JPH0981058A - 超高層構築物における照明システム - Google Patents

超高層構築物における照明システム

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JPH0981058A
JPH0981058A JP23144995A JP23144995A JPH0981058A JP H0981058 A JPH0981058 A JP H0981058A JP 23144995 A JP23144995 A JP 23144995A JP 23144995 A JP23144995 A JP 23144995A JP H0981058 A JPH0981058 A JP H0981058A
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JP
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light
image
screen
super high
sky
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Application number
JP23144995A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Shoji
茂美 東海林
Tsukasa Kadowaki
司 門脇
Kazuyuki Taguchi
和行 田口
Yuji Harima
裕次 播磨
Kazumasa Nakada
一昌 中田
Ko Umemoto
香 梅本
Kiyoe Nagano
聖恵 永野
Tomomi Sakano
知美 坂野
Noriko Takayama
典子 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造体により太陽光が遮られる部分が多い超
高層構築物内において、擬似的に空を再現した状態で照
明を行う。 【解決手段】 超高層構築物は、複数層に形成された人
工地盤を有する。そして、超高層構築物に形成された照
明システムは上記人工地盤の下面に形成されたスクリー
ン6を有する。スクリーン6は、モザイク状に配置さ
れ、かつ、赤、緑、青に着色された透明板6aからな
る。各透明板6の裏面側には、集光装置10により集光
された太陽光を照射する光源12dが設けられている。
光源12dの光量は、画像制御装置7に制御された光量
調節装置12bにより調節可能となっている。そして、
ビデオカメラ8に撮影された上空の画像に対応して、光
源12dの光量を調節することにより、スクリーン6に
画像を表示できる。また、上記光源12dよりスクリー
ン6を通して、人工地盤の下側の照明が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超超高層建築物の
ような巨大な構築物の内部を照明するための超高層構築
物における照明システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般的な建築物は、超高層と言わ
れるもので100階程度であり、一般の建築物は、数階
から数十階程度のものである。また、一戸建ての住居に
おいては、二階から三階建て程度の高さである。すなわ
ち、地上は、比較的低層の建築物により占められてい
る。そして、都市部においては、上記低層の建築物によ
り土地が占有されることにより、緑地が失われ、環境が
破壊される等の問題が生じている。
【0003】このような問題を解決する一つの手段とし
て、土地を有効に活用できる極めて高層な構築物(超超
高層建築物)を構築し、該超超高層建築物に、一つの都
市として機能できるような住居、店舗、事務所、諸施設
を配置することが考えられている。このような超超高層
建築物を構築することにより、土地利用を効率化して人
間が必要とする土地、特に都市部の人間が必要とする土
地の面積を削減し、都市部において森林や草原といった
緑地を拡大することができ、如いては、自然環境の改善
を図ることができる。
【0004】上述のような超超高層建築物は、例えば、
超超高層建築物を支持可能な巨大な構造体、すなわち、
メガストラクチャと、該メガストラクチャに支持された
状態で、例えば、通常の建築物のように居住空間やその
他の設備用の空間等の使用スペースを形成するサブスト
ラクチャとからなるものが提案されている。また、メガ
ストラクチャは、例えば、複数層の人工地盤と、該人工
地盤を支持する支持体とからなるものが提案されてい
る。
【0005】このような超超高層建築物においては、上
記メガストラクチャにより太陽光が遮られ、その内部に
おいては、晴天の昼間でも充分な外光を得ることができ
ない。従来、建築物内部及び外部の日陰となる部分にお
いて、日照を得る方法の一つとして、建築物の陽に当た
る側に設けられた集光装置と、該集光装置により集めら
れた光を伝達する光ファイバと、該光ファイバの末端側
に設けられ、光ファイバにより伝達された光を照射する
照明装置とからなる照明システムがあった。上記照明シ
ステムによれば、建築物内部もしくは外部において、建
築物により日照が遮られる部分にも、光ファイバにより
光を伝達することで、日照を得ることが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光フ
ァイバを用いた照明システムにおいては、集光された光
が光ファイバにより伝達され、該光ファイバの末端から
出力される光を光源とする照明装置から光が照射される
ことになる。従って、照明装置から照射される光は、太
陽を光源とする自然光であるが、上記照明装置は、光フ
ァイバの末端から出力される光を光学系により照射させ
るものであり、外観からは電灯による人工光か自然光か
を区別することが困難である。
【0007】一方、超超高層建築物が都市としての機能
のほとんどを有するので、超超高層建築物に暮らす人々
は、仕事も含めた日常の生活において、超超高層建築物
から一歩も外に出る必要がない。すなわち、超超高層建
築物に暮らす人々は、上方に人工地盤が配置された状態
で、人工光及び人工光か自然光かの区別が付かない上記
照明システムからの自然光のもとで生活することにな
り、空を見ることがほとんどなくなってしまうととも
に、人工地盤に覆われて精神的に圧迫された状態とな
る。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、人工地盤を複数層に重ねるように構成された超
高層構築物において、上方を人工地盤に覆われた状態で
も、仮想的に空を見ることができ、精神的な圧迫感を回
避することができる超高層構築物における照明システム
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
超高層構築物における照明システムは、複数層に形成さ
れた人工地盤及び該人工地盤を支持する支持体とからな
るメガストラクチャと、該人工地盤上もしくは支持体内
に形成され、使用スペースを形成するサブストラクチャ
とからなるものであり、上記人口地盤の下面に設けられ
たスクリーンと、上空を撮影して上空の画像信号を出力
する撮像手段と、超高層構築物の周囲の光を集光する集
光手段と、該集光手段により集光された光を光源として
上記撮像手段で撮影された画像信号を上記スクリーンに
表示するとともに人工地盤の下側を照明する表示手段と
を具備してなることを上記課題の解決手段とした。
【0010】上記構成によれば、撮像手段により撮影さ
れた上空の映像が、表示手段により人工地盤の下面に設
けられたスクリーンに表示されるので、人工地盤の下側
において、スクリーンに映し出された空を見ることがで
きる。また、表示手段は、集光手段により集光された光
を光源としており、該光源によりスクリーンに空の映像
が映し出されるとともに、人工地盤の下側が照らされる
ことになり、スクリーンが照明を兼ねることになる。
【0011】なお、上記スクリーンとしては、例えば、
上記表示手段の構成により異なるものとなるが、例え
ば、周知の透過型スクリーンを用いることができる。ま
た、スクリーンとしては、赤(R)、緑(G)、青
(B)に着色された透明な板体がモザイク状に配置され
たものを用いることができる。また、場合によっては、
スクリーンとして着色されていない透明な板体を用いる
ことができる。
【0012】また、上記撮像手段としては、周知のビデ
オカメラ等の撮像素子を有するカメラを用いることがで
きる。また、上記集光手段としては、レンズ、反射鏡等
の光学系により、太陽光を集光可能な周知のものを用い
ることができる。また、上記集光手段により集光された
光は、光ファイバにより任意の場所に伝達可能とし、集
光手段により集光された光を、スクリーンに画像を表示
する際の光源として利用できるようにする必要がある。
【0013】本発明の請求項2記載の超高層構築物にお
ける照明システムは、任意の画像信号を出力可能な画像
出力手段を有し、上記表示手段が、上記画像出力手段か
ら出力される画像信号を上記スクリーンに表示すること
を上記課題の解決手段とした。上記構成によれば、上記
撮像手段により撮影された上空の映像だけではなく、上
記画像出力手段から出力される任意の画像信号をスクリ
ーンに表示することが可能となり、例えば、超高層構築
物内において緊急事態において非常連絡用のメッセージ
を上記スクリーンに表示することが可能となる。なお、
上記画像出力手段とは、上記表示手段において処理可能
な画像信号を出力できるものならば良く、例えば、画像
データを取り扱うことが可能なコンピュータシステムを
用いることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の一
例を図面を参照して説明する。図1はこの実施の形態の
一例の超高層構築物における照明システムの基本構成を
示すブロック図であり、図2及び図3は上記超高層構築
物における照明システムの概略を説明するためのもので
ある。
【0015】なお、上記超高層構築物における照明シス
テムは、図2及び図3に示すように、複数層の人工地盤
(図2及び図3においては二段だけを図示)1、1及び
該人工地盤1、1を支持する支持体(図2及び図3にお
いては二つだけを図示)2、2からなるメガストラクチ
ャ3と、人工地盤1上に形成された建築物であるサブス
トラクチャ4とからなる超高層構築物5に適用されるも
のである。また、図2及び図3は、実際の超高層構築物
5の具体的構造を示すものではなく、照明システムを説
明するためにデフォルメして超高層構築物5を図示した
ものである。
【0016】そして、図1に示すように上記照明システ
ムは、上記人工地盤(図2及び図3に図示)1、1の下
面に形成されたスクリーン6と、上記スクリーン6に表
示する画像データの制御を行う画像制御装置7と、上記
超高層構築物(図2及び図3に図示)5の上空を撮影す
る複数のビデオカメラ(図2及び図3に二つだけ図示)
8と、上記ビデオカメラ8で撮影された画像データを上
記画像制御装置7に伝送するためのデータ用光ファイバ
9と、上記超高層構築物5の太陽に面する側に設けられ
た多数の集光装置10と、該集光装置10により集光さ
れた太陽光を伝達する太陽光用光ファイバ11と、上記
スクリーン6上に画像制御装置7から出力される画像デ
ータを表示するためのスクリーン表示装置12とを有す
るものである。
【0017】上記スクリーン6は、基本的には液晶ディ
スプレイ等において用いられるRGBモザイクカラーフ
ィルタと同様に赤、緑、青に着色された合成樹脂もしく
はガラス製の多数の透明板6a…がモザイク状に配置さ
れたものである。そして、各色に着色された各透明板6
aがスクリーンの各画素6bを構成するものである。
【0018】また、スクリーン6は、巨大なものであ
り、また、人工地盤1の下面のスクリーン6からその下
の人工地盤1もしくは地盤(図示略)までの距離が比較
的長いので、各画素6bの大きさは、その縦横の長さが
数cm〜数十cmの大きなものとなっている。また、ス
クリーン6の各画素6bを構成する透明板6aの裏面側
は、各透明板毎に反射板(図示略)により覆われた形状
となっており、上記反射板が、透明板6a側に開口する
内面が反射鏡となったセル(図示略)を形成している。
【0019】上記スクリーン表示装置12は、多数の集
光装置10に接続された太陽光用光ファイバー11から
の光を各画素6b毎に分配する光分配器12aと、該光
分配器12aにより分配された太陽光の光量を調整する
光量調節装置12bと、上記光分配器12aから光量調
節装置12bを経て各画素6bに太陽光を伝達する分配
用光ファイバ12cと、分配用光ファイバ12cの末端
側に設けられ上記画素6bのセル内で伝達された光を照
射する光源12dと、上記画素6bのセル内に配置さ
れ、かつ、光量調節可能な補助光源12eとを有するも
のである。
【0020】上記光量調節装置12bは、各分配用光フ
ァイバ12cに分配される光量を上記画像制御装置7か
らの制御信号に基づいて調節するものであり、上記制御
信号に基づいて分配用光ファイバ12cに入力される光
量を減少させることが可能なものならば良い。すなわ
ち、光量調節装置12bは、各画素6bを形成する上記
着色された透明板6a毎に設けられたセル内で上記光源
12dから照射される光量を調節することにより、各画
素6bの階調を表現できるようになっている。
【0021】また、上記補助光源12eは、蛍光管もし
くは電球により構成されるとともに、蛍光管もしくは電
球に対する電圧を上記画像制御装置7からの制御信号に
基づいて調整することにより光量を変更可能となってい
る。そして、上記補助光源12eは、上記集光装置10
により集光された太陽光だけでは、光量が不足する分を
補うためのものである。
【0022】上記画像制御装置7は、画像データを取り
扱うことができる周知のコンピュータシステムから構成
されるもので、上記超高層構築物5の中央監視センター
(図3に図示)13に配置されている。そして、画像制
御装置7は、複数のビデオカメラ8で撮影され、時間列
に従って順次出力される画像を画像データとして取り込
み、上記スクリーン6に表示するために、複数のビデオ
カメラ8で撮影された上空の映像を一つの映像の画像デ
ータに合成するようになっている。
【0023】また、画像制御装置7は、画像データを合
成するに際して、上記スクリーン6の画素数に対応する
解像度の画像データに順次変換し、これらの画像データ
をスクリーン6に表示するための画像データとする。な
お、上記画像データは、時間列に従って順次合成され、
略リアルタイムでスクリーン6に動画として表示できる
ようになっている。
【0024】また、画像制御装置7は、上記ビデオカメ
ラ8により撮影された画像だけを取り扱うものではな
く、予め作製されて記憶された画像データや、上記ビデ
オカメラ8以外の画像を入力可能な装置により取り込ま
れた画像データをスクリーンに表示する画像データに変
換することができる。また、予め記憶されたフォントデ
ータに基づいてテキストデータ(文字)を画像データと
して出力できるとともに、任意の画像データに任意の文
字データを重ね合わせることもできるようになってい
る。
【0025】そして、画像制御装置7は、上記スクリー
ン表示装置12の各画素6b…に対応する光量調節装置
12b及び各画素6b…の補助光源12eに対して、ス
クリーン6に表示すべき画像データを三原色に分解する
とともに、画像データの各色(RGB)の各画素の階調
データを制御信号として出力するようになっている。従
って、スクリーン6の各画素6b…を構成する着色され
た透明板6a…は、裏面側から上記表示すべき画像デー
タの各画素の階調データに対応した明るさで照らされる
ことになり、スクリーン6に画像データが表示されるこ
とになる。
【0026】上記集光装置10は、周知のものであり、
レンズ及び反射鏡等の光学系により太陽光を集光するも
のであれば良い。上記ビデオカメラ8は、撮像素子を有
する周知のビデオカメラであり、例えば撮影された映像
をNTSC信号や、RGBアナログ信号や、RGBデジ
タル信号等で出力できるものならば良い。
【0027】次に、以上のような照明システムの使用方
法及び作用について説明する。まず、ビデオカメラ8に
より超高層構築物5の上空の映像が撮影され、撮影され
た画像データがデータ用光ファイバ9により画像制御装
置7に伝送されるとともに、集光装置10により集光さ
れた太陽光が太陽光用光ファイバ11により光分配器1
2a及び光量調節装置12bに送られる。
【0028】そして、画像制御装置7においては、複数
のビデオカメラ8で順次撮影された上空の画像データ
が、一つのスクリーン6に表示させるための一つの動画
用の連続した画像データに順次合成される。この際に、
スクリーン6上の各色(RGB)の各画素6b…と、画
像データの各色(RGB)の各画素が対応するように画
像データが合成される。
【0029】そして、画像制御装置7は、合成された画
像データの各色(RGB)の各画素毎の階調データに基
づき、光分配器12aによりスクリーン6の各画素6b
…毎に分配された太陽光の光量を光量調節装置12bに
より調節するための制御信号を出力する。また、画像制
御装置7は、合成された画像データの各色(RGB)の
各画素毎の階調データに基づき、スクリーン6の各画素
6b…毎に配置された補助光源12eによる光量を調節
するための制御信号を出力する。
【0030】従って、スクリーン6の各画素6b…の各
色(RGB)に着色された透明板6a…は、上記画像デ
ータの各画素の階調データに対応した光量で裏面側から
照らされることになり、スクリーン6に上記画像データ
に対応する上空の画像が動画として略リアルタイムに表
示されるとともに、スクリーン6を通して、上記光源1
2d及び補助光源12eにより照らされ、下面にスクリ
ーン6の設けられた人工地盤1の下側が照明されること
になる。
【0031】そして、図2に示すように、人工地盤1の
下側の人工地盤1もしくは地盤(図示略)上で生活する
人々は、その上方のスクリーン6に擬似的に再現された
空を眺めることができるとともに、上記スクリーン6を
用いた照明により人工地盤の陰をほとんど気にせずに、
照明された状態で生活することができる。また、上記中
央監視センター13に設けられた画像制御装置7におい
ては、スクリーン6に上記ビデオカメラ8により撮影さ
れた上空の映像以外の様々な画像及びテキストデータを
表示することができるので、図3に示すように、超高層
構築物5全体に緊急に伝達する必要がある非常連絡を文
字と画像とにより表示して、超高層構築物5内の人々に
至急に情報を伝達することができる。
【0032】なお、上記実施の形態の一例においては、
光分配器12aにより集光された太陽光をスクリーン6
の各色(RGB)の各画素6b…毎に分配した後に光量
調節装置12bにより光量を調節するものとしたが、光
分配器12aにおいて、各画素6b…に分配する光量を
調節するようにして、スクリーン6の各画素6b…毎に
配置された各光源12dから照射される光量を調節する
ようにしても良い。
【0033】また、スクリーン6を周知の透過型スクリ
ーンとするとともに、スクリーンの上方側にスクリーン
表示装置として多数の液晶プロジェクタを配置し、画像
制御装置から上空の映像を液晶プロジェクタ毎に分割し
た画像データを液晶プロジェクタに出力するようにして
も良い。この際には、集光された太陽光を上記光分配器
12aにより各液晶プロジェクタ毎に分配し、太陽光を
液晶プロジェクタの光源として用いる。
【0034】また、上述のようにスクリーンに着色され
たRGBモザイクフィルタ状のものを用いずに、上記ス
クリーンを上記透過型スクリーンもしくは無色透明な透
明板とするとともに、集光装置10により集光された光
を各画素6b…毎に分配する前にプリズムにより分光し
て色分けし、色分けされた光を画像制御装置7により光
量を制御された状態でスクリーン6の各画素6b…の光
源12d毎に分配して照射するようにしても良い。ま
た、画像制御装置7を、スクリーン表示装置12に含ま
れるものとしても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の超高層構築物に
おける照明システムによれば、撮像手段により撮影され
た上空の映像が、表示手段により人工地盤の下面に設け
られたスクリーンに表示されるので、人工地盤の下側に
おいて、スクリーンに映し出された空を見ることができ
る。また、表示手段は、集光手段により集光された光を
光源としており、該光源によりスクリーンに空の映像が
映し出されるとともに、人工地盤の下側が照らされるこ
とになり、スクリーンが照明を兼ねることになり、人工
地盤の下側において、上記超高層構築物の外側と同様の
光の環境を再現することができる。
【0036】また、本発明の請求項2記載の超高層構築
物における照明システムによれば、上記撮像手段により
撮影された上空の映像だけではなく、上記画像出力手段
から出力される任意の画像信号をスクリーンに表示する
ことが可能となり、例えば、超高層構築物内の緊急事態
において非常連絡用のメッセージを上記スクリーンに表
示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の超高層構築物にお
ける照明システムの基本構成を説明するためのブロック
図である。
【図2】上記超高層構築物における照明システムを説明
するための超高層構築物の内部の概略を示す側面図であ
る。
【図3】上記超高層構築物における照明システムを説明
するための超高層構築物の内部の概略を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 人工地盤 2 支持体 3 メガストラクチャ 4 サブストラクチャ 5 超高層構築物 6 スクリーン 7 画像制御装置(画像出力手段) 8 ビデオカメラ(撮像手段) 10 集光装置(集光手段) 12 スクリーン表示装置(表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 播磨 裕次 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 中田 一昌 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 梅本 香 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 永野 聖恵 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 坂野 知美 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 高山 典子 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数層に形成された人工地盤及び該人工
    地盤を支持する支持体とからなるメガストラクチャと、
    該人工地盤上もしくは支持体内に形成され、使用スペー
    スを形成するサブストラクチャとからなる超高層構築物
    において、 上記人口地盤の下面に設けられたスクリーンと、上空を
    撮影して上空の画像信号を出力する撮像手段と、超高層
    構築物の周囲の光を集光する集光手段と、該集光手段に
    より集光された光を光源として上記撮像手段で撮影され
    た画像信号を上記スクリーンに表示するとともに人工地
    盤の下側を照明する表示手段とを具備してなることを特
    徴とする超高層構築物における照明システム。
  2. 【請求項2】 任意の画像信号を出力可能な画像出力手
    段を有し、 上記表示手段が、上記画像出力手段から出力される画像
    信号を上記スクリーンに表示することを特徴とする超高
    層構築物における照明システム。
JP23144995A 1995-09-08 1995-09-08 超高層構築物における照明システム Pending JPH0981058A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1750428A2 (en) 2005-08-01 2007-02-07 Olympus Corporation Illumination environment reproducing system

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1750428A2 (en) 2005-08-01 2007-02-07 Olympus Corporation Illumination environment reproducing system

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