JPH0981386A - 適正ジョブ診断装置およびその方法 - Google Patents

適正ジョブ診断装置およびその方法

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JPH0981386A
JPH0981386A JP23311395A JP23311395A JPH0981386A JP H0981386 A JPH0981386 A JP H0981386A JP 23311395 A JP23311395 A JP 23311395A JP 23311395 A JP23311395 A JP 23311395A JP H0981386 A JPH0981386 A JP H0981386A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントの性格特性に適した職能分野を
表示すること。 【解決手段】 適正ジョブ診断装置は、複数の質問に対
する回答を受け取る入力装置3と、その複数の質問に対
する回答に応じて、複数の性格タイプのそれぞれに配点
し、その複数の性格タイプのそれぞれに対する配点の分
布に基づいて、複数の性格タイプのうち代表的な性格タ
イプと該代表的な性格タイプの度数を決定するCPU1
と、その代表的な性格タイプと代表的な性格タイプの度
数を表示する表示装置4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め用意された複
数の質問に対する回答に基づいて、回答者の性格特性に
適した職能分野(技術、営業、製造、総務、労務、経理
など)を診断する適正ジョブ診断装置およびその方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】複数の質問に対する回答に応じて、人間
の心の状態を診断するシステムとしては、株式会社マイ
ンドエンジニアリングコーポレーションによって販売さ
れている心絵診断システム(H.C.S.:Heart
Clinic System)が知られている。この
システムは、自然の風景のように時々刻々と変化する人
間の心の状態を3次元のコンピュータグラフィックスを
利用して風景画として表示するものである。クライアン
ト(被診断者)は、その風景画を観察することにより、
自分自身の心の状態を感覚的にかつ直感的に把握するこ
とが容易となる。また、その風景画の内容は、ハート・
アーティストと呼ばれる専門のスタッフによって通訳さ
れ適切なアドバイスがクライアントに与えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】企業のリストラクチャ
リングが進行する中、その企業が生き残ることができる
か否かは、優秀な人材をどれだけ抱えているかに依存す
ると言っても過言ではない。業務用の心絵診断システム
は、人材の潜在的な能力を把握しその能力をアップさせ
ることにより企業における人材管理に資することを主要
な狙いの1つとしたものであった。本発明の適正ジョブ
診断装置は、人材の潜在的な能力の把握に加えて、その
人材の職業的な能力をも客観的に測定できるように改良
を施したものである。
【0004】本発明の目的は、予め用意された複数の質
問に対する回答に基づいて、回答者の性格特性に適した
職能分野を診断する適正ジョブ診断装置およびその方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の適正ジョブ診断
装置は、複数の質問に対する回答を受け取る手段と、該
複数の質問に対する該回答に応じて、複数の性格タイプ
のそれぞれに配点する手段と、該複数の性格タイプのそ
れぞれに対する該配点の分布に基づいて、該複数の性格
タイプのうち代表的な性格タイプと該代表的な性格タイ
プの度数を決定する手段と、該代表的な性格タイプと該
代表的な性格タイプの度数を表示する手段とを備えてお
り、これにより、上記目的が達成される。
【0006】前記表示手段は、1点を中心とする複数の
扇型領域のうち1つの扇型領域を選択的に区別して表示
することにより前記代表的な性格タイプを表示し、か
つ、該選択的に区別して表示された扇型領域に含まれる
複数の線分であって該1点を通る複数の線分のうち1つ
の線分を選択的に区別して表示することにより該代表的
な性格タイプの度数を表示してもよい。
【0007】本発明の他の適正ジョブ診断装置は、第1
の質問群に対する回答と第2の質問群に対する回答とを
受け取る入力手段と、該第1の質問群に対する回答に応
じて、第1の手法で適正ジョブの第1候補を決定する第
1候補決定手段と、該第2の質問群に対する回答に応じ
て、該第1の手法とは異なる第2の手法で適正ジョブの
第2候補を決定する第2候補決定手段と、該適正ジョブ
の第1候補と該適正ジョブの第2候補とを調停して、最
終的な適正ジョブを決定する調停手段と、該最終的な適
正ジョブを表示する表示手段とを備えており、これによ
り、上記目的が達成される。
【0008】前記第1候補決定手段は、前記第1の質問
群に対する該回答に応じて、複数の性格タイプのそれぞ
れに配点する手段と、該複数の性格タイプのそれぞれに
対する該配点の分布に基づいて、該複数の性格タイプの
うち代表的な性格タイプと該代表的な性格タイプの度数
を決定する手段と、該代表的な性格タイプと該代表的な
性格タイプの度数とに応じて、予め与えられた複数の第
1候補のうち1つを選択する手段とを備えており、前記
第2候補決定手段は、前記第2の質問群に対する前記回
答に応じて、複数の性格因子のそれぞれに配点する手段
と、該複数の性格因子のすべてに対する該配点の総和
と、該複数の性格因子のうち特定のグループの性格因子
に対する該配点の総和とに基づいて、予め与えられた複
数の第2候補のうち1つを選択する手段とを備えていて
もよい。
【0009】前記調停手段は、前記第1候補決定手段に
よって決定された前記第1候補のフィールドおよびクラ
スと前記第2候補決定手段によって決定された前記第2
候補のフィールドおよびクラスとに応じて調停を行って
もよい。
【0010】前記表示手段は、1点を中心とする複数の
扇型領域のうち1つの扇型領域を選択的に区別して表示
することにより前記最終的な適正ジョブを表示してもよ
い。本発明の適正ジョブ診断方法は、複数の質問に対す
る回答を受け取る工程と、該複数の質問に対する該回答
に応じて、複数の性格タイプのそれぞれに配点する工程
と、該複数の性格タイプのそれぞれに対する該配点の分
布に基づいて、該複数の性格タイプのうち代表的な性格
タイプと該代表的な性格タイプの度数を決定する工程
と、該代表的な性格タイプと該代表的な性格タイプの度
数を表示する工程とを包含しており、これにより、上記
目的が達成される。
【0011】前記表示工程は、1点を中心とする複数の
扇型領域のうち1つの扇型領域を選択的に区別して表示
することにより前記代表的な性格タイプを表示する工程
と、該選択的に区別して表示された扇型領域に含まれる
複数の線分であって該1点を通る複数の線分のうち1つ
の線分を選択的に区別して表示することにより該代表的
な性格タイプの度数を表示する工程とを包含してもよ
い。
【0012】本発明の他の適正ジョブ診断方法は、第1
の質問群に対する回答と第2の質問群に対する回答とを
受け取る工程と、該第1の質問群に対する回答に応じ
て、第1の手法で適正ジョブの第1候補を決定する工程
と、該第2の質問群に対する回答に応じて、該第1の手
法とは異なる第2の手法で適正ジョブの第2候補を決定
する工程と、該適正ジョブの第1候補と該適正ジョブの
第2候補とを調停して、最終的な適正ジョブを決定する
工程と、該最終的な適正ジョブを表示する工程とを包含
しており、これにより、上記目的が達成される。
【0013】前記第1候補を決定する工程は、前記第1
の質問群に対する該回答に応じて、複数の性格タイプの
それぞれに配点する工程と、該複数の性格タイプのそれ
ぞれに対する該配点の分布に基づいて、該複数の性格タ
イプのうち代表的な性格タイプと該代表的な性格タイプ
の度数を決定する工程と、該代表的な性格タイプと該代
表的な性格タイプの度数とに応じて、予め与えられた複
数の第1候補のうち1つを選択する工程とを包含してお
り、前記第2候補を決定する工程は、前記第2の質問群
に対する前記回答に応じて、複数の性格因子のそれぞれ
に配点する工程と、該複数の性格因子のすべてに対する
該配点の総和と、該複数の性格因子のうち特定のグルー
プの性格因子に対する該配点の総和とに基づいて、予め
与えられた複数の第2候補のうち1つを選択する工程と
を包含してもよい。
【0014】前記調停工程は、前記第1候補を決定する
工程で決定された前記第1候補のフィールドおよびクラ
スと前記第2候補を決定する工程で決定された前記第2
候補のフィールドおよびクラスとに応じて調停を行う工
程を包含してもよい。
【0015】前記表示工程は、1点を中心とする複数の
扇型領域のうち1つの扇型領域を選択的に区別して表示
することにより前記最終的な適正ジョブを表示する工程
を包含してもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
【0017】図1は、本発明による適正ジョブ診断装置
の一実施例の構成を示す。この装置は、予め用意された
複数の質問に対する回答に基づいて、回答者の性格特性
を分析し、その分析結果に応じてその回答者の性格特性
に適した職能分野(技術、営業、製造、総務、労務、経
理など)をディスプレイに表示するものである。本明細
書では、性格特性の分析の対象となる者(回答者)を
「クライアント」といい、そのクライアントの性格特性
に適した職能分野を「適正ジョブ」ということにする。
【0018】この装置は、CPU1を中心にして、これ
に記憶装置2、入力装置3、表示装置4および印刷装置
5を接続したものである。
【0019】CPU1はマイクロプロセッサを主体に構
成されている。記憶装置2はランダムアクセスメモリ
(RAM)を含み、CPU1の動作手順を規定するプロ
グラムやCPU1によって処理されるべきデータを記憶
する。また、記憶装置2に記憶されているデータはCP
U1によって読み出される。記憶装置2には、第1の質
問群のテキストデータを予め記憶するための第1質問群
記憶エリア10、その第1の質問群に対するクライアン
トからの回答を記憶するための第1回答群記憶エリア1
1、第2の質問群のテキストデータを予め記憶するため
の第2質問群記憶エリア20、その第2の質問群に対す
るクライアントからの回答を記憶するための第2回答群
記憶エリア21、第1配点表を予め記憶するための第1
配点表記憶エリア12、第2配点表を予め記憶するため
の第2配点表記憶エリア22、第1候補を記憶するため
の第1候補記憶エリア13および第2候補を記憶するた
めの第2候補記憶エリア23が含まれている。
【0020】入力装置3は、典型的にはキーボードとマ
ウスとを有しており、クライアントがこの装置に所望の
データを入力することを可能にする。キーボードやマウ
ス以外の入力装置を使用することももちろん可能であ
る。入力装置3から入力されたデータはCPU1に与え
られる。
【0021】表示装置4は、CPU1に入力されたデー
タやCPU1によって処理されたデータを表示する。印
刷装置5は、CPU1によって処理されたデータを印刷
する。
【0022】上述した構成の適正ジョブ診断装置は、た
とえば共通のハウジングに組み込まれた単一の装置とし
て構成されていてもよい。あるいは、CPU1及び記憶
装置2が1つのユニットで構成され、入力装置3、表示
装置4および印刷装置5はそれぞれ別のユニットとして
構成され、それらがケーブルで接続されたものであって
もよい。また、記憶装置2は、上述したようにRAMで
構成されているものに代え、記録媒体が外部に取り出し
可能なフレキシブルディスク装置等で構成されてもよ
い。
【0023】図2は、図1に示す適正ジョブ診断装置の
処理動作を示すデータフローである。
【0024】ステップS1では、CPU1によって第1
候補決定処理100が実行される。これにより、第1の
質問群に対する回答に応じて、性格タイプの分析に基づ
き適正ジョブの第1候補が決定される。第1候補は記憶
装置2の第1候補記憶エリア13に記憶される。
【0025】ステップS2では、CPU1によって第2
候補決定処理200が実行される。これにより、第2の
質問群に対する回答に応じて、多数の性格因子の分析に
基づき適正ジョブの第2候補が決定される。第2候補は
記憶装置2の第2候補記憶エリア23に記憶される。第
1候補決定処理100の実行と第2候補決定処理200
の実行はどちらが先であってもかまわない。
【0026】上述した第1候補と第2候補とは本来一致
するはずである。しかし、第1の質問群と第2の質問群
とは異なる側面からクライアントの性格特性を把握する
ように設計されているため、第1候補と第2候補とが一
致しない場合もあり得る。そこで、第1候補と第2候補
とが一致しない場合に、双方の分析結果を考慮して最終
的な適正ジョブを決定する必要がある。このために設け
られている処理が調停処理である。
【0027】ステップS3では、CPU1によって調停
処理300が実行される。調停処理300の結果は、表
示装置4に表示される。図3は、第1候補決定処理10
0の流れを示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャートに沿って、適正ジョブ診断装置の処理動作を
具体的に説明する。
【0028】ステップS101では、CPU1は、記憶
装置2の第1質問群記憶エリア10から第1の質問群の
テキストデータを読み出し、その第1の質問群のそれぞ
れを表示装置4に表示する。これにより、クライアント
に第1の質問群が提示される。表示装置4には、複数の
質問が一度に表示されてもよいし、質問が1つずつ表示
されてもよい。ここでは、説明の簡単のため、質問はテ
キストデータの形式で記憶装置2に記憶されているとし
たが、もちろん画像データや音声データを伴うものであ
ってもよい。
【0029】クライアントは、質問に対する回答を適正
ジョブ診断装置に入力する。適正ジョブ診断装置への回
答の入力は、入力装置3のキーボードの特定のキーを押
下することにより、又は、入力装置3のマウスで表示装
置4の画面上の特定の領域を指示することにより行われ
る。クライアントの代わりにオペレータが質問に対する
回答を適正ジョブ診断装置に入力してもよい。しかし、
クライアントのプライバシー保護の観点からクライアン
ト自身が質問に対する回答を適正ジョブ診断装置に入力
することが好ましい。
【0030】複数の質問に対する回答が効率よく適正ジ
ョブ診断装置に入力されるためには、質問とその質問に
対する回答の選択枝とを表示し、クライアントが回答を
容易に選択できるようにすることが好ましい。本実施例
では、1つの質問に対する回答として、「1」〜「7」
の7とおりの選択枝のうち1つを選択する択一式を採用
する。質問に対して完全に「いいえ」の場合は「1」、
完全に「はい」の場合は「7」、その中間の場合はその
程度に応じて「2」〜「6」のいずれかの選択枝を回答
として選択する。もちろん選択枝の数は7に限定される
わけではない。入力装置3から回答が入力されると(ス
テップS102)、入力された回答はCPU1に与えら
れる。CPU1は、その回答を第1回答群記憶エリア1
1に記憶する(ステップS103)。
【0031】図4は、第1回答群記憶エリア11に記憶
された回答群の例を示す。この例は、質問1〜質問5に
対する回答がそれぞれ「4」、「4」、「7」、「1」
および「2」であった場合を示している。すなわち、対
応するフラグをオンにすることによって各質問に対する
回答が第1回答群エリア11に記憶される。もちろん回
答の記憶の形式はこれに限定されるわけではなく、例え
ば、回答の値そのものを記憶しておくようにしてもよ
い。
【0032】ステップS104では、CPU1は、第1
の質問群のすべての質問が終了したか否かを判定する。
第1の質問群の質問がまだ終了していない場合は、ステ
ップS101に戻り、上述した各ステップが繰り返され
る。第1の質問群の質問がすべて終了した場合は、ステ
ップS105に進む。
【0033】ステップS105では、CPU1は、第1
回答群記憶エリア11に記憶された複数の回答に応じ
て、複数の性格タイプのそれぞれの得点を算出する。こ
の得点の算出には、第1配点表記憶エリア12に記憶さ
れている第1配点表が参照される。本実施例では、性格
特性を3つの性格タイプに分類して、それぞれ「パニッ
クタイプ(Pタイプ)」、「イキイキタイプ(Cタイ
プ)」、「無気力タイプ(Dタイプ)」というものとす
る。Cタイプは、PタイプとDタイプの中間のタイプを
表すように設計される。
【0034】図5は、第1配点表記憶エリア12に記憶
されている第1配点表の例を示す。第1配点表は、質問
に対する回答に対して各性格タイプごとの得点配分を決
めたものである。例えば、図5に示す第1配点表の第1
行は、質問1に対する回答が「1」であった場合にはD
タイプの得点に2点が加算され、質問1に対する回答が
「4」であった場合にはCタイプの得点に2点が加算さ
れ、質問1に対する回答が「7」場合にはPタイプの得
点に3点が加算されることを示している。このような計
算により、質問1〜5に対する回答が図3に示すようで
あった場合には、Pタイプの得点は2点(=0+0+0
+2+0)となり、Cタイプの得点は6点(=2+2+
0+0+2)となり、Dタイプの得点は3点(=0+0
+3+0+0)となる。この得点分布がクライアントの
性格特性を示す。
【0035】ステップS106では、CPU1は、Pタ
イプ、CタイプおよびDタイプの得点分布に基づいて、
クライアントがいずれの性格タイプに属するかを判定す
るとともに、そのクライアントが属する性格タイプの度
数を算出する。そのクライアントは最大の得点を有する
性格タイプに属すると判定される。すなわち、Pタイプ
の得点を「P」、Cタイプの得点を「C」、Dタイプの
得点を「D」とするとき、P>CかつP>Dならばその
クライアントはPタイプに属すると判定され、C>Pか
つC>DならばそのクライアントはCタイプに属すると
判定され、D>PかつD>Cならばそのクライアントは
Dタイプに属すると判定される。例えば、質問1〜5に
対する回答が図3に示すようであった場合には、Cタイ
プの得点が6点であり最大であるため、クライアントは
Cタイプに属すると判定される。さらに、一口にCタイ
プといってもPタイプに近いCタイプもあればDタイプ
に近いCタイプもあると考えられる。性格タイプの「度
数」とは、クライアントが属する性格タイプの他の性格
タイプへの「偏り」の程度を示す。本実施例では、Cタ
イプは、CP3、CP2、CP1、CPD、CD1、CD2およびC
D3の7つの度数を有する。度数CPDは、PタイプにもD
タイプにも偏らない典型的なCタイプであることを示
す。度数CPnは、CタイプのPタイプへの偏り度合いを
示し、nの数が大きい程Pタイプに近いCタイプである
ことを示す。一方、度数CDnは、CタイプのDタイプへ
の偏り度合いを示し、nの数が大きい程Dタイプに近い
Cタイプであることを示す。
【0036】同様にして、本実施例では、Pタイプは、
1〜P5の5つの度数を有する。度数Pnのnの数が大
きい程Cタイプに近いPタイプであることを示す。Dタ
イプは、D1〜D5の5つの度数を有する。度数Dnのn
の数が大きい程Cタイプに近いDタイプであることを示
す。
【0037】性格タイプの「度数」は、上述したよう
に、異なる性格タイプ間の偏りが反映されるように算出
される。例えば、クライアントがCタイプに属すると判
定された場合において、D>Pかつ3×(P+D)≦C
ならばCタイプの度数はCD1であると決定され、D>P
かつ2×(P+D)≦C<3×(P+D)ならばCタイ
プの度数はCD2であると決定され、D>Pかつ(P+
D)≦C<2×(P+D)ならばCタイプの度数はCD3
であると決定される。例えば、質問1〜5に対する回答
が図3に示すようであった場合には、P=2、C=6、
D=3であるため、そのクライアントのCタイプの度数
はCD3であると決定される。
【0038】ステップS107では、CPU1は、クラ
イアントが属する性格タイプとその性格タイプの度数と
に基づいて、予め与えられた複数の適正ジョブの候補の
うちの1つを選択する。このようにして選択された候補
が適正ジョブの「第1候補」して決定される。適正ジョ
ブの第1候補の決定には扇型のチャートが使用される。
【0039】図6は、適正ジョブの第1候補の決定に使
用される扇型のチャート600の例である。このチャー
ト600は、後述する最終的な適正ジョブの決定にも使
用される。チャート600は、「ゾーングラフ」と呼ば
れる領域602と、「適正ジョブゾーン」とよばれる領
域603とを含んでいる。ゾーングラフ602と適正ジ
ョブゾーン603とは中心601を通る複数の線分によ
って複数の領域に区分されている。
【0040】ゾーングラフ602は、線分P1と線分P5
とによって定義される「パニックゾーン」と、線分D1
と線分D5とによって定義される「無気力ゾーン」と、
その他の「イキイキゾーン」とに区分される。
【0041】適正ジョブゾーン603は、「技術」、
「営業」、「労務」、「製造」、「経理」および「総
務」の6つの職能分野に区分される。これらの職能分野
はそれぞれ一部重複することがある。本明細書では、こ
れらの職能分野のそれぞれを「フィールド」という。ま
た、各フィールドは複数の領域にさらに区分される。本
明細書では、この複数の領域のそれぞれを「クラス」と
いう。例えば、フィールド「技術」は、クラス「技術
(A)」とクラス「技術(B)」とクラス「技術
(C)」とに区分される。このように、適正ジョブは、
フィールドとクラスとによって特定される。
【0042】扇型のチャート600を区分する複数の線
分のそれぞれはいずれかの性格タイプの度数に対応す
る。図6に示されるように、扇型のチャート600を区
分する複数の線分のそれぞれに対応する性格タイプの度
数は、扇型のチャート600の円周に沿って示される。
ステップS107では、CPU1は、ステップS106
で決定された性格タイプの度数に対応する線分の左に近
接するフィールドおよびクラスによって特定される適正
ジョブを適正ジョブの「第1の候補」として決定する。
例えば、質問1〜5に対する回答が図3に示すようであ
った場合には、上述したように、クライアントの属する
性格タイプはCタイプであり、その度数はCD3であっ
た。この場合、図6に示されるように、直線CD3の左に
近隣する適正ジョブは「製造(B)」であるため、第1
候補決定処理100による適正ジョブの「第1候補」
は、「製造(B)」ということになる。
【0043】ステップS108では、CPU1は、適正
ジョブの「第1候補」を記憶装置2の第1候補記憶エリ
ア13に記憶する。「第1候補」の記憶の形式は問わな
い。例えば、「第1候補」を特定するフィールドの識別
子とクラスの識別子とを記憶するようにしてもよい。
【0044】図7は、第2候補決定処理200の流れを
示すフローチャートである。以下、このフローチャート
に沿って、適正ジョブ診断装置の処理動作を具体的に説
明する。
【0045】ステップS201〜ステップS204は、
図3のステップS101〜ステップS104と同様であ
る。これらのステップにより、第2の質問群がクライア
ントに提示され、第2の質問群に対するクライアントか
らの回答が適正ジョブ診断装置に入力され、その回答が
記憶装置2の第2回答群記憶エリア21に記憶される。
【0046】ステップS205では、CPU1は、第2
回答群記憶エリア21に記憶された複数の回答に応じ
て、複数の性格因子のそれぞれの得点を算出する。第2
候補決定処理200においては、クライアントの性格特
性を15以上の詳細な性格因子に基づいて把握すること
により、第2候補決定処理200における分析結果をク
ライアントの心的状態の分析にも応用可能なようにして
いる。このため、第1の質問群の数は35問程度で足り
るが、第2の質問群の数は190問程度であることが好
ましい。
【0047】本実施例では、説明の簡単のため、クライ
アントの性格特性を「集中力」「直観力」「忍耐力」
「責任感」「積極性」「持久力」「慎重度」という7つ
の性格因子に基づいて把握することとする。
【0048】各性格因子の得点の算出には、第2配点表
記憶エリア22に記憶されている第2配点表が参照され
る。第2配点表の構造は、図5に示す第1配点表の構造
と同様であるので、ここではその説明を省略する。以下
での説明のため、ステップS205での「配点」の結
果、各性格因子の得点はそれぞれ以下のとおりであった
と仮定する。
【0049】「集中力」:51点 「直観力」:30点 「忍耐力」:43点 「責任感」:68点 「積極性」:48点 「持久力」:39点 「慎重度」:27点 ステップS206では、CPU1は、7つの性格因子の
得点の総和と、特定のグループの性格因子の得点の総和
に基づいて、適正ジョブの「第2候補」を決定する。こ
こで、性格因子の得点の総和と適正ジョブとの関係は予
め決められている。ここでは、性格因子の得点の総和が
180点以上である場合においては、性格因子の得点の
総和と適正ジョブ(フィールドとクラス)との間に以下
のような対応関係が予め決められていると仮定する。
【0050】(1)フィールドが「技術」の場合 (a)200点≦性格因子の得点の総和<250点:ク
ラス「技術(C)」 (b)250点≦性格因子の得点の総和<300点:ク
ラス「技術(B)」 (c)300点≦性格因子の得点の総和<350点:ク
ラス「技術(A)」 (2)フィールドが「営業」の場合 (a)180点≦性格因子の得点の総和<230点:ク
ラス「営業(C)」 (b)230点≦性格因子の得点の総和<280点:ク
ラス「営業(B)」 (c)280点≦性格因子の得点の総和<320点:ク
ラス「営業(A)」 例えば、上述の例では、7つの性格因子の得点の総和
は、306点(=51+30+43+68+38+39
+27)である。従って、上記(1)(c)に該当する
から「技術(A)」が適正ジョブであると判定される。
さらに、上記(2)(c)にも該当するから「営業
(A)」もまた適正ジョブであると判定される。このよ
うに、性格因子の得点の総和だけでは、適正ジョブを1
つに絞り込めない場合がある。異なるフィールド間では
性格因子の得点分布が重複しているのが通常だからであ
る。この場合、特定のグループの性格因子の得点の総和
が所定のしきい値より大きいか小さいかに応じて「技術
(A)」と「営業(A)」のうちいずれが適正ジョブで
あるかが決定される。特定のグループの性格因子として
は、例えば、「忍耐力」と「責任感」と「積極性」が挙
げられる。所定のしきい値は、例えば、120点であ
る。上述の例では、「忍耐力」と「責任感」と「積極
性」の得点の総和は、159点(=43+68+48)
である。このようにして、営業(A)」が適正ジョブで
あると決定される。その結果、第2候補決定処理200
による適正ジョブの「第2候補」は、「営業(A)」と
いうことになる。ステップS207では、CPU1は、
適正ジョブの「第2候補」を記憶装置2の第2候補記憶
エリア23に記憶する。「第2候補」の記憶の形式は問
わない。例えば、「第2候補」を特定するフィールドの
識別子とクラスの識別子とを記憶するようにしてもよ
い。
【0051】図8は、調停処理300の流れを示すフロ
ーチャートである。以下、このフローチャートに沿っ
て、適正ジョブ診断装置の処理動作を具体的に説明す
る。
【0052】ステップS301では、CPU1は、記憶
装置2の第1候補記憶エリア13から「第1候補」を読
み出し、記憶装置2の第2候補記憶エリア23から「第
2候補」を読み出す。
【0053】ステップS302では、「第1候補」のフ
ィールドと「第2候補」のフィールドが一致するか否か
が判定される。「第1候補」のフィールドと「第2候
補」のフィールドが一致する場合には、「第2候補」を
最終的な適正ジョブとして決定する(ステップS30
3)。「第1候補」のフィールドと「第2候補」のフィ
ールドが一致しない場合には、そのフィールドギャップ
に応じたクラスの数だけ「第2候補」を「第1候補」に
近づく方向にシフトする(ステップS304)。ここ
で、フィールドギャップとは、異なるフィールド間の
「距離」を規定するものである。この「距離」は、図6
の適正ジョブゾーン603に示されるフィールド間の距
離に対応する。例えば、フィールド「営業」を基準とし
た場合の他のフィールドとの間のフィールドギャップ
は、以下のように定義される。
【0054】 「営業」と「技術」との間のフィールドギャップ:1 「営業」と「労務」との間のフィールドギャップ:1 「営業」と「製造」との間のフィールドギャップ:2 「営業」と「経理」との間のフィールドギャップ:3 「営業」と「総務」との間のフィールドギャップ:4 上述した例では、「第1候補」は「製造(B)」であ
り、「第2候補」は「営業(A)」であった。この場
合、フィールドギャップは2であるから、フィールドギ
ャップに等しいクラスの数だけ「第2候補」を「第1候
補」の方向にシフトすることにすると、最終的な適正ジ
ョブは「労務(A)」ということになる。このようにし
て、調停処理300によれば、異なる手法で求められた
「第1候補」と「第2候補」とを調停して最終的な適正
ジョブを求めることが可能となる。
【0055】ステップS305では、CPU1は、ステ
ップS304で決定された最終的な適正ジョブを表示装
置4に表示する。この場合、図6の適正ジョブゾーン6
03において、ステップS304で決定された最終的な
適正ジョブのフィールドとクラスを他の領域と異なる表
示態様で区別して表示することが好ましい。例えば、当
該フィールドとクラスを他の部分と異なる色で表示した
り、ブリンキング表示したりすることが好ましい。これ
により、クライアントは適正ジョブ診断装置による診断
結果を容易に理解することができる。
【0056】このように表示されたゾーングラフ602
と適正ジョブゾーン603は、印刷装置5によって印刷
され得る。また、これらとともに文章で記載された「ア
ドバイス」を印刷装置5に印刷するようにしてもよい。
この「アドバイス」には適正ジョブに関する説明の他、
クライアントの能力向上に関する説明が含まれ得る。例
えば、適正ジョブ診断装置による分析により最適と診断
された適正ジョブとクライアント自身が希望するジョブ
とが異なる場合には、この「アドバイス」には、クライ
アントがどのような行為を実践すればクライアント自身
が希望するジョブが適正ジョブに近づくかという説明
(処方箋)が含まれ得る。このような処方箋の出力は、
適正ジョブのフィールドおよびクラスとクライアント自
身が希望するジョブのフィールドおよびクラスとの間の
ギャップに応じて、予め用意された複数の処方箋のうち
の1つを選択し、選択された処方箋を出力することによ
り達成される。
【0057】上述した実施例では、第1候補決定処理1
00によって求められた「クライアントが属する性格タ
イプ」と「その性格タイプの度数」とは表示装置4には
表示されなかった。「クライアントが属する性格タイ
プ」に応じて図6に示すゾーングラフ602内の対応す
る領域を他の領域と区別して表示してもよい。「クライ
アントが属する性格タイプ」がPタイプである場合に
は、ゾーングラフ602の「パニックゾーン」を他と区
別して表示する。「クライアントが属する性格タイプ」
がCタイプである場合には、ゾーングラフ602の「イ
キイキゾーン」を他と区別して表示する。「クライアン
トが属する性格タイプ」がDタイプである場合には、ゾ
ーングラフ602の「無気力ゾーン」を他と区別して表
示する。また、「その性格タイプの度数」に応じて図6
のゾーングラフ602に含まれる複数の線分のうちの1
つを他と線分と異なる表示態様で区別して表示してもよ
い。
【0058】また、上述した実施例では、「クライアン
トが属する性格タイプ」と「その性格タイプの度数」を
第1候補決定処理100の一環として求めたが、第1候
補決定処理100におけるステップS101〜S106
を独立して実行させ、その結果求められる「クライアン
トが属する性格タイプ」と「その性格タイプの度数」と
を図6のゾーングラフ602上に表示するようにしても
よい。このように表示されたゾーングラフ602は、印
刷装置5によって印刷され得る。また、ゾーングラフ6
02とともに文章で記載された「アドバイス」を印刷装
置5に印刷するようにしてもよい。これにより、クライ
アントは自己の性格タイプの傾向を容易に知ることが可
能となる。
【0059】また、上述した実施例では、性格特性をP
タイプとCタイプとDタイプの3種類に分類したが、C
タイプをさらにCM(熱意度)、CF(自信度)、CT
(セルフコントロール度)の3つの因子に分類して分析
してもよい。これは、Cタイプに属するクライアントが
多いと予想されることから、さらに詳しい性格特性の分
析を行うためである。このような分析を実現するために
は、上述した図5に示す第1配点表において「C」とあ
るのを「CM」又は「CF」又は「CT」に置き換えて
各因子ごとに得点を算出するようにすればよい。Cタイ
プの因子分析の結果(CM:CF:CT)は、例えば、
円グラフを用いて表示される。
【0060】さらに、上述した実施例では、第2候補決
定処理200によって求められた各性格因子の得点分布
は表示装置4には表示されなかった。各性格因子の得点
分布はクライアントの心の状態を反映する。従って、ク
ライアントの心の状態を診断するために、各性格因子の
得点分布を表示装置4に表示することは有用である。し
かし、各性格因子の得点分布を個別に表示してもクライ
アントには何のことか理解できない。これらの性格因子
の得点分布が全体として意味するところをクライアント
が感覚的かつ直感的に理解できるように表示することが
肝要である。
【0061】図9は、性格因子を特定の絵柄の形態に対
応づけることにより、クライアントの心の状態を表示す
る例である。図9に示す例では、性格因子「集中力」は
絵柄「木の幹」に対応づけれている。性格因子「集中
力」の得点は12レベルに区分され、各レベルごとに
「木の幹」の太さや高さが変化する。また、図9に示す
例では、性格因子「忍耐力」は絵柄「木の根」に対応づ
けられている。性格因子「忍耐力」の得点は4レベルに
区分され、各レベルごとに「木の根」のはりぐあいが変
化する。このような対応づけにより、クライアントは、
自分自身の心の状態を感覚的かつ直感的に理解できる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、予め用意された複数の
質問に対する回答に基づいて、クライアントの性格特性
に適した職能分野を表示することができる。これによ
り、そのクライアントの職業的な能力を客観的に測定す
ることが可能となる。この測定は、そのクライアントの
性格特性の分析に基づいているため、そのクライアント
の潜在能力をも分析結果に反映させることができる。
【0063】また、クライアントの性格特性の分析を異
なる2種類の手法で行い、個別の分析結果を統合するこ
とにより、そのクライアントの適正ジョブをより正確に
把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による適正ジョブ診断装置の一実施例の
構成を示す図である。
【図2】図1に示す適正ジョブ診断装置の処理動作を示
すデータフローである。
【図3】第1候補決定処理100の流れを示すフローチ
ャートである。
【図4】第1回答群記憶エリア11に記憶された回答群
の例である。
【図5】第1配点表記憶エリア12に記憶されている第
1配点表の例である。
【図6】適正ジョブの第1候補の決定に使用される扇型
のチャート600の例である。
【図7】第2候補決定処理200の流れを示すフローチ
ャートである。
【図8】調停処理300の流れを示すフローチャートで
ある。
【図9】クライアントの性格因子の分析に基づき、その
クライアントの心の状態を表示する例である。
【符号の説明】
1 CPU 2 記憶装置 3 入力装置 4 表示装置 5 印刷装置 10 第1質問群記憶エリア 11 第1回答群記憶エリア 12 第1配点表記憶エリア 13 第1候補記憶エリア 20 第2質問群記憶エリア 21 第2回答群記憶エリア 22 第2配点表記憶エリア 23 第2候補記憶エリア

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の質問に対する回答を受け取る手段
    と、 該複数の質問に対する該回答に応じて、複数の性格タイ
    プのそれぞれに配点する手段と、 該複数の性格タイプのそれぞれに対する該配点の分布に
    基づいて、該複数の性格タイプのうち代表的な性格タイ
    プと該代表的な性格タイプの度数を決定する手段と、 該代表的な性格タイプと該代表的な性格タイプの度数を
    表示する手段とを備えた適正ジョブ診断装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、1点を中心とする複数
    の扇型領域のうち1つの扇型領域を選択的に区別して表
    示することにより前記代表的な性格タイプを表示し、か
    つ、該選択的に区別して表示された扇型領域に含まれる
    複数の線分であって該1点を通る複数の線分のうち1つ
    の線分を選択的に区別して表示することにより該代表的
    な性格タイプの度数を表示する、請求項1に記載の適正
    ジョブ診断装置。
  3. 【請求項3】 第1の質問群に対する回答と第2の質問
    群に対する回答とを受け取る入力手段と、 該第1の質問群に対する回答に応じて、第1の手法で適
    正ジョブの第1候補を決定する第1候補決定手段と、 該第2の質問群に対する回答に応じて、該第1の手法と
    は異なる第2の手法で適正ジョブの第2候補を決定する
    第2候補決定手段と、 該適正ジョブの第1候補と該適正ジョブの第2候補とを
    調停して、最終的な適正ジョブを決定する調停手段と、 該最終的な適正ジョブを表示する表示手段とを備えた適
    正ジョブ診断装置。
  4. 【請求項4】 前記第1候補決定手段は、 前記第1の質問群に対する該回答に応じて、複数の性格
    タイプのそれぞれに配点する手段と、 該複数の性格タイプのそれぞれに対する該配点の分布に
    基づいて、該複数の性格タイプのうち代表的な性格タイ
    プと該代表的な性格タイプの度数を決定する手段と、 該代表的な性格タイプと該代表的な性格タイプの度数と
    に応じて、予め与えられた複数の第1候補のうち1つを
    選択する手段とを備えており、 前記第2候補決定手段は、 前記第2の質問群に対する前記回答に応じて、複数の性
    格因子のそれぞれに配点する手段と、 該複数の性格因子のすべてに対する該配点の総和と、該
    複数の性格因子のうち特定のグループの性格因子に対す
    る該配点の総和とに基づいて、予め与えられた複数の第
    2候補のうち1つを選択する手段とを備えている、請求
    項3に記載の適正ジョブ診断装置。
  5. 【請求項5】 前記調停手段は、前記第1候補決定手段
    によって決定された前記第1候補のフィールドおよびク
    ラスと前記第2候補決定手段によって決定された前記第
    2候補のフィールドおよびクラスとに応じて調停を行
    う、請求項3に記載の適正ジョブ診断装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、1点を中心とする複数
    の扇型領域のうち1つの扇型領域を選択的に区別して表
    示することにより前記最終的な適正ジョブを表示する、
    請求項3に記載の適正ジョブ診断装置。
  7. 【請求項7】 複数の質問に対する回答を受け取る工程
    と、 該複数の質問に対する該回答に応じて、複数の性格タイ
    プのそれぞれに配点する工程と、 該複数の性格タイプのそれぞれに対する該配点の分布に
    基づいて、該複数の性格タイプのうち代表的な性格タイ
    プと該代表的な性格タイプの度数を決定する工程と、 該代表的な性格タイプと該代表的な性格タイプの度数を
    表示する工程とを包含する適正ジョブ診断方法。
  8. 【請求項8】 前記表示工程は、1点を中心とする複数
    の扇型領域のうち1つの扇型領域を選択的に区別して表
    示することにより前記代表的な性格タイプを表示する工
    程と、該選択的に区別して表示された扇型領域に含まれ
    る複数の線分であって該1点を通る複数の線分のうち1
    つの線分を選択的に区別して表示することにより該代表
    的な性格タイプの度数を表示する工程とを包含する、請
    求項7に記載の適正ジョブ診断方法。
  9. 【請求項9】 第1の質問群に対する回答と第2の質問
    群に対する回答とを受け取る工程と、 該第1の質問群に対する回答に応じて、第1の手法で適
    正ジョブの第1候補を決定する工程と、 該第2の質問群に対する回答に応じて、該第1の手法と
    は異なる第2の手法で適正ジョブの第2候補を決定する
    工程と、 該適正ジョブの第1候補と該適正ジョブの第2候補とを
    調停して、最終的な適正ジョブを決定する工程と、 該最終的な適正ジョブを表示する工程とを包含する適正
    ジョブ診断方法。
  10. 【請求項10】 前記第1候補を決定する工程は、 前記第1の質問群に対する該回答に応じて、複数の性格
    タイプのそれぞれに配点する工程と、 該複数の性格タイプのそれぞれに対する該配点の分布に
    基づいて、該複数の性格タイプのうち代表的な性格タイ
    プと該代表的な性格タイプの度数を決定する工程と、 該代表的な性格タイプと該代表的な性格タイプの度数と
    に応じて、予め与えられた複数の第1候補のうち1つを
    選択する工程とを包含しており、 前記第2候補を決定する工程は、 前記第2の質問群に対する前記回答に応じて、複数の性
    格因子のそれぞれに配点する工程と、 該複数の性格因子のすべてに対する該配点の総和と、該
    複数の性格因子のうち特定のグループの性格因子に対す
    る該配点の総和とに基づいて、予め与えられた複数の第
    2候補のうち1つを選択する工程とを包含している、請
    求項9に記載の適正ジョブ診断方法。
  11. 【請求項11】 前記調停工程は、前記第1候補を決定
    する工程で決定された前記第1候補のフィールドおよび
    クラスと前記第2候補を決定する工程で決定された前記
    第2候補のフィールドおよびクラスとに応じて調停を行
    う工程を包含する、請求項9に記載の適正ジョブ診断方
    法。
  12. 【請求項12】 前記表示工程は、1点を中心とする複
    数の扇型領域のうち1つの扇型領域を選択的に区別して
    表示することにより前記最終的な適正ジョブを表示する
    工程を包含する、請求項9に記載の適正ジョブ診断方
    法。
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