JPH0979933A - タイヤ及びホイール組立体のホイールバランサへの取付け装置 - Google Patents

タイヤ及びホイール組立体のホイールバランサへの取付け装置

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JPH0979933A
JPH0979933A JP7232891A JP23289195A JPH0979933A JP H0979933 A JPH0979933 A JP H0979933A JP 7232891 A JP7232891 A JP 7232891A JP 23289195 A JP23289195 A JP 23289195A JP H0979933 A JPH0979933 A JP H0979933A
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wheel
disk
shaft
assembly
balancer
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JP7232891A
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Yutaka Naruse
豊 成瀬
Kenjiro Yamaya
健二郎 山屋
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静及び動アンバランスを高精度で検出してア
ンバランス修正の高度な再現性を発揮するタイヤ及びホ
イール組立体のホイールバランサへの取付け装置を提供
する。 【構成】 ホイールバランサ本体のシャフト12に中空
円錐台状の心出し部材14、ホイール受け部材13及び
ホイール押圧部材15を設け、ホイール受け部材13の
ディスク着座部13aに放射方向に沿って延びかつ周方
向に沿って所定間隔で形成される複数の長尺状の長孔
と、長孔から出入り可能な突起部19bを備える可動片
19と、突起部19bの一部がディスク着座部13aよ
り突出するように可動片19を付勢する弾性部材24
と、を設ける。ホイールを押し込んで行くと、ディスク
部が突起部19bに当接し、次に心出し部材14と中心
が一致し、突起部19bが押し込まれてホイールはホイ
ール受け部材13に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤ及びホイ
ール組立体のホイールバランサへの取付け装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】タイヤ及びホイール組立体の静及び動ア
ンバランスを修正して、これらのアンバランス量をでき
るだけゼロに近づけることは、自動車の走行時における
快適性の保持に止まらず安全性確保の点からも重要であ
り、さらにトレッドゴムの偏摩耗を阻止する点でも有効
である。このため上記組立体のアンバランス量を検出
し、それをキャンセルするためのバランシングウエイト
及びそれを装着する位置を指し示すためのホイールバラ
ンサ及びそれに対するタイヤ及びホイールの組立体の取
付け装置が存在し、この発明は後者の改善に関する。
【0003】そこで図5に示すように、従来のタイヤ及
びホイール組立体のホイールバランサへの取付け装置1
は、ホイールバランサ本体(図示省略)から側方に延び
て回転駆動されるシャフト2、ホイール受け部材3、中
空円錐台形状の心出し部材4、ホイール押圧部材5及び
メネジ部材6を有し、これら部材はシャフト2にそれぞ
れ相互に回転軸心Aを合せて取付ける。なおシャフト2
はアンバランス検出精度確保のため極めて硬直性が高
く、高度な曲げ剛性をもつ寸度及び材質からなる。
【0004】ホイール受け部材3はカップ形状をなす基
台3bと、その口縁外周に沿い、そこから半径方向外側
に延びるフランジ形状のディスク着座部3aとを一体化
して構成する。ホイール受け部材3は基台3bの底部を
シャフト2に互いに回転軸心Aを合せて固着し、そのと
きディスク着座部3aの外側面(図の右側面)はシャフ
ト2の回転軸心Aに対し直交して位置する。さらにディ
スク着座部3aは、図6(A)に示すような金属製有孔
円板の平滑面を有するか又は平滑面に図6(B)に示す
ような複数本の細く浅い円周溝9を備える。
【0005】心出し部材4は、図示するように基台3b
内部近傍でシャフト先端2aに向って先細りとなるよう
シャフト2に対し緩い嵌め合いで擢動自在に取付ける。
基台3bと心出し部材4との間に形成されているホイー
ル受け部材3の空間7で、シャフト2周りにコイル形圧
縮スプリング8を配置し、図5の右側から心出し部材4
に押圧力が加えられると、圧縮スプリング8はこの押圧
力に対抗しながら圧縮され、そして心出し部材4はシャ
フト2上をホイール受け部材3の内側(図の左側)に向
け擢動する。
【0006】タイヤ及びホイール組立体(図示省略)の
中心穴(すなわちハブ穴)に嵌り合って該組立体の心出
しの役を担う心出し部材4の案内により組立体をホイー
ル受け部材3に向け押入れた後、シャフト2にその先端
2aからホイール押圧部材5を擢動装着する。それから
シャフト2の外周面に先端2aから図示の心出し部材4
位置近傍まで形成したオネジ部2bに係合するメネジ部
材6と、ネメジ部材6に取付けたハンドル部6aとによ
り、ホイール押圧部材5をホイール受け部材3に向け移
動させ、ホイール受け部材3とホイール押圧部材5との
間で組立体のディスク部を固定する。
【0007】このようにして、ホイールバランサ本体か
ら側方に突出するシャフト2における取付け装置1にタ
イヤ及びホイール組立体を装着する。この場合、最初に
ホイール押圧部材5及びメネジ部材6を介し、ホイール
受け部材3に向けてホイールのディスク部を押しやるこ
とにより、組立体ディスク部の中心穴と心出し部材4と
が互いに嵌め合い状態をとる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ホイールが当該心出し
部材4によりセンタリングされてシャフト2に取り付け
られる過程は、ハンドル部6a付のホイール押圧部材5
がシャフト2表面に設けられたオネジ部2b上をディス
ク着座部3aの面に向かって進むことによってホイール
を押し、ホイールのセンターホールに差し込まれた心出
し部材4の傾斜した表面をセンターホールが滑って移動
することでセンターリングを行い、センターホールと心
出し部材4の直径が同じになる位置でホイールと心出し
部材4が同時に移動し、ディスク着座部3aの面にホイ
ールが接触して締め付けられセンタリングされた状態で
チャッキングされる。
【0009】しかしながら、実際にはホイールがホイー
ル押圧部材5により押される過程でホイールは必ずしも
シャフト2に対して直角に装着されるとは限らない。こ
れは心出し部材4上を移動するホイールがディスクのオ
フセットやタイヤの重量等の影響で必ずしも鉛直方向に
向かないからで、一般的にはディスク着座部3a面方向
に向かって倒れる傾向を持つ。この状態はホイールがデ
ィスク着座部3a面に接触する時にホイールディスク裏
面のいずれか一箇所が先に接触することを意味する。
【0010】ホイールが締め付けられるにしたがってホ
イールは心出し部材4上を滑りながら同時に最初にディ
スク着座部3a面に接触した部分は、ディスク着座部3
a面を滑りながらシャフト2と同心上に位置決めされる
ことになるが、心出し部材4は最終的に移動する必要性
があることから圧縮スプリング8で保持されており、先
のディスク着座部3a面に最初に接触した部分の滑り抵
抗が当該圧縮スプリング8の張力を超えた場合に心出し
部材4はホイールとディスク着座部3a面との接点を支
点として押し込まれる事になる。
【0011】その結果ホイールはシャフト2と同心で装
着されない事となり、偏芯して取り付けられたホイール
のデーターに基づき修正されたアンバランスは再度バラ
ンサへの脱着を行った場合や車両に取り付けらえた場合
に残留アンバランスを顕在化させる。
【0012】上記問題点を解決するために、ディスク着
座部面に摩擦の低い塗料等を塗布する方法があるが、あ
まり摩擦抵抗を低く出来ない事及び塗料等の耐久性の為
十分な精度を得られていない欠点がある。
【0013】従ってこの発明の目的は、上述した問題を
有利に解決し、静及び動アンバランスを高精度で検出し
てこれらのアンバランスの的確な修正を可能とし、優れ
た再現性を示すタイヤ及びホイール組立体のホイールバ
ランサへの取付け装置を実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、タイヤ及びホイール組立体のアンバランス検出用ホ
イールバランサ本体から延びて回転駆動されるシャフト
と、カップ形状の基台及びその口縁外周に沿うフランジ
形状のディスク着座部を一体として備え、互いに回転軸
心を合せて上記シャフトに固着したホイール受け部材
と、上記基台内部近傍で互いに回転軸心を合せてシャフ
トに擢動自在に取付けて、上記組立体のディスク部中心
穴と嵌り合い該組立体の心出しに供する中空円錐台形状
の心出し部材と、シャフトに擢動自在に着脱可能であ
り、ホイール受け部材に向って上記組立体のディスク部
を接触押圧するホイール押圧部材と、上記基台と心出し
部材との間でシャフト周りに配置した、ディスク部押圧
に対抗する圧縮スプリングと、シャフト先端から心出し
部材近傍までネジ切りを施したシャフトのネジ部分と係
合してホイール押圧部材の移動及び押圧作用を可能とす
るメネジ部材とを有するタイヤ及びホイール組立体のホ
イールバランサへの取付け装置において、上記ディスク
着座部が、ディスク部との接触側にて上記回転軸心上の
点を中心として放射方向に沿って延びると共に周方向に
沿って所定間隔で形成される複数の長尺状の収容部と、
該収容部に収容され該収容部の長手方向に沿って長尺状
に形成された可動片と、上記可動片の一部が上記ディス
ク着座部より突出するように上記可動片を上記ホイール
押圧部材側へ付勢する弾性部材と、を有し、可動片がデ
ィスク着座とディスク部との間で上記回転軸心方向に出
入り移動自在とされていることを特徴としている。
【0015】次に、請求項1に記載のタイヤ及びホイー
ル組立体のホイールバランサへの取付け装置の作用を説
明する。
【0016】本発明のタイヤ及びホイール組立体のホイ
ールバランサへの取付け装置では、ディスク着座部が、
ディスク着座部が、ディスク部との接触側にて上記回転
軸心上の点を中心として放射方向に沿って延びると共に
周方向に沿って所定間隔で形成される複数の長尺状の収
容部と、該収容部に収容され該収容部の長手方向に沿っ
て長尺状に形成された可動片と、可動片の一部が上記デ
ィスク着座部より突出するように可動片をホイール押圧
部材側へ付勢する弾性部材と、を有することにより、タ
イヤ及びホイール組立体のディスク部が回転軸心に対し
幾分傾斜した状態でホイール受け部材に向け押込まれて
も、このディスク部が先ず接触するのはディスク着座部
より突出した可動片の一部である。
【0017】ディスク部が一部の可動片に接触した後、
メネジ部材を回転させてホイール押圧部材により組立体
をさらにディスク着座部に向けて押込むと、相互接触し
た可動片部分には傾斜したディスク部から回転軸心に対
しやはり同様に傾斜する向きの力が作用することにな
る。
【0018】この作用力は回転軸心に平行な向きの力成
分と該軸心に直交する向きの力成分とに分解され、その
うち回転軸心に平行な向きの力成分により弾性部材は圧
縮され、同時に直交する向きの力成分の作用によりディ
スク部は接触した可動片上を半径方向(可動片の長手方
向)に沿って滑り、これによりホイールのディスク部は
自ずと組立体の重心位置を回転軸心に一致させる調心挙
動を呈する。
【0019】つまりディスク部は実際上回転軸心に沿う
移動を行い、最終的にディスク部はホイール受け部材の
ディスク着座部の前面に対し平行となり、全ての可動片
が押し込まれた後に、均一な接触圧でディスク着座部に
押圧され、固定されることになる。
【0020】なお、可動片の長さ、個数、ディスク着座
部より突出する可動片の突出寸法等は、幾分傾斜した状
態でホイール受け部材に向け押込まれるディスク部がデ
ィスク着座部よりも先に接触するように予め決めてお
く。また、バランサには、サイズの異なるホイールを取
り付けるため、これら異なるサイズの何れのホイールに
対してもディスク部がディスク着座部よりも先に接触す
るように可動片の長さ、個数、ディスク着座部より突出
する可動片の突出寸法等を決めておくことは言うまでも
ない。
【0021】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のタイヤ及びホイール組立体のホイールバランサ
において、上記可動片のホイールとの接触部分は、上記
ディスク着座部のホイールとの接触部分よりも摩擦抵抗
が小さいことを特徴としている。
【0022】次に、請求項2に記載のタイヤ及びホイー
ル組立体のホイールバランサへの取付け装置の作用を説
明する。
【0023】上記可動片のホイールとの接触部分は、上
記ディスク着座部のホイールとの接触部分よりも摩擦抵
抗を小さくする。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜図4に基づき一実施形態を
説明する。
【0025】図1は取付け装置側面の線図的断面図であ
り、図2はディスク着座部の正面図であり、図3は図2
に示す3−3線に沿う断面図である。
【0026】各図において、10はタイヤ及びホイール
組立体(図示省略)のホイールバランサ本体(図示省
略)への取付け装置であり、取付け装置10は、ホイー
ルバランサ本体(図示省略)から側方に延びて、本体側
の駆動により回転するシャフト12、カップ形状の基台
13b、中空円錐台形状の心出し部材14、ホイール押
圧部材15、ハンドル16aを備えるメネジ部材16及
びホイール受け部材13の中空部17内における圧縮ス
プリング18を有し、これらの各部材の相互配置関係及
び機能などは図5に基づき先に述べた通りである。
【0027】ところで、本実施例のホイール受け部材1
3は、カップ形状の基台13bのホイール押圧部材15
側に環状のベース部13cが取り付けられており、さら
にベース部13cのホイール押圧部材15側に環状のデ
ィスク着座部13aが取り付けられている。
【0028】図1及び図3に示すように、ディスク着座
部13aには、ベース部13c側に環状の凹部20が形
成されている。また、ディスク着座部13aには、図2
に示すように、放射方向に沿って延びる16個の収容部
としての長孔21が周方向に等間隔で形成されている。
【0029】図1に示すように、ディスク着座部13a
のシャフト12の先端12a側は平面であり、該平面は
回転軸心Aに直交する。またシャフト12はその先端1
2aから図1に示す位置の心出し部材14近傍までメネ
ジ部材16と係合するオネジ部12bを備える。
【0030】図3及び図4に示すように、凹部20に
は、ベース部13c側に環状の厚肉シート状に形成され
た弾性部材24が配置されている。なお、本実施例の弾
性部材24は、ゴム、ウレタン等の弾性体から構成され
ているが、金属のバネ(例えば、コイルスプリング板バ
ネ)等であっても良い。
【0031】また、凹部20には、底部と弾性部材24
との間に挟まれるように長尺状とされた可動片19の基
部19aが配置されている。基部19aは長孔21より
も幅広とされ、幅方向中央には、突起部19bが設けら
れている。この突起部19bは一部がディスク着座部1
3aから突出している。突起部19bの突出寸法Sは、
ホイールがディスク着座部13aに対して傾斜して近接
してきた場合に、突起部19bがディスク着座部13a
よりも先にホイールに接触するように決められている。
【0032】さらにこの実施例では、図1に符号23で
示す摩擦低減手段を用いる。この摩擦低減手段23は図
示のように心出し部材14と圧縮スプリング18との間
に配置し、両部材14、18の間の回転軸心と直交する
向きの摩擦力を低減する役を果たす。この目的に沿う摩
擦低減手段23として例えば各種スラスト軸受又はテフ
ロンなど低摩擦係数を示す合成樹脂加工を表面に施した
円板を適用することができる。
【0033】次に、本実施例の作用を説明する。バラン
サーに装着されるホイール(受け部材13とホイール押
圧部材15との間に配置されるホイール)は、ホイール
押圧部材15により心出し部材14の斜辺を滑って可動
片19の突起部19bに接触し、なおホイール押圧部材
15によって押されながらホイールディスク面はディス
ク着座部13aに略平行に向けられる。最終的に、心出
し部材14により正確にセンタリングされたホイール
は、なおホイール押圧部材15に押されながら可動片1
9を支持する弾性部材24の弾力に打ち勝って突起部1
9bを長孔21内に押し込み、ディスク着座部13aの
表面に密着して固定される。この結果、ホイールとホイ
ールバランサ本体のシャフトは同一の中心をもって回転
するようになるため、取付け装置10を組み込んだホイ
ールバランサは精度良くバランス修正することができ
る。
【0034】実施例の効果を検証するため、図1に示す
取付け装置10と図5に示す従来例の取付け装置1との
間で比較テストを実施した。なおテストに供したホイー
ルはリム幅の呼びが8J×16のアルミホイールであっ
て、このホイールをバランサーに取付け、振れを測定し
た。ちなみに実施例において、可動片19の材質はMC
ナイロン、突起部19bの突出寸法S(図4参照)は1
mm、突起部19bの幅W(図4参照)は5mm、突起部1
9bの長さL(図2参照)は20.5mm、16個の可動
片19を配列した外周Cの直径D(図2参照)は174
mmである。また弾性部材24として高弾性スポンジゴム
を用い、図1に示す摩擦低減手段23としてスラスト軸
受を適用した。
【0035】上記各ホイールをバランサーに組込まれた
各取付け装置1、10にそれぞれに装着した後、シャフ
ト2、12によりホイールを回転駆動し、ホイールのビ
ードシート部の内外側へダイヤルゲージを取付け、バル
ブ位置を基点として90度づつずらした4点での振れ量
を計測したが、ホイール受け部材13を備えた取付け装
置10を用いて取り付けたホイールは、従来例の取付け
装置1を用いて取り付けたホイールに比較して振れが最
大で約60%改善した。
【0036】なお、突起部19bの先端は、ホイールと
の摩擦抵抗を少なくするために、滑らかに仕上げること
が好ましい。また、突起部19bの先端をフッ素樹脂等
の摩擦抵抗の少ない材質でコーティングしても良い。
【0037】また、ディスク着座部13aの表面は、平
面であって弾性を有せず、かつホイールの滑りを極力小
さくする面であるので、ショットブラストや塗装等でホ
イールの保持性を高める(摩擦抵抗を大きくする)表面
処理を行うことが好ましい。
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、静及び動両アンバラ
ンスを高精度で検出でき、その結果これらアンバランス
の的確な修正が可能であり、従ってアンバランス修正に
対する顕著に優れた再現性が得られるタイヤ及びホイー
ル組立体のホイールバランサへの取付け装置を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による取付け装置の側面を示す線図的
断面図である。
【図2】この発明による一実施例のディスク着座部の正
面図である。
【図3】図1に示すディスク着座部の可動片及び弾性部
材部分の拡大断面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】従来の取付け装置の側面を示す線図的断面図で
ある。
【図6】(A)及び(B)は、図5に示すディスク着座
部の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 取付け装置 12 シャフト 13 ホイール受け部材 13a ディスク着座部 13b 基台 14 心出し部材 15 ホイール押圧部材 16 メネジ部材 18 圧縮スプリング 19 可動片 21 長孔(収容部) 24 弾性部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ及びホイール組立体のアンバラン
    ス検出用ホイールバランサ本体から延びて回転駆動され
    るシャフトと、 カップ形状の基台及びその口縁外周に沿うフランジ形状
    のディスク着座部を一体として備え、互いに回転軸心を
    合せて上記シャフトに固着したホイール受け部材と、 上記基台内部近傍で互いに回転軸心を合せてシャフトに
    擢動自在に取付けて、上記組立体のディスク部中心穴と
    嵌り合い該組立体の心出しに供する中空円錐台形状の心
    出し部材と、 シャフトに擢動自在に着脱可能であり、ホイール受け部
    材に向って上記組立体のディスク部を接触押圧するホイ
    ール押圧部材と、 上記基台と心出し部材との間でシャフト周りに配置し
    た、ディスク部押圧に対抗する圧縮スプリングと、 シャフト先端から心出し部材近傍までネジ切りを施した
    シャフトのネジ部分と係合してホイール押圧部材の移動
    及び押圧作用を可能とするメネジ部材とを有するタイヤ
    及びホイール組立体のホイールバランサへの取付け装置
    において、 上記ディスク着座部が、ディスク部との接触側にて上記
    回転軸心上の点を中心として放射方向に沿って延びると
    共に周方向に沿って所定間隔で形成される複数の長尺状
    の収容部と、該収容部に収容され該収容部の長手方向に
    沿って長尺状に形成された可動片と、上記可動片の一部
    が上記ディスク着座部より突出するように上記可動片を
    上記ホイール押圧部材側へ付勢する弾性部材と、を有
    し、可動片がディスク着座部とディスク部との間で上記
    回転軸心方向に出入り移動自在とされていることを特徴
    とするタイヤ及びホイール組立体のホイールバランサ。
  2. 【請求項2】 上記可動片のホイールとの接触部分は、
    上記ディスク着座部のホイールとの接触部分よりも摩擦
    抵抗が小さいことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ
    及びホイール組立体のホイールバランサ。
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