(10)と異なる。
【0039】端末群管理部(141 )は、四台の端末
(21 )乃至(24 )を、前述と同様に、端末群
(G1 )として登録しているが、更に端末(22 )を親
端末、その他を子端末と定め、図8に示される如き端末
種別登録部(142)を作成し、端末群(G1 )および
各端末(21 )乃至(24 )の端末種別(f)〔=親端
末(P T )または子端末(CT )〕を登録する。
【0040】かかる状態で、フレームリレー交換機(1
1 )に収容される端末(21 )のリンク(DLCI1
と、フレームリレー交換機(12 )に収容される端末
(22)のリンク(DLCI2 )との間に、フレームリ
レー交換機(11 )内のフレーム転送制御部(111
と、フレームリレー交換機(12 )内のフレーム転送制
御部(112 )とによりP/Sリンク(P/S12)が設
定され、通信中に、フレームリレー交換機(12 )内に
輻輳が発生したとすると、フレームリレー交換機
(12 )のトラヒック制御部(132 )が、内蔵する輻
輳検出部(1312 )により輻輳を検出する。
【0041】トラヒック制御部(132 )は、P/Sリ
ンク(P/S12)が遭遇した輻輳に関し、図10に示さ
れる如き輻輳情報転送メッセージ(CLLMY )を組立
てる。
【0042】図10に示される輻輳情報転送メッセージ
(CLLMY )は、図5に示される輻輳情報転送メッセ
ージ(CLLMX )に対し、「輻輳方向(e)=前方方
向輻輳」が追加されている。
【0043】トラヒック制御部(132 )は、内蔵する
輻輳通知部(1322 )により、組立てた輻輳情報転送
メッセージ(CLLMY )を、当該ユーザフレーム(F
U )の発側フレームリレー交換機(11 )に転送する。
【0044】フレームリレー交換機(11 )において
は、トラヒック制御部(131 )が、内蔵する輻輳検出
部(1311 )により、フレームリレー交換機(12
から転送された輻輳情報転送メッセージ(CLLMY
内の輻輳リンク情報(b)から発側の端末(21 )を抽
出し、端末群管理部(141 )に伝達する。
【0045】端末群管理部(141 )は、トラヒック制
御部(131 )から伝達された端末(21 )を含む端末
群(G)が登録済か否かを検査する為に、端末群登録部
(1411 )を端末(21 )により検索し、端末群(G
1 )が登録済であることを確認すると、続いて端末群
(G1 )を構成する各端末(2)の端末種別(f)〔=
親端末(PT )/子端末(CT )〕が登録済か否かを検
査する為に、端末種別登録部(1421 )を端末群(G
1 )により検索し、端末種別(f)が登録済であること
を確認すると、先ず端末群登録部(1411 )から端末
群(G1 )を構成する総ての端末(21 )乃至
(24 )、並びに所属フレームリレー交換機(11)ま
たは(12 )を抽出してトラヒック制御部(131 )に
返送し、続いて端末種別登録部(1421 )から各端末
(21 )乃至(24 )の端末種別(f)〔=端末
(22 )が親端末(PT )、端末(21 )、(23 )お
よび(24 )が子端末(CT )〕を抽出してトラヒック
制御部(131 )に返送する。
【0046】トラヒック制御部(131 )は、輻輳通知
部(1321 )により、フレームリレー交換機(12
から転送された輻輳情報転送メッセージ(CLLMY
から「輻輳リンク情報(b)」および「輻輳方向
(e)」を抽出し、子端末(21 )から親端末(22
への前方方向輻輳が検出されたと確認し、確認された輻
輳方向を含む輻輳を通知する為に、図10に示される如
き親端末用輻輳通知メッセージ(CLLMUP)と、図1
1に示される如き子端末用輻輳通知メッセージ(CLL
UC)とを組立てる。
【0047】なお図10に示される親端末用輻輳通知メ
ッセージ(CLLMUP)は、図6に示された輻輳通知メ
ッセージ(CLLMU )に「輻輳方向(e)=前方方向
輻輳」が追加されており、また図11に示される子端末
用輻輳通知メッセージ(CLLMUC)は、「輻輳方向
(e)」が後方方向輻輳となっている点のみが、親端末
用輻輳通知メッセージ(CLLMUP)と異なる。
【0048】続いてトラヒック制御部(131 )は、輻
輳通知部(1321 )により、組立てられた親端末用輻
輳通知メッセージ(CLLMUP)を親端末(22 )に、
フレーム転送制御部(111 )および(112 )を経由
して転送し、また組立てられた子端末用輻輳通知メッセ
ージ(CLLMUC)を各子端末(21 )、(23 )およ
び(24 )に、フレーム転送制御部(111 )、または
フレーム転送制御部(111 )および(112 )を経由
して転送する。
【0049】親端末(22 )は、受信した親端末用輻輳
通知メッセージ(CLLMUP)により、端末群(G1
内の子端末(21 )から親端末(22 )へのP/Sリン
ク(P/S12)が輻輳に遭遇したことを認識し、各子端
末に対して親端末への送信規制を通知する等、所要の輻
輳軽減対策を講じ、また各子端末(21 )、(23 )お
よび(24 )は、受信した子端末用輻輳通知メッセージ
(CLLMUC)により、端末群(G1 )内の子端末(2
1 )から親端末(22 )への通信が輻輳に遭遇したこと
を認識し、例えば親端末(22 )への通信を規制する
等、所要の輻輳軽減対策を講ずる。
【0050】次に、本発明(請求項3)の実施形態を、
図2、図4乃至図13を用いて説明する。図12に示さ
れるフレームリレー交換網(10)は、フレームリレー
交換機(11 )内の端末群管理部(141 )に、端末種
別登録部(1421 )の代わりにリンク種別登録部(1
431 )が設けられている点が、図7に示されるフレー
ムリレー交換網(10)と異なる。
【0051】端末群管理部(141 )は、四台の端末
(21 )乃至(24 )を、前述と同様に、端末群
(G1 )として登録しているが、更に、端末群(G1
内の端末(2)の具備する各リンク(DLCI)間にP
VCサービスを契約する段階で、一方のリンク(DLC
I)を親リンク(PL )、他方のリンク(DLCI)を
子リンク(CL )と定め、登録する。
【0052】例えば図12において、端末(21 )のリ
ンク(DLCI1 )と、端末(22)のリンク(DLC
2 )との間にPVCリンク(PVC12)を設定し、端
末(22 )のリンク(DLCI2 )を親リンク
(PL )、端末(21 )のリンク(DLCI1 )を子リ
ンク(CL )と定め、また端末(23 )のリンク(DL
CI3)と、端末(24 )のリンク(DLCI4 )との
間にPVCリンク(PVC34)を設定し、端末(24
のリンク(DLCI4 )を親リンク(PL )、端末(2
3 )のリンク(DLCI3 )を子リンク(CL )と定
め、図13に示される如きリンク種別登録部(14
1 )を作成し、各PVCリンク(PVC12)および
(PVC34)毎に、リンク種別(g)〔=親リンク(P
L )または子リンク(CL)〕を登録する。
【0053】かかる状態で、フレームリレー交換網(1
0)内に設定済の各PVCリンク(PVC12)および
(PVC34)を経由して通信中に、フレームリレー交換
機(1 2 )内に輻輳が発生したとすると、フレームリレ
ー交換機(12 )のトラヒック制御部(132 )が、内
蔵する輻輳検出部(1312 )により輻輳を検出する。
【0054】トラヒック制御部(132 )は、輻輳通知
部(1322 )により、PVCリンク(PVC12)が遭
遇した輻輳に関し、図9に示される如き輻輳情報転送メ
ッセージ(CLLMY )を組立て、PVCリンク(PV
12)の発側フレームリレー交換機(11 )に転送す
る。
【0055】フレームリレー交換機(11 )において
は、トラヒック制御部(131 )が、内蔵する輻輳検出
部(1311 )により、フレームリレー交換機(12
から転送された輻輳情報転送メッセージ(CLLMY
内の輻輳リンク情報(b)を抽出し、端末群管理部(1
1 )に伝達する。
【0056】端末群管理部(141 )は、トラヒック制
御部(131 )から伝達された輻輳リンク情報(b)内
の発端末(21 )により端末群登録部(1411 )を検
索し、端末群(G1 )が登録済であることを確認する
と、続いて端末群(G1 )内で設定済のPVCリンクに
対してリンク種別(g)〔=親リンク(PL )または子
リンク(CL )〕が登録済か否かを検査する為に、リン
ク種別登録部(1431)を輻輳リンク情報(b)によ
り検索し、登録済であることを確認すると、先ず端末群
登録部(1411 )から端末群(G1 )を構成する総て
の端末(21 )乃至(24 )、並びに所属フレームリレ
ー交換機(11 )または(12 )を抽出してトラヒック
制御部(131 )に返送し、続いて端末群(G1 )内で
設定済のPVCリンクの両リンク(DLCI)のリンク
種別(g)〔=端末(22 )のリンク(DLCI2
と、端末(24 )のリンク(DLCI4 )とが親リンク
(PL)、端末(21 )のリンク(DLCI1 )と、
(23 )のリンク(DLCI3 )とが子リンク
(CL )〕を抽出してトラヒック制御部(131 )に返
送する。
【0057】トラヒック制御部(131 )は、輻輳通知
部(1321 )により、フレームリレー交換機(12
から転送された輻輳情報転送メッセージ(CLLMY
から「輻輳リンク情報(b)」および「輻輳方向
(e)」を抽出し、子リンク(DLCI1 )から親リン
ク(DLCI1 )への前方方向輻輳が検出されたと確認
し、確認された輻輳方向を含む輻輳を通知する為に、親
リンク用輻輳通知メッセージ(CLLMUP)と、子リン
ク用輻輳通知メッセージ(CLLMUC)とを組立てる。
【0058】なお親リンク用輻輳通知メッセージ(CL
LMUP)の構成は、図10に示される親端末用輻輳通知
メッセージ(CLLMUP)と変わりは無く、また子リン
ク用輻輳通知メッセージ(CLLMUC)の構成は、図1
1に示される子端末用輻輳通知メッセージ(CLL
UC)と変わりは無い。
【0059】続いてトラヒック制御部(131 )は、組
立てられた親リンク用輻輳通知メッセージ(CLL
UP)を、親リンク(DLCI2 )を収容する端末(2
2 )と、親リンク(DLCI4 )を収容する端末
(24 )とに、フレーム転送制御部(111 )および
(112 )を経由して転送し、子リンク用輻輳通知メッ
セージ(CLLMUC)を、子リンク(DLCI1 )を収
容する端末(21 )と、子リンク(DLCI3 )を収容
する端末(23 )とに、フレーム転送制御部(111
を経由して転送する。
【0060】端末(22 )および(24 )は、受信した
親リンク用輻輳通知メッセージ(CLLMUP)により、
PVCリンク(PVC12)を経由する子リンク(DLC
1)から親リンク(DLCI2 )への通信が輻輳に遭
遇したことを認識し、例えば各相手子リンクに対して親
リンクへの送信規制を通知する等、所要の輻輳軽減対策
を講じ、また子端末(21 )および(23 )は、受信し
た子リンク用輻輳通知メッセージ(CLLMUC)によ
り、PVCリンク(PVC12)を経由する子リンク(D
LCI1 )から親リンク(DLCI2 )への通信が輻輳
に遭遇したことを認識し、例えば各相手親リンクへの通
信を規制する等、所要の輻輳軽減対策を講ずる。
【0061】次に、本発明(請求項4)の実施形態を、
図2、図4乃至図6、図14および図15を用いて説明
する。図14に示されるフレームリレー交換網(10)
は、フレームリレー交換機(11 )内の端末群管理部
(141 )に、端末群登録部(1411 )の外に輻輳通
知端末登録部(144A1)が設けられている点が、図3
に示されるフレームリレー交換網(10)と異なる。
【0062】端末群管理部(141 )は、四台の端末
(21 )乃至(24 )を、前述と同様に、端末群
(G1 )として登録しているが、更に特定の端末
(24 )を端末群(G1 )内の輻輳通知端末(2C )と
定め、図15に示される如き輻輳通知端末登録部(14
A1)を作成し、輻輳通知端末(24 )および収容され
るフレームリレー交換機(12 )を登録する。
【0063】かかる状態で、フレームリレー交換機(1
1 )に収容される端末(21 )のリンク(DLCI1
と、フレームリレー交換機(12 )に収容される端末
(22)のリンク(DLCI2 )との間に、フレームリ
レー交換機(11 )内のフレーム転送制御部(111
と、フレームリレー交換機(12 )内のフレーム転送制
御部(112 )とによりP/Sリンク(P/S12)が設
定され、通信中に、フレームリレー交換機(12 )内に
輻輳が発生したとすると、フレームリレー交換機
(12 )のトラヒック制御部(132 )が、内蔵する輻
輳検出部(1312 )により輻輳を検出する。
【0064】トラヒック制御部(132 )は、輻輳通知
部(1322 )により、P/Sリンク(P/S12)が遭
遇した輻輳に関し、図5に示される如き輻輳情報転送メ
ッセージ(CLLMX )を組立てる。
【0065】トラヒック制御部(132 )は、内蔵する
輻輳通知部(1322 )により、組立てた輻輳情報転送
メッセージ(CLLMX )を、当該ユーザフレーム(F
U )の発側フレームリレー交換機(11 )に転送する。
【0066】フレームリレー交換機(11 )において
は、トラヒック制御部(131 )が、内蔵する輻輳検出
部(1311 )により、フレームリレー交換機(12
から転送された輻輳情報転送メッセージ(CLLMX
内の輻輳リンク情報(b)から発側の端末(21 )を抽
出し、端末群管理部(141 )に伝達する。
【0067】端末群管理部(141 )は、トラヒック制
御部(131 )から伝達された端末(21 )を含む端末
群(G)が登録済か否かを検査する為に、端末群登録部
(1411 )を端末(21 )により検索し、端末群(G
1 )が登録済であることを確認すると、続いて端末群
(G1 )内に輻輳通知端末(2C )が登録済か否かを検
査する為に、輻輳通知端末登録部(144A1)を端末群
(G1 )により検索し、輻輳通知端末(2C )として端
末(24 )が登録済であることを確認すると、輻輳通知
端末(24 )および所属フレームリレー交換機(12
を抽出し、トラヒック制御部(131 )に返送する。
【0068】トラヒック制御部(131 )は、輻輳通知
部(1321 )により、図6に示される如き輻輳通知メ
ッセージ(CLLMU )を組立てる。続いてトラヒック
制御部(131 )は、輻輳通知部(1321 )により、
組立てられた輻輳通知メッセージ(CLLMU )を、輻
輳通知用端末(24 )に、フレーム転送制御部(1
1 )および(112 )を経由して転送する。
【0069】輻輳通知端末(24 )〕は、受信した輻輳
通知メッセージ(CLLMU )により、端末群(G1
内の子端末(21 )から親端末(22 )への通信が輻輳
に遭遇したことを認識し、端末群(G1 )内で予め定め
られている輻輳通知基準に基づき、所要の端末(2)に
輻輳通知を行い、また予め定められている通信規制基準
に基づき、所要の端末(2)に通信規制を指示する。
【0070】端末群(G1 )内の各端末(2)は、輻輳
通知端末(24 )からの通知により、端末群(G1 )内
の通信が遭遇した輻輳を認識し、また輻輳通知端末(2
4 )からの指示により、所要の通信規制を行う等の輻輳
対策を講ずる。
【0071】次に、本発明(請求項5)の実施形態を、
図2、図4乃至図6、図16および図17を用いて説明
する。図16に示されるフレームリレー交換網(10)
は、フレームリレー交換機(11 )内の端末群管理部
(141 )に、輻輳通知端末登録部(144A1)の代わ
りに輻輳通知端末登録部(144B1)が設けられている
点が、図14に示されるフレームリレー交換網(10)
と異なる。
【0072】端末群管理部(141 )は、四台の端末
(21 )乃至(24 )を、前述と同様に、端末群
(G1 )として登録しているが、更に端末群(G1 )内
の各端末(2)の有する各リンク(DLCI)相互間に
設定される特定の通信リンクに対応して、それぞれ特定
の端末(2)を輻輳通知端末(2C )と定め、図17に
示される如き輻輳通知端末登録部(144B1)を作成
し、輻輳通知端末(2)および所属フレームリレー交換
機(1)を登録する。
【0073】図17においては、端末(21 )のリンク
(DLCI1 )と端末(22 )のリンク(DLCI2
との間に設定されるP/Sリンク(P/S12)に対する
輻輳通知端末(2C )として端末(24 )を定め、また
端末(23 )のリンク(DLCI3 )と端末(24 )の
リンク(DLCI4 )との間に設定されるP/Sリンク
(P/S34)に対する輻輳通知端末(2C )として端末
(22 )を定め、輻輳通知端末登録部(144B1)に、
各P/Sリンクに対応して、輻輳通知端末(2 4 )およ
び(22 )を、各収容フレームリレー交換機(12 )と
共に登録する。
【0074】かかる状態で、フレームリレー交換機(1
1 )に収容される端末(21 )のリンク(DLCI1
と、フレームリレー交換機(12 )に収容される端末
(22)のリンク(DLCI2 )との間に、フレームリ
レー交換機(11 )内のフレーム転送制御部(111
と、フレームリレー交換機(12 )内のフレーム転送制
御部(112 )とによりP/Sリンク(P/S12)が設
定され、通信中に、フレームリレー交換機(12 )内に
輻輳が発生したとすると、フレームリレー交換機
(12 )のトラヒック制御部(132 )が、内蔵する輻
輳検出部(1312 )により輻輳を検出する。
【0075】トラヒック制御部(132 )は、輻輳通知
部(1322 )により、P/Sリンク(P/S12)が遭
遇した輻輳に関し、図5に示される如き輻輳情報転送メ
ッセージ(CLLMX )を組立てる。
【0076】トラヒック制御部(132 )は、内蔵する
輻輳通知部(1322 )により、組立てた輻輳情報転送
メッセージ(CLLMX )を、当該ユーザフレーム(F
U )の発側フレームリレー交換機(11 )に転送する。
【0077】フレームリレー交換機(11 )において
は、トラヒック制御部(131 )が、内蔵する輻輳検出
部(1311 )により、フレームリレー交換機(12
から転送された輻輳情報転送メッセージ(CLLMX
から輻輳リンク情報(b)を抽出し、端末群管理部(1
1 )に伝達する。
【0078】端末群管理部(141 )は、トラヒック制
御部(131 )から伝達された輻輳リンク情報(b)内
の端末(21 )を含む端末群が登録済か否かを検査する
為に、端末群登録部(1411 )を端末(21 )により
検索し、端末群(G1 )が登録済であることを確認する
と、続いて輻輳に遭遇したP/Sリンク(P/S12)に
対応する輻輳通知端末(2C )が登録済か否かを検査す
る為に、輻輳通知端末登録部(144B1)を輻輳リンク
情報(b)により検索し、輻輳通知端末(2C)として
端末(24 )が登録済であることを確認すると、輻輳通
知端末(24 )および所属フレームリレー交換機
(12 )を抽出し、トラヒック制御部(131)に返送
する。
【0079】続いてトラヒック制御部(131 )は、輻
輳通知部(1321 )により、図6に示される如き輻輳
通知メッセージ(CLLMU )を組立てる。続いてトラ
ヒック制御部(131 )は、輻輳通知部(1321 )に
より、組立てられた輻輳通知メッセージ(CLLMU
を、輻輳通知用端末(24 )に、フレーム転送制御部
(111 )および(112 )を経由して転送する。
【0080】輻輳通知端末(24 )は、受信した輻輳通
知メッセージ(CLLMU )により、端末群(G1 )内
の子端末(21 )から親端末(22 )への通信が輻輳に
遭遇したことを認識し、端末群(G1 )内で予め定めら
れている輻輳通知基準に基づき、所要の端末(2)に輻
輳通知を行い、また予め定められている通信規制基準に
基づき、所要の端末(2)に通信規制を指示する。
【0081】端末群(G1 )内の各端末(2)は、輻輳
通知端末(24 )からの通知により、端末群(G1 )内
の通信が遭遇した輻輳を認識し、また輻輳通知端末(2
4 )からの指示により、所要の通信規制を行う等の輻輳
対策を講ずる。
【0082】次に、本発明(請求項6)の実施形態を、
図2、図4乃至図6、図18および図19を用いて説明
する。図18に示されるフレームリレー交換網(10)
は、フレームリレー交換機(11 )内の端末群管理部
(141 )に、輻輳通知端末登録部(144B1)の代わ
りに輻輳通知端末登録部(144C1)が設けられている
点が、図16に示されるフレームリレー交換網(10)
と異なる。
【0083】また図18に示されるフレームリレー交換
網(10)には、SVCサービスを提供する呼接続制御
部(12)が示されている。端末群管理部(141
は、四台の端末(21 )乃至(24 )を、前述と同様
に、端末群(G1 )として登録しているが、更に端末群
(G1 )内の各端末(2)がフレームリレー交換網(1
0)に対してSVCサービスによる呼設定要求を行う段
階で、設定された呼に対応する輻輳通知端末を登録可能
とし、各輻輳通知端末登録用に、図19に示される如き
輻輳通知端末登録部(144C )を作成し、輻輳通知端
末(2C )および収容されるフレームリレー交換機
(1)を登録可能する。
【0084】かかる状態で、フレームリレー交換機(1
1 )に収容される端末(21 )が、フレームリレー交換
機(12 )に収容される端末(22 )との間にSVCサ
ービスによる呼設定を要求し、フレームリレー交換機
(11 )に対して図20に示される如き呼設定要求メッ
セージ(SETUP)を送信する。
【0085】呼設定メッセージ(SETUP)には、図
20に示される如く、発端末(21)および使用リンク
(DLCI1 )と、着端末(22 )および使用リンク
(DLCI2 )と、当該呼に対する「輻輳通知端末(2
C )」として端末(24 )とが指定されている。
【0086】フレームリレー交換機(11 )において
は、呼接続制御部(121 )が受信した呼設定要求メッ
セージ(SETUP)を解析し、端末(21 )のリンク
(DLCI1 )と、端末(22 )のリンク(DLC
2 )との間に、SVCリンク(SVC12)を設定する
と共に、設定されたSVCリンク(SVC12)を示す情
報〔即ち発=フレームリレー交換機(11 )+端末(2
1 )+リンク(DLCI1 )および着=フレームリレー
交換機(12 )+端末(22 )+リンク(DLC
2)〕と、当該呼に対応する輻輳通知端末(2C
〔=端末(24 )〕とを端末群管理部(141 )に通知
する。
【0087】端末群管理部(141 )は、呼接続制御部
(121 )からの通知に基づき、輻輳通知端末登録部
(144C1)に、SVCリンク(SVC12)の情報〔即
ち発=フレームリレー交換機(11 )+端末(21 )+
リンク(DLCI1 )および着=フレームリレー交換機
(12 )+端末(22 )+リンク(DLCI2 )〕に対
応して、輻輳通知端末(2C )〔=端末(24 )〕を登
録する。
【0088】端末(21 )と(22 )とが設定されたS
VCリンク(SVC12)を経由して通信中に、フレーム
リレー交換機(12 )内に輻輳が発生したとすると、フ
レームリレー交換機(12 )のトラヒック制御部(13
2 )が、内蔵する輻輳検出部(1312 )により輻輳を
検出する。
【0089】トラヒック制御部(132 )は、輻輳通知
部(1322 )により、SVCリンク(SVC12)が遭
遇した輻輳に関し、図5に示される如き輻輳情報転送メ
ッセージ(CLLMX )を組立てる。
【0090】トラヒック制御部(132 )は、内蔵する
輻輳通知部(1322 )により、組立てた輻輳情報転送
メッセージ(CLLMX )を、当該ユーザフレーム(F
U )の発側フレームリレー交換機(11 )に転送する。
【0091】フレームリレー交換機(11 )において
は、トラヒック制御部(131 )が、内蔵する輻輳検出
部(1311 )により、フレームリレー交換機(12
から転送された輻輳情報転送メッセージ(CLLMX
から輻輳リンク情報(b)を抽出し、端末群管理部(1
1 )に伝達する。
【0092】端末群管理部(141 )は、トラヒック制
御部(131 )から伝達された輻輳リンク情報(b)に
示される端末(21 )を含む端末群(G)が登録済か否
かを検査する為に、端末群登録部(1411 )を端末
(21 )により検索し、端末群(G1 )が登録済である
ことを確認すると、続いてSVCリンク(SVC12)に
対応する輻輳通知端末(2C )が登録済か否かを検査す
る為に、輻輳通知端末登録部(144C1)を輻輳リンク
情報(b)により検索し、輻輳通知端末(2C )として
端末(24 )が登録済であることを確認すると、輻輳通
知端末(24 )および所属フレームリレー交換機
(12 )を抽出し、トラヒック制御部(131 )に返送
する。
【0093】トラヒック制御部(131 )は、輻輳通知
部(1321 )により、図6に示される如き輻輳通知メ
ッセージ(CLLMU )を組立てる。続いてトラヒック
制御部(131 )は、輻輳通知部(1321 )により、
組立てられた輻輳通知メッセージ(CLLMU )を、輻
輳通知用端末(24 )に、フレーム転送制御部(1
1 )および(112 )を経由して転送する。
【0094】輻輳通知端末(24 )は、受信した輻輳通
知メッセージ(CLLMU )により、端末群(G1 )内
でSVC通信中の発端末〔=端末(21 )〕から着端末
〔=端末(22 )〕への通信が輻輳に遭遇したことを認
識し、端末群(G1 )内で予め定められている輻輳通知
基準に基づき、所要の端末(2)に輻輳通知を行い、ま
た予め定められている通信規制基準に基づき、所要の端
末(2)に通信規制を指示する。
【0095】端末群(G1 )内の各端末(2)は、輻輳
通知端末(24 )からの通知により、端末群(G1 )内
の通信が遭遇した輻輳を認識し、また輻輳通知端末(2
4 )からの指示により、所要の通信規制を行う等の輻輳
対策を講ずる。
【0096】次に、本発明(請求項7)の実施形態を、
図2、図4乃至図6、図14、図15、図21および図
22を用いて説明する。図21に示されるフレームリレ
ー交換網(10)は、図14に示されるフレームリレー
交換網(10)と同様に、フレームリレー交換機
(11 )内の端末群管理部(141 )に、端末群登録部
(1411 )および輻輳通知端末登録部(144A1)が
設けられており、端末(21 )乃至(24 )から構成さ
れる端末群(G 1 )が端末群登録部(1411 )に登録
されているが、端末群(G1 )に対応する輻輳通知端末
(2C )は、未登録とする。
【0097】更にフレームリレー交換機(11 )には、
保守信号受付部(15)が表示されている。またフレー
ムリレー交換網(10)に対し、端末(21 )のリンク
(DLCI1 )と、端末(22 )のリンク(DLC
2 )との間にPVCサービス提供されているものとす
る。
【0098】かかる状態で、端末群(G1 )内に輻輳通
知端末(2C )として端末(24 )を登録する要求が生
じ、PVCサービスを利用中の端末(21 )が、図28
に示される如き端末群対応輻輳通知端末設定用メッセー
ジ(LMIG )を組立て、フレームリレー交換機
(11 )に送信する。
【0099】端末群対応輻輳通知端末設定用メッセージ
(LMIG )は、対象とする端末群(G1 )と、輻輳通
知端末(2C )として登録予定の端末(24 )とを具備
する。
【0100】フレームリレー交換機(11 )において
は、保守信号受付部(151 )が、端末(21 )から送
信された端末群対応輻輳通知端末設定用メッセージ(L
MIG)を受信・解析し、発端末(21 )が、端末群
(G1 )内に端末(24 )を輻輳通知端末(2C )とし
て登録を要求していると判定すると、受信した端末群対
応輻輳通知端末設定用メッセージ(LMIG )から端末
群(G1 )と輻輳通知端末(2C =24 )とを抽出し、
端末群管理部(141 )に伝達して輻輳通知端末
(2C )の登録を要求する。
【0101】輻輳通知端末(2C )の登録要求を受信し
た端末群管理部(141 )は、端末群登録部(14
1 )を参照し、通信中の端末(21 )、並びに登録対
象とする端末(24 )が端末群(G1 )内に登録済であ
り、また端末(24 )がフレームリレー交換機(12
に収容されていることを認識すると、続いて輻輳通知端
末登録部(144A1)を参照し、端末群(G1 )に対応
して輻輳通知端末(2C )が未登録であることを認識す
ると、受信した端末(24 )を端末群(G1 )に対応す
る輻輳通知端末(2C )として新たに登録する。
【0102】以後、PVCリンク(PVC12)を経由し
て通信中に、フレームリレー交換機(12 )内に輻輳が
発生すると、本発明(請求項4)の実施形態におけると
同様の過程で、トラヒック制御部(132 )が輻輳情報
転送メッセージ(CLLMX)を作成してフレームリレ
ー交換機(11 )に転送し、フレームリレー交換機
(1)において、輻輳情報転送メッセージ(CLL
X )を受信したトラヒック制御部(131 )が、端末
群管理部(141 )内の端末群登録部(1411 )およ
び輻輳通知端末登録部(144A1)を順次参照し、輻輳
に遭遇したPVCリンク(PVC12)が端末群(G1
内に設定されていることを識別し、端末群(G1)に対
応して登録済の輻輳通知端末(24 )を識別し、端末
(24 )に輻輳通知メッセージ(CLLMU )を送信し
て輻輳を通知する。
【0103】また運用中に、更に端末群(G1 )内の輻
輳通知端末(2C )を、端末(24)から端末(23
に登録変更する要求が生じ、PVCサービスを利用中の
端末(21 )が、前述と同様に、対象とする端末群(G
1 )と、輻輳通知端末(2C)として登録変更予定の端
末(23 )とを具備する端末群対応輻輳通知端末設定用
メッセージ(LMIG )を組立て、フレームリレー交換
機(11 )に送信すると、フレームリレー交換機
(11 )内の保守信号受付部(151 )が、前述と同様
に、端末群(G1 )と輻輳通知端末(2C =23 )とを
抽出し、端末群管理部(141 )に伝達して輻輳通知端
末(2C )の登録を要求し、端末群管理部(141
は、端末群(G1 )内に輻輳通知端末(2C )として登
録済の端末(24)の代わりに、要求された端末
(23 )を新たに輻輳通知端末(2C )として登録更新
する。
【0104】以後、通信中のPVCリンク(PVC12
が輻輳に遭遇すると、トラヒック制御部(131 )が端
末群管理部(141 )を参照し乍ら、前述と同様の過程
で、新たに登録変更された端末(23 )に輻輳の発生を
通知する。
【0105】更に端末(21 )が、新たな輻輳通知端末
(2C )を指定しない端末群対応輻輳通知端末設定用メ
ッセージ(LMIG )を送信した場合には、登録済の輻
輳通知端末(2C )〔例えば端末(23 )〕が登録抹消
されることとなり、端末群(G1 )に対応する輻輳通知
端末(2C )は未登録となる。
【0106】次に、本発明(請求項8)の実施形態を、
図2、図4乃至図6、図16、図17、図23および図
24を用いて説明する。図23に示されるフレームリレ
ー交換網(10)は、図16に示されるフレームリレー
交換網(10)と同様に、フレームリレー交換機
(11 )内の端末群管理部(141 )に、端末群登録部
(1411 )および輻輳通知端末登録部(144B1)が
設けられており、端末(21 )乃至(24 )から構成さ
れる端末群(G 1 )が端末群登録部(1411 )に登録
されているが、端末群(G1 )内に設定済のPVCリン
クに対応する輻輳通知端末(2C )は、未登録とする。
【0107】またフレームリレー交換機(11 )には、
保守信号受付部(15)が表示されている。またフレー
ムリレー交換網(10)に対し、端末(21 )のリンク
(DLCI 1 )と、端末(22 )のリンク(DLC
2 )との間にPVCサービス提供されているものとす
る。
【0108】かかる状態で、PVCリンク(PVC12
に対応して輻輳通知端末(2C )として端末(24 )を
登録する要求が生じ、PVCサービスを利用中の端末
(21)が、図24に示される如きリンク対応輻輳通知
端末設定用メッセージ(LMI L )を組立て、フレーム
リレー交換機(11 )に送信する。
【0109】リンク対応輻輳通知端末設定用メッセージ
(LMIL )は、対象とする端末群(G1 )と、対象と
するPVCリンク(PVC12)に関する情報〔即ち発=
フレームリレー交換機(11 )+端末(21 )+リンク
(DLCI1 )および着=フレームリレー交換機
(12 )+端末(22 )+リンク(DLCI2 )〕と、
輻輳通知端末(2C )として登録予定の端末(24 )と
を具備する。
【0110】フレームリレー交換機(11 )において
は、保守信号受付部(151 )が、端末(21 )から送
信されたリンク対応輻輳通知端末設定用メッセージ(L
MIL)を受信・解析し、発端末(21 )が、端末群
(G1 )内に端末(24 )を輻輳通知端末(2C )とし
て登録を要求していると判定すると、受信したリンク対
応輻輳通知端末設定用メッセージ(LMIL )から端末
群(G1 )と、PVCリンク情報と、輻輳通知端末(2
C =24 )とを抽出し、端末群管理部(141 )に伝達
して輻輳通知端末(2C )の登録を要求する。
【0111】輻輳通知端末(2C )の登録要求を受信し
た端末群管理部(141 )は、端末群登録部(14
1 )を参照し、通信中のPVCリンク(PVC12)お
よび登録対象とする端末(24 )が端末群(G1 )内に
あり、また登録対象とする端末(24 )がフレームリレ
ー交換機(12 )に収容されていることを認識すると、
続いて輻輳通知端末登録部(144B1)を参照し、PV
Cリンクに対応して輻輳通知端末(2C )が未登録であ
ることを認識すると、受信した端末(24 )を設定済の
PVCリンク(PVC12)に対応する輻輳通知端末(2
C )として新たに登録する。
【0112】以後、PVCリンク(PVC12)を経由し
て通信中に、フレームリレー交換機(12 )内に輻輳が
発生すると、本発明(請求項5)の実施形態におけると
同様の過程で、トラヒック制御部(132 )が輻輳情報
転送メッセージ(CLLMX)を作成してフレームリレ
ー交換機(11 )に転送し、フレームリレー交換機
(1)において、輻輳情報転送メッセージ(CLL
X )を受信したトラヒック制御部(131 )が、端末
群管理部(141 )内の端末群登録部(1411 )およ
び輻輳通知端末登録部(144B1)を順次参照し、輻輳
に遭遇したPVCリンク(PVC12)が端末群(G1
内に設定されていることを識別し、端末群(G1)に対
応して登録済の輻輳通知端末(24 )を識別し、端末
(24 )に輻輳通知メッセージ(CLLMU )を送信し
て輻輳を通知する。
【0113】また運用中に、更にPVCリンク(PVC
12)に対応する輻輳通知端末(2C)を、端末(24
から端末(23 )に登録変更する必要が生じ、PVCサ
ービスを利用中の端末(21 )が、前述と同様に、対象
とする端末群(G1 )およびPVCリンク(PVC12
と、輻輳通知端末(2C )として登録変更予定の端末
(23 )とを具備するリンク対応輻輳通知端末設定用メ
ッセージ(LMIL )を組立て、フレームリレー交換機
(11 )に送信すると、フレームリレー交換機(11
内の保守信号受付部(151 )が、前述と同様に、端末
群(G1 )と、PVCリンク(PVC12)の情報と、輻
輳通知端末(2C =23 )とを抽出し、端末群管理部
(141 )に伝達して輻輳通知端末(2C )の登録を要
求し、端末群管理部(141 )は、端末群(G1 )内の
PVCリンク(PVC12)に対応する輻輳通知端末(2
C )として登録済の端末(24 )を、要求された端末
(23 )に登録更新する。
【0114】以後、通信中のPVCリンク(PVC12
が輻輳に遭遇すると、トラヒック制御部(131 )が端
末群管理部(141 )を参照し乍ら、前述と同様の過程
で、新たに登録された端末(23 )に輻輳の発生を通知
する。
【0115】更に端末(21 )が、新たな輻輳通知端末
(2C )を指定しないリンク対応輻輳通知端末設定用メ
ッセージ(LMIL )を送信した場合には、登録済の輻
輳通知端末(2C )〔例えば端末(23 )〕が登録解除
されることとなり、端末群(G1 )に対応する輻輳通知
端末(2C )は未登録となる。
【0116】次に、本発明(請求項9)の実施形態を、
図2、図4乃至図6、図25および図26を用いて説明
する。図25に示されるフレームリレー交換網(10)
は、フレームリレー交換機(11 )内の端末群管理部
(141 )に、輻輳通知端末登録部(144A1)の代わ
りに輻輳通知端末登録部(144D1)が設けられている
点が、図14に示されるフレームリレー交換網(10)
と異なる。
【0117】端末群管理部(141 )は、四台の端末
(21 )乃至(24 )を、前述と同様に、端末群
(G1 )として登録しているが、更に、二種類の時間帯
〔T1A乃至T 1E〕および〔T2A乃至T2E〕における端末
群(G1 )の各輻輳通知端末(2C )を、それぞれ端末
(24 〕および(23 )と定め、図26に示される如き
輻輳通知端末登録部(144D1)を作成し、輻輳通知端
末(24 )および(23 )、並びに所属フレームリレー
交換機(12 )および(11 )を登録する。
【0118】かかる状態で、フレームリレー交換機(1
1 )に収容される端末(21 )のリンク(DLCI1
と、フレームリレー交換機(12 )に収容される端末
(22)のリンク(DLCI2 )との間に、フレームリ
レー交換機(11 )内のフレーム転送制御部(111
と、フレームリレー交換機(12 )内のフレーム転送制
御部(112 )とによりP/Sリンクが設定され、通信
中に、フレームリレー交換機(12 )内に輻輳が発生し
たとすると、フレームリレー交換機(12 )のトラヒッ
ク制御部(132 )が、内蔵する輻輳検出部(13
2 )により輻輳を検出する。
【0119】トラヒック制御部(132 )は、輻輳通知
部(1322 )により、P/Sリンクが遭遇した輻輳に
関し、図5に示される如き輻輳情報転送メッセージ(C
LLMX )を組立てる。
【0120】トラヒック制御部(132 )は、輻輳通知
部(1322 )により、組立てた輻輳情報転送メッセー
ジ(CLLMX )を、当該ユーザフレーム(FU )の発
側フレームリレー交換機(11 )に転送する。
【0121】フレームリレー交換機(11 )において
は、トラヒック制御部(131 )が、内蔵する輻輳検出
部(1311 )により、フレームリレー交換機(12
から転送された輻輳情報転送メッセージ(CLLMX
内の輻輳リンク情報(b)から発側の端末(21 )を抽
出し、端末群管理部(141 )に伝達する。
【0122】端末群管理部(141 )は、トラヒック制
御部(131 )から伝達された端末(21 )を含む端末
群(G)が登録済か否かを検査する為に、端末群登録部
(1411 )を端末(21 )により検索し、端末群(G
1 )が登録済であることを確認すると、続いて端末群
(G1 )内に輻輳通知端末(2C )が登録済か否かを検
査する為に、輻輳通知端末登録部(144D1)を端末群
(G1 )により検索し、輻輳通知端末(2C )が登録済
であることを確認すると、輻輳通知端末登録部(144
D1)の端末群(G1 )に対応する登録内容を抽出し、ト
ラヒック制御部(131 )に返送する。
【0123】トラヒック制御部(131 )は、端末群管
理部(141 )から返送された輻輳通知端末登録部(1
44D1)の端末群(G1 )に対応する内容を参照し、ま
た当該フレームリレー交換機(1)内に設けられている
図示されぬシステム管理部から供給される現在の時刻
(t)を参照し、現在の時刻(t)を含む時間帯〔例え
ば(T1A乃至T1E)〕に対応して、フレームリレー交換
機(12 )に収容される端末(24 )が、端末群
(G1 )に対応する輻輳通知端末(2C )として登録済
であることを認識する。
【0124】続いてトラヒック制御部(131 )は、輻
輳通知部(1321 )により、図6に示される如き輻輳
通知メッセージ(CLLMU )を組立てる。続いてトラ
ヒック制御部(131 )は、輻輳通知部(132)によ
り、組立てられた輻輳通知メッセージ(CLLMU
を、輻輳通知用端末(24 )に、フレーム転送制御部
(111 )および(112 )を経由して転送する。
【0125】輻輳通知端末(24 )は、受信した輻輳通
知メッセージ(CLLMU )により、端末群(G1 )内
の子端末(21 )から親端末(22 )への通信が輻輳に
遭遇したことを認識し、端末群(G1 )内で予め定めら
れている輻輳通知基準に基づき、所要の端末(2)に輻
輳通知を行い、また予め定められている通信規制基準に
基づき、所要の端末(2)に通信規制を指示する。
【0126】端末群(G1 )内の各端末(2)は、輻輳
通知端末(24 )からの通知により、端末群(G1 )内
の通信が遭遇した輻輳を認識し、また輻輳通知端末(2
4 )からの指示により、所要の通信規制を行う等の輻輳
対策を講ずる。
【0127】またトラヒック制御部(131 )が、輻輳
通知端末登録部(144D1)を参照した際に、前記シス
テム管理部から供給される現在の時刻(t)が時間帯
〔T2A乃至T2E〕に含まれる場合には、フレームリレー
交換機(12 )に収容される端末(23 )が、端末群
(G1 )に対応する輻輳通知端末(2C )として登録済
であることを認識し、以後輻輳通知端末(2C =23
に対し、前述と同様の過程で、輻輳通知メッセージ(C
LLMU )を転送する。
【0128】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項1乃至9)の実施形態によれば、フレームリレー交
換網(10)に収容される複数の端末(21 )乃至(2
4 )で端末群(G1 )を構成して置き、端末群(G1
に所属する端末(2)間に設定されたP/Sリンクで通
信中に、フレームリレー交換網(10)内に輻輳が発生
すると、端末群(G1 )内の全端末(2)に輻輳を通知
し〔請求項1の実施形態〕、また全端末(2)に対して
輻輳方向(e)を考慮して輻輳を通知し〔請求項2、3
の実施形態〕、また端末群(G1 )内の特定の輻輳通知
端末(2C )に輻輳を通知し〔請求項4の実施形態〕、
また端末群(G1 )内に設定中の各SVCリンクまたは
PVCリンクに対応する輻輳通知端末(2C )に輻輳を
通知し〔請求項5の実施形態〕、また端末群(G1 )に
対応する輻輳通知端末(2C )をSVCサービスにおけ
る呼設定要求時に登録可能とし〔請求項6の実施形
態〕、或いはPVCサービスにおける通信中に登録/変
更/解除可能とし〔請求項7の実施形態〕、また端末群
(G1 )内に設定中の各PVCリンクに対応する輻輳通
知端末(2C )を通信中に登録/変更/解除可能とし
〔請求項8の実施形態〕、更に端末群(G1 )内の特定
の輻輳通知端末(2C )を時間帯に対応して別個に登録
可能とすることが可能となり〔請求項9の実施形態〕、
輻輳時に端末群(G)内で総合的に解消対策を講ずるこ
とが可能となる。
【0129】なお、図2乃至図26はあく迄本発明の一
実施形態に過ぎず、例えば輻輳情報転送メッセージ(C
LLMX )および輻輳通知メッセージ(CLLMU )等
の構成は図示されるものに限定されることは無く、他に
幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効
果は変わらない。また端末(2)に対する輻輳通知は輻
輳通知メッセージ(CLLMU )によるものに限定され
ることは無く、ユーザフレーム(FU )の輻輳通知用ビ
ット〔FECN、BECN〕を併用する等、他に幾多の
変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変
わらない。また端末群(G)は四台の端末(21 )乃至
(24 )で構成するものに限定されることは無く、他に
幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効
果は変わらない。また輻輳を検出するフレームリレー交
換機(1)および群内輻輳通知を管理するフレームリレ
ー交換機(1)は図示されるものに限定されることは無
く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。また本発明の対象となるフレ
ームリレー交換機(1)の構成は図示されるものに限定
されることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何
れの場合にも本発明の効果は変わらない。更に本発明の
対象となるフレームリレー交換網(100)の構成は、
図示されるものに限定されぬことは言う迄も無い。
【0130】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記フレームリ
レー交換網において、網内に発生した輻輳が、所定範囲
の複数の端末に迅速に通知可能となり、輻輳解消対策を
効率的に実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施形態によるフレームリレー交換
【図3】 本発明(請求項1)の実施形態によるフレー
ムリレー交換網
【図4】 図3における端末群登録部
【図5】 図3における輻輳情報転送メッセージ
【図6】 図3における輻輳通知メッセージ
【図7】 本発明(請求項2)の実施形態によるフレー
ムリレー交換網
【図8】 図7における端末種別登録部
【図9】 図7における輻輳情報転送メッセージ
【図10】 図7における親端末用輻輳通知メッセージ
【図11】 図7における子端末用輻輳通知メッセージ
【図12】 本発明(請求項3)の実施形態によるフレ
ームリレー交換網
【図13】 図12におけるリンク種別登録部
【図14】 本発明(請求項4)の実施形態によるフレ
ームリレー交換網
【図15】 図14における輻輳通知端末登録部
【図16】 本発明(請求項5)の実施形態によるフレ
ームリレー交換網
【図17】 図16における輻輳通知端末登録部
【図18】 本発明(請求項6)の実施形態によるフレ
ームリレー交換網
【図19】 図18における輻輳通知端末登録部
【図20】 図18における呼設定要求メッセージ
【図21】 本発明(請求項7)の実施形態によるフレ
ームリレー交換網
【図22】 図21における端末群対応輻輳通知端末設
定用メッセージ
【図23】 本発明(請求項8)の実施形態によるフレ
ームリレー交換網
【図24】 図23におけるリンク対応輻輳通知端末設
定用メッセージ
【図25】 本発明(請求項9)の実施形態によるフレ
ームリレー交換網
【図26】 図25における輻輳通知端末登録部
【符号の説明】
1 フレームリレー交換機 2 端末 2C 輻輳通知端末 10、100 フレームリレー交換網 11 フレーム転送制御部 12 呼接続制御部 13 トラヒック制御部 14 端末群管理部 15 保守信号受付部 101 端末群登録手段 102 輻輳端末群検索手段 103 輻輳通知手段 110 輻輳検出機能 131 輻輳検出部 132 輻輳通知部 141 端末群登録部 142 端末種別登録部 143 リンク種別登録部 144A 乃至144D 輻輳通知端末登録部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網内に発生する輻輳状態を検出する輻輳
    検出機能を具備するフレームリレー交換網において、 複数の端末から構成される端末群を登録する端末群登録
    手段と、 前記輻輳検出機能が輻輳を検出した場合に、該輻輳に遭
    遇した通信により接続される端末を包含する端末群を検
    索する輻輳端末群検索手段と、 前記輻輳端末群検索手段が検出した前記端末群に所属す
    る総ての端末に、前記輻輳の発生を通知する輻輳通知手
    段とを設けることを特徴とする群内輻輳通知方式。
  2. 【請求項2】 前記端末群登録手段は、登録した前記各
    端末群に所属する各端末に親端末および子端末の何れか
    の端末種別を付与し、 前記前記輻輳通知手段は、前記輻輳端末群検索手段が検
    出した前記端末群内で前記輻輳に遭遇した通信により接
    続される親端末および子端末が被ると同等の輻輳方向お
    よび輻輳程度の種別を付加し、前記端末群に所属する総
    ての親端末および子端末に、前記輻輳の発生を通知する
    ことを特徴とする請求項1記載の群内輻輳通知方式。
  3. 【請求項3】 前記端末群登録手段は、登録した前記各
    端末群に所属する各端末の前記フレームリレー交換網に
    接続する為に所有する各リンクに親リンクおよび子リン
    クの何れかのリンク種別を付与し、 前記前記輻輳通知手段は、前記輻輳端末群検索手段が検
    出した前記端末群内で前記輻輳に遭遇した通信により接
    続される親リンクおよび子リンクが被ると同一の輻輳方
    向および輻輳程度の種別を付加し、前記端末群に所属す
    る総ての端末で通信中の各親リンクまたは子リンクに、
    前記輻輳の発生を通知することを特徴とする請求項1記
    載の群内輻輳通知方式。
  4. 【請求項4】 前記端末群登録手段は、登録済の各端末
    群に所属する端末相互間を接続する通信が輻輳に遭遇し
    た場合に、該輻輳発生を通知する端末を、前記各端末群
    に対応する輻輳通知端末として予め登録し、 前記輻輳通知手段は、前記輻輳端末群検索手段が検出し
    た前記輻輳に遭遇した端末群に対応して登録済の輻輳通
    知端末に、前記輻輳の発生を通知することを特徴とする
    請求項1記載の群内輻輳通知方式。
  5. 【請求項5】 前記端末群登録手段は、登録済の各端末
    群に所属する端末相互間を接続する通信が輻輳に遭遇し
    た場合に、該輻輳発生を通知する端末を、前記各端末群
    に所属する各端末の所有する前記各リンクに対応する輻
    輳通知端末として予め登録し、 前記輻輳通知手段は、前記輻輳検出機能が検出した前記
    輻輳に遭遇した通信により接続される前記各リンクに対
    応して登録済の輻輳通知端末に、前記輻輳の発生を通知
    することを特徴とする請求項4記載の群内輻輳通知方
    式。
  6. 【請求項6】 前記端末群登録手段は、登録済の各端末
    群に所属する端末が相手選択接続による呼設定を要求す
    る際に指定した前記端末群に所属する端末を、前記所属
    端末群に対応する輻輳通知端末として登録可能とするこ
    とを特徴とする請求項4記載の群内輻輳通知方式。
  7. 【請求項7】 前記端末群登録手段は、前記各端末群に
    所属する端末を、前記所属端末群に対応する新たな輻輳
    通知端末として指定する予め定められた操作を実行する
    ことにより、前記所属端末群に対応する輻輳通知端末を
    登録可能とすることを特徴とする請求項4記載の群内輻
    輳通知方式。
  8. 【請求項8】 前記端末群登録手段は、前記各端末群に
    所属する端末を前記端末群に所属する各端末の所有する
    各リンクに対応する新たな輻輳通知端末として指定する
    予め定められた操作を実行することにより、前記端末群
    に所属する各端末の所有する各リンクに対応する輻輳通
    知端末を登録可能とすることを特徴とする請求項4記載
    の群内輻輳通知方式。
  9. 【請求項9】 前記端末群登録手段は、登録済の各端末
    群に所属する端末相互間を接続する通信が輻輳に遭遇し
    た場合に、該輻輳発生を通知する端末を、前記輻輳に遭
    遇した時間帯別に、前記各端末群に対応する輻輳通知端
    末として予め登録することを特徴とする請求項4記載の
    群内輻輳通知方式。
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