JPH0981821A - 電話投票システム - Google Patents
電話投票システムInfo
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- JPH0981821A JPH0981821A JP25811595A JP25811595A JPH0981821A JP H0981821 A JPH0981821 A JP H0981821A JP 25811595 A JP25811595 A JP 25811595A JP 25811595 A JP25811595 A JP 25811595A JP H0981821 A JPH0981821 A JP H0981821A
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 15
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 同一有権者が複数回の投票をしたり、別の有
権者を名乗り投票するなどの違法行為を防止するセキュ
リティ上の対策を施した電話投票システムを提供する。 【解決手段】 識別番号割当て部8で各有権者ごとに候
補者の識別番号となる番号を各候補者に無作為に割り当
て、はがきに印刷して有権者に郵送する。データベース
10〜30には、この組合わせ情報を含んで有権者に関
する情報を蓄積する。有権者からの電話を受けると、電
話番号解析装置2は発信元の電話番号を特定し、マイク
ロプロセッサ4は、その有権者の情報を上記データベー
スから検索する。検索された有権者の情報に応じて応答
文生成部5で応答文を生成し、これに基づいて音声合成
認識部6で音声信号を生成し、電話発信者に出力する。
有権者からの投票結果は、投票結果データベース40に
蓄積されると共に、有権者データベース20には該有権
者が投票済みである記録がされる。
権者を名乗り投票するなどの違法行為を防止するセキュ
リティ上の対策を施した電話投票システムを提供する。 【解決手段】 識別番号割当て部8で各有権者ごとに候
補者の識別番号となる番号を各候補者に無作為に割り当
て、はがきに印刷して有権者に郵送する。データベース
10〜30には、この組合わせ情報を含んで有権者に関
する情報を蓄積する。有権者からの電話を受けると、電
話番号解析装置2は発信元の電話番号を特定し、マイク
ロプロセッサ4は、その有権者の情報を上記データベー
スから検索する。検索された有権者の情報に応じて応答
文生成部5で応答文を生成し、これに基づいて音声合成
認識部6で音声信号を生成し、電話発信者に出力する。
有権者からの投票結果は、投票結果データベース40に
蓄積されると共に、有権者データベース20には該有権
者が投票済みである記録がされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線を利用し
て有権者が特定の候補者の投票を行う電話投票システム
に関する。
て有権者が特定の候補者の投票を行う電話投票システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話投票システムに関しては、特
公平3−70424号、特開平1−98362号、及び
特開昭57−72461号等がある。特公平3−704
24号に記載された電話投票システムは、競馬等の投票
券の購入を電話回線を介して行えるようにしたもので、
音声による投票申込みを音声認識する認識部を備えて投
票申込を受付けその自動化を図るものである。特開平1
−98362号に記載された自動電話投票集計装置は、
電話によるアンケート、人気投票等の集計を行うもの
で、発信者からのPB信号を受信し、データとして集計
するものである。特開昭57−72461号に記載され
た電話申込データ入力端末装置は、競馬等の電話投票シ
ステムに関り、受付けオペレータの復唱音声をデータと
して自動入力し、記憶した音声データと比較して音声内
容を特定するものである。
公平3−70424号、特開平1−98362号、及び
特開昭57−72461号等がある。特公平3−704
24号に記載された電話投票システムは、競馬等の投票
券の購入を電話回線を介して行えるようにしたもので、
音声による投票申込みを音声認識する認識部を備えて投
票申込を受付けその自動化を図るものである。特開平1
−98362号に記載された自動電話投票集計装置は、
電話によるアンケート、人気投票等の集計を行うもの
で、発信者からのPB信号を受信し、データとして集計
するものである。特開昭57−72461号に記載され
た電話申込データ入力端末装置は、競馬等の電話投票シ
ステムに関り、受付けオペレータの復唱音声をデータと
して自動入力し、記憶した音声データと比較して音声内
容を特定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の電話投票システムは、競馬等の投票券の購入や、アン
ケート、人気投票等を目的として開発されたものであ
り、選挙における投票システムとしては適していない。
すなわち、選挙における投票においては、同一有権者が
複数回の投票をしたり、別の有権者を名乗り投票するな
どの違法行為を完全に防止する必要があり、これら従来
のシステムにおいては、このような違法行為を防止する
手段が施されておらず、これらのシステムを選挙投票用
として用いることはできなかった。そこで本発明は、こ
のような違法行為が行われないようセキュリティ上の対
策を施した電話投票システムを提供することを目的とし
ている。また、現在の選挙における投票方法は、各有権
者が投票所まで出向き投票を行う必要があり、この事が
投票率低下の原因の一つとなっている。そこで本発明
は、セキュリティーの優れた電話投票システムを提供す
ることにより、在宅で投票を行えるようにして選挙にお
ける投票手続を簡易化し、これによって投票率を上昇さ
せることを目的としている。
の電話投票システムは、競馬等の投票券の購入や、アン
ケート、人気投票等を目的として開発されたものであ
り、選挙における投票システムとしては適していない。
すなわち、選挙における投票においては、同一有権者が
複数回の投票をしたり、別の有権者を名乗り投票するな
どの違法行為を完全に防止する必要があり、これら従来
のシステムにおいては、このような違法行為を防止する
手段が施されておらず、これらのシステムを選挙投票用
として用いることはできなかった。そこで本発明は、こ
のような違法行為が行われないようセキュリティ上の対
策を施した電話投票システムを提供することを目的とし
ている。また、現在の選挙における投票方法は、各有権
者が投票所まで出向き投票を行う必要があり、この事が
投票率低下の原因の一つとなっている。そこで本発明
は、セキュリティーの優れた電話投票システムを提供す
ることにより、在宅で投票を行えるようにして選挙にお
ける投票手続を簡易化し、これによって投票率を上昇さ
せることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、電話回線を利用して有権
者が特定の候補者の投票を行う電話投票システムにおい
て、各有権者ごとに候補者の識別番号となる番号を各候
補者に無作為に割り当てる識別番号割当て手段と、上記
有権者ごとの各候補者と識別番号との組合わせ情報を含
んで有権者に関する情報を蓄積した有権者データベース
と、上記識別番号割当て手段により割り当てられた識別
番号と共に各候補者名を、対象となる有権者に送付する
郵便物に印刷する印刷手段と、有権者からの電話を受
け、該発信元の電話番号を特定する電話番号解析手段
と、上記特定した電話番号を有する有権者の情報を上記
有権者データベースから検索する検索手段と、検索され
た有権者の情報に応じて電話応答文を生成する応答文生
成手段と、上記電話応答文に基づいて音声信号を生成
し、電話発信者に音声出力する音声出力手段と、投票結
果を蓄積する投票結果データベースと、上記電話発信者
からの投票する候補者の識別番号の入力を受け、該音声
信号から識別番号を認識する音声認識手段と、上記音声
認識手段により認識された識別番号を有する候補者に投
票があったことを上記投票結果データベースに記録する
投票結果記録手段と、上記有権者データベースにおける
上記投票をした有権者のデータ箇所に投票済みを指標す
るデータを記録する投票済み記録手段とを備えたことを
特徴として構成されている。また請求項2記載の本発明
は、請求項1記載の本発明において、上記電話発信者か
らの投票する候補者の識別番号の入力は、音声によりな
され、音声信号から識別番号を認識する音声認識手段を
備えたことを特徴として構成されている。
め、請求項1記載の本発明は、電話回線を利用して有権
者が特定の候補者の投票を行う電話投票システムにおい
て、各有権者ごとに候補者の識別番号となる番号を各候
補者に無作為に割り当てる識別番号割当て手段と、上記
有権者ごとの各候補者と識別番号との組合わせ情報を含
んで有権者に関する情報を蓄積した有権者データベース
と、上記識別番号割当て手段により割り当てられた識別
番号と共に各候補者名を、対象となる有権者に送付する
郵便物に印刷する印刷手段と、有権者からの電話を受
け、該発信元の電話番号を特定する電話番号解析手段
と、上記特定した電話番号を有する有権者の情報を上記
有権者データベースから検索する検索手段と、検索され
た有権者の情報に応じて電話応答文を生成する応答文生
成手段と、上記電話応答文に基づいて音声信号を生成
し、電話発信者に音声出力する音声出力手段と、投票結
果を蓄積する投票結果データベースと、上記電話発信者
からの投票する候補者の識別番号の入力を受け、該音声
信号から識別番号を認識する音声認識手段と、上記音声
認識手段により認識された識別番号を有する候補者に投
票があったことを上記投票結果データベースに記録する
投票結果記録手段と、上記有権者データベースにおける
上記投票をした有権者のデータ箇所に投票済みを指標す
るデータを記録する投票済み記録手段とを備えたことを
特徴として構成されている。また請求項2記載の本発明
は、請求項1記載の本発明において、上記電話発信者か
らの投票する候補者の識別番号の入力は、音声によりな
され、音声信号から識別番号を認識する音声認識手段を
備えたことを特徴として構成されている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って説明する。図1は本発明の電話投票システムの
一実施形態における全体構成を示すブロック図である。
本発明の電話投票システムは、公衆回線1に接続された
複数の電話番号解析装置2、各電話番号解析装置2から
のデータを受け取り処理を行うマイクロプロセッサ4、
マイクロプロセッサ4の司令に基づいて応答文を生成す
る応答文作成部5、作成された応答文に基づいて音声合
成を行うと共に電話番号解析装置2及び後述の変復調装
置7を介して受信した音声信号を音声データに変換する
音声合成認識部6、公衆回線1から受信したアナログ信
号をデジタル変換し、音声合成認識部6からのデジタル
信号をアナログ変換する変復調装置7、候補者に識別番
号を割り当てる識別番号割当て部8、識別番号と共に候
補者名をはがきに印刷するはがき印刷装置9、電話番号
データベース10、有権者データベース20、候補者番
号データベース30及び投票結果データベース40を備
えて構成される。
に沿って説明する。図1は本発明の電話投票システムの
一実施形態における全体構成を示すブロック図である。
本発明の電話投票システムは、公衆回線1に接続された
複数の電話番号解析装置2、各電話番号解析装置2から
のデータを受け取り処理を行うマイクロプロセッサ4、
マイクロプロセッサ4の司令に基づいて応答文を生成す
る応答文作成部5、作成された応答文に基づいて音声合
成を行うと共に電話番号解析装置2及び後述の変復調装
置7を介して受信した音声信号を音声データに変換する
音声合成認識部6、公衆回線1から受信したアナログ信
号をデジタル変換し、音声合成認識部6からのデジタル
信号をアナログ変換する変復調装置7、候補者に識別番
号を割り当てる識別番号割当て部8、識別番号と共に候
補者名をはがきに印刷するはがき印刷装置9、電話番号
データベース10、有権者データベース20、候補者番
号データベース30及び投票結果データベース40を備
えて構成される。
【0006】識別番号割当て部8は、各有権者ごとに候
補者の識別番号となる番号を各候補者にランダムに割り
当てるものであり、例えば、有権者1に対して、「1:
候補者A、2:候補者B、3:候補者C」として識別番
号1〜3を割当て、有権者2に対して、「1:候補者
B、2:候補者C、3:候補者A」と割当てる。このよ
うに各有権者に対し異なる候補者の識別番号を割り当て
ることにより、電話による投票時に同居する他の有権者
にその番号を聞かれても誰に投票したか判らないので、
該有権者のプライバシーを保護することができると共
に、潜在的に選ばれ易い数字に投票が集中する場合でも
その数字に対する候補者が異なっているので、数字によ
る投票の偏りがなくなる。候補者と識別番号とのランダ
ムな組合わせは、一般的な乱数計算方法あるいはコンピ
ュータに組み込まれた乱数発生アルゴリズムにより生成
することができる。識別番号割当て部8で生成された各
組合わせに関する情報は、後述する有権者データベース
20の候補者番号へのリンク情報のフィールド24に記
録される。なお、セキュリティー上、候補者番号のラン
ダム化は単なる連続番号としないことが望ましい。例え
ば候補者がA、Bの2人しかいない場合であっても、単
に連続した「1、2」を候補者番号として割り当てるの
ではなく、「2、50」等の連続性のない番号を割り当
て、「2:候補者A、50:候補者B」等とするのがよ
い。これにより、正当な有権者以外の第三者がでたらめ
な候補者番号を入力して投票が成立してしまう等のいた
ずらが防止できる。
補者の識別番号となる番号を各候補者にランダムに割り
当てるものであり、例えば、有権者1に対して、「1:
候補者A、2:候補者B、3:候補者C」として識別番
号1〜3を割当て、有権者2に対して、「1:候補者
B、2:候補者C、3:候補者A」と割当てる。このよ
うに各有権者に対し異なる候補者の識別番号を割り当て
ることにより、電話による投票時に同居する他の有権者
にその番号を聞かれても誰に投票したか判らないので、
該有権者のプライバシーを保護することができると共
に、潜在的に選ばれ易い数字に投票が集中する場合でも
その数字に対する候補者が異なっているので、数字によ
る投票の偏りがなくなる。候補者と識別番号とのランダ
ムな組合わせは、一般的な乱数計算方法あるいはコンピ
ュータに組み込まれた乱数発生アルゴリズムにより生成
することができる。識別番号割当て部8で生成された各
組合わせに関する情報は、後述する有権者データベース
20の候補者番号へのリンク情報のフィールド24に記
録される。なお、セキュリティー上、候補者番号のラン
ダム化は単なる連続番号としないことが望ましい。例え
ば候補者がA、Bの2人しかいない場合であっても、単
に連続した「1、2」を候補者番号として割り当てるの
ではなく、「2、50」等の連続性のない番号を割り当
て、「2:候補者A、50:候補者B」等とするのがよ
い。これにより、正当な有権者以外の第三者がでたらめ
な候補者番号を入力して投票が成立してしまう等のいた
ずらが防止できる。
【0007】はがき印刷装置9は、上記識別番号割当て
部8により割り当てられた識別番号と共に各候補者名
を、対象となる有権者に送付するはがき51に印刷する
ものである。はがき51には、図2に示すように候補者
名がその識別番号と共に印刷される。そしてその印刷面
にはシール52が貼着され、送付宛の有権者以外が、そ
の有権者固有の候補者と識別番号の組合わせを知ること
ができないようにされている。
部8により割り当てられた識別番号と共に各候補者名
を、対象となる有権者に送付するはがき51に印刷する
ものである。はがき51には、図2に示すように候補者
名がその識別番号と共に印刷される。そしてその印刷面
にはシール52が貼着され、送付宛の有権者以外が、そ
の有権者固有の候補者と識別番号の組合わせを知ること
ができないようにされている。
【0008】図3及び図4は、各データベースに含まれ
るフィールド及びその相互のリンク関係を示した概念図
である。図3に示すように、電話番号データベース10
は、電話番号のフィールド11と、有権者データベース
20の有権者名へのリンク情報のフィールド12を含ん
でいる。有権者データベース20は、有権者名のフィー
ルド21、投票の有無を識別する投票済みフラグのフィ
ールド22、同一電話番号を有する、すなわち同居する
他の有権者へのリンク情報のフィールド23、候補者番
号データベース30へのリンク情報のフィールド24を
含んでいる。また、候補者番号データベース30は、投
票結果データベース40の候補者名へのキーのフィール
ド31、他の候補者番号へのリンク情報のフィールド3
2を含んでおり、投票結果データベース40は、候補者
名のフィールド41と、得票数のフィールド42を含ん
でいる。なお、はがき51に候補者名と併記される識別
番号についてもランダムな値とする場合には、候補者番
号データベース30の各レコードに割り当てた識別番号
を格納するフィールドを設ける必要がある。
るフィールド及びその相互のリンク関係を示した概念図
である。図3に示すように、電話番号データベース10
は、電話番号のフィールド11と、有権者データベース
20の有権者名へのリンク情報のフィールド12を含ん
でいる。有権者データベース20は、有権者名のフィー
ルド21、投票の有無を識別する投票済みフラグのフィ
ールド22、同一電話番号を有する、すなわち同居する
他の有権者へのリンク情報のフィールド23、候補者番
号データベース30へのリンク情報のフィールド24を
含んでいる。また、候補者番号データベース30は、投
票結果データベース40の候補者名へのキーのフィール
ド31、他の候補者番号へのリンク情報のフィールド3
2を含んでおり、投票結果データベース40は、候補者
名のフィールド41と、得票数のフィールド42を含ん
でいる。なお、はがき51に候補者名と併記される識別
番号についてもランダムな値とする場合には、候補者番
号データベース30の各レコードに割り当てた識別番号
を格納するフィールドを設ける必要がある。
【0009】いま、ある有権者からの電話があり、その
電話番号が電話番号解析装置2で特定されると、電話番
号データベース10が検索されその電話番号フィールド
11にその電話番号を見つけると、そのレコードの有権
者名へのリンク情報のフィールド12を取得する(図3
の例では、有権者名1へのリンク情報)。この取得した
有権者名へのリンク情報に基づいて、有権者データベー
ス20が検索され、その有権者名のレコード(例では、
有権者名1のレコード)が取得される。そしてその投票
済みフラグのフィールド22を参照して投票の有無が確
認されると共に、他の有権者へのリンク情報のフィール
ド23を参照して同一電話番号の有権者のレコード(例
では、有権者名2のレコード)を取得する。有権者名2
のレコードでも同様に、投票済みフラグ、他の有権者へ
のリンク情報のフィールドが参照され、リンク情報があ
る場合には、その有権者のレコード(例では、有権者名
3のレコード)を取得し、同様の参照を行う。
電話番号が電話番号解析装置2で特定されると、電話番
号データベース10が検索されその電話番号フィールド
11にその電話番号を見つけると、そのレコードの有権
者名へのリンク情報のフィールド12を取得する(図3
の例では、有権者名1へのリンク情報)。この取得した
有権者名へのリンク情報に基づいて、有権者データベー
ス20が検索され、その有権者名のレコード(例では、
有権者名1のレコード)が取得される。そしてその投票
済みフラグのフィールド22を参照して投票の有無が確
認されると共に、他の有権者へのリンク情報のフィール
ド23を参照して同一電話番号の有権者のレコード(例
では、有権者名2のレコード)を取得する。有権者名2
のレコードでも同様に、投票済みフラグ、他の有権者へ
のリンク情報のフィールドが参照され、リンク情報があ
る場合には、その有権者のレコード(例では、有権者名
3のレコード)を取得し、同様の参照を行う。
【0010】次に、取得した有権者名のレコードの候補
者番号へのリンク情報のフィールド24が参照され、候
補者番号データベース30の対応するレコード群を取得
する。すなわち、フィールド24で取得した候補者番号
へのリンク情報に基づいて、候補者番号データベース3
0の特定のレコードが抽出され、そのレコードの他の候
補者番号へのリンク情報フィールド32を参照して順次
一連の候補者名へのキーが取得される。この取得の順序
は、各有権者に固有のものであり、有権者データベース
20の候補者番号へのリンク情報で特定され、従って、
識別番号割当て部8によってランダムに割り当てられた
候補者と識別番号との組合わせに対応する。候補者番号
データベース30の候補者名へのキーは、投票結果デー
タベース40の各投票者名にリンクされている。
者番号へのリンク情報のフィールド24が参照され、候
補者番号データベース30の対応するレコード群を取得
する。すなわち、フィールド24で取得した候補者番号
へのリンク情報に基づいて、候補者番号データベース3
0の特定のレコードが抽出され、そのレコードの他の候
補者番号へのリンク情報フィールド32を参照して順次
一連の候補者名へのキーが取得される。この取得の順序
は、各有権者に固有のものであり、有権者データベース
20の候補者番号へのリンク情報で特定され、従って、
識別番号割当て部8によってランダムに割り当てられた
候補者と識別番号との組合わせに対応する。候補者番号
データベース30の候補者名へのキーは、投票結果デー
タベース40の各投票者名にリンクされている。
【0011】電話番号解析装置2は、有権者からの電話
を公衆回線1を介して受け、該発信元の電話番号を特定
するものである。なお、電話番号を特定する方法として
は、近々サービスが開始されるコーラーIDサービス
(発呼者の電話番号をデータとして付加するサービス)
が利用できる。また、電話番号解析装置2は、一定時間
に多数の有権者からの電話を受付け、その電話番号を特
定する必要があることから、回線数に応じて多数設ける
必要がある。多数の電話番号解析装置2によって解析さ
れた電話番号データは、マイクロプロセッサ4に送られ
る。
を公衆回線1を介して受け、該発信元の電話番号を特定
するものである。なお、電話番号を特定する方法として
は、近々サービスが開始されるコーラーIDサービス
(発呼者の電話番号をデータとして付加するサービス)
が利用できる。また、電話番号解析装置2は、一定時間
に多数の有権者からの電話を受付け、その電話番号を特
定する必要があることから、回線数に応じて多数設ける
必要がある。多数の電話番号解析装置2によって解析さ
れた電話番号データは、マイクロプロセッサ4に送られ
る。
【0012】マイクロプロセッサ4は、前記電話番号解
析装置2からの電話番号に基づいて、電話番号データベ
ース10、有権者データベース20及び候補者データベ
ース30を検索し、各データベース内の必要なデータを
取得する。応答文作成部5は、上記データベースより取
得したデータに応じて、電話応答文を生成する。生成さ
れる電話応答文は、有権者との会話形式で投票をおこな
わせるためのもので、発信元の有権者の確認、投票の要
求、投票した候補者名の確認、投票手続の終了等の複数
のメッセージを含んで構成されている。また、同一の電
話番号を有する有権者が複数ある場合に、何れの有権者
か確認するメッセージを含んでいる。
析装置2からの電話番号に基づいて、電話番号データベ
ース10、有権者データベース20及び候補者データベ
ース30を検索し、各データベース内の必要なデータを
取得する。応答文作成部5は、上記データベースより取
得したデータに応じて、電話応答文を生成する。生成さ
れる電話応答文は、有権者との会話形式で投票をおこな
わせるためのもので、発信元の有権者の確認、投票の要
求、投票した候補者名の確認、投票手続の終了等の複数
のメッセージを含んで構成されている。また、同一の電
話番号を有する有権者が複数ある場合に、何れの有権者
か確認するメッセージを含んでいる。
【0013】音声合成認識部6は、上記応答文作成部5
で作成された応答文を音声合成して変復調装置7に出力
するものであり、各有権者は音声合成認識部6で音声合
成され変復調装置7でアナログ変換された応答文を聞い
て、投票を行うことができる。また、音声合成認識部6
は、変復調装置7でデジタル変換された有権者の音声信
号をテキストデータに変換し、又は音声信号をあらかじ
め記憶したパターンと比較することなどによってマイク
ロプロセッサ4で処理できるようにし、有権者の投票結
果は、投票結果データベース40に蓄積されると共に、
該投票を完了した有権者の記録が、有権者データベース
20の投票済みフラグのフィールド23にセットされ
る。
で作成された応答文を音声合成して変復調装置7に出力
するものであり、各有権者は音声合成認識部6で音声合
成され変復調装置7でアナログ変換された応答文を聞い
て、投票を行うことができる。また、音声合成認識部6
は、変復調装置7でデジタル変換された有権者の音声信
号をテキストデータに変換し、又は音声信号をあらかじ
め記憶したパターンと比較することなどによってマイク
ロプロセッサ4で処理できるようにし、有権者の投票結
果は、投票結果データベース40に蓄積されると共に、
該投票を完了した有権者の記録が、有権者データベース
20の投票済みフラグのフィールド23にセットされ
る。
【0014】次に本発明の電話投票システムの動作の一
例を図5〜図7に基づいて説明する。図5ははがきを印
刷して各有権者に郵送するまでの手順を示すフローチャ
ート、図6は有権者からの電話を受け投票を完了するま
でのフローチャート、図7は音声合成による電話投票の
手続の一例を示す図である。図5において、まず識別番
号割当て部8により、各有権者ごとに候補者の識別番号
となる番号を各候補者にランダムに割り当てる(ステッ
プ501)。この組合わせに関する情報を有権者データ
ベース20の候補者番号へのリンク情報フィールド24
に格納する(ステップ502)。割り当てられた識別番
号と共に各候補者名を、対象となる有権者に送付するは
がき51に、はがき印刷装置9にて印刷し(ステップ5
03)、各有権者宛に郵送する(ステップ504)。
例を図5〜図7に基づいて説明する。図5ははがきを印
刷して各有権者に郵送するまでの手順を示すフローチャ
ート、図6は有権者からの電話を受け投票を完了するま
でのフローチャート、図7は音声合成による電話投票の
手続の一例を示す図である。図5において、まず識別番
号割当て部8により、各有権者ごとに候補者の識別番号
となる番号を各候補者にランダムに割り当てる(ステッ
プ501)。この組合わせに関する情報を有権者データ
ベース20の候補者番号へのリンク情報フィールド24
に格納する(ステップ502)。割り当てられた識別番
号と共に各候補者名を、対象となる有権者に送付するは
がき51に、はがき印刷装置9にて印刷し(ステップ5
03)、各有権者宛に郵送する(ステップ504)。
【0015】次に図6において、上記はがきを受け取っ
た有権者から投票のための電話があると(ステップ60
1)、電話番号解析装置2によって発信者の電話番号が
確認される(ステップ602)。マイクロプロセッサ4
は、電話番号データベース10を検索し、この電話番号
が、有権者の電話番号かどうか確認し(ステップ60
3)、そうでない場合には、その電話番号が有権者の電
話番号でない旨のメッセージを応答文作成部5、音声合
成認識部6で生成し送信する(ステップ604)。電話
番号データベース10の中に発信者の電話番号を発見し
たときは、有権者名へのリンク情報を取得して有権者デ
ータベース20を検索し、この電話番号を有する有権者
の情報を取得する(ステップ606)。マイクロプロセ
ッサ4は、取得した有権者が複数あるかどうかを判断し
(ステップ606)、複数の場合には、図7の応答合成
音声1の応答データを応答文作成部5で生成し(ステッ
プ607)、音声合成認識部6で音声合成してメッセー
ジ出力する(ステップ608)。有権者がこのメッセー
ジに回答して自分の番号を発声すると(図7の有権者の
音声1)、音声合成認識部6でテキストデータ等として
認識される(ステップ609)。なお、ステップ606
において、未投票の有権者が単数か複数かを判断するこ
とにより、未投票の有権者が一人しか残っていない場合
に、同居者全員の中から本人と特定する処理を省略でき
る。一方、有権者が単数である場合には、上記処理は省
略され電話応答文が作成される(ステップ610)。
た有権者から投票のための電話があると(ステップ60
1)、電話番号解析装置2によって発信者の電話番号が
確認される(ステップ602)。マイクロプロセッサ4
は、電話番号データベース10を検索し、この電話番号
が、有権者の電話番号かどうか確認し(ステップ60
3)、そうでない場合には、その電話番号が有権者の電
話番号でない旨のメッセージを応答文作成部5、音声合
成認識部6で生成し送信する(ステップ604)。電話
番号データベース10の中に発信者の電話番号を発見し
たときは、有権者名へのリンク情報を取得して有権者デ
ータベース20を検索し、この電話番号を有する有権者
の情報を取得する(ステップ606)。マイクロプロセ
ッサ4は、取得した有権者が複数あるかどうかを判断し
(ステップ606)、複数の場合には、図7の応答合成
音声1の応答データを応答文作成部5で生成し(ステッ
プ607)、音声合成認識部6で音声合成してメッセー
ジ出力する(ステップ608)。有権者がこのメッセー
ジに回答して自分の番号を発声すると(図7の有権者の
音声1)、音声合成認識部6でテキストデータ等として
認識される(ステップ609)。なお、ステップ606
において、未投票の有権者が単数か複数かを判断するこ
とにより、未投票の有権者が一人しか残っていない場合
に、同居者全員の中から本人と特定する処理を省略でき
る。一方、有権者が単数である場合には、上記処理は省
略され電話応答文が作成される(ステップ610)。
【0016】有権者が単数か、又は複数の有権者の選択
が終了した後には、図7の応答音声合成2のような有権
者の確認のメッセージが送信され(ステップ611)、
これに対する有権者の確認(有権者の音声2)が行われ
る(ステップ612)。もっとも有権者が単数か、又は
複数の有権者がある場合であっても未投票の有権者が一
人である場合には、上記確認のメッセージを省略して処
理を進めることができる。次に有権者データベース20
の投票済みフラグより、この有権者が投票済みかどうか
判断される(ステップ613)。なお、これ以前の処理
で未投票の者に絞るようにしている場合には、この処理
を省略することができる。そして、投票済みの場合には
投票済みである旨のメッセージを送信して処理を終了す
る(ステップ614)。そうでない場合には、図7の応
答音声合成3のような投票を要求するメッセージを送信
し(ステップ615)、候補者の識別番号を特定する有
権者の音声3を得る(ステップ616)。マイクロプロ
セッサ4は、該識別番号を有する候補者名を抽出し(ス
テップ617)、図7の応答音声合成4のような確認メ
ッセージを送信して(ステップ618)、有権者の音声
4を得る(ステップ619)。次にマイクロプロセッサ
4は、図7の応答音声合成5のような投票が終了したこ
とのメッセージを送信し(ステップ620)、投票結果
データベース40の投票された候補者名の得票数を1つ
増やす(ステップ621)と共に、有権者データベース
20の投票した有権者の投票済みフラグを立て(ステッ
プ622)、投票手続を完了する。
が終了した後には、図7の応答音声合成2のような有権
者の確認のメッセージが送信され(ステップ611)、
これに対する有権者の確認(有権者の音声2)が行われ
る(ステップ612)。もっとも有権者が単数か、又は
複数の有権者がある場合であっても未投票の有権者が一
人である場合には、上記確認のメッセージを省略して処
理を進めることができる。次に有権者データベース20
の投票済みフラグより、この有権者が投票済みかどうか
判断される(ステップ613)。なお、これ以前の処理
で未投票の者に絞るようにしている場合には、この処理
を省略することができる。そして、投票済みの場合には
投票済みである旨のメッセージを送信して処理を終了す
る(ステップ614)。そうでない場合には、図7の応
答音声合成3のような投票を要求するメッセージを送信
し(ステップ615)、候補者の識別番号を特定する有
権者の音声3を得る(ステップ616)。マイクロプロ
セッサ4は、該識別番号を有する候補者名を抽出し(ス
テップ617)、図7の応答音声合成4のような確認メ
ッセージを送信して(ステップ618)、有権者の音声
4を得る(ステップ619)。次にマイクロプロセッサ
4は、図7の応答音声合成5のような投票が終了したこ
とのメッセージを送信し(ステップ620)、投票結果
データベース40の投票された候補者名の得票数を1つ
増やす(ステップ621)と共に、有権者データベース
20の投票した有権者の投票済みフラグを立て(ステッ
プ622)、投票手続を完了する。
【0017】上記実施の形態では、有権者ごとの各候補
者と識別番号との組合わせ情報を含む有権者に関する情
報を、電話番号データベース、有権者データベース及び
候補者番号データベースに分けて格納したが、一つの有
権者データベースにこれら情報を格納して本発明を構成
することもできる。また本発明はアナログ式の公衆回線
網に限らず、デジタル回線網においても利用することが
できる。なお上記説明した投票動作中において、有権者
により入力された候補者番号が該有権者に割り当てられ
た有権者番号と一致しない等、有権者の正当性に疑義の
生じるような動作が所定回数以上行われた場合には、不
正に投票が行われようとしている可能性が高いと判断
し、投票を無効にしたりしてもよい。これにより、さら
にセキュリティの向上を図ることができる。また、上記
実施の形態は、音声認識による有権者及び候補者の特定
(発音される番号による特定)を行った例であるが、P
B(プッシュボタン)信号若しくはDP(ダイヤルパル
ス)信号により認識するようにしてもよい。
者と識別番号との組合わせ情報を含む有権者に関する情
報を、電話番号データベース、有権者データベース及び
候補者番号データベースに分けて格納したが、一つの有
権者データベースにこれら情報を格納して本発明を構成
することもできる。また本発明はアナログ式の公衆回線
網に限らず、デジタル回線網においても利用することが
できる。なお上記説明した投票動作中において、有権者
により入力された候補者番号が該有権者に割り当てられ
た有権者番号と一致しない等、有権者の正当性に疑義の
生じるような動作が所定回数以上行われた場合には、不
正に投票が行われようとしている可能性が高いと判断
し、投票を無効にしたりしてもよい。これにより、さら
にセキュリティの向上を図ることができる。また、上記
実施の形態は、音声認識による有権者及び候補者の特定
(発音される番号による特定)を行った例であるが、P
B(プッシュボタン)信号若しくはDP(ダイヤルパル
ス)信号により認識するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、有権者は、
その発信元の電話の電話番号によって特定されるので、
第三者がその有権者を偽って投票することができない。
また、各有権者は候補者に対する固有の識別番号によっ
て候補者を特定し投票を行うので、同居する他の有権者
(同一の電話番号を有する有権者)によっても不正な投
票が行われることを禁止することができる。また、本シ
ステムでは、各有権者に対し異なる候補者の識別番号を
割り当てられ、電話による投票時に同居する他の有権者
にその番号を聞かれても誰に投票したか判らないので、
該有権者のプライバシーを保護することができると共
に、潜在的に選ばれ易い数字に投票が集中する場合でも
その数字に対する候補者が異なっているので、数字によ
る投票の偏りがなくなる。さらに投票をした有権者の記
録がデータベース上にセットされ、投票時に参照される
ので、同一有権者による複数回の投票が禁止される。し
たがって、選挙における電話投票システムとしてセキュ
リティーの優れたシステムを提供することができる。
その発信元の電話の電話番号によって特定されるので、
第三者がその有権者を偽って投票することができない。
また、各有権者は候補者に対する固有の識別番号によっ
て候補者を特定し投票を行うので、同居する他の有権者
(同一の電話番号を有する有権者)によっても不正な投
票が行われることを禁止することができる。また、本シ
ステムでは、各有権者に対し異なる候補者の識別番号を
割り当てられ、電話による投票時に同居する他の有権者
にその番号を聞かれても誰に投票したか判らないので、
該有権者のプライバシーを保護することができると共
に、潜在的に選ばれ易い数字に投票が集中する場合でも
その数字に対する候補者が異なっているので、数字によ
る投票の偏りがなくなる。さらに投票をした有権者の記
録がデータベース上にセットされ、投票時に参照される
ので、同一有権者による複数回の投票が禁止される。し
たがって、選挙における電話投票システムとしてセキュ
リティーの優れたシステムを提供することができる。
【0019】また請求項2の本発明においては、音声認
識手段により有権者の音声による回答を認識することが
できるので、簡易な投票動作を可能とすると共に、ボタ
ン操作時におけるこのような誤操作を防止することが可
能となる。
識手段により有権者の音声による回答を認識することが
できるので、簡易な投票動作を可能とすると共に、ボタ
ン操作時におけるこのような誤操作を防止することが可
能となる。
【図1】本発明の電話投票システムの一実施形態におけ
る全体構成を示すブロック図である。
る全体構成を示すブロック図である。
【図2】有権者に郵送されるはがきの一例を示す図であ
る。
る。
【図3】各データベースに含まれるフィールド及びその
相互のリンク関係を示した概念図である。
相互のリンク関係を示した概念図である。
【図4】各データベースに含まれるフィールド及びその
相互のリンク関係を示した概念図である。
相互のリンク関係を示した概念図である。
【図5】はがきを印刷し有権者に郵送するまでの手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】有権者からの電話を受け投票を完了するまでの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】合成音声と有権者の回答の一例を示す図であ
る。
る。
1 公衆回線 2 電話番号解析装置 4 マイクロプロセッサ 5 応答文作成部 6 音声合成認識部 7 変復調装置 8 識別番号割当て部 9 はがき印刷装置 10 電話番号データベース 20 有権者データベース 30 候補者番号データベース 40 投票結果データベース 50 有権者 51 はがき
Claims (2)
- 【請求項1】 電話回線を利用して有権者が特定の候補
者の投票を行う電話投票システムにおいて、 各有権者ごとに候補者の識別番号となる番号を各候補者
に無作為に割り当てる識別番号割当て手段と、 上記有権者ごとの各候補者と識別番号との組合わせ情報
を含んで有権者に関する情報を蓄積した有権者データベ
ースと、 上記識別番号割当て手段により割り当てられた識別番号
と共に各候補者名を、対象となる有権者に送付する郵便
物に印刷する印刷手段と、 有権者からの電話を受けて、該発信元の電話番号を特定
する電話番号解析手段と、 上記特定した電話番号を有する有権者の情報を上記有権
者データベースから検索する検索手段と、 検索された有権者の情報に応じて電話応答文を生成する
応答文生成手段と、 上記電話応答文に基づいて音声信号を生成し、電話発信
者に音声出力する音声出力手段と、 投票結果を蓄積する投票結果データベースと、 上記電話発信者からの投票する候補者の識別番号の入力
を受け、該候補者に投票があったことを上記投票結果デ
ータベースに記録する投票結果記録手段と、 上記有権者データベースにおける上記投票をした有権者
のデータ箇所に投票済みを指標するデータを記録する投
票済み記録手段とを備えたことを特徴とする電話投票シ
ステム。 - 【請求項2】 上記電話発信者からの投票する候補者の
識別番号の入力は、音声によりなされ、該音声信号から
識別番号を認識する音声認識手段を備えたことを特徴と
する請求項1記載の電話投票システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25811595A JP2864454B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 電話投票システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25811595A JP2864454B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 電話投票システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0981821A true JPH0981821A (ja) | 1997-03-28 |
JP2864454B2 JP2864454B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=17315718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25811595A Expired - Fee Related JP2864454B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 電話投票システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2864454B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001290905A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-19 | Koichi Shimizu | 投票集計方法 |
GB2380033B (en) * | 2000-11-27 | 2003-07-23 | Bruce Hasbrouck Dickson Reeves | System for collection and collation of data |
JP2019079411A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 株式会社アセンド | オートコール調査処理システム |
-
1995
- 1995-09-11 JP JP25811595A patent/JP2864454B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001290905A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-19 | Koichi Shimizu | 投票集計方法 |
GB2380033B (en) * | 2000-11-27 | 2003-07-23 | Bruce Hasbrouck Dickson Reeves | System for collection and collation of data |
JP2019079411A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 株式会社アセンド | オートコール調査処理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2864454B2 (ja) | 1999-03-03 |
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Legal Events
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