JPH0975776A - 空気清浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイナスイオン電極の断線の心配を無くし、
集塵紙の交換の手間と、コスト面を解決し、装置周辺の
汚れの心配を無くするのが目的である。 【構成】 マイナスイオン電極に鋸刃状電極を使用し、
集塵紙にファクシミリ用紙採用し、装置の背面及び側面
にシールド部を設け、アースするものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】従来よりのイオン式空気清浄装置
の改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のイオン式空気清浄装置は、装置周
辺に微粒塵埃が集まり、これが装置の集塵紙に集塵する
のみでなく、装置の周辺を非常に汚す欠点がある。又マ
イナスイオン電極に使用する、微細線電極は集塵紙交換
時に、断線のトラブルが発生しやすい。これに変わる針
電極は、線電極のように、線のすべての位置で効果が有
るのではなく、針先のみに効果が集まり、線電極に比べ
効率が悪い、専用集塵紙は効率が良いが高額になり、ペ
ーパータオル等を使用する物は、集塵効率が悪くなる。
本発明のものは、この欠点を解消しようとするものであ
る。

【０００３】

【発明が解決しょうとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、線電極のように断線の心配が無く、針電極
のように効率が悪くならないもので、集塵紙の交換も手
軽で、装置周辺の汚れる心配を無くするのが、課題であ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の手段として、本発明のものは、マイナスイオン電極に
鋸刃状のものを使用し、集塵紙に、ロール状のファクシ
ミリ用紙を採用する事で、集塵紙交換を手軽にし、集塵
紙のコストを極端に安価にしたもので、装置の背面及び
側面にシールド部を設け、これをアースするものであ
る。

【０００５】

【作用】マイナスイオン電極の効率を低下させずに、断
線の心配を無くし、集塵紙にファクシミリ用紙を採用す
る事で、集塵効率を低下させる事無く、コスト面を解決
し、装置の背面及び側面にシールド部を設け、これをア
ースする事により、装置周辺の汚れを解決したものであ
る。

【０００６】

【実施例】装置１の内部両側面に、鋸刃状のマイナスイ
オン電極２を設け、この電極２は上下に角度が調整可能
で、最も効率の良い角度に固定使用する。

【０００７】両側面のマイナスイオン電極２の下部平面
部に、短冊板状のプラス電極３を設け、このプラス電極
３の上面に、集塵紙４を使用する。

【０００８】この集塵紙４には、普通ペーパータオル等
を使用する製品が多いが、この場合の集塵効率は専用集
塵紙に比べ極端に悪くなる。又効率は良いが、専用集塵
紙の場合にはコスト的に高額になる。 本発明の場合に
はこれを解決する目的で、テストを重ねる事により、専
用集塵紙に効率が近い、ファクシミリ用紙を採用したも
ので、ファクシミリ用紙がロール状であるので、交換時
には、引き出して汚れた部分を切り捨てれば良く、交換
が手軽になる。

【０００９】又装置１の背面及び側面にシールド部５を
設け、これにアースを接続する事で、装置周辺の汚れの
トラブルが、解決出来るものである。

【００１０】

【発明の効果】発明の効果としては、マイナスイオン電
極断線の心配が無く、集塵紙の交換が手軽で、装置周辺
の汚れの心配のなくなるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の断面図。

【図２】安全カバーを取り去った装置図

【図３】マイナスイオン電極を示す図

【符号の説明】

１ 空気清浄装置 ２ マイナスイオン電極 ３ プラス電極 ４ ファクシミリ用紙の集塵紙 ５ シールド部 ６ 高圧電源 ７ 電源コード ８ パイロットランプ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 鋸刃状のマイナスイオン電極２を装置１
   内部両側面に設け、その下部平面に短冊板状のプラス電
   極３設け、そのプラス電極３の上面に、集塵紙４を取付
   け使用する、空気清浄装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載のプラス電極３の上面に、
   取付け使用する集塵紙が、ロール状のファクシミリ用紙
   ４である、空気清浄装置。
3. 【請求項３】 請求項１記載の、鋸刃状のマイナスイオ
   ン電極２が、上下に角度調整が可能な、空気清浄装置。
4. 【請求項４】 請求項１記載の装置１の背面及び側面
   に、シールド部５を設け、アース部分に接続する、空気
   清浄装置。