JPH098085A - 基板の歩留まり予測演算方法 - Google Patents
基板の歩留まり予測演算方法Info
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- JPH098085A JPH098085A JP17301795A JP17301795A JPH098085A JP H098085 A JPH098085 A JP H098085A JP 17301795 A JP17301795 A JP 17301795A JP 17301795 A JP17301795 A JP 17301795A JP H098085 A JPH098085 A JP H098085A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 配線パターンを設ける基板の量産前において
歩留まりを高精度に予測する。 【構成】 基板上の配線パターンの不良の原因となる欠
陥のサイズに対する離散的な欠陥確率分布Djを一般関
数で近似して単位面積当たりの欠陥分布関数f(x)を
求める第1の演算手段11と、欠陥のサイズに対する不
良期待値Q(x)を算出する第2の演算手段12とから
得られる欠陥分布関数f(x)及び不良期待値Q(x)
とに基づいて面積に応じた不良パターンの数の不良期待
値Tを算出する第3の演算手段13を備え、全体の不良
期待値Tから平均欠陥確率を算出し、この平均欠陥確率
及び配線パターンの総数Hに基づいて基板の歩留まり率
Yを計算する第4の演算手段14を備えることにより、
歩留まりを高精度に予測する。
歩留まりを高精度に予測する。 【構成】 基板上の配線パターンの不良の原因となる欠
陥のサイズに対する離散的な欠陥確率分布Djを一般関
数で近似して単位面積当たりの欠陥分布関数f(x)を
求める第1の演算手段11と、欠陥のサイズに対する不
良期待値Q(x)を算出する第2の演算手段12とから
得られる欠陥分布関数f(x)及び不良期待値Q(x)
とに基づいて面積に応じた不良パターンの数の不良期待
値Tを算出する第3の演算手段13を備え、全体の不良
期待値Tから平均欠陥確率を算出し、この平均欠陥確率
及び配線パターンの総数Hに基づいて基板の歩留まり率
Yを計算する第4の演算手段14を備えることにより、
歩留まりを高精度に予測する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基板の歩留まり予測
演算方法に関する。
演算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルに使用する基板上に設けられ
た薄膜トランジスタ(以下、TFTという)のドレイン
ライン又はゲートラインやLSI等の基板においては、
傷やプロセス中のパーティクル等の欠陥によってパター
ンの断線すなわちオープン不良やパターン同士のショー
ト不良が発生する場合がある。特に、基板の密度が高い
場合には不良の発生率も高くなる。このような基板に1
個所でも不良が発生した場合には、その基板は不良品と
なる。したがって、量産後に検査を行なって不良の発生
率を把握し、量産ロットごとの不良発生率により統計的
手法で歩留まりを予測していた。
た薄膜トランジスタ(以下、TFTという)のドレイン
ライン又はゲートラインやLSI等の基板においては、
傷やプロセス中のパーティクル等の欠陥によってパター
ンの断線すなわちオープン不良やパターン同士のショー
ト不良が発生する場合がある。特に、基板の密度が高い
場合には不良の発生率も高くなる。このような基板に1
個所でも不良が発生した場合には、その基板は不良品と
なる。したがって、量産後に検査を行なって不良の発生
率を把握し、量産ロットごとの不良発生率により統計的
手法で歩留まりを予測していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の歩留まりの予測では、基板の設計段階時において、歩
留まりを予測することができなかった。このため、量産
後において必要とする良品の数が得られなかったり、設
計変更を余儀なくされることがあり、したがって生産計
画に支障をきたすとともに、製品のコストアップや開発
費用の増大を招くという問題があった。この発明は、パ
ターンを形成する基板の量産前における歩留まりを高精
度に予測することができる基板の歩留まり予測演算方法
を提供することを目的とする。
の歩留まりの予測では、基板の設計段階時において、歩
留まりを予測することができなかった。このため、量産
後において必要とする良品の数が得られなかったり、設
計変更を余儀なくされることがあり、したがって生産計
画に支障をきたすとともに、製品のコストアップや開発
費用の増大を招くという問題があった。この発明は、パ
ターンを形成する基板の量産前における歩留まりを高精
度に予測することができる基板の歩留まり予測演算方法
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定の基板上に所定形状に配列された複数のパター
ンの不良に起因する欠陥の所定方向のサイズの離散的な
確率分布を一般関数で近似し、欠陥の所定方向のサイズ
の単位面積当たりの欠陥分布関数を算出する第1の演算
工程と、発生が予想される欠陥により1つもしくは連続
した複数が不良になる得るパターンの数の、発生が予想
される欠陥の所定方向のサイズに応じた不良期待値を算
出する第2の演算工程と、欠陥分布関数と不良期待値と
に基づいて任意の数のパターンを不良にし得る全てのサ
イズの発生が予想される欠陥が基板上の任意の位置にあ
る場合のこの基板の面積に応じた不良パターンの数の不
良期待値を算出する第3の演算工程と、基板の面積に応
じた不良パターンの数の不良期待値及び基板上に形成す
るパターンの数に基づいて基板の歩留まり予測値を算出
する第4の演算工程とを備えることを特徴とする。請求
項2に記載の発明は、請求項1における一般関数が両対
数の一次関数であることを特徴とする。請求項3に記載
の発明は、請求項1又は2におけるパターンは電圧信号
が印加される一定間隔のピッチの配線パターンであり、
欠陥は、この配線パターンにパターニングするフォトリ
ソグラフィー工程時に配線パターン形成箇所上に存在す
るパーティクルであることを特徴とする。
は、所定の基板上に所定形状に配列された複数のパター
ンの不良に起因する欠陥の所定方向のサイズの離散的な
確率分布を一般関数で近似し、欠陥の所定方向のサイズ
の単位面積当たりの欠陥分布関数を算出する第1の演算
工程と、発生が予想される欠陥により1つもしくは連続
した複数が不良になる得るパターンの数の、発生が予想
される欠陥の所定方向のサイズに応じた不良期待値を算
出する第2の演算工程と、欠陥分布関数と不良期待値と
に基づいて任意の数のパターンを不良にし得る全てのサ
イズの発生が予想される欠陥が基板上の任意の位置にあ
る場合のこの基板の面積に応じた不良パターンの数の不
良期待値を算出する第3の演算工程と、基板の面積に応
じた不良パターンの数の不良期待値及び基板上に形成す
るパターンの数に基づいて基板の歩留まり予測値を算出
する第4の演算工程とを備えることを特徴とする。請求
項2に記載の発明は、請求項1における一般関数が両対
数の一次関数であることを特徴とする。請求項3に記載
の発明は、請求項1又は2におけるパターンは電圧信号
が印加される一定間隔のピッチの配線パターンであり、
欠陥は、この配線パターンにパターニングするフォトリ
ソグラフィー工程時に配線パターン形成箇所上に存在す
るパーティクルであることを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明によれば、パターンの単位面積当たり
の離散的な欠陥確率分布を一般関数の欠陥分布関数に近
似し、所定の数のパターンが連続して不良の原因となる
欠陥を仮定して欠陥の所定方向のサイズに対する不良期
待値を算出し、欠陥分布関数と不良期待値とに基づいて
基板の面積に応じた不良パターンの数の不良期待値を算
出し、この基板の面積に応じた不良パターンの数の不良
期待値に基づいて歩留まりを計算する。したがって、パ
ターンを形成する基板の量産前において歩留まりを高精
度に予測することができる。このため、生産計画に支障
をきたすことがなく、製品のコストアップや開発費用の
増大を回避することができる。またこの場合、近似する
一般関数を両対数の一次関数とすることにより、基板の
不良期待値の算出が容易になる。
の離散的な欠陥確率分布を一般関数の欠陥分布関数に近
似し、所定の数のパターンが連続して不良の原因となる
欠陥を仮定して欠陥の所定方向のサイズに対する不良期
待値を算出し、欠陥分布関数と不良期待値とに基づいて
基板の面積に応じた不良パターンの数の不良期待値を算
出し、この基板の面積に応じた不良パターンの数の不良
期待値に基づいて歩留まりを計算する。したがって、パ
ターンを形成する基板の量産前において歩留まりを高精
度に予測することができる。このため、生産計画に支障
をきたすことがなく、製品のコストアップや開発費用の
増大を回避することができる。またこの場合、近似する
一般関数を両対数の一次関数とすることにより、基板の
不良期待値の算出が容易になる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図7を参照してこの発明の一実
施例を説明する。図1は、液晶パネルに使用するTFT
に接続された配線パターンが形成される基板の配線パタ
ーン形成工程での歩留まりを予測する計算装置の概略ブ
ロック図である。演算部1は歩留まりを予測するために
後述する種々の演算を行なうものであり、CPU等で構
成されている。ROM2、RAM3、操作部4、表示部
5及び入力インタフェース(I/F)6はそれぞれバス
を介して演算部1に接続されて演算部1によって制御さ
れるとともに、以下の機能を有するものである。ROM
2は演算部1の動作手順であるプログラム等を格納し、
RAM3は演算部1が演算するためのデータ及び演算結
果のデータを格納する。操作部4は歩留まりを予測する
ために必要な条件を入力する。表示部5は算出した歩留
まりの予測結果やこの装置の動作状態及びユーザに対す
るメッセージを表示する。入力インタフェース6は他の
装置又は外部記憶装置(図示せず)から取り込まれるデ
ータを演算部1が入力可能な状態に整える。
施例を説明する。図1は、液晶パネルに使用するTFT
に接続された配線パターンが形成される基板の配線パタ
ーン形成工程での歩留まりを予測する計算装置の概略ブ
ロック図である。演算部1は歩留まりを予測するために
後述する種々の演算を行なうものであり、CPU等で構
成されている。ROM2、RAM3、操作部4、表示部
5及び入力インタフェース(I/F)6はそれぞれバス
を介して演算部1に接続されて演算部1によって制御さ
れるとともに、以下の機能を有するものである。ROM
2は演算部1の動作手順であるプログラム等を格納し、
RAM3は演算部1が演算するためのデータ及び演算結
果のデータを格納する。操作部4は歩留まりを予測する
ために必要な条件を入力する。表示部5は算出した歩留
まりの予測結果やこの装置の動作状態及びユーザに対す
るメッセージを表示する。入力インタフェース6は他の
装置又は外部記憶装置(図示せず)から取り込まれるデ
ータを演算部1が入力可能な状態に整える。
【0007】次に、基板の歩留まり予測の方法につい
て、演算部1の動作を基に説明する。装置が起動される
と、演算部1はROM2からプログラムを読み込んで、
歩留まり予測に必要な条件、データ等の入力を待つとと
もに、表示部5に操作を促すためのメッセージを表示さ
せる。ユーザがこのメッセージに応じて歩留まり予測の
対象となる基板についてのパラメータのデータDiを入
力すると、演算部1はこのデータDiをRAM3に格納
するとともに、他の装置又は外部記憶装置からのTFT
に関するデータDjを取り込んでRAM3に格納する。
次に、演算部1は歩留まり予測演算を実行するのである
が、演算は大きく分けて4つの処理ルーチンで構成され
る。各処理ルーチンは、図2に示すように、第1〜第4
の演算手段11〜14によって行なわれる。なお、この
第1〜第4の演算手段11〜14はプログラムのソフト
ウェアモジュールで構成されている。
て、演算部1の動作を基に説明する。装置が起動される
と、演算部1はROM2からプログラムを読み込んで、
歩留まり予測に必要な条件、データ等の入力を待つとと
もに、表示部5に操作を促すためのメッセージを表示さ
せる。ユーザがこのメッセージに応じて歩留まり予測の
対象となる基板についてのパラメータのデータDiを入
力すると、演算部1はこのデータDiをRAM3に格納
するとともに、他の装置又は外部記憶装置からのTFT
に関するデータDjを取り込んでRAM3に格納する。
次に、演算部1は歩留まり予測演算を実行するのである
が、演算は大きく分けて4つの処理ルーチンで構成され
る。各処理ルーチンは、図2に示すように、第1〜第4
の演算手段11〜14によって行なわれる。なお、この
第1〜第4の演算手段11〜14はプログラムのソフト
ウェアモジュールで構成されている。
【0008】第1の演算手段11においては、取り込ん
だデータDjを解析する。データDjは測定結果又はシ
ュミレーション結果に基づくデータであり、いくつかの
配線パターンモデルに応じた所定の基板の単位面積(例
えば、1cm2)当たりの欠陥のサイズに対する欠陥分
布を示すデータである。この欠陥分布は、図3に実線で
示すように、離散的な欠陥のサイズx1、x2、…xi
…に対する欠陥密度dの離散的な欠陥分布である。第1
の演算手段11はこの離散的な欠陥分布を一般関数で近
似して、単位面積当たりの欠陥分布関数とする。この場
合、図3に破線で示すような双曲関数f(x)に近似
し、次の数式(1)で表される。この数式から明らかな
ように、欠陥分布関数は両対数の一次関数に近似され
る。
だデータDjを解析する。データDjは測定結果又はシ
ュミレーション結果に基づくデータであり、いくつかの
配線パターンモデルに応じた所定の基板の単位面積(例
えば、1cm2)当たりの欠陥のサイズに対する欠陥分
布を示すデータである。この欠陥分布は、図3に実線で
示すように、離散的な欠陥のサイズx1、x2、…xi
…に対する欠陥密度dの離散的な欠陥分布である。第1
の演算手段11はこの離散的な欠陥分布を一般関数で近
似して、単位面積当たりの欠陥分布関数とする。この場
合、図3に破線で示すような双曲関数f(x)に近似
し、次の数式(1)で表される。この数式から明らかな
ように、欠陥分布関数は両対数の一次関数に近似され
る。
【数1】
【0009】第2の演算手段12においては、操作部4
から入力された基板についてのパラメータのデータDi
より、ある所定数のパターンが不良になる確率を算出す
る。配線パターン不良には、フォトレジスト工程中のパ
ーティクルや傷等の欠陥によるオープン(断線)不良及
びショート不良がある。不良の原因となる欠陥は多様な
形状を有するが、ここではすべての欠陥の形状を円形と
定義する。以下、欠陥によって不良が発生する場合の欠
陥確率の算出方法について説明する。
から入力された基板についてのパラメータのデータDi
より、ある所定数のパターンが不良になる確率を算出す
る。配線パターン不良には、フォトレジスト工程中のパ
ーティクルや傷等の欠陥によるオープン(断線)不良及
びショート不良がある。不良の原因となる欠陥は多様な
形状を有するが、ここではすべての欠陥の形状を円形と
定義する。以下、欠陥によって不良が発生する場合の欠
陥確率の算出方法について説明する。
【0010】図4は液晶パネルに用いるTFTの配線パ
ターンを想定した基板20である。この基板20は、複
数の帯状の配線パターン21及びスペース22で構成さ
れ、配線パターン21の幅はL、スペース幅はS、面積
はA及び配線パターン21の総数はHとなっており、こ
れらはデータDiを構成している。この場合、各配線パ
ターン21の番号はk−2、k−1、k、k+1、…k
+n+2となっている。次に、この基板20の配線パタ
ーン21にオープン不良が発生した場合を仮定する。配
線パターン21のうちk+1〜k+nのn本が連続して
オープン不良を発生させ得る欠陥のサイズは、図4
(A)に示すように、{(n−1)(L+S)+L}の
サイズの欠陥23以上のサイズをもつ欠陥であり、欠陥
23よりわずかでもサイズが小さい場合には、オープン
不良になる配線パターン21の本数はn−1以下にな
る。一方、{(n+1)(L+S)+L}のサイズの欠
陥24以上のサイズの欠陥は、オープン不良になる配線
パターン21の本数はn+1以上になる。したがって、
n本の配線パターン21を連続してオープン不良にし得
る任意の欠陥のサイズをxとすると、その範囲は次の数
式(2)で表される。 (n−1)(L+S)+L≦x<(n+1)(L+S)+L…(2) この任意の欠陥はその中心位置によりn−1〜n本の配
線パターン21をオープン不良にする場合と、n〜n+
1本の配線パターン21をオープン不良にする場合の2
通りに分けられる。それぞれの場合でn本の配線パター
ン21を連続して不良にする欠陥確率が異なる。
ターンを想定した基板20である。この基板20は、複
数の帯状の配線パターン21及びスペース22で構成さ
れ、配線パターン21の幅はL、スペース幅はS、面積
はA及び配線パターン21の総数はHとなっており、こ
れらはデータDiを構成している。この場合、各配線パ
ターン21の番号はk−2、k−1、k、k+1、…k
+n+2となっている。次に、この基板20の配線パタ
ーン21にオープン不良が発生した場合を仮定する。配
線パターン21のうちk+1〜k+nのn本が連続して
オープン不良を発生させ得る欠陥のサイズは、図4
(A)に示すように、{(n−1)(L+S)+L}の
サイズの欠陥23以上のサイズをもつ欠陥であり、欠陥
23よりわずかでもサイズが小さい場合には、オープン
不良になる配線パターン21の本数はn−1以下にな
る。一方、{(n+1)(L+S)+L}のサイズの欠
陥24以上のサイズの欠陥は、オープン不良になる配線
パターン21の本数はn+1以上になる。したがって、
n本の配線パターン21を連続してオープン不良にし得
る任意の欠陥のサイズをxとすると、その範囲は次の数
式(2)で表される。 (n−1)(L+S)+L≦x<(n+1)(L+S)+L…(2) この任意の欠陥はその中心位置によりn−1〜n本の配
線パターン21をオープン不良にする場合と、n〜n+
1本の配線パターン21をオープン不良にする場合の2
通りに分けられる。それぞれの場合でn本の配線パター
ン21を連続して不良にする欠陥確率が異なる。
【0011】所定のn−1〜n本の配線パターン21を
オープン不良にする任意の欠陥のサイズx1 は、図4
(B)に示すように、欠陥23のサイズ{(n−1)
(L+S)+L}以上で、欠陥25のサイズ{n(L+
S)+L}未満の範囲となる。したがって、サイズx1
は次式(3)で表される。 (n−1)(L+S)+L≦x1 <n(L+S)+L……(3) また、サイズx1 が上記数式の範囲にある任意の欠陥の
中心の取り得る幅は次式(4)で表され、x1 が次第に
大きくなると欠陥の中心の取り得る幅も大きくなる。 x1 −{(n−1)(L+S)+L}……(4) x1 が最大値である{n(L+S)+L}になった場
合、すなわち欠陥25の場合には、欠陥の中心の取り得
る最大幅すなわち欠陥の中心が存在し得る範囲はL+S
となる。
オープン不良にする任意の欠陥のサイズx1 は、図4
(B)に示すように、欠陥23のサイズ{(n−1)
(L+S)+L}以上で、欠陥25のサイズ{n(L+
S)+L}未満の範囲となる。したがって、サイズx1
は次式(3)で表される。 (n−1)(L+S)+L≦x1 <n(L+S)+L……(3) また、サイズx1 が上記数式の範囲にある任意の欠陥の
中心の取り得る幅は次式(4)で表され、x1 が次第に
大きくなると欠陥の中心の取り得る幅も大きくなる。 x1 −{(n−1)(L+S)+L}……(4) x1 が最大値である{n(L+S)+L}になった場
合、すなわち欠陥25の場合には、欠陥の中心の取り得
る最大幅すなわち欠陥の中心が存在し得る範囲はL+S
となる。
【0012】次に、所定のn〜n+1本の配線パターン
21をオープン不良にする任意の欠陥のサイズx2 は、
図4(C)に示すように、欠陥25のサイズ{n(L+
S)+L}以上で、欠陥24のサイズ{(n+1)(L
+S)+L}未満の範囲となる。したがって、サイズx
2 は次式(5)で表される。 n(L+S)+L≦x2 <(n+1)(L+S)+L……(5) また、サイズx2 が上記数式の範囲にある任意の欠陥の
中心の取り得る幅は次式(6)で表され、x2 が次第に
大きくなると欠陥の中心の取り得る幅は小さくなる。 {(n+1)(L+S)+L}−x2 ……(6) したがって、欠陥の中心が存在し得る範囲はx2 が最小
値である{n(L+S)+L}の場合、すなわち欠陥2
5の場合であり、その値はn−1〜n本の配線パターン
21をオープン不良にする場合と同様、L+Sとなる。
21をオープン不良にする任意の欠陥のサイズx2 は、
図4(C)に示すように、欠陥25のサイズ{n(L+
S)+L}以上で、欠陥24のサイズ{(n+1)(L
+S)+L}未満の範囲となる。したがって、サイズx
2 は次式(5)で表される。 n(L+S)+L≦x2 <(n+1)(L+S)+L……(5) また、サイズx2 が上記数式の範囲にある任意の欠陥の
中心の取り得る幅は次式(6)で表され、x2 が次第に
大きくなると欠陥の中心の取り得る幅は小さくなる。 {(n+1)(L+S)+L}−x2 ……(6) したがって、欠陥の中心が存在し得る範囲はx2 が最小
値である{n(L+S)+L}の場合、すなわち欠陥2
5の場合であり、その値はn−1〜n本の配線パターン
21をオープン不良にする場合と同様、L+Sとなる。
【0013】しかるに、n本の配線パターン21を連続
して不良にする欠陥確率の欠陥のサイズに応じた相対的
割合は、欠陥の中心の取り得る幅を欠陥の中心が存在し
得る範囲幅で割算した値である。したがって、n−1〜
n本の配線パターン21をオープン不良にするサイズx
1 の欠陥が存在した場合に、n本の配線パターン21を
連続して不良にする欠陥確率の相対的割合p1aは次の数
式(7)で表される。
して不良にする欠陥確率の欠陥のサイズに応じた相対的
割合は、欠陥の中心の取り得る幅を欠陥の中心が存在し
得る範囲幅で割算した値である。したがって、n−1〜
n本の配線パターン21をオープン不良にするサイズx
1 の欠陥が存在した場合に、n本の配線パターン21を
連続して不良にする欠陥確率の相対的割合p1aは次の数
式(7)で表される。
【数2】 また、n〜n+1本の配線パターン21をオープン不良
にするサイズx2 の欠陥が存在した場合に、n本の配線
パターン21を連続して不良にする欠陥確率の相対的割
合p1bは次の数式(8)で表される。
にするサイズx2 の欠陥が存在した場合に、n本の配線
パターン21を連続して不良にする欠陥確率の相対的割
合p1bは次の数式(8)で表される。
【数3】 したがって、サイズxの欠陥が存在した場合に、n本の
配線パターン21に連続してオープン不良が発生する欠
陥確率の相対的割合p1 は、図5に示すように、欠陥確
率の相対的割合p1a及び欠陥確率の相対的割合p1bで表
すことができる。
配線パターン21に連続してオープン不良が発生する欠
陥確率の相対的割合p1 は、図5に示すように、欠陥確
率の相対的割合p1a及び欠陥確率の相対的割合p1bで表
すことができる。
【0014】ところで、n本の配線パターン21に連続
してオープン不良が発生した場合に、その不良の原因と
なる欠陥のサイズがxである欠陥確率p2 は、確率であ
るため全体が1である必要がある。ところが、図5に示
す欠陥確率の相対的割合p1の三角形の面積はL+Sと
なるので、欠陥確率p2 は、図6に示すように、欠陥確
率の相対的割合p1 をL+Sで割る必要がある。したが
って、欠陥確率p2 はサイズxが、x1 すなわち(n−
1)(L+S)+L≦x<n(L+S)+Lの範囲にあ
る場合には、次の数式(9)で表される。
してオープン不良が発生した場合に、その不良の原因と
なる欠陥のサイズがxである欠陥確率p2 は、確率であ
るため全体が1である必要がある。ところが、図5に示
す欠陥確率の相対的割合p1の三角形の面積はL+Sと
なるので、欠陥確率p2 は、図6に示すように、欠陥確
率の相対的割合p1 をL+Sで割る必要がある。したが
って、欠陥確率p2 はサイズxが、x1 すなわち(n−
1)(L+S)+L≦x<n(L+S)+Lの範囲にあ
る場合には、次の数式(9)で表される。
【数4】 また、サイズxが、x2 すなわちn(L+S)+L≦x
<(n+1)(L+S)+Lの範囲にある場合には、次
の数式(10)で表される。
<(n+1)(L+S)+Lの範囲にある場合には、次
の数式(10)で表される。
【数5】
【0015】次に、第2の演算手段12において、欠陥
サイズごとの不良期待値Qを算出する場合について説明
する。図6より、{n(L+S)+L}のサイズの欠陥
が存在した場合、n本の配線パターン21を連続してオ
ープン不良にする欠陥確率は1である。すなわち、{n
(L+S)+L}のサイズの1個の欠陥により、(n×
1)本の配線パターン21がオープン不良となる。欠陥
サイズごとの不良期待値Qは欠陥確率の相対的割合p1
×nとなり、図7に示すように、n=1、2、3、…と
したときQ1、Q2、Q3、…で表され、最小繰り返し
単位を(L+S)とする基板20の欠陥サイズxに対す
る不良期待値Q(x)は次の一次関数の数式(11)で表
される。 Q(x)=(x−L)/(L+S)…(11)
サイズごとの不良期待値Qを算出する場合について説明
する。図6より、{n(L+S)+L}のサイズの欠陥
が存在した場合、n本の配線パターン21を連続してオ
ープン不良にする欠陥確率は1である。すなわち、{n
(L+S)+L}のサイズの1個の欠陥により、(n×
1)本の配線パターン21がオープン不良となる。欠陥
サイズごとの不良期待値Qは欠陥確率の相対的割合p1
×nとなり、図7に示すように、n=1、2、3、…と
したときQ1、Q2、Q3、…で表され、最小繰り返し
単位を(L+S)とする基板20の欠陥サイズxに対す
る不良期待値Q(x)は次の一次関数の数式(11)で表
される。 Q(x)=(x−L)/(L+S)…(11)
【0016】次に、第3の演算手段13において、基板
20の全体の不良期待値Tを算出する場合について説明
する。全体の不良期待値Tは、任意の本数の配線パター
ン21を不良にし得るすべてのサイズの欠陥が基板20
の任意の位置にある場合の不良期待値である。したがっ
て、第1の演算手段11で算出した単位面積当たりの欠
陥分布関数f(x)、第2の演算手段12で算出した欠
陥サイズxに対する不良期待値Q(x)、及び生産予定
の配線パターンの面積Aにより算出される。すなわち、
全体の不良期待値Tは次の数式(12)で表される。
20の全体の不良期待値Tを算出する場合について説明
する。全体の不良期待値Tは、任意の本数の配線パター
ン21を不良にし得るすべてのサイズの欠陥が基板20
の任意の位置にある場合の不良期待値である。したがっ
て、第1の演算手段11で算出した単位面積当たりの欠
陥分布関数f(x)、第2の演算手段12で算出した欠
陥サイズxに対する不良期待値Q(x)、及び生産予定
の配線パターンの面積Aにより算出される。すなわち、
全体の不良期待値Tは次の数式(12)で表される。
【数6】 次に、第4の演算手段14において、基板20の歩留ま
り率Yを算出する場合について説明する。基板20の生
産予定の配線パターン21の総数をHとすると、全体の
平均欠陥確率はT/Hとなるので、2項分布により歩留
まり率Yは次の数式(13)で表される。
り率Yを算出する場合について説明する。基板20の生
産予定の配線パターン21の総数をHとすると、全体の
平均欠陥確率はT/Hとなるので、2項分布により歩留
まり率Yは次の数式(13)で表される。
【数7】
【0017】なお、n本の配線パターン21に連続して
ショート不良が発生する場合の演算方法は、オープン不
良の場合と同じ演算方法であるので、説明は省略する
が、ショート不良の場合はショートするスペース22の
本数を基準に演算を行なう。したがって、算出した結果
である数式はオープン不良とは若干異なり、数式
(7)、(8)、(9)、(10)、(11)、(1
2)は、それぞれ次の数式(14)、(15)、(1
6)、(17)、(18)、(19)で表される。
ショート不良が発生する場合の演算方法は、オープン不
良の場合と同じ演算方法であるので、説明は省略する
が、ショート不良の場合はショートするスペース22の
本数を基準に演算を行なう。したがって、算出した結果
である数式はオープン不良とは若干異なり、数式
(7)、(8)、(9)、(10)、(11)、(1
2)は、それぞれ次の数式(14)、(15)、(1
6)、(17)、(18)、(19)で表される。
【数8】
【数9】
【数10】
【数11】 (x−S)/(L+S)…(18)
【数12】
【0018】このように上記実施例においては、配線欠
陥の所定方向のサイズの離散的な確率分布を一般関数の
欠陥分布関数f(x)に近似し、所定の本数の配線パタ
ーンが1つもしくは連続した複数が不良の原因となる欠
陥を仮定して欠陥の所定方向のサイズに対する不良期待
値Q(x)を算出し、欠陥分布関数f(x)と不良期待
値Q(x)とに基づいて生産する基板の面積に応じた不
良パターンの数の不良期待値Tを算出し、この不良期待
値T及び生産する基板上に設けられる配線の数に基づい
て歩留まりを計算する。したがって、基板の量産前にお
いて歩留まりを高精度に予測することができる。このた
め、生産計画に支障をきたすことがなく、製品のコスト
アップや開発費用の増大を回避することができる。また
この場合、近似する一般関数f(x)を両対数の一次関
数とすることにより、基板の面積に応じた不良パターン
の数の不良期待値の算出が容易になる。
陥の所定方向のサイズの離散的な確率分布を一般関数の
欠陥分布関数f(x)に近似し、所定の本数の配線パタ
ーンが1つもしくは連続した複数が不良の原因となる欠
陥を仮定して欠陥の所定方向のサイズに対する不良期待
値Q(x)を算出し、欠陥分布関数f(x)と不良期待
値Q(x)とに基づいて生産する基板の面積に応じた不
良パターンの数の不良期待値Tを算出し、この不良期待
値T及び生産する基板上に設けられる配線の数に基づい
て歩留まりを計算する。したがって、基板の量産前にお
いて歩留まりを高精度に予測することができる。このた
め、生産計画に支障をきたすことがなく、製品のコスト
アップや開発費用の増大を回避することができる。また
この場合、近似する一般関数f(x)を両対数の一次関
数とすることにより、基板の面積に応じた不良パターン
の数の不良期待値の算出が容易になる。
【0019】なお、上記実施例では、歩留まり予測の基
板についてのパラメータのデータDiの入力に応じてT
FTに関するデータDjを取り込むようにしたが、IC
カードにTFTに関するデータDjをあらかじめ格納し
た構成にしてもよい。この場合には、汎用の電子手帳に
このICカードを装着することにより、基板の歩留まり
予測の計算をすることのできるハンディタイプの装置が
可能となる。
板についてのパラメータのデータDiの入力に応じてT
FTに関するデータDjを取り込むようにしたが、IC
カードにTFTに関するデータDjをあらかじめ格納し
た構成にしてもよい。この場合には、汎用の電子手帳に
このICカードを装着することにより、基板の歩留まり
予測の計算をすることのできるハンディタイプの装置が
可能となる。
【0020】また、上記実施例では、第1〜第4の演算
手段11〜14をソフトウェアモジュールで構成した
が、各演算手段にそれぞれCPUを用いてハードウェア
構成にしてもよい。この場合には、より高速な演算が可
能となる。
手段11〜14をソフトウェアモジュールで構成した
が、各演算手段にそれぞれCPUを用いてハードウェア
構成にしてもよい。この場合には、より高速な演算が可
能となる。
【0021】さらに、上記実施例では、液晶パネルに使
用するTFTの配線パターンを備えた基板の歩留まりを
予測する装置について説明したが、TFTにおいてドレ
イン及びソース間におけるショートによる欠陥の歩留ま
りを予測することもできる。また、液晶パネルに使用す
るTFTだけでなく、一般のLSIや高密度のプリント
基板等の歩留まりを予測する場合にもこの発明を適用す
ることができる。例えば、テストパターンとして異種金
属間のショート不良を想定したものにすることにより、
半導体の同層内における異種金属間のショート不良によ
る歩留まりを予測することに応用できる。
用するTFTの配線パターンを備えた基板の歩留まりを
予測する装置について説明したが、TFTにおいてドレ
イン及びソース間におけるショートによる欠陥の歩留ま
りを予測することもできる。また、液晶パネルに使用す
るTFTだけでなく、一般のLSIや高密度のプリント
基板等の歩留まりを予測する場合にもこの発明を適用す
ることができる。例えば、テストパターンとして異種金
属間のショート不良を想定したものにすることにより、
半導体の同層内における異種金属間のショート不良によ
る歩留まりを予測することに応用できる。
【0022】さらには、配線パターンを備えた基板に限
らず、カラー液晶パネルに使用されるカラーフィルタの
歩留まりを予測する場合にも適用できる。
らず、カラー液晶パネルに使用されるカラーフィルタの
歩留まりを予測する場合にも適用できる。
【0023】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、この発
明によれば、欠陥の所定方向の単位面積当たりの離散的
な欠陥確率分布を一般関数の欠陥分布関数に近似し、発
生が予想される欠陥により1つもしくは連続した複数が
不良になり得るパターンの数の、発生が予想される欠陥
の所定方向のサイズに応じた不良期待値を算出し、欠陥
分布関数と不良期待値とに基づいて生産する基板の面積
に応じた不良パターンの数の不良期待値を算出し、この
不良パターンの数の不良期待値及び生産する基板上に形
成されるパターンの数に基づいて歩留まりを計算する。
したがって、基板の量産前において歩留まりを高精度に
予測することができる。このため、生産計画に支障をき
たすことがなく、製品のコストアップや開発費用の増大
を回避することができる。またこの場合、近似する一般
関数を両対数の一次関数とすることにより、基板の面積
に応じた不良パターンの数の不良期待値の算出が容易に
なる。
明によれば、欠陥の所定方向の単位面積当たりの離散的
な欠陥確率分布を一般関数の欠陥分布関数に近似し、発
生が予想される欠陥により1つもしくは連続した複数が
不良になり得るパターンの数の、発生が予想される欠陥
の所定方向のサイズに応じた不良期待値を算出し、欠陥
分布関数と不良期待値とに基づいて生産する基板の面積
に応じた不良パターンの数の不良期待値を算出し、この
不良パターンの数の不良期待値及び生産する基板上に形
成されるパターンの数に基づいて歩留まりを計算する。
したがって、基板の量産前において歩留まりを高精度に
予測することができる。このため、生産計画に支障をき
たすことがなく、製品のコストアップや開発費用の増大
を回避することができる。またこの場合、近似する一般
関数を両対数の一次関数とすることにより、基板の面積
に応じた不良パターンの数の不良期待値の算出が容易に
なる。
【図1】この発明の基板の歩留まり予測演算方法を実現
する装置の実施例のブロック図。
する装置の実施例のブロック図。
【図2】図1における演算部の機能を示す図。
【図3】配線パターンモデルにおける欠陥分布のデータ
を示す図。
を示す図。
【図4】この実施例に用いる基板の配線パターンを示す
図。
図。
【図5】欠陥が存在した場合の不良が発生する欠陥確率
を示す図。
を示す図。
【図6】不良が発生した場合にある欠陥が原因である欠
陥確率を示す図。
陥確率を示す図。
【図7】欠陥サイズに対する不良期待値を示す図。
11 第1の演算手段 12 第2の演算手段 13 第3の演算手段 14 第4の演算手段
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の基板上に所定形状に配列された複
数のパターンの不良に起因する欠陥の所定方向のサイズ
の離散的な確率分布を一般関数で近似し、前記欠陥の所
定方向のサイズの単位面積当たりの欠陥分布関数を算出
する第1の演算工程と、 発生が予想される欠陥により1つもしくは連続した複数
が不良になる得るパターンの数の、前記発生が予想され
る欠陥の所定方向のサイズに応じた不良期待値を算出す
る第2の演算工程と、 前記欠陥分布関数と前記不良期待値とに基づいて任意の
数のパターンを不良にし得る全てのサイズの前記発生が
予想される欠陥が基板上の任意の位置にある場合のこの
基板の面積に応じた不良パターンの数の不良期待値を算
出する第3の演算工程と、 前記基板の面積に応じた不良パターンの数の不良期待値
及び前記基板上に形成するパターンの数に基づいて前記
基板の歩留まり予測値を算出する第4の演算工程とを備
えることを特徴とする基板の歩留まり予測演算方法。 - 【請求項2】 前記一般関数は、両対数の一次関数であ
ることを特徴とする請求項1に記載の基板の歩留まり予
測演算方法。 - 【請求項3】 前記パターンは電圧信号が印加される一
定間隔のピッチの配線パターンであり、前記欠陥は、こ
の配線パターンにパターニングするフォトリソグラフィ
ー工程時に配線パターン形成箇所上に存在するパーティ
クルであることを特徴とする請求項1又は2に記載の基
板の歩留まり予測演算方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17301795A JPH098085A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 基板の歩留まり予測演算方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17301795A JPH098085A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 基板の歩留まり予測演算方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH098085A true JPH098085A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15952666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17301795A Pending JPH098085A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 基板の歩留まり予測演算方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH098085A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000065638A1 (fr) * | 1999-04-27 | 2000-11-02 | Hitachi, Ltd. | Procede pour prevoir le rendement d'un corps a semiconducteur, et appareil prevu a cet effet |
JP2007201497A (ja) * | 1999-11-18 | 2007-08-09 | Pdf Solutions Inc | 製品歩留まり予測用のシステムおよび方法 |
JP2007524859A (ja) * | 2003-01-31 | 2007-08-30 | イールドブースト テック インコーポレイテッド | 液晶ディスプレイ製造プロセスにおいて製品歩留まりを監視し、予測し、最適化するシステム及びその方法 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP17301795A patent/JPH098085A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000065638A1 (fr) * | 1999-04-27 | 2000-11-02 | Hitachi, Ltd. | Procede pour prevoir le rendement d'un corps a semiconducteur, et appareil prevu a cet effet |
JP2007201497A (ja) * | 1999-11-18 | 2007-08-09 | Pdf Solutions Inc | 製品歩留まり予測用のシステムおよび方法 |
JP2007524859A (ja) * | 2003-01-31 | 2007-08-30 | イールドブースト テック インコーポレイテッド | 液晶ディスプレイ製造プロセスにおいて製品歩留まりを監視し、予測し、最適化するシステム及びその方法 |
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