JPH0978971A - 地盤改良機の圧入引抜き装置 - Google Patents

地盤改良機の圧入引抜き装置

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Publication number
JPH0978971A
JPH0978971A JP23984495A JP23984495A JPH0978971A JP H0978971 A JPH0978971 A JP H0978971A JP 23984495 A JP23984495 A JP 23984495A JP 23984495 A JP23984495 A JP 23984495A JP H0978971 A JPH0978971 A JP H0978971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic cylinder
press
vertical
casing
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP23984495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ando
正幸 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP23984495A priority Critical patent/JPH0978971A/ja
Publication of JPH0978971A publication Critical patent/JPH0978971A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地盤改良機にてケーシングを地盤に圧入若し
くは引抜きする際に、ケーシングの上下動速度や圧入深
さの検出精度を向上させるとともに、施工速度を高速に
して作業効率を向上する。 【解決手段】 上下揺動用の油圧シリンダ16のロッド
端部16aと上下ストローク用の油圧シリンダ17のロ
ッド端部17aとをピン18にて上部ブラケット19へ
連結する。また、バイブロハンマ14を中間ブラケット
20へピン21にて結合し、この中間ブラケット20を
上下揺動用の油圧シリンダ16のチューブ16bに連結
する。上部ブラケット19及び中間ブラケット20は、
夫々リーダ12に上下方向へスライド可能に支持させ
る。上下ストローク用の油圧シリンダ17の下部にもう
一つの油圧シリンダ22を逆向きに設けて一体化し、そ
のロッド端部22aをリーダ12の下端部に固設された
下部ブラケット23へピン24にて連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地盤改良機に関する
ものであり、特に、ケーシングの圧入引抜き装置の改善
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の地盤改良機を図6に示す。機体1
の前方にリーダ2を略垂直に立設し、該リーダ2の上端
からワイヤロープ3を巻装してバイブロハンマ4を吊り
下げる。そして、ケーシング5の上端をバイブロハンマ
4に装着し、バイブロハンマ4の起振力とケーシング5
の自重とにより、ケーシング5を地盤に圧入していく。
このとき、前記ワイヤロープ3を徐々に繰り出して、ケ
ーシング5の圧入深さに従ってその自重を支えていく。
【0003】該ケーシング5を所定の深さに圧入した後
は、バイブロハンマ4の起振力とワイヤロープ3の巻上
げとにより、ケーシング5を地盤から引抜いていく。そ
して、ケーシング5の先端から砂や砂利等を排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の地盤改良機は、
ケーシングの上下動をワイヤロープの巻上げ下げによっ
て行っており、ウインチドラムからの巻取り量及び繰り
出し量に基づいて、ケーシングの上下動速度や圧入深さ
を検出しているため、検出精度が正確ではなく、圧入の
施工速度も低速であった。
【0005】また、ワイヤロープによってリーダに大き
な圧縮力が作用し、リーダを強固に形成する必要がある
ので、リーダの重量が嵩みコスト高になっている。そこ
で、ケーシングの上下動速度や圧入深さの検出精度を向
上させるとともに、施工速度を高速にして作業効率を向
上するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、機体の前方にリーダ
を立設し、このリーダにバイブロハンマを装着してケー
シングを地盤に圧入若しくは引抜きするように形成した
地盤改良機に於いて、上下揺動用の油圧シリンダの一端
部と上下ストローク用の油圧シリンダの一端部とを上部
ブラケットに連結し、バイブロハンマに結合された中間
ブラケットを前記上下揺動用の油圧シリンダの他端部に
連結し、前記上部ブラケット及び中間ブラケットを夫々
リーダに上下方向へスライド可能に支持させるととも
に、前記上下ストローク用の油圧シリンダの他端部をリ
ーダの下部に固定した地盤改良機の圧入引抜き装置を提
供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。図1は地盤改良機10を示し、機体
11の前方にリーダ12を略垂直に立設し、該リーダ1
2の前面部に圧入引抜き装置13を設けてバイブロハン
マ14を装着し、ケーシング15を地盤に圧入若しくは
引抜きするように形成してある。
【0008】図2は前記圧入引抜き装置13を示し、上
下揺動用の油圧シリンダ16のロッド端部16aと上下
ストローク用の油圧シリンダ17のロッド端部17aと
をピン18にて上部ブラケット19へ連結する。また、
バイブロハンマ14を中間ブラケット20へピン21に
て結合し、この中間ブラケット20を上下揺動用の油圧
シリンダ16のチューブ16bに連結する。尚、上下揺
動用の油圧シリンダ16と上下ストローク用の油圧シリ
ンダ17とは離間しており、上下ストローク用の油圧シ
リンダ17は中間ブラケット20には連結されていな
い。
【0009】ここで、前記上部ブラケット19及び中間
ブラケット20は、夫々リーダ12に上下方向へスライ
ド可能に支持されており、後述するように、上下揺動用
の油圧シリンダ16または上下ストローク用の油圧シリ
ンダ17が伸縮したときは、上部ブラケット19或いは
中間ブラケット20がリーダ12に沿って上下に移動す
る。
【0010】前記上下ストローク用の油圧シリンダ17
の下部にはもう一つの上下ストローク用の油圧シリンダ
22が逆向きに設けられており、双方のチューブ17
b,22bを溶着或いはフランジのボルト締め等にて結
合して、二つの油圧シリンダ17,22が一体化されて
いる。更に、この下方の上下ストローク用の油圧シリン
ダ22のロッド端部22aを、前記リーダ12の下端部
に固設された下部ブラケット23へピン24にて連結す
る。
【0011】このように、二つの油圧シリンダ17,2
2を一体化することにより、上下ストロークを大きくし
ているが、制作の難易性やコストの面を考慮しなけれ
ば、同一の上下ストロークを有する単動シリンダを一個
だけ使用してもよい。尚、各油圧シリンダ16,17,
22は油圧コントロールバルブ(図示せず)の操作によ
り夫々別個に制御され、各油圧シリンダが単独若しくは
同時に伸縮できるように制御される。
【0012】また、符号25はガイドブラケットであ
り、上下ストローク用の油圧シリンダ17,22の座屈
を防止するために前記チューブ22bの下端部に取り付
けられ、リーダ12に上下方向へスライド可能に支持さ
れるとともに、ケーシング15や上下揺動用の油圧シリ
ンダ16に干渉しないように配設されている。
【0013】ここで、図3に従って前記圧入引抜き装置
13の作動について説明する。図3(A)に示すよう
に、二つの上下ストローク用の油圧シリンダ17,22
がともに伸長し、且つ、上下揺動用の油圧シリンダ16
が収縮しているときが、中間ブラケット20のピン21
の位置即ちバイブロハンマ14の位置がa+b+c+d
となり、最も高い状態となる。
【0014】ケーシング15を地盤に圧入する場合は、
先ず、図3(B)に示すように、上下揺動用の油圧シリ
ンダ16を伸長して、中間ブラケット20をストローク
aだけ降下させる。このとき、該油圧シリンダ16を上
下に往復作動しながら伸長させれば、図4に示すよう
に、バイブロハンマ14が上下に揺動しながらその高さ
がb+c+dとなり、t1 の時点でストロークaだけケ
ーシング15が圧入される。
【0015】次に、図3(C)に示すように、上方の上
下ストローク用の油圧シリンダ17を収縮して、中間ブ
ラケット20をストロークbだけ降下させる。このとき
も、前記上下揺動用の油圧シリンダ16を上下に往復作
動しながら油圧シリンダ17を収縮すれば、図4に示す
ように、バイブロハンマ14が上下に揺動しながらその
高さがc+dとなり、t1 からt2 の時点でストローク
bだけケーシング15が圧入される。
【0016】更に、図3(D)に示すように、下方の上
下ストローク用の油圧シリンダ22を収縮して、中間ブ
ラケット20をストロークcだけ降下させる。このとき
も、前記上下揺動用の油圧シリンダ16を上下に往復作
動しながら油圧シリンダ22を収縮すれば、図4に示す
ように、バイブロハンマ14が上下に揺動しながらその
高さがdとなり、t2 からt3 の時点でストロークcだ
けケーシング15が圧入される。
【0017】一方、ケーシング15を地盤から引抜く場
合は、前述とは逆の手順にて圧入引抜き装置13を作動
させる。先ず、図3(D)に示すように、二つの上下ス
トローク用の油圧シリンダ17,22がともに収縮し、
且つ、上下揺動用の油圧シリンダ16が伸長して、中間
ブラケット20のピン21の位置即ちバイブロハンマ1
4の位置をdと最も低い状態にする。
【0018】次に、図3(C)に示すように、下方の上
下ストローク用の油圧シリンダ22を伸長して、中間ブ
ラケット20をストロークcだけ上昇させる。続いて、
図3(B)に示すように、上方の上下ストローク用の油
圧シリンダ17を伸長して、中間ブラケット20をスト
ロークbだけ上昇させる。更に、図3(A)に示すよう
に、上下揺動用の油圧シリンダ16を収縮して、中間ブ
ラケット20をストロークaだけ上昇させる。
【0019】このように、ケーシング15を地盤から引
抜く場合も、上下揺動用の油圧シリンダ16を上下に往
復作動させながら油圧シリンダ17,22を伸長すれ
ば、図5に示すように、バイブロハンマ14が上下に揺
動しながら先ずt1 の時点でストロークcだけケーシン
グ15が引抜かれる。次に、t1 からt2 の時点でスト
ロークbだけケーシング15が引抜かれ、更に、t2
らt3 の時点でストロークaだけケーシング15が引抜
かれる。
【0020】而して、前記圧入引抜き装置13を作動さ
せてケーシング15を地盤に圧入若しくは引抜きする際
に、上部ブラケット19及び中間ブラケット20はリー
ダ12に沿って上下へスライドするので、リーダ12へ
の作用点は下部ブラケット23のみとなり、リーダ12
に対して圧縮力が作用しない。従って、リーダ12を軽
量化することができコストダウンを図れる。
【0021】尚、前記圧入引抜き装置13の作動につい
ては、図3に示した手順に限定されるものではない。図
示は省略するが、例えば、先ず下方の上下ストローク用
の油圧シリンダ22を収縮し、続いて、上方の上下スト
ローク用の油圧シリンダ17を収縮するようにしてもよ
い。勿論、このときも上下揺動用の油圧シリンダ16を
上下に往復作動させながら油圧シリンダ17,22を収
縮していく。或いは、各油圧シリンダ16,17,22
を単独若しくは同時に作動させてもよい。
【0022】而して、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では油圧シ
リンダの伸縮によってケーシングを地盤に圧入若しくは
引抜きするので、ケーシングの上下動速度や圧入深さを
正確に検出できる。そして、油圧シリンダによりケーシ
ングへ圧入力をかけるため、圧入の施工速度を高速にで
き、施工速度の調整も容易である。
【0024】また、従来型と比較して、リーダに圧縮力
が作用しないのでリーダの軽量化が可能となり、コスト
ダウンに寄与できる。更に、メンテナンスが容易となり
安全性も向上する等、正に諸種の効果を奏する発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、地盤改良機の側面
図。
【図2】圧入引抜き装置の斜視図。
【図3】(A)乃至(D)は、圧入引抜き装置の作動を
示す解説図。
【図4】ケーシング圧入時のバイブロハンマの高さの変
化を示すグラフ。
【図5】ケーシング引抜き時のバイブロハンマの高さの
変化を示すグラフ。
【図6】従来型の地盤改良機の側面図。
【符号の説明】
10 地盤改良機 11 機体 12 リーダ 13 圧入引抜き装置 14 バイブロハンマ 15 ケーシング 16 上下揺動用の油圧シリンダ 17 上下ストローク用の油圧シリンダ 19 上部ブラケット 20 中間ブラケット 22 上下ストローク用の油圧シリンダ 23 下部ブラケット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 圧入引抜き装置の一連の作動状態を同一紙面
に包括的に表した解説図であり、(A)部分は第1の作
動工程、(B)部分は第2の作動工程、(C)部分は第
3の作動工程、(D)部分は第4の作動工程を示すもの
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の前方にリーダを立設し、このリー
    ダにバイブロハンマを装着してケーシングを地盤に圧入
    若しくは引抜きするように形成した地盤改良機に於い
    て、上下揺動用の油圧シリンダの一端部と上下ストロー
    ク用の油圧シリンダの一端部とを上部ブラケットに連結
    し、バイブロハンマに結合された中間ブラケットを前記
    上下揺動用の油圧シリンダの他端部に連結し、前記上部
    ブラケット及び中間ブラケットを夫々リーダに上下方向
    へスライド可能に支持させるとともに、前記上下ストロ
    ーク用の油圧シリンダの他端部をリーダの下部に固定し
    たことを特徴とする地盤改良機の圧入引抜き装置。
JP23984495A 1995-09-19 1995-09-19 地盤改良機の圧入引抜き装置 Pending JPH0978971A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23984495A JPH0978971A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 地盤改良機の圧入引抜き装置

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JP23984495A JPH0978971A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 地盤改良機の圧入引抜き装置

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JPH0978971A true JPH0978971A (ja) 1997-03-25

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ID=17050716

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JP23984495A Pending JPH0978971A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 地盤改良機の圧入引抜き装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1795697A1 (de) * 2005-12-09 2007-06-13 BAUER Maschinen GmbH Bodenbearbeitungsgerät
JP2007277869A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Hitachi Constr Mach Co Ltd 杭打機のリーダ装置

Cited By (3)

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