JPH0979884A - ガスメータ及びガスメータの通過体積補正方法 - Google Patents

ガスメータ及びガスメータの通過体積補正方法

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JPH0979884A
JPH0979884A JP23376895A JP23376895A JPH0979884A JP H0979884 A JPH0979884 A JP H0979884A JP 23376895 A JP23376895 A JP 23376895A JP 23376895 A JP23376895 A JP 23376895A JP H0979884 A JPH0979884 A JP H0979884A
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雄治 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より正確な通過体積を積算するためのガスメ
ータ及び通過体積補正方法を提供する。 【解決手段】 ガスメータ本体1の流出口側のガスの圧
力を基準圧力に調整する圧力調整器2を有し、圧力調整
器2の下流側にガスメータ本体1が圧力調整器2と一体
に形成されているガスメータ10において、検出手段3
は、ガスメータ1におけるガスの流入口と流出口との間
の圧力差に対応して変化する物理量を検出し、補正係数
算出手段5は、検出した物理量に基づいて通過体積を補
正するための補正係数を算出し、通過体積演算手段4
は、ガスの通過体積を演算する。これらの結果、補正通
過体積算出手段は、通過体積及び補正係数に基づいてガ
スの前記基準圧力における通過体積である補正通過体積
を算出するので、より正確な通過体積を積算することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスメータ及びガス
メータの通過体積補正方法に係り、特にガスメータに当
該ガスメータの流出口側の圧力を検出し、調整する圧力
調整器をガスメータ本体と一体に設けた圧力調整器付ガ
スメータ及びそのガス通過体積を補正する通過体積補正
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に従来のガス供給系統の概要構成
を説明する。ガス供給系統80は、液化ガスを貯留する
ためのガスボンベ81と、ガスボンベ81から流出する
ガスの圧力を後述のガスメータの流出口側圧力が基準圧
力に相当するように調整(減圧)する圧力調整器82
と、圧力調整器82にガス配管83を介して接続され、
ガスの通過体積を積算するガスメータ84と、供給され
たガスを燃焼させ熱エネルギーに変換するためのガス器
具85と、ガス器具85へのガスの供給/遮断を行なう
ためのガスコック86と、を備えて構成されている。
【0003】次に概要動作を説明する。ガスコック86
をひねり、ガスコック86を開状態とすると、ガスボン
ベ81内の液化ガスは、圧力調整器82により減圧さ
れ、ガス配管83を介してガスメータ84に供給され
る。
【0004】ガスメータ84は、ガスの通過体積を積算
し、積算通過体積をその表示部に表示する。これと並行
してガスメータ84及びガスコック86を介してガス器
具85にガスが供給されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ガス供給系統においては、圧力調整器82はガスメータ
の流出口側圧力が基準圧力に相当するように調整するた
め、ガスメータ84内の図示しない計量室における実質
的な圧力は基準圧力よりも高い圧力となっている。
【0006】このようにガスメータ84の計量室内の圧
力が高い状態で計量動作を行なっているため、ガスメー
タの流出口部分における実際の通過体積よりも計量した
通過体積は見掛け上少なくなることとなり、正確な通過
体積を求めることができないという問題点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、より正確な通過
体積を積算するためのガスメータ及び通過体積補正方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、図1の基本構成図に示すよ
うに、ガスメータ本体1の流出口側のガスの圧力を基準
圧力に調整する圧力調整器2を有し、圧力調整器2の下
流側にガスメータ本体1が圧力調整器2と一体に形成さ
れているガスメータ10において、ガスメータ1におけ
るガスの流入口と流出口との間の圧力差に対応して変化
する物理量を検出する検出手段3と、ガスの通過体積
(通過体積流量)を演算する通過体積演算手段4と、検
出した物理量に基づいて通過体積を補正するための補正
係数kを算出する補正係数算出手段5と、通過体積及び
補正係数に基づいてガスの前記基準圧力における通過体
積である補正通過体積(補正通過体積流量)を算出する
補正通過体積算出手段6と、補正通過体積を積算する積
算手段7と、を備えて構成する。
【0009】請求項1記載の発明によれば、検出手段3
は、ガスメータ1におけるガスの流入口と流出口との間
の圧力差に対応して変化する物理量を検出し、補正係数
算出手段5は、検出した物理量に基づいて通過体積を補
正するための補正係数を算出する。
【0010】これらと並行して通過体積演算手段4は、
ガスの通過体積を演算する。これらの結果、補正通過体
積算出手段は、通過体積及び補正係数に基づいてガスの
前記基準圧力における通過体積である補正通過体積を算
出し、積算手段7は補正通過体積を積算する。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、検出手段3が検出すべき物理量は、ガス流
量であり、補正係数算出手段5は、ガスメータ本体1固
有の圧力損失とガス流量との関係情報を含む係数をαと
し、前記ガス流量をFとした場合に、前記補正係数kを
次式により算出するように構成する。
【0012】k=α×F2 請求項2記載の発明によれば、より正確に通過体積を補
正できる。請求項3記載の発明は、請求項1記載のガス
メータにおいて、 検出手段が検出すべき物理量は、ガ
スメータの流入口側のガスの圧力であり、補正係数算出
手段は、ガスメータ固有の圧力損失とガスメータの流入
口−流出口間の圧力差との関係情報を含む係数をβと
し、流流入口側のガスの圧力をPとした場合に、補正係
数kを次式により算出するように構成する。
【0013】k=β×P 請求項3記載の発明によれば、より正確に通過体積を補
正できる。請求項4記載の発明は、ガスメータ本体の流
出口側のガスの圧力を基準圧力に調整する圧力調整器を
有し、前記圧力調整器の下流側にガスメータ本体が前記
圧力調整器と一体に形成されているガスメータの通過体
積補正方法において、前記ガスメータにおける前記ガス
の流入口と流出口との間の圧力差に対応して変化する物
理量を検出する検出工程と、前記ガスの通過体積を演算
する通過体積演算工程と、前記検出した物理量及び前記
通過体積に基づいて前記ガスの前記基準圧力における通
過体積である補正通過体積を算出する補正通過体積算出
工程と、補正通過体積を積算する積算工程と、を備えて
構成する。
【0014】請求項4記載の発明によれば、検出工程
は、ガスメータにおけるガスの流入口と流出口との間の
圧力差に対応して変化する物理量を検出する。これと並
行して、通過体積演算工程は、ガスの通過体積を演算す
る。これらの結果、補正通過体積算出工程は、検出した
物理量及び通過体積に基づいてガスの基準圧力における
通過体積である補正通過体積を算出し、積算工程は補正
通過体積を積算する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態を説明する。第1実施形態 図2に第1実施形態のガスメータの制御系の概要構成ブ
ロック図を示す。
【0016】ガスメータの制御系30は、大別すると、
所定量のガスが流れたことを検出して検出パルス信号P
D を出力する検出部31と、検出パルス信号PD に基づ
いて通過体積(通過体積流量)の補正及び積算を行なう
演算部37と、を備えて構成されている。
【0017】演算部37は、検出部31と後述のCPU
33との間のインターフェース動作を行ない、検出パル
ス信号PD を変換して検出パルスデータDPD を出力す
る入力回路32と、各種演算用の係数等を記憶するRO
M(Read Only Memory)33と、検出パルスデータDP
D 及びROMから読み出した係数に基づいてガスの通過
体積を基準圧力時の通過体積である補正通過体積(補正
通過体積流量)として求め、さらに補正通過体積を積算
して積算補正通過体積(積算補正通過体積流量)を求め
るとともに、積算補正通過体積を後述の表示部に表示さ
せるための表示制御信号SC を出力するCPU34と、
表示制御信号SC に基づいて後述の表示部36を駆動す
る駆動回路35と、駆動回路35により駆動されて積算
補正通過体積を表示する表示部36と、を備えて構成さ
れている。
【0018】図3に第1実施形態の圧力調整器付ガスメ
ータの部分断面正面図を、図4に圧力調整器付ガスメー
タの部分断面側面図を、図5に積算室の構成図を示す。
圧力調整器付ガスメータ40は、大別すると、ガスの積
算通過体積を計量するガスメータ本体部41と、ガスメ
ータ本体部41の流出口部分のガス圧力を所定の基準圧
力に調整(減圧)する圧力調整器42と、ガスメータ本
体部41と圧力調整器42との間を接続する配管43
と、ガスメータ本体41からを備えて構成されている。
【0019】ガスメータ本体部41は、ガスメータ本体
部41の下部側に設けられ、計量用のダイアフラム膜等
が設けられた計量室44と、計量室44の上部側に設け
られ、計量室44の計量状態に応じて通過体積を積算す
る積算室45と、を備えて構成されている。
【0020】積算室45内には、計量室44内の図示し
ないダイアフラム膜等の計量動作に伴って駆動されるリ
ンク機構46と、リンク機構46により回転駆動される
回転板47と、回転板47の回転を検出し、すなわち、
所定のガス流量単位が流れたことを検出して検出パルス
信号PD を出力する上述の検出部31と、が設けられて
いる。
【0021】この場合において、検出部31は、例え
ば、回転板47上の所定位置に設けたマグネットに対応
してオン/オフするリードスイッチにより構成されてい
る。圧力調整器42のガスの下流側にはガス流出口50
が設けられ、ガスメータの本体部41のガスの下流側に
はガス流出口51が設けられている。
【0022】次に図6の処理フローチャートを参照して
動作を説明する。まずCPU34は、積算通過体積の測
定に先立ち、初期化(イニシャライズ)を行なう(ステ
ップS1)。次に検出部31からの検出パルス信号PD
を検出したか否かを判別する(ステップS2)。
【0023】ステップS2の判別において、検出パルス
信号PD を検出しなかった場合には待機状態となる。ス
テップS2の判別において、検出パルス信号PD を検出
した場合には、前回の検出パルス信号PD の検出タイミ
ングと今回の検出パルス信号PD の検出タイミングとの
間の時間間隔に相当するガス流量値を読み込み(ステッ
プS3)、補正係数(補正率)kを演算する(ステップ
S4)。
【0024】ここで、補正係数kの演算について詳細に
説明する。この補正係数kとは、実測したガス流量値に
対する基準圧力時のガス流量値の比率であり、流量と圧
力損失の関係が一定の定数で定められていることから、
ガス流量値をFとすると、以下の式で表される。
【0025】k=α×F2 ここで、 α=1/1.033×A であり、Aはガスメータ固有の圧力損失と、ガス流量と
の関係を表す定数であり、予めガスメータ毎に定められ
る。
【0026】次に検出パルス信号PD 検出毎に通過する
ガス体積は一定の値(器差相当)であるから、ガス体積
に求めた補正係数kを乗じ、ガスメータの流出口側の基
準圧力における通過体積に換算されたガス体積v(補正
通過体積)を求める(ステップS5)。
【0027】この補正されたガス体積v(補正通過体
積)は、一定のガス密度における体積、すなわち、所定
の基準圧力下における体積に相当することとなる。つづ
いて、補正されたガス体積vを現在までの積算ガス体積
Vに加算し(ステップS6)、新たな積算ガス体積Vと
するととともに、表示部36に積算ガス体積表示を行な
い(ステップS7)、処理をステップS2に移行し、同
様の処理を繰り返すこととなる。
【0028】以上の説明のように本第1実施形態によれ
ば、表示される積算ガス体積は、常時基準圧力の体積に
換算されるので、ガス圧力によるガス体積の変動分が相
殺されるため、正確な積算値を得ることができる。第2実施形態 上記第1実施形態においては、ガス流量に基づいてガス
の通過体積を補正していたが、本第2実施形態は、ガス
メータの流入口側の圧力に基づいてガスの通過体積を補
正する場合の実施形態である。
【0029】図7に第2実施形態の圧力調整器付ガスメ
ータの部分断面正面図を示す。圧力調整器付ガスメータ
40Aが図3の第1実施形態の圧力調整器付ガスメータ
40と異なる点は、圧力調整器42の流出口側、すなわ
ち、ガスメータ本体部41の流入口側にガスの圧力を検
出するための圧力センサ38を備えた点である。
【0030】他の部分については、図3の第1実施形態
と同一であるので、同一である部分には同一の符号を付
し、その詳細な説明を省略する。図8にガスメータの制
御系の概要構成ブロック図を示す。ガスメータの制御系
30Aは、大別すると、所定量のガスが流れたことを検
出して検出パルス信号PD を出力する検出部31と、ガ
スメータ本体の流入口側のガス圧力を検出して圧力信号
PP を出力する圧力センサ38と、検出パルス信号PD
及び検出圧力信号PP に基づいて通過体積(通過体積流
量)の補正及び積算を行なう演算部37Aと、を備えて
構成されている。
【0031】演算部37Aは、検出部31及び圧力セン
サ38と後述のCPU33との間のインターフェース動
作を行ない、検出パルス信号PD を変換して検出パルス
データDPD を出力するとともに、検出圧力信号PP を
変換して検出圧力データDPP を出力する入力回路32
Aと、各種演算用の係数等を記憶するROM(Read Onl
y Memory)33Aと、検出パルスデータDPD 、検出圧
力データDPP 及びROMから読み出した係数に基づい
てガスの通過体積を基準圧力時の通過体積である補正通
過体積として求め、さらに補正通過体積を積算して積算
補正通過体積を求めるとともに、積算補正通過体積を後
述の表示部に表示させるための表示制御信号SC を出力
するCPU34Aと、表示制御信号SC に基づいて後述
の表示部36を駆動する駆動回路35と、駆動回路35
により駆動されて積算補正通過体積を表示する表示部3
6と、を備えて構成されている。
【0032】次に図9の処理フローチャートを参照して
動作を説明する。CPU34Aは、積算通過体積の測定
に先立ち、初期化(イニシャライズ)を行なう(ステッ
プS11)。次に検出部31からの検出パルス信号PD
(実際には、検出パルスデータDPD )を検出したか否
かを判別する(ステップS12)。
【0033】ステップS12の判別において、検出パル
ス信号PD を検出しなかった場合には、待機状態とな
る。ステップS12の判別において、検出パルス信号P
D を検出した場合には、圧力センサ38の出力信号であ
る検出圧力信号PP に相当する検出圧力データDPP を
読み込み(ステップS13)、補正係数(補正率)k’
を演算する(ステップS14)。
【0034】ここで、補正係数k’の演算について詳細
に説明する。この補正係数k’とは、実測したガス圧力
値に対する基準圧力時のガス圧力値の比率であり、検出
圧力データDPP に対応する圧力値をPとすると、以下
の式で表される。
【0035】k’=β×P ここで、 β=1/1.033 である。
【0036】次に検出パルス信号PD 検出毎に通過する
ガス体積は一定の値(器差相当)であるから、ガス体積
に求めた補正係数k’を乗じ、ガスメータの流出口側の
基準圧力における通過体積に換算されたガス体積v(補
正通過体積)を求める(ステップS15)。
【0037】この補正されたガス体積v(補正通過体
積)は、一定のガス密度における体積、すなわち、所定
の基準圧力下における体積に相当することとなる。つづ
いて、補正されたガス体積vを現在までの積算ガス体積
Vに加算し(ステップS16)、新たな積算ガス体積V
とするととともに、表示部36に積算ガス体積表示を行
ない(ステップS17)、処理をステップS12に移行
して同様の処理を繰り返す。
【0038】以上の説明のように本第2実施形態によれ
ば、表示される積算ガス体積は、常時基準圧力の体積に
換算されるので、ガス圧力によるガス体積の変動分が相
殺されるため、正確な積算値を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、検出手段
は、ガスメータ1におけるガスの流入口と流出口との間
の圧力差に対応して変化する物理量を検出し、補正係数
算出手段は、検出した物理量に基づいて通過体積を補正
するための補正係数を算出し、通過体積演算手段は、ガ
スの通過体積を演算する。これらの結果、補正通過体積
算出手段は、通過体積及び補正係数に基づいてガスの前
記基準圧力における通過体積である補正通過体積を算出
し、積算手段は補正通過体積を積算するので、より正確
に積算通過体積を得ることができる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、ガス流量に基づいて通過体積
を補正するので、より正確に通過体積を補正し、積算す
ることができる。請求項3記載の発明によれば、請求項
1記載のガスメータにおいて、ガスメータの流入口側の
ガスの圧力に基づいて通過体積を補正し積算することが
できるので、より正確に通過体積を補正して正確な通過
体積を積算することができる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、検出工程
は、ガスメータにおけるガスの流入口と流出口との間の
圧力差に対応して変化する物理量を検出し、通過体積演
算工程は、ガスの通過体積を演算し、補正通過体積算出
工程は、検出した物理量及び通過体積に基づいてガスの
基準圧力における通過体積である補正通過体積を算出
し、積算工程は補正通過体積を積算するので、より正確
にガスの通過体積を求めて、積算することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】ガスメータの制御系の説明図である。
【図3】第1実施形態の圧力調整付ガスメータの部分断
面正面図である。
【図4】第1実施形態の圧力調整付ガスメータの部分断
面側面図である。
【図5】積算室の主要部の構成説明図である。
【図6】第1実施形態の動作処理フローチャートであ
る。
【図7】第2実施形態の圧力調整付ガスメータの部分断
面正面図である。
【図8】第2実施形態のガスメータの制御系の説明図で
ある。
【図9】第2実施形態の動作処理フローチャートであ
る。
【図10】従来のガス供給系統の説明図である。
【符号の説明】
1 ガスメータ本体 2 圧力調整器 3 検出手段 4 通過体積演算手段 5 補正係数算出手段 6 補正通過体積算出手段 10 ガスメータ 30 ガスメータの制御系 31 検出部 32 入力回路 33 ROM 34 CPU 35 駆動回路 36 表示部 37 演算部 38 圧力センサ SC 表示制御信号 DPD 検出パルスデータ DPP 検出圧力データ PD 検出パルス信号 PP 検出圧力信号 k、k’ 補正係数

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスメータ本体の流出口側のガスの圧力
    を基準圧力に調整する圧力調整器を有し、前記圧力調整
    器の下流側にガスメータ本体が前記圧力調整器と一体に
    形成されているガスメータにおいて、 前記ガスメータにおける前記ガスの流入口と流出口との
    間の圧力差に対応して変化する物理量を検出する検出手
    段と、 前記ガスの通過体積を演算する通過体積演算手段と、 前記検出した物理量に基づいて前記通過体積を補正する
    ための補正係数を算出する補正係数算出手段と、 前記通過体積及び前記補正係数に基づいて前記ガスの前
    記基準圧力における通過体積である補正通過体積を算出
    する補正通過体積算出手段と、 前記補正通過体積を積算する積算手段と、 を備えたことを特徴とするガスメータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガスメータにおいて、 前記物理量は、ガス流量であり、 前記補正係数算出手段は、前記ガスメータ固有の圧力損
    失とガス流量との関係情報を含む係数をαとし、前記ガ
    ス流量をFとした場合に、前記補正係数kを次式により
    算出することを特徴とするガスメータ。 k=α×F2
  3. 【請求項3】 請求項1記載のガスメータにおいて、 前記物理量は、前記ガスメータの流入口側の前記ガスの
    圧力であり、 前記補正係数算出手段は、前記ガスメータ固有の圧力損
    失と前記ガスメータの流入口−流出口間の圧力差との関
    係情報を含む係数をβとし、前記流入口側の前記ガスの
    圧力をPとした場合に、前記補正係数kを次式により算
    出することを特徴とするガスメータ。 k=β×P
  4. 【請求項4】 ガスメータ本体の流出口側のガスの圧力
    を基準圧力に調整する圧力調整器を有し、前記圧力調整
    器の下流側にガスメータ本体が前記圧力調整器と一体に
    形成されているガスメータの通過体積補正方法におい
    て、 前記ガスメータにおける前記ガスの流入口と流出口との
    間の圧力差に対応して変化する物理量を検出する検出工
    程と、 前記ガスの通過体積を演算する通過体積演算工程と、 前記検出した物理量及び前記通過体積に基づいて前記ガ
    スの前記基準圧力における通過体積である補正通過体積
    を算出する補正通過体積算出工程と、 を備えたことを特徴とするガスメータの通過体積補正方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100805168B1 (ko) * 2006-04-18 2008-02-21 자인주식회사 가스미터 교정 시스템

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